先日、かの『暴言自衛官』への処分が確定された。以前、大雪で遅刻した隊員に課せられた処分と同じ『訓戒』というもので下から順に3つ目に軽い処分だということです。
 ま、これでハナクソ程の大きさに残っていた防衛省並びに自衛隊への僕個人の信頼度は完全に消し飛びました。コイツ等、『いざとなったら国民にさえ銃口を向けますよ』と宣言したも同じだと解釈させていただきます。

 コニタンに向けて『国民の敵』と云ったかどうか等、最早些細な話であり、この自衛官は『政府、自衛隊が進めようとしている方向とは、違う方向での対応が多いというイメージだ』というのが気に入らなくて意見したと自ら証言しており、要するに515、226の連中と根っこは同じなのだから、罰せられるなら理由はそれで充分なのです。

 喜び勇んで『本当なら三階級特進だろ?』等と書き込んでる教養の低い連中のコメントやらを読むと、本来なら腸煮えくり返りそうなものですが、変にサバサバした感じで眺めて居られてるという現況に我ながら驚くばかりです(苦笑)。

 小西への逆賊たる思いを抱くのは自由ですし(ま、私自身も、彼が実際に東大出たキャリア官僚だったとは思えない粗忽者だと思ってますしお寿司-笑-)、僕のように『ミリタリーの思い上がり』に恐怖を抱くのもまた自由です。つまり、シビリアンがシビリアンの立場で小西をどう評価しようが自由ですし、件の自衛官天晴れと思うのも自由であって、その事自体は何も問題はありません。

ただ、ミリタリーが(その手合の支持者を背景としたか否かは関わりなく)適切な処分を下さなかった点は大変問題を感じるのであります。要するに防衛省自身が『どって事無い』という思いに至ったという証左であるからに他ならないからです。
 文民統制下にあってはミリタリーはシビリアンの只の手足であり、(首相が認可した軍事的任務遂行以外)その自由意志で行動してはならないというのは鉄則なのに、場合(殆ど自衛隊の利益が基準)によっては自由裁量で振舞ってよい…と組織的に思ってるという事の裏づけになったも同じだからです。もし、そうでないなら国民にその意思表示として、断固たる処分(懲戒除隊)を下し、それをもって、文民統制への反逆の意思は組織として微塵も持っていない!と主張する筈ですから。
 そのためのスケープゴートに三佐一人の首を差し出すくらいどうということはない…という合理的判断すらできない点においても、いざとなったら『戦火の勇気』が持てないヘタレ軍事組織である…という脆弱さまで露顕したと言わざるを得ません。あ~しょうもない!これでプロフェッショナルを自認してるなら戦前の陸軍と全く同じクオリティであります。

 さて、一方で、頭の悪いネット右翼にも判るよう説明いたしますが、このような自衛官を『天晴れ!』等という立場に在る愚民共は、何故愚民なのかと申せば…

『私は私自身の判断で、雇い主の貴方に対しても、私の意に沿わなかったり、気に入らなければ恫喝し、強制し、最悪射殺いたします。 貴方が購入して私に貸し与えた武器を使ってね(ニヤリ)』

と平気で云う人物を、自身の住居のガードマンに雇う…って事が出来る感性の持ち主だからであります。すごいなぁ。

 まぁ、普通に考えれば命知らずというか、気が狂ってるとしか思えないわけですが。世紀末も過ぎ去り、いよいよ持って日本人はこの手の『キ○ガイ』が増えたということでありましょう。とどのつまり、原爆二発も落とされても未だ反省も学習も無い、只のアジアの二等国に過ぎなかったと自ら体現してくれているというわけであります(爆)。

 今回のことで、自衛隊は暗愚な国民達から、何をやっても許される許可を得られた…と言って良く、今後暴走しようが何しようが抗議を受けても・・・

Tamo

『ん?何を今更、あなた方はあの時我々に許可を与えたのではありませんかな?(ニヤリ)』


と開き直ってドンドン自己主張をエスカレートさせていくことでしょう。その時に慌てても私は知りません(嘲笑)。『天晴れ』なんて申してる連中はその時に代償を払わせられるのでしょうから、まー、そうなったら竹槍やら何やら前近代の武器持たされて精々頑張って玉砕でもなんでもやって下さい(笑)。

 誇大妄想的『IF』になるかもですが、将来何年か後、1945年8月15日の「第二ステージ」を迎えるにあたって、このブログが誰かの目に留まり(インフラもズタボロだろうから無いな…)、「ああ、このsheenって人の云う通りになったな」と、焼け野原でたたずむ国民が出ないことを祈って止みません。
 ま、その頃までには、私は平和な外国に住居を移し避難してるか、死んでるかでしょうから関係ありませんでしょうが…。


   ◇

main_4 とまで書けば、いかなバカでも今回の事件の重大さが伝わるかな?と思うのですが、とどのつまりが 愚かな国民も、愚かな自衛隊・防衛省も 要するに
 『日本人の多くがデモクラシーのアマチュア』
だということです。

 ま、上に書いたのは杞憂の極みです、結論として大事には至りません…でしょうね、だって何よりもまず我らが合衆国太平洋軍が健在してて、事実上のその支配下に在る(アマチュア)自衛隊なんざが悪さしたくったって暴走のしようもありませんからねぇ、この程度の低劣なアマチュア軍隊ごっこ組織たらん為体でも充分安心なのです(嘲笑)。

ごっこ遊びなら多少の『おいた』は大目に見てあげましょうね~

って事なんでしょうよ、情けないハナシですけどね(笑涙)。

ですが、返す返すも『民主主義を真面目に謳歌したいなら、少なくとも最低限の文民統制の正しい認識程度は持ってろよ、愚民ども!』 と思うのであります(合掌)。