2017年03月20日

【アマゾン】、アマゾンフレッシュにセレブなミールキット!直美の三段腹ミールキット?

170320マーサ&マーリースプーン@ミールキット
■生鮮品宅配サービスのアマゾンフレッシュ(AmazonFresh)は14日、マーサ・スチュワート氏のミールキット「マーサ&マーリー・スプーン(Martha & Marley Spoon)」の取り扱いを開始した。ミールキットは料理がすぐに調理できるよう、あらかじめレシピに合わせて必要な分量の食材や調味料のみがセットされたもの。レシピに従って調理すれば、自宅でも高級レストラン並みの食事を簡単に楽しめる。マーサ&マーリー・スプーンは、料理から室内装飾までライフスタイルを独自に提案するカリスマ主婦のスチュワート氏と、ミールキットのマーリー・スプーンが昨年6月にコラボで始めたミールキット・ブランド。アマゾンフレッシュはニューヨークやサンフランシスコ、ダラス、フィラデルフィアにある物流拠点からマーサ&マーリー・スプーンの宅配を行う。なおアマゾンフレッシュは昨年秋、食肉大手のタイソン・フーズと提携し、同社のミールキット「タイソン・テイストメイカーズ(Tyson Tastemakers)」の宅配も行っている。
 手軽さにより急成長しているミールキット市場には現在、150社以上が参入。調査会社パッケージ・ファクトは、ミールキットの昨年の市場規模が約15億ドル(約1690億円)と推計しており、5年後に50億ドル規模に成長すると見込んでいる。外食業界を専門にする調査会社テクノミックも、5年で10倍にも急成長すると予想している。別の調査でも2025年までに350億ドル市場に成長していると試算しているのだ。混戦するミールキット市場は最近、セレブとコラボしたプランが次々と誕生している。スーパーモデルのシンディ・クロフォード氏が提案する「アーバン・レメディ&シンディクロフォード(urbanremedey/cindy-crawford)」や歌手のビヨンセさんと夫ジェイZ氏のプラン「22日間ビーガンミールキットプラン(22 Days Nutrition guided Beyonce and Jay-Z on a 22 Days Vegan Challenge)」がある。ホールフーズの一部店舗でテスト販売を行っているパープル・キャロット(Purple Carrot)でもアメリカンフットボール選手のトム・ブレイディ氏のミールキットプランを始めているのだ。
 会員制のアマゾンフレッシュは、年会費99ドルのプライム会員で、さらに月々15ドルを支払わなければならない。ただしアマゾンフレッシュ会員になればマーサ&マーリー・スプーンやタイソン・テイストメイカーズを1アイテム(二人分20ドル)からオーダーできるのだ。一方、通常のミールキットを購入する場合は、最低でも1週間と数週間分の定期購入をしなければならない。つまり通常のミールキットではメニューを選ぶことができない上に、料金的に敷居が高くなっているのだ。
 アマゾンフレッシュは会員に向けて、より多くの手軽な選択肢を与えることでミールキット市場でも競争を優位にしようとしているのだ。  続きを読む

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2017年03月16日

【アマゾン】、ドライブスルー専用スーパーの店名はアマゾンフレッシュ・ピックアップ!?

170316アマゾンフレッシュ・ピックアップ
■ネット通販最大手のアマゾンがドライブスルー専用スーパーを近日中にもオープン予定とギークワイアなど一部メディアが伝えている。ドライブスルー専用スーパーは「ドライブアップ・ストア(drive-up store)」「クリック&コレクト(click & Collect)」とも呼ばれ、利用者がネットで注文した生鮮食品などを、車から降りずに商品を受け取るサービスストア。店の中で買い物ができるインストア・ショッピングではなく、倉庫となる300坪弱の「ダークストア(dark store)」に専用の駐車スペースがついた生鮮品など食料品の受け渡し専用拠点となる。アマゾン社内で「プロジェクトX」と呼ばれていたドライブスルー専用スーパーはワシントン市内にあるバラード地区(5100 15th Ave NW, Seattle, WA 98107)とソードー地区となるスターバックス本社近くのシアーズ跡地(2401 Utah Ave S, Seattle, WA 98134)にオープン予定と伝えられている。
 アマゾンが新たに提出した建築許可申請書(permit#:6585049)によると店名は「アマゾンフレッシュ・ピックアップ(AmazonFresh Pickup)」。書類の添付図には店のウィンドウに「こんにちは、バラード(HELLO, BALLARD」「こんにちは、ソードー(HELLO, SODO)」の文字が描かれ、外壁には「オンラインで買い物、ここではピックアップ(Shop online. Pick up here)」「食品を車に載せる間は、ごゆっくりして下さい(Relax while we load your groceries)」のメッセージが掲げられている。ソードー地区にある出店予定地にギークワイアが13日の朝、取材に訪れると撮影チームが作業していたという。彼らから回答はなかったものの、同社は過去にアマゾン・ゴーなど新たなコンセプトストアを発表する際、プロモーション動画を公開していたことからアマゾンフレッシュ・ピックアップのオープンが近いとみている。なおレジ不要のコンビニエンスストアのアマゾン・ゴーは従業員向けのみのテスト展開で営業している。書類にはアマゾンフレッシュ・ピックアップの専用サイトのアドレス(www.amazon.com/pickup)も記載しているが、現時点ではアクセスしても何も表示されない。またギークワイアは取材中、駐車パーキングの屋根の支柱にある案内「ご注文をお持ちします(Your order is on the way)」の下に動作センサーのようなものを見つけたという。ギークワイアが昨年入手した資料ではアマゾンフレッシュ・ピックアップの営業時間は午前7時〜午後10時となっており、ピーク時の従業員数は15人前後だった。ローディング(車への注文品積み込み)専用スタッフは3〜5人としている。待ち時間の平均5分程度で、客数の4分の1は午後5時〜7時30分に集中するとみている。
 アマゾンはアマゾン・ゴーの他、ボストンに2月末に4号店目がオープンしたリアル書店「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」や10坪前後で大規模SC内に展開する「アマゾン・ポップアップストア(Amazon Pop-Up store)」などマルチフォーマット展開を行っている。

トップ画像:アマゾンが新たに提出した建築許可申請書にある「アマゾンフレッシュ・ピックアップ(AmazonFresh Pickup)」の添付図。「こんにちは、バラード(HELLO, BALLARD」「こんにちは、ソードー(HELLO, SODO)」の文字が描かれ、外壁には「オンラインで買い物、ここではピックアップ(Shop online. Pick up here)」「食品を車に載せる間は、ごゆっくりして下さい(Relax while we load your groceries)」のメッセージが掲げられている。  続きを読む
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2017年03月13日

【マイヤー】、24時間の宅配サービスを拡大!1地域1スーパーの成長加速から複数店へ?

1703013マイアー@シプト
■ミシガンを中心に約230店のスーパーセンターを展開するマイヤーは10日、オンデマンド買物代行・宅配サービスのシプツ(shipt)と提携して宅配サービスを拡大することを発表した。注文から最短で1時間で宅配する同サービスは昨年9月、ミシガン州デトロイト地区でテストを始めており、約6.5万件の注文実績により拡大に踏み切ったという。今月29日にグランド・ラピッズ地区の店舗で開始し、来月13日にはインディアナ州フォートウェイン地区とインディアナポリス地区の店舗でも始め、徐々に拡大していく。24時間営業となるスーパーセンターに合わせて、一部店舗では宅配も24時間のサービスになっている。マイヤーはまた、ネットで注文してお店の駐車場で車から降りずに受け取れる「カーブサイド・ピックアップ(Meijer Curbside)」も拡大している。対象商品が8万品目に及ぶ同サービスの手数料は4.95ドル〜6.95ドル。ただ、注文品を受け取れるサービス時間は朝7時〜夜9時までとなっている。
 アラバマ州バーミンガムに本部を置くシプツはクラウドソーシングを採用したビジネスモデル。アプリを通じて注文が入るとショッパーと呼ばれる登録者がスーパーで買い物し、注文から最短1時間で顧客に配達する。シプツのサービス手数料は1回7ドル。年会費99ドルのメンバーシプツ(MemberShipt:現在は年会費49ドル、月額では14ドル)に加入すると、発注金額が35ドル以上は手数料無料で何度でもサービスを受けられる(35ドル以下は1回7ドル)。シプツによると、宅配商品は35ドル分で5ドル程度マークアップされているという。シプツは2014年の創業当初、ターゲットやベストバイ、ホームデポからの宅配をおこなっていた。翌年からは買物先をスーパーマーケットに絞り(一部地域ではアルコール専門店からも宅配)、多くの都市でスーパーマーケットも1社に特定している。シプツは現在、フロリダ州やテキサス州などを中心に10州35都市で展開している。
 スーパーマーケットの宅配サービスではホールフーズがインスタカートと提携し一部店舗で行っており、スプラウツ・ファーマーズ・マーケット等もアマゾン・プライム・ナウと提携して宅配サービスを行っている。HEBやクローガーも一部地域でシプツと提携した宅配サービスを行っている他、クローガーやウォルマートは配車サービスのウーバーを使った宅配サービスのテストも始めている。業者と提携していない宅配サービスでは、中西部8州に240店以上を展開するハイヴィーの「ハイヴィー・アイル・オンライン(HyVee Aisles Online)」がある。  続きを読む
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2017年03月11日

【働きがい】、発表!働きがいレジェンド企業にウェグマンズなどスーパー3社が殿堂入り?

170311ウェグマンズ
■経済誌のフォーチュン誌は9日、「最も働きがいのあるベスト企業100社(100 Best Companies To Work For)」で殿堂入りとなる「働きがいのあるレジェンド企業(Great Place to Work Legends)」を発表した。「最も働きがいのあるベスト企業100社」ランキングは、フォーチュン誌と働き方に関する研究機関「Great Place to Work Institute」が連携し、米国企業(従業員数1,000人以上で創業7年以上)の従業員を対象に経営陣の信頼性や仕事に対する満足度、給与、福利厚生制度などについて調査した結果に基づいて企業を格付けしている。同ランキングは1998年から20回続いている。働きがいのあるレジェンド企業は、ランキング100位内に20年間連続して入っている企業12社に与えられるもの。小売業界で名誉あるレジェンドの称号をうけたのはウェグマンズ、パブリクス、REI、ホールフーズ・マーケット、ノードストロームの5社となっている。他のレジェンドにはコンピューターネットワーク開発のシスコやソフトウェアのSASインスティテュート、金融のゴールドマンサックス、建設のTDインダストリーズ、ハードウェアメーカーのWLゴア&アソシエイツ、ホテルのフォーシーズンズとマリオットがある。
 「2017年 最も働き甲斐のあるベスト企業100(100 Best Companies To Work For 2017)」ランキングで小売業界トップにたったのはスーパーマーケットのウェッグマンズ。従業員数4.7万人で92店舗を展開する家族経営のレジェンドは昨年の4位から2位にランクアップだ。小売業で2位となったホワイト企業は昨年の67位から21位に大幅にランクアップしたスーパーマーケットのパブリクス。フロリダ州を中心に1,143店を展開し従業員数20万人のパブリクスも非上場企業でありレジェンドだ。小売業界3位はアウトドア用品を会員制で販売するREI。総合ランキングでは昨年の26位から28位に若干落ちているもののREIは36州に147店を展開し従業員数が1.2万人となるレジェンドなホワイト企業でもある。4位は北カリフォルニアで12店舗のスーパーを展開するナゲット・マーケット。前年の13位から30位と落ちているものの、1926年創業の老舗スーパーは100位以内に8回連続して留まれば殿堂入りを果たすことになる。5位はコンテナストア。総合では昨年の14位から49位に大幅に落としているが、再来年のランキングまで100位内にとどまれば「働きがいのあるレジェンド企業」となる。
 総合で50位以下の小売企業はレジェンドなホワイト企業となったホールフーズ・マーケット(58位)、68位のクイックトリップ、72位のイケア、76位のビルド・ア・ベア・ワークショップ、87位のシーツ、94位でレジェンド企業のノードストロームがある。

<2017年トップ10企業>
1 グーグル(Google:Alphabet)
2 ウェッグマンズ(Wegmans Food Market)
3 ボストン・コンサルティング・グループ(Boston Consulting Group)
4 ロバートW.ベアード&カンパニー(Robert W. Baird & Co)
5 エドワードジョーンズ(Edward Jones)
6 ジェネンテック(Genenteck)
7 アルティメイトソフトウェア(Ultimate Software)
8 セールスフォース(Salesforce)9 アキュイティ(ACUITY)
7 キンリー・ホーン&アソシエイツ(Kimley-Horn and Associates)
8 SAS(SAS)
9 キャムデン・プロパティ・トラスト(Camden Property Trust)
10 クイッケン・ローンズ(Quiken Loans)

<小売企業のランキング>(カッコ内は昨年の順位)
2 ウェッグマンズ(4)
21 パブリクス(67)
28 REI(26)
30 ナゲット・マーケット(13)
49 コンテナストア(14)
58 ホールフーズ・マーケット(75)
68 クイックトリップ(76)
72 イケア(63)
76 ビルト・ア・ベア・ワークショップ(45)
77 カーマックス(85)
87 シーツ(97)
94 ノードストローム(92)

トップ画像:「最も働きがいのあるベスト企業100社(100 Best Companies To Work For)」に20年連続して入ったレジェンド企業のウェグマンズ。給与が取り立ててよいわけではないが、ワークスケジュールが柔軟で昇進の機会が多い上に、誕生日にはケーキでお祝いしたり、寒い日に屋外で働くスタッフに暖かいココアを提供したりと家族をねぎらうような雰囲気で従業員から愛されているのだ。  続きを読む
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2017年03月08日

【スプラウツ】、食品デフレで売上を圧迫!フロリダ州展開で好調パブリクスに全面対決?

170308スプラウツ
■スプラウツ・ファーマーズ・マーケットは23日、第4四半期(10月〜12月期)決算を発表した。13週間となる売上高は前年同期(14週間)から6%増加して9.86億ドルだった。13週間で比べた場合は新規店オープン効果により14%の増収。純利益は1,700万ドルと1週間多い前年同期の2,800万ドルから40%の減少となった。粗利益率は食品デフレが進み競争も激化したことで28.2%と前年同期の28.9%から0.7ポイント低下した。一方、一般販売管理費率と店舗運営コストなどの経費率は人件費がかさんでいることで25.1%となり本業の儲けを示す営業利益率は3.1%と2.0ポイントも圧迫した。既存店・売上高前年同期比は0.7%の増加だった。これにより既存店ベースは39四半期連続で前年実績を上回ったが、2013年の上場後では最も低い成長率となった。売上の6割近くを占める生鮮品が食品デフレの影響や価格競争により2.5%も押し下げたのが原因となっている。通年ベースでは52週間の売上高は前年(53週間)から12.6%増加し40.5億ドルだった。52週間で比較した場合は15%の増加だった。純利益は1.24億ドルと同3.6%の減少だった。既存店・売上高前年比は2.7%の増加。
 スプラウツ・ファーマーズ・マーケットは2日23日現在、255店(13州)を展開している。スプラウツの新規出店数は2013年度19店、2014年度は24店、2015年度は28店、2016年度は36店舗と毎年、出店数を加速している。同社は2月、14州目となるフロリダ州タンパベイ地区に256店舗目をオープンしている。
 スプラウツ・ファーマーズ・マーケットは700坪〜800坪の売り場にオーガニック青果の生鮮品やバルク商品(ナッツ類の量り売り)、ビタミンを含むサプリメントなど16,500sku(プライベートブランドは約2,100sku)を販売する自然食品スーパー。売り場の中心に位置する青果は売上高の4分の1となる26%占め、青果を含む生鮮品は全体の60%を占めている。同社ではアメリカ国内に約1,200店の展開が可能だとしている。

トップ画像:スプラウツ・ファーマーズ・マーケットの青果コーナー。売り場の中心に位置する青果は売上高の4分の1となる26%占め、青果を含む生鮮品は全体の60%を占めているため食品デフレによるマイナス影響は大きい。それでも既存店ベースをプラスに維持している。  続きを読む
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2017年03月05日

【クローガー】、クリックリストが640店に!CEOが驚いたクリックリストの真実とは?

170305ラルフス
■スーパーマーケット最大手チェーンのクローガーは2日、オンラインショッピングの「クリックリスト(Clicklist)」を利用し、配車サービスのウーバーと提携した宅配サービスのテストを拡大すると発表した。クリックリストはネットで注文した商品をお店の駐車場で受け取れるサービス。「カーブサイド・ピックアップ」や「クリック&コレクト」とも言われており、小売最大手のウォルマートからテキサス州で展開するHEB、中西部のハイビーなど一部の地方スーパーも既に行っている。クリックリストは生鮮品など約4万品目を注文・決済し、翌日の午前8時〜午後9時まで1時毎のピックアップ時間を指定して受け取る。ピックアップは指定されたパーキングスポットに車を停め、記載されている電話番号に連絡すれば、スタッフが商品をもってきてトランクに詰めてくれるのだ。クリックリストの注文手数料4.95〜6.95ドル。初回から3回までの注文手数料は無料となっている。クローガーはクリックリストを2016年度に約420ヵ所追加し、現在は640ヵ所以上のスーパーで実施しているという。配車サービスのウーバーと提携した宅配サービスは、クリックリスト経由で注文した商品をウーバーのドライバーに渡して宅配してもらう。一部地域ですでにテストを行っており、配車サービス以外のいくつかの宅配テストも行っていると明かしている。
 クローガーはまた、プライベートブランド(PB)の「シンプル・ツルース(Simple Truth)」の成長が牽引し、PB売上が数量ベースで29.2%と過去最高になったことを発表した。シンプル・ツルースは2013年秋から販売を開始、2016年度の売上高が17億ドル(約1,900億円)に達した。シンプル・ツルースの商品カテゴリーは売上高1億ドルを超えるオーガニック食品の「シンプル・ツルース・オーガニック(Simple Truth Organic)」から、洗濯洗剤やソープなどの家庭用品、健康・美容関連品にまで拡大している。販売チャネルも拡大しており、同社が2014年に買収した健康食品のオンラインストア「ビタコスト(Vitacost)」でもオンライン販売している。PBのオンライン販売にも乗り出したことでクローガーの店舗のないニューヨーク市がシンプル・ツルースのオンライン売上高で第2位のマーケットになっているという。
 一方、食品デフレの影響により13年ぶりに四半期・既存店ベースが前年を下回った。クローガーが2日発表した第4四半期(11月〜1月期)決算では、ガソリン販売を含めた売上高が276.1億ドルとなり前年同期の261.7億ドルから5.5%の増加となった。ガソリン売上を除外すると4.4%の増加。純利益は5.06億ドルとなり前年同期比9.5%の減少となった。約13年間前年を上回っていた既存店・売上高前年同期比は0.7%の減少となった。これにより100年に一度と言われた景気後退期でも前年を上回っていた既存店ベースが53四半期目で途切れたことになる。なおデフレ調整後の既存店ベースは前年を上回っていたという。食品デフレの他、ウォルマートなど競合店との価格競争やオンラインスーパーなどからの攻勢も既存店売上に影響した。また、同社CEOのロドニー・マクマレン氏は「天候を(既存店減少の)口実にはしなくはないが、天候による恩恵は全く受けなかった」としている。同社では吹雪等で買いだめなどによる集客が増えるとみているのだ。通年ベースでは売上高が1153.4億ドルと前年比5.0%でガソリン販売を除くと6.7%の増加だった。純利益は19.8億ドルと3.1%の減少。既存店ベースは1.0%の増加だった。

トップ画像:クローガー傘下のスーパーマーケットで南カリフォルニアで展開するラルフス。ラルフスではクリックリストを5ヵ所で展開している。  続きを読む
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2017年02月19日

【グローサラント】、米国スーパーマーケット業界のブルーオーシャン戦略に最新事例は!

170219HEBコンビニ+ワラバーガー
■アメリカのスーパーマーケット業界では店内にレストランを導入するグローサラント業態に注目が集まっている。日本ではほとんど知られていないが、英語で「grocerant(グローサラント)」と検索すると4万件近くの英文記事が上がってくるほど海外では知られた言葉なのだ。特にアメリカではグローサラント研究が著しい。グローサラントとはスーパーマーケットを意味するグローサリー(grocery)とレストラン(restaurant)を合わせた造語であり、レストランのような高品質のプリペアドミールを販売しながらも、スーパーマーケットの店内でも食事を提供する業態だ。スーパーマーケットが新鮮な食材を活かしたこだわりのメニューで、競合店やオンラインストアより先に顧客の胃袋を奪ってしまう戦略でもある。グローサラントのイートインは、スーパー内の一角にテーブルとイスを並べたお座なりのスペースではなく、レストランと同等のくつろぎの場となっている。外食と内食(家庭料理)の間にある中食に、スーパーがレストランでも家庭でもない第三の食事場所「サードプレイス」まで提供するのだ。
 グローサラント業態もスーパーによって3つの戦略に分けられている。一つ目が自店の人気デリを活かして延長線上として店内レストランを作る戦略がある。ニューヨークで90店以上を展開するウェグマンズや中西部で240店以上で展開するハイビーが早くからこの戦略を店内に導入している。ウェグマンズはスーパーマーケット店内に「マーケットカフェ(Market Cafe)」の他、「バーガーバー(The Bugar Bar)」や「パブ(The Pub)」「アモーレ・イタリアン・レストラン&ワインバー(Amore Italian Restaurant & Wine Bar)」「シーフードバー(Seafood Bar)」の5つのブランドを展開し、スタンドアローン・レストラン「ネクストドア・バイ・ウェグマンズ(Next Door by Wegmans)」を持っている。ハイビーは101ヵ所の店内に「マーケットグリル(Market Grille)」を展開している。クローガー傘下となったラウンディーズのマリアノスやプライス・チョッパーのマーケット・ビストロ、ショップライトも同戦略で展開している。
 二つ目は地元などで人気のレストランを店内に誘致する戦略がある。この戦略に長けているのはホールフーズ・マーケットだ。先月オープンしたニューヨーク・マンハッタンのブライアントパーク店では地元で人気のカジュアルイタリアン「フランキーズ・スプンティーノ(Frankies Spuntino)」を誘致、その隣には有名フレンチ・シェフのダニエル・ブルー氏がプロデュースした「ハーバーバー(Harbor Bar)」が入っておりオクトパスやロブスターロールなどシーフードメニューを提供している。ロサンゼルス郊外にあるタスティン店では昨年末、オーガニックでグルテンフリーなサンドウィッチ&サラダチェーン「メンドシーノ・ファームズ(Mendocino Farms)」を改装時に導入している。ロサンゼルス国際空港近くのホールフーズでも、フードトラックブームの火付け役となったロイ・チョイ氏のアジア系メキシカン・フュージョン「コギ(Kogi)」を導入した。新フォーマットの365バイ・ホールフーズ・マーケットも人気レストランで展開しているのだ。
 三つ目が有名レストラン等で活躍するシェフをヘッドハントして、こだわり食材や人気デリから新たなメニューを創作し店内レストランで提供する戦略だ。テキサス州とメキシコに370店を展開するHEBがその戦略の代表例だろう。HEBはヒューストン地区にあった人気レストラン「ヘブン(Haven)」のシェフ、ランディ・エヴァンス氏を2015年にチーフ・エグゼティブ・シェフとして招き入れた。彼が開発したテキサスBBQを中心のメニューでHEB内にレストランを導入している。エヴァンス氏がプロデュースした料理をサンアントニオのザ・マーケット・アット・ストーンオーク(The Market at Stone Oak)にあるオークス・クロッシング(Oaks Crossing Restaurant & Bar)や同じくサンアントニオ郊外のHEBにあるスリー・ダブル・オゥ・ナイン(3 Double-O Nine Bar & Restaurant)、さらにヒューストンのHEB内にあるテーブル57(Table 57 Dining & Drinks)等で提供している。
 米国スーパーマーケット業界のブルーオーシャン戦略となるグローサラントに、最新動向が伝えられている。ハイビーでは、マーケットグリルの人気メニューを新グローサラント業態「マーケット・グリル・エクスプレス(The Market Grille Express)」 でより早くツー・ゴーできるようになっている。また同業態のカーブサイド・ピックアップでもメニューピックアップが可能だ。一方、HEBでは同社が推進するコンビニエンスストアにテキサスで人気のハンバーガーチェーン「ワッタバーガー(Whataburger)」を併設している。オースティン郊外に先月オープンしたガソリンスタンド&カーウォッシュ併設型コンビニの「HEBフュール(HEB Fuel)」では、ワッタバーガーを24時間ドライブスルーで提供している。HEBはコンビニ事業で、グローサラントのハイブリッド戦略から、地元などで人気のレストランを店内に誘致する戦略にも手を広げているともいえるのだ。グローサラント業態にはまだ開発の余地があり、スーパーマーケットはさらなるテスト展開を繰り広げることになるだろう。

トップ画像:HEBのガソリンスタンド&カーウォッシュ併設型コンビニ「HEBフュール(HEB Fuel)」では、ワッタバーガーを24時間ドライブスルーで提供している。  続きを読む
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2017年02月16日

【リドル】、夏に米国1号店!年内100店展開にアルディとも挟み撃ちにあうスーパーは?

170216リドルUS
■ドイツのディスカウント・スーパーマーケット・チェーンのリドル(Lidl USA)は今夏にもアメリカ1号店をオープンし、今年中に100店を開店する予定だ。リドルUSAの本部があるバージニア州アーリントンやノースカロライナ州、サウスカロライナ州にまずは20店舗をオープンし、年末までに順次オープンし100店舗まで拡大する予定。リドルはアメリカ国内に最大600店の展開を目標としている。リドルのアメリカ進出店はヨーロッパで展開する店舗よりも広く、店舗面積は840坪〜1,000坪を計画している。売場面積も600坪以上となり、アメリカには40年前から進出している競合アルディの2倍以上の売場となる。また余分な装飾を施さない「ノーフリル」でディスカウントを強調したリドルのヨーロッパ店舗や競合アルディとは違い、ディスカウントスーパーとは異なる展開となる。生鮮品やワイン、コーヒーなどを中心に高品質な商品を取りそろえ、ハリスティーターとトレーダージョーズのハイブリッドなフォーマットになるという。またトレーダージョーズに近いフォーマットも、扱い商品は食品や日用品にとどまらず、一部に小型家電や家具、ファッションも取り扱う可能性が指摘されている。リドルのディストリビューションセンターは建設予定を含めるとバージニア州フレデリックスバーグやノースカロライナ州メバネ、メリーランド州セシル郡に展開され、東海岸では南はジョージア州から北はニュージャージー州の店舗展開を予定している。またテキサス州での展開も視野に入れている。リドルは今月に入って店舗スタッフの雇用イベントも行った。リドルはヨーロッパ27ヶ国に約1万店を展開している。
 一方、1976年にアメリカに進出した競合アルディは現在、34州に1,600店近くを展開しており、2018年までに2,000店舗の展開を目指している。アルディは8日、16億ドルを投じる国内1,300店以上のアップグレード改装計画も発表した。

トップ画像:バージニア州フレデリックスバーグ地区にオープン予定のリドル・プロトタイプストア。  続きを読む
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2017年02月05日

【ホールフーズ】、NYにグローサラントでプロデュース・ブッチャーの新店がオープン!

170205ホールフーズブライアントパーク店
■ホールフーズは28日、ニューヨーク市マンハッタンのブライアントパークにグローサラント業態の新店をオープンした。6番街を挟んでブライアントパークの正面にオープンしたホールフーズ(1095 6th Ave, New York, NY 10036)は468店舗目となりニューヨーク市内では11店舗の店舗だ。2階層で1,200坪となる店舗にはオーガニック青果物などの生鮮品からインストア・ベーカリーなど通常のホールフーズの品揃えにグローサラントをフューチャーした店舗となっている。グローサラントとはスーパーマーケットを意味するグローサリー(grocery)とレストラン(restaurant)を合わせた造語で、レストランのような高品質のプリペアドミールを販売しながらも、スーパーマーケットの店内でもくつろげるスペースを提供し、ゆっくり食事もできる業態だ。ホールフーズのグローサラント業態では、ロサンゼルス近郊にある「365バイ・ホールフーズ・マーケット(365 by Whole Foods Market)」で人気シェフのクロエ・コスカレリ氏がニューヨーク・グリニッジビレッジで立ち上げたレストラン「バイ・クロエ(By Chole)」が店内に導入されている。最近改装されたロサンゼルス郊外のホールフーズ・アーバイン店では、地元で人気のあるオーガニックでグルテンフリーなサンドウィッチ&サラダチェーン「メンドシーノ・ファームズ(Mendocino Farms)」が店内にオープンしている。
 ホールフーズ・ブライアントパーク店には、フランク・カストロノヴォ氏とフランク・ファルチネッリ氏が共同オーナーとなる「フランキーズ・スプンティーノ(Frankies Spuntino)」が導入されている。フランキーズ・スプンティーノではニューヨークで採れる食材やこだわりのオリーブオイルを中心にサラダやパスタなどのカジュアル・イタリアンを提供している。隣には有名フレンチ・シェフのダニエル・ブルー氏(Daniel Boulud)がプロデュースした「ハーバーバー(Harbor Bar)」が入っており、オイスターやロブスターテールにオクトパス、ロブスターロールなどシーフードメニューを提供している。ハーバーバーではまた、地ビールの他に樽ワイン専門プロデューサー「ゴッサムプロジェクト(Gotham Project)」のワインもタップで提供している。共有ダイニングエリアでは6番街やブライアントパークを眺められるイーティングエリアに、フランキーズ・スプンティーノではフルサービスで給仕するシーティングが設けられている。
 ホールフーズ・ブライアントパーク店で最も際立った特徴なのが、青果部門にある「プロデュース・ブッチャー(Produce Butcher)」だ。プロデュース・ブッチャーは精肉コーナーのカットサービスを青果部門に持ち込んだ革新的なサービス。お客からの要望でプロデュース・ブッチャーと呼ばれるスタッフが専用のキッチン・ブースで野菜や果物をぶつ切り、細切り、みじん切り、すりおろしなどのカットを行う。カスタマイズ・カットサービスは有料で、1ポンド(最大5ポンドまで)当たり1ドルとなっている。野菜によってはカッティングは面倒で不快だ。目にしみて涙が止まらなくなったり、手が臭くなる玉ねぎのみじん切りもプロデュース・ブッチャーにやってもらうことで、包丁やまな板を洗う手間もなくなる。手間を減らせるばかりか、自宅で廃棄するナマ野菜を減るのも主婦の見方となる。ディスポーザ(生ごみ粉砕器)でも処理できない生ごみが減らせることで、臭い思いをしなくて済むのだ。
 ホールフーズ・ブライアントパーク店には、今や英語となったオマカセを提供するスシバーや胡麻ペーストのタヒニ等を販売するカート「シート+ミル(Seed + Mill)」、ニューヨーク市では初となるデトロイト・スタイルのスクエアピザ、ユダヤ系サンドウィッチやナッシュビルスタイルのスパイシー・フライドチキン等をオーダーできる端末コーナーなどもフューチャーされている。
 ホールフーズの新店はタイムズスクエアにも近いことから、一般客以上に観光客も立ち寄り食事をすることになるだろう。


ホールフーズ・ブライアントパーク店の店内動画。フランク・カストロノヴォ氏とフランク・ファルチネッリ氏が共同オーナーとなる「フランキーズ・スプンティーノ(Frankies Spuntino)」や有名フレンチ・シェフのダニエル・ブルー氏(Daniel Boulud)がプロデュースした「ハーバーバー(Harbor Bar)」が見える。  続きを読む
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2017年02月03日

【Eコマース】、実店舗破壊はまだ初期!シーラカンス化したネットスーパー黎明期HP?

170203オンライン食品市場2025年
■今年に入ってメイシーズやシアーズ、リミテッドなど多くのチェーンストアが実店舗の大量閉鎖を発表している。いうまでもなくアマゾンなどオンラインストアの影響によるものだ。ただ、Eコマースによる実店舗破壊は、まだ始まったばかりとする向きもある。調査会社コーヘン&カンパニーによると、Eコマースの成長は今年、昨年以上のペースとなる。Eコマースは2022年までに小売全体の14%に達すると予想しているのだ。同調査会社は今年の9%から5年間で14%に急伸するとしている。1月31日に発表されたレポートで同社アナリストのジョン・ブラックリッジ氏は「Eコマースによる破壊はまだ初期段階であり、我々の分析ではアパレルや自動車、食品の業種が破壊進行の初期〜中期段階にあるのだ」と指摘している。ブラックリッジ氏によると、ここ数年の実店舗の大量閉鎖もアメリカの1人当たりの小売面積は48平方フィートとなっている。カナダの13平方フィートやイギリスの22平方フィートに比べてアメリカは店舗過多となっているのだ。ネット通販最大手のアマゾンは物流倉庫をいまだに拡大中であり、フルフィルメントセンターの稼働は昨年だけでも30%も増えたという。ブラックリッジ氏はここ数年で最も早いペースと見ている。その影響から実店舗はさらに大量閉鎖に追い込まれるとしているのだ。
 Eコマースによる破壊が初期段階とされた食品業界でも同じような指摘がなされている。食品マーケティング協会(FMI:Food Marketing Institute)と調査会社ニールセンが1月30日に発表した調査レポート「デジタル化する食品ショッパー(The Digitally Engaged Food Shopper)」によると、2025年には食品支出の20%がオンライン経由となり1,000億ドルのマーケットになるのだ。スーパーマーケットで特に影響を受けるのは「センターストア・カテゴリー(Center Store Categories)」と呼ばれている店の中央に置かれている商品群だ。CPG(パッケージ商品)や美容・健康関連、日用品などの40%がオンラインで購入されることになると予想している。これらの商品はオンラインストアで定期購入となる可能性が高い。またワンプッシュで商品を簡単に注文できるボタン「アマゾン・ダッシュ・ボタン(Amazon Dash Button)」の対象商品はセンター・ストア・カテゴリーの商品だ。店内の周囲に配置されている生鮮品やデリ、冷蔵品、牛乳・チーズなど日販品など「ペリメーター・カテゴリー(Perimeter Categories)」もオンラインの影響から逃れられない。センターストア・カテゴリーのオンライン購入に慣れた消費者が、ペリメーター・カテゴリーでもオンライン購入する機会が増えるとみられている。
 新たな効率的なショッピングが普及するに伴い、古い非効率的な買い方が駆逐されていく「買物の創造的破壊」の現場をさらに多く見かけることになるのだ。

トップ画像:食品マーケティング協会(FMI:Food Marketing Institute)と調査会社ニールセンが発表したレポートによると、2025年には食品支出の20%がオンライン経由となり1,000億ドルの市場となる。実にスーパー3,900店分の売上がオンライン経由となるのだ。  続きを読む
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2017年01月27日

【アルディ】、南カリフォルニアに34店!「スーパーはエコバッグ持参」の習慣で追い風?

170127アルディ@モレノバレー
■ディスカウント・スーパーマーケットのアルディは先月15日、ロサンゼルス郊外のロングビーチ地区とサンタ・クラリタ地区にそれぞれ新規店をオープンした。また先月16日もサンディエゴ郊外のエスコンディード地区に新店をオープンした。アルディは昨年3月、南カリフォルニアのロサンゼルス郊外に8店舗をオープンしてカリフォルニア州への参入を果たした。翌月にはロサンゼルス近郊に10店舗を同時オープンし、5月にはサンディエゴ郊外などに7店舗をオープンした。6月もロサンゼルス郊外シミバレーに1店舗をオープンしたのだ。アルディは2017年1月現在、南カリフォルニアにはサンディエゴ郊外の5店舗とベーカーズフィールドの1店舗を含むと、計34店舗を展開している。まだ時期は明らかにはされていないものの、ロサンゼルス郊外のアルタディナ地区やラグナウッズ地区、ガーデングローブ地区にそれぞれオープン予定となっている。この3店を含めても37店舗だ。当初アルディは2016年末までに、南カリフォルニアに最大45店舗出店の計画を予定していた。当初の計画からは出店ペースが遅れているのだ。理由として南カリフォルニアが他州のマーケットと違いスーパーマーケットの競争が極めて厳しいことが挙げられる。食品デフレの影響も受け、南カリフォルニアのマーケットは予想以上に厳しいというのがアルディの本音なのだろう。
 アルディの店舗面積は400坪前後。1,500アイテムと絞られた商品の90%はプライベートブランド(PB)となっている。アルディのPBは同等のNB商品と比べて最大60%も安い。低価格を実現できるのは特徴的なローコスト・オペレーションにある。アルディではテレビやラジオを使った広告を一切行っていない。店舗建物も簡素で、店内インテリアは実質本位で余分な装飾はしないノーフリル(no-frills)だ。商品陳列も段ボール箱を開けて積むだけのオープン・カートン・ディスプレイ(open carton display)を採用し、スタッフが商品を一つ一つ棚に並べる必要がない。対面のデリ・コーナーもなく、袋詰めのスタッフもいない。アルディ南カリフォルニア店の営業時間は朝9時〜夜9時。一方、24時間営業のウォルマート・スーパーセンターや、最大18時間営業(早朝6時〜深夜0時)となる競合スーパーよりアルディの営業時間は短い。アルディは12時間営業で人件費をおさえているのだ。ショッピングカートは25セントのレンタル式(デポジットで返却時に返金)になっているため、ショッピングカートの盗難コストが減少し、駐車場に無造作に放置されたショッピングカートをスタッフがあつめる手間も省ける。ショッピングバスケットはないため、お客はエコバッグで代用する。なお、買い物袋は10セント(紙袋)、15セント(エコ)、79セント(保温・保冷用エコバッグ)の有料となっている。
 アルディは現在、アメリカ国内34州に1,600店近くを展開している。同社は2018年までに2,000店舗の展開を目指している。

トップ画像:アルディ・モレノバレー店。このサイトではグーグルマップのストリートビューのように上下左右の矢印(コンパスアイコン)をクリックして店内をツアーできるようになっている。画面をドラッグすると360度で見渡すことも可能だ。  続きを読む
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2017年01月17日

【ウェグマンズ】、創業100周年ぁ91店目にバーガーバーでグローサラントが更に進化?

170117バーガーバー@ウェグマンズ00
■昨年で創業から100年を迎えたウェグマンズは昨年9月、メリーランド州ボルチモアに91店舗目となる新店をオープンした。また11月にもバージニア州シャーロッツビルに92店舗目をオープンした。3,050坪となるメリーランド州ボルチモアのウェグマンズ・オーウィングス・ミルズ店にはイートインのマーケットカフェにバーガーバー(The Burgar Bar)の5号店目が導入されている。スーパーマーケットにレストランを導入するグローサラントの進化だ。グローサラントはスーパーマーケットを意味するグローサリーとレストランを合わせた造語であり、レストランのような高品質のプリペアドミールを販売し、スーパーマーケット店内でも食事を提供する業態なのだ。ウェグマンズはスーパーマーケット店内に「マーケットカフェ(Market Cafe)」の他、「バーガーバー(The Bugar Bar)」や「パブ(The Pub)」「アモーレ・イタリアン・レストラン&ワインバー(Amore Italian Restaurant & Wine Bar)」「シーフードバー(Seafood Bar)」の5つのブランドを展開し、スタンドアローン・レストラン「ネクストドア・バイ・ウェグマンズ(Next Door by Wegmans)」を持っている。マーケットカフェは全店に、バーガーバーはニューヨークのピッツフォード旗艦店を含め5店舗、パブは92店舗目となるシャーロッツビルなど12ヵ所、アモーレ・イタリアンは本社のあるロチェスター店に1ヵ所、シーフードバーはバージニアにオープンした新店3ヵ所にそれぞれ店内に出店している。ウェグマンズのグローサラントは、スーパーマーケットの新鮮な素材をプロのシェフが料理することでブランドにしている業態なのだ。また、スーパーマーケット内の片隅にテーブルとイスを並べた簡素なダイニングではなく、グローサラントでは家族や友人と食事がとれるラウンジのような空間を提供している。ウェグマンズのアモーレ・イタリアン・レストランやパブ、スタンドアローンのネクストドアはフルサービスとなり、落ち着いて快適に食事ができるのだ。また、カジュアル・ダイニングのバーガーバーがあるピッツフォード旗艦店では、マーケットカフェとはインテリアも異なっている。徐々にお客からの信頼を得ているウェグマンズのグローサラント業態は全店に広がりそうだ。
 今日はウェグマンズ・ピッツフォード旗艦店にあるバーガーバー1号店から一部画像を紹介する。

トップ画像:ウェグマンズ・ピッツフォード旗艦店の隣にあるバーガーバー1号店。ウェグマンズはスーパーマーケット店内に「マーケットカフェ(Market Cafe)」の他、「パブ(The Pub)」「アモーレ・イタリアン・レストラン&ワインバー(Amore Italian Restaurant & Wine Bar)」「シーフードバー(Seafood Bar)」の5つのブランドを展開し、スタンドアローン・レストラン「ネクストドア・バイ・ウェグマンズ(Next Door by Wegmans)」を持っている。  続きを読む
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2017年01月12日

【クローガー】、人気地ビールを缶詰にして販売!スーパーも販売できるクラウラーとは?

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■ビール醸造者協会(Brewers Association)によると、地ビール(クラフトビール)醸造所は2016年12月、5,000社を突破した。地ビール人気で地域のビール醸造所が次々に生まれているのだ。しかし、ほとんどが中小にも満たない零細企業。零細では莫大な設備投資となる缶詰めや瓶詰めでの卸はできず、タップ(ビールサーバー)が必要なビール樽でしか提供できない。そのためスーパーマーケットなどが店内にタップルームを設け、タップで販売する機会が増えている。こういったタップルームでは生ビールの量り売り「グラウラー(Growler)」サービスもある。グラウラーとは量り売り用のビールのガラス瓶を意味する。グラウラーサービスは32オンス(0.9リットル)もしくは64オンス(1.9リットル)瓶にビールを入れてもらうサービスだ。飲み終わって空になった瓶は洗い、グラウラー・サービスに持っていくと継ぎ足してもらえる。ホールフーズが一部のタップルームで2006年からグラウラー・サービスを始めた。ここ数年の地ビールブームで、グラウラー・サービスを店内に導入する大手スーパーマーケットチェーンが増えている。レアな地ビールを提供することで競合との差別化になり、地元業者のビールを販売することで地域支援にもつながる。なにより売上高にも貢献する。こういったことが背景となりスーパーマーケットでのグラウラーサービスが増加しているのだ。
 スーパーマーケット最大手のクローガーが、グラウラー・サービスにガラス瓶ではなくアルミニウム缶「クラウラー(Crowler)」にして販売するテストを始めている。テネシー州メンフィスにあるクローガーでは、ビールタップから注がれた缶に蓋をし密封して販売しているのだ。空になったガラス瓶グラウラーはお客が洗わなければならない。洗い方が雑だと新しく注いでもらってもビールの味が変わってしまう。ガラス瓶のように継ぎ足して使う再利用はできないが、アルミニウム缶のクラウラーだと洗浄する面倒もない。缶なので落とし割れるということもない。アルミニウム缶を密封するクラウラーを発明したのはコロラド州ロングモントにある地ビール醸造所「オスカー・ブルース・ブリュワリー(Oskar Blues Brewery)」。3,900ドルのアルミニウム缶密封装置はビールの他にコーヒー豆も密封して販売できるそうだ。なおクラウラーで密封された缶ならビールの味は半年以上変わらないという。クラウラーでの販売は簡単で、地ビールを密封した無地の缶にクローガーのラベルを貼るだけだ。ラベルにはマジックペンでビール名が書かれている。今のところアルミニウム缶は32オンス(0.9リットル)のみとなっている。料金は地ビール(32オンス)価格だけで、クラウラーにする手数料などはない。
 持ち帰りやすいクラウラーが増えると、スーパーマーケット内で地ビールを販売する動きがさらに加速するだろう。

トップ画像:地ビールを注いでその場で密封されたクラウラー。クローガーのラベルが貼ってある。ラベルが安っぽいのが玉に瑕だ。  続きを読む
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2016年12月17日

【HEB】、5年ぶりのセントラル・マーケット新店はダラスで!ウォルマートを避ける?

161217セントラルマーケット@プレストン00
■テキサス州に約370店を展開するスーパーマーケットのHEBは先月29日、8月に買収したサンフレッシュ・マーケット6店舗のうち2店舗をアップスケール型スーパーマーケットのセントラル・マーケット(Central Market)に改装オープンすることを発表した。2017年秋のオープンを目指しているのはダラスから北に約14キロのところにあるミッドウェイ・ロードとノースウエスト・ハイウェイが交差(4349 W Northwest Hwy Dallas, TX 75220)するところ。オープン日時が明かされていないもう一か所はダラスの中心地から5分程度の近距離にあるダラス・アップタウン(3524 McKinney Ave Dallas, TX 75204)。いずれの店舗もアルバートソンズとセーフウェイの合併により売却されたもので、サン・フレッシュとしては1年程度の運営だった。また、セントラル・マーケットになる2店舗はサンフレッシュ・マーケットの前はアルバートソンズだった。買収した他の3店舗は売却もしくはリースにする計画で、1店舗はすでに大手不動産会社リンカーン・プロパティーズに売却済みだという。HEBは現在、セントラル・マーケットを9店舗を展開している。セントラル・マーケットはオースチンに2店舗、サンアントニオとヒューストンにそれぞれ出店している他、ダラスには2店舗、ダラス郊外のプレイノとサウスレイク、フォートワースに各1店舗展開している。買収した店舗をセントラル・マーケットとして改装オープンすれば、9店舗目となったダラス・プレストン・ロイヤル店(2012年2月オープン)から実に5年ぶりのセントラル・マーケットの新店となる。ただ、
 スーパーマーケットニュース誌などの調査によると、HEBの食品シェアが高いマーケットは本拠地となるサンアントニオ(49%)にオースティン(47%)やヒューストン(23%)などで、テキサス州でも南部に偏っている。一方、テキサス州にスーパーセンターなど579店(8月10日現在)を展開するウォルマートはダラス・フォートワース都市圏の食品シェアで28%とトップを維持している。

トップ画像:2012年2月オープンしたダラス・プレストン・ロイヤル店。  続きを読む
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2016年12月12日

【ハイヴィー】、各レジのスピードをカラー表示!遅いレジに並んだイライラがなくなる?

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■スーパーマーケットにとってレジ待ちは最も多いクレームとなっている。レジ待ち解消のため大手スーパーマーケットチェーンは様々なテクノロジーを用いている。スーパーマーケット最大手のクローガーでは「キュー・ビジョン待ち時間マネージメント・システム(The QueVision queue management system)」を導入している。キュービジョンではレジや入り口に設置された赤外線センサーから客数を計測し、オープンが必要なレジ台数や、30分以内にオープンすべき予想レジ数をモニターテレビで知らせるシステムだ。このシステムの導入により4分だった平均レジ待ち時間が約30秒にまで短縮した。ストップ&ショップでは3年前、お客が小型端末で商品バーコードを読み取って決済するセルフスキャン&セルフチェックアウトシステムの「スキャンイット(Scan It)」を一部店舗に導入している。お客はロイヤリティカードで作動させたスキャナーから商品のバーコードを読み取り買い物カートに入れていく。決済はスキャニングでレジと端末を同期させるだけだ。こちらも待ち時間短縮にやくだっている。
 アイオワなど中西部8州に240店を展開するハイヴィーの一部店舗では、レジの速さをレジ上にあるLEDライトの色によって表示するシステムを導入しテストを行っている。スタートアップ企業のインダフロウ(Indaflow)が開発した「フィロ(Feloh)」システムは店の入り口とレジにあるセンサーから客数やカート数、アイテム数、レジのコンベヤにあるアイテム数、さらにはレジの流れを計測し、レジの速さをグリーン、イエロー、オレンジのインジケートライトで表示する。お客に最も流れが早く待ち時間が少ないレジを知らせるシステムなのだ。お客は待ち時間の最も少ないグリーン・ライトのレジに並ぶことになる。混雑して全レジがオレンジライトになっている場合は、担当者が別作業を行っているスタッフにヘルプも可能となる。さらにフィロ・システムにはレジ数や平均待ち時間などの過去データを閲覧できるマネージャー専用のアプリがあり、レジ係り別に勤務時間からフローレート(速度)まで一覧できるようになっている。ハイヴィーでは現在、フィロ・システムをネブラスカ州オマハ郊外のシャドーレイク店のみで行っているが、来年は他の店舗でもテストを拡大する。
 今後もレジ待ち時間の解消に多くのアイディアがスーパーマーケットで試されることになるだろう。  続きを読む
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2016年12月10日

【ミレニアル世代】、若い世代の台頭が米国流通を変える!知らないでは済まされない?

161210パーソナル・ショッピング@ウェグマンズ
■アメリカ流通は常に激変している。変わっている大きな理由は消費者だ。消費者が毎年、年を取り常に若返りが行われていることで売り手も変わらざる得なくなる。1946年〜1964年生まれのベビーブーマーの最高齢は70歳に突入し、最も若いひとでも52歳と消費者としては高齢の部類となる。一方、1980年代から2000年代初頭までに生まれたミレニアル世代が若く消費に旺盛で、消費者として存在感を年々増している。ミレニアル世代は7,500万人に上り、数の上でもベビーブーマーを圧倒しているのだ。台頭するミレニアル世代の買い物が顕著に表れたのが、今年の感謝祭日とブラックフライデーを含む週末4日間だ。この週末4日間の買い物では、オンラインで買物する人数が実店舗で買物する人数をついに上回る結果となった。全米小売業協会が先月27日に発表した早期データによると、オンラインで買物をした客数は1億850万人と推計する一方で、実店舗の客数は9,910万人となった。オンラインでの買い物客数は前年同期から4.2%増となる550万人増え、実店舗は3.7%減の300万人減少した。オンラインもスマートフォンなどモバイル経由の売上が昨年以上に伸長したのも特徴的だ。モバイル経由のブラックフライデー・オンライン売上は前年から33%増と記録的な伸びとなり12億ドルとなった。スマートフォン経由の1日の売上高が初めて10億ドルを突破したのだ。そのドライビング・フォース(駆動力)となったのがミレニアル世代と言われている。ミレニアル世代はデジタル機器やインターネットが普及した環境に生まれ育った最初の世代であり、スマートフォンのような小さい画面からでも買い物をすることに抵抗がないのだ。
 スターバックスやチックフィレがモバイルオーダーを全店で展開し、それを応用に大手外食チェーンもモバイルによる展開を速めている。スーパー最大手のクローガーは傘下のスーパーなど500店でネット注文でお店の駐車場で車から降りずに受け取れるクリックリストを展開中だ。ウォルマートも年末までに同様なサービスであるピックアップ・グローサリーを800店に展開すると発表している。これらのサービスは、さらに台頭してくるミレニアル世代のショッピングパターンをにらんだ展開なのだ。消費の世代交代の著しさがこれまでなかった買い物オプションを生み出している。

トップ画像:ウェグマンズのカーブサイド・ピックアップとなる「パーソナル・ショッピング(Personal Shopping)」。ミレニアル世代の母親が増えるとネット注文でお店の前で車から降りずに受け取れる注文品を受け取れるサービスも増える。ウェグマンズはパーソナル・ショッピングを6店舗でテスト展開しているのだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。当ブログの読者が増えていることで、視察中に他の視察グループから話しかけられることが増えてきました。先日も別の視察グループと一緒になった店で「後藤先生ですか?いつもブログを読んでいます」と話しかけられました。このグループとはニュージャージー州にあるウェグマンズでも(すれ違いでしたが)一緒になっていました。視察したウェグマンズの話になり、彼の話で「あれ?」と思ったことがありました。我々がこのウェグマンズを視察した理由の一つは、ネット注文でお店の駐車場で車から降りずに受け取れる「パーソナル・ショッピング(Personal Shopping)」を行っているからです。クローガーのクリックリストと同じで「カーブサイド・ピックアップ」です。我々のグループはウェグマンズに入る前、パーソナル・ショッピング専用パーキングエリア(店の前の路肩)で車を停めて、注文品が出てくるのを待っているお客さんまで確認しました。  続きを読む
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2016年12月06日

【アマゾン】、レジフリーなアマゾン・ゴー!万引き犯もびっくりなレジなしコンビニ?


■ネット通販最大手のアマゾンは5日、レジのないコンビニエンスストア出店を発表した。アマゾンが来年早々、シアトル地区(2131 7th Ave Seattle, Washington)にオープン予定なのが50坪程度の広さとなる「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」。卵やミルク、パンなどのステープルズ商品にサンドウィッチやサラダ、コーヒーなどの飲み物、さらにアマゾン独自のミールキットを販売する。アマゾン・ゴーは自動運転車に搭載されているコンピューター・ビジョン(Computer Vision)やセンサーフュージョン(Sensor Fusion)、デープラーニング・アルゴリズム(Deep Learning Algorithms)に人工知能(AI)を駆使した最先端のコンビニだ。顧客は入店時に同店のアプリを起動してバーコードをスキャンして買い物を始める。買い物は商品を自分のバッグにそのままいれていくだけ。商品バーコードをスキャンする必要もなく、レジに並んで会計もせず、アプリ上の決済さえ不要だ。商品を持ったまま店を立ち去る(ウォークアウト)だけ。アマゾンの「ジャスト・ウォークアウト・ショッピング技術(Just Walkout Shopping Technology)」は、無数にあるカメラやセンサーで顧客の動作を感知することで、顧客の買い物をAI分析し、自動的に顧客のアカウントに課金するシステム。客が商品を手に取って一旦、商品棚に戻しても自動的に課金をキャンセルする。店を出た後にeレシートを顧客のアプリに送付する仕組みだ。
 アマゾンにはアマゾン・ゴーの他にシアトルにドライブスルー専用スーパーをオープンすること計画がある。「ドライブアップ・ストア」「クリック&コレクト」と呼ばれるドライブスルー専用スーパーは、利用者がネットで注文した生鮮食品などを、車から降りずに商品を受け取るサービス。店舗面積270坪となる店はネットから注文した商品を2時間枠内で受け取れ、敷地内の駐車場の混雑を避けるため、同じ時間にピックアップできる客数を限定とし、注文品の受け取りは指定された8つの駐車スペースで車をとめ、スタッフが車のところまで運んでくるか、利用者が建物内のピックアップエリアで商品を受け取るとなっている。また建物内にあるタブレットから注文して、その場で受け取ることもできる。アマゾンの実店舗展開は、10坪前後で30ヵ所以上のモール内に展開する「アマゾン・ポップアップストア(Amazon Pop-Up store)」や、ワシントン州シアトル地区のユニバーシティ・ビレッジ(University Village)やサンディエゴ郊外のウエストフィールドUTCモール(Westfield University Towne Center Mall)、オレゴン州タイガード地区のワシントン・スクエア(Washington Square)内にそれぞれオープンしている書店の「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」がある。

トップ動画:レジのないコンビニエンスストアの「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」。50坪の広さで品揃えは普通のコンビニと変わらないが、入店時にバーコードチェックインして、買い物は商品を自分のバッグにそのままいれていくだけ。商品バーコードをスキャンする必要もなく、レジに並んで会計もせず、アプリ上の決済さえ不要だ。商品を持ったまま店を立ち去る(ウォークアウト)だけという脅威的テクノロジーだ。

15年4月5日 - 【アマゾン】、2025年アマゾン・リアルストア?パテントにジェフ・ベゾス氏のビジョン!

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。先日のニューヨークとロサンゼルスをまたいだ視察研修では参加者にスキャン&ゴーやセービングキャッチャー等を実際に使って買い物をしてもらいました。某メーカーさんの参加者はその威力に感動し、一部にかなり動揺していました。「アプリ一つとっても、こうも顧客第一主義が徹底しているのか!」と驚きとため息が漏れていました。我々の視察研修と同じようにニューヨークとロサンゼルスをまたいだ視察グループに遭遇しました。実はこの某大手スーパーマーケットチェーンを中心にしたグループのオーガナイザーが数か月前、後藤にもコンサルティング依頼をしていたのでした。ただ、依頼時にまだツアー日程がはっきりしなかったのでお断りしました。ロサンゼルスでのスーパーマーケットの視察で、このグループと再び一緒になった時、日本の大手技術系企業にそのオーガナイザーも参画する未来のマーケティング事例の映像を見せられました。  続きを読む
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2016年12月02日

【ホールフーズ】、メンドシーノファームズとコギが開店!攻めのグローサラント化進む?

161202ホールフーズ00
■ホールフーズは先月、ロサンゼルス郊外にある2店舗を改装しレストランとバーを導入したグローサラント業態を始めた。グローサラントとはスーパーマーケットを意味するグローサリー(grocery)とレストラン(restaurant)を合わせた造語で、レストランのような高品質のプリペアドミールを販売しながらも、スーパー店内でも食事を提供する業態。サウスコーストプラザ近くにあるディストリクト・アット・タスティン・レガシーSCにあるホールフーズ1,700坪店は17日、オーガニックでグルテンフリーなサンドウィッチ&サラダチェーン「メンドシーノ・ファームズ(Mendocino Farms)」の店舗内店舗をオープンした。2005年創業のメンドシーノ・ファームズはロサンゼルスを中心に現在13店舗を展開するファストファイン・レストラン。平均店舗面積約80坪となるメンドシーノ・ファームズは1店舗当たり平均で320万ドルの売上高を誇っている。平均客単価は12.50ドル。既存店・売上高前年比は2013年が11.7%増、2014年が11.5%増、2015年の上期で10%増と高い成長率だ。同店のメニューには、有機農法(オーガニック)の餌で育てた放し飼いの鶏や、成長ホルモンや抗生物質を一切使用しない牛肉や豚肉を使用し、無農薬と地産にこだわったサンドウィッチ&サラダを10〜12ドルで提供している。ホールフーズ・タスティン店はメンドシーノ・ファームズとシーティングエリアを共有するハンガーバー(Hangar Bar)もオープンした。SC近くにある巨大な飛行船用格納庫(blimp hangar)から名付けられたハンガーバーは樽生クラフトビール(地ビール)36種類を提供している。ロサンゼルスやサンディエゴの地ビール480ml(もしくはチューリップ型ビールグラス)で6ドル〜8ドルとなる。
 ロスアンゼルス国際空港から南5キロにあるプラザ・エルセグンドSCにあるホールフーズ(1,860坪)は先月7日、「コギBBQトラック」で人気を博し、フードトラックブームの火付け役となったロイ・チョイ氏のアジア系メキシカン・フュージョン「コギ(Kogi)」の店舗内店舗をオープンした。チョイ氏はホールフーズ・ロサンゼルス・ダウンタウン旗艦店に丼モノを提供する「チェゴ!(Chego!)」をすでにオープンしており、ホールフーズでは2店舗目の出店だ。コギは人気のショートリブやスパイシーポーク、豆腐等のタコを各3.25ドル、ブリトーは各8.50ドルで提供している。また同ホールフーズにはハンガーバーと同じように36種類の樽生クラフトビールを提供する「ザ・セカンド(the 2ND)」バーも導入している。ザ・セカンドでは380ml〜470mlの地ビールを6ドル〜8ドルで提供している。
 ホールフーズでは新フォーマットとなる365バイ・ホールフーズ・マーケット(365 by Whole Foods Market)ロサンゼルス店に、人気シェフのクロエ・コスカレリ氏のレストラン「バイ・クロエ(By Chole)」を導入、365バイ・ホールフーズ・マーケットのオレゴン州レイクオスウィーゴ店にはビーガンバーガーのファストフード店「ネクスト・レベル・バーガー(Next Level Burger)や365バイ・ホールフーズ・マーケットのワシントン州ベルビュー店には地元で人気のファストカジュアル中華「ワイルド・ジンジャー・キッチン(Wild Ginger Kitchen)」を導入している。
 今回はホールフーズ・タスティン店のメンドシーノ・ファームズとプラザ・エルセグンドSCにあるホールフーズのコギの画像を中心にアップロードする。

トップ画像:ディストリクト・アット・タスティン・レガシーSCにあるホールフーズに店舗内店舗としてオープンしたメンドシーノ・ファームズ。ホールフーズでは有名レストランをテナントとして導入するグローサラント業態を進めている。  続きを読む
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2016年11月27日

【トレーダージョーズ】、非常識な無条件返品!日系の小売業がアメリカで失敗する理由?

161127トレーダージョーズ00
■トレーダージョーズでは無条件の返品保証を謳っている。「食べてみたが不味かった」などの不満があれば、購入日に関わらず、返品理由も聞かれることもなく、レシートがなくても100%返金に応じてくれるのだ。この話は本当なのだろうか?トレーダージョーズで実際に返品を試したことがある。用意したのは半年前に購入して未開封のシリアル、半年前に賞味切れとなったワサビ・マヨネーズ(3分の1程度を消費)、約2年前に賞味期限となった未開封のマヨネーズ、3年前に購入し現在は販売中止となったハーブティ(半分以上を消費)、そして3年前に賞味期限が切れたチキンブロスの5点だ。すべてトレーダージョーズのプライベートブランド商品とはいえ、扱いさえ止めている商品から確実に腐っている食品を、レシートなく返品できるのか?を試したのだ。
 返品で向かったのはトレーダージョーズ・マンハッタンビーチ店。レジ横にあるカスタマーサービスにトレーダージョーズのエコバックに入った5点を「返品」と告げて差し出すと、スタッフは何も言わずエコバックから商品を出し、1点1点の商品番号を返品シートに記入するだけだった。期限切れや販売中止品についても聞かれないどころか、レシートの有無や返品理由、どこの地区のトレーダージョーズで購入した等も聞かなかった。スタッフは「この返品シートをレジ係りに渡して、返金をもらってください」との指示のみ。返品からわずか90秒。レジ係りに返品シートを渡したら、カスタマーサービスのスタッフと確認後に返金してもらった。ここでも何も聞かれず、わずか90秒で返金手続きが済んでしまった。返金総額は購入金額と同じ12.25ドル。トレーダージョーズの返品ポリシーにあるように無条件、100%の返金だった。捨ててもいい商品をトレーダージョーズでは返品できるのだ。
 トレーダージョーズは極端な例かもしれないが、多くのチェーンではレシートを見せることで返品は可能だ。逆にアメリカでは返品ができないお店は異端となるのだ。  続きを読む
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2016年11月14日

【クローガー】、未来のスーパーマーケットを500店展開!クリックリストは赤字も投資?

161114クリックリスト@ラルフス
■スーパーマーケットチェーン最大手のクローガーは2日、オンラインショッピング「クリックリスト(ClickList)」を500店で展開していることを明かした。クリックリストはネットで注文してお店の駐車場で車から降りずに受け取れることができるサービス。カーブサイド・ピックアップとも言われており、競合のウォルマートも同サービス「グローサリー・ピックアップ(Grocery Pickup)」を急拡大している。2日に開催された同社の株式総会で明かされたことによると、オハイオ州シンシナティのクローガーマーケットプレイス・リバティータウンシップ店で2015年7月から始めたクリックリストは現在、傘下のスーパーマーケットなど約500店で展開している。6月からはカリフォルニア州などを含め200店以上でサービスを拡大したという。クローガーCEOのロドニー・マクマレン氏は「クリックリストは向かい風の状態で赤字である」と明かしたが「いずれ黒字化する」とみている。またクリックリストは2013年に買収したハリスティーターのエクスプレス・レーン(Express Lane)を参考にしており、エクスプレス・レーンはすでに黒字であることも公表した。マクマレン氏は「クリックリストは利用者の拡大に伴いオペレーションも慣れ、いずれ上手くいく」とかたった。
 クローガーはクリックリストを最大1,200店まで増やす計画を立てている。同社は傘下の店を含めるとスーパーマーケットを35州に2,700店以上保有。約4割の店舗でクリックリストを行う計画なのだ。一方、競合ウォルマートは10月初めまでに「グローサリー・ピックアップ」を500店舗まで拡大しており、今年末までに600店舗展開の計画を発表している。なお、クローガーのクリックリストは扱い品目数が生鮮品を含め約4万品目で1回の手数料が4.95ドル〜6.95ドル(初回3回までは手数料免除)。約3万品目となるウォルマートのグローサリー・ピックアップは手数料は無料だが、1回の注文金額は30ドル以上となっている。

トップ画像:ラルフス・フレッシュフェア・シールビーチ店で行われているクリックリストの専用パーキング。  続きを読む
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2016年11月06日

【スプラウツ・ファーマーズ・マーケット】、レタス50円で上場以来の低い利益率となる?

161106スプラウツ
■スプラウツ・ファーマーズ・マーケットは3日、第3四半期(7月〜9月期)決算を発表した。売上高は新規オープンにより10.4億ドルと前年同期から15%の増加となった。純利益は2,390万ドルと前年同期の3,200万ドルから約25%の減少となった。粗利益率は食品デフレが進み競争も激化し28.1%と上場以来の低さとなった。一方、一般販売管理費率と店舗運営コストなどの経費率は人件費がかさんでいることで25.8%となり本業の儲けを示す営業利益を圧迫した。既存店・売上高前年同期比は1.3%の増加だった。これにより既存店ベースは38四半期連続で前年実績を上回ったが、2013年の上場後では最も低い成長率となった。売上の6割近くを占める生鮮品が食品デフレの影響や価格競争により2%押し下げ、伸び悩んだのが原因となっている。なお、スプラウツは7月〜9月期中に10店舗を新規オープンし11月3日現在、13州に252店を展開している。スプラウツは今年度の新規出店計画36店中35店をオープンしている。スプラウツの新規出店数は2013年度19店、2014年度は24店、2015年度は28店と毎年、出店数を加速している。
 スプラウツ・ファーマーズ・マーケットは700坪〜800坪の売り場にオーガニック青果の生鮮品やバルク商品(ナッツ類の量り売り)、ビタミンを含むサプリメントなど16,500sku(プライベートブランドは約2,100sku)を販売する自然食品スーパー。売り場の中心に位置する青果は売上高の4分の1となる26%占め、青果を含む生鮮品は全体の60%を占めている。同社ではアメリカ国内に約1,200店の展開が可能だとしている。  続きを読む
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2016年11月04日

【ホールフーズ】、5四半期連続の前年割れ!ウォルター氏CEO降格でどう切り抜ける?

161104ホールフーズ
■ホールフーズが2日に発表した第4四半期(7月〜9月期)決算は、既存店・売上高前年同期比が5四半期連続で前年を下回った。また2010年から共同CEOとなっていたロブ・ウォルター氏の降格も発表された。売上高は35.0億ドルと前年同期の34.4億ドルから1.7%の増加だった。純利益は8,800万ドルとなり、前年同期の5,600万ドルから57.1%の大幅増益となった。価格投資で販促を増やしていることで粗利益率が前年同期の34.5%から34.1%と0.3ポイント下がった。一方、一般販売管理費は人件費圧縮などコスト削減で前年の31.4%から29.1%と劇的に抑えることに成功している。既存店・売上高前年同期比は2.6%の減少となった。前年同期は0.1%の減少だった。既存店ベースは前年の第4四半期から5四半期連続して前年を下回っている。通年ベースでは売上高が157.2億ドルと前年比2.1%の増加、純利益は5.07億ドルと同5.4%の減少だった。既存店ベースは2.5%の減少となり、リーマンショックとなる2009年度(3.1%減)以来の減少となった。
 ホールフーズは共同CEOのロブ・ウォルター氏が今年12月31日でCEO職を辞任することを発表した。共同CEOのジョン・マッキー氏がCEOを続投する。ウォルター氏は1991年に入社、2010年からマッキー氏と共同CEOとなっていた。なおウォルター氏は同社の取締役にとどまり、マッキー氏をサポートしていくとしている。
 ホールフーズは現在、アメリカを中心にイギリスとカナダを含め464店舗を展開している。その中にはロサンゼルス近郊シルバーレイクやオレゴン州レイクオスウィーゴ地区にオープンした新フォーマット「365バイ・ホールフーズ・マーケット」3店が含まれている。  続きを読む
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2016年11月01日

【ホールフーズ】、ミールキットをお店で販売!モコズキッチンにローラのミールキット?

161101ホールフーズ
■ホールフーズ・マーケットは26日、調理前の食材がセットになっている「ミールキット(Meal Kit)」のテスト販売を始めた。ミールキットは料理がすぐできるように、あらかじめレシピに合わせて必要な分量の食材や調味料がセットされたもの。レシピに従って調理すれば、自宅でも高級レストラン並みの食事を楽しめる。ホールフーズが始めたミールキットはビーガン用ミールキットを扱うパープル・キャロット(Purple Carrot)。創業2年のパープル・キャロットと提携して、マサチューセッツ州ダデムの1店舗のみで販売している。ミールキットは1週間に3食(1食で二人分)のメニューをオーダーするなどサブスクリプションビジネス。ホールフーズではミールキットを青果コーナーとプリペアドミール・セクションの2ヵ所に3種類の置いて販売しているという。1食の価格は19.99ドル(二人分)。ホールフーズではミールキット販売のテスト展開から他店にも拡大するかどうか決めるとしている。
 外食業界を専門にする調査会社のテクノミックによると、2012年からトレンドとして始まったアメリカ国内のミールキット市場は現在4億ドル(約400億円)にも上っている。同社はまたミールキットは向こう5年で10倍にも急成長すると見込んでいる。別の調査では2025年までに350億ドル市場に成長していると試算しているところもある。ミールキットに現在100社が参入しており、カリスマ主婦のマーサスチュワート氏からプロバスケットボール選手のステファン・カリー氏の妻までミールキット事業に参入することを発表している。ニューヨークタイムズ紙も今年5月、食材配達サービスのスタートアップ「シェフド(Chef'd)」と提携しプロのシェフによるレシピを楽しめる「NYTクッキング(NYT Cooking」)」の開始を発表。スーパーマーケットではオランダの食品スーパー大手ロイヤル・アホールドの傘下、ジャイアントも一部店舗からの宅配を提供している。
 一人当たりの価格が10ドル前後となるミールキットが急成長している要因は利便性に新鮮さ、美味しさ、そしてヘルシーさだ。一方でミールキット市場は競争激化による顧客定着率の低さも指摘されている。調査会社1010データによると、ミールキット最大手のブルーエプロンでは2週間後の更新率は42%と半数以下となっている。24週間後も継続して注文する顧客は10%のみにとどまっている。ブルーエプロンでは同データを否定しているが、実際の顧客数や定着率などは明かしていない。最近ではブルーエプロンのカリフォルニア州リッチモンドにあるパッキング工場で、銃を所持した従業員が逮捕される事件があった。州の労働安全衛生局から工場内で従業員を危険な状態にさらしているとの指摘も受けている。また同工場では爆弾騒ぎも報告されているという。ミールキットがあまりに早いペースで急成長しているため、供給側のオペレーションが追い付いていないのだ。
 ホールフーズのミールキット販売で、スーパー最大手のクローガーも市場参入が注視されている。  続きを読む
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2016年10月30日

【HEB】、2メートルを超えるNBA選手が折り紙を楽しむスーパーマーケットのCM?


■32年ぶりの日本一の悲願は叶わなかったが、広島カープファンは今後も変わらずカープを応援をし続ける...そして何より夢中に応援する、プレーに熱狂する、選手と一緒に試合を楽しむ...ファンを間接的にサポートするのは地域に密着する企業だ。ファンをサポートし続ければお店にとっても心強いファンになって応援してくれる。そんな事例がテキサス州にある。テキサス州に約370店を展開するスーパーマーケットのHEBは27日、プロバスケットボール選手が出演するテレビコマーシャルの放映を始めた。プロバスケットボールリーグのNBA2016−2017シーズン開幕に合わせて始めたのは、サンアントニオ・スパーズのスター選手が出演するCMだ。HEBは2003年からスパーズのリードスポンサーになっており、人気選手とも個別に契約を交わしているため、同社のコマーシャル出演となっているのだ。HEBは複数のコマーシャルを流すことで、同CMをアップしているYouTubeで「いいね!」投票も行っている。今年のHEBコマーシャルで特に話題となっているのは、昨シーズンで引退したティム・ダンカン氏も出演を予定していることだ。2.11メートルを誇り「歴代最高のパワーフォワードだった」と言われるダンカン氏の引退は、多くのスパーズファンを落胆させた。だからこそ現役選手と一緒に出演するダンカン氏の姿はファンを大いに喜ばせることになる。HEBのフェイスブックにはコマーシャルを見たファンからの熱いメッセージが届くのだ。
 スパーズファンを大切にするHEBは男気を感じさせる。ファンを裏切らなければファンから裏切られることはない。男気を感じさせるテキサス魂でHEBは、地元から愛され続けるスーパーになるのだ。

トップ動画:2016年のHEBスパーズ・コマーシャル「折り紙編」。スパーズの人気選手がHEBの野菜炒めシリーズで、日本の折り紙にハマるというストーリー。HEBの野菜炒めシリーズは野菜を切る必要がなく簡単に調理できるので、試合後も時間を有効に使うことができNBA選手さえ折り紙を趣味にできるというコマーシャルだ。このコマーシャルのオチは、ツルやカエル、ワニの折り紙を自慢している中でカワイ・レナード選手が紙を丸めただけの雪玉を自慢しているところ。セリフが棒読みでも、演技が下手でも、オチが弱くても、2メートル前後の長身の選手が折り紙を器用に折っているという設定だけでスパーズファンは大喜びだ。  続きを読む
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2016年10月29日

【アマゾン】、スーパーマーケットを最大2,000店展開?食品流通に地殻変動をもたらす!

161029アマゾン・ブックス
■ニュースサイトのビジネスインサイダーは26日、ネット通販最大手のアマゾンが最大2,000店のスーパーマーケット出店を計画していると報じた。同サイトが得た内部メモによると、アマゾンのスーパー名は「アマゾン・フレッシュ(Amazon Fresh)」でアメリカ国内に2,000店舗を展開できるとしている。アマゾン・フレッシュは会員制の生鮮品の配達サービス。アマゾンは2018年末までに手始めとして20ヵ所のスーパーをオープンしテストを行う。向こう2年でスーパーをオープンする場所はシアトルやラスベガス、ニューヨーク、マイアミ、サンフランシスコ周辺など。通常のスーパーマーケット業態の他、他の業態もテストを行う計画で10ヵ所は「クリック&コレクト」と見られている。なお、ネット注文で店の前で車から降りずに注文品を受け取れる「クリック&コレクト」や「カーブサイド・ピックアップ」には、店内の売場でも買い物できるお店と「ダーク・ストア(dark store)」「ダーク・スーパーマーケット(dark supermarket)」「ドットコムセンター(dotcom centre)」と呼ばれる、売場はなくドライブスルー専用の倉庫となっている施設の2種類がある。内部メモには280坪程度となるアマゾン・スーパーは、店内からの注文に対応する端末「インストア・キオスク(Instore Kiosk)」や車両ナンバープレートからプライム会員を認識する「ナンバープレート・スキャニング(license-plate scanning)」なども導入されるとしている。ウォール・ストリート・ジャーナル紙も10日、アマゾンがコンビニエンスストアをオープンすると報じている。
 アマゾンの実店舗展開は、10坪前後で20ヵ所以上のモール内に展開する「アマゾン・ポップアップストア(Amazon Pop-Up store)」や、シアトルに続いて先月2号店目がサンディエゴにオープンした書店「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」がある。

トップ画像:サンディエゴにオープンしたアマゾンのリアル書店「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」  続きを読む
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2016年10月25日

【ナチュラル・グローサーズ】、平飼い卵を格付け!箸で持ち上がるのは文字通り金の卵?


■日本人はルールを守り、スタンダード(基準)に従うようにする。アメリカ人は都合の良いルールを作り、それに合わせたスタンダードを用意する。誰かが作ったスタンダードに自分を無意識にあてはめ格付けしあうのが日本人なら、アメリカ人は自分たちのスタンダードであたかも高く格付けをされているような印象に見せているのかもしれない。アメリカのスーパーに視察に行くとそんな思いを持つことが少なくない。ハナフォードは10年前から食品の栄養格付けシステム「ガイディングスター(Guiding Star)」を行っている。ガイディングスターは健康に良い食品の度合いを1つ星〜3つ星で示す格付けだ。他の栄養格付けにはハイヴィーなどで採用されている「ニューバリュー(NuVal)」がある。ニューバリューは1〜100ポイントで食品の栄養価を格付けするのだ。
 栄養に限らず様々な格付けを自分たちの基準で行っているのがホールフーズだ。ホールフーズには漁獲法など海洋生態系への影響を査定してシーフードを評価する「漁業資源の持続可能性・格付けシステム(Wild-Caught Seafood Sustainability Ratings)」に、家畜の飼育方法で牛肉や豚肉、鶏肉を格付けする「家畜飼育5段階評価・格付けシステム(The 5-Step Animal Welfare Rating)」、サステナブル(継続可能)な生産法で収穫した果物や野菜、花に格付けする「責任ある生産(Responsibly Grown)」、家庭用洗剤を環境への配慮さで格付けする「環境負荷・格付けシステム(Eco-Scale Rating System)」がある。ホールフーズは人の関心が向かう分野を先取りし、これまでなかったルールや基準を設けて格付けすることで、業界の第一人者の印象を消費者に与えているのだ。今、人の関心が向かっている食品とはケージ・フリー・エッグだ。
 ケージ・フリー・エッグとは、鶏には窮屈で狭すぎる鳥かご(ケージ:cage)に閉じ込めずに放し飼いにした、いわゆる「平飼い」の鶏に産ませた鶏卵だ。ファストフード大手のマクドナルドからバーガーキングやサブウェイ、ウェンディーズ、スターバックス、クイズノーズなど大手外食チェーンは2017年〜2025年までに使用する卵をすべてケージ・フリーにすることを発表している。昨年から今年にかけてはコストコやクローガー、アルバートソンズ、ターゲット、トレーダージョーズなど大手チェーンストアが、順次100%ケージ・フリー・エッグに切り替えていくことを宣言しているのだ。消費者の関心が向いているケージ・フリー・エッグに、自分たちで基準を設けて格付けを始めたスーパーマーケットが現れた。
 コロラド州を中心に19州に126店舗を展開するナチュラル・グローサーズは12日、卵の格付けを発表した。オーガニック食品や自然食品、サプリメントを扱うナチュラル・グローサーズの「放し飼い卵基準ランキング(Free-Range Egg Standard & Egg Ranking )」は、平飼いや放し飼いの度合いで生産した卵を格付けするシステムだ。格付けは3つあり最高位となるゴールドにシルバー、ブロンズと続く。ブロンズの基準は、十分に動ける空間(屋内・屋外)を持つケージフリー(平飼い)で育てられており、抗生物質やホルモン剤の投与がされていない鶏が生んだ卵だ。シルバーはブロンズの基準を満たし、屋外での時間が多く、遺伝子組み換え飼料を使っていない鶏が生んだ卵になる。ゴールドはブロンズとシルバーの基準を満たしながら、殺虫剤や除草剤を使用していない無農薬の草原(一羽当り3坪の広さ)に1日6時間以上放し飼いにされている鶏が生んだ卵となっている。
 ナチュラル・グローサーズのゴールド格付けされた卵の黄身は、箸でつまんで持ち上げることができるのかもしれない。最高評価となる卵は、消費者が高額でも進んで購入する「金の卵」になるのだ。

トップ動画:オーガニック・スーパーマーケットのナチュラル・グローサーズの「放し飼い卵基準ランキング(Free-Range Egg Standard & Egg Ranking)」の説明動画。格付けはブロンズ、シルバー、ゴールドとなっており、最高位のゴールド・エッグは文字通りの金の卵となるような育てられ方となる。消費者の関心が向かっているケージフリー・エッグに革命をもたらした格付けだ。  続きを読む
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2016年10月22日

【食品デフレ】、57年ぶり!10ヶ月連続で食品価格が下落し1本10円バナナのたたき売り?

161022エルスーパー
■食品物価の下落が止まらない。商務省が今週発表したデータによるとスーパーマーケットの9月の食品物価は前年同月比で2.2%の下落となり、ここ7年間では最大の下げ幅となった。スーパーマーケットの食品物価は10ヶ月連続して下落しており、1959年〜1960年以来となる。豚肉やコーンの値下がりで、特に低・中所得世帯には恩恵となっているのだ。一方で供給側であるスーパーマーケットや生産者、さらにレストランなどの外食産業も対応に苦慮している。スーパーの食品価格が下がっている要因は中国の需要減退やドル高、生産過多などが挙げられている。例えば1ポンド(450グラム)当たりのチーズは昨年4,44ドルだったが現在は4.40ドルと1%下落している。パン1ポンドも1.97ドルと前年同月の2.01ドルから1.7%の減少だった。鶏むね肉(1ポンド)は3.24ドルと前年同月の3.38ドルから3.9%の減少。ベーコン(1ポンド)は5.48ドルとなり前年同月の5.73ドルから4.4%の減少。1ガロン(3.78リットル)の牛乳(ホールミルク)は前年同月の3.39ドルから3.23ドルと4.8%減少している。1ポンド牛ひき肉も3.66ドルと4.13ドルから11.3%減少しており、卵1ダースは50.4%減となる1.47ドルと下落幅が大きい。
 食品価格の下落はスーパーマーケットの業績に暗い影を落としており、今期予想や通期予想の下方修正が相次いでいる。スプラウツ・ファーマーズ・マーケットは先月、長引くデフレと競争的な市場環境を原因に今期の業績で既存店ベースを当初の3.5%〜4.5%増から1.5%〜2.5%増に引き下げた。全米最大のスーパーマーケットチェーンのクローガーも先月、2016年度の通期予想を既存店ベースを当初の2.5%〜3.5%増から1.4%〜1.8%増と下方修正を行った。スーパーバリュの7月〜9月期決算では傘下のセーブ・ア・ロットやカブフーズなどスーパーマーケットの既存店・売上高前年同期比は5.9%の減少だった。食品価格の下落に競争激化でスーパーマーケットチェーンによる下方修正が相次ぐだろう。

トップ画像:カリフォルニアだけで49店舗を展開する中南米系スーパーマーケットのエル・スーパー。アルディを近隣にもつエル・スーパーは思い切った値下げで対抗している。スーパーマーケット激戦区となる南カリフォルニアは食品デフレも重なり、より一層レッドオーシャン化しているのだ。  続きを読む
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2016年10月20日

【スーパーバリュ】、売却したセーブ・ア・ロットの低迷が鮮明Q2!辛坊たまらん売却?

161020セーブ・ア・ロット
■傘下のセーブ・ア・ロットを売却したスーパーバリュは19日、第2四半期(7月〜9月)決算を発表した。売上高は38.7億ドルと前年同期の40.6億ドルから4.7%の減少となった。純利益は3,100万ドルと前年同期から横ばい。既存店・売上高前年同期比は5.9%となる。部門別の内訳では売上全体の45%となるホールセール(卸売)事業の売上高は17.3億ドルと前年同期の18.3億ドルから5.4%の減少となった。ライセンスを含むセーブ・ア・ロット事業は10.6億ドルと前年同期の10.9億ドルから2.8%の減少だった。セーブ・ア・ロットは売上全体の27.4%を占めている。カブフーズやショッパーズ・フード&ファーマシー等のコンベンショナル・スーパーマーケット約200店のリテール売上高(全体の26.7%)は10.3億ドルと前年同期の10.9億ドルから5.5%の減少だった。各事業部の既存店ベースはセーブ・ア・ロット全体(約1,370店)では5.2%の減少、そのうち472店のスーパーバリュ直営セーブ・ア・ロットは5.0%の減少だった。コンベンショナル・スーパーマーケットの既存店は5.9%の減少だった。
 スーパーバリュは17日、セーブ・ア・ロットをカナダの投資会社オネックス・コーポレーションに13.65億ドル(約1,400億円)で売却することを発表した。不調に陥っているディスカウント・スーパーを売却することで経営資源を食品卸に集中していく。セーブ・ア・ロットは500坪前後で展開するディスカウント・スーパーマーケットでリミテッド・アソートメントストアとも呼ばれる。300坪となる売場では、生鮮品など3,000品目に絞り込まれプライベートブランド等、ディスカウント価格で提供している。同部門の既存店ベースは一時期、5%以上で成長していたが、食品デフレやウォルマートやアルディとの競争激化で売上が落ち込んでいる。スーパーバリュは3年前も、投資会社サーベラス・キャピタル・マネージメントが率いる投資企業連合に当時の傘下スーパー5社(アルバートソンズ、ジュエルオスコ、アクメ、ショウズ、スターマーケット)全877店を33億ドルで売却している。  続きを読む
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2016年10月18日

【スーパーバリュ】、セーブ・ア・ロットを14億ドルで売却!スーパー大型再編劇は続く?

161018セーブアロット
■食料品卸売販売でスーパーマーケットも展開するスーパーバリュは17日、傘下のセーブ・ア・ロット(Save-A-Lot)をカナダの投資会社オネックス・コーポレーションに売却することを発表した。売却額は13.65億ドル(約1,400億円)でキャッシュとなる。スーパーバリュは1,300店以上のディスカウント・スーパーマーケットを売却することで食品卸に資源を集中していく。また売却額を債務にもあてるとしている。セーブ・ア・ロットは500坪前後で展開するリミテッド・アソートメントストア。300坪となる売場では、生鮮品など3,000品目に絞り込まれプライベートブランド等、ディスカウント価格で提供している。スーパーバリュは1年以上前、セーブ・ア・ロットのスピンオフや売却など、戦略的選択肢を検討していることを発表していた。ロイターが先月報じたところによると、カナダ・トロントに本社をおくオネックスが買収に乗り出していたが、スーパーバリュが売却額18億ドルに固執していたことで交渉が難航していた。アナリストの試算では、セーブ・ア・ロットの資産額は12.5億〜17.0億ドルと見ていた。食品デフレの影響でセーブ・ア・ロットの売上が低迷しておりスーパーバリュ側が折れたことで売却となった。
 スーパーバリュが7月27日に発表した直近の第1四半期(4月〜6月期)決算では全体の約3割を占めるセーブ・ア・ロットの売上高は1.7%減となる14.3億ドルだった。同部門の既存店・売上高前年同期比はライセンスストアが1.4%の減少、直営も食品デフレの影響で客単価が1.7%減となり、既存店ベースは1.0%の減少だった(客数は0.7%増)。今年2月27日までの52週の通年ベースでは、前年が53週ということもあり、セーブ・ア・ロットの既存店前年比はライセンスストアで1.4%の減少だった。前年は5.8%の増加。直営も同0.6%の増加にとどまっており、前年の7.6%増から大幅に減速した。セーブ・ア・ロットのライセンスストアは896店、スーパーバリュ直営は472店となる。スーパーバリューは約1,300店のセーブ・ア・ロットのほか、カブフーズ(Cub Foods)やショッパーズ・フード&ファーマシー(Shoppers Food & Pharmacy)、ショップン・セーブ(Shop'n Save)、ファームフレッシュ(Farm Fresh)、ホーンバッチャーズ(Hornbacher's)のコンベンショナルスーパーマーケット約200店を展開しており、食品卸では約2,000店の物流を担っている。
 なおスーパーバリュは2013年、投資会社サーベラス・キャピタル・マネージメントが率いる投資企業連合に、当時の傘下スーパー5社(アルバートソンズ、ジュエルオスコ、アクメ、ショウズ、スターマーケット)を33億ドルで売却している。  続きを読む
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2016年10月14日

【ベジーヌードル】、大人気の生野菜麺!スーパーで売場拡大し外食も注目するトレンド?

161014ベジー・ヌードル@ウェグマンズ
■糖質制限ダイエットが流行している日本では、一部のラーメン屋で麺抜きラーメンのメニューを提供している。麺を抜いて野菜をたっぷりに食べるスープにしているところもあるほどだ。アメリカでは「グルテンフリー」が大ブームになって久しい。グルテン抜きのパスタはあるが「グルテン抜きで且つ低カロリーで栄養満点のパスタをお腹いっぱい食べたい」というニーズが、スーパーマーケットの野菜売場に現れている。 サラダとしてすぐ食べたり、簡単に料理できるよう、あらかじめ洗って切ってあるパック詰めの「カット野菜」から「プリペアド野菜キット(prepped fresh vegetable kits)」が派生的に生じて拡大しているのだ。プリペアド野菜キットでここ数年、急増しているのがベジーヌードル(Veggie Noodle)。ベジーヌードルとは文字通り「野菜麺」で、ズッキーニやニンジンなどの生野菜をヌードル状にカットしてパッケージで販売しているのだ。もともとはグルテン抜きパスタ需要の増加で野菜を麺状にスライスしてくれるヌードルカッター「ベジッティ(Veggetti)」が大人気となった。それを一部のスーパーマーケットがプリペアド野菜キットに応用し、ベジーヌードルとして販売するようになったのだ。料理の仕方は簡単で、ズッキーニ・ヌードルなどに温めたパスタソースと和えるだけ。グルテンフリーで低糖質且つ栄養満点のベジーパスタの出来上がりだ。
 ウェグマンズでは数年前からベジーヌードル・コーナーを設けて、パスタ状のイエロースクワッシュやニンジン、レッドポテト、赤ピーマンなどを販売している。様々なビジーヌードルの詰め合わせとなる「ベジー・スパゲッティ・キット(Veggie Spaghetti Kit)」等も人気だ。そのウェグマンズは最近、サツマイモやテーブルビート、バターナット・スクウォッシュのヌードルを加えた。さらにカリフラワーを細かく刻んだ「カリフラワーライス(Wegmans Fresh Cut Veggies Cauliflower Rice)」も、ウェグマンズのプリペアド野菜キットとして販売を始めている。なおカリフラワーライスはトレーダージョーズでも昨年から人気商品となっており、こちらは冷凍食品として販売している。生野菜のベジーヌードルを扱っているのはウェグマンズだけではない。スチューレオナードは昨年末から「イエロー&グリーン・スクワッシュ・ヌードル(Squash Noodles)」の販売を開始し、アクメ・フレッシュマーケットでも今年に入ってベジーヌードルの詰め合わせ「ミックス・ベジタブル・ヌードル(Acme Fresh Market Veggie Spaghetti)」の販売を始めている。
 いずれ日本のラーメン屋やパスタ屋でビジーヌードルのメニューがお目見えするかもしれない。

トップ画像:ウェグマンズではズッキーニやニンジンなどの生野菜をヌードル状にカットしてパックしたベジーヌードル(Veggie Noodle)のコーナーがある。料理のしやすさなどから「カット野菜」から「プリペアド野菜キット(prepped fresh vegetable kits)」、そして「野菜麺」へと進化している。


麺状にスライスしてくれるヌードルカッター「ベジッティ(Veggetti)」のコマーシャル動画。ベジッティは鉛筆削りの要領で、ズッキーニやニンジンなどをパスタや麺のようにカットするヌードルカッター。野菜麺人気がウェグマンズなどの一部スーパーにベジーヌードルのコーナーをもたらしたのだ。  続きを読む
Posted by usretail at 02:56Comments(0)TrackBack(0)