2017年05月27日

【アマゾン】、ドライブスルー専用店舗のアマゾンフレッシュ・ピックアップが一般公開!


■ネット通販最大手のアマゾンはドライブスルー専用スーパー「アマゾンフレッシュ・ピックアップ(AmazonFresh Pickup)」を一般公開し正式にスタートした。ドライブスルー専用スーパーは「ドライブアップ・ストア(drive-up store)」「クリック&コレクト(click & Collect)」とも呼ばれ、利用者がネットで注文した生鮮食品などを、車から降りずに商品を受け取るサービスストア。店の中で買い物ができるインストア・ショッピングはなく、倉庫となる300坪弱の「ダークストア(dark store)」に専用の駐車スペースがついた食料品の受け渡し専用拠点だ。アマゾンフレッシュ・ピックアップはアマゾンスタッフがダークストアで商品の選択と袋詰めを行い、予約した時間に顧客の車まで運んでくれる。同社によると、注文から最短15分で受け取ることができるという。アマゾンフレッシュ・ピックアップは3月からアマゾン社員のみが利用できるテストを始めていた。アマゾンフレッシュ・ピックアップはソードー地区(2401 Utah Ave S, Seattle, WA 98134)とバラード地区(5100 15th Ave NW, Seattle, WA 98107)にあり、営業時間は午前7時〜午後10時まで。手数料はなく最低注文金額の条件や制約もないが、利用できるのは年会費99ドルのアマゾンプライム会員のみとなっている。ネット情報サイトのギークワイア(GeekWire)によるとピーク時のスタッフ数は15人前後となる。ローディング(車への注文品積み込み)専用スタッフは3〜5人としている。また待ち時間の平均は5分程度で、客数の4分の1は午後5時〜7時30分に集中するとみている。ギークワイアでは、すでにアマゾンフレッシュ・ピックアップを利用した動画をYouTubeにアップしいる。動画ではアマゾンフレッシュ・ピックアップのパーキングに車を停止後、スタッフが本人確認し、オーダーした商品がトランクに詰め込まれるところを映している。クローガーのクリックリストが本人確認等の署名を求めているが、アマゾンフレッシュ・ピックアップでは求められていない。
 アマゾンは食料品の受け渡し専用拠点以外でも大学キャンパス内の受け取り施設を多数開設している。また実店舗展開も加速しており、大型ショッピングモール内の「ポップアップストア(Pop-Up Store)」を32ヵ所を持ち、リアル書店の「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」の7店舗目をNYマンハッタン地区にある「ザ・ショップス・アット・コロンバス・サークル(The Shops at Columbus Circle)」SCにオープンさせている。一方、テストを行っているレジなしコンビニエンスストアの「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」はシステムの不具合により一般公開が遅れている。

トップ動画:ネット情報サイトのギークワイア(GeekWire)はアマゾンフレッシュ・ピックアップを利用した動画をYouTubeにアップしいる。動画ではアマゾンフレッシュ・ピックアップのパーキングに車を停止後、スタッフが本人確認し、オーダーした商品がトランクに詰め込まれるところを映している。  続きを読む

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2017年05月19日

【ウォルマート】、ECが63%増加!デジタル企業に宣言して「EC拡大、店売り成長」?

170519ウォルマート・ピックアップ
■ウォルマートが18日発表した第1四半期(2月〜4月期)決算は、Eコマースが60%以上急拡大したことで増収に寄与した。会員費等を含む総売上高は1.4%増となる1,175.4億ドル。イースターホリデー時の食品と日用品の売上の伸びが成長を支えた。一方、純利益は前年同期から1.3%減となる30.4億ドルとなった。Eコマース企業の買収等、IT投資により営業経費が上昇し利益を圧迫した。
 売上高の約6割を占める国内のスーパーセンターやディスカウントストアなどウォルマートUSの売上高は754.4億ドルと前年同期比2.9%の増加だった。ウォルマートUSの既存店・売上高前年同期比(ガソリン販売は除外)は食品売上の改善により1.4%の増加となった。これによりウォルマートUSの既存店ベースは11四半期連続で前年を上回ったことになる。内訳は客単価が0.1%減少したものの、客数が10四半期連続プラスとなる1.5%の増加となった。また取扱品目数が5,000万品目(前期は約3,500万品目、前年同期は1,000万品目)に達しているEコマースは売上高が前年同期比63%増となり、前期の同29%増から成長が大幅に加速した。またEコマースの取引総額(GMV:Gross Merchandise Volume)は69%の増加だった。Eコマースの急拡大は、35ドル以上の買い物をすれば年会費無料で2日間配送サービスの「無料2日間シッピング(FREE 2-Day Shipping)」に、Eコマースでラスト・ワン・マイルのコスト節約分を顧客に還元する「ウォルマート・ピックアップ・ディスカウント(Walmart Pickup Discount)」が寄与している。ウォルマートは今年に入ってEC企業のモドクロスやシューバイ、ムースジョーなどを買収しているが、EC成長のほとんどがウォルマート・コムのオーガニックな成長としている。
 また、スキャン&ゴーを昨年9月末、全店に展開したサムズクラブの既存店ベース(ガソリン売上除外)も1.6%の増加となった。サムズクラブの既存店ベースのプラスは5四半期連続で、内訳は客数が1.1%の増加、客単価が0.5%の増加となった。サムズクラブのECもGMVも21%の増加となった。サムズクラブの「インドア・クラブ・ピックアップ端末(Indoor Club Pickup kiosk)」や「ドライブスルー・ピックアップ(Drive-through pickup)」「カーブサイド・ピックアップ(Curbside pickup)」などクラブピックアップがEコマースの成長を後押ししているという。

ウォルマート第1四半期(2月〜4月期)
総売上・前年同期比:1.4%増
純利益・前年同期比:1.3%減
既存店・売上高前年同期比:1.4%増(アメリカ国内)
ウォルマート店舗数(17年4月30日)
 アメリカ国内店舗数:5,354店
  スーパーセンター:3,534店
  ネイバーフッドマーケット:698店
  ディスカウントストア:412店
  小型店など:48店
 サムズクラブ:662店

 海外店:6,369店

 総店舗数:11,723店  続きを読む
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2017年05月16日

【ストーリー】、ウォルマート傘下EC企業ジェットと提携!EC企業のショップでない?

170516ジェット@ストーリー
■NYマンハッタンにあるコンセプトショップ「ストーリー(STORY)」は10日、ウォルマート傘下のEC企業ジェットと提携し、食をテーマにキュレーション雑貨の販売を始めた。チェルシー地区(144 10th avenue new york ny 10011)に2011年オープンしたストーリーは、ブランド・コンサルタントのレイチェル・シェフマン氏のトレンド&コンセプトショップ。4週間〜8週間の限定で大手企業と提携しながらテーマに沿った商品を揃え販売も行う。過去にはペプシコやヒューレット・パッカード、GEなどと提携しており、2014年のホリデーシーズン中にはターゲットと提携し、ホリデーギフトなどを集めた(キュレートした)ホリデーショップを行っていた。ジェットと提携したコンセプトショップは5月10日〜6月18日までの予定となっている。約50坪となるショップにはトマトから作られたフェイスマスク(顔用パック)やケール風味のチョコバー、アイスクリームや寿司をあしらったソックス、バナナシェイプの小物入れなど一部生鮮品を含め、約700アイテムを揃えている。価格は5ドルの芝生ペンから1,500ドルのAI電子レンジなどで平均価格は38ドル。ほとんどの商品はストーリーで購入でき、ジェットでもオンライン注文が可能としている。ストーリーではイベントも多数開催され、イタリア料理の著名シェフでありイータリーの創業にも尽力したマリオ・バタリ氏の料理実演や有名メイクアップアーティストのボビー・ブラウン氏の講演会、またピザやクッキーを焼いた試食会なども行う予定としている。  続きを読む
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2017年05月10日

【アマゾン】、エコー・ショー発表!居間や寝室でなくキッチンに置く最高のAIツール?


■ネット通販最大手のアマゾンは9日、同社が開発したスピーカー型AI音声アシスタントの新機種「エコー・ショー(Echo Show)」を発表した。7インチのタッチスクリーンが搭載したエコー・ショーはエコーシリーズの機能に加えて、画像表示や動画の再生、ビデオ通話も可能となる。価格は229.99ドル(約2.6万円)で6月28日に発売する。エコーショーは天気やスケジュールを音声のみで反応するだけでなく視覚的に閲覧することができ、画面をタッチして操作できることもポイントとなる。またエコー・ショーを使った通話機能「ドロップ・イン(Drop In)」では、ハンズオフで「アレックス、〇〇に連絡して(Alexa, drop in on XX)」と呼びかけることでアレックス・アプリを搭載した端末を持っている相手と通話ができる。エコー・ショーを所有している相手とは、ビデオ通話が可能であり、音声のみの通話に切り替えることも可能だ(アプリでもビデオ通話は利用可能のようだ)。なおビデオ通話は、前面にある500万画素のカメラと8つのマイクと2つのスピーカーを使って行う。発表と同時にアップされたエコーショーの紹介動画では、双子を授かり育児に忙しい夫婦に、孫娘と一緒に室内ペインティングを行う祖父を映し、ハンズオフでエコー・ショーを操作する場面を紹介している。ビデオ通話も音声で受信を承認、YouTubeのDIYハウツー動画をスタートさせ、オムツの再注文に照明やサーモスタットなどIoTの操作なども音声操作で可能だ。
 アマゾンは2014年11月に「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」を発売し、2016年3月には廉価版で小型の「エコー・ドット(Echo Dot)」と携帯型端末の「タップ(Tap)」を発表。今年4月にはカメラ付きの「エコー・ルック(Echo Look)」を発表している。タッチスクリーン搭載は初となる。エコー・ショーは一度に2台購入すると合計で360ドルとなる100ドル値引きキャンペーンを行う。

トップ動画:エコー・ショーの紹介動画。双子を授かり育児に忙しい夫婦に、孫娘と一緒に室内ペインティングを行う祖父を映し、ハンズオフの音声でエコー・ショーを操作するシチュエーションを紹介している。  続きを読む
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2017年05月07日

【ウォルマート】、ダッシュボタンよりすごい技術!「ボタンを押す注文」すらしなくなる?

170507ウォルマート・ピックアップ01
■アマゾンは2年まえ、ボタンを押すだけで補充が必要な日用品を手軽に注文できる「アマゾン・ダッシュボタン(Amazon Dash Button)」を発表した。発表日が4月1日の前日だったこともあり、誰もが当初、エイプリルフールのジョークだと疑っていた。戸棚の内側に貼ったボタンを押すだけで、注文が完了するダッシュボタンは現在までに、250種類のブランドまで拡大している。フォーチュン誌では、ダッシュボタンからの注文は1日で5,760件と推測している。アマゾン全体の注文数に比べてダッシュボタンからの注文はわずかだが、一部にショッピングの仕方を変えてしまったという向きもある。消耗品の補充注文という、わずらわしさがなくしたからだ。しかしアマゾンのダッシュボタンで驚くのは早い。「ボタンを押す」注文すらしなくなるIoT技術が、ウォルマートによってパテント申請されたのだ。
 ウォルマートが昨年10月、米国特許商標庁(USPTO)に特許出願した「IoT環境の小売サブスクリプション(Retail Subscription in Internet of Things Environment)」は、ネットにつながった商品タグが商品の使用状況に応じて再注文などを行うシステムだ。センサー技術を応用したハイテクのタグが商品の使用や消耗をモニタリングするという画期的な仕組みなのだ。タグはブルートゥースやRFID、赤外線、NFC(近距離無線通信)など何らかの方法でネットと常時つながっており、例えばミルクやコーヒーなど食品の残量を検知して消費者に伝え、再注文を自動でおこなうという。衣類なら洗濯の回数、食品なら賞味期限など、メーカー側が設定したしきい値を超えたところで自動注文を行うことも可能となる。また特許にはAI(人工知能)と組み合わせることで、ある商品を買っている利用者に別の商品を奨めることことも示唆している。今のところ、ウォルマートがこの技術を使い、製品開発やテストを行っているという情報はない。
 ウォルマートは利用者がいつも購入する定番商品の再注文し、お店でピックアップする「リオーダー・ナウ(Reorder Now)」を始めている。リオーダー・ナウはアプリに保存されているeレシートから購入頻度の高い商品から、再注文をおこなう機能だ。生鮮品など冷蔵・冷凍での保存が必要な商品以外をアプリ経由で簡単に注文でき、ウォルマートのピックアップ・カウンターで受け取ることで買い物時間を節約できる。
 IoTを使った自動サブスクリプションサービスが出てくれば注文を考える手間さえ省けてしまうのだ。

トップ画像:ウォルマート・アプリ機能の「リオーダー・ナウ(Reorder Now)」で再注文&ストアピックアップを行った。パスタや缶詰などいつも購入する店在庫の商品なのだが、店内ピッキングによる店内在庫ではなく、3ヵ所のフルフィルメントセンターから送られてきたものだった。  続きを読む
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2017年04月29日

【スターバックス】、モバイル・オーダー&ペイ需要増大に対応が追いついていない不備!

170429スターバックス
■コーヒーチェーン最大手のスターバックスは27日、第2四半期(1月〜3月期)の決算発表で「モバイルオーダー&ペイ(Mobile Order & Pay)」の対応が後手に回っていることを認めた。国内の既存店・売上高前年同期比は第2四半期、3.0%の増加だった。市場予想の3.7%増に届かなかった。客単価は4%の増加だったが、客数(トランザクション)が2%の減少だ。一方、一昨年9月からライセンスストアを除く全直営店に導入されたモバイルオーダー&ペイが、注文全体の8%にまで上昇した。前期の7%から1ポイントも伸び、前年同期(4%)からは4ポイントも急伸しているのだ。モバイルオーダー&ペイは事前注文・事前決済のことで、スマートフォン・アプリからコーヒー等を注文し、アプリ内にある金額をチャージしたギフトカード(プリペイドカード)から支払う仕組み。利用者はメインメニューの「注文(Order)」をタップし、フラペチーノやベーグルを選択。ピックアップまでの時間が表示された最寄りのスターバックス店を指定し、注文ボタンをタップすれば決済完了となる。
 同社CEOケビン・ジョンソン氏は決算声明で「モバイルオーダー&ペイが第1四半期、ランチタイムなどのピーク時に20%以上となったお店は1,200店にも上っていました。モバイルオーダー&ペイの拡大と需要急増で、現場は仕事量で大きな課題を引き起こしていました。第2四半期ではピーク時に約1,800店が20%以上となっています」とモバイルオーダー&ペイが混雑の原因で客数減になっていることを明かしたのだ。スターバックスではバイルオーダー&ペイ改善策として「ウェーブ1〜3アクション(Wave 1 to 3 action)」を行っている。ウェーブ1ではスタッフ研修の実施にピーク時での人員やモバイルオーダー&ペイ専任スタッフ「デジタル・オーダー・マネージャー(DOM:Digital Order Manager)」の追加となっている。ウェーブ2はタブレット端末を使ったDOMの具体的なアクションとなる。DOMはネットからの注文をリアルタイムでバリスタと確認し、利用者にはオーダー完了などのデジタル通知を行い、受け取りカウンターの整理を行う。ウェーブ3ではモバイルオーダー&ペイ対応の機器の導入やレイアウトなど店舗開発と改装となっている。
 同社の第2四半期の売上高は前年同期比6%増となる52.9億ドルだった。純利益は同13.5%の増加となる6.52億ドルだった。なお同社のアプリ決済「モバイルペイメント(Mobile Payment)」はアメリカ国内で29%に達しており、会員サービスの「マイ・スターバックス・リワード(My Starbucks Rewards)」の会員数も国内で前年同期比11%増となる1,330万人となっている。  続きを読む
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2017年04月25日

【パネラブレッド】、自社の宅配サービス始動で1万人雇用!人気の寿司ブリトーも出前?

170425パネラブレッド
■全米に約2,000店のベーカリーカフェを展開しているパネラブレッドは24日、自社で宅配サービスを拡大するために約1万人を新たに雇用することを発表した。パンやサンドイッチ、スープなどを販売する外食チェーンが3大宅配ピザチェーン(ドミノピザ、ピザハット、パパジョンズ)と肩を並べるほどの出前ビジネスに着手する。パネラブレッドは現在、15%の店舗で宅配サービスを実施している。1万人の75%を宅配要員に充てることで、年内中に最大40%の店舗で出前を行う計画。同社アプリから宅配をオーダーでき、宅配ピザチェーンのドミノピザのように配達状況を地図上で確認できるトラッキングが可能となる。リアルタイムで配達ドライバーを追跡できるため、渋滞に巻き込まれても宅配時間の目安がわかるようになるという。またドライバーの名前と顔写真が表示されることで配車アプリのウーバー(Uber)のように身元確認もできるようになっている。宅配サービスは5ドル以上の注文で、手数料は1回3ドルとなる。宅配の営業時間は午前11時〜午後8時。パネラブレッドでは宅配サービスを拡大することで1店舗当たり2.5万ドルのコストになるとしている。宅配による年間売上は1店舗あたり25万ドルを見込んでいる。1回あたりの平均宅配売上は22ドル。
 パネラブレッドは3年前から「パネラブレッド2.0(Panera Bread 2.0)」プログラムを行っている。パネラブレッド2.0は店内の端末やスマートフォン・アプリ経由の注文などのチャネルを増やし、モバイルオーダー対応のキッチン・オペレーションにアップデートするオムニチャネル戦略。具体的には店内の端末からセルフオーダーする「ファスト・レーン・キオスク(Fast Lane Kiosk)」、アプリ経由で注文し店でピックアップするツーゴーの「ラピッド・ピックアップ(Rapid Pick-up)」、着席したテーブルからアプリ経由で注文しメニューをテーブルまで運んでもらうイートインの「オーダー・フロム・マイ・テーブル(Order From My Table)」を提供している。宅配サービスの「デリバリー(Delivery)」は、ドアダッシュやポストメイトなどオンライン宅配業者による委託で行われている。宅配業者による宅配サービスの評判が芳しくなかったことで、パネラブレッドは自社で宅配サービスも行うとしているのだ。
 なお、昨年末の時点で約900店展開の直営店では70%となる626店舗、約1,100店のフランチャイズ店では約10%の120店舗がパネラブレッド2.0対応となっている。

トップ画像:パネラブレッド2.0の「オーダー・フロム・マイ・テーブル」。アプリ経由で注文するとテーブルまで運んでもらえるのだ。  続きを読む
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2017年04月20日

【ペットスマート】、ペット用品通販サイトのチューイ買収!肉球で笑顔になる顧客とは?

170420ペットスマート
■1,500店以上を展開するペットチェーン最大手のペットスマートは18日、ペットフードやペット用品のオンラインストア「チューイ(Chewy.com)」を買収したことを発表した。同社は買収額など詳細は明らかにしていない。テック業界ニュースサイトのリコードは関係者の話としてチューイの買収額が33.5億ドルと報じている。リコードが報じる買収額は、ウォルマートが昨年8月に買収したジェット(jet.com)の買収額33億ドルを上回る。2011年創業のチューイは顧客数が300万人を超え、2016年の売上高は9億ドルだ。今年の売上高は15億ドルに達する見込み。すでにフットボールフィールド級のフルフィルメントセンター(物流センター)を3ヵ所稼働しており、来年初めまでにさらに3ヵ所オープンする。創業から6年だが調査会社1010データによると、国内シェアは43%に達しており、アマゾンの48%に迫る勢いとなっている。チューイの急成長を支えているのは、徹底したハイタッチなカスタマーサービス。本社スタッフ3,400人のうち約400人はチャットやメール、電話などによる問い合わせに24時間体制であてられているのだ。ペットが商品を気に入らなければ無条件で100%の返金に応じ、返品期間は購入から1年にもなる。昨年は手書きのクリスマスカードを200万枚も郵送したことで切手代だけで94万ドルかかったという。チョーイに初めてオーダーすると送料無料となり、ペットシェルターに20ドル寄付されるのだ。一方、ハイタッチなカスタマーサービスで負担が増え、チューイは赤字となっている。同社のファイナンスに詳しい筋によると客単価は平均75ドルで、粗利益率は30%程度。49ドル以上で送料無料となる配送コストは平均で約12ドルという。取り扱う数百種類のブランドすべてにグーグルのSEO対策を行っており、競合の試算ではチューイの顧客獲得コストは最大200ドルにも達する。顧客の獲得が凄まじい反面、同時に多くのお金も失っているのだ。
 ペットスマートはチューイのハイタッチなカスタマーサービスをそのままに資金提供を続け自社のオンラインストアにも反映させるようだ。なおペットスマートは2014年、投資企業のBCパートナーズに88億ドルで買収され非上場となっている。

トップ画像:ペットなどの動物を下から撮影するプロジェクト「アンダールック(Underlook)」からの一枚。肉球を可愛いと感じる人たちを顧客にするには、オムニチャネル化でも心の琴線に触れるカスタマーサービスが必要となるのだ。  続きを読む
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2017年04月16日

【ウォルマート】、ボノボス買収?成功事例にはエンドレスアイルに迷い込んだタレント!

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■ウォルマートがオンライン・メンズアパレル・ブランドの「ボノボス(Bonobos)」を買収しようとしていると14日、報じられた。テック業界のニュースサイトであるリコードが関係者の話として報じたところによると、両社はすでに金額面での合意は達しており、交渉はデューデリジェンス(買収の適正評価や精査など)の最終局面に移っている。買収額など詳細は報じていない。ウォルマートが先月買収したビンテージ・レディースファッションの「モドクロス(Modcloth)」より業績が安定していることで推定売上高1億ドル〜1.5億ドルのボノボスでは最大3億ドルとの予想がされている。金融情報サービス企業のピッチブックでは2014年の評価でボノボスは3億ドルとの評価となっている。なおウォルマートがボノボス買収となれば、ジェットのマイク・ローリィ氏がウォルマートEコマース事業部のCEOになってからは4社目となる。ウォルマートは今年1月、靴の通販サイト「シューバイ(ShoeBuy)」を7,000万ドルで買収、2月にはアウトドア販売の「ムースジョー(Moosejaw)」を5,100万ドルで買収、3月にはモドクロスを買収している。
 ボノボスは2007年、スタンフォード大学でクラスメートだったアンディ・ダン氏とブライアン・スパイリー氏によってオンラインストアとして創業。当初のパンツやシャツ、ジャケットなどカジュアルウェア中心からスーツやドレスシャツ、上着、ゴルフウェアなどにも品揃えを拡大している。2011年には試着ショールームの「ボノボス・ガイドショップ(Bonobos Guideshop)」の出店を開始している。2012年にはノードストロームからの投資を受け提携も開始し、ノードストロームや同社オンラインでの販売も始めている。一方、在庫をもたず販売を行わないボノボス・ガイドショップは現在までにサンフランシスコやシカゴ、ニューヨークなど30ヶ所で展開しており、2020年までに100店舗展開を目指している。なおボノボス共同創業者のスパイリー氏は2009年にボノボスを辞め、同業のトランク・クラブ(Trunk Club)のCEOに就任している。トランク・クラブは2014年にノードストロームに3.5億ドルで買収されている。  続きを読む
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2017年04月15日

【マイヤー】、スーパーマーケット最大手クローガーの本拠地でシプツ宅配サービス開始!

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■ミシガンを中心に約230店のスーパーセンターを展開するマイヤーは12日、オンデマンド買物代行・宅配サービスのシプツ(shipt)と提携した宅配サービスをオハイオ州にも拡大することを発表した。注文から最短で1時間で宅配する同サービスは昨年9月、ミシガン州デトロイト地区でテストを始めた。先月29日はミシガン州グランドラピッズ地区の店舗に同サービスを拡大し、13日にはインディアナ州フォートウェイン地区とインディアナポリス地区の店舗でも始めた。今回の発表では4月27日にオハイオ州シンシナティ地区とデイトン地区の店舗で開始、来月4日にはコロンバス地区でも始める。また夏にはトリード地区でも開始される計画。24時間営業となるスーパーセンターに合わせて、一部店舗では宅配も24時間のサービスになっている。マイヤーはまた、ネットで注文してお店の駐車場で車から降りずに受け取れる「カーブサイド・ピックアップ」も拡大中だ。対象商品が8万品目に及ぶ同サービスの手数料は4.95ドル〜6.95ドル。ただ、注文品を受け取れるサービス時間は朝7時〜夜9時までとなっている。
 アラバマ州バーミンガムに本部を置くシプツはクラウドソーシングを採用したビジネスモデル。アプリを通じて注文が入るとショッパーと呼ばれる登録者がスーパーで買い物し、注文から最短1時間で顧客に配達する。シプツのサービス手数料は1回7ドル。年会費99ドルのメンバーシプツに加入すると、発注金額が35ドル以上は手数料無料で何度でもサービスを受けられる(35ドル以下は1回7ドル)。シプツによると、宅配商品は35ドル分で5ドル程度マークアップされているという。シプツは2014年の創業当初、ターゲットやベストバイ、ホームデポからの宅配をおこなっていた。翌年からは買物先をスーパーマーケットに絞り(一部地域ではアルコール専門店からも宅配)、一部の都市を除いて多くはスーパーマーケットも1社に特定している。シプツは6州に展開するマイヤーとの提携によって約1万人のショッパーを採用する計画だ。オハイオ州だけでも1,000人規模の雇用となるという。同社は現在、フロリダ州やテキサス州などの都市を中心に38ヵ所で展開している。
 オハイオ州シンシナティに本部を置くスーパー最大手のクローガーでは、同地区内にあるクローガーでカーブサイドピックアップのクリックリストを併用したストアピックアップ代行&宅配ビジネスを昨年1月から始めている。グローサリー・ランナーズ(The Grocery Runners)はクリックリストで購入した商品を顧客の代わりにお店で受け取り宅配するサービス。料金は1回あたり10ドルに購入金額の4%となっている。クリックリストで100ドル分の生鮮品等を購入した場合、グローサリー・ランナーズに14ドルを支払うことになる。クリックリストの手数料4.59ドルを含めると20ドル近くになる。  続きを読む
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2017年04月13日

【ウォルマート】、ラストマイル節約をピックアップ・ディスカウント!ローリィの頭脳?

170413ウォルマート・ピックアップコーナー@プロトタイプ
■ウォルマートは12日、Eコマースでラスト・ワン・マイルのコスト節約分を顧客に還元する「ウォルマート・ピックアップ・ディスカウント(Walmart Pickup Discount)」を始めることを発表した。「ラスト・マイル(last mile)」とも呼ばれている「ラスト・ワン・マイル(last one mile)」は、ネット注文で店舗を含む最終の物流拠点から消費者までの最後の距離を意味する。Eコマースの物流では、ラストマイルが宅配コストの50%以上を占めるといわれている。ウォルマート・ピックアップ・ディスカウントは、利用者がネット注文した商品を最寄りのウォルマートで受け取ることでラストマイルの節約分を値引きする、いわば「ボピス・ディスカウント(BOPIS Discount:Buy Online Pickup In Store Discount)」だ。ピックアップ・ディスカウントは19日からネット専売商品1万品目で開始され、6月末までには100万アイテムにも拡大する。対象商品は主に重量があり、体積や容量の大きい、かさばるような商品。節約分を還元する値引き率は3〜5%となっている。例えば1,698ドルのビジオ製70インチ4Kスマートテレビ(2160p 240Hz)をウォルマートのお店でピックアップすれば50ドル値引きされ1,648ドルとなる。148.05ドルの新生児用チャイルドシート(Britax B-SAFE 35 Infant Car Seat)もお店で受け取れば、7.40ドル値引きされ160.65ドル。約140リットルのコールマン大型クーラーボックス(Coleman 150 qt Heritage XP Marine Cooler)も111.49ドルからピックアップ・ディスカウントで4.46ドル引かれ、107.03ドルとなる。
 ウォルマートのeコマースCEOのマイク・ローリィ氏は声明で「お客様にはベストでよりスマートな買い物をしていただけるよう『価格の透明性』を提供しています。会員費なしの宅配サービス『無料2日間シッピング(FREE 2-Day Shipping)』の他、ピックアップ・ディスカウントでさらに節約できるのです」と述べている。なおウォルマートが2月から始めた「無料2日間シッピング(FREE 2-Day Shipping)」は、35ドル以上の買い物をすれば年会費など払う必要なく2日間で宅配するサービス。新サービスは家庭用品やペット用品、家電製品など日用品200万品目以上となっている。業者が扱うマーケットプレイスは対象外となっているが、35ドル以上の注文にマーケットプレイス商品の他、対象商品が入っていれば「無料2日間シッピング」の利用可能となる。
 ウォルマートは「無料2日間シッピング」に「ピックアップ・ディスカウント」の武器で競合アマゾンに応戦する。

トップ画像:今年2月、テキサス州ヒューストン郊外にオープンしたウォルマート・スーパーセンター(プロトタイプ)のエントランスにあるピックアップコーナー。これまでのピックアップコーナーと違いカウンターがなく、商品受け取りまで座って待てるよう椅子がならべられている。


ウォルマート・ピックアップ・ディスカウント紹介動画。アーカンソー州ロジャー地区にあるプロトタイプ店が映っている。  続きを読む
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2017年04月07日

【アマゾン】、これは凄い!アマゾンキャッシュで実店で使われるはずの現金がネットに?

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■インターネット通販最大手のアマゾンは3日、銀行口座やクレジットカードを持っていなくてもネットを利用できる新サービス「アマゾンキャッシュ(AmazonCash)」を始めたことを発表した。口座を持たない低所得の消費者を獲得し顧客層を広げるのが狙い。利用者はアマゾンの自分のアカウントから専用のバーコードを印刷する。もしくはスマートフォンにあるアマゾン・アプリに表示させるか、アイフォンではバーコード表示後にウォレットに取り込むこともできる。アンドロイド端末のスマートフォンでは、ホームスクリーン上にショートカットにして利用可能だ。あとはアマゾンと提携する大手チェーンストアで、バーコードをスキャンしてもらい入金するだけ。1回の手続きで可能なチャージ額は15〜500ドル。手数料は不要となる。入金直後に自分のアカウントにチャージ金額が反映され、即座にネットで買い物などの利用が可能となる。アマゾンキャッシュを利用できるチェーンはドラッグストアのCVS、オハイオ州をベースにガソリンスタンド併設型(GS)コンビニを展開するスピードウェイ(Speedway)、中西部など11州で約400店を展開するGSコンビニのカム&ゴー(Kum & Go)、東部地区のGSコンビニのシーツ(Sheetz)など7社。アマゾンは今後もアマゾンキャッシュの提携店を拡大していくとしている。なお競合のウォルマートは5年前、オンラインでの決済を現金でも支払いできる「ペイ・フォー・キャッシュ(pay with cash)」サービスを始めている。ペイ・フォー・キャッシュはウォルマート・コムで注文した商品をウォルマート・スーパーセンターやディスカウントストア、ネイバーフッドストアの約3,800店で支払いができるというもの。オンライン注文の決済時に配送先と「現金」支払いを選択すると確認メールが届く、そこにあるオーダー番号をもって48時間以内に最寄のウォルマートのレジで支払いをすると商品発送の手続きがとられる。
 アマゾンキャッシュはウォルマートと同様、クレジットカードを持たない低所得者層などを取り込むためのサービスだ。連邦預金保険公社(FDIC)の2年前の調査によると、アメリカでは銀行口座を持てない「アンバンクド(unbanked)」世帯と、小切手の換金サービス業者などを主に利用する「アンダーバンクド(under-banked)」世帯が全体の約3割にも占めている。こういった現金で生活する消費者は、ネットショッピングに利用できるお金があっても実際に買い物をするのは簡単ではなかった。例えばアマゾンでの買い物ではアマゾン・ギフトカードやビザなどの金融系ギフトカードにチャージして使うしかなかったためだ。
 アマゾンでの買い物が現金でも利用可能になったことで実店舗にとってまた大きな脅威となるのだ。

トップ画像:近所のCVSで早速、アマゾンキャッシュで入金を行った。アイフォンのウォレットにあるアマゾンキャッシュ用のバーコードを表示しスキャナーで読み込ませた後に現金(120ドル)を支払った。レシートを貰って完了。極めて簡単且つスピーディだ。この時、対応した店長が来るべき地殻変動の予兆を後藤に話したのだ。さて何といったか?  続きを読む
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2017年04月05日

【マリアノス】、クリックリストを開始!グローサラントにPBでホールフーズ・キラー?

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■グローサラント業態でグルメスーパーを展開するマリアノスがカーブサイド・ピックアップを始める。イリノイ州シカゴ市内や郊外に41店舗を展開するマリアノスが始めるカーブサイド・ピックアップはネットで注文してお店の駐車場で車から降りずに受け取れることができるサービス。マリアノスはクローガーの系列スーパーとなっていることで同サービスを「クリックリスト(Clicklist)」と呼んでいる。マリアノスのクリックリストは生鮮品など約3万品目以上をネット注文・決済し、翌日の午前8時〜午後9時まで1時毎のピックアップ時間を指定して受け取る仕組み。ピックアップは指定されたパーキングスポットに車を停め、掲載されている電話番号に連絡すれば、スタッフが商品をもってきてトランクに詰めてくれるのだ。マリアノスのクリックリストの注文手数料4.95ドル。マリアノスでは今月末にヴァーノン・ヒルズ店からクリックリストを開始しオークローン店やバックタウン店でも導入する。年内までに10店でクリックリストの展開を予定している。マリアノスではクリックリスト導入でスタッフ7人を付けるとしている。
 マリアノスの親会社であるラウンディーズは2015年11月、スーパー最大手チェーンのクローガーに1.78億ドルで買収された。クローガーCEOのロドニー・マクマレン氏はマリアノスを年間4店〜5店の新規出店を明らかにしており、買収後もマリアノスは積極的に2,000坪サイズの大型店を出店している。昨年5月に37店舗目のマリアノス・ネイパービル店(2,100坪)、8月には店内ハンバーガーショップ「フォースター・バーガーバー(Four Star Burger Bar)」や作り立てのパスタ料理を提供する「アーバン・パスタ・バー(Urban Pasta Bar)」を導入したマリアノス・レイクビュー・イースト店(2,100坪)、10月には39店舗目のブロンズビル店(2,100坪)、今年1月には40店舗目となるブルーミングデール店(2,000坪)、先月末には41店舗目となる小型(1,000坪)のデスプレイン店(10 E Golf Rd, Des Plaines, IL 60016)をオープンしている。また、シカゴ郊外のロンバード地区やバンノックバーン地区、クリスタルレイク地区での出店も決まっている。
 なおクローガーはクリックリストを傘下のスーパー等で昨年末までに約420ヵ所追加したとしている。現在は640ヵ所以上で実施しており、一部には配車サービスのウーバーと提携した宅配サービスのテストも開始している。この宅配サービスはクリックリスト経由で注文した商品をウーバーのドライバーに渡し宅配してもらうサービスとなる。クローガーは傘下の食品スーパーを含めると35州に約2,800店のスーパーマーケットを展開している。

トップ画像:クローガー買収直前となる2015年10月にオープンした2階建てのマリアノス・ニューシティ店(1500 N Clybourn Ave, Suite C104 Chicago, IL 60610)。マリアノス34店舗目となる店舗だ。このオープニングから1年と半年でマリアノスはすでに7店舗を新規出店している。  続きを読む
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2017年04月03日

【サムズクラブ】、コストコ会員も嫉妬する無料ドライブスルー・クラブ・ピックアップ!

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■日本でコストコは大人気だ。あまにも人気があり過ぎて、コストコの混雑は名物にもなっている。休日や祝日などで混雑がピークに達する時間にいくと、駐車場に入るのさえ時間がかかる。ごった返す店内でやっとの思いで買い物をすませ会計に行くと、レジ前でも大行列だ。さらに出口のレシートチェックも混みあっている。うんざりしながらも大量パッケージの商品をトランクに積めなければならない。アメリカではコストコの競合店が、シームレスでストレスなしの買い物を実現している。パーキングを探す必要もなく、広い店内を歩かなくても、車から降りなくても、商品を持ち帰れるサービスを展開しているのだ。ウォルマート傘下でコストコと同じ業態となるメンバーシップ・ホールセール・クラブを展開するサムズクラブはネットで注文した商品を店で受け取れる「クラブ・ピックアップ(Club Pickup)」を全店で展開している。無料となるクラブ・ピックアップは注文した商品の受け取りオプションに「店内クラブ・ピックアップ端末(Indoor Club Pickup kiosk)」「ドライブスルー・ピックアップ(Drive-through pickup)」「カーブサイド・ピックアップ(Curbside pickup)」「モバイル・チェックイン(Mobile check-in)」の4種類ある。レジ近くに置かれている緑色の店内クラブ・ピックアップ端末で会員カード(バーコード)をスキャンすると(もしくは注文番号か名前の入力)、スタッフがネット注文した商品を運んできてくれるのだ。ドライブスルー・ピックアップは屋根のついたピックアップ専用レーンに車を停めて端末でチェックインすれば、スタッフが注文した商品を運びトランクに積んでくれるサービスだ。指定された駐車スペースに車を停めて注文品を受け取るカーブサイド・ピックアップも同様だ。モバイル・チェックインはサムズクラブのアプリ経由で、ピックアップに店へ向かっていることを通知するシステムだ。事前に来店を通知することで、ピックアップ時間を節約できることになる。
 サムズクラブは全店(659店)に店内クラブ・ピックアップ端末を導入しており、多くの店ではカーブサイド・ピックアップも導入している。導入にコストのかかるドライブスルー専用レーンは現在まで60店舗に設置され、年末までに100店舗まで拡大する予定という。コストコに比べ外食業者などビジネス会員が多いサムズクラブでは、仕入れでクラブ・ピックアップを利用する人が増えているのだ。生鮮品などはピックアップまで冷蔵・冷凍保存されているので鮮度が落ちる心配もない。時間のない中小・零細企業のビジネス会員はオムニチャネルの利便性から、コストコからサムズクラブに乗り換えることも考えられるだろう。

トップ画像:サムズクラブのドライブスルー・ピックアップ専用レーン。カーブサイドより導入にコストのかかるドライブスルー専用レーンは、現在まで60店舗に設置され、年末までに100店舗まで拡大する予定という。


ネットで注文した商品を店で受け取れるサムズクラブの「クラブ・ピックアップ(Club Pickup)」事例動画。レジ近くに置かれている緑色の店内クラブ・ピックアップ端末で会員カード(バーコード)をスキャンすると、スタッフがネット注文した商品を運んできてくれる。ドライブスルー・ピックアップはピックアップ専用レーンに車を停めて連絡すれば、スタッフが注文した商品を持ってきてトランクに積んでくれるサービスだ。いずれも無料。買い上げ点数の多いビジネス会員は、ドライブスルーやカーブサイドを利用すると、車から降りずとも商品を受け取れるのだ。  続きを読む
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2017年04月01日

【スターバックス】、レジなしコーヒー専門店オープン!職場のバリアフリー化にもなる?

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■外食業界の巨人が「モバイル・オーダー&ペイ(Mobile Order & Pay)」のサービスのテストを始めているが、同サービスで先駆者となるスターバックスはさらに一歩進んだ店舗をオープンする。モバイル・オーダー&ペイはスマートフォンのアプリ経由で、注文と決済を事前に済ませておくことで混雑時のレジ行列に並ぶことなく商品を受け取れるサービス。レジ待ち行列を緩和し注文ミスも回避できることで顧客ロイヤリティを高め、店内オペレーションの合理化も図れる。スターバックスが30日に従業員へ宛てたメールによると、シアトルの本社(2401 utah ave s seattle wa 98134)内8階にモバイルオーダー&ペイのみに対応する、レジなしコーヒー専門店をオープンする。もともとあった店からレジを撤去し、バリスタがモバイル注文のみに対応できる初の店舗だ。5,000人以上が働く本社8階にあるスターバックスは、全米でトップ3位以内に入るモバイルオーダー&ペイの人気店。本社内の店舗によるテストのため、対象は同社の従業員となる。来週中にもオープンする予定で従業員からのフィードバックから、レジなしコーヒー専門店の展開を検討すると見られている。
 スターバックスは1月、モバイル・オーダー&ペイの売上でピーク時に20%を超える店舗が1,200店に達したことを発表した。モバイル・オーダー&ペイの人気拡大で前期(7月〜9月期)の600店から2倍にも急増しているのだ。最も混雑する店舗ではモバイルからの注文にも追い付くことが難しくレジ行列も長くなっているという。一部の店舗では行列を敬遠し客離れが起きているのだ。そのため同社はピーク時にモバイル注文に対応した専任バリスタを充てる対策を講じている。また現場スタッフのルーチンワークの見直しも行っており、ドリンクの用意ができた時点で注文者にテキストメッセージで知らせるシステムもテスト中だとしている。またスターバックスはモバイル・オーダー&ペイの利便性向上で、人工知能(AI)を利用した音声注文の対応も始めている。AIのアプリ機能「マイ・スターバックス・バリスタ(My Starbucks Barista)」はiOSのアプリを通じ音声認識によるチャット(テキスト入力も可)で注文が可能となっている。同社によると約10万人の顧客がAI経由の音声注文を利用しているという。またフォード・モーターと提携して車載情報システム「シンク3.0(Sync 3.0)」経由でアマゾンの音声アシスタント「アレクサ(Alexa)」から音声注文できるシームレスなシステムも発表している。
 運転中もストレスなくハンズフリーでコーヒーを注文でき、レジなしコーヒー専門店では行列のない、さらに快適な空間で、静かにコーヒーを味わえるということになるのだ。

トップ画像:ワシントン州シアトルにあるスターバックス本社ビル。スターバックスは来週、このビルの8階にモバイルオーダー&ペイのみに対応する、レジなしの「モバイル・オーダー&ペイ専用店」をオープンする。5,000人以上が働く本社8階にあるスターバックスは、全米でトップ3位以内に入るモバイルオーダー&ペイの人気店。レジなしコーヒー専門店は、職場のバリアフリー化となる?  続きを読む
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2017年03月31日

【アマゾン】、アマゾン・フレッシュ・ピックアップ実験開始!もダークストアは難しい?


■ネット通販最大手のアマゾンはドライブスルー専用スーパーの「アマゾンフレッシュ・ピックアップ(AmazonFresh Pickup)」の動画と紹介ページを公開した。ドライブスルー専用スーパーは「ドライブアップ・ストア(drive-up store)」「クリック&コレクト(Click & Collect)」とも呼ばれ、利用者がネットで注文した生鮮食品などを、車から降りずに商品を受け取るサービスストア。店の中で買い物ができるインストア・ショッピングはなく、倉庫となる300坪弱の「ダークストア(dark store)」に専用の駐車スペースがついた食料品の受け渡し専用拠点だ。アマゾンフレッシュ・ピックアップはアマゾンスタッフがダークストアで商品の選択と袋詰めを行い、予約した時間に顧客の車まで運んでくれる。同社によると、注文から最短で15分で受け取ることができるという。手数料はなく、最低注文金額の条件もない。現在はアマゾンの社員のみが利用できるテスト展開となっている。一般公開の時期は明らかにされていないが、年会費99ドルのプライム会員のみアマゾンフレッシュ・ピックアップの利用が可能だ。なおアマゾンフレッシュ・ピックカップの場所はワシントン市内にあるバラード地区(5100 15th Ave NW, Seattle, WA 98107)と、ソードー地区となるスターバックス本社近くのシアーズ跡地(2401 Utah Ave S, Seattle, WA 98134)の2ヵ所。ネット情報サイトのギークワイアが入手した資料によるとアマゾンフレッシュ・ピックアップの営業時間は午前7時〜午後10時となっており、ピーク時のスタッフ数は15人前後となるとしている。ローディング(車への注文品積み込み)専用スタッフは3〜5人としている。また待ち時間の平均は5分程度で、客数の4分の1は午後5時〜7時30分に集中するとみている。
 アマゾンはリアル店舗展開として書店の「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」をシアトルやサンディエゴに5店舗しており、その他に10坪前後でキンドルなどを展示販売する「アマゾン・ポップアップストア(Amazon Pop-Up store)」をモールなど30ヵ所展開している。テスト展開ではレジ不要のコンビニエンスストア「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」を展開している。また商品の受け渡し専用拠点ではセブン・イレブンなどコンビニエンスストアに設置したアマゾン・ロッカーや、大学キャンパス内や学生街に有人のピックアップ・返品サービス拠点を展開している。

トップ動画:アマゾンフレッシュ・ピックアップの紹介動画。最短で注文から15分で生鮮品などを受け取れる。手数料はなく、最低注文金額の条件もない。現在はアマゾンの社員のみが利用できるテスト展開となっている。一般公開の時期は明らかにされていないが、年会費99ドルのプライム会員のみアマゾンフレッシュ・ピックアップの利用が可能となる。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。昨晩遅くテキサスから戻ってきました。今回はロサンゼルスからヒューストンに飛んでレンタカーを借りサンアントニオやオースティン、フォートワースを回った調査視察でした。合計で31時間に及んだフィールドワークの走行距離は917マイル!(1,467キロ!)。2日間にウォルマートの新プロトタイプやコンビニエンスストア最新店、ウォルマート・スキャン&ゴー、HEBの最新グローサラントやカーブサイドピックアップ、HEBのディスカウントスーパーのジョーヴィーズ・スマート・ショップ(Joe V’s Smart Shop)の最新店など研究してきました。今回の調査から周囲360度の「全天球写真」を記録できるカメラを調査に導入しました。ウォルマート最新型スーパーセンター内にあるチョバーニカフェやスキャン&ゴー端末に専用チェックアウトレジ、HEBのグローサラント業態などをクライアントに文字通り360度!でシェアしたいと思います。  続きを読む
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2017年03月23日

【コストコ】、宅配を始める!消費がさらにネットに向かえばオムニチャネル化にシフト?

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■コストコは21日、オンデマンド買物代行・宅配サービスのシプツ(shipt)と提携し宅配サービスのテストを開始する。シプツの発表によると、フロリダ州タンパ地区のコストコから最短1時間の宅配サービスを開始し、2017年中に50都市以上でのサービス展開を目指す。なおコストコからの発表はおこなっていない。サービス利用者はシプツのアプリをスマートフォンにダウンロードし、コストコの生鮮品など約4,000品目をアプリ経由で注文する。利用者はコストコ会員である必要はない。アラバマ州バーミンガムに本部を置くシプツはクラウドソーシングを採用したビジネスモデル。アプリを通じて注文が入るとショッパーと呼ばれる登録者がスーパー等で買い物し、注文から最短1時間で顧客に配達する。シプツのサービス手数料は1回7ドル。年会費99ドルのメンバーシプツ(MemberShipt:現在は年会費49ドル、月額では14ドル)に加入すると、発注金額が35ドル以上は手数料無料で何度でもサービスを受けられる(35ドル以下は1回7ドル)。シプツによると、宅配商品は35ドル分で5ドル程度マークアップされているという。コストコの宅配サービスはシプツが初めてではない。正式な提携は行っていないもののシプツと同業のインスタカートが19州でコストコからの宅配を行っており、グーグル・エクスプレスも扱い商品を限って宅配をおこなっている。
 シプツは2014年の創業当初、ターゲットやベストバイ、ホームデポからの宅配をおこなっていた。翌年からは買物先をスーパーマーケットに絞り(一部地域ではアルコール専門店からも宅配)、多くの都市でスーパーマーケットも1社に特定している。シプツは現在、フロリダ州やテキサス州などを中心に10州35都市で展開している。今月10日にはミシガンを中心に約230店のスーパーセンターを展開するマイヤーと提携し宅配サービスを始めることを発表した。すでにミシガン州デトロイト地区などマイヤー25店舗で宅配サービスを始めており、一部地域では24時間宅配サービスを行っているという。

トップ画像:朝7時過ぎのコストコ店内(通常は10時からだがコストコ・ビジネスセンターは朝7時からオープン)。シプツの宅配サービスを利用することで年配者や子供連れ家族は広い店内を歩かずに済むようになる。ただし、コストコはオムニチャネル化をおこなっていない。  続きを読む
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2017年03月17日

【ウォルマート】、テイラー・スウィフトも驚くモドクロス買収!エンドレスアイル戦略?

170317モドクロスファッション
■ウォルマートは先月、先々月に続き、オンラインストアをまた買収した。女性向けコンテンツを発信するジザベルによると、ウォルマート傘下のジェットが買収したのはビンテージ・レディースファッションのモドクロス(Modcloth)。モドクロスCEOのマット・カネス氏が15日、ペンシルベニア州ピッツバーグの本社社員にジェットによる買収を明らかにしたという。買収額など詳細は明らかにされていないが、17日にも正式な発表を行うと伝えられている。2002年創業のモドクロスはビンテージ&レトロ風の衣料品や小物をネット販売しており、歌手のテイラー・スウィフトさんや女優のエマ・ワトソンさんなど多くのセレブが愛用していることでも知られている。最近ではサンフランシスコなどの都市に期間限定のポップアップストア(仮店舗)をオープンしており、昨年10月にはテキサス州オースティンに同社初となる正規のリアル店舗を開店している。従業員350人以上となる同社は2014年に1.5億ドルの売上高を記録したものの赤字が続き、2年半の間に6回のレイオフを実施していた。
 ジェットは今年2月、アウトドア販売の「ムースジョー(Moosejaw)」を現金5,100万で買収しており、1月も靴のオンラインショップ「シューバイ(ShoeBuy)」を7,000万ドルで買収している。一方、2014年創業のジェットも昨年8月、ウォルマートに33億ドルで買収されている。なおジェットの創業者でCEOであるマーク・ローリィ氏は買収後、ウォルマートのグローバルeコマース部門のCEOに就任している。ウォルマートは2011年以降、Eコマースに果敢に投資しており、同社としては最大規模となったジェット買収以前では、検索エンジンの「コズミックス(Kosmix)」やソーシャル広告の「ワンライオット(OneRiot)」などIT企業15社を買収している。ウォルマートは2月、2年前からテストを行っていた有料会員制プログラム「シッピングパス(ShippingPass)」を廃止し、年会費無料で2日間で配送する新たなプログラムを始めている。ウォルマートのEコマース売上高は直近の四半期で前年同期比29%増となっており成長が一段と加速している。
 ウォルマートはムースジョーやシューバイの買収などでオンラインストアの商品数を増やしており(2月現在3,500万品目)、モドクロスの買収でもミレニアル世代向けの人気ファッションアイテムを拡大するとみられている。

トップ画像:2002年創業のモドクロスはビンテージ&レトロ風の衣料品や小物をネット販売しており、歌手のテイラー・スウィフトさんや女優のエマ・ワトソンさんなど多くのセレブが愛用していることでも知られている。モドクロスのサイズはXXS〜4X(日本のLより5サイズもしくはそれ以上に大きいサイズ!)と11段階もあり女性の体型に優しいのだ。  続きを読む
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2017年03月16日

【アマゾン】、ドライブスルー専用スーパーの店名はアマゾンフレッシュ・ピックアップ!?

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■ネット通販最大手のアマゾンがドライブスルー専用スーパーを近日中にもオープン予定とギークワイアなど一部メディアが伝えている。ドライブスルー専用スーパーは「ドライブアップ・ストア(drive-up store)」「クリック&コレクト(click & Collect)」とも呼ばれ、利用者がネットで注文した生鮮食品などを、車から降りずに商品を受け取るサービスストア。店の中で買い物ができるインストア・ショッピングではなく、倉庫となる300坪弱の「ダークストア(dark store)」に専用の駐車スペースがついた生鮮品など食料品の受け渡し専用拠点となる。アマゾン社内で「プロジェクトX」と呼ばれていたドライブスルー専用スーパーはワシントン市内にあるバラード地区(5100 15th Ave NW, Seattle, WA 98107)とソードー地区となるスターバックス本社近くのシアーズ跡地(2401 Utah Ave S, Seattle, WA 98134)にオープン予定と伝えられている。
 アマゾンが新たに提出した建築許可申請書(permit#:6585049)によると店名は「アマゾンフレッシュ・ピックアップ(AmazonFresh Pickup)」。書類の添付図には店のウィンドウに「こんにちは、バラード(HELLO, BALLARD」「こんにちは、ソードー(HELLO, SODO)」の文字が描かれ、外壁には「オンラインで買い物、ここではピックアップ(Shop online. Pick up here)」「食品を車に載せる間は、ごゆっくりして下さい(Relax while we load your groceries)」のメッセージが掲げられている。ソードー地区にある出店予定地にギークワイアが13日の朝、取材に訪れると撮影チームが作業していたという。彼らから回答はなかったものの、同社は過去にアマゾン・ゴーなど新たなコンセプトストアを発表する際、プロモーション動画を公開していたことからアマゾンフレッシュ・ピックアップのオープンが近いとみている。なおレジ不要のコンビニエンスストアのアマゾン・ゴーは従業員向けのみのテスト展開で営業している。書類にはアマゾンフレッシュ・ピックアップの専用サイトのアドレス(www.amazon.com/pickup)も記載しているが、現時点ではアクセスしても何も表示されない。またギークワイアは取材中、駐車パーキングの屋根の支柱にある案内「ご注文をお持ちします(Your order is on the way)」の下に動作センサーのようなものを見つけたという。ギークワイアが昨年入手した資料ではアマゾンフレッシュ・ピックアップの営業時間は午前7時〜午後10時となっており、ピーク時の従業員数は15人前後だった。ローディング(車への注文品積み込み)専用スタッフは3〜5人としている。待ち時間の平均5分程度で、客数の4分の1は午後5時〜7時30分に集中するとみている。
 アマゾンはアマゾン・ゴーの他、ボストンに2月末に4号店目がオープンしたリアル書店「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」や10坪前後で大規模SC内に展開する「アマゾン・ポップアップストア(Amazon Pop-Up store)」などマルチフォーマット展開を行っている。

トップ画像:アマゾンが新たに提出した建築許可申請書にある「アマゾンフレッシュ・ピックアップ(AmazonFresh Pickup)」の添付図。「こんにちは、バラード(HELLO, BALLARD」「こんにちは、ソードー(HELLO, SODO)」の文字が描かれ、外壁には「オンラインで買い物、ここではピックアップ(Shop online. Pick up here)」「食品を車に載せる間は、ごゆっくりして下さい(Relax while we load your groceries)」のメッセージが掲げられている。  続きを読む
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2017年03月15日

【宅配ロッカー】、アマゾン・ロッカー拡大中!大手スーパーマーケットからモールまで?

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■ヤマト運輸は7日、自宅以外で荷物を受け取れる宅配ロッカーの配備を前倒しする方針を明らかにした。ネット通販の急増と人手不足が深刻になる中で、宅配便最大手は再配達の削減でロッカーを配備するのだ。一方、アメリカでは再配達の問題はあまりない。なぜなら多くの場合、玄関などドアの前に置きっぱなしとなる置き配が基本だからだ。それでも多くの地域ではロッカーが拡大している。宅配便大手がロッカーを設置するのではない。アマゾンがコンビニエンスストア等に専用私書箱となる「アマゾン・ロッカー(Amazonlocker)」を設置しているのだ。アマゾン・ロッカーは当初、コンビニエンスストアやドラッグストアを中心に設置されていた。最近では大学のキャンパスや学生会館、アパートメント、駐車場やカーポート(オープンタイプのガレージ)、スプリントなどの通信キャリアショップ、クリニックや医療センター、フィットネスセンターなどに設置されている。クリニックやビジネスビルディングなど一部には、一般のアクセスが制限されるロビーにあり、アマゾンの購入時に入場許可書を所有する確認を求められる。また場所や時期によってはほとんど使えなくなるアマゾン・ロッカーもある。カリフォルニア州サクラメントにあるスーパーマーケットのセーフウェイでは昨年の年末商戦中、店内にあるアマゾン・ロッカーが受け取りを待つ商品で一杯になり使えない状態が続いていた。スーパーマーケットがコミュニティの中心的役割を果たしており、多くの家庭では必ず行く場所であるため、アマゾンの受け取りに選ぶ人が少なくないのだ。女性客の多いスーパーマーケットは、コンビニエンスストアより安心で行きやすいということもあるだろう。本音では「できることならアマゾン・ロッカーを置きたくない」という場所にも設置される事例が増えている。アマゾンに客を奪われているショッピングセンターだ。ネット通販を利用する消費者が増え、多くのモールでは客足が減少している。大規模ショッピングセンターの核テナントとなっていたデパートメントストアなどは撤退を余儀なくされ、空きテナントが増えているのだ。少しでも客足を戻すためは背に腹は代えられずアマゾン・ロッカーを設置するモール・オブ・アメリカSC(Mall of America)のような大規模商業施設が増えている。
 一度アマゾン・ロッカーを設置したものの撤去した大手チェーンストアもある。ステープルズとラジオシャックは5年ほど前、アマゾン・ロッカーを店内に設置し始めた。アマゾン・ロッカーを利用するお客は店でも買い物をするとの予想だったが「ついで買い」はなかったのだ。結局、お客を奪われるということで1年後にアマゾン・ロッカーを撤去した。皮肉にも、低迷にあえぐステープルズは70店舗の閉鎖を発表し、ラジオシャックは2度目の倒産となっている。

トップ画像:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校(CSULB)キャンパス内には、商品引き渡しと返品を専用にした「アマゾン・アット・ザ・ビーチ(Amazon at the Beach)」があり、アマゾン・ロッカーが置かれている。学生や職員用でも、88個のロッカーボックスも足りないことがあるため専用のデスクも設けられている。  続きを読む
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2017年03月13日

【マイヤー】、24時間の宅配サービスを拡大!1地域1スーパーの成長加速から複数店へ?

1703013マイアー@シプト
■ミシガンを中心に約230店のスーパーセンターを展開するマイヤーは10日、オンデマンド買物代行・宅配サービスのシプツ(shipt)と提携して宅配サービスを拡大することを発表した。注文から最短で1時間で宅配する同サービスは昨年9月、ミシガン州デトロイト地区でテストを始めており、約6.5万件の注文実績により拡大に踏み切ったという。今月29日にグランド・ラピッズ地区の店舗で開始し、来月13日にはインディアナ州フォートウェイン地区とインディアナポリス地区の店舗でも始め、徐々に拡大していく。24時間営業となるスーパーセンターに合わせて、一部店舗では宅配も24時間のサービスになっている。マイヤーはまた、ネットで注文してお店の駐車場で車から降りずに受け取れる「カーブサイド・ピックアップ(Meijer Curbside)」も拡大している。対象商品が8万品目に及ぶ同サービスの手数料は4.95ドル〜6.95ドル。ただ、注文品を受け取れるサービス時間は朝7時〜夜9時までとなっている。
 アラバマ州バーミンガムに本部を置くシプツはクラウドソーシングを採用したビジネスモデル。アプリを通じて注文が入るとショッパーと呼ばれる登録者がスーパーで買い物し、注文から最短1時間で顧客に配達する。シプツのサービス手数料は1回7ドル。年会費99ドルのメンバーシプツ(MemberShipt:現在は年会費49ドル、月額では14ドル)に加入すると、発注金額が35ドル以上は手数料無料で何度でもサービスを受けられる(35ドル以下は1回7ドル)。シプツによると、宅配商品は35ドル分で5ドル程度マークアップされているという。シプツは2014年の創業当初、ターゲットやベストバイ、ホームデポからの宅配をおこなっていた。翌年からは買物先をスーパーマーケットに絞り(一部地域ではアルコール専門店からも宅配)、多くの都市でスーパーマーケットも1社に特定している。シプツは現在、フロリダ州やテキサス州などを中心に10州35都市で展開している。
 スーパーマーケットの宅配サービスではホールフーズがインスタカートと提携し一部店舗で行っており、スプラウツ・ファーマーズ・マーケット等もアマゾン・プライム・ナウと提携して宅配サービスを行っている。HEBやクローガーも一部地域でシプツと提携した宅配サービスを行っている他、クローガーやウォルマートは配車サービスのウーバーを使った宅配サービスのテストも始めている。業者と提携していない宅配サービスでは、中西部8州に240店以上を展開するハイヴィーの「ハイヴィー・アイル・オンライン(HyVee Aisles Online)」がある。  続きを読む
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2017年03月03日

【マクドナルド】、約2万店でモバイル・オーダー&ペイに出前も!スーパーに影響及ぶ?

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■外食の巨人がついにモバイル・オーダー&ペイに本腰を入れる。マクドナルドは1日、年末までに国内の約1.4万店にモバイル・オーダー&ペイを導入すると発表した。日本を含む海外店約6,000ヵ所でもモバイル・オーダー&ペイの導入を進める。モバイル・オーダーはスマートフォンのアプリ経由で、注文と決済を事前に済ませておくことで混雑時のレジ行列に並ぶことなく商品を受け取れるサービス。レジ待ち行列を緩和し注文ミスも回避できることで顧客ロイヤリティが高まり、店内オペレーションの合理化も図れる。コーヒーチェーンのスターバックスやチキン・サンドウィッチチェーンのチックフィレなど一部の外食チェーンがすでに全店で展開している。マクドナルドではモバイル・オーダー&ペイの他、2020年までに専用の注文端末を2,500ヵ所の店内に導入する。同社はまた、ドライブスルーの混雑を軽減するため、カーブサイド・ピックアップとカーブサイド・デリバリーも行うとしている。カーブサイド・ピックアップはウォルマートやスーパー最大手のクローガーなどが既に導入しており、ネットで注文して店の前の駐車場で指定した時間に商品を受け取るサービス。車から降りることなく商品を受け取れるので、子供をもつ母親などに人気となっている。マクドナルドのカーブサイド・ピックアップもアプリ経由で注文した商品を指定されたパーキングで受け取ることになる。マクドナルドのカーブサイド・デリバリーは、ドアダッシュ(doordash)などレストランの食事を自宅まで届けるフードデリバリー業者と提携した出前サービス。利用者スマートフォンなどネットから注文したビッグマック等をフードデリバリー業者がカーブサイド・ピックアップのパーキングで受け取り、出前を行うのだ。マクドナルドではドライブスルー客の約20%がカーブサイド・デリバリーを利用し、さらに20%がカーブサイドでピックアップすることでドライブスルー混雑による失客を防げると見込んでいる。
 マクドナルドは2017年、モバイル・オーダー&ペイなどのIT化や650店に及ぶ新型店舗への改装(もしくは新規出店)に約17億ドル(約1,900億円)を投じるとしている。  続きを読む
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2017年02月20日

【Eコマース】、今年はスマートフォン経由で買い物!オムニチャネル化でやるべきこと?

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■商務省の国勢調査局が17日に発表した統計資料によると、2016年のEコマース売上高は3,949億ドル(約44.7兆円)となり前年から15.1%の増加だった。小売全体では前年比で2.9%の増加となり、Eコマース売上の成長が際立った。またEコマース売上は小売全体の8.1%を占め、前年の7.3%からシェアの伸ばした。このデータに先立って全米小売業協会(NRF)が8日発表したデータによると、今年のEコマース売上は前年比8%〜12%の増加と予想している。Eコマースは小売全体(ガソリンや車販売、レストランなどを除く)の成長率予想となる3.7%〜4.2%増から最大で4倍近く成長すると見られているのだ。Eコマースで特に期待されているのは、モバイル経由での売上だ。昨年のブラックフライデーではオンライン売上が前年比21.6%増となる33.4億ドルとなった。一方、スマートフォンやタブレットなどのモバイル経由のオンライン売上は前年から33%増となり、ブラックフライデーだけでも12億ドルとなり、記録的な伸びとなった。特に今年はスマートフォン経由での売上が期待されている。調査会社フォレスタリサーチが昨年10月に74社を対象に行った調査によると、68%がスマートフォン経由での売上を伸ばすためスマートフォン向けに投資を増やすと回答している。スマートフォンの投資項目で開発や強化が見込まれるのは「ブラウジングや商品検索(50%)」「モバイル決済オプション(47%)」「商品もしくは店舗レビュー(46%)」「モバイルに特化した行動を誘引するアクションを含むメール(45%)」「実店舗のロケーションや営業時間、店へのアクセス(41%)」となっている。
 スマートフォン経由の売上が今年はさらに伸長すると予想され、小売業にとって今年はモバイル関連の改善が最優先事項であるのだ。  続きを読む
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2017年02月18日

【グーグル・ホーム】、音声で大手チェーンストアに商品注文!地殻変動を目の前に出現?


■グーグルは16日、同社の音声アシスタント端末「グーグル・ホーム(Google Home)」にショッピング機能が追加したことを発表した。競合するアマゾンの音声アシスタント端末「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」の商品注文機能に対抗する。グーグル・ホームは対話型人口知能(AI)の「グーグル・アシスタント(Google Assistant)」を搭載しており、利用者との会話からAIが行動パターンなどの理解を深めて求める最適な行動をとるようになる。AIを活用していることでタスク管理だけでなく、音声から好みの音楽を再生したり照明やサーモスタットなどの家電製品を操作できるようになっている。グーグル・アシスタントを通じて「OKグーグル、ペーパータオルを注文して!(OK Google, order paper towels)」と行われるグーグル・ホームからの音声注文は、提携店に発注されて即日宅配サービスの「グーグル・エクスプレス(Google Express)」によって最短で注文当日に宅配される。グーグル・ホームの商品注文ではスマートフォンやタブレットにグーグル・ホームのアプリをダウンロードし、宛先となる住所やクレジットカードなどの登録が必要だ。注文先となるグーグル・エクスプレスの提携店はコストコやターゲット、ウォルグリーン、ステープルズ、コールズ、ペットスマート、ホールフーズ・マーケットなど全米に展開する大手チェーンストアから一部地域での展開となるレイリーズやスマート&ファイナルなどの40社以上となっている。注文金額は100ドルまでで、注文先となる提携店は地域によって異なる。またグーグル・エクスプレスも地域により当日宅配や翌日、2日もしくは3日の宅配となっている。エクスプレス会員費は年間95ドル(または月間10ドル)で会員以外の手数料は4.99ドルから。なおグーグルは4月末までグーグル・ホームからの注文では手数料を取らないとしている。
 グーグルでは「向こう数ヶ月間で新機能を追加し、他のアプリやサービスでのショッピングに対応していく」と述べている。

トップ動画:今年のスーパーボウルで流された音声アシスタント端末「グーグル・ホーム(Google Home)」のコマーシャル。「OKグーグル!」で点灯したり、音楽を流したり、天気を聞いたりしている。グーグル・ホームでトイレットペーパーやシャンプーなどの日用品を大手チェーンストア等に音声注文できるようにもなったのだ。調理中で手が汚れていたり、育児で手が離せない主婦の事情を考慮すれば、ハンズオフで簡単注文の音声アシスタント端末の需要は小さくない。  続きを読む
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2017年02月17日

【ウォルマート】、アウトドア用品のムースジョー買収!ウォルマート前CEOの後悔とは?

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■ウォルマートは15日、アウトドア用品を実店舗やオンラインストアで販売するムースジョー(Moosejaw)を現金5,100万ドルで買収したことを発表した。1992年創業のムースジョーはミシガン州マディソンハイツに本社があり、アウトドア系の通販ショップとしては大手。パタゴニアやノースフェイスなど主要アウトドア・ブランドを取り扱い、ミシガン州など中西部に10店舗を展開している。取り扱いカテゴリーはアパレル用品からクライミングやキャンピング、ハイキングなどのアウトドアギアやアクセサリーなど。ムースジョーの従業員数は350名。ウォルマートによると過去の買収と同じようにムースジョーは今後も独立した経営を維持される。一方でムースジョーが取り扱う400のアウトドア・ブランドと12万品目に及ぶアウトドア用品はウォルマートのEコマースに加わることになる。調査会社コムスコアによるとアパレルとアクセサリーがEコマースで最大カテゴリーとなっており、今回の買収によりアウトドア・アパレルの市場拡大を目指すことになる。
 ウォルマートは先月も靴のオンラインショップ「シューバイ(ShoeBuy)」を7,000万ドルで買収したばかり。シューバイを買収したのはウォルマートが昨年8月に買収しウォルマート傘下となったジェット・コム(Jet.com)。マーク・ローリィ氏が2014年1月に立ち上げたジェット・コムはウォルマートに33億ドルで買収されている。ローリィ氏は現在、ウォルマートのグローバルeコマース部門のCEOとなっている。ウォルマートは2011年以降、Eコマースに積極的に投資しており、同社としては最大規模の買収となったジェット・コム以前では、検索エンジンの「コズミックス(Kosmix)」やソーシャル広告の「ワンライオット(OneRiot)」などIT企業15社を買収している。
 ムースジョーの買収で人気アウトドア・ブランド以外にムースジョーのソーシャルメディア戦略のノウハウを得るとみられている。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。当社のクライアントの中にはコンサルティング企業も含まれています。実は、コンサルタントやコンサルティング企業からの問い合わせが結構多いのです。で、必ずと言っていいほど同じような問い合わせの内容です。一言で言えば「『情報交換』『意見交換』しましょう」というもの。しかし、後藤はきっぱりと「私が欲しいと思うような情報や意見はありません」と、情報の等価交換をお断りしています。人が何かを得ようとすれば同等の代価が必要です。私がもつ専門情報と同じ価値のある情報を日本のコンサルタントやコンサルティング企業は持っていません。したがって情報交換はしないのです。アメリカ小売業は日本の5年〜10年先をいっています。日本の未来となるアメリカの市場で、コンサルタントとしてまた消費者として専門的な一次情報を得ているのは後藤だけです。一次情報とはニュース記事や書籍などの「人手を介した情報」ではない、ナマの現場情報のことです。  続きを読む
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2017年02月14日

【アマゾン】、なんと無料でIoT製品の出張デモサービスを開始!電球交換もしてくれる?

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■ネット通販最大手のアマゾンは、同社が開発したスピーカータイプの音声アシスタント端末「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」を使ったスマートホームの出張デモンストレーション・サービスを無料で行っている。アマゾンの「スマート・ホーム・コンサルテーション(Smart Home Consultation)」は、アマゾンの専門スタッフが自宅に訪問してIoT製品の実演を行うサービスだ。このサービスは週7日、午前8時〜午後8時までの時間帯となっている。アマゾンの専用ページでアポを予約すると、スマートホームの専門家が自宅に訪問し、自宅内のWiFi環境を評価して音声アシスタント端末「エコー・ドット(Echo Dot)」を使った人気のスマートホーム製品のデモを行う。実演されるスマートホーム製品には、IoT照明の「フィリップス・ヒュー(Philips Hue)」、スマートスイッチの「TPリンク(TP-link)」にスマート・サーモスタットなどの人気商品が中心となっている。また利用者が所有するスマートデバイスもつなぎ「アレクサ」指示による実演も可能だ。専門スタッフはスマートホーム製品に関する相談にも対応し、利用者のライフスタイルや要望を聞いたうえで利用者にあったIoT商品を推薦し、スマートホーム製品の買い物リストも作成する。最大45分間の出張デモサービスは、委託業者ではないアマゾン専属スタッフが行い、製品を売りこむこともないという。スマート・ホーム・コンサルテーションはプライム会員でなくても無料。ただし、デバイスの設置やセットアップ、トラブルシューティング(修理)などのサービスは別料金となっている。スマート・ホーム・コンサルテーションは現在、シアトルやポートランド、サンフランシスコ、サンディエゴ、ロサンゼルス、オレンジ郡、サンノゼで行われている。
 アマゾンは昨年、過去最高の年末商戦だったことを発表しており、ベストセラー商品としてアマゾン・エコーや姉妹製品のエコー・ドットなどを挙げていた。

トップ画像:アマゾンの「スマート・ホーム・コンサルテーション(Smart Home Consultation)」のキャプチャー画像。アマゾンは同社が開発したスピーカータイプの音声アシスタント端末「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」を使ったスマートホームの出張デモンストレーション・サービスを無料で行っている。  続きを読む
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2017年02月09日

【アマゾン】、ロスアンゼルス郊外の3.4万坪アマゾンFCの見学ツアーに参加してきた!

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■ネット通販最大手のアマゾンは2日、増収増益となる第4四半期(10月〜12月期)決算を発表した。売上高が前年同期比22.4%増の437.4億ドル、純利益は55.4%増の7.49億となった。アマゾンは昨年末、2016年の年末商戦が過去最高のホリデーシーズンだったと発表しており、これを裏付けるように第4四半期の売上高は過去最高を更新した。売上高の地域セグメント別では、アメリカとカナダの北米事業が60%となり前年同期から横ばい、日本を含む海外事業32%と前年同期の33%から減少、一方クラウド事業のAWS(アマゾン・ウェッブ・サービス:Amazon Web Services)が前年同期の7%から8%に増えた。また北米事業の売上高は前年同期比22%増の262.4億ドル、海外事業の売上高は同18%増の139.7億ドルで、クラウド事業の売上高は同47%増となる35.4億ドルだった。通期では売上高が前年比27.1%増の1,359.9億ドルとなり、純利益は同298%増の23.7億ドルだった。なお、売上高が過去最高を記録したもののアマゾンの株価は史上予想に届かなかったため下落した。
 調査会社スライス・インテリジェンスが最近発表したデータによると、アマゾンは昨年のオンライン小売売上高で43%という圧倒的なシェアを占めた。

トップ画像:ロサンゼルス・ダウンタウンから東に約100キロに位置するアマゾン・フルフィルメントセンター(サンバーナディノ地区)。後藤は先日、この物流センターを見学(視察)してきた。2012年10月オープンの物流センターは第7世代となり、3.4万坪の面積だ。東京ドームの2倍以上の面積に約3,000人が働いている。なおアマゾンは6ヵ所のフルフィルメントセンター(FC)で無料の見学ツアー(Fulfillment Center Tours)を行っている。ツアー日程の1年前には参加枠が埋まってしまうほど大人気のFC見学ツアーだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。後藤は先日、アマゾン・フルフィルメントセンターの見学ツアー(Fulfillment Center Tours)に参加してきました。無料のツアーでお土産?もあるので、アメリカ国内ですごい人気なんですね。見学ツアーのスケジュールは1年以上前に発表されますが、参加枠がすぐに埋まってしまい、ウェイティングリストの状態となります。後藤が見学した場所はロサンゼルスから車で東に約1時間のところにあるにあるサンバーナディノ地区のFCです。2012年10月オープンした3.4万坪のFCです。28個分のフットボールフィールドとの説明でしたが、東京ドーム(1.4万坪)が2つ余裕で入るほどの広さと想像すれば分かりやすいでしょう。このFCの正式名は「ONT2」です。で、FC内の見学ツアーは90分程度で後藤が参加した時、参加人数は15名でした。参加者は一般人の他、企業役員と思えるような年配者グループも混じっていました。ツアーにはツアーガイド1名が引率・説明しながら、女性アシスタントが3名もつきます。  続きを読む
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2017年02月03日

【Eコマース】、実店舗破壊はまだ初期!シーラカンス化したネットスーパー黎明期HP?

170203オンライン食品市場2025年
■今年に入ってメイシーズやシアーズ、リミテッドなど多くのチェーンストアが実店舗の大量閉鎖を発表している。いうまでもなくアマゾンなどオンラインストアの影響によるものだ。ただ、Eコマースによる実店舗破壊は、まだ始まったばかりとする向きもある。調査会社コーヘン&カンパニーによると、Eコマースの成長は今年、昨年以上のペースとなる。Eコマースは2022年までに小売全体の14%に達すると予想しているのだ。同調査会社は今年の9%から5年間で14%に急伸するとしている。1月31日に発表されたレポートで同社アナリストのジョン・ブラックリッジ氏は「Eコマースによる破壊はまだ初期段階であり、我々の分析ではアパレルや自動車、食品の業種が破壊進行の初期〜中期段階にあるのだ」と指摘している。ブラックリッジ氏によると、ここ数年の実店舗の大量閉鎖もアメリカの1人当たりの小売面積は48平方フィートとなっている。カナダの13平方フィートやイギリスの22平方フィートに比べてアメリカは店舗過多となっているのだ。ネット通販最大手のアマゾンは物流倉庫をいまだに拡大中であり、フルフィルメントセンターの稼働は昨年だけでも30%も増えたという。ブラックリッジ氏はここ数年で最も早いペースと見ている。その影響から実店舗はさらに大量閉鎖に追い込まれるとしているのだ。
 Eコマースによる破壊が初期段階とされた食品業界でも同じような指摘がなされている。食品マーケティング協会(FMI:Food Marketing Institute)と調査会社ニールセンが1月30日に発表した調査レポート「デジタル化する食品ショッパー(The Digitally Engaged Food Shopper)」によると、2025年には食品支出の20%がオンライン経由となり1,000億ドルのマーケットになるのだ。スーパーマーケットで特に影響を受けるのは「センターストア・カテゴリー(Center Store Categories)」と呼ばれている店の中央に置かれている商品群だ。CPG(パッケージ商品)や美容・健康関連、日用品などの40%がオンラインで購入されることになると予想している。これらの商品はオンラインストアで定期購入となる可能性が高い。またワンプッシュで商品を簡単に注文できるボタン「アマゾン・ダッシュ・ボタン(Amazon Dash Button)」の対象商品はセンター・ストア・カテゴリーの商品だ。店内の周囲に配置されている生鮮品やデリ、冷蔵品、牛乳・チーズなど日販品など「ペリメーター・カテゴリー(Perimeter Categories)」もオンラインの影響から逃れられない。センターストア・カテゴリーのオンライン購入に慣れた消費者が、ペリメーター・カテゴリーでもオンライン購入する機会が増えるとみられている。
 新たな効率的なショッピングが普及するに伴い、古い非効率的な買い方が駆逐されていく「買物の創造的破壊」の現場をさらに多く見かけることになるのだ。

トップ画像:食品マーケティング協会(FMI:Food Marketing Institute)と調査会社ニールセンが発表したレポートによると、2025年には食品支出の20%がオンライン経由となり1,000億ドルの市場となる。実にスーパー3,900店分の売上がオンライン経由となるのだ。  続きを読む
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2017年02月02日

【ウォルマート】、送料無料2日間配送を開始し会員制プログラムのシッピングパス廃止!

170202ウォルマート・コム
■ウォルマートは31日、2年前からテストを行っていた有料会員制プログラム「シッピングパス(ShippingPass)」を廃止し、年会費無料で2日間で配送する新たなプログラムを始めた。ウォルマート・コムの200万品目以上が対象となる「無料2日間シッピング(FREE 2-Day Shipping)」は、35ドル以上の買い物をすれば年会費など払う必要なく2日間で配送するサービス。新サービスは家庭用品やペット用品、家電製品など日用品が中心で、プログラム対象商品には商品ページの価格欄に緑字で無料2日間シッピングと明記されている。また業者が扱うマーケットプレイスは対象外となっているものの、35ドル以上の注文にマーケットプレイス商品の他、対象商品が入っていればプログラムの対象となる。なお生鮮品などの注文は対象外となっている。2日間シッピングは午後2時までに注文を確定することで2営業日後に届けられる。一方、ウォルマートが2015年5月から始めたシッピングパスは、年会費99ドルとなるアマゾンプライムに対抗した会員制サービス。シッピングパスを開始した当初、年会費は50ドルで最低購入額等の条件なく、オンライン購入した商品を3日以内に届けていた。ウォルマートは昨年5月、シッピングパスの会員費を1ドル値下げし配送期間も2日に短縮した。7月には30日間の無料体験キャンペーンも実施していた。なおシッピングパスを廃止したことで、会員には年会費の返金を受けられるようになっている。
 ウォルマートはシッピングパスの会員数など詳細は明らかにしていない。

トップ画像:先月、ウォルマート・コムでアイポッド・タッチを購入。しかし実際に商品が届いたのは注文から10日後だった!?日本では考えられない...
 
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。先月、ウォルマート・コムでアイポッド・タッチを購入しました。後藤はアマゾンプライム会員なのでアマゾンで購入しても良かったのですが、ウォルマート・コムの現状を知りたくで意図的に注文したのです。結果からいうと配送がアマゾンのレベルに達していませんでした。宅配予定日には自宅で待機していましたが、フェデックスの宅配業者から連絡もないまま本人不在となっていました。翌日も連絡もなく、誰も訪ねてくることもなく再度不在との理由で宅配なし。「ふざけるとな!」とウォルマート・コムにチャットでクレームを入れましたが「もう1日待ってくれ」との回答だったので気を取り直して待ってみることにしました。翌日、臨戦状態で待っていましたがやっぱり何の連絡も訪問もなく、サイトを見ると不在との通知。もう諦めました。で、週末をまたいだ月曜日、仕事から戻ってくるとドアの前に無造作に置かれていたのです。だめだこりゃー。  続きを読む
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2017年02月01日

【スターバックス】、AIバリスタのテスト開始!モバイルオーダー不可店は淘汰される?


■コーヒーチェーン最大手のスターバックスは30日、人工知能(AI)を利用した注文アプリ機能「マイ・スターバックス・バリスタ(My Starbucks Barista)」のベータ版を発表した。またアマゾンの音声アシスタント「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」での音声注文を始めたことも明かした。チャットボット機能のマイ・スターバックス・バリスタはiOSのアプリを通じ音声認識によるチャット(もしくはテキスト入力)で注文が可能となっている。このテストはアメリカ国内の約1,000人の顧客を対象にしており、今年の夏には順次サービスを展開していく予定。アンドロイド版は今年中の発表を予定している。一方、アマゾン・エコーでの音声注文は、あらかじめ注文メニューを登録しておき「アレクサ、スタバに注文して(Alexa, order my Starbucks)」と指示することで登録したメニューを注文できるようになる。アマゾン・エコーではマイ・スターバックス・バリスタで注文できるような複雑な注文には対応していない。
 スターバックスの会員サービス「マイ・スターバックス・リワード(My Starbucks Rewards)」は会員数1,300万人を誇り、アプリ決済「モバイル・ペイメント(Mobile Payment)」は国内で27%に達している。アプリ経由のモバイル注文「モバイルオーダー&ペイ(Mobile Order & Pay)」も注文全体の7%を占めている。同社は直近の四半期でモバイルオーダー&ペイの需要過多により店売上が低迷したことを発表した。同社COOケビン・ジョンソン氏によると、モバイルオーダー&ペイがランチタイムなどのピーク時に20%以上となった国内店は1,200店にも上っている。これは前期(7月〜9月期)の600店から2倍にも増えているのだ。最も混雑する店舗では、現場がモバイルからの注文に追い付くことが難しくなっているという。モバイルオーダー&ペイの成功で、レジ待ち客が混雑を避け店を出てしまうという事態に陥っているのだ。これを受けスターバックスでは一部の繁盛店でモバイル注文の専任バリスタを1〜2人充てる対策を始めており、準備ができた時点で注文者にテキストで知らせるシステムもテスト中としている。
 
トップ動画:スターバックスがメディア用に公開した「マイ・スターバックス・バリスタ(My Starbucks Barista)」のデモンストレーション動画。マイ・スターバックス・バリスタの「何を注文なさいますか?(What would you like to order?)」の問いに、女性は「フラットホワイト(エスプレッソにきめ細やかに泡立てたスチームミルクを注いだエスプレッソ版カフェオレ)と温めたバナナブレッドをお願いします(I want a Flat White and Banana Bread warmed)」と音声で注文。AIは注文名(フラットホワイトには「カスタマイゼーションなし」とあり、バナナ・ナッツ・ブレッドは「温めた」の指示がついている)と商品価格と画像で注文を確認している。また「フラットホワイトのサイズは?(What size Flat White would you like?)」に女性は「ショート(Short)」で答えている。AIは「2番とチェリーにあるスターバックスで3〜8分で準備できます。5ドル21セントです。注文なさいますか?(It will be ready for pickup at 2nd & Cherry in 3 to 8 minutes. The total cost is $5.21. Would you like to place the order?)」に女性が「エスプレッソのショット数がダブルのマキアートで、キャラメル味の強いアップサイド・ダウンにして、カフェイン量は通常の半分に、ホイップクリームを追加したグランデ・サイズで、ぎりぎりまで注がない若干少なめ(double upside down macchiato half-decaf with room and a splash of cream in a grande cup)」と噛まずにトリッキーな注文をしている。高度で複雑な注文にも、細かい指示の入った注文「ドッピオ(ダブルショット)・エスプレッソ・マキアート(Doppio Espresso Macchiato)」で確認している。  続きを読む
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