2017年03月23日

【コストコ】、宅配を始める!消費がさらにネットに向かえばオムニチャネル化にシフト?

170323コストコ
■コストコは21日、オンデマンド買物代行・宅配サービスのシプツ(shipt)と提携し宅配サービスのテストを開始する。シプツの発表によると、フロリダ州タンパ地区のコストコから最短1時間の宅配サービスを開始し、2017年中に50都市以上でのサービス展開を目指す。なおコストコからの発表はおこなっていない。サービス利用者はシプツのアプリをスマートフォンにダウンロードし、コストコの生鮮品など約4,000品目をアプリ経由で注文する。利用者はコストコ会員である必要はない。アラバマ州バーミンガムに本部を置くシプツはクラウドソーシングを採用したビジネスモデル。アプリを通じて注文が入るとショッパーと呼ばれる登録者がスーパー等で買い物し、注文から最短1時間で顧客に配達する。シプツのサービス手数料は1回7ドル。年会費99ドルのメンバーシプツ(MemberShipt:現在は年会費49ドル、月額では14ドル)に加入すると、発注金額が35ドル以上は手数料無料で何度でもサービスを受けられる(35ドル以下は1回7ドル)。シプツによると、宅配商品は35ドル分で5ドル程度マークアップされているという。コストコの宅配サービスはシプツが初めてではない。正式な提携は行っていないもののシプツと同業のインスタカートが19州でコストコからの宅配を行っており、グーグル・エクスプレスも扱い商品を限って宅配をおこなっている。
 シプツは2014年の創業当初、ターゲットやベストバイ、ホームデポからの宅配をおこなっていた。翌年からは買物先をスーパーマーケットに絞り(一部地域ではアルコール専門店からも宅配)、多くの都市でスーパーマーケットも1社に特定している。シプツは現在、フロリダ州やテキサス州などを中心に10州35都市で展開している。今月10日にはミシガンを中心に約230店のスーパーセンターを展開するマイヤーと提携し宅配サービスを始めることを発表した。すでにミシガン州デトロイト地区などマイヤー25店舗で宅配サービスを始めており、一部地域では24時間宅配サービスを行っているという。

トップ画像:朝7時過ぎのコストコ店内(通常は10時からだがコストコ・ビジネスセンターは朝7時からオープン)。シプツの宅配サービスを利用することで年配者や子供連れ家族は広い店内を歩かずに済むようになる。ただし、コストコはオムニチャネル化をおこなっていない。  続きを読む

Posted by usretail at 02:18Comments(0)TrackBack(0)
2017年03月17日

【ウォルマート】、テイラー・スウィフトも驚くモドクロス買収!エンドレスアイル戦略?

170317モドクロスファッション
■ウォルマートは先月、先々月に続き、オンラインストアをまた買収した。女性向けコンテンツを発信するジザベルによると、ウォルマート傘下のジェットが買収したのはビンテージ・レディースファッションのモドクロス(Modcloth)。モドクロスCEOのマット・カネス氏が15日、ペンシルベニア州ピッツバーグの本社社員にジェットによる買収を明らかにしたという。買収額など詳細は明らかにされていないが、17日にも正式な発表を行うと伝えられている。2002年創業のモドクロスはビンテージ&レトロ風の衣料品や小物をネット販売しており、歌手のテイラー・スウィフトさんや女優のエマ・ワトソンさんなど多くのセレブが愛用していることでも知られている。最近ではサンフランシスコなどの都市に期間限定のポップアップストア(仮店舗)をオープンしており、昨年10月にはテキサス州オースティンに同社初となる正規のリアル店舗を開店している。従業員350人以上となる同社は2014年に1.5億ドルの売上高を記録したものの赤字が続き、2年半の間に6回のレイオフを実施していた。
 ジェットは今年2月、アウトドア販売の「ムースジョー(Moosejaw)」を現金5,100万で買収しており、1月も靴のオンラインショップ「シューバイ(ShoeBuy)」を7,000万ドルで買収している。一方、2014年創業のジェットも昨年8月、ウォルマートに33億ドルで買収されている。なおジェットの創業者でCEOであるマーク・ローリィ氏は買収後、ウォルマートのグローバルeコマース部門のCEOに就任している。ウォルマートは2011年以降、Eコマースに果敢に投資しており、同社としては最大規模となったジェット買収以前では、検索エンジンの「コズミックス(Kosmix)」やソーシャル広告の「ワンライオット(OneRiot)」などIT企業15社を買収している。ウォルマートは2月、2年前からテストを行っていた有料会員制プログラム「シッピングパス(ShippingPass)」を廃止し、年会費無料で2日間で配送する新たなプログラムを始めている。ウォルマートのEコマース売上高は直近の四半期で前年同期比29%増となっており成長が一段と加速している。
 ウォルマートはムースジョーやシューバイの買収などでオンラインストアの商品数を増やしており(2月現在3,500万品目)、モドクロスの買収でもミレニアル世代向けの人気ファッションアイテムを拡大するとみられている。

トップ画像:2002年創業のモドクロスはビンテージ&レトロ風の衣料品や小物をネット販売しており、歌手のテイラー・スウィフトさんや女優のエマ・ワトソンさんなど多くのセレブが愛用していることでも知られている。モドクロスのサイズはXXS〜4X(日本のLより5サイズもしくはそれ以上に大きいサイズ!)と11段階もあり女性の体型に優しいのだ。  続きを読む
Posted by usretail at 02:54Comments(0)TrackBack(0)
2017年03月16日

【アマゾン】、ドライブスルー専用スーパーの店名はアマゾンフレッシュ・ピックアップ!?

170316アマゾンフレッシュ・ピックアップ
■ネット通販最大手のアマゾンがドライブスルー専用スーパーを近日中にもオープン予定とギークワイアなど一部メディアが伝えている。ドライブスルー専用スーパーは「ドライブアップ・ストア(drive-up store)」「クリック&コレクト(click & Collect)」とも呼ばれ、利用者がネットで注文した生鮮食品などを、車から降りずに商品を受け取るサービスストア。店の中で買い物ができるインストア・ショッピングではなく、倉庫となる300坪弱の「ダークストア(dark store)」に専用の駐車スペースがついた生鮮品など食料品の受け渡し専用拠点となる。アマゾン社内で「プロジェクトX」と呼ばれていたドライブスルー専用スーパーはワシントン市内にあるバラード地区(5100 15th Ave NW, Seattle, WA 98107)とソードー地区となるスターバックス本社近くのシアーズ跡地(2401 Utah Ave S, Seattle, WA 98134)にオープン予定と伝えられている。
 アマゾンが新たに提出した建築許可申請書(permit#:6585049)によると店名は「アマゾンフレッシュ・ピックアップ(AmazonFresh Pickup)」。書類の添付図には店のウィンドウに「こんにちは、バラード(HELLO, BALLARD」「こんにちは、ソードー(HELLO, SODO)」の文字が描かれ、外壁には「オンラインで買い物、ここではピックアップ(Shop online. Pick up here)」「食品を車に載せる間は、ごゆっくりして下さい(Relax while we load your groceries)」のメッセージが掲げられている。ソードー地区にある出店予定地にギークワイアが13日の朝、取材に訪れると撮影チームが作業していたという。彼らから回答はなかったものの、同社は過去にアマゾン・ゴーなど新たなコンセプトストアを発表する際、プロモーション動画を公開していたことからアマゾンフレッシュ・ピックアップのオープンが近いとみている。なおレジ不要のコンビニエンスストアのアマゾン・ゴーは従業員向けのみのテスト展開で営業している。書類にはアマゾンフレッシュ・ピックアップの専用サイトのアドレス(www.amazon.com/pickup)も記載しているが、現時点ではアクセスしても何も表示されない。またギークワイアは取材中、駐車パーキングの屋根の支柱にある案内「ご注文をお持ちします(Your order is on the way)」の下に動作センサーのようなものを見つけたという。ギークワイアが昨年入手した資料ではアマゾンフレッシュ・ピックアップの営業時間は午前7時〜午後10時となっており、ピーク時の従業員数は15人前後だった。ローディング(車への注文品積み込み)専用スタッフは3〜5人としている。待ち時間の平均5分程度で、客数の4分の1は午後5時〜7時30分に集中するとみている。
 アマゾンはアマゾン・ゴーの他、ボストンに2月末に4号店目がオープンしたリアル書店「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」や10坪前後で大規模SC内に展開する「アマゾン・ポップアップストア(Amazon Pop-Up store)」などマルチフォーマット展開を行っている。

トップ画像:アマゾンが新たに提出した建築許可申請書にある「アマゾンフレッシュ・ピックアップ(AmazonFresh Pickup)」の添付図。「こんにちは、バラード(HELLO, BALLARD」「こんにちは、ソードー(HELLO, SODO)」の文字が描かれ、外壁には「オンラインで買い物、ここではピックアップ(Shop online. Pick up here)」「食品を車に載せる間は、ごゆっくりして下さい(Relax while we load your groceries)」のメッセージが掲げられている。  続きを読む
Posted by usretail at 03:32Comments(0)TrackBack(0)
2017年03月15日

【宅配ロッカー】、アマゾン・ロッカー拡大中!大手スーパーマーケットからモールまで?

170315アマゾン@CSULB
■ヤマト運輸は7日、自宅以外で荷物を受け取れる宅配ロッカーの配備を前倒しする方針を明らかにした。ネット通販の急増と人手不足が深刻になる中で、宅配便最大手は再配達の削減でロッカーを配備するのだ。一方、アメリカでは再配達の問題はあまりない。なぜなら多くの場合、玄関などドアの前に置きっぱなしとなる置き配が基本だからだ。それでも多くの地域ではロッカーが拡大している。宅配便大手がロッカーを設置するのではない。アマゾンがコンビニエンスストア等に専用私書箱となる「アマゾン・ロッカー(Amazonlocker)」を設置しているのだ。アマゾン・ロッカーは当初、コンビニエンスストアやドラッグストアを中心に設置されていた。最近では大学のキャンパスや学生会館、アパートメント、駐車場やカーポート(オープンタイプのガレージ)、スプリントなどの通信キャリアショップ、クリニックや医療センター、フィットネスセンターなどに設置されている。クリニックやビジネスビルディングなど一部には、一般のアクセスが制限されるロビーにあり、アマゾンの購入時に入場許可書を所有する確認を求められる。また場所や時期によってはほとんど使えなくなるアマゾン・ロッカーもある。カリフォルニア州サクラメントにあるスーパーマーケットのセーフウェイでは昨年の年末商戦中、店内にあるアマゾン・ロッカーが受け取りを待つ商品で一杯になり使えない状態が続いていた。スーパーマーケットがコミュニティの中心的役割を果たしており、多くの家庭では必ず行く場所であるため、アマゾンの受け取りに選ぶ人が少なくないのだ。女性客の多いスーパーマーケットは、コンビニエンスストアより安心で行きやすいということもあるだろう。本音では「できることならアマゾン・ロッカーを置きたくない」という場所にも設置される事例が増えている。アマゾンに客を奪われているショッピングセンターだ。ネット通販を利用する消費者が増え、多くのモールでは客足が減少している。大規模ショッピングセンターの核テナントとなっていたデパートメントストアなどは撤退を余儀なくされ、空きテナントが増えているのだ。少しでも客足を戻すためは背に腹は代えられずアマゾン・ロッカーを設置するモール・オブ・アメリカSC(Mall of America)のような大規模商業施設が増えている。
 一度アマゾン・ロッカーを設置したものの撤去した大手チェーンストアもある。ステープルズとラジオシャックは5年ほど前、アマゾン・ロッカーを店内に設置し始めた。アマゾン・ロッカーを利用するお客は店でも買い物をするとの予想だったが「ついで買い」はなかったのだ。結局、お客を奪われるということで1年後にアマゾン・ロッカーを撤去した。皮肉にも、低迷にあえぐステープルズは70店舗の閉鎖を発表し、ラジオシャックは2度目の倒産となっている。

トップ画像:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校(CSULB)キャンパス内には、商品引き渡しと返品を専用にした「アマゾン・アット・ザ・ビーチ(Amazon at the Beach)」があり、アマゾン・ロッカーが置かれている。学生や職員用でも、88個のロッカーボックスも足りないことがあるため専用のデスクも設けられている。  続きを読む
Posted by usretail at 03:16Comments(1)TrackBack(0)
2017年03月13日

【マイヤー】、24時間の宅配サービスを拡大!1地域1スーパーの成長加速から複数店へ?

1703013マイアー@シプト
■ミシガンを中心に約230店のスーパーセンターを展開するマイヤーは10日、オンデマンド買物代行・宅配サービスのシプツ(shipt)と提携して宅配サービスを拡大することを発表した。注文から最短で1時間で宅配する同サービスは昨年9月、ミシガン州デトロイト地区でテストを始めており、約6.5万件の注文実績により拡大に踏み切ったという。今月29日にグランド・ラピッズ地区の店舗で開始し、来月13日にはインディアナ州フォートウェイン地区とインディアナポリス地区の店舗でも始め、徐々に拡大していく。24時間営業となるスーパーセンターに合わせて、一部店舗では宅配も24時間のサービスになっている。マイヤーはまた、ネットで注文してお店の駐車場で車から降りずに受け取れる「カーブサイド・ピックアップ(Meijer Curbside)」も拡大している。対象商品が8万品目に及ぶ同サービスの手数料は4.95ドル〜6.95ドル。ただ、注文品を受け取れるサービス時間は朝7時〜夜9時までとなっている。
 アラバマ州バーミンガムに本部を置くシプツはクラウドソーシングを採用したビジネスモデル。アプリを通じて注文が入るとショッパーと呼ばれる登録者がスーパーで買い物し、注文から最短1時間で顧客に配達する。シプツのサービス手数料は1回7ドル。年会費99ドルのメンバーシプツ(MemberShipt:現在は年会費49ドル、月額では14ドル)に加入すると、発注金額が35ドル以上は手数料無料で何度でもサービスを受けられる(35ドル以下は1回7ドル)。シプツによると、宅配商品は35ドル分で5ドル程度マークアップされているという。シプツは2014年の創業当初、ターゲットやベストバイ、ホームデポからの宅配をおこなっていた。翌年からは買物先をスーパーマーケットに絞り(一部地域ではアルコール専門店からも宅配)、多くの都市でスーパーマーケットも1社に特定している。シプツは現在、フロリダ州やテキサス州などを中心に10州35都市で展開している。
 スーパーマーケットの宅配サービスではホールフーズがインスタカートと提携し一部店舗で行っており、スプラウツ・ファーマーズ・マーケット等もアマゾン・プライム・ナウと提携して宅配サービスを行っている。HEBやクローガーも一部地域でシプツと提携した宅配サービスを行っている他、クローガーやウォルマートは配車サービスのウーバーを使った宅配サービスのテストも始めている。業者と提携していない宅配サービスでは、中西部8州に240店以上を展開するハイヴィーの「ハイヴィー・アイル・オンライン(HyVee Aisles Online)」がある。  続きを読む
Posted by usretail at 02:45Comments(0)TrackBack(0)
2017年03月03日

【マクドナルド】、約2万店でモバイル・オーダー&ペイに出前も!スーパーに影響及ぶ?

170303マクドナルド
■外食の巨人がついにモバイル・オーダー&ペイに本腰を入れる。マクドナルドは1日、年末までに国内の約1.4万店にモバイル・オーダー&ペイを導入すると発表した。日本を含む海外店約6,000ヵ所でもモバイル・オーダー&ペイの導入を進める。モバイル・オーダーはスマートフォンのアプリ経由で、注文と決済を事前に済ませておくことで混雑時のレジ行列に並ぶことなく商品を受け取れるサービス。レジ待ち行列を緩和し注文ミスも回避できることで顧客ロイヤリティが高まり、店内オペレーションの合理化も図れる。コーヒーチェーンのスターバックスやチキン・サンドウィッチチェーンのチックフィレなど一部の外食チェーンがすでに全店で展開している。マクドナルドではモバイル・オーダー&ペイの他、2020年までに専用の注文端末を2,500ヵ所の店内に導入する。同社はまた、ドライブスルーの混雑を軽減するため、カーブサイド・ピックアップとカーブサイド・デリバリーも行うとしている。カーブサイド・ピックアップはウォルマートやスーパー最大手のクローガーなどが既に導入しており、ネットで注文して店の前の駐車場で指定した時間に商品を受け取るサービス。車から降りることなく商品を受け取れるので、子供をもつ母親などに人気となっている。マクドナルドのカーブサイド・ピックアップもアプリ経由で注文した商品を指定されたパーキングで受け取ることになる。マクドナルドのカーブサイド・デリバリーは、ドアダッシュ(doordash)などレストランの食事を自宅まで届けるフードデリバリー業者と提携した出前サービス。利用者スマートフォンなどネットから注文したビッグマック等をフードデリバリー業者がカーブサイド・ピックアップのパーキングで受け取り、出前を行うのだ。マクドナルドではドライブスルー客の約20%がカーブサイド・デリバリーを利用し、さらに20%がカーブサイドでピックアップすることでドライブスルー混雑による失客を防げると見込んでいる。
 マクドナルドは2017年、モバイル・オーダー&ペイなどのIT化や650店に及ぶ新型店舗への改装(もしくは新規出店)に約17億ドル(約1,900億円)を投じるとしている。  続きを読む
Posted by usretail at 04:10Comments(0)TrackBack(0)
2017年02月20日

【Eコマース】、今年はスマートフォン経由で買い物!オムニチャネル化でやるべきこと?

170220モバイル
■商務省の国勢調査局が17日に発表した統計資料によると、2016年のEコマース売上高は3,949億ドル(約44.7兆円)となり前年から15.1%の増加だった。小売全体では前年比で2.9%の増加となり、Eコマース売上の成長が際立った。またEコマース売上は小売全体の8.1%を占め、前年の7.3%からシェアの伸ばした。このデータに先立って全米小売業協会(NRF)が8日発表したデータによると、今年のEコマース売上は前年比8%〜12%の増加と予想している。Eコマースは小売全体(ガソリンや車販売、レストランなどを除く)の成長率予想となる3.7%〜4.2%増から最大で4倍近く成長すると見られているのだ。Eコマースで特に期待されているのは、モバイル経由での売上だ。昨年のブラックフライデーではオンライン売上が前年比21.6%増となる33.4億ドルとなった。一方、スマートフォンやタブレットなどのモバイル経由のオンライン売上は前年から33%増となり、ブラックフライデーだけでも12億ドルとなり、記録的な伸びとなった。特に今年はスマートフォン経由での売上が期待されている。調査会社フォレスタリサーチが昨年10月に74社を対象に行った調査によると、68%がスマートフォン経由での売上を伸ばすためスマートフォン向けに投資を増やすと回答している。スマートフォンの投資項目で開発や強化が見込まれるのは「ブラウジングや商品検索(50%)」「モバイル決済オプション(47%)」「商品もしくは店舗レビュー(46%)」「モバイルに特化した行動を誘引するアクションを含むメール(45%)」「実店舗のロケーションや営業時間、店へのアクセス(41%)」となっている。
 スマートフォン経由の売上が今年はさらに伸長すると予想され、小売業にとって今年はモバイル関連の改善が最優先事項であるのだ。  続きを読む
Posted by usretail at 03:39Comments(0)TrackBack(0)
2017年02月18日

【グーグル・ホーム】、音声で大手チェーンストアに商品注文!地殻変動を目の前に出現?


■グーグルは16日、同社の音声アシスタント端末「グーグル・ホーム(Google Home)」にショッピング機能が追加したことを発表した。競合するアマゾンの音声アシスタント端末「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」の商品注文機能に対抗する。グーグル・ホームは対話型人口知能(AI)の「グーグル・アシスタント(Google Assistant)」を搭載しており、利用者との会話からAIが行動パターンなどの理解を深めて求める最適な行動をとるようになる。AIを活用していることでタスク管理だけでなく、音声から好みの音楽を再生したり照明やサーモスタットなどの家電製品を操作できるようになっている。グーグル・アシスタントを通じて「OKグーグル、ペーパータオルを注文して!(OK Google, order paper towels)」と行われるグーグル・ホームからの音声注文は、提携店に発注されて即日宅配サービスの「グーグル・エクスプレス(Google Express)」によって最短で注文当日に宅配される。グーグル・ホームの商品注文ではスマートフォンやタブレットにグーグル・ホームのアプリをダウンロードし、宛先となる住所やクレジットカードなどの登録が必要だ。注文先となるグーグル・エクスプレスの提携店はコストコやターゲット、ウォルグリーン、ステープルズ、コールズ、ペットスマート、ホールフーズ・マーケットなど全米に展開する大手チェーンストアから一部地域での展開となるレイリーズやスマート&ファイナルなどの40社以上となっている。注文金額は100ドルまでで、注文先となる提携店は地域によって異なる。またグーグル・エクスプレスも地域により当日宅配や翌日、2日もしくは3日の宅配となっている。エクスプレス会員費は年間95ドル(または月間10ドル)で会員以外の手数料は4.99ドルから。なおグーグルは4月末までグーグル・ホームからの注文では手数料を取らないとしている。
 グーグルでは「向こう数ヶ月間で新機能を追加し、他のアプリやサービスでのショッピングに対応していく」と述べている。

トップ動画:今年のスーパーボウルで流された音声アシスタント端末「グーグル・ホーム(Google Home)」のコマーシャル。「OKグーグル!」で点灯したり、音楽を流したり、天気を聞いたりしている。グーグル・ホームでトイレットペーパーやシャンプーなどの日用品を大手チェーンストア等に音声注文できるようにもなったのだ。調理中で手が汚れていたり、育児で手が離せない主婦の事情を考慮すれば、ハンズオフで簡単注文の音声アシスタント端末の需要は小さくない。  続きを読む
Posted by usretail at 04:03Comments(0)TrackBack(0)
2017年02月17日

【ウォルマート】、アウトドア用品のムースジョー買収!ウォルマート前CEOの後悔とは?

170217ウォルマート
■ウォルマートは15日、アウトドア用品を実店舗やオンラインストアで販売するムースジョー(Moosejaw)を現金5,100万ドルで買収したことを発表した。1992年創業のムースジョーはミシガン州マディソンハイツに本社があり、アウトドア系の通販ショップとしては大手。パタゴニアやノースフェイスなど主要アウトドア・ブランドを取り扱い、ミシガン州など中西部に10店舗を展開している。取り扱いカテゴリーはアパレル用品からクライミングやキャンピング、ハイキングなどのアウトドアギアやアクセサリーなど。ムースジョーの従業員数は350名。ウォルマートによると過去の買収と同じようにムースジョーは今後も独立した経営を維持される。一方でムースジョーが取り扱う400のアウトドア・ブランドと12万品目に及ぶアウトドア用品はウォルマートのEコマースに加わることになる。調査会社コムスコアによるとアパレルとアクセサリーがEコマースで最大カテゴリーとなっており、今回の買収によりアウトドア・アパレルの市場拡大を目指すことになる。
 ウォルマートは先月も靴のオンラインショップ「シューバイ(ShoeBuy)」を7,000万ドルで買収したばかり。シューバイを買収したのはウォルマートが昨年8月に買収しウォルマート傘下となったジェット・コム(Jet.com)。マーク・ローリィ氏が2014年1月に立ち上げたジェット・コムはウォルマートに33億ドルで買収されている。ローリィ氏は現在、ウォルマートのグローバルeコマース部門のCEOとなっている。ウォルマートは2011年以降、Eコマースに積極的に投資しており、同社としては最大規模の買収となったジェット・コム以前では、検索エンジンの「コズミックス(Kosmix)」やソーシャル広告の「ワンライオット(OneRiot)」などIT企業15社を買収している。
 ムースジョーの買収で人気アウトドア・ブランド以外にムースジョーのソーシャルメディア戦略のノウハウを得るとみられている。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。当社のクライアントの中にはコンサルティング企業も含まれています。実は、コンサルタントやコンサルティング企業からの問い合わせが結構多いのです。で、必ずと言っていいほど同じような問い合わせの内容です。一言で言えば「『情報交換』『意見交換』しましょう」というもの。しかし、後藤はきっぱりと「私が欲しいと思うような情報や意見はありません」と、情報の等価交換をお断りしています。人が何かを得ようとすれば同等の代価が必要です。私がもつ専門情報と同じ価値のある情報を日本のコンサルタントやコンサルティング企業は持っていません。したがって情報交換はしないのです。アメリカ小売業は日本の5年〜10年先をいっています。日本の未来となるアメリカの市場で、コンサルタントとしてまた消費者として専門的な一次情報を得ているのは後藤だけです。一次情報とはニュース記事や書籍などの「人手を介した情報」ではない、ナマの現場情報のことです。  続きを読む
Posted by usretail at 04:11Comments(0)TrackBack(0)
2017年02月14日

【アマゾン】、なんと無料でIoT製品の出張デモサービスを開始!電球交換もしてくれる?

170214スマート・ホーム・コンサルテーション@アマゾン
■ネット通販最大手のアマゾンは、同社が開発したスピーカータイプの音声アシスタント端末「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」を使ったスマートホームの出張デモンストレーション・サービスを無料で行っている。アマゾンの「スマート・ホーム・コンサルテーション(Smart Home Consultation)」は、アマゾンの専門スタッフが自宅に訪問してIoT製品の実演を行うサービスだ。このサービスは週7日、午前8時〜午後8時までの時間帯となっている。アマゾンの専用ページでアポを予約すると、スマートホームの専門家が自宅に訪問し、自宅内のWiFi環境を評価して音声アシスタント端末「エコー・ドット(Echo Dot)」を使った人気のスマートホーム製品のデモを行う。実演されるスマートホーム製品には、IoT照明の「フィリップス・ヒュー(Philips Hue)」、スマートスイッチの「TPリンク(TP-link)」にスマート・サーモスタットなどの人気商品が中心となっている。また利用者が所有するスマートデバイスもつなぎ「アレクサ」指示による実演も可能だ。専門スタッフはスマートホーム製品に関する相談にも対応し、利用者のライフスタイルや要望を聞いたうえで利用者にあったIoT商品を推薦し、スマートホーム製品の買い物リストも作成する。最大45分間の出張デモサービスは、委託業者ではないアマゾン専属スタッフが行い、製品を売りこむこともないという。スマート・ホーム・コンサルテーションはプライム会員でなくても無料。ただし、デバイスの設置やセットアップ、トラブルシューティング(修理)などのサービスは別料金となっている。スマート・ホーム・コンサルテーションは現在、シアトルやポートランド、サンフランシスコ、サンディエゴ、ロサンゼルス、オレンジ郡、サンノゼで行われている。
 アマゾンは昨年、過去最高の年末商戦だったことを発表しており、ベストセラー商品としてアマゾン・エコーや姉妹製品のエコー・ドットなどを挙げていた。

トップ画像:アマゾンの「スマート・ホーム・コンサルテーション(Smart Home Consultation)」のキャプチャー画像。アマゾンは同社が開発したスピーカータイプの音声アシスタント端末「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」を使ったスマートホームの出張デモンストレーション・サービスを無料で行っている。  続きを読む
Posted by usretail at 04:40Comments(0)TrackBack(0)
2017年02月09日

【アマゾン】、ロスアンゼルス郊外の3.4万坪アマゾンFCの見学ツアーに参加してきた!

170209アマゾンFCツアー00
■ネット通販最大手のアマゾンは2日、増収増益となる第4四半期(10月〜12月期)決算を発表した。売上高が前年同期比22.4%増の437.4億ドル、純利益は55.4%増の7.49億となった。アマゾンは昨年末、2016年の年末商戦が過去最高のホリデーシーズンだったと発表しており、これを裏付けるように第4四半期の売上高は過去最高を更新した。売上高の地域セグメント別では、アメリカとカナダの北米事業が60%となり前年同期から横ばい、日本を含む海外事業32%と前年同期の33%から減少、一方クラウド事業のAWS(アマゾン・ウェッブ・サービス:Amazon Web Services)が前年同期の7%から8%に増えた。また北米事業の売上高は前年同期比22%増の262.4億ドル、海外事業の売上高は同18%増の139.7億ドルで、クラウド事業の売上高は同47%増となる35.4億ドルだった。通期では売上高が前年比27.1%増の1,359.9億ドルとなり、純利益は同298%増の23.7億ドルだった。なお、売上高が過去最高を記録したもののアマゾンの株価は史上予想に届かなかったため下落した。
 調査会社スライス・インテリジェンスが最近発表したデータによると、アマゾンは昨年のオンライン小売売上高で43%という圧倒的なシェアを占めた。

トップ画像:ロサンゼルス・ダウンタウンから東に約100キロに位置するアマゾン・フルフィルメントセンター(サンバーナディノ地区)。後藤は先日、この物流センターを見学(視察)してきた。2012年10月オープンの物流センターは第7世代となり、3.4万坪の面積だ。東京ドームの2倍以上の面積に約3,000人が働いている。なおアマゾンは6ヵ所のフルフィルメントセンター(FC)で無料の見学ツアー(Fulfillment Center Tours)を行っている。ツアー日程の1年前には参加枠が埋まってしまうほど大人気のFC見学ツアーだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。後藤は先日、アマゾン・フルフィルメントセンターの見学ツアー(Fulfillment Center Tours)に参加してきました。無料のツアーでお土産?もあるので、アメリカ国内ですごい人気なんですね。見学ツアーのスケジュールは1年以上前に発表されますが、参加枠がすぐに埋まってしまい、ウェイティングリストの状態となります。後藤が見学した場所はロサンゼルスから車で東に約1時間のところにあるにあるサンバーナディノ地区のFCです。2012年10月オープンした3.4万坪のFCです。28個分のフットボールフィールドとの説明でしたが、東京ドーム(1.4万坪)が2つ余裕で入るほどの広さと想像すれば分かりやすいでしょう。このFCの正式名は「ONT2」です。で、FC内の見学ツアーは90分程度で後藤が参加した時、参加人数は15名でした。参加者は一般人の他、企業役員と思えるような年配者グループも混じっていました。ツアーにはツアーガイド1名が引率・説明しながら、女性アシスタントが3名もつきます。  続きを読む
Posted by usretail at 04:24Comments(0)TrackBack(0)
2017年02月03日

【Eコマース】、実店舗破壊はまだ初期!シーラカンス化したネットスーパー黎明期HP?

170203オンライン食品市場2025年
■今年に入ってメイシーズやシアーズ、リミテッドなど多くのチェーンストアが実店舗の大量閉鎖を発表している。いうまでもなくアマゾンなどオンラインストアの影響によるものだ。ただ、Eコマースによる実店舗破壊は、まだ始まったばかりとする向きもある。調査会社コーヘン&カンパニーによると、Eコマースの成長は今年、昨年以上のペースとなる。Eコマースは2022年までに小売全体の14%に達すると予想しているのだ。同調査会社は今年の9%から5年間で14%に急伸するとしている。1月31日に発表されたレポートで同社アナリストのジョン・ブラックリッジ氏は「Eコマースによる破壊はまだ初期段階であり、我々の分析ではアパレルや自動車、食品の業種が破壊進行の初期〜中期段階にあるのだ」と指摘している。ブラックリッジ氏によると、ここ数年の実店舗の大量閉鎖もアメリカの1人当たりの小売面積は48平方フィートとなっている。カナダの13平方フィートやイギリスの22平方フィートに比べてアメリカは店舗過多となっているのだ。ネット通販最大手のアマゾンは物流倉庫をいまだに拡大中であり、フルフィルメントセンターの稼働は昨年だけでも30%も増えたという。ブラックリッジ氏はここ数年で最も早いペースと見ている。その影響から実店舗はさらに大量閉鎖に追い込まれるとしているのだ。
 Eコマースによる破壊が初期段階とされた食品業界でも同じような指摘がなされている。食品マーケティング協会(FMI:Food Marketing Institute)と調査会社ニールセンが1月30日に発表した調査レポート「デジタル化する食品ショッパー(The Digitally Engaged Food Shopper)」によると、2025年には食品支出の20%がオンライン経由となり1,000億ドルのマーケットになるのだ。スーパーマーケットで特に影響を受けるのは「センターストア・カテゴリー(Center Store Categories)」と呼ばれている店の中央に置かれている商品群だ。CPG(パッケージ商品)や美容・健康関連、日用品などの40%がオンラインで購入されることになると予想している。これらの商品はオンラインストアで定期購入となる可能性が高い。またワンプッシュで商品を簡単に注文できるボタン「アマゾン・ダッシュ・ボタン(Amazon Dash Button)」の対象商品はセンター・ストア・カテゴリーの商品だ。店内の周囲に配置されている生鮮品やデリ、冷蔵品、牛乳・チーズなど日販品など「ペリメーター・カテゴリー(Perimeter Categories)」もオンラインの影響から逃れられない。センターストア・カテゴリーのオンライン購入に慣れた消費者が、ペリメーター・カテゴリーでもオンライン購入する機会が増えるとみられている。
 新たな効率的なショッピングが普及するに伴い、古い非効率的な買い方が駆逐されていく「買物の創造的破壊」の現場をさらに多く見かけることになるのだ。

トップ画像:食品マーケティング協会(FMI:Food Marketing Institute)と調査会社ニールセンが発表したレポートによると、2025年には食品支出の20%がオンライン経由となり1,000億ドルの市場となる。実にスーパー3,900店分の売上がオンライン経由となるのだ。  続きを読む
Posted by usretail at 05:18Comments(0)TrackBack(0)
2017年02月02日

【ウォルマート】、送料無料2日間配送を開始し会員制プログラムのシッピングパス廃止!

170202ウォルマート・コム
■ウォルマートは31日、2年前からテストを行っていた有料会員制プログラム「シッピングパス(ShippingPass)」を廃止し、年会費無料で2日間で配送する新たなプログラムを始めた。ウォルマート・コムの200万品目以上が対象となる「無料2日間シッピング(FREE 2-Day Shipping)」は、35ドル以上の買い物をすれば年会費など払う必要なく2日間で配送するサービス。新サービスは家庭用品やペット用品、家電製品など日用品が中心で、プログラム対象商品には商品ページの価格欄に緑字で無料2日間シッピングと明記されている。また業者が扱うマーケットプレイスは対象外となっているものの、35ドル以上の注文にマーケットプレイス商品の他、対象商品が入っていればプログラムの対象となる。なお生鮮品などの注文は対象外となっている。2日間シッピングは午後2時までに注文を確定することで2営業日後に届けられる。一方、ウォルマートが2015年5月から始めたシッピングパスは、年会費99ドルとなるアマゾンプライムに対抗した会員制サービス。シッピングパスを開始した当初、年会費は50ドルで最低購入額等の条件なく、オンライン購入した商品を3日以内に届けていた。ウォルマートは昨年5月、シッピングパスの会員費を1ドル値下げし配送期間も2日に短縮した。7月には30日間の無料体験キャンペーンも実施していた。なおシッピングパスを廃止したことで、会員には年会費の返金を受けられるようになっている。
 ウォルマートはシッピングパスの会員数など詳細は明らかにしていない。

トップ画像:先月、ウォルマート・コムでアイポッド・タッチを購入。しかし実際に商品が届いたのは注文から10日後だった!?日本では考えられない...
 
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。先月、ウォルマート・コムでアイポッド・タッチを購入しました。後藤はアマゾンプライム会員なのでアマゾンで購入しても良かったのですが、ウォルマート・コムの現状を知りたくで意図的に注文したのです。結果からいうと配送がアマゾンのレベルに達していませんでした。宅配予定日には自宅で待機していましたが、フェデックスの宅配業者から連絡もないまま本人不在となっていました。翌日も連絡もなく、誰も訪ねてくることもなく再度不在との理由で宅配なし。「ふざけるとな!」とウォルマート・コムにチャットでクレームを入れましたが「もう1日待ってくれ」との回答だったので気を取り直して待ってみることにしました。翌日、臨戦状態で待っていましたがやっぱり何の連絡も訪問もなく、サイトを見ると不在との通知。もう諦めました。で、週末をまたいだ月曜日、仕事から戻ってくるとドアの前に無造作に置かれていたのです。だめだこりゃー。  続きを読む
Posted by usretail at 03:41Comments(0)TrackBack(0)
2017年02月01日

【スターバックス】、AIバリスタのテスト開始!モバイルオーダー不可店は淘汰される?


■コーヒーチェーン最大手のスターバックスは30日、人工知能(AI)を利用した注文アプリ機能「マイ・スターバックス・バリスタ(My Starbucks Barista)」のベータ版を発表した。またアマゾンの音声アシスタント「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」での音声注文を始めたことも明かした。チャットボット機能のマイ・スターバックス・バリスタはiOSのアプリを通じ音声認識によるチャット(もしくはテキスト入力)で注文が可能となっている。このテストはアメリカ国内の約1,000人の顧客を対象にしており、今年の夏には順次サービスを展開していく予定。アンドロイド版は今年中の発表を予定している。一方、アマゾン・エコーでの音声注文は、あらかじめ注文メニューを登録しておき「アレクサ、スタバに注文して(Alexa, order my Starbucks)」と指示することで登録したメニューを注文できるようになる。アマゾン・エコーではマイ・スターバックス・バリスタで注文できるような複雑な注文には対応していない。
 スターバックスの会員サービス「マイ・スターバックス・リワード(My Starbucks Rewards)」は会員数1,300万人を誇り、アプリ決済「モバイル・ペイメント(Mobile Payment)」は国内で27%に達している。アプリ経由のモバイル注文「モバイルオーダー&ペイ(Mobile Order & Pay)」も注文全体の7%を占めている。同社は直近の四半期でモバイルオーダー&ペイの需要過多により店売上が低迷したことを発表した。同社COOケビン・ジョンソン氏によると、モバイルオーダー&ペイがランチタイムなどのピーク時に20%以上となった国内店は1,200店にも上っている。これは前期(7月〜9月期)の600店から2倍にも増えているのだ。最も混雑する店舗では、現場がモバイルからの注文に追い付くことが難しくなっているという。モバイルオーダー&ペイの成功で、レジ待ち客が混雑を避け店を出てしまうという事態に陥っているのだ。これを受けスターバックスでは一部の繁盛店でモバイル注文の専任バリスタを1〜2人充てる対策を始めており、準備ができた時点で注文者にテキストで知らせるシステムもテスト中としている。
 
トップ動画:スターバックスがメディア用に公開した「マイ・スターバックス・バリスタ(My Starbucks Barista)」のデモンストレーション動画。マイ・スターバックス・バリスタの「何を注文なさいますか?(What would you like to order?)」の問いに、女性は「フラットホワイト(エスプレッソにきめ細やかに泡立てたスチームミルクを注いだエスプレッソ版カフェオレ)と温めたバナナブレッドをお願いします(I want a Flat White and Banana Bread warmed)」と音声で注文。AIは注文名(フラットホワイトには「カスタマイゼーションなし」とあり、バナナ・ナッツ・ブレッドは「温めた」の指示がついている)と商品価格と画像で注文を確認している。また「フラットホワイトのサイズは?(What size Flat White would you like?)」に女性は「ショート(Short)」で答えている。AIは「2番とチェリーにあるスターバックスで3〜8分で準備できます。5ドル21セントです。注文なさいますか?(It will be ready for pickup at 2nd & Cherry in 3 to 8 minutes. The total cost is $5.21. Would you like to place the order?)」に女性が「エスプレッソのショット数がダブルのマキアートで、キャラメル味の強いアップサイド・ダウンにして、カフェイン量は通常の半分に、ホイップクリームを追加したグランデ・サイズで、ぎりぎりまで注がない若干少なめ(double upside down macchiato half-decaf with room and a splash of cream in a grande cup)」と噛まずにトリッキーな注文をしている。高度で複雑な注文にも、細かい指示の入った注文「ドッピオ(ダブルショット)・エスプレッソ・マキアート(Doppio Espresso Macchiato)」で確認している。  続きを読む
Posted by usretail at 04:18Comments(0)TrackBack(0)
2017年01月28日

【スターバックス】、急成長するモバイルオーダーに現場が対応しきれず売上が伸び悩む?

170128モバイルオーダー@スターバックス
■コーヒーチェーン最大手のスターバックスは、自らの成功の犠牲者になっているのかもしれない。同社の「モバイルオーダー&ペイ(Mobile Order & Pay)」の需要が急増し現場が対応しきれず、レジ待ち客を逃しているというのだ。同社が26日に発表した第1四半期(10月〜12月期)ではアメリカ国内の既存店・売上高前年同期比が3.0%の増加で、市場予想の4%増に届かなかった。客単価は5%の増加だったが、客数(トランザクション)が2%の減少だ。一方、一昨年9月からライセンスストアを除く全直営店に導入されたモバイルオーダー&ペイが、注文全体の7%にまで上昇した。前期の6%から1ポイントも伸び、前年同期(3%)からは4ポイントも急伸しているのだ。モバイルオーダー&ペイはアプリ内にある、金額をチャージしたギフトカード(プリペイドカード)から支払う仕組みだ。利用者はメインメニューの「注文(Order)」をタップし、フラペチーノやベーグルを選択。ピックアップまでの時間が表示された最寄りのスターバックス店を指定し、注文ボタンをタップすれば決済完了となる。
 同社COOケビン・ジョンソン氏は決算声明で「モバイルオーダー&ペイがランチタイムなどのピーク時、20%以上となった国内店は1,200店にも上っています。これは前期(7月〜9月期)の600店から2倍にも増えているのです」と語った。最も混雑する店舗では、現場がモバイルからの注文に追い付くことが難しくなっている。皮肉にもモバイルオーダー&ペイの成功で、レジ待ち客が混雑を敬遠して店を出てしまうという事態に陥っているのだ。同社CEOのハワード・シュルツ氏は「現在、この問題の解決に集中的に取り組んでいます。過去にも需要超過の問題を解決したことがあり、今回も対応できると確信しています」と述べた。すでに今週から一部の繁盛店でピーク時に、モバイル注文に対応にした専任バリスタを1人〜2人充てる対策を始めているという。また現場スタッフのルーチンワーク見直しも行っており、ドリンクの用意ができた時点で注文者にテキストメッセージで知らせるシステムもテスト中だとしている。
 スターバックスが発表した第1四半期(10月〜12月期)の売上高は前年同期比6.7%増となる57.3億ドル。純利益は同9.3%の増加となる7.52億ドルだった。増収増益となったものの、売上高が市場予想に届かなかった。これにより同社は17年度通期の売上見通しを下方修正した。なお同社のアプリ決済「モバイルペイメント(Mobile Payment)」はアメリカ国内で27%に達しており、会員サービスの「マイ・スターバックス・リワード(My Starbucks Rewards)」の会員数も国内で前年同期比16%増となる1,290万人となっている。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。先日、日本を代表する某企業の経営陣に向けたコンサルティングを行いました。後藤のコンサルティングは簡単に言うとクライアントと一緒に現場を視察し、企業のあるべき姿を提言するスタイルです。例えばオムニチャネル・リテーリングも実際にオムニチャネル・ショッピングを行いながら成功・失敗事例を肌で学ぶのです。アメリカは日本の5年〜10年先を行っています。見方を換えればアメリカ流通業は、私たち日本人学習者のために壮大な実験を行ってくれているのです。数々の現場事例から学べば理解も早く納得もでき、後藤のアドバイスも受け入れやすくなるのです。非常にユニークなコンサルティング・スタイルだと自負しています。先日のコンサルティングでもタイミングよく視察中にモバイルオーダーのナマの事例を見ることができました。ランチタイムにチキンサンドウィッチチェーン最大手のチックフィレでモバイルオーダーで注文しました。  続きを読む
Posted by usretail at 04:57Comments(0)TrackBack(0)
2017年01月24日

【ターゲット】、1.3%減でお前もか!年末商戦でECがリアルの売上を食う共食い状態?

170124ターゲット
■ターゲットは18日、年末商戦となる11月〜12月期の既存店・売上高前年同期比が1.3%の減少だったことを発表した。実店舗の既存店ベースは3%以上の減少となったが、オンライン売上が前年から30%以上伸びたことで既存店の一部を埋め合わせた形だ。売上高前年同期比は4.9%の減少だった。カテゴリー別では重点カテゴリーとしている「ファッション(Style)」「ベビー(Baby)」「キッズ(Kids)」「健康(Wellness)」が3%近くの増加となったものの、食品や日用品が1桁台前半の落ち込みとなり、家電やエンターテイメント商品が1桁台後半で低迷した。ターゲットは年末商戦の不調を受け、第4四半期(11月〜1月期)既存店ベースの予想を当初の1.0%減〜1.0%増から1.5%減〜1.0%減と下方修正を行った。なおターゲットは2ヵ月前、売上の持ち直し等を反映し従来予想の2%減〜横ばいを1%減〜1%増に引き上げたばかりだった。同社の第3四半期(8月〜10月期)の既存店ベースは0.2%の減少、第2四半期(5月〜7月期)は同1.1%の減少だった。第4四半期も既存店ベースが前年を下回れば3四半期連続での減少となる。
 年末商戦で不調となったのはターゲットばかりではない。老舗デパートメントストアのメイシーズは、11月と12月期の既存店・売上高前年同期比が2.7%の減少となり、68ヵ所の店舗閉鎖と1万人規模のレイオフを発表した。シアーズも既存店ベースで12%〜13%の減少だったことを明かし、150店におよぶ店舗閉鎖と同社PBで老舗工具ブランド「クラフトマン(Craftsman)」の売却を発表。また1990年代、グループ全体では5,600店を展開していたアパレルチェーンのリミテッドも残っていた約250店の店舗閉鎖を行った。1,000店舗以上を展開するJCペニーも11月〜12月期の既存店ベースが0.8%の減少となり、店舗閉鎖を検討していることを明かした。国内に1,155店舗を展開するコールズも2.1%の減少となった。年末商戦が特に繁忙期となるトイザラスでも既存店ベースが2.5%の減少だった。一方、全米小売業協会(NRF)は、年末商戦が当初の予想を超えて好調だったことを発表しており、ネット通販最大手のアマゾンは年末商戦が過去最高を記録したと発表している。
 ターゲットは国内に1,800店を展開しており、その内訳はスーパーセンター業態など4,760坪以上の大型店が278店、1,400坪〜4,760坪未満の通常のディスカウントストア・フォーマットは1,503店(前期より2店舗減)、「フレキシブル・フォーマット(flexible format)」と呼ばれている1,400坪以下の小型店は19店舗となっている。  続きを読む
Posted by usretail at 03:20Comments(0)TrackBack(0)
2017年01月21日

【モバイルオーダー】、外食チェーンでアプリ経由注文も異なる!優雅で麗しい方式とは?

170121ブレイズピザ00
■スターバックスのアプリ経由の注文サービス「モバイルオーダー&ペイ(Mobile Order & Pay)」は、同社の国内売上の8%を占めるにいたっている。スターバックスのモバイルオーダー&ペイは予め課金しておいたギフトカード(プリペイドカード)を同アプリに登録し、お店に行く前にアプリ経由でコーヒー等の注文と決済をしておくことで、お店ではレジ行列に並ばず注文した商品をすぐ受け取れるサービス。注文の決済完了と同時に、お店の端末から自動的にレシートがプリントアウトされ、バリスタがカップに貼ってコーヒーなどを準備する。同社ではモバイルオーダー&ペイからの注文やモバイルからの一括注文が増えたことで、店内のPOSレジ処理が10%減少し、オペレーションが効率化していると分析している。モバイルオーダー&ペイがスターバックスの業績に大きなプラスの影響を与えている。スターバックスだけでなく、昨年6月から2,000店舗でモバイルオーダーの「チックフィレ・ワン(Chick-Fil-A One)」を始めたチックフィレでもファミリー客から高評価を得ていることを明かしている。2年まえからモバイルオーダーを展開しているタコベルでも客単価が20%増加することを公表している。すでにチポトレやピザハット、パネラブレッド、パパジョーンズ、ブレイズピザ、シェイクシャックなどの大手外食チェーンはモバイルオーダーを展開している。
 モバイルオーダーはアプリ経由で注文しお店で受け取るのだが、チェーン毎に2つの点で異なっている。一つは決済方式、そしてもう一つは受け取り方法だ。決済方式はスターバックスやチックフィレのように金額をチャージしたギフトカード(プリペイドカード)から支払うプリペイドカード方式と、チポトレやタコベルなど注文ごとにアプリに登録したクレジットカードから支払う方法がある。モバイルオーダーでは注文だけ行い決済は店で行うピザハットの方式もある。なおスターバックスのプリペイドカード方式では残高が10ドル以下になれば自動的に課金できる自動リロード(Auto Reload)機能が付随している。受け取り方法は3つあり、スターバックスでは注文・決済直後に店にオーダーが入る方式、チックフィレは注文・決済後、店に入って通知することでオーダーが入る方式、チポトレやピザハットでは時間を指定してピックアップする方式がある。時間指定も時間がくればそのまま受け取れるピザハットやシェイクシャックの方式と、チポトレやブレイズピザのように店のレジで告げるアナログ・チェックイン方式もある。モバイルオーダーでもチェーン毎に微妙に方式が異なるのだ。
 モバイルオーダーで受け取り時間を指定するシェイクシャックでは、指定時間に遅れれば熱々のハンバーガーも冷たくなってしまう。スターバックスでも注文後すぐにドリンクを用意するため、遅れることがあればドリンクの味も変わる可能性もある。ブレイズピザでは行列に並ぶ必要ないが、割り込むようにレジに行ってモバイル注文をチェックインするので、知らない客からは冷たい視線を浴びることもある。今のところ、スマートでベストなモバイルオーダーはチックフィレ・ワンだ。

トップ画像:自分で好きなトッピングを乗せられるファストカジュアルピザチェーンのブレイズピザ。大人気で出店著しく昨年だけで68ヵ所にオープンし、現在は170店以上となっている。ブレイズピザの売上高は2015年に1億ドルを突破し、2016年は1.86億ドルと前年比84%の増加だ。  続きを読む
Posted by usretail at 04:47Comments(0)TrackBack(0)
2017年01月20日

【サムズクラブ】、スキャン&ゴーで購入したアイパッドプロを返品!また買い物したい?

170120アイパッドプロ
■ウォルマート傘下のメンバーシップ・ホールセール・クラブのサムズクラブでは全店でスキャン&ゴーを展開している。スキャン&ゴーは、スマートフォンにダウンロードしたアプリでお客自身が商品バーコードをスキャンしながら買い物を行うシステム。使い方はサムズクラブのスキャン&ゴーのアプリをダウンロード。アプリを起動後に会員番号を撮影などで入力し、事前にクレジットカード情報も登録しておく。サムズクラブではアプリを開いて購入する商品のバーコードをスキャンしていく。買い物が終われば、アプリ上で「チェックアウト(決済)」を行う。外へ出る前のレシートチェックでは、出口にいるチェッカー係りにアプリ上にあるバーコードを見せスキャンするだけとなる。その後はチェッカーがカート内の商品を1品毎チェックして確認する。レシートはeレシートでアプリ上に保管されることになる。
 スキャン&ゴーで買物した商品の返品はどうなるのだろうか?これを確認するため昨年11月初めに購入したアップルのアイパッド・プロ(32GB)を実際に返品してみた。購入価格は588ドルで税金が52.92ドル。その他に電子廃棄物料金(Electronic Waste Fee)として3ドルがチャージされていたので合計で643.92ドルとなる。返品はクリスマス直後の12月26日に行った。サムズクラブではカスタマーサービスに行き順番を待って返品。スタッフから返品理由を聞かれるも「気に入らなかった(I don't like it)」と返答した。スタッフは商品確認を行い、スマートフォンにあるeレシートのバーコードをスキャンし、自分のクレジットカードを端末に差し込んでクレジットバックで返品完了となった。返品額は電子廃棄物料金の3ドルを引いた640.92ドルだった。スキャン&ゴーのアプリ上に返品のeレシートなどは現れず、購入したときのeレシート自体にも変化はない。サムズクラブからはクレジットバックの証明となるペーパーレシートを渡された。時間にして5分程度でストレスはなかった。
 スキャン&ゴーでレジを素通りの買物で、返品も比較的スムーズな流れなのでサムズクラブで買物したいと思わせるものだった。

トップ画像:サムズクラブで返品したアップルのアイパッド・プロ(32GB)。返品額では最大となる640ドル。日本では不具合でもない限りアイパッドを「気に入らない」という理由だけで返品はできない。が、アメリカではできてしまうのだ。  続きを読む
Posted by usretail at 04:35Comments(0)TrackBack(0)
2017年01月19日

【シェイクシャック】、モバイルオーダー!日本の超繁盛店にこそアプリ経由注文は必要?

170119シェイクシャック00
■ファストカジュアル・ハンバーガーチェーンのシェイクシャックは先月12日、ほぼ全店でのモバイル・オーダーの展開を始めた。モバイル・オーダーとはスマートフォン・アプリ経由で、注文と決済を事前に済ませておくことで混雑時のレジ行列に並ぶことなく商品を受け取れるサービス。コーヒーチェーンのスターバックスやチキン・サンドウィッチチェーンのチックフィレなど一部の外食チェーンがすでに全店で展開している。シェイクシャックでは全店展開の2ヵ月前にニューヨーク市内のミッドタウン・イースト店でテスト展開を始めていた。シェイクシャックのモバイルオーダーの使い方はアプリをダウンロード後に最寄りのシェイクシャック店でのピックアップ時間(15分毎)を指定する。ハンバーガー等のメニューを選択し、チェックアウトをタップして決済する。受け渡しの準備ができると、テキストメッセージで通知される仕組みだ。決済はアプリに事前登録しておいたクレジットカードから支払うことになる。
 シェイクシャックで12月27日、実際にモバイル・オーダーを行ってみた。場所は昨年10月にオープンしたロサンゼルス3号店となるハリウッド店。シェイクシャック・アプリを起動すると「シャックに新方式(A New Way to Shack)」とあり「オーダーナウ(Order Now)」をタップすると最寄り店のロケーションとそれぞれのピックアップ時間が表示される。ピックアップ時間は現在から30分以降の表示で15分毎だ。該当する店のピックアップ時間(12:45)を選ぶとメニュー選択に画面が移る。メニュー画面はハンバーガーやフライ、飲み物等の緑色アイコンを動かして注文していく。今回、選択したのはシャックバーガー(シングル5.55ドル)とフライズ(2.99ドル)、飲み物(スモール2.35ドル)だ。ハンバーガーの注文ではレタスやトマト、チーズなどの構成物を抜くカスタマイズも可能だ。飲み物では氷抜きのオーダーもできるようになっている。チェックアウトをタップするとアドオン(追加)の画面となり、デザートが現れた。クレジットカードなど支払い情報を登録後、注文確認をタップすることで注文完了となる。
 ハリウッド大通りにあるシェイクシャック・ハリウッド店に到着したのは12時40分。ランチ時でもあり、店内から屋外までお客で一杯だ。注文のレジ前行列にも20人近くが並んでいたほどの盛況だ。レジ行列には並ばず、時間潰しに店内撮影などしていたらピックアップ予定時間の3分後には「ピックアップの用意ができました」とテキストメッセージが入ってきた。ピックアップ窓口にはすでに注文品が用意されてあり、スマートフォンに映るオーダーをスタッフに見せると笑顔で渡してくれた。長い行列に並ぶことなく、レジ待ちもなく、全くストレスなくスムーズ且つ快適に食事ができた。
 モバイルオーダーは始まったばかりだが、1年もしないうちにレジ注文をスキップして先に席に着く客が増えてくるだろう。
 
トップ画像:シェイクシャック・ハリウッド店。ハリウッド大通りの歩道には有名人の名前が入った☆型プレートのハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)が見える。  続きを読む
Posted by usretail at 03:30Comments(0)TrackBack(0)
2017年01月09日

【オンラインストア】、12月15日から19日に買物ピークが移動?ラストマイルでアマゾン!

170109ショッピングセンター
■昨年の感謝祭日とブラックフライデーを含む週末4日間の買い物では、オンラインで買物する人数が実店舗で買物する人数をついに上回る結果となった。全米小売業協会が11月末に発表した早期データによると、オンラインで買物をした客数は1億人を突破したと推計する一方で、実店舗の客数は1億人に満たなかった。オンラインでの買い物客数は前年同期から4.2%増となる550万人増え、実店舗は3.7%減の300万人減少だ。週末4日間にオンラインと実店舗で買い物をした総数は1億5,400万人と推計しており、前年同期の1億5,100万人を上回っている。買い物の主戦場がリアル店からオンラインストアに移っていることを浮き彫りにした。すでに年末商戦の結果を発表している大手チェーンストアは苦境を伝えている。メイシーズの11月と12月期の既存店・売上高前年同期比は2.7%の減少、コールズは同2.1%減、JCペニーも同0.8%減、書籍チェーンのバーンズ&ノーブルは同9.1%減、シアーズとKマートは同12%〜13%減と発表している。年末商戦の不振によりメイシーズは68店の閉鎖と1万人のリストラを発表し、シアーズも150店の追加閉鎖に工具ブランドの売却、アパレルチェーンのリミテッドは全店閉鎖と対応に追われている。
 マスターカード・アドバイザーズの小売調査部門スペンディングパルスが公表した年末商戦動向によると、小売売上高は全体で前年比4.0%の増加となった。大手チェーンストアが年末商戦の低迷を公表する一方で、意外に高い数字となっているが、オンライン売上が全体を押し上げているのだ。同調査によるとオンライン売上が前年同期比で19%の増加なのだ。別の調査となるアドビ・デジタル・インサイトが5日発表した推計によると、11月と12月期のオンライン売上高は同社予想を上回る917億ドル(約11兆円)となり前年同期比11%増となった。調査会社コムスコアでもオンライン売上高が一昨年の年末商戦に比べて12%の増加だったと報告している。アドビによると年末商戦の61日間中、10億ドル(約1,170億円)を突破した日数は57日となった。特にモバイル経由の売上伸長が著しく、前年同期比23%の増加で売上高は284億ドル(約3.3兆円)だ。スマートフォン経由の売上は193億ドル(2.3兆円)にも上っている。昨年の年末商戦で過去最高と発表したアマゾンでもオンライン注文の72%以上はモバイル経由だ。またアマゾン・アプリを使った買い物は世界で56%も増加した。アマゾンは圧倒的な強さを見せつけているのだ。
 アマゾンの強さはモバイルだけではない。ラストマイルを改善していることもアマゾンの存在感が大きくなっている。調査会社スライス・インテリジェンスでは、アマゾンの売上ピークが以前の12月15日から昨年は12月19日になったと発表した。オンライン売上に占めるアマゾン売上は12月18日が47.8%、19日が49.2%、20日が48.2%となっている。しかも25日のクリスマスでもアマゾンのオンライン売上シェアは46.1%になる。これは2日間宅配のプライム会員が増え、会員限定の最短1時間のスピード宅配「プライムナウ(Prime Now)」の利用者が増えていることも要因だ。ラストマイルが短縮されていることで、アマゾンでの買い物が増える傾向となっているのだ。
 買い物の主戦場はリアルからオンラインに移り、顧客との距離を短縮しているアマゾンが年末商戦でも独り勝ちという様相を呈している。言い換えればアマゾンの宅配スピードがリアル店からお客を奪っているのだ。  続きを読む
Posted by usretail at 04:35Comments(0)TrackBack(0)
2017年01月04日

【カスタマーレビュー】、ホームデポは投稿者を格付け!バインやシーズのエリート会員?

170104ホームデポ・コントリビューターバッジ
■ネット通販最大手のアマゾンは昨年末、カスタマーレビューで認証購入者以外のレビュー数制限の措置を始めた。カスタマーレビューには投稿者が実際にアマゾンで購入したことを示す「Amazonで購入(Verified Purchase)」の認証マークが記載されている。今回の方針から、非認証の投稿者による投稿レビューは週5件のみと制限されるのだ。非購入者のカスタマーレビューを制限することで、アマゾンはレビュークォリティの向上を図ろうとしている。同社はレビューの信頼・信用度を上げるためガイドラインの更新の他、様々な機能を追加している。投稿者の購入/非購入や星数別に並び替えるフィルタリング機能にレビュー内検索、カスタマーQ&A、動画や画像の投稿など、アマゾンのカスタマーレビューは使いやすくなっているのだ。このアマゾンのカスタマーレビューに倣って、大手チェーンストアのカスタマーレビューも著しく向上している。
 家電量販店のベストバイでは、カスタマーレビューをもとに製品の長所(Pros)/短所(Cons)を割り出し、それぞれを数値化している。ホームセンター最大手ホームデポでは冷蔵庫等の白物家電レビューでは総合的な5ツ星評価の他に「機能(Features)」「省エネ(Energy efficiency )」「品質(Quality)」「価格(value)」に分けた評価も記載されている。またホームデポでは投稿者に「ホームデポ・コントリビューター・バッジ(Home Depot Contributor Badges)」を与え、「ナンバー1コントリビューター(#1 Contributor)」〜「トップ1000コントリビューター(Top 1000 Contributor)」「趣味がDIY(DIY)」「専門家(Expert)」「業者(Pro)」と投稿者を格付けしているのもユニークだ。家庭用品小売り大手ウィリアムズ・ソノマは、包丁などナイフのカスタマーレビューに投稿者を初心者〜上級者、プロフェッショナルと分ける「能力レベル(Ability level)」や「所有期間(Has owned product for)」「使用頻度(Uses product)」などの投稿者欄が追加されている。デパートメントストアのメイシーズでは投稿者の性別や年齢層、購入頻度、購入チャネルも表示されている。メイシーズの靴のカスタマーレビューでは実際のサイズより「大きい/小さい(Rns Small/Large)」「狭い/広い(Runs Narrow/Wide)」「土踏まずサポートあり/なし(Arch Support)」の評価もバーで示すことができるようになっている。
 ショッピング時の検索ではカスタマーレビューが参考にされることが多い。買い物の主戦場がリアルからネットに移っている一方、スタマーレビューの使いやすさの向上がさらに図られることになる。

トップ画像:ホームデポの「ホームデポ・コントリビューター・バッジ(Home Depot Contributor Badges)」。ホームデポではカスタマーレビュー投稿者を「ナンバー1コントリビューター(#1 Contributor)」〜「トップ1000コントリビューター(Top 1000 Contributor)」「趣味がDIY(DIY)」「専門家(Expert)」「業者(Pro)」などと格付けしている。  続きを読む
Posted by usretail at 04:52Comments(0)TrackBack(0)
2016年12月30日

【アマゾン】、空飛ぶ倉庫!野外フェスに空中倉庫からドローンで推しメンTシャツ配達?

161230アマゾン空中倉庫イメージ00
■レジなしコンビニを来年初めにもオープンするネット通販最大手のアマゾンが、型破りなアイデアで新たに特許を取得したことが話題となっている。米国特許商標庁(USPTO)に2年前に登録された特許出願書のタイトルは「配達用無人機を備えた空中倉庫(Airborne fulfillment center utilizing unmanned aerial vehicles for item delivery)」。概要には「空中に浮かぶフルフィルメントセンターと無人航空機を使って利用者に宅配物を届ける」というもので、上空4.5万フィート(約14キロメートル)に留まる飛行船の倉庫から、無人航空機が指定された宅配場所にいる利用者に宅配する。デリバリーの無人機が飛行船倉庫から垂直に下降することで宅配時の電力消費を抑えるとしている。また飛行船倉庫の在庫や燃料の補充には小型飛行船が使われるということだ。出願書にあるイメージ図には長いコンテナのような倉庫を持ち上げている飛行船とドローンと思われる下降する無人機、さらに補充用の小型飛行船まで描かれている。詳細な説明では例としてフットボールや野球などのスポーツ観戦イベントや野外フェスなどコンサート会場の上空に空中倉庫が留まり、イベント参加者などが注文したユニフォームや記念品などのコレクターアイテム、お土産品、食品などを届けるというもの。また飛行船が2,000フィート(約600メートル)まで下降し、イベント参加者にむけ音響や映像による広告活動も行うとしている。配達用無人機を備えた空中倉庫システムは今年4月、特許を取得していた。
 アマゾンは5日、レジ清算のないまったく新しいコンビニエンスストア「アマゾンゴー(Amazon Go)」を来年から展開することを発表した。アマゾンゴーは入店時のアプリ認証後は面倒なレジ会計がなく、商品を手に取るだけで買物の決済が完了する。逆に商品を棚に戻せばその買い物がキャンセルとなる。コンピュータービジョン(画像解析システム)やセンサーフュージョン、ディープラーニングなど自動運転車と同じAI技術を使うことで、自動購入システムによりレジが必要なくなるのだ。アマゾンゴーは50坪程度であり、サンドウィッチやサラダ、コーヒーなどの飲み物、さらにアマゾン独自のミールキットを販売するコンビニエンスストアだ。この画期的なシステムについてもアマゾンは2年前、非接触で買い物ができる店舗の特許申請を行っている。
 
トップ画像:アマゾンが2年前に米国特許商標庁(USPTO)に登録した「配達用無人機を備えた空中倉庫(Airborne fulfillment center utilizing unmanned aerial vehicles for item delivery )」のイメージ。長いコンテナのような倉庫を持ち上げている飛行船とドローンと思われる下降する無人機、さらに補充用の小型飛行船まで描かれている。  続きを読む
Posted by usretail at 04:49Comments(0)TrackBack(0)
2016年12月28日

【アマゾン】、年末商戦が過去最高!「恋人たちのクリスマス」を流すエコーは9倍売れ?

161228アマゾン・エコー@サンディエゴ
■ネット通販最大手のアマゾンは27日、2016年の年末商戦における様々な販売記録について発表した。一方で同社はプライム会員数や販売台数などの具体的な数値は公表しない。アマゾンは2016年の年末商戦が過去最高のホリデーシーズンだったとしており、ベストセラー商品として同社が開発したスピーカータイプの音声アシスタント端末「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」や姉妹製品の「エコー・ドット(Echo Dot)」、テレビのHDMI端子に直挿しするストリーミング用端末「ファイアTVスティック(Fire TV Stick)」、タブレット「ファイアタブレット(Amazon Fire)」を挙げている。クリスマス前には品薄となっていたエコー・シリーズは昨年の年末商戦に比べて9倍も売れ、世界では百万単位の販売となった。調査会社CIRP(Consumer Intelligence Research Partners)が先月発表したデータによると、エコーは2014年の販売開始以来、アメリカで510万台が売れたという。なお180ドルのエコー(ブラック)は1月26日まで欠品となっている。年末商戦中のオンライン注文の72%以上はモバイル経由で、アマゾン・アプリを使った買い物は世界で56%も増加した。発送数も記録を塗り替えており、出品者に代わってアマゾンが注文を受け商品を発送する「フルフィルメント・バイ・アマゾン」やプライム会員への発送数だけでも世界で10億個以上となった。年末商戦中の発送でピークを迎えたのは12月19日。プライム会員数は公表されていないものの、これまでで最大となっている。調査会社コーヘン&カンパニーの推計では、プライム会員となっているアメリカ国内の世帯数が11月時点で5,000万以上としている。プライム会員限定に展開する1時間〜2時間以内で宅配するスピード配送サービス「プライムナウ(Prime Now)」で、ピークとなったのは12月23日で昨年の3倍の注文を受けたという。24日のイブの日に最も早く届けることができたのはカリフォルニア州レドンドビーチのプライム会員で注文からわずか13分だった。またプライムナウでイブに最後に届けられたのは24日午後11時59分のカリフォルニア州アーバインの会員宅。
 アマゾンでは年末商戦にかかわる100件近くのトリビアを発表しており、幾つかを取り上げるとアマゾン・エコーへの注文で最も多かったリクエスト曲はフランク・シナトラの「ジングルベル」、マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You)」、ホセ・フェリシアーノ「フェリス・ナビダッド(Feliz Navidad)」。リクエストのクリスマス曲が多かった地域はシアトル、ニューヨーク、シカゴ。プライムナウで注文アイテムが最も多かった地域はテキサス州ダラス。20ヵ所のフルフィルメントセンターにあるアマゾン・ロボットは現在、4.5万台となっている。

トップ画像:サンディエゴのアマゾンブックスにあるアマゾン・エコー。画像にあるエコー(ブラック)は1月26日まで欠品状態だ。エコー・シリーズは昨年の年末商戦に比べて9倍も売れ、世界では百万単位の販売となる大ヒット商品に成長した。来年には7インチのタッチスクリーンと高性能スピーカーを搭載した上位機種が発売されるとの噂だ。  続きを読む
Posted by usretail at 04:39Comments(0)TrackBack(0)
2016年12月18日

【コストコ】、増収増益で好調も「イラッ」「ヒヤッ」「イラッ」をどうして感じたのか?

161218コストコ00
■コストコ・ホールセールが7日発表した第1四半期(9月〜11月期)決算はガソリン価格の低下やドル高の影響をうけたものの増収増益を維持した。純利益は前年同期の4,80億ドルから13.5%増加し5.45億ドルとなった。会員費収入は6.2%増となる6.30億ドルだった。会員費の収入を除いた売上高は274.7億ドルと前年同期から3.2%の増加となり、会員費収入を含めた総売上高も281.0億ドルと同3.2%の増加だった。既存店・売上高前年同期比はガソリン価格の低下や為替変動の影響で1%の増加にとどまった。既存店ベースの内訳は国内が1%の減少、カナダが4%増、カナダ以外の海外店は横ばいとなっている。なお、ガソリンや為替の変動を調整した既存店・売上高前年同期比は2%の増加となっている。調整後の既存店ベースの内訳は国内が1%の増加、カナダ店は5%増、カナダ以外の海外店は3%増となっている。オンライン売上は前年同期から8%の増加となった。
 コストコ会員の更新率はアメリカが90%、カナダが90.3%、カナダ以外の海外が88%となっている。主会員数は4,790万人で前年同期の4,540万人から5.5%の増加、前期の4,760万人からは0.6%の微増だった。家族カード(1主会員に1枚)も含んだ全会員数は前期の8,670万人から今期は8,730万人と0.7%の微増となった。コストコは今年6月20日より提携クレジットカードをアメリカン・エクスプレスからシティ・ビザに変更した。コストコ会員カードも併用したアメリカン・エクスプレスのクレジットカード「コ・ブランド・カード(co-branded card)」1,140万枚のうち750万アカウントがシティ・ビザに変更され、そのうち85%が60日間で実際に買い物につかわれたという。提携クレジットカードの変更により会員メリットとしてキャッシュバック・リワードの還元率の増加と、コストコにも手数料の節減があるという。なお、シティ・ビザのコ・ブランド・カード「シティ・ビザ・エニーウェア(Citi Visa Anywhere)」には、カードスィッチから新規に100万人が加入したという。

トップ画像:コストコではオンライン販売を訴求しているものの、ネットで購入して店でピックアップする「ボピス(Buy Online Pickup In Store)」などオムニチャネル化はすすめていない。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。先日、コストコで買物をして「イラッ」「ヒヤッ」「イラッ」としました。苛立ちと冷や汗を微妙の覚える経験をしたのです。後藤が購入したものは4点。ソックスにコーヒー、ロブスタービスク、ボーディン・クラムチャウダー。レジはどこも長い行列で少なくても4人〜5人。ここで「イラッ」としましたね。同じメンバーシップ・ホールセール・クラブのサムズクラブではスキャン&ゴーを使うことで、レジを素通りできるのです。以前は「(レジ行列は)仕方がない」としたことも、新たな買い物オプションが登場し消費者意識が変わってしまったのです。仕方なく行列に並びカートから4点をベルトコンベヤーに載せました。これまでは当たり前だったことも煩わしく思えてくるのですね。レジ待ちを計ってみると5分〜6分程度でしたが、意識が変わってしまった今では長く感じました。で、会計後はレシートをポケットに突っ込んで出口へ向かいました。  続きを読む
Posted by usretail at 05:07Comments(0)TrackBack(0)
2016年12月15日

【アマゾン】、プライム会員限定のメンズウェアブランドを発表!高級紳士服業界も激震?

161215ボタンダウン@アマゾン
■通販最大手のアマゾンは6日、メンズウェアブランドの「ボタンダウン(Buttoned Down)」を発表した。ボタンダウンは上質のワイシャツ・ブランドであり、シワにならないアイロン不要なノンアイロンで、希少性が高く高品質の「スーピマ・コットン(Supima Cotton)」を100%使用している。1アイテムにつきサイズは72種類を用意している。ボタンダウンは現在、プライム会員限定の販売となっており、価格は39ドル(約4,500円)と49ドル(約5,600円)がある。コレクションはすべて「無条件満足度保証(Unconditional Satisfaction Guarantee)」となっており、明らかに何度か着用していたとしても、何年着用されていたとしても、インクの汚れや汗の染みがあっても返品時に「問わない(No Questions Asked)」としている。ボタンダウンの商品ページには競合の同質シャツとのコンパリゾンも行っており、39ドルで72のサイズを提供しているボタンダウンに対して、ブルックスブラザーズは92ドルで39のサイズ、ノードストロームは55ドルで61サイズ、ランズエンドは55ドル〜60ドルで31サイズとしている。プライム会員限定のプライベート・アパレル・ブランド第一弾として発売したボタンドダウンは今後、ドレスパンツやスポーツシャツ、セーターなどにアイテムの幅を広げていく予定としている。
 アマゾンは今年に入って、紳士服の「フランクリン・テイラード(Franklin Tailored)」や婦人服の「ジェームズ&エリン(James & Erin)」、キッズの「スカウト+ロウ(Scout + Ro)」など7つのオリジナル・ファッションブランドを発表しているが、プライム会員以外でも購入は可能となっている。プライム会員限定ではコーヒーの「ハッピーベリー(Happy Belly)」やベビーフードの「ママベア(Mama Bear)」などライベートブランド食品を展開している。一方でアマゾンは2年前、プライム会員限定にベビー用おむつとベビー用ワイプのプライベートブランド「アマゾン・エレメンツ(Amazon Elements)」の販売を始めたが、発売から48日後にはベビー用おむつの販売を中止している。  続きを読む
Posted by usretail at 05:13Comments(0)TrackBack(0)
2016年12月14日

【ニーマンマーカス】、レント・ザ・ランウェイ導入!レンタルがミレニアル層の入り口?

161214ニーマンマーカス
■高級デパートメントストアのニーマンマーカスは先月16日、サンフランシスコのユニオンスクエア店にデザイナーズ・ブランドを中心に取り扱うファッション・レンタル・サービスのレント・ザ・ランウェイ(Rent the Runway)をオープンした。ミレニアル世代を顧客に持つレント・ザ・ランウェイと提携することで、ニーマンマーカスは高齢化する顧客の若返りを図る。80坪の店舗内店舗としてオープンしたレント・ザ・ランウェイは2009年にオンラインストアとして起業、3年前には実店舗でのレンタル・サービスも開始している。すでに会員数は600万人以上となり、実店舗はニューヨークやロサンゼルスなど8ヵ所で展開している。レント・ザ・ランウェイのビジネスモデルは、若い女性が憧れる高級デザイナー・ドレスなどをオンラインや実店舗を通じて手頃な価格で貸し出すことにある。利用者はサイトやアプリ経由でカテゴリーやオケージョン、レンタル予定日などから検索。レントしたいアイテムを見つけたら、サイズやレンタル期間(4日間もしくは8日間)、到着日を指定して予約する。リターンは受け取ったときの専用ケースにアイテムを入れ、宅配企業UPSの拠点もしくは実店舗に返却をする。クリーニングは必要ない。レンタル価格帯は商品によって異なり、ドレスなどウェアが40ドル〜130ドでアクセサリー類は10ドル〜150ドルとなる。レンタル料金にはリターン用の配送費と5ドルの保険料も含まれる。レント・ザ・ランウェイには月額139ドルで借り放題のプランもある。ダイアン・フォン・ファステンバーグやデレック・ラム、ジェイソン・ウーなどのブランドを一度に最大3品まで手元に置いておくことができる。ニーマンマーカスのレント・ザ・ランウェイでは400以上のファッションブランドを扱っており、1回30ドル〜75ドルでスタイリングを依頼することも可能だ。ウォークイン・クロゼットをイメージさせる売場にはアップルのジーニアスバーのようなRTRバーがあり、アイテム交換からファッションアドバイスの相談も受け付けている。ニーマンマーカスでは来年中にも他の店舗にレント・ザ・ランウェイを展開するとしている。
 ニーマンマーカスが13日に発表した第1四半期(8月〜10月期)ではドル高や小売環境の変化により売上高が7.4%減となる10.8億ドルだった。純損益は2,350万ドルの赤字で前年同期の1,050万ドルの赤字から大幅に増加した。オンライン売上を含む既存店・売上高前年同期比は8%減だった。なお、前年度は売上高が2.9%減となる49.5億ドルで純利益は1,500万の黒字から4.1億ドルの赤字となっている。既存店・前年比は4.1%の減少だった。  続きを読む
Posted by usretail at 04:16Comments(0)TrackBack(0)
2016年12月13日

【スターバックス】、マイ・スターバックス・バリスタ!複雑カスタムオーダーもAIで?

161213スタバ
■アプリ経由の注文サービス「モバイルオーダー&ペイ(Mobile Order & Pay)」を全米で展開しているスターバックスは人工知能(AI)を利用した注文アプリ「マイ・スターバックス・バリスタ(My Starbucks Barista)」を発表した。他社に先駆けモバイルオーダーで売上を伸ばしているスターバックスが、AI注文の導入でさらなる差別化を図る。同社は12月7日に開催された投資家向けのイベントで今後5年間にわたる成長戦略の一環としてマイ・スターバックス・バリスタを披露した。同社のモバイルアプリに組み込まれるマイ・スターバックス・バリスタはAIの音声アシスタント機能「チャットボット(Chatbot)」で、音声でエスプレッソの追加からミルクの調整や変更など複雑なカスタマイズ注文に対応する。例えばエスプレッソショットが2ショット入ったトールサイズの熱めのモカで無脂肪乳、ホイップクリームなしの「ダブルトールモカ・ノンファット・エキストラホット・ノンホイップ(Double Tall Mocha Non-fat Extra Hot No Whip)」を音声入力からAIが認識し注文する。スターバックスのカスタマイズ注文ではドリンクの種類(ラテ、モカ、カプチーノなど)、エスプレッソのショットの数(シングル、ダブル、トリプル、クァドラブル)、ドリンクのサイズ(ショート、トール、グランデなど)、牛乳の種類(全脂肪、無脂肪、低脂肪など)、シロップの種類(バニラ、ヘーゼルナッツ、キャラメルなど)、ホイップクリームの有無、その他のオプション(デ・カフェ、スプリットショット、エキストラホットなど)があり、メニュー名が長くなることがある。AIのマイ・スターバックス・バリスタがスタッフでも混乱しそうなカスタマイズの注文を受けることで、注文エラーを減らしサービス向上を図る。
 スターバックスはマイ・スターバックス・バリスタを来年から始動するとしている。  続きを読む
Posted by usretail at 04:46Comments(0)TrackBack(0)
2016年12月09日

【Eギフティング】、リアルなギフトほど手間はなくギフトカードほど味気なくないギフト?

161209Eギフティング事例@メイシーズ
■年末商戦で贈り物として人気上位となるのはギフトカードだ。全米小売業協会(NRF)が2016年11月に発表した調査によると、年末商戦中に一人当たり平均で157.13ドルをギフトカードに支出し、総支出額が275億ドル(約3.1兆円)と見込んでいる。NRFがギフトカード調査を開始した2003年からは実に80%以上の増加だ。ただ一方でプレゼントの箱を開けたらギフトカード1枚というのも少々味気ない。贈り手側の一方的な思い込みによるプレゼントを受け取ることもなく、ギフトカードの金額で自分の好きなモノを購入できるのは何よりありがたい。ギフトカードだと、お店に返品レシートをもって返品する手間もない。けれど店の名前の入ったクレジットカードサイズのギフトカードや綺麗にデザインされたeギフトカードも、どこか無味乾燥で素っ気ない。贅沢かもしれないが、贈り手側はそもそも何を贈りたかったのか知りたい気持ちもある。贈り手がプレゼントを購入するとき、自分をイメージして自分に合う贈り物を選んでくれる。自分の好きなものが間違っていても嬉しかったりする。服などを選ぶと、贈り手側の自分に対するイメージが分かり楽しいのだ。リアルなプレゼントを買うほど手間がかからず、ギフトカードほど味気なくないギフトがデパートメントストアなどのオンラインサイトに登場している。
 Eコマースサイトに決済技術を提供するループコマース(Loop Commerce)は、メイシーズやニーマンマーカスなどにeギフティング・ソリューションを提供している。ループコマースのeギフティングとは、贈り手がサイトで贈りたい商品を選択してeギフトとして相手側のメールアドレスとメッセージを入力し決済すると、相手にプレゼント通知が届く仕組みだ。貰い手はサイズや好みの色などオプションを選び、自分の住所を入力する。商品そのものを他の商品にも交換可能だ。これにより贈り手は相手の気に入った色やサイズのギフトを住所を聞かずとも家に届けることができる。貰い手もギフトカードやeギフトカードのような素っ気なさを感じないし、贈り手の「これを贈りたかったのか」を理解できる。なお、ロープコマースのeギフティングを採用しているECサイトにはメイシーズやサックスフィフスアヴェニューの他にニーマンマーカス、バーグドルフ・グッドマンなどのデパートメントストアがある。またランコムやコーチなどのメーカーのECサイトもeギフティングを導入しているようだ。
 ループコマースのeギフティング・ソリューションは今後も拡大が予想されており、日本のECサイトでも導入可能だろう。

トップ画像:メイシーズ・コムで販売されているラルフローレンのボートネック・セーター(Cable-Knit Boat-Neck Sweater)事例。矢印にある「このアイテムをEギフトで購入(E-GIFT THIS ITEM)」をクリック後、相手側のメールアドレスとメッセージを入力し決済すると相手にプレゼント通知が届く。貰い手はサイズや好みの色などオプションを選び、自分の住所を入力する。商品そのものを他の商品にも交換可能だ。これにより贈り手は相手の気に入った色やサイズのギフトを住所を聞かずとも家に届けることができる。また、ギフトカードやeギフトカードのような素っ気なさを感じないし、贈り手の「これを贈りたかったのか」を理解できるのだ。


Eギフティングのランコム事例動画。口紅を贈るときも相手のメルアドとメッセージを入力後に決済。貰い手は好きなスタイルやシェードを選択し、住所を入力するだけだ。他の化粧品にも交換は可能だ。  続きを読む
Posted by usretail at 03:50Comments(0)TrackBack(0)
2016年12月07日

【アマゾン】、アマゾンゴーにマルチフォーマット展開!レジなしもハッキングを考えろ?

161207アマゾン・ブックス
■アマゾンは5日、レジ清算のないまったく新しいコンビニエンスストア「アマゾンゴー(Amazon Go)」を来年から展開することを発表した。アマゾンゴーは入店時のアプリ認証後は面倒なレジ会計がなく、商品を手に取るだけで買物の決済が完了する。逆に商品を棚に戻せばその買い物がキャンセルとなる。コンピュータービジョン(画像解析システム)やセンサーフュージョン、ディープラーニングなど自動運転車と同じAI技術を使うことで、自動購入システムによりレジが必要なくなるのだ。アマゾンゴーは50坪程度であり、サンドウィッチやサラダ、コーヒーなどの飲み物、さらにアマゾン独自のミールキットを販売するコンビニエンスストアだ。
 アマゾンはアマゾンゴー以外にもマルチフォーマットで実店舗を展開している。アマゾンの実店舗展開で最も店舗数が多いのは10坪前後でリージョナルショッピングセンターやスーパーリージョナルショッピングセンターなど大規模モール内に展開する「アマゾン・ポップアップストア(Amazon Pop-Up store)」だ。アマゾン・ポップアップストアは2年前、サンフランシスコ市内のウエストフィールド・サンフランシスコセンター(Westfield San Francisco Centre)に1号店をオープンした。通常、ポップアップストアは期間限定の仮店舗のことであり、一般的にはモールなどショッピングセンターの通路や広間にカウンターやショーケースなどで仕切って出店するブース型のキオスクを指す。アマゾンのポップアップストアは同社が開発した電子書籍用リーダーのキンドルやタブレットのファイア、ファイアTV、人工機能(AI)を搭載した音声アシスタント端末「エコー(Echo)」など、各種デバイスを展示・販売している。また一部にボーズ社(BOSE)のヘッドフォンなどサードパーティによる周辺機器の販売も行っている。アマゾン・ポップアップストアは現在、32店舗を展開しており、来年末には最大100店舗以上の展開を予定している。
 アマゾンが1年前にオープンした実店舗はリアル書店の「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」だ。アマゾンブックスは、顧客からの評価の高い書籍に絞り込み、表紙を正面に向けて陳列する「面陳(面陳列)」や「面展(面展示)」で陳列している。すべての書籍には星数評価やカスタマーレビューを記載したカードも添えられている。一方で書籍価格はアマゾンストアと同一となっており、プライスカードによる価格提示は行っていない。本が気に入らなかった場合など購入から30日以内に返品すれば返金する返品制度もある。アマゾンブックスには書籍のほか、アマゾンが手がける電子書籍用リーダーのキンドルなど各種デバイス、アクセサリー類も並べられ販売されている。アマゾンブックスはワシントン州シアトル地区のユニバーシティ・ビレッジ(University Village)の1号店に、9月にサンディエゴ郊外のウエストフィールドUTCモール(Westfield University Towne Center Mall)にオープンした2号店、10月にオレゴン州タイガード地区のワシントン・スクエア(Washington Square)内にオープンした3号店がある。アマゾンブックス4号店はシカゴ市内で、地元レストランなどが集まる商店街「サウスポート・コリドー(Southport Corridor)」に来年オープン予定だ。
 アマゾンゴーより早くオープンするイノベーティブなスーパーもある。数週間以内にワシントン州シアトル郊外にオープン予定となっているのはドライブスルー専用スーパー。「ドライブアップ・ストア」「クリック&コレクト」と呼ばれるドライブスルー専用スーパーは、利用者がネットで注文した生鮮食品などを、車から降りずに商品を受け取るサービスストアだ。店の中で買い物ができるインストア・ショッピングではなく、倉庫となる300坪弱の「ブラックストア」に専用の駐車スペースがついた生鮮食料品等の受け渡し専用拠点だ。一方で当局に提出された同店の申請書概要には「ネットから注文した商品を2時間枠内で受け取る」とあり「敷地内にある駐車場の混雑を避けるため、同じ時間にピックアップできる客数を限定」とし、さらに「指定された8つの駐車スペースで車をとめ、スタッフが車のところまで運んでくるか、利用者が建物内のピックアップエリアで商品を受け取る」と記されている。また「建物内にあるタブレットから注文して、その場で受け取ることもできる」とある。ドライブスルー専用スーパーは近い将来、最低でも2ヵ所の展開が現在、予定されている。
 アマゾンはまたスーパー最大手クローガーのクリックリストやウォルマートのピックアップグローサリーのようなインストアショッピングにカーブサイドピックアップを付けたスーパーも出店計画に入っている。同計画に詳しい関係者の話によると、店舗面積840坪〜1,120坪となるアマゾンのスーパーは通常のスーパーと異なりアルディのようにアイテム数が限定されたリミテッド・アソートメントストアとなる。店内にあるタッチスクリーン・タブレットから店内在庫にないものも注文でき、のちほど宅配させるオプションも考えられているという。カーブサイドピックアップ・サービスをもつアマゾンのスーパーは未だ計画段階であり実際の出店は来年末ごろと目されている。
 アマゾンのマルチフォーマット展開は単なる業態の拡散ではなく、イノベーティブなITを使った革新的なリアルストア展開となるのだ。

トップ画像:サンディエゴ郊外のウエストフィールドUTCモール(Westfield University Towne Center Mall)にオープンしたアマゾンブックス2号店。  続きを読む
Posted by usretail at 04:55Comments(0)TrackBack(0)
2016年12月06日

【アマゾン】、レジフリーなアマゾン・ゴー!万引き犯もびっくりなレジなしコンビニ?


■ネット通販最大手のアマゾンは5日、レジのないコンビニエンスストア出店を発表した。アマゾンが来年早々、シアトル地区(2131 7th Ave Seattle, Washington)にオープン予定なのが50坪程度の広さとなる「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」。卵やミルク、パンなどのステープルズ商品にサンドウィッチやサラダ、コーヒーなどの飲み物、さらにアマゾン独自のミールキットを販売する。アマゾン・ゴーは自動運転車に搭載されているコンピューター・ビジョン(Computer Vision)やセンサーフュージョン(Sensor Fusion)、デープラーニング・アルゴリズム(Deep Learning Algorithms)に人工知能(AI)を駆使した最先端のコンビニだ。顧客は入店時に同店のアプリを起動してバーコードをスキャンして買い物を始める。買い物は商品を自分のバッグにそのままいれていくだけ。商品バーコードをスキャンする必要もなく、レジに並んで会計もせず、アプリ上の決済さえ不要だ。商品を持ったまま店を立ち去る(ウォークアウト)だけ。アマゾンの「ジャスト・ウォークアウト・ショッピング技術(Just Walkout Shopping Technology)」は、無数にあるカメラやセンサーで顧客の動作を感知することで、顧客の買い物をAI分析し、自動的に顧客のアカウントに課金するシステム。客が商品を手に取って一旦、商品棚に戻しても自動的に課金をキャンセルする。店を出た後にeレシートを顧客のアプリに送付する仕組みだ。
 アマゾンにはアマゾン・ゴーの他にシアトルにドライブスルー専用スーパーをオープンすること計画がある。「ドライブアップ・ストア」「クリック&コレクト」と呼ばれるドライブスルー専用スーパーは、利用者がネットで注文した生鮮食品などを、車から降りずに商品を受け取るサービス。店舗面積270坪となる店はネットから注文した商品を2時間枠内で受け取れ、敷地内の駐車場の混雑を避けるため、同じ時間にピックアップできる客数を限定とし、注文品の受け取りは指定された8つの駐車スペースで車をとめ、スタッフが車のところまで運んでくるか、利用者が建物内のピックアップエリアで商品を受け取るとなっている。また建物内にあるタブレットから注文して、その場で受け取ることもできる。アマゾンの実店舗展開は、10坪前後で30ヵ所以上のモール内に展開する「アマゾン・ポップアップストア(Amazon Pop-Up store)」や、ワシントン州シアトル地区のユニバーシティ・ビレッジ(University Village)やサンディエゴ郊外のウエストフィールドUTCモール(Westfield University Towne Center Mall)、オレゴン州タイガード地区のワシントン・スクエア(Washington Square)内にそれぞれオープンしている書店の「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」がある。

トップ動画:レジのないコンビニエンスストアの「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」。50坪の広さで品揃えは普通のコンビニと変わらないが、入店時にバーコードチェックインして、買い物は商品を自分のバッグにそのままいれていくだけ。商品バーコードをスキャンする必要もなく、レジに並んで会計もせず、アプリ上の決済さえ不要だ。商品を持ったまま店を立ち去る(ウォークアウト)だけという脅威的テクノロジーだ。

15年4月5日 - 【アマゾン】、2025年アマゾン・リアルストア?パテントにジェフ・ベゾス氏のビジョン!

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。先日のニューヨークとロサンゼルスをまたいだ視察研修では参加者にスキャン&ゴーやセービングキャッチャー等を実際に使って買い物をしてもらいました。某メーカーさんの参加者はその威力に感動し、一部にかなり動揺していました。「アプリ一つとっても、こうも顧客第一主義が徹底しているのか!」と驚きとため息が漏れていました。我々の視察研修と同じようにニューヨークとロサンゼルスをまたいだ視察グループに遭遇しました。実はこの某大手スーパーマーケットチェーンを中心にしたグループのオーガナイザーが数か月前、後藤にもコンサルティング依頼をしていたのでした。ただ、依頼時にまだツアー日程がはっきりしなかったのでお断りしました。ロサンゼルスでのスーパーマーケットの視察で、このグループと再び一緒になった時、日本の大手技術系企業にそのオーガナイザーも参画する未来のマーケティング事例の映像を見せられました。  続きを読む
Posted by usretail at 02:57Comments(0)TrackBack(0)