
■ネット通販最大手のアマゾンは昨年12月、レジのないコンビニエンスストア「アマゾンゴー(Amazon Go)」を発表した。50坪程度のアマゾンゴー(2131 7th Ave Seattle, Washington)は人工知能とコンピューターヴィジョンを駆使することで、レジでの精算なしで食品を買うことができるコンビニだ。扱う商品は卵やミルク、パンなどのステープルズ商品にサンドウィッチやサラダ、コーヒーなどの飲み物、さらにアマゾン独自のミールキットなど。今から10ヶ月も前にオープンしたものの、いまだにアマゾン社員の利用に限られている。一般には公開されておらず、買い物ができないのだ。ブルームバーグやウォール・ストリート・ジャーナルが今年3月、報じたところによると、アマゾン・ゴーはシステムに不具合があり一般への公開ができない。アマゾンゴーは、改札のような入り口でスマートフォン・アプリにバーコードを表示させチェックインする。商品を手に取って店を出れば自動的に課金される仕組みだ。関係者の話によると、AI(人工知能)を駆使したハイテク店舗なのだが、混み合うとシステムがクラッシュするため入場制限を設けているのだ。20人以上の来店では、お客のトラッキングが困難で、特定のお客が手に取った商品も判別できず、AIが機能不全に陥るとの話だ。また、決まった商品棚から動かされた商品についてもトラッキングが難しく課金ができない。そのため大勢のお客が詰めかけるオープニングでは対応できないと、一般公開を遅らせているのだ。今のところ、店内に数名のお客のみで、商品を手に取る動作もゆっくりという条件下なら問題はないという。不具合が報じられて半年以上も経過しているが、まだ公開されていない。
今日は偶然にも撮影できた店内画像の一部を紹介する。
トップ画像:シアトル市内にオープンしたアマゾンゴー。発表から約10ヶ月経過しているが、アマゾン社員のみが買い物できるだけで、いまだに一般公開されていない。


