2018年06月14日

【ホールフーズ】、プライムナウの短時間宅配をさらに拡大!ブレットプルーフコーヒー?

180614ホールフーズ+プライムナウ
■ネット通販最大手のアマゾンは12日、傘下の自然食品チェーン大手ホールフーズ・マーケットから短時間で宅配する「プライムナウ(Prime Now)」の対象地域をマサチューセッツ州ボストンやペンシルベニア州フィラデルフィアなどに追加拡大したことを発表した。

最短1時間で宅配するプライムナウは、年会費119ドル(月額12.99ドル)のプライム会員のみが利用できる有料のサービス。プライムナウでは、1回当たり35ドル以上の買い物をすることで2時間以内の宅配が無料となる。また、手数料7.99ドルを支払えば、1時間以内でのスピード宅配の利用も可能だ。

対象商品はホールフーズが扱うオーガニック等の生鮮品やベーカリー、乳製品、花、日用品などほぼすべての商品。商品価格はホールフーズの店頭価格やセール価格と同じとなっている。プライムナウでは拡大中のプライム会員向け値引きプログラムも適用可能となっている。

ホールフーズのプライムナウは、ホールフーズ本社のあるテキサス州オースティンにダラス、バージニア州バージニアビーチ、オハイオ州シンシナティの4つの地域にある店舗で2月から開始、3月には対象地域をカリフォルニア州サンフランシスコとジョージア州アタランタも追加した。4月10日はロサンゼルスとロサンゼルス郊外のオレンジ郡でも同サービスを開始し、4月27日にはコロラド州デンバー、カリフォルニア州サクラメント、サンディエゴも追加した。

今回、14都市に拡大したことでホールフーズのプライムナウ宅配は20州以上に拡大した。

 宅配サービスで競合しているインスタカートはクローガーやアルバートソンズ、コストコ、アホールド、パブリクス、HEBなど大手食品スーパー8社と契約、ウェグマンズやプライスチョッパーなど中堅食品スーパーとの提携も増え中小の食品スーパー200社以上と契約を結んでいる。

最近では4年前に正式提携したホールフーズと関係を打ち切る一方で、プライムナウとの契約を解消したスプラウツ・ファーマーズ・マーケットと手を結んだ。

インスタカートは現在、北米市場の230ヵ所の地域で営業し、宅配サービスが成熟した地域では食品マーケットシェア10%に迫ろうとしている。

インスタカートのサービス手数料は注文ごとに宅配料を払う場合、2時間の宅配が5.99ドル(35ドル以上)、1時間宅配が7.99ドル(35ドル以上)。35ドル以下ならそれぞれ4ドルアップだ。年会費149ドル(月額は14.99ドル)を払ってインスタカート・エクスプレス会員になると手数料は無料となる。

プライムナウのメリットは2時間宅配が無料となるところだ。一方のインスタカートのメリットは年会費119ドルを払わなくても注文ができ、対象となる食品スーパーもホールフーズ1社だけではないところだ。

ウォルマートがオンデマンド・デリバリーサービスの「ドアダッシュ(DoorDash)」と提携した宅配サービスも拡大中だ。当日宅配には午後1時までに注文する必要があり、注文から宅配まで3〜4時間が必要となる。ウォルマートの宅配サービスは30ドル以上の注文が必要で、手数料も9.95ドルだ。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。インスタカートに続いてプライムナウも利用しています。インスタカートはスプラウツ・ファーマーズ・マーケットから宅配してもらっています。宅配サービスを何度か利用していると、買い物に対する意識に変化が生じていることに気づきました。サービス手数料が割高と感じなくなってくるのです。自宅からスプラウツまで車で片道15分です。買い物時間を含めれば1時間以上はかかります。店内を歩いたり、レジで待たされたりすることを考えればインスタカートの1時間宅配の手数料8ドルさえ気になりません。また自宅からホールフーズまで片道22分です。買い物時間をいれれば2時間以上となります。オーガニックにこだわりませんが、プライムナウでの買い物もアリです。後藤は自宅を仕事場にしており、忙しい時期などはどうしても宅配に依存することになります。が、宅配サービスでちょっとレイジーになっている感じもします。

⇒食品マーケティング協会(FMI)は昨年、カーブサイド・ピックアップや宅配などオンライン食品販売の売上高が2025年までに約1,000億ドル(約11兆円)規模に達するとの調査を発表しました。今年初めに発表された最新の調査では、もっと早い時期に1,000億ドルに到達するとの修正です。早ければ2022年には消費者の70%がオンラインで食品を購入するとしています。また遅くとも2024年までには、年間で一世帯当たり850ドル(約9万円)をオンラインで食品を購入するとの試算です。私の体験から、宅配に頼る世帯は予想以上に多いと思います。宅配のボトルネックの一つは手数料ですが、慣れてしまい気にならなくなる可能性があります。主婦や女性は自分の目で生鮮品を選びたいという傾向があります。気づいたときから宅配サービスがある、これからの世代は必ずしもそうともいえません。オンライン食品販売の市場は予想をはるかに超えるペースで急成長すると思います。
 ところでアメリカで話題になっている「ブレットプルーフ・コーヒー(Bulletproof Coffee)」をホールフーズでも販売し始めたのでプライムナウで注文しました。話題の商品を購入しに、わざわざ店に行かなくてもいいのは、やっぱり便利ですね。

180614ブレットプルーフコーヒー@プライムナウ
プライムナウでバター(牧草飼育牛のバター)入りコーヒーの「ブレットプルーフ・コーヒー(Bulletproof Coffee)」を注文してみた。ブレットプルーフ・コーヒーはベストセラーとなった「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事THE BULLETPROOF DIET)」で取り上げられ、脳によくダイエットにもなりブームになっている。味は濃厚で美味いのでクライアントにも勧めてみたい。