前回の記事で紹介した局以来,何待ちが和了率が高いのか気になっているので色々考えてみたい.

 和了はロンとツモなので,ツモりやすい牌(山に多く残っている牌),ロンしやすい牌(捨て牌に出現しやすい牌)を待ちにするのが良いだろう.
◆ツモりやすい牌
 とりあえず残り枚数が多いほうがツモりやすいと考える.
 他家の手牌構成を読み,山に多く残っていそうな牌を割りだす,というのは今のところ基準化が難しそうなのでいったんスルー.
◆ロンしやすい牌
 直感的には1,9,字牌>2,8>・・・というように端寄りの牌が切られやすく,和がりやすい.直感で言ってもしょうがないので実データで確認してみます.切られやすい牌を調べるために,捨て牌に並んだ牌の分布を見てみよう.捨て牌の牌分布はすでにひいいさんの統計分析で東風荘でのデータがありますが,僕は天鳳打ちなので天鳳のデータで見てみたいと思います.幸いプログラミングがちょっとできるので,実際にjavaで天鳳の牌譜(mjlogファイル)1723戦分を読み込んで数え上げてみた.(自分で打った牌譜しかないのでデータはまだ少ないです(´・ω・`)グラフが綺麗にでたので満足)

【捨て牌の分布:東風荘・天鳳】
20090520_213420






だいたい似たような分布ですが,明らかに見て取れる違いが2点.
 1.天鳳のほうが1,9牌,字牌が河に多く捨てられる
 2.天鳳のほうが5が捨てられにくい
この原因は明らかに食いタン有りのルールと,赤5の存在でしょう.グラフを出すまでもなく皆知っていることですが,具体的にはこのくらいの差があります.
( ^ω^)「東風荘に比べ,天鳳では1,9,字牌が比較的和がりやすく,4〜6が比較的和がりにくい.」
と言いたくなりますがそうもいかない.まあこれだけではなんともいえないので,巡目による捨て牌分布の違いを調べた.後半とか端牌でねーよってことも有り得るので.

【序盤,中盤,終盤での捨て牌分布】
 序盤(1〜6巡),中盤(7〜12巡),終盤(13巡〜)と分けて,捨て牌の分布を調べた.(天鳳データ)
20090520_213433






 序盤ではヤオチュー牌が切られやすく,真ん中の牌が切られにくいという傾向が顕著である.中盤,終盤と巡目が進むにつれて,捨てられる牌の偏りは小さくなっている.
  従って,和了率をあげるために待ちを端に寄せるという方針は,特に序盤で有効で,巡目が進むにつれて有効さは減少していく.もちろん終盤でも有効ではありますが.巡目によって,待ち枚数の多さを重視するか待ち牌の出安さを重視するかが変わってくると思います.

最終的に,
 前回の記事の局,7巡目で1p単騎(1p3枚)と36p両面(3p2枚6p4枚)どっちが和了率高いの??
 手代わりで346m3面にしてたけどほんとに1p単騎より優れてるの??
とかがわかるようにしたいんだけどまだまだです.

★仮説1.ほぼ枚数重視でよい.
★仮説2.ある巡目までは1p待ち有利,ある巡目から36p待ち有利,というように巡目によって何を重視するかが変わる.
★仮説3.ほぼ出安さ重視でよい.

もうちょっと考えていきます.続く・・・