2009年02月11日

7,裂かれた心

70530


翌朝、早い時間に電話がなり、私は眠い目をこすりながら受話器を取った。
「おはようございます、ゆかりさんですか。啓は起きていますか。」
「あ…まだ寝てますけど…」
「これからロケなので起こしてもらえますか。朝食は後15分で持っていきますから。」
「あ…はい、わかりました。」

昨日の晩は、スパから帰ってそのまま寝てしまった。
啓の無防備な寝顔が愛しい。

「啓、啓、おはよう。起きて、仕事だよ。」
体を揺すって啓は目を醒ました。
「あ…おはよう。仕事…なの。」
私は啓のみみたぶにキスをして、みみもとでささやいた。
「マネージャーさん来ちゃうよ。早く起きないとだめだよ。」

啓は甘えた目をしている。
「ほらぁ…赤ちゃん、いい子にして…」
私はシャツをたくし上げて、啓の口元に乳首を寄せた。
啓はうれしそうに両手でおっぱいを押さえて、夢中になって乳首を吸う。

「啓…いい子…」
私は頭を撫でてあげた。
仔猫のように喉を鳴らしながら啓は私の胸に甘えた。

「啓…おちんちん射精(だし)たい?」
「うん。」
啓はうなづいた。

「お口で気持ちよくしてあげる…」
私はふとんをめくり、はだけた寝巻きから勃起している啓のおちんちんを唇で包んだ。
私は啓をくわえたまま、あそこを啓の顔の前に晒した。

啓は私の陰部を興奮して舐め、私は啓の硬くなったおちんちんを口と手でしごいた。
ドアが開く音がしてマネージャーの声がする。
…ああっ、部屋に入ってきちゃう…
リビングを開ける音がして部屋にマネージャーが来たが、啓はかまわずうめき声をあげている。
マネージャーは、テーブルに朝食を置いて気がつかないふりをして出ていった。
…私のエッチな姿を見られてしまった…
私は興奮してあふれてきた。

「あああっ…」
啓のおちんちんが脈打ち始め、私は口いっぱいにほおばって手でしごいた。

「うぐっ、射精(で)るっ。」
啓のきわまった声がした。
一瞬、おちんちんが膨らんで脈が止まった。
次の瞬間、私の口からあふれるほど啓の精液がおちんちんの先から噴出した。
「あっ、あっああっ。」
啓の絞り出すような声がして、私は口の中、夢中で飲み込んだ。
口の中になんとも言えない感触が残った。

「はあっ、はあっ」
啓は苦しそうに天を仰ぐ。
私は啓のおちんちんから少しずつ噴出する精液を舐めとり、きれいにしてあげた。

「啓…気持ちよかった?」
「ああ…、よかった。」

再びマネージャーさんが来た。
「さ、食事しましょう。」
私も啓も裸のままだったので、私はシャツを着たが、啓は脱力し、だらんとおちんちんを出したまま椅子に座った。

「ゆかり…電話するな。電話番号聞いておいて。」
啓はマネージャーに頼んだ。
啓とマネージャーはそそくさと仕事に行ってしまい、私はぽつんと取り残された。

私はいたたまれない孤独を感じ、啓の寝ていたベッドの匂いをかいだ。
そこには啓の体臭がわずかに残り、私の口の中には啓の精液のねばりと味がじゅうぶんに残っていた。

そこにドアが開き、里田が入ってきた。
「ずいぶん激しかったみたいね。」
私はなんと答えていいのかわからなかった。
その後、すぐ安藤が入ってきた。

安藤はにやにやと笑いながら言った。
「おまえ、渡辺啓を仕留めたそうだな。よくやった。」
私は仕留めたと言う言葉に抵抗を感じた。
安藤は裸にシャツ一枚だけの私の体に触れてきた。

…ああっ、触られたくない…
私の体は、初めて安藤に拒否反応をした。
しかし、啓を射精(イか)せただけで性交(し)ていない私の体は、痛々しく折れるように、セックスを求めて安藤の指の前に屈してしまった。

「あああう…いや…」
私の心はきしみながらもがき、節操なくだらしなく蜜を流す自らの陰部と、性欲に汚れた心に憎悪を覚えた。
しかし、体は心と違った反応を示し、安藤の指に潮が溢れそうな予感がし、私は汚れた自分に飲み込まれてしまった。

「あああああうっ…吹いちゃうううっ。」
私は安藤の手に、じゅうたんの床に大量の潮を吹いて、崩れ落ちるように濡れた床に腰をおとした。

「はあう…ああっ」
安藤は勝ち誇ったように上から見下ろした。
「啓を射精(イカ)せるばかりで、おまえはぜんぜん物足りないんだな。そうだろう、おまえみたいにスケベな女には若い男じゃ物足りないよな。今度は性技(うま)い奴を見付けてやるよ。おらっ、啓を射精(イカ)せたおまんこに性交(やら)せろよ。」
安藤は、乱暴にさっきまで啓が寝ていたベッドな私を押し倒した。

私の陰部に安藤は、啓とは比べ物にならない大きさのペニスを当てた。
私のあそこは、私の思いと異なりすでにぐっしょりと濡れていて、無抵抗にするっと安藤のペニスは膣内(なか)に入った。

「ああううっ…」
こんな体になってしまった事が悔しかった。
安藤は激しく腰を突く。
私の体は条件反射のように潮を吹き、体を反らせて、腹筋を硬直させ、肌を紅色に染める。
しかし、私の心は水をかけられたように冷たくなっていく。私は誰を求めているのだろうか、まったくわからなくなってしまった。

私は、汚れた自分の体から抜け出したような気がした。
テレビドラマを見るように、ベッドの上では全裸の安藤が、ペットボトルのように巨大なペニスを操り、私の体を貫いていた。
太いペニスを、膣内(なか)に入れてもらい喜ぶ私は、左手を陰部に当てて挿入される安藤のペニスを確かめていた。
そこは巨大なペニスに広げられ、赤黒く充血して痛々しかった。
私は、里田がホテルの隣の客室で、ぼんやりと細いたばこを吸いながら海をながめているように見えた。

その時私の中に、抑えようとする私の心と暴走する現実の体が相反する形で共存している事を知った。

「ああう…あふっ…」
私は眉間にしわを寄せ、体を反らせて数回目の絶頂に向かっていた。
安藤は、にやにやしながら突いていたが、私が上り詰めた時膣内(なか)が締まり、一気に絶頂に上ってきた。
苦しそうな顔をした安藤は奥まで三回突いた。
「いやあ…っ」
私は大きな悲鳴を出した。
安藤は膣内(なか)からペニスを抜いた。
私のあそこは、べとべとに濡れ、大きく口を開いたままおちんちんを探しひくひくと動く。
安藤は私の口の中に、太いペニスを押し込み大量に射精(だし)た。
「あああっ…」
「ぐぼっ…」

私は喉奥まで突かれ、口から嘔吐と溢れ出る精液をだらしなく流し、シーツにむせながら嘔吐を繰り返していた。

「ゲロ吐いて汚ねえ女だな。」
私は悔しくて安藤を睨んだ。
「なんだ、反抗的な目だな。さっきまでおまんこ痙攣させてイッてたくせに。」
私は汚れた体に戻り、嘔吐の苦しさと、自分が汚れてゆく悲しさな涙を流していた。



usum at 17:00│Comments(0)clip!薄紫色の季節 

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