
■ネット通販最大手のアマゾンが昨年秋、ホールフーズ・マーケットの買収を検討していたことが明らかになった。ブルームバーグが関係者の話として伝えたことによると、ホールフーズ買収により、アマゾンが10年前から着手している生鮮品販売で勢いを得るための役に立つかを検討した。結局、買収案は実現には至らなかったという。ジェナ・パートナーズが今週、ホールフーズの株式を9%近く取得し第2位の株主となった。物言う投資家が大株主になったことで、業績が低迷しているホールフーズは経営再建の圧力を受けることになる。実際、ジェナ・パートナーズはホールフーズの買い手となる候補者がどれだけ支払う用意があるかなど売却を含めた戦略的選択肢も株式取得の目的に挙げている。アマゾンは一度は買収を検討した経緯もあるため、ネット通販大手によるスーパーマーケット買収を否定できないのだ。アマゾンは2007年、生鮮品の宅配サービス「アマゾン・フレッシュ(AmazonFresh)」を始めている。現在はレジ不要のコンビニエンスストア「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」をテスト展開を続けており、先月末にはドライブスルー専用スーパーの「アマゾンフレッシュ・ピックアップ(AmazonFresh Pickup)」のテストも開始した。アマゾンフレッシュ・ピックアップは、お店の中で買い物ができるインストア・ショッピングはなく、倉庫となる300坪弱の「ダークストア(dark store)」に専用の駐車スペースがついた食料品の受け渡し専用拠点となっている。一方でアマゾンは生鮮品を含む売場オペレーションのノウハウをまだ持っていない。生鮮品の店頭販売の実績がないため消費者から認知されておらず、スーパーマーケットとして生鮮品販売のブランド力も極めて弱いのだ。アマゾンがホールフーズを買収する理由はある。
これまでスーパー最大手のクローガーやアルバートソンズがホールフーズの買収を検討しているとの観測が流れた。スーパーがスーパーを買収することはよくある。ネット通販最大手がホールフーズを買収しても両者がオーガニックに成長できるのかは楽しみだ。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。魚のカマスに面白い話があります。カマスを水槽に入れて中央に透明のガラスの仕切りをいれます。仕切りの反対側に餌となる小魚をいれると、カマスは餌を食べようとします。が、透明の仕切りが見えず何度もぶつかります。仕切りの反対側に行けないと学んでしまったカマスは、仕切りをはずしても小魚のほうに行かなくなるのです。目の前に餌があるのにカマスは餓死してしまうとか。でも、仕切りの学習をしていない、カマスを一匹入れると、小魚に向かっていき食べてしまいます。で、それを見ていた他のカマスが目を覚まし?行動を起こすのです。似たような話にイワシの話があります。イワシは生きたまま陸揚げすると、とても高く売れるのですが、沖合から港まで運んでくるうちに、ほとんどが死んでしまうのだそうです。でもナマズを一匹入れておくと、暴れるナマズに刺激をうけ?港まで死なないという話です。これらの話が本当かどうかはわかりません。