こんにちは、はじめまして。1年漕手の山口です。初のブログ更新で緊張しています。
今回のブログは、新人戦女子ダブルSpicaの振り返りです。

このクルーの始動は、インカレフライの後、9月下旬からでした。準備期間は1ヶ月弱。駆け足でレースに間に合わせることとなりました。このとき、大石さんと「私達、新人の中では1番乗ったことのある艇種が多くなるね!」と、ワクワクして話していたことを覚えています。(あとはペアを残すのみ。全艇種制覇までの道のりは長い……?)

さて、練習期間中の心配事は「安全管理」の一言に尽きます。最初の10日間は特に、船を出してから仕舞うまで、先輩方やコーチに心配されっぱなし。乗艇前には「安全に帰ってきてね!!」と言われ、晩ご飯の時には「今日は事故はなかった?」と尋ねられ……かなり悔しい期間でした。ちなみに、レース1日目の目標も安全に帰ってくることでした(笑)。それでも、船の扱いや準備と片付けを手際よく分担するなど、2人で着実に成長しています。 

技術面では、大きく漕ぐことがテーマだったと思います。最初は「シングル2杯を繋げただけみたい」と言われるような状態で、漕ぎのイメージも実態も揃わず……。練習期間を通してSとBの課題がそれぞれフィニッシュとキャッチにあり、注力したいポイントがズレていることが多かった所に難儀しました。共通認識として集中したいポイントを言語化することで、段々と「こうすればより船が進む」という感覚を獲得してきました。バウとしては整調とレンジを伸ばしていく過程が楽しく、大石さんは後ろから見ていてとても頼もしかったです。

結果としては、目標の艇速には届かず、レースでも先頭集団に置いていかれるばかりでした。しかし、2日目は最下位着でなかったことや、事故やルール違反なくレースを終えられたことは、新人期の終わりとして誇りたい成果だと思います。

以上、Spicaの振り返りでした。危なっかしいクルーだったとは思いますが、この期間中船を預けて信じてくださり、ありがとうございました。今後とも、漕艇部の、新人女子の航行の安全の応援を(!?)よろしくお願いします。

レース2日目の目標。真っすぐ!!by大石
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