静岡に行ってきた。
「ラジオを聴いてライブに行ってCDを買おう」というなんとも主旨が分かりやすいイベント名。ララCと呼ばれていた。これもなんとも語感のいい名前だ。
静岡空港に着くと空港内はとても綺麗で西陽が超いい具合だった。コウタ君とゆりえちゃんと「静岡超いいところだね」と話した。いろんな街にライブで言ったけど (まだまだ行ったことのない場所の方が多いけど)空港に降り立った時点で「いいところだね」なんて話したのは静岡が初めてかもしれない。
ゆりえちゃんと念願の「さわやか」を食べて、散歩して 、こうすればもっとモテると思うんだ。みたいな話をゆりえちゃんに聞いてもらって(結論は出ない)駅でゆりえちゃんを見送り、明日のライブに備えて早めにホテルに帰って寝た。ホテル、檜のお風呂と高温サウナがあって超よかった。強いていうならサウナ、もうちょい熱くてもよかったかな。朝ごはんも美味しかった。

ライブ当日、朝起きてスタバに寄ってアイスティーを飲んだんだけど店員さんがめちゃくちゃ可愛かった。顔が好みとかそういう次元ではなく、笑顔が、超、、、よかった。やっぱり人が人に向かって投げる笑顔の力ってやばいよな。自分に向けられた笑顔って記憶の分かりやすい場所では忘れてしまっても残っていて、大事な時のなんか生きていくための力みたいなものになってる気がする。一番きつい時に思い出すのは誰の笑う顔だろう。
動揺してしまって「店員さんが可愛い」という内容をツイッターに投稿した。1時間くらいして店を出る時その店員さんとすれ違ったけどもう笑ってくれなかった。『え?ツイッターに書いたのバレたのけ?』って焦ったけどよく考えてみたらバレるわけがない。よく考えなくてもわかる。時たまそういうアホな考えが浮かぶことが恥ずかしい。

会場に着いたら楽屋に時速36kmのみんながいた。メンバー同士で仲よさそうに話していていいなあと思った。うちも仲良いと思うし羨ましいとかそういうのではなく純粋にバンドっていいなっていう嬉しい気持ちだった。こういうのって好きなバンドにしか感じない。僕はすでに時速36kmが好きなんだなって思った。ライブ見たことなかったけど。
時速36kmのライブがとてもよかった。1曲目からウルウルしてしまっていかんいかんと我慢したけど最後の曲でちょっと泣いてしまった。いいバンドを知れる喜びは10代から何も変わっていない。

初めての浜松、どっしりとした気持ちで歌えたと思う。後からどんどん人が増えてきて笑ってみてくれる人がたくさんいて嬉しかった。また来たい。

久しぶりに会った中山くんは相変わらずのキュートな笑みで「今の俺たち超いいよ。超強いよ。今日もいいライブしたし、ほら、指もギターで血が出たしさ」と言って絆創膏の巻かれた人差し指を見せてくれ
た。その後ちょっと照れたみたいに「中二病だから、、、」って言ってた。とても中山くんって感じで良かった。好きだった。

帰りはメンバー4人で浜松餃子を食べて、帰り側にもっこりがカラオケに行きたがるからしょうがなくカラオケに行った。1時間でいいよねと行って入って結局1時間延長して帰った。変な1日だ。変な1日に生かされてる。


こんなつまらない幸せが明日も続けと願っている。

つまらない? そんなことはない。