2018年06月12日

【ホールフーズ】、プライム会員向け値引きプログラムをまた10州追加!シアトルへゴー?

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■ホールフーズ・マーケットは11日、アマゾン・プライム会員を対象にした値引きプログラムを10州で拡大すること発表した。

ホールフーズの新プログラムはセール商品の10%引きと週替わりの人気商品特売セール。数百品目に上る黄色いセールサイン「さらに10%オフ(Extra 10% off SALE)」とある商品は10%引きとなり、「プライム会員ディール(Prime member deals)」と記されたブルーのセールサインの商品はディープディスカウントとなる。

新プログラムは先月16日からフロリダ州の28店舗から始まっており、先月30日にはらカリフォルニア州(北部)やコロラド州、テキサス州など12州に展開する121店舗へ拡大した。13日に追加される州はカリフォルニア州(南部)やネバダ州、ワシントン州などの10州。今回の追加で全体では23州での展開になる。残っているのは中西部や北東部に展開するホールフーズとなっている。

 プライム会員用のディスカウント・プログラムの使い方は、ホールフーズ・アプリからアマゾン・アカウントにログインする。ログイン後にQRコードを表示し、レジでスキャンさせる(もしくは携帯番号を伝える)とプライム会員の値引きを受けられる。

プライム会員はまた、アマゾンのクレジットカード「アマゾン・プライム・リワード・ビザ・シグナチャー・カード(Amazon Prime Rewards Visa Signature Card)」で買い物するとさらに5%の還元を受けることも可能だ。ロサンゼルスやサンフランシスコなど10都市にまで拡大しているホールフーズから短時間で宅配する「プライムナウ(Prime Now)」でも新プログラムのディスカウントが適用されるという。

 なおホールフーズ365では新プログラム対象外の州でも全9店で値引きプログラムを開始する。プライム会員費は先月11日から年99ドルから年119ドルに値上げされた。既存会員は6月16日以降の更新から新会費が適用される。
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アマゾン・プライム会員を対象にした値引きプログラムをすでに実施しているホールフーズ365ロングビーチ店の入り口前ではプライム会員の加入キャンペーンを行っている。

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「プライム会員ディール(Prime member deals)」と記されたブルーのセールサインの商品はディープディスカウントとなる。通常1ポンド当たり2.50ドル〜2.95ドルのオーガニックつる付きトマトがプライム会員ディールで1.99ドルだ。

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綿菓子の味がするコットンキャンディーぶどう(通常1ポンド3.95ドル)がプライム会員ディールで2.99ドルになっている。

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数百品目に上る黄色いセールサイン「さらに10%オフ(Extra 10% off SALE)」とある商品は10%引きだ。

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プライム会員用のディスカウント・プログラムは、ホールフーズ・アプリからアマゾン・アカウントでログインする。ログイン後にQRコードを表示させ、レジでスキャンさせる(もしくは携帯番号をレジ係りに伝える)とプライム会員の値引きを受けられる。

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プライム会員でのディスカウントでは、レシートに「プライム会員ディール(PRIME MEMBER DEAL)」と記され値引きされているのがわかる。10%引きは「プライム10%オフ(PRIME 10% OFF)」となっている。ちなみにトップにある10セント引きはBYOB(Bring Your Own Bag)だ。ボトムには、アマゾンのクレジットカード「アマゾン・プライム・リワード・ビザ・シグナチャー・カード(Amazon Prime Rewards Visa Signature Card)」で買い物するとさらに5%の還元を訴求している。

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プライム会員向け新プログラムの実施状況。16日からはカリフォルニア州(南部)やネバダ州、ワシントン州などの10州が追加される。

18年5月30日 - 【インスタカート】、食品スーパーでは宅配サービスがトレンド!腐った豆腐もノー問題?

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。後藤は当ブログで「アマゾンによるホールフーズ買収で最も大きな変化となったのは、競合のスーパーマーケット」ということを何度か指摘しています。カーブサイド・ピックアップやインスタカートの宅配サービスを導入する食品スーパーが後を絶たない、と幾度となく書いています。コンサルタント企業のベイン&カンパニーによると「食品スーパーがIT投資に5年〜7年かけるところを、買収の影響で2年〜3年に前倒ししている」とウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じていました。後藤が指摘していることをこちらの専門家も指摘しているのです。よく当社のクライアントから、後藤の情報感度の高さをよくほめられます。プロだから当たり前ですが、優秀だから情報感度が高いわけではありません。アウトプットを毎日休みなく続けているからアンテナが高くなり情報感度も研ぎ澄まされるのです。無論、インプットにも時間やお金、労力をかけています。

⇒先日もインスタカートを使ってスプラウツ・ファーマーズ・マーケットで購入した商品を1時間で届けてもらいました。実際にお金を使い生活者として実践しているからこそ、公にされていない、細かいこともわかるのです。よく「リテール・イズ・ディテール(Retail is detail)」と言われます。小売業は細部の積み重ねが大切であり、細部にまでこだわらなければなりません。クライアントがあきれるほど「売り場を見ているだけでは意味がない」と私が強調しているのも同じです。当ブログでは小売りアプリのスクリーン・ショット画像を頻繁にアップしています。なぜならリテール・イズ・ディテールが売り場だけでなく、小売のITにきているからです。特に食品スーパーのIT投資は加速しています。ここ2〜3か月分のブログ記事を俯瞰して読めば、オムニチャネル化の波がいかにスピードアップされているのかがわかるはずです。今日もまた、ホールフーズが新プログラムの拡大という記事でした。
 シアトルのホールフーズでもオムニチャネル・ワークショップでプライム向けの新プログラムをクライアントに体験してもらいます。