3年生の谷口です。
主に新入生のことに関して、夏休み中のことを報告します。


各種SNS等でも発信しましたが、夏休み中に1か月の体験合宿を行いました。継続的に来てくれたのは6人で、一時的な参加も合わせれば12人の新入生が戸田でボートを漕いでくれました。感触は様々でしたが、おおむねボートは楽しい、漕艇部は真面目な団体だということを感じてくれたように思います。

合宿の形態としては木金・日月の週2で宿泊し、週4回の乗艇と2回の陸上トレーニングを行うというものでした。
乗艇については初っ端からシェルクォドに乗ってもらうというやや攻めた練習方法でしたが、新入生の人数が少ないことが転じて個人に応じた指導をすることができ、想像以上の上達をしてくれました。
途中から参加した子は総乗艇回数が4〜6回程度だったのですが、それでも最後には両舷で漕ぐことができるようになっていました。(最終日にイージーオールが決まったときは感動を覚えました)

スクリーンショット 2020-09-23 153911

写真は9月初めくらいのもので、僕と木下が乗っています。

陸上トレーニングについては毎度朝倉コーチにお越しいただき、筋トレやきつめのウォーキングなどを行っていました。
今年の新入生たちは同じクラスの友達にすらあったことがないという人も多かったので、同級生と一緒に汗を流して体を鍛えられるだけで貴重な経験だったかもしれません。

昨日そこに来てくれていた子の一人と電話したところ、入部をすると明言してくれました。それ以外の子についても随時勧誘を行っており、先日も4人の新入生を招いて試乗会を開いたりしています。今連絡を取っている子たちに限れば最大10人の入部者を見込んでいます。
10/3には現役の決起会を兼ねた新入生への激励会も予定されており、ようやく本格的に05新人としての活動が開始できそうです。




以下は報告ではなく、中身のない雑感です。




入部者が出たとき、頑張った成果が出たと両手を挙げていいはずなのですが、なぜか素直に喜べませんでした。多分、彼らがこれから人数の少なさゆえに経験するであろう苦難が他人ごとにできなかったからだと思います。
人数が少ないことによる苦労は、昨年引退した01対校の先輩方が何度も語ってくれていました。また、今年は選手が多いものの慢性的にマネージャーの人数と経験値が足りておらず非常にキツい状態です。(感染症対策、大学との交渉、主務会計の引継ぎ、対校戦の設定、新最高代の方針づくり、etc)
どれだけ勧誘を頑張っても、05代がそういった問題に直面する時がいずれは来るでしょう。

少し話はそれますが、東大ボート部は挑戦を通じて豊かな人間性を養う教育機関である、というのがここの部則であり、僕が勧誘の時に使う常套句でもあります。「豊かな人間性」の表現は人それぞれですが、自分で考え、他者と協調して生きる力を指すというのは共通していると思います。(とある部員が書いた「器の拡大」という言葉が個人的には気に入っています)

苦しい状況の部活に招く以上、形式的に入部して終わりというのではなく、そういった人間的な変化に至れるよう導いてはじめて勧誘が成功したと呼べるのではないかと考えました。
現役で漕いでいるときに「社会生活に活かすため」とかを考える必要はないと思いますが、上から支援する側なら、入部前後関わらず包括的に学びとしての部活動をサポートできる組織でありたいものです。





しかしたいそうなことを言っておきながら、僕個人は会計業務と新人対応(と授業)の両立ができるかかなり不安ですし、全体に目を向けてもこの秋冬はタイトな試合日程で年末まで落ち着けそうにありません。
安定した体制が戻るには数年単位の時間が必要と思われるので、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。
  • コメント( 0 )