前回は怒りながらも『かいじん二十一面相』ネタでブラック・ジョーク感を醸したかもですが、笑いこっちゃない。件の三佐は年齢を考えると多感な時期に、某馬鹿一直線漫画家の著作とかでも読んで感化されちゃったのか、『国家のすることには疑問を持つな逆らうな』とでも云う激情を叫んで自衛隊の品格を没落させました。
でもそんな奴が防大卒業しちゃうんだね。そう思うとひでぇ幹部候補生養成所だわ。
 確かに、民進にバカが多いのは今更 論を俟たないし、あの希望の党の合流、その後のゴタゴタに加えて小池が代表辞任に追い込まれるとか 絶望的な連中(僕は コヤツラが国会議員をそこらのコンビニ店員バイトのように、単なる収入源としか考えていないとしか思えず、然るに”職業議員/バイト議員"と揶揄している)なのは事実だが、それはそれ、これはこれ、だ! 問題の次元が違う。
(近報で「政府、自衛隊が進めようとしている方向とは、違う方向での対応が多いというイメージだ」などと、発言内容を誤魔化してるそうだが、問題の本質には何らの変化もないことを指摘しておく、軍人が政党や議員のあり方を説くなど、それこそ越権行為且つ過干渉にも程がありますよ!)

 話を戻す。
 アメリカ四軍は、陸海空それぞれウェストポイント、アナポリス、コロラドスプリングスと士官養成の初等学を教え込む幹部候補生学校を擁するが、そこでは民主主義の盾としての軍人の使命をみっちり叩き込まれます。およそ士官たるものが『民主主義』に離反するということを、思いであれ、行動であれ、行使することはないように教育を受けます。

この差はなんだろうか?と思い悩ませられます。

 世間の反応で『自衛隊員にだって言論の自由はある』だの『自衛隊員にも思想に自由はある』だの、これまた教養の低いボンクラが尤もらしい事をほざいていますが、それも大きな勘違いであります

 国民から『堂々と人を殺戮するリソースを供与される』という特殊な任務を与えられた人間に、そんな権利はありません。

あるわけないじゃないですか!。

三権分立や文民統制の枠に縛られずに自由に云いたいことが云いたいなら『軍人』なんかになるんじゃねぇよ!というのが、およそ知る限り『民主主義国家の軍人の在り方』なのです


まぁ、だらしないことに、そのように突っ込まない評論家や文化人やマスゴミにもボンクラが多いということに、この日本という国の低劣さを感じて将来が不安になります。原因は偏に『血を流して勝ち取ったのではなく、与えられた民主主義体制の上で安穏としている』からです。

 以前、『デビル500応答せず』の映画の場面を借りて、この拙ブログでも触れましたが、軍人が軍人の立場でものを考え、好きなように国を動かす(またはその副次効果を生む)行動を自由に取ってしまったら、その国は『二流の軍事独裁国家』に成り下がるということです。
日本にこのことを本当に理解してる人が何人いるのか?と…。真剣に情けなくて涙が出ます。

 戦前、てか、開戦直前の話で、映画などでも数回映像化された有名エピソードがありますが、当時、日米は戦争回避の交渉中に在り、もし交渉がまとまったら即刻引き返すように念を押されたとき、南雲部隊の将官が『それは無理だ!』やら『士気に関わる』やらで反対したのを受け、山本五十六連合艦隊司令長官が以下のように申されました…

「百年兵を養うのは何たるか?努めて平和を願わんが為である。事が和平に及んで引き返せと命ぜられ、戻れぬ指揮官が居ると言うのなら直ちに任を解く!即刻辞表を書け!」

 そう、仏の顔を鬼に変え怒鳴ったそうである。

 僭越ながら私の今の心境は全く、時の山本さんと同じです。軍人は軍事のプロフェッショナルであらねばなりません。個人の感情と『任務』を分断して行動が出来ない軍人はプロとは呼べません。

 これを多くの『江田島卒業生』に向けて(ワザワザ)怒鳴らなくてはならなかった提督の心境に思いを馳せれば如何許りかと…、残念だったろうなと思います。
 そして、今回の事件…。山本さんの憂い…それは80年後の今も全く変っていないのでした。合掌。


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PB4Y-1book 久しぶりに資料購入。例の赤い本シリーズで今回のプライヴァティアの兄貴分となるリベレーターNAVYバージョン。
←っても、去年の11月には出てたらしいんですが、気付いたのは二週間ほど前で即刻ポチったワケです。PB4Y-1型に完全特化したモノグラフなのでB-24ネタは皆無。まぁ、B-24は二の次の僕ですからそれはOK。 -2型は44年デビューなので、太平洋での日本軍艦船や基地攻撃は殆どが本機の戦果といっていいので、WWIIに限定すればこっちが本来のVP/VBPの主役でした。ただ、即席の電子警戒機だったので結構無理してて、事故や被撃墜も多いです。でも、ノーズアートは本機の方が豊富で面白いやつが多く、早く-2を完成させ、その後アカデミーの奴をパパッと組んで並べたいなぁーというのが当面の目標になっています。

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 さて、本題。アバンが長いのは本編が薄い証拠。こちらにワザワザお出での向きにはもう御覚悟が御在りかと思いますが、毎度、御免なさい。前回(その7)から、およそ半年の期間を経過しながら、遅々として進行しないのは言い訳もしようがなく、ただただ小生の力不足によるものです。些細な問題解決に右往左往して居った次第で、それ以上でもそれ以下でもございませんでした(苦笑)。

 長らく胴体は貼り合わせが出来ない状況が継続していましたが、それは左右それぞれ5枚に及ぶ窓ガラスの再現に苦慮しておったからです。
 マッチのパーツは厚いレンズ状で極めて実感を欠く上に、各所サイズを調整したり位置を修正した関係で、キットオリジナルそのままでは嵌りません。『どうしようかな~』と現実逃避にも似たやるせない状況が継続していました。
 結局は地道に0.2mmの透明プラ板を一つ一つ現物合わせで切り出し、縁を慎重に削り加工して接着する方法を採用しました。全く持って只ひたすら地道な作業で難易度もそう高くないんだからサッサと片付けろや!と自省しきりです。
 難易度は高くないんですが、一枚一枚透明プラ板を短冊形に綺麗に切り出す…という作業はホネです。透明プラ板は、その透明度とのトレード・オフで硬度が高められています関係で、デザインナイフでなぞってって…なんてことをすれば、忽ちヒビ割れて台無しになります。はめ込み採寸した一回り大きいサイズで切り出したものを、せっせとヤスリで縁を削っていくことで綺麗な窓ガラスパーツが仕上がります。
WindowProcessこの作業、およそ6mmx5mmサイズを10枚程…結構シビレます。拙図を描いてますが、要するに外から圧迫されても中に落としこまないための工夫です。透明プラは硬いので、接着面が少なくても中々持ちこたえてくれてます。欲を言えば0.3mm厚の透明プラ板があったらなーと思いますが仕方がありません。1/72ですからね。

72PB4Y08a 一応、こんな感じで見晴らしはキットパーツより格段に良くなります。     で、     見晴らしが良くなるということは、内部がカラッポだとまずいよな…という新たな課題を生みます。

 でもまぁ、ジンクロメイト・グリーンに塗るので照明でも仕込まん限り、そうはハッキリ見えないとは想像がつきます。 で折衷案として、内部の電子機器をそれらしく自作して配置し、『何かあるな』と判る程度で良しとしました。

 一応、資料から大まかなレイアウトは把握してるためレーダコンソールと航法・通信機器類をわんさと載せるラック・構造物をプラ板/プラ材でスクラッチです。
72PB4Y08b こんな感じに並びますが、左舷側窓から通信席の机板がかすかにチラ見えする程度ですので程ほどにしておきます。
 レーダー投影機なんか配管までやってますが良く見えない(笑)。イスのデザインがイ72PB4Y08cマイチ不明でしたが、今回のリベレーターの赤い本に参考になるイラストがあり助かりました。
 キットの内部は本来ガランドウで70年代のマッチボックスだから仕方がない出来でした。大きなピン跡などもあって、外から見えるのもアレなんで、エポキシ・パテを使って『張り物』を再現しています。ですが、これもカーキで着色しましたんで外からは全く見えなくなってしまいました(爆)。徒労ですね…。でも、ドールハウスを作ってるような、何か妙な感じで楽しかったですよ。ラックなんか、エバーグリーンとかに良いサイズがなくて材料の『L字鋼』をワザワザ手作りする所から始めましたからね(苦笑)。

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 件の自衛官の暴挙に腹立たしい気持ちもあり、内容が乱れましたがそれについては謝罪します。次回からは模型作りの楽しい内容にしたいと方向修正するつもりでがんばります。ではでは。