うたがもっとも苦手とする 学校行事『ゆめまつり』が無事終わった。
それにともなう 代休も消化し 平穏な日常生活に戻りつつあるうた家です。

中学部三年の ゆめまつりは当然 舞台発表
さあ うたどうする????
と 当初私は身構えた
が 荒れに荒れた小学部の高学年のころとは違い 妙な落ち着きをはらって 本番をむかえた。
9年間の積み重ね・・・・ これに限るといわんばかりに(笑)

本番 午前中に少し 混乱したようで 舞台にあがったうたは テンション低っ!
おばけ?の役なので 見ようによっては名演技
飛び跳ねることもせず じっと舞台上にたたずむ。
場面変わって オチの部分 うたとともに壇上に上がるクラスメイトは 音の合図とともに ずっこけた はて うたくんどうするか????

ななんと・・・ ワンテンポ遅れてはいるが 周囲を一瞥し 何かを察したのか 腰をかがめた
拍手です わたし 大きく拍手です

自分が何しているのかまでは きっと理解し切れていないだろうけど でも 周りに合わせるってこと あの舞台上でできたこと。 本当に本当にうれしかった
うたに寄り添い続けてくださった 先生方に感謝感謝です。

養護学校は 集団教育の場 コミュニケーションが苦手な自閉症児に集団というものがどう捉えられていくのか 正直いまだにわからない。
が 弛みなく 降り注がれた 教育の真がそこにあったと 信じたい