2018年02月14日

【バレンタインデー】、アマゾンがエコーを再びセール!349ドルのホームポッドが窮地?

180214エコースポット
■2月14日はバレンタインデーだ。バレンタインデーは、女性が男性にチョコレートを贈る日として知られているが、これは日本だけの習慣だ。アメリカでは女性側からに限らず、男性からもプレゼントを贈る。バレンタインデーは愛する人、お世話になった人、愛するペットにも日頃の気持ちを伝える特別な日なのだ。全米小売業協会(NRF)は31日、今年のバレンタインデー関連支出額が一人当たり平均で143.56ドルとなるとの試算を発表した。昨年の136.57ドルより5%上昇し、過去15年間では2016年の146.84ドルに次いで支出額が多くなるとの予想だ。バレンタインデー支出額は全体で196億ドルとなり、好景気に支えられ、愛する人へのプレゼントの購入意欲は高い。バレンタインデーのプレゼントは花やジュエリーを贈ったり、外食することも珍しくない。バレンタインデーにセールを行うところもある。ネット通販最大手のアマゾンでは、年末商戦でもセールを行っていたスマートスピーカーのエコーで一部商品を値引きして販売している。しかも驚くことに発売されて間もない新製品もセールになっているのだ。昨年12月19日に発売を開始した目覚まし時計型スマートスピーカー「エコー・スポット(Echo Spot)」が15ドル値引きされ115ドルになっている。2.5インチの円形ディスプレーを搭載した新型モデルが発売から1ヶ月程度でセールになったのだ。また今月初めには、昨年7月に発売されたタッチスクリーン搭載の「エコー・ショー(Echo Show)」が150ドルとこれまでに最も安い値段でセールになっていた。5日には230ドルのエコーショーは年末商戦時と同じセール価格の180ドルにしてセールを続けている。年末商戦でベストセラーとなったエコー入門機の「エコー・ドット(Echo Dot)」も50ドルから40ドルに値下げされて販売している。また第2世代となるエコー(Echo 2nd Generation)も100ドルから85ドルでセールになっているのだ。昨年10月31日発売の第2世代エコーは表面を木目調や布地にするなどデザイン性を高め、スピーカーの音質も向上させたモデルだ。
 ところでアップルのスマートスピーカー「ホームポッド(HomePod)」は2月9日から発売開始となった。ホームポッドの価格は349ドルとエコーのどの機種よりも高い。新型エコーさえセールにしているから、アップル製品の割高感はぬぐえない。バレンタインデーを口実にアマゾンは新参者のホームポッドに安値で対抗しようとしているのだ。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。アップルのスマートスピーカー「ホームポッド」が発売されました。ニュースサイトのレビュー記事を読んだり、YouTubeに無数にアップされたレビュー動画を見る限り、アマゾン・エコーに対抗するには厳しいと感じます。問題は349ドルという価格。音の良しあしとなるスピーカーとして、ホームポッドの評価は高いのです。が、AIとしてはスキルが限定されているため、見劣りします。ホームポッドはアップル信者(ファン)には受け入れられるでしょうが、結果的に高価格がボトルネックになってマスには受けないというのが私の見方です。スマートスピーカーを使うときは大抵「ながら」です。寝ながら、料理しながら、仕事しながらです。したがって音楽を流す場合でも音質にはそれほどこだわりません。高い金額を支払ってまで、スマートスピーカーに高音質を求めるユーザーはいないと思います。市場に遅れて参入した高額ホームポッドは、このままでは窮地になるということです。
 個人的にはアップルには頑張ってもらいたいです。なぜなら市場競争により、スマートスピーカーがより使いやすくなるからです。エコーからはストリーミングだけでなく、パソコンにある音楽ファイル(山下達郎や大瀧詠一など)も流してみたい...