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『おいおい、航空xx見たかよ?』
『え、何アルね?』
『F3H-2Mが最終型だって書いてあるよ…』
『ふ~ん…、知らないんでしょ?てかマイナー機だし興味も愛情もないから"M"って--サフィックス増えたから新しいんだろ?--程度で書いたんじゃないんすか~?』
『だけどよ、航空専門誌だぜ?コレ、平凡パンチとか週プレじゃないんだぜ?』
『平凡パンチって、もうねぇよ…』
『BuNoだって14万番台だし、ちょっと海軍齧ってりゃ誰だって知ってるだろ?無印が最終型って…』
『まぁ、きっと、いろいろ話せない事情があったアルね、察してあげるアル。それが大人の対応アルよ銀ちゃん!』
『そうですよ銀さん、航空雑誌といえど、模型紹介のページなんてその程度ですよ、期待とか信頼とか…そんなものを抱くのは危険です』
『・・・・』
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すいません。年甲斐もなく『銀魂』風のアバンをやってみたくなりまして…。それにしても『銀魂』…あの世界観はおっちゃんは大好きですよ…。
閑話休題。今週はヴェンチュラもルーティーンなので記事にするまでもなく、旧作でお茶を濁させていただきます。で、今回は・・・
←コレなんですが、2005年作のヴィジーです。1/48トランペッターです。
RA-5Cと云えば、海軍機で一番の『美女系』だと思っている私なのですが、いかんせんキットに恵まれず、48はナンヤラ製のガレージくらいで、スッカリしょげ返っていた所にラッパが出してくれたんで、師匠が『主翼が平べったくてな…』と酷評でしたが気にせず作ったんですよ。
まぁ、御覧の通り平べったいんですが(笑)、モノがデカいんでそんなことも忘れるくらい迫力はありますな。どうしてもRVAH-14のデカールが貼りたくて、主翼ぶった切って、インテークリップ改造して前期型に修正してますが…。
キットはストレーキ風に前縁が延長した後期タイプ…。ですが何故か私の好きなsqは前期型の場合が多く、「ラッパの連中…絶対解ってないから出ないよな?」という判断のもと改造した。もう7年経つが未だに出てないから判断は正しかったことになる(苦笑)。
この後ろ姿の美しい事…。平べったいのは妥協するとしても、充分美人ぷりは再現してると思うのでOKとした。だって、タミヤやハセガワが出してくれるわけないんだもん!出ただけで感謝ですよ。
全面に打たれたリベットだって、これはこれでラッパの味付けと割り切ります。実際の所、先の修正工作を除けば追加工作は殆どしていない。尾部の燃料排出ベントやアンテナ類のデリケートな部分を金属に置換した程度である。ただ、組み立てに関しては、合わせが悪く、割と苦労したように記憶している。
←裏側は寂しいが、ヴィジーでは燃タンさえも滅多に吊るすことはなくて仕方がない所…(ハセ1/72を作った時試しに下げてみたが違和感ありまくりだった…)。本キットは、ハセガワは無視したストロボライトのポッドを付けてくれているので、これが唯一のアクセントになる。
レドーム先端のピトー菅は付け根のブレンデッド具合のアレがあんな具合なので、なじむ様に整形すると実機っぽくなる。ヴィジーのキットはAirfixなど、これまでの全ての製品に言えるのだが、インテーク・リップ内側のテーパーの「あんな具合のところ」が真っ直ぐで間違っているが、このキットも同じ…。頼むから実機をちゃんと見てくれよ…。トムキャットの記事でも書いたけど、超音速機のインテークは乱流境界層が大嫌いなんだよぉ~。でも大したことはないんで直さなかったけどね(爆)。
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とまぁ、こんな感じです。ラッパからは粗同じティストで1/72も出ましたが、平べったさに関する限り、こちらは多少マシになってるようです。Airfixやハセガワのキットをスジ彫りするなら~こちらを仕上げた方が良いのでしょうか…。良いんでしょうね…。
お粗末さまでした。
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『わー銀ちゃん!このオッチャン機首のアプローチライトの透明パーツ入れ忘れてるアルヨ!大変アル~』
『バ~カ…。良く見ろ、そんなもん先に嵌めたら、どうやって合わせ目消すんだよ…計算づくだろ~がよ…』
『そうっすか~?一緒にやすって後で磨けば良いんじゃないんすかね?それより…どうやって後から接着するんです?』
『わ~~~~黙れ~~~!新八~~~!…』