72FG1-00Box 松の内もとおに過ぎ去りましたが、皆様におかれましては良いお正月をお迎えになられましたでしょうか?遅れ馳せながら謹賀新年、2018年最初の更新でございます。何卒本年もよしなにお願い致します。
 私としましては比較的短めの年末年始休暇とあって家でまったりと過ごしました。ここ数年海外で年越しというのもテンでご無沙汰です。当然何もしないのが『休み』ですんでプラモはパーツを眺めるぐらいでして…
16Kei01←こんな感じで『1/16南雲ゆみ』の最後のパーツである帽子の製作などをしていました。
捏ねるエポパテが余ったので、戯れにガルパン・キャラなども…
そうこうしてるうちにAirfixから待望のブリテン・ファントムIIが到着しましたので、早速ご紹介と行きましょう。

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72FG1-00a 随分前からあった箱絵を今更ながら注意深く見ると、マーキングが地味な標準バージョンの892NASだなと…、で、中をチェックして尻子玉抜かれるような驚きで肩を落とします。シルバージュビリーのデカールが無ぇ…。その代わり大きなお世話のNASUと767NASのアホみたいなデカールついてます(爆)。もうね…。カルト製と書かれてないので質は不明だが発色は素晴らしいので十分使えると判断します。但し、昔のファウラー・デカールみたいな艶消しになってるので、FAA的にはクリアの上掛けが必須になりましょう。まぁ、別売りが再販かかる可能性もあるのでそれを待つことになるんでしょうね。
72FG1-00b先に言っときますと、完全なFG.1限定キットでありFGR.2は素組では作れません。補助エアインテークの位置も正しいしこの点でゲテミを上回ってるのは確かなんですが、以前後藤師匠が懸念されていたスジボリが議論の的にされそうです。こんな稚拙な写真でも見て取れます様に例の『エッジが丸まってる太めのスジボリ』でして、マッチの運河彫り…とまでは行かないものの、問題視するうるさ型モデラーはブヒブヒ云うんじゃないでしょうか?僕は平気ですが(爆)。
72FG1-00i物は1/72ですからね…。これで文句言ってたら1/144とか1/200を組めません。1/700でエッチングパーツの手摺りが平気でも、大げさなスジボリには文句云う…というのはダブスタでしょうな…。
 ただ、一言申すなら、このキットスジボリの太さに一貫性がない点です。そこはどうにかならなかったのか?と悔やまれます。
72FG1-00e←これは海軍型としてまとめられたランナー枠になります。
多分FGR.2は別パッケージで発売されるのでしょう。スタビレータのスリットとかマッタリとしたモールドです。
72FG1-00d←インストの巻頭で完成形態を選べ…となってます。
僕は1/72はコレクタースケールだと思ってるので、レドームの中とかどうでも良い派なのですが、上の枠にもあります通り部品がありますから、承認欲求の強い人は頑張って詳細つめて『どーだー!』とやっちゃえます(笑)。
72FG1-00gF-4で『こんなパーツ割り見たこと無い』って感じですが、前縁フラップ(どこかの老舗模型誌に豪快にスラットって書かれてましたが…)のダウン表現、外翼折畳み版は別パーツ化されてるなどの工夫がなされてる一方で、レドームの折畳は『自分でナイフで切ってね!』となっています。レドーム折りたたむなんて変態は少ないだろうから実害は無いですし、逆に下手に分割されてると工数が増えるのでこれはコレでOK。
72FG1-00kフラップダウンといえば、当然離艦前姿勢で完成させたい変態さん向けに、スタビレーターも角度変更用にピボット部カバーが2パターン用意されていて、これは世界初だと思います。前後間違えるバカが出そうだけど(笑)。
72FG1-00c
72FG1-00jインテーク・ベーンはダクトの表現と一体化で工作が大変そう。それより何より『例の穴』のモールドが一切なしのツルツルなのに驚いた。確かに出回ってるキットの殆どがオーバー表現なのは認めるが、模型的にはツルツルよりゃぁーマシなんだと思うんですが…。また、その穴から入った境界層乱流の出口のスリットも上下面共に何もモールドが無いという点も残念です。
72FG1-00fツルツルと言えばコクピットのコンソールもデカールを貼るという昭和な出来。
80年代にゲテミが出来たことをサボったことになるが~まぁコレは『どうせお前らレジンパーツ入れるんだろ?』というAirfix側の配慮と思っておこう。
72FG1-00h←別売りとかケチくさい事は言わず、兵装類もテンコ盛りで入ってる。TER付きのアダプターパーツが嬉しかったりするが、FG.1に使うか?…ってところでしょう。
例のゴジラ眼曰く『バラスト』のパーツも入ってるぜ(爆)。
写真を忘れたけど、他にもキャノピーが開閉それぞれ二種類セットされてるとか、ラダーもESMハウジングを付け替える方式ではなく2枚セットされてるなど、デカールに同期させる上での注意点は抑えてあります。また、地味ながらスペイの前半部がアクスル・オルタネータ・カバーの支持ベーン(ちゃんと19枚ある:またオバカさんがコンプレッサー・ファンとか書いちゃうんだろうな-笑-)までちゃんと表現されてるとかも個人的には嬉しいです。ただ、別にFGR.2との非互換でもない箇所のパーツ(スペイの出口の上:海軍型でもスリットが抜けてるタイプがあるのにキットは何故かツルツル…逆なら良かったのだが…)が1種しか無いなどエラーも少々あり、製作にあたって作る機体に応じて各々で注意されたいところでしょう。
 後は例のごとく組んでみなきゃ判らない。
 さてどうするか?… FG.1は1/48で作ったばかりだし、いまバッカニア弄ってて正直エクストラ・ダーク・シーグレイは飽きてきたところです。今作るんなら特例として小改造を施し空軍のFGR.2として作るしかないのかなぁ~と…。

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 以上、所感としてはこんなところです。残念とは言わないまでも少々肩すかしを食らった…というところでしょうか? 
 まぁAirfixですからね。とりあえず上出来なんじゃないか?と言っておきましょう。ではでは。

<<追加画像>>
72FG1-00l72FG1-00m嵌合はあまり良くない(苦笑)
72FG1-00nキャピーフレームのアウトラインに一部妙なところがあります。72だから仕方ない…?