こんにちは。今年度男子部副将を務めます、工学部3年の田中康誠です。一年間どうぞよろしくお願いします。
さて、今年度のブログも6人目となりましたが、皆さん読んで頂きましたでしょうか。僕はいつも通り2周ずつ読みましたが、改めて心強い同期達に囲まれているなと実感していたところです。入部当初は(自分含め)一体誰が幹部になるのだろうか、とあまり想像が出来なかったのですが、最高代が近づくにつれてみんなの顔つきが変わっていくのを感じ、今はもう誰が幹部になっても安心だなというところまで来ていると胸を張って言えます。今年一年間どうぞよろしくお願いします。
以上が副将挨拶とさせて頂き、これ以降は部員に向けたメッセージ（少し長め）とします。部員の皆さんには最後まで読んで欲しいです。
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皆さんご存知の通り、今年度のスローガンは「信じる、信じさせる」となりました。改めて、代としてどんな思いを込めたかを載せておきます。
〜信じる〜
・日本一を獲れると信じる
・「自分を」信じる
→自分の成長の可能性を信じる、信じて挑戦（メニューで攻める、アイデアを実行に移すなど）
・「仲間を」信じる
→仲間の成長の可能性を信じる、部の仲間を、日本一を同じ熱量で目指す仲間として信頼する。そのために要求のレベルを上げる
〜信じさせる〜
・仲間に「仲間を」信じさせる
→仲間の成長の可能性を信じさせる
・仲間に「自分を」信じさせる
→仲間からの信頼を得るにふさわしい行動をとる（必要なこと、決めたことをやりきる）、チャレンジャー精神をもって常に上を目指し続け、信じさせ続ける
以上が昨日行われたキックオフミーティングでも共有された、スローガンに込めた思いです。みんなはこのスローガンに対してどんな印象を抱いているでしょうか。自分はこのスローガンがとても難しく達成が難しいものだと思うと同時に、とてもしっくりきています。
今春、エイトのクルーミーティングで加藤前主将が「ピットインした時に、クルー全員のことを信頼して、あとは漕ぐだけという状況にしたい」と仰っていました。それを聞いた当時は、自分は他の8人のことを絶対に信頼している自信があったためあまり気にかけてはいませんでした。ただ、今思い返すと、その時自分のことを信じられていたか、また、自分のことを信じてもらっていたか、そして、自分のことを信じて貰っているという心理的安全性に近い信頼があったか、という3つの点においてまだまだだったと思います。1つ目は「信じる」、2つ目は「信じさせる」、3つ目はどちらにも該当するかと思います。上には大まかに分けて四つを示していますが、載せていないだけで他にもいくらでもあります。例えば、船を信じる、などもあると思います。きちんとリギングをして、準備して、船を信じられる状態にしておかないと、レース中や艇計量などで涙を流すことになります。
「信じる、信じさせる」という文言をパッと見た時は、信じさせることの方が難しそうで達成は厳しいだろうなという印象を抱く人の方が多いかと思います。確かに、「信じさせる」には、自分がそれに足る行動をするだけでなく相手にそれを認めて信じて貰うという、自分ではどうすることも出来ない要素が入ります。恐らく、他のコミュニティではこちらの方が難しいのだろうと思います。
ただ、我々が所属するのは運動会漕艇部であり、全員が勝利、ひいてはインカレエイト日本一に向かってそれぞれのやるべき事をやる組織であるという大前提があります。組織に対して、またそれに属する先輩・同期に対して一定の信頼感を持った状態で入部するでしょう。また、それを少なくとも大幅に崩すことはなく、むしろ信頼感を増強させながら今まで過ごしてきたと思います。自分が信頼に足る行動をした時に相手から信頼して貰える状況は、他のどの組織よりも整っていると言っても過言ではないと思います。だからといって簡単とは言うつもりもありません。（そして自分含め全員が、はっきり言ってまだ日本一に足る行動をしているとも思っていません。まだやれます。）そして、これだけ部員が多い中で、全員と一定以上の、「仲間」と呼び合える程の信頼関係を築くのはそれこそ不可能に近いことでしょう。
簡単とは思えませんが、まずは自分が、自分の可能性を信じる。また、年内までに全員のことを知り、自分のことを知ってもらう。そして、シーズンが始まるお花見までには全員と「仲間」となり、互いに信頼し合い、要求しあえる関係性となることをここに宣言します。対面だけでは時間が足りないと思うので、Slackなども活用しながら進めたいと思っています。ここに時間をかけて、「信じる、信じさせる」をチームに普及させることが、未経験チームが日本一になるための必要条件と信じています。そう信じているからこそ、最高代はこのフレーズをスローガンとしました。各々でこのスローガンを噛み締めて、何度も思い返し、自分なりの解釈を見つけ、共有し、話し合い、更新し続ける一年にしていきましょう。
令和七年度男子部副将 田中康誠
さて、今年度のブログも6人目となりましたが、皆さん読んで頂きましたでしょうか。僕はいつも通り2周ずつ読みましたが、改めて心強い同期達に囲まれているなと実感していたところです。入部当初は(自分含め)一体誰が幹部になるのだろうか、とあまり想像が出来なかったのですが、最高代が近づくにつれてみんなの顔つきが変わっていくのを感じ、今はもう誰が幹部になっても安心だなというところまで来ていると胸を張って言えます。今年一年間どうぞよろしくお願いします。
以上が副将挨拶とさせて頂き、これ以降は部員に向けたメッセージ（少し長め）とします。部員の皆さんには最後まで読んで欲しいです。
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皆さんご存知の通り、今年度のスローガンは「信じる、信じさせる」となりました。改めて、代としてどんな思いを込めたかを載せておきます。
〜信じる〜
・日本一を獲れると信じる
・「自分を」信じる
→自分の成長の可能性を信じる、信じて挑戦（メニューで攻める、アイデアを実行に移すなど）
・「仲間を」信じる
→仲間の成長の可能性を信じる、部の仲間を、日本一を同じ熱量で目指す仲間として信頼する。そのために要求のレベルを上げる
〜信じさせる〜
・仲間に「仲間を」信じさせる
→仲間の成長の可能性を信じさせる
・仲間に「自分を」信じさせる
→仲間からの信頼を得るにふさわしい行動をとる（必要なこと、決めたことをやりきる）、チャレンジャー精神をもって常に上を目指し続け、信じさせ続ける
以上が昨日行われたキックオフミーティングでも共有された、スローガンに込めた思いです。みんなはこのスローガンに対してどんな印象を抱いているでしょうか。自分はこのスローガンがとても難しく達成が難しいものだと思うと同時に、とてもしっくりきています。
今春、エイトのクルーミーティングで加藤前主将が「ピットインした時に、クルー全員のことを信頼して、あとは漕ぐだけという状況にしたい」と仰っていました。それを聞いた当時は、自分は他の8人のことを絶対に信頼している自信があったためあまり気にかけてはいませんでした。ただ、今思い返すと、その時自分のことを信じられていたか、また、自分のことを信じてもらっていたか、そして、自分のことを信じて貰っているという心理的安全性に近い信頼があったか、という3つの点においてまだまだだったと思います。1つ目は「信じる」、2つ目は「信じさせる」、3つ目はどちらにも該当するかと思います。上には大まかに分けて四つを示していますが、載せていないだけで他にもいくらでもあります。例えば、船を信じる、などもあると思います。きちんとリギングをして、準備して、船を信じられる状態にしておかないと、レース中や艇計量などで涙を流すことになります。
「信じる、信じさせる」という文言をパッと見た時は、信じさせることの方が難しそうで達成は厳しいだろうなという印象を抱く人の方が多いかと思います。確かに、「信じさせる」には、自分がそれに足る行動をするだけでなく相手にそれを認めて信じて貰うという、自分ではどうすることも出来ない要素が入ります。恐らく、他のコミュニティではこちらの方が難しいのだろうと思います。
ただ、我々が所属するのは運動会漕艇部であり、全員が勝利、ひいてはインカレエイト日本一に向かってそれぞれのやるべき事をやる組織であるという大前提があります。組織に対して、またそれに属する先輩・同期に対して一定の信頼感を持った状態で入部するでしょう。また、それを少なくとも大幅に崩すことはなく、むしろ信頼感を増強させながら今まで過ごしてきたと思います。自分が信頼に足る行動をした時に相手から信頼して貰える状況は、他のどの組織よりも整っていると言っても過言ではないと思います。だからといって簡単とは言うつもりもありません。（そして自分含め全員が、はっきり言ってまだ日本一に足る行動をしているとも思っていません。まだやれます。）そして、これだけ部員が多い中で、全員と一定以上の、「仲間」と呼び合える程の信頼関係を築くのはそれこそ不可能に近いことでしょう。
簡単とは思えませんが、まずは自分が、自分の可能性を信じる。また、年内までに全員のことを知り、自分のことを知ってもらう。そして、シーズンが始まるお花見までには全員と「仲間」となり、互いに信頼し合い、要求しあえる関係性となることをここに宣言します。対面だけでは時間が足りないと思うので、Slackなども活用しながら進めたいと思っています。ここに時間をかけて、「信じる、信じさせる」をチームに普及させることが、未経験チームが日本一になるための必要条件と信じています。そう信じているからこそ、最高代はこのフレーズをスローガンとしました。各々でこのスローガンを噛み締めて、何度も思い返し、自分なりの解釈を見つけ、共有し、話し合い、更新し続ける一年にしていきましょう。
令和七年度男子部副将 田中康誠
