皆さん、こんにちは。2年漕手の松澤翠子です。

私は、7月14日に石川県で行われた国スポ北信越ブロック予選に、出身地である、長野県代表として成年シングルスカルで出場してきました。

東商戦の2週間ほど前に腰をケガした私は、しばらく乗艇ができなかったため、体力値がかなり下がってしまっていました。この大会までに間に合うように、腰の様子や体力を戻すことを目標に練習をしていました。6月最終週に復帰したため、体力は戻りませんでしたが、何とかレースに出れるくらいまで復活できたので良かったです。

レースを振り返ると、1本目は、スタートで上手く進められ、自分らしく大きくしっかりと水を掴むようなドライブができました。ただ、慣れないコースだったこともあり、ラストスパートを入れるタイミングが遅れてしまったため、最後はあげ切ることができませんでした。それでも、お花見レガッタ以降のベストが出たため、嬉しかったです!2本目は、体力が持たず、蛇行した上に何回か腹を切ってしまいました…。タイムも1本目よりだいぶ悪くなってしまいました。悔しい結果とはなりましたが、とりあえずレースで思いっきり漕げ、ベストを出せたので良い1日となりました。
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また、今まで交流のなかった長野県でボートを漕いでいる人たちに出会い、様々な刺激を受けました。長野県では、大学にはボート部は無く、そのかわり主に3つの高校の部活と、企業のチームなどの人々がボートを漕いでいます。諏訪湖周辺の地域で盛んだということです。ボートは、私が住んでいた北信地域ではあまり親近感のあるものではありませんでしたが、長野でもたくさんの人がボートに親しんでいるのだと思うと、何となく嬉しく思いました。

高校生たちがボートを漕いでいる姿には、さすがだなぁ、凄いなぁと思うところが多くありました。そこまでフィジカルが発達している訳でなくとも、柔らかく身体を動かして、ポンポンと船を進めていました。長野の方からいただいたアドバイスは、東大でもらうアドバイスとはまた違った視点からのもので、新鮮でした。

本当に学びになる期間でした。来年も国スポ予選に出て、今度こそ納得のいく漕ぎができるよう、日々の練習に取り組んでいきたいと思います。

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