32F-4BN01g 気づけば2018年ももう4週目に突入して暫く経つ訳ですが、年明け早々に星野仙一氏の急逝やら暗いニュースに始まり(暮れに同じ膵臓癌で先輩を一人失ったばかりなので痛烈…)某有名人が続々と亡くなるとか…、年度初回の更新ではゲン担ぎで触れないでいましたので、ここで遅ればせながら冥福をお祈りいたしたいと思う所存です。
 そうかと思えば関東圏は大雪、草津では噴火とザワついておりまして2018年冒頭から落ち着きませんな(苦笑)。

gomi48Tom本題に入る前に…。
←イタラ48の完成が2品あったんですが、タミヤの傑作が出てお役御免です。
このままゴミ箱へ。20年位前に戯れに作ったものなんで、まぁ断捨離の
一環ですね。長いことご苦労さんでした(合掌)。

さて、今回のタイトル見ていただいて『プライヴァティアは?それこそバッカニアはどうなってんだ?』という突っ込みもありましょうが~
100S203b←まだこの状態ですから、更新に使うには心許ない状況でして・・・。
結局は、タミヤのデカールを下地にペールブルーでシリアル・その他をなぞっていくという昭和な手法でマーキングの訂正を行っている最中。ハンブロールでやってるので乾燥前ならシンナーに浸した爪楊枝の先でハミ出したところを剥がす…という方法でリカバれるのでコレが一番合理的…なのかな?と…。老眼には一日2~3文字が限界なのでぇーもちょっと時間ください(爆)。

 で、長いこと更新が出来ないのも詰まんないので表題の通り、約一年前に広げた『大風呂敷』の回収(オバカ企画:その一)というわけでございます。『半年ファントム』の半年=0.5年の意味するところは、1/32のF-4といえばガ○ディ巨匠の例の100年ファントムちゅー偉業に対する僕なりの『遜り』とか『リスペクト』とかの意味で、その200分の1程度のクオリティが目標です…という意味合いです。まぁ『意識低い系自虐表現』ですね(爆)。

 つーかタダ個人的にデッカイF-4をB/N型で手にしてA-4EやF-8Eの横に並べたい…ってだけの個人的欲求からの目論みですんで、寧ろあの『松本ファントムII』のオマージュってのが真意なのですから100年物を意識する必然性は150%無いわけでそこはご理解いただけてるかな?とは思います(苦笑)。第一僕にはそんな時間(余命)も無く、抜ける手はとことん抜き倒して作るつもりですから、ここを訪問される方にはクソの役にも立たないことは請合います。『半年~』は期間が半年なのか?実工数が4380時間なのか?どっちでもお好きなように…。それにまだ始まったばかりで何もお約束など出来ませぬ(爆)。

 で、去年の夏辺りからチョイチョイ手は動かしていて、現状(最初の写真に3つ映ってる一番上のヤツ)この体たらく…いや、状態です。レベルのロングノーズを海軍型のボブ・ノーズにする本格的な改造に一段落着いたところ…。本当はもうちょっと形になってから公開といきたかったのですが…。

 作業を振り返りましょう…

 ノーズを切り飛ばすところは前回終わってますが、環境冷却用吸気のサブエアインテーク周りは、これもロングとボブでは差異がございます。故に機首下面前半部のパーツもゴッソリタミヤのファントムから移植してやらねばなりません。残念ながら胴体形状に問題が多いタミヤのキットは、今後絶対作ることは無く、そのまま棚の肥しにしておく運命なので、死蔵させるくらいならば…と、使えるパーツは迷い無く分捕ろうという戦略でいきます。
 最初の集合写真ではタミヤのレドームが嵌っていますが、現時点ではその方が寸法あわせに都合が良かろう…という理由に過ぎず、仕上げはちゃんとCAMのコンバージョン・パーツのB/N型用レドームを使う予定でいます。同じ写真では比較用として臨時にタミヤのキットに着いてますが…。
私が持ってるタミヤのキットはJ型なので、態々赤外線シーカーのフェアリングのためにタミヤからC/D用のパーツを取り寄せるまでの拘りはありません(笑)。

 掻い摘んで段取りを追っていきます。
32F-4BN01c 前回レベルのロングノーズをぶった切ったところから、更に移植したいタミヤのパーツのパネルラインに従って切り込みを入れ、不要部分を削除します。糸鋸なんかよりハセガワの極薄エングレーバーを使い『切り代』の分で誤差が生じないように慎重に切ります。
 基準をタミヤのパーツのレドーム分割線と下面に置くことで矛盾が出ないように配慮しています。ここ、狂ったらリカバリが大変ですからね…。
32F-4BN01d上面、側面でピッタリ合いました。この点レベルとタミヤの縮尺に矛盾が無いということの証拠になります。
32F-4BN01e但し、バルカン砲収納部の干渉から、実機でも下面はなだらかに繋がりませんのでココはエポパテの出番になりましょう。
ポッカリ穴が開いています。

32F-4BN01aレドームを装着して様子を見ます。当然ながら妙なところはありませんね。

 首脚収納部は当初タミヤのパーツを移植するのも良いなと思ったのですが、すると首脚柱から何から全部移植となり考え物です。駐機状態の高さで矛盾が出る可能性に配慮し、ここはレベル純正で行く事に致しました。確かにタミヤのほうが出来が良い脚の移植は、まず胴体が形になってから悩んでも遅くは無いわけですからね…。

 さて、問題はコクピットです。
 ここを首脚柱と同じ配慮で行くと、海軍型と大きく差が出る『元はドイツ軍の長鼻F-4』のパーツを使うことになる訳ですが、流石に出来のよいタミヤのパーツを前にしてその判断は愚考でありましょう。タミヤのはJ型なのでB/Nへの修正も相当楽になるわけですからココは迷い無く移植です。
 とはいっても、胴体幅に関しタミヤのキットはこの辺りから後ろに向かって急激に太り始めますから、その分コクピットのバスタブパーツも幅を縮めなくてはレベルのパーツに収まりません。
 前後席のバルクヘッド上部は胴体パーツに一体化されているので、これも糸鋸を駆使して切り離し、バスタブパーツに接着しておきます。ここをレベルの胴体と合わせるのも苦労がありましたので、コクピットの移植は全般的に結構大変でした。
32F-4BN01f ←とりあえず何とか収まってくれたようです。序でに前席パネルのフード部分も海軍型ボブノーズのパーツを移植しています。

ここまでやると、次に悩むのはキャノピーです。『松本ファントム』は師匠自ら塩ビを絞って自作されていましたが、確かに一見するとタミヤの(特に風防は)形状が尤もらしく見えるんですよね…。ですが全くレベルの機首上面には合わず、ストレートに移植は出来ないと思いますので多分純正で行くしかないのかと思いますが、その後アウトラインその他が両社のキットで一致を見るに及んで、胴体側(レベル側)をタミヤの風防・キャノピーに合わせる方針で修正(削って盛って)を行えば対応可能という判断に至りました
32F-4BN01h加筆修正1/27:タミヤの風防+キャノピー部を移植終了 -奥は余ったパーツを古い方に移植しようかとお試しの図-)。
いずれにしても次回以降…。

rev-tami比較 せめて側面のアウトラインぐらいはチェックしましょうということで、画像処理ソフトを使い、レドーム移植後のレベルとタミヤのキットを比較しました。ウインドシールド&キャノピーのアウトラインはほぼ一致を見たんですが、ロングノーズ機なので前者において胴体との境界ラインがタミヤほど抉りがなくレベルは直線的…だもんで、幅員が大きめになってしまってます。タミヤに合わせた方がベターなのですが、ここは全体のバランスも在りますし胴体側の修復も必要なので諦めます(加筆修正:上記に同じで風防はタミヤのパーツを移植済み)。実機写真との比較で気づいたのですが、インテークの前縁がやや前に来ていたのでベーンの形状と合わせ修正しました。

 使っても良いという許可がありましたので、よく言われている『F-4のノーズは太くてたくましいからハセガワのキット最高!』って言うオッサンたちの嘘を粉砕する写真をここで御紹介しませう。
F-4B_FromCWPBook 比較的新しい目のF-4それもB/N特化のモノグラフ"Aircraft Pictorial #6 F-4B/N Phantom II"の表4に使われてるもので、USSルーズヴェルト(CVA-42)のブリッジから第1、第2カタパルトのデフレクターパネル辺りに並んでるサンダウナーズのN型を前方斜め上11時の方向から鳥瞰した絵になります。
 当然CVA-42のブリッヂ及びデフレクターパネルの位置関係から、最短でも37mは離れた位置からの撮影であることは判っています。以前に本ブログで申していました『パースによる影響の小さい俯瞰して立体を捕らえられる離れた距離』からの撮影って事になります。1/48だと0.8m、1/32だと1.15m離れた位置からモデルを俯瞰した絵と粗同等ということになります。
 まぁ、ハセガワに限らず多くのF-4のキットがコレと同じに見えることはまずもってありません。
 ファントムに限った話ではありませんが、超音速で飛ぼうかっちゅうジェット戦闘機たるもの実機のレドームなんてのはどれも小さく出来てるんですよ、何せ立ちはだかる『空気』と戦ってるわけですからね…。遠近法の作用の違いで如何に縮尺されたプラモは嘘が多いかの良い例になりましょう。
 『ハセガワが正解?それは、全くの思い込み』という事になります。近似値といえるのは寧ろアカデミーとモノグラムで、老害オッサン共には細いと云われてたものが実はより正解に近かった…というわけです(ちゅーことはゲテミも捨てたもんではない-爆-)。つーわけで、誰々とは申しませんがメーカの国籍差別や思い込みで歪んだ感情を論理や数学の分野に持ち込んで、根拠の無い持論を振りかざし偉そうにふんぞり返る(特に○X△◆信者とか呼ばれてる)文科系バカオヤジどものデマゴギーには扇動されないように致しましょう。

32F-4BN01b さて、始まりました『半年ファントムII』ですが、この後は主翼とタイヤの改造を残すだけで以降は粗素組みで進めてまいります。使うデカールは写真の三葉が候補になりますが、モヒカンにしたいのでVF-51で良いかな?と…。正にデカイだけの『半年クォリティ』なら6月には完成ですが、1/48のFG.1でさえ足掛け3年越しでしたから、「期間が半年」では無いことを重ねてお断りしておきましょう。はてさて如何相成りますやら…(苦笑)。

32OldF-4J-0132OldF-4J-02 こいつはオマケ(爆)。度重なる引越しの際に捨てたか、実家に置き去りで処分されたかと思ってましたが納戸の奥に隠れてた1980年パッケージのレベル32。当時で3000円くらいだったのかな?
 今こうしてみると、そら可也アバウトとは云えそこそこ雰囲気は良いと再認識。コレを見事に仕上げた松本師匠はやっぱ凄かった…。僕も当時松本師匠が手がける以前から、バルサ角材を削って600ガロン燃タンを自作するなどして夢を見ていました…。そう1/32のF-4は若年からの悲願だったのですよ(笑)。素組みでもいいからコレも同時に完成させたいな…等と思ってみたり…。でも、そんな余裕は無いぜよ!

では次回更新までごきげんようでございます…