東大温泉サークルOKR『部室』

  

こんにちは。2期野崎です。

長野の冷鉱泉記1本目は 横谷温泉旅館。


 

 

昼頃東京を発ち、特急列車に揺られ2時間と少しばかり横谷温泉旅館の送迎バスが待つ茅野駅に降り立つ。ここから旅館まではバスで約20分弱であっただろうか。''蓼科富士''とも言われる整った円錐形が遠目からもわかるほどきれいな蓼科山を左方に眺め、所々にある蕎麦畑も視界に入りながら山を登っていく。景色が山中と感じられる程になった頃、目的地の横谷温泉旅館に着いた。

 

横谷温泉旅館は、奥蓼科温泉郷にある温泉旅館で、仙渓亭、清流荘、さらには露天付きの客室を擁す程の大旅館。温泉はといえば、2種類の大浴場に加え予約制の貸切露天風呂もありと1回で3度も美味しい。尚、2種類の大浴場は時間に応じて男女交代となる為どちらも楽しめる。それぞれの露天からは、渋川の長年の侵食を受けて形成された横谷峡の雄大な景色を堪能することができる。

 

我々一行は仙渓亭15畳部屋に宿泊。あまりの慣れない広さになかなか落ち着かない小生であった。一息ついた刻は貸切露天の予約時間まで小一時間といった頃。少しの時間も無駄にせずにはいられない我々はひと汗流しがてら渓谷鑑賞に宿を後にした。


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 ▲仙峡亭15畳部屋。窓外の緑が眩しい。





渓谷の真ん中を貫く渋川は、流石上流といった透明度の澄んだ川であった。その鉄分を多く含んだ水質ゆえに川底は鮮やかな橙赤色に染め上げられている。この時点で温泉にも多く鉄分が含まれると推測され、期待が高まる(筆者は鉄泉好きなのである)。乙女滝、霧降滝、王滝とそれぞれが個性的な滝が続くのも見どころ。冬には滝が凍結し氷瀑となるその景色の優美さは見逃せないと看板が訴えていたこと、そして各所にマイナスイオン指数表示が立っていたことが印象的であった。


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▲乙女滝。水しぶきは衣服が湿るほど。




そんなこんなでハイキングを楽しんでいるうちに予約時間が迫っていることに気付き、宿へと急ぐ。急いではいたが宿前に流れていた飲用の湧き水を堪能することは忘れなかった。

 

温泉日記といいつつも前座が長かった運び、ようやく温泉へ。

貸切露天月あかりの湯 は4,5人ほどが同時入浴可能な大きさの浴槽に源泉を加温してかけ流している露天風呂。洗い場はなくかけ湯からすぐに浴槽に入るあたり、秘湯感がして体がうずく。いざ入ってみるとまずはその濁りに気付く。鉄成分の沈殿は単に湯に色がつく程度には留まらず、手ですくうと目に見えるほどである。浴槽周りはもちろん鉄に見事に染色され、うっかり手を触れようものなら容赦なく赤く染め上げられる。それほど鉄分を多く含んでいるのであった。次に感じるのは湯のきりっとした感触。おそらくやや酸性なのであろうと予想を立て、入浴後お決まりの成分表を見るとやはり弱酸性であった。夏にはこうした湯がちょうどいい。湯に浸かりリラックスすると流水音が心地よく耳に響く。日々の喧騒から離れて斯くリラックスできるは温泉の醍醐味。転地効果とはまさにこのことよ。


 

規定時間いっぱいに入浴し部屋に戻ると、あまりの心地よさからかすぐに夢の世界へと入ってしまった(これにより夕食を飛ばしかけたことは秘密である)。

 

夕食後は大浴場へと赴く。

脱衣所に100個も籠があるあたりは流石大旅館といったところ。

体を洗い終え、まずは内湯。こちらは貸切露天と同じお湯だったろう。やや温度はこちらの方が低く沈殿物は少なめであった。幾分か浸かった後露天風呂へと移動する。内湯から露天へと向かう扉を開けると、川の流れる音がすぐに聞こえてくる。渓谷を横目に露天浴槽への数mを歩くと、巨石で囲まれた大きな浴槽が目に入る。岩風呂というものを何種類か見てきた筆者でも見たことがないほどの巨石で形成され、驚きを隠せなかった。湯は透明で先ほどとは異なる湯であることは一目瞭然であった。感触はさらっとしていて、鉄味はやや薄いように感じた。内湯に比べるとやややさしいといった感じであろうか。川が傍を流れる露天で涼しくはあったものの、巨石に腰掛けながら浸かっていると全身がぽかぽかと温まり何時間でも入っていられそうな、そんなお湯であった。

 

今回は時間の都合上入浴することはできなかったがもう一方の大浴場には、巨石で作られた灯篭が浮かぶ浴槽があり、さらにその奥にもまた浴槽があるという露天の二段構造で、同じく渓谷を眺めながら入ることができる。こちらのほうが個人的には魅力的であり入浴できなかったことが惜しかった。訪れた際にはぜひ両方に入浴してほしい。

 

 

入浴をすまし晩の良い時間になった頃、温泉配合の地ビール「諏訪浪漫」で乾杯をし一日を終えた。




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談、野崎

 こんにちは、橋本です。今日は、先日一人旅の途中に寄った鳥取県の三朝温泉を紹介します。この温泉の特徴は放射能を豊富に含むことで、珍しい泉質が楽しめるので前から気になっていました。ごく少量の放射能は細胞を活性化するホルミシス効果があるのです。

♨ ♨ ♨

 この日の旅は広島県から始まって、山陰をだいぶ東に移動してきた。300kmあまりずっと汽車に乗りっぱなしで疲れも溜まってきている。日本海に沿って進む列車の車窓は素晴らしいものだったが、途中降ったり止んだりのぱっとしない天気が続いて、海はいつの間にか暗くなってしまった。
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▲真っ赤な石州瓦が、海と空によく映える。
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▲宍道湖の近くを走る。

 ようやく倉吉駅についたのは5時過ぎ。夏至を過ぎて日没が少しずつ早くなってきている。この時間から少し暗くなり始めていた。
 まずはバスで重要伝統的建造物保存地区(重伝建)の赤瓦・白壁地区へ。趣のある街並みが残されている。
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▲趣のある日本家屋。家族の生活があるのが良い。
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▲鯉も泳ぐきれいな水の水路。

 町並みを一通り見たあとで、バスで三朝(みささ)温泉に向かう。駅から重伝建までは170円、重伝建から三朝までは480円である。バスは夕暮れの田園風景の中を僕と運転手の二人だけで走る。温泉街の橋を渡ったところで僕は降りた。後は回送状態だ。
 温泉街にいくつかバス停があってどこで降りるか迷っていたのだが、橋のたもとに有名な「河原風呂」があることに気づいて降りることにした。川の両岸に温泉街が広がっていて、その橋のたもとには無料で入れる露天風呂がある。思ったよりも「露天」で、バスの窓から裸の人が見えた。
 僕も早速服を脱いで湯船に。地元のおじいちゃんと旅の話で盛り上がる。僕の大学生活を楽しそうに聞いてくれて、「いい思い出作れよ!」と言ってあがっていった。
 お湯は塩味も強く、ミネラル分が多いうま味を感じる。ぬるめで入りやすいが、街歩きの後の火照る体がすぐに温まってしまう。しかしサッパリ感はかなり強かった。疲れが吹き飛ぶとはまさにこのこと。内側から効く感じがする。
 後から来た学生三人組は戸惑い気味だったが、僕と入れ違いに温泉を楽しんでいた。僕は着替えて川原の景色を撮影。先日の豪雨で、一度は湯船が泥だらけになったそうだ。地元の人の力で復旧し、そのおかげで僕も今日の温泉を楽しめた。群青の空と旅館の明かりのコントラストに思わずシャッターを押す手が止まって見入ってしまう。
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▲お風呂はちょっと・・・という場合には足湯もある。
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▲湯船から見るのと同じ方向で撮影。

 さっぱりしたところで夜の温泉街を散策。飲泉をしていると、浴衣姿の宿泊客が出てきて、祭りが始まった。
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▲スープのようなうま味のある温泉水だが飲み過ぎは禁物。
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▲レトロな温泉街。

 日帰りの人たちはまだ共同浴場にいる。温泉街のはずれにある「株湯」は、三朝温泉発祥の地らしい。建物は新しくなっているが、足元から熱いお湯が出てきて雰囲気は抜群だ。既に一度さっぱりしているので今度はすぐに熱さがまわる。二三回入ってあがることにした。
 再び橋に戻って問題発生。

 帰 る 手 段 が な い !

 実はこのことには最初から気づいていたが、やはりバスの最終便はとっくに出てしまっている。駅までは10kmある。歩き通すことも覚悟しつつヒッチハイクを始めたらすぐに乗せてくれる人が見つかった。旅館でパートをしているおばちゃんだった。遠回りながらも駅まで送ってくれて、非常に助かった。東京に親戚がいるらしい。いろいろな話をしながらだと駅までの道もあっという間だった。
 最後まで人に恵まれた、楽しい温泉旅であった。おばちゃんには心から感謝している。

三朝温泉
・河原風呂
24時間入浴可能(奇数日の午前中は清掃のため入浴不可)
無料

・株湯
営業時間:8:00~21:45(月曜日は10:00~)
入浴料:300円




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談、橋本

 こんにちは、橋本です。今日は、下北半島の名湯・下風呂温泉を紹介します。下風呂温泉といえば、地名に「風呂」とつくイカニモな名前が印象に残ります。この地域はかつてアイヌが暮らしており、アイヌ語の「シュマ・フラ」(岩・<硫黄で>臭い)という言葉が由来になっているそうです。フラと言えば、北海道の富良野も同じ由来でした。確かに説得力のある説ですね。
 さて、今回はそんな北国の温泉を紹介します。

♨ ♨ ♨

 下風呂温泉は比較的旅館が密集していて、昔ながらの温泉街をなしている。狭いながらも源泉は3系統4本あって、それぞれ特徴的な湯を各宿・共同浴場へと供給している。今回泊まった宿「さつき荘」は海沿いの浜湯で、塩の濃いのが特徴だった。硫化水素臭の強い濁り湯は僕の好み。すぐに温まるので出たり入ったりを繰り返せる。
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▲湯船の中で真水で薄めて入るため、新鮮な温泉が楽しめる。

 宿で下北の海の幸を味わった翌朝、共同浴場に出かけることにした。
 歩いて数分のところにある「大湯」は、浜湯と比べてより塩分が少なく酸が強い。といっても浜湯も十分酸性で大湯も十分塩分を感じる。7時の営業開始と同時に入ったため、きれいな一番風呂を楽しめたが、ぬる湯でも熱く感じた。ここも浴槽の中で真水と源泉を混ぜて適温にしているのだが、明らかに水が少ない。塩の効き目もあってかすぐに汗だくになって上がってしまった。それでも、肌がツルンと柔らかくなる感覚はさすがだった。湯上りにコーヒー牛乳を買い、一息ついたところで番台のおばちゃんに許可を頂いて撮影。風呂の熱さですぐにレンズが曇ってしまった。

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▲奥の「あつめ」は入れないくらい熱い。

 朝食までまだまだ時間があるので、国鉄の未成線(完成を見ることなく計画が頓挫した路線)を見ることにする。下風呂の手前、大畑まではかつて鉄路が引かれたが、そこから大間までの区間は戦時中の物資不足で中止となった。高架橋が残っていてかなり工事が進んでいたことがわかる。遺構の上にある足湯は湯の華がびっしりだった。

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▲下風呂駅の予定地は足湯として整備されている。

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▲歩いていて出会ったアジサイ。朝露をのせている。

 宿に戻って朝食。この日は新鮮なイカのお造りが出てきた。
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▲煮物も優しい味付けでとても美味しかった。

 晩ご飯も豪勢だったが、ちゃんとした写真を撮るのを忘れて夢中で食べたのでここでは載せないことにする。部屋もリノベーションされて和モダンになっていて素晴らしかった。是非実際に泊まってご主人こだわりの食事と温泉を楽しんでほしい。

下風呂温泉 大湯
営業時間:7:00~20:30(11~3月は8:00~)
定休日:月曜日
入浴料:大人350円



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談、橋本

 こんにちは、前回に引き続いて橋本です。前回は青森県の霊場・恐山にある硫黄の濁り湯を紹介しました。今日は、その後に訪れた風間浦村の桑畑温泉を紹介します。

♨ ♨ ♨

 家族の乗った車は、恐山を離れて太平洋を目指す。本州の北端に近づいている。歴史ある名湯で知られる下風呂温泉の宿に泊まることにしているのだが、時間があったので宿の人に隣の集落にある桑畑温泉を勧められた。
 温泉は下風呂から車で10分ほどのところの坂の上にある。村営の温泉施設で、地元の人が多い。入浴券を買って入ったのだが、まず正面に見える景色が絶景だった。休憩室と食堂が正面にあり、温泉は横にある。温泉からも景色が見られるに違いない。
 果たして、露天風呂からは穏やかな太平洋が見えた。先ほどまで雨が降っていたのを忘れるほど晴れていて、高台から見下ろす海は水平線までよく見える。フェリーがゆっくり遠くを走っていく。
 温泉は、塩化物泉の濁り湯で、硫黄ではない。濁り湯というと草津のような硫黄泉を連想するが、ここは違う。白く濁った湯はどっしりとしていて、すぐに汗が出てくる。海の近くだから塩も強い。
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▲太平洋を眺めながら入れる露天風呂(村役場HPより)
 残念ながら虻が飛んでいたので露天は早々に撤退し、内湯を楽しんだ。内湯も濁り湯で、少し熱めだが長湯できそうだ。設備も整っていて清潔感も十分だった。
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▲晴れて穏やかな海。遮るものがない。
 すっかり温まったところで休憩室へ。こちらも海を一望できて、火照った体を休ませるのに丁度良い。甲子園の予選をぼんやりと眺めたところで、宿に戻ることにした。
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▲施設の外観

桑畑温泉湯ん湯ん♪
営業時間:10:00~21:00(20:30受付終了)
入浴料金:大人400円 小人200円
露天風呂は冬期休業(年末年始除く)


人気ブログランキング  談、橋本

こんにちは、橋本です。今日は、夏休みに家族で訪問した青森県の霊場・恐山にある素敵な温泉をご紹介します。

♨ ♨ ♨

 大雨が止んで霧雨の降る中、山道を登って恐山についた。下北半島随一の観光地なので、こんな天気でも多くの観光客が来ている。
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▲山門。観光客が多く、風車も見える。
 そう思いながら入ったのだが、実際は亡くなった親族を弔うために来ている地元の人が多いようだ。大量の風車とお供え物が置かれている。僕は残念ながら霊感はないのだが、亡くなった家族の声を聞こうと多くの人が集まっているのだろう。奥まで歩いていくと人もまばらになり、霧が立ち込めて怖い雰囲気がする。
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▲奥にある池のへりには、まばらに風車がある。時折泡が上がるので強酸性なのだろうか。
 池から降りたところで、イタコの口寄せに並ぶ人を見た。たまたま訪れた時は大祭の時期でイタコが来ていたのだ。
 霧の中を歩いて体が冷えたところで温泉へ。恐山の中には4つの湯小屋があり、1つは宿坊の宿泊者専用、残りが男女で分けられている。その日男湯になっていたのは薬師湯。参道の脇にある湯小屋に入った。
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 中は共同浴場の造りで、脱衣所の奥に大きな湯船があるのみ。奥に入っていたのはおじいさんが二人。早速入ってみると刺激の強い硫黄の濁り湯だった。硫化水素の匂いが強い。体がポカポカと温まるが、皮膚への刺激が強く温度も高めなので長くは入っていられない。出たり入ったりを繰り返しながら楽しんだ。
 おじいさん二人は風呂を出てから長いこと話していた。地元の人が写り込むのも雰囲気が出るか、と思いながら許可を頂いて写真を撮ることにした。
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▲濁りの強さが伝わるだろうか。

恐山温泉
営業期間:5~10月
営業時間:6:30~18:00
入山料:500円(恐山に入るのにかかる料金で、入浴料はかかりません)

談、橋本


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こんにちは、比護です。

温泉好きの方の間では有名な和歌山県の花山温泉に行ってきました。

関西最強の炭酸泉を謳っている花山温泉ですが、和歌山駅から車で10分と市街地の中にあります。

この日は、猫の駅長で有名なわかやま電鉄貴志川線の日前宮駅から歩いて向かいました。


15分ほど歩いて、花山温泉へ。入浴料は1100円と少し高めですが、学生証を提示すると400円キャッシュバックしてもらえます。


金属臭香る"関西最強"の炭酸泉のお湯はオレンジ色。源泉はかなりしょっぱく、少し酸っぱい味でした。析出物は噂通り本当に凄まじく、特に浴槽の縁は僅かにタイルが見える程度でオレンジ色に染まっていました。

源泉浴槽は26度で、真夏でも少し冷たく感じましたが(小学校のプールを思い出しました)、投入量が多くお湯の回転が速いのが印象的でした。自噴泉で湧き出たお湯がすぐ浴槽まで注がれており、お湯の鮮度も良いです。



▼写真はHPより

帰りは無料の送迎バスで和歌山駅まで送ってもらいました。昼食に高校の卒業旅行で行った和歌山ラーメンの井出商店さんを再訪し、グルメも楽しめました。


和歌山市内には他にも沢山温泉があるので、また機会がある際に行きたいと思います。

花山温泉、遥々来た甲斐のある素晴らしい温泉でした。

談、比護


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 こんにちは、橋本です。前回は、湯治をヒントにした新しい旅の形として鳴子ワカモノ湯治をオススメする理由をご紹介しました。今回は、鳴子ワカモノ湯治でお世話になる、個性的な宿のご紹介をしたいと思います。

 鳴子ワカモノ湯治の目標は、実は「ふるさとを見つけること」です。都市で生まれ育ち、人間関係の希薄な環境で育ってきた私のような人には、「ふるさと」に対するあこがれがあります。心の落ち着く場所がふるさとであるとすれば、心身を癒す湯治場は現代のふるさとになるのではないでしょうか。
 同じ場所を何度も訪れることで、今までは気づかなかったその場所の良さに気づくことがあるでしょう。東鳴子温泉はまさにそのような、「いつも発見がある温泉街」なのです。そして、何度も足を運ぶ理由が、「あの人にまた会いたいから」です。東鳴子温泉の宿は、どこも個性的です。話し好きで温泉にアツい思いを持つご主人のお話は、みんな絶品です。時間を忘れて宿の人と話している時間こそ、自分が東鳴子に溶け込み、心落ち着く場所になったという証拠なのです。
 普通のホテルではこうはいきません。そこでは、私たちはあくまでも「お客様」です。東鳴子温泉では、友達のような、家族のような、親しい関係が待っています。
 というわけで、モニターツアーでお世話になる宿を紹介しましょう。気になる宿はありますか?どこも温泉がそれぞれ個性的なだけでなく、宿の人たちも個性的です!
 気になった方はこちらから鳴子ワカモノ湯治のサイトを見てみてください。
母里の湯
旅館大沼
私たちを鳴子に誘ってくださったご主人は、気さくでフレンドリーです。すぐ名前を覚えてくれて、話しかけてくれます。


勘七湯
話し好きなご主人は、私たちを家族のように扱ってくれます。急に手伝いを頼まれるのも、信用の証しです。


いさぜん旅館
昭和の少年のようなご主人は、無類のタイガースファン。特撮のこと、野球のこと、幅広く熱く語りあえます。
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▲タイガースファンもビックリの「虎風呂」

高友旅館
波乱の人生を送った社長のお話は、面白くてつい引き込まれてしまいます。鳴子を見つめ続けてきた貫禄があります。



馬場旅館
女将は優しくて細かいところによく気づく方。優しさとこだわりは、宿の随所から感じ取れ、とてもくつろげます。
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▲新しくも湯治宿の雰囲気を残す建物


阿部旅館
温泉を愛するアツい女将と、みんなから愛されながらお客の声を拾い続ける若女将の母娘で切り盛りしています。
画像に含まれている可能性があるもの:靴、屋外
▲岩手宮城内陸地震を受けながらも枯れることなく湧き続けた温泉(若女将撮影の写真をfacebookからお借りしています)

談、橋本

 こんにちは、鳴子ワカモノ湯治の記事も三本目になりました。前回ご紹介した①癒される旅、②地元の人と仲良くなる旅、③また行きたくなる旅、という鳴子ワカモノ湯治の特徴についてご紹介します。

 そもそも、「湯治」という言葉自体があまり馴染みのないものかもしれません。湯治とは、昭和40年代頃まで主流だった温泉旅のあり方です。収穫を終えた農民や、漁期を終えた漁民たちが、衣服と米とわずかな現金を持って温泉地に向かい、2週間から1ヶ月もの長い間滞在したものでした。そして、これは毎年行われますから、自然と地元の人や他の客と仲良くなります。
 これだけ長く滞在すれば、帰りの心配もなく、慌ただしい行程になるはずもないでしょう。さらに、温泉の効き目は2週間以上いると最も現れることから、湯治は健康にも良いやり方なのです。温泉地に長く滞在して心身ともに癒されて帰るのが湯治です。
 では、なぜ湯治が廃れてしまったのでしょうか。もちろん今でも、湯治客の絶えない温泉地はたくさんありますが、温泉旅の主流の座から遠のいてしまったことは変わりありません。
 一つ目は長い休暇が取りにくいこと、二つ目は大型旅館などの団体客向けのハコモノ施設ができたことだと考えられます。
 そこで私たちは、忙しい現代人にも湯治の良さを味わってもらえるよう、湯治のエッセンスを抽出しました。

1.癒されて帰ってくる旅
 土日に行って帰る一泊二日の旅では体が休まりませんから、二泊以上の連泊をすることでのんびりと過ごしてもらいます。

2.地元の人と仲良くなる旅
 日常の人間関係を忘れることは、心身の癒しにもつながります。地元の人と積極的に交流し、鳴子を「ふるさと」のようにくつろげる場に感じてもらいます。

3.また行きたくなる旅
 かつて毎年のように同じ温泉に同じ時期に行ったように、同じ温泉に何度も通いたくなれば、より地元の人とも仲良くなって気持ちよく過ごせるようになるでしょう。

 以上のような趣旨で、既存の旅行では物足りない皆さんに鳴子ワカモノ湯治をオススメしています。鳴子ワカモノ湯治について詳しく知りたい方はこちらからお願いします。


談、橋本

 こんにちは、再び橋本です。今日は、先日ご紹介した東鳴子温泉のモニターツアーがどんな点で従来の旅行と違うのか、説明したいと思います。

 皆さん、今までにこんな経験をしたことはありませんか?
  1.  旅行は楽しかったけど、疲れてしまった
  2.  せっかくの一人旅なのに、気づけばスマホをいじってばかりだった
  3.  友達と盛り上がったのは覚えているけれど、どこに行ったかは覚えていない
 一つでも当てはまった方には、今回のモニターツアーをオススメします!上に挙げたことは、どれも「従来の」旅行のデメリットです。短い休みを精一杯楽しもうと行程を詰めすぎて気づけば移動ばかり、一人で気楽になるつもりが誰かとつながっていないと落ち着かない、一度行った場所が印象に残らない……このような経験は誰もがしたことがあるでしょう。
 そこで、こうした問題点を解決する新しい旅のカタチ「ワカモノ湯治」を提案します。
 つまり、
  1.  行くと癒される旅 
  2.  地元の人と仲良くなる旅 
  3.  また行きたくなる旅 
 というわけです。
 コンセプトの紹介はこの辺にして、今日は鳴子温泉郷の紹介をしたいと思います。
 鳴子温泉郷は、宮城県北東部に位置する5つの温泉地をまとめた呼び名です。開湯してから1200年ほど経つと言われる長い歴史を持ち、松尾芭蕉なども訪れました。温泉の泉質を10種類に分けたうちの8種類が集まることから、温泉の東の横綱とも呼ばれ、豊富な泉質の温泉巡りが楽しめます。
 ここの最大の特徴は、「湯治」という滞在スタイルが今も健在なこと!特に、今回モニターツアーで宿泊する東鳴子温泉は、現在でも湯治場の雰囲気をよく残しています。
 湯治がどうして先ほど挙げた3つのポイントに関係するのかは、次の記事でご説明します。今日はこのへんで。
 鳴子ワカモノ湯治について気になった方は、こちらからお願いします。

談、橋本




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 こんにちは、橋本です。今日は、鳴子ワカモノ湯治をご紹介したいと思います。
 まずは、こちらをご覧ください。
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  2泊3日で1万円という驚きの低価格。宮城県の名湯・東鳴子温泉で2晩過ごせるのですからかなりお得です。この価格が実現したのは、ツアー場所である東鳴子温泉のある宮城県大崎市のご協力によるものです。
 助成金をいただいているというのは、それだけ期待していただいているということです。どんな点が期待されているのか、つまり、どんな点が今までの旅行にないものか、については、これから連続でお伝えしていきたいと思います。
 そのかわりに、今日はモニターツアーの行程についてご説明します。
行程1
 上の図の通り、このモニターツアーは「地元の人との交流」をたくさん持てるように作られています。着いてまず会うのが地元の人。そして夜は地元の祭りに参加。2日目のメインイベントは地元の人と郷土料理作り、さらに地元の人と会食。
 人と話すのが好きな人、さみしがりな人などにオススメのツアーとなっています。
 ちなみに詳細な行程は下の通りです(変更する場合があります)。 行程2
 興味を持ったという方、続きが待っていられない!という方は、是非こちらからホームページを見てみてください。ちなみに、facebookもやっておりますので、よかったら「いいね!」お願いします。

談、橋本



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こんにちは、大矢です。今回は家族旅行で訪れた温泉を紹介します。

温泉津(ゆのつ)温泉は石見銀山の玄関口として古くから名のある温泉地。歴史を感じさせる、すこしひなびた街並みの中にひと際目を引くレトロな洋館、それが薬師湯です。湯に浸かる前に予習をしておこうとグーグル検索。実はこの薬師湯、明治5年の地震によって湧出が始まったそうで、"震湯"の別名があるのです。『男はつらいよ』のロケ地にもなったとか。そんなこんなで入り口のドアを開けると、見事に和と洋が融合した味のある空間が広がっています。
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▲エントランスホール(左手前が男湯の暖簾)

入浴料を払い靴を脱ぎ脱衣所、そして浴室へ。大人が3~4人入ったらきつきつの浴槽がぽつんとひとつ。金属のにおいがかすかに香ります。浴槽は岩でできていますが、月日を経て湯の華が積もったのでしょう、こんもりしていてかわいらしく(?)、お湯はすこし白濁して青みがかっています。もうこの時点で気持ちの良いお湯だと確信したぼくは、さっそく浴槽に体を沈めていきます。
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▲年季の入った浴槽(公式HPより)

「あっっっち~~~~~!!!!!」
とてもではないですが浸かっていられません。それもそのはず、薬師湯は46℃の源泉かけ流しなのです(泣)。しかし人間慣れるもの。浸かって休んでを繰り返すうち、だんだん気持ちが良くなっていきます。とてもあたたまりますが、さすがにのぼせそうなので数十分で撤退。塩化物泉ということで肌はつるつるです。

そして脱衣所を出た後は2階のラウンジと屋上のテラスで一息つくことができます。なんとここ、無料でコーヒーがいただけるんです。山沿いに連なる赤瓦の美しい景色を眺めながら、長崎、福岡、山口、島根と長距離移動をした疲れを癒しつつ、旅の思い出を思い返します。でも楽しい時間は過ぎるがはやいもので、そろそろ帰路につかなければなりません。温泉地の歴史に思いを馳せつつ、モダンな洋館をあとにしたのでした。
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▲屋上のテラス

薬師湯

料金:大人350円、子供(1歳~小学6年)200円

営業時間:平日8~21時、土日祝9~21時

営業日:年中無休



談、大矢


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 こんにちは、橋本です。今日は大津の奥座敷の絶景名湯を紹介します。

♨ ♨ ♨

 「おごと温泉」という駅名を路線図に見つけてから、ずっと気になっていた。市街地から程近いところにあるこの温泉は、古くから京都や大津の奥座敷として栄えてきたに違いない。想像がかきたてられる。こうなると行かないと気がすまない。京都旅行のついでに寄ることにした。
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▲延暦寺の浄土院。静かな山の中に読経の声が響く。

 比叡山を見物したあと、ケーブルカーと湖西線を乗り継いでおごと温泉駅に降り立った僕は、駅から思いのほか温泉地が遠いことを知った。しかし、ここで諦めるわけにはいかない。梅雨の晴れ間の不快な湿気と暑さが僕を襲う。比叡山はここよりやや涼しかった。今や下界に降りてしまったのだ。駅前の足湯も17時で閉まってしまい、夕方の雄琴の街はすっかり通勤客のものになっていた。
 雄琴温泉には共同浴場はない。スーパー銭湯か、旅館の日帰り利用だ。しかし日帰りといっても、多くの宿が豪華なランチと休憩付きで5000円、といったプランを用意している。これでは学生には手が出ない。そんな中で営業時間が長く、料金も1650円と雄琴の中では最安値に近いのが湯元館だ。
 幹線道路を20分ほど歩いた先に温泉街はあった。大型旅館が立ち並ぶ中に目的地はあった。フロントで丁寧な案内を受け、記帳していざ大浴場へ。汗だくのTシャツ姿が場違いなほどの高級感だ。
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▲きれいな七夕飾りがロビーに並べられていた。

 初めに入ったのは3階の「回游風呂」。様々なジェットバスがおかれ、エクササイズ効果が期待できる。広々とした内湯だが、なんと客が誰もいない。それもそのはず、ちょうど夕食時だから、宿泊客は温泉にはいないのだ。この時間まで日帰り営業していることに感謝しつつ、普通の浴槽に浸かってみると、とろみがかなりあることに気づいた。これぞアルカリ単純泉の実力、歴史ある名湯たる所以である。残念ながら時間がないので温泉エクササイズは断念し、次の大浴場へ。
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▲「山望の湯」(公式HPより)

 7階の「山望の湯」は、比叡の山々を眺める露天風呂ということだが、景色は温泉の次。やはりお湯が素晴らしく、ここの少し熱めの湯も、出たり入ったりしてずっと入っていることができる。
 最後に入ったのは最上階の「月心の湯」。琵琶湖を一望する露天風呂は、かなり開放的な上にお湯がぬるめでじっくりと入っていられる。旅の疲れを癒しながらぼんやりと湯に浸かっていると、トンビがかなり近くを旋回し始めた。やがて、暗くなり始めた空の向こうに飛んでいき、僕も目を離してみると、湖面は霧が立ち始めて向こうの山との境が曖昧になってきた。遅い夜の訪れである。これで帰らなければならないのが無念だ。
 3つの大浴場どれもそうだが、清潔感があり広々としているので、心からリラックスできる。冷水が置いてあるのもありがたい。ギリギリまで満喫して、再び駅まで歩いていった道のりは、かなり暗くなっていた。

雄琴温泉 湯元館
湖西線おごと温泉駅から徒歩25分(宿泊者は送迎あり)
日帰り入浴受付:11時~21時30分
料金:1650円(税込)、最長4時間まで



談、橋本


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 こんにちは、岡崎です。今回は文京区の閑静な住宅街にひっそりと佇む、昭和30年創業の銭湯「歌舞伎湯」を紹介します。

♨ ♨ ♨


 後楽園駅から徒歩10分、春日通りの坂を登って伝通院の裏手へ回ると、そこにはマンションに組み込まれて周囲の景色とよく馴染んだ銭湯が。地上には昔を思い出させるような木製の靴箱と傘箱があり、靴を脱いで地下へと続く階段を降りていく。
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↑木製の靴箱とともに中央の柱には「歌舞伎湯」の文字が

 

 番頭の人にお金を払い、男湯の暖簾をくぐる。この日は日曜日だったのだが、区の取り組みで住民は毎月の第2、第4日曜日は100円で銭湯を利用できる100dayとなっていた。内心でなんともラッキーなことだと喜びながら黙って区の恩恵を授かる。予想以上に広々とした脱衣所で服を脱ぎ、早速浴場へと向かう。まず目に飛び込んできたのは大きな山を表す壮大なモザイクのタイル画である。(女湯の方では、かの有名なドイツのノイシュヴァンシュタイン城のタイル画が見られるそう。第二外国語でドイツ語を選択している筆者としてはたいへん興味深かったのだがインターネットに転がっている写真を見て満足することにした。)
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↑女湯にあると言われるノイシュバンシュタイン城のタイル画

(「東京銭湯マップ」より)

 

 浴場に入ってすぐ隣にケロリンの黄色い桶と腰掛けがあるのでそれを持って中へ。カランで体の汚れを落とし、浴槽へと向かう。浴槽としては、日替わりの薬湯、電気風呂、備長炭湯、水風呂、サウナがある。まずは備長炭湯へ。下から湧き出るバブルに心を落ち着かせながら浴槽に浸かる。俗世から離れて長時間湯に浸る、これ以上の喜びがどこにあるだろうか。続いて電気風呂に挑戦してみる。子どもの頃はそのビリビリした刺激に怯えて入ることの叶わなかった電気風呂であるが、今ならば、と思い浴槽に浸かろうとする。手始めに浴槽へと浸かり始めた手足の先からたいへんビリビリする。思い切って全身で浴槽に浸かってみると、今度は全身がビリビリする。仕様がなく今回は退散することにする。この電気風呂を、いつか誰かに敵討ち、もといエンジョイしてもらいたいものだ。最後に薬湯へ。備長炭湯と同じく、こちらもしたから湧き出るバブルでブクブクしていた。しっかり浸かってしっかり温まった後、体を流し、心身ともにポカポカした状態で浴場を出る。たいへん良い心持ちである。

 

談、岡崎

 

<歌舞伎湯>

後楽園駅(春日駅) 徒歩10分

営業時間:15:00~23:30

料金:大人460円 小学生180円 未就学児80

定休日:金


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 お久しぶりです。滝川です。じめじめした梅雨のこの季節。みなさん、元気でお過ごしでしょうか?
 私は少しばて気味です笑 今回はちょっと暑い日でも入りたくなるような温泉をご紹介していきます。
 鳴子温泉若者湯治チームで先日、鳴子温泉にフィールドワークに行ってきました。

東京へ帰る途中、立ち寄った福島県にある微温湯温泉ことぬる湯温泉。帰るまでがサークル活動、ご飯は二の次に私たちは目標の温泉を目指しました。

道幅の狭い山道を車で登り続けること数時間。かなり標高の高いところまできました。

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△見晴らしも良い

ぬる湯温泉出現。(ちなみにここは当サークルおなじみの日本秘湯を守る会に所属しています。)秘湯というだけあり、山の中にひっそりと立たずんでいます。古い棟は明治に建てられたものもあるようで、趣のある建物です。早速、代金を支払い、一行は長い廊下を進んでいきます。 途中にある炊事場(こちらも湯治宿、今度は宿泊したいですね。)、庭も覗いたりできるので、何だかわくわくします。

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△室内に例の提灯を発見

温泉に到着。浴槽は加温用とぬるめの温泉の2種類。慣れないうちは冷たいかなと言った感じでしたが、だんだんと温度に適応し始め、芯から温まってきました。たまに加温浴槽にも入りましたがね笑(公式サイトによれば32度くらいらしいです。体温より低い笑)泉質は含アルミニウム泉。眼病、皮膚病、化膿症を患った方の湯治宿としても、親しまれてきたようで、東京で今更、ものもらい気味の私はどこでもドアで今すぐにでも飛んでいきたいです笑 冗談はさておき、長湯してると指の皮がふやけてきますが、だんだんやみつきになり、存分にほぼ貸切温泉プールを満喫。(最近、一人で広い浴槽につかると手をぐーっと伸ばして平泳ぎの手のような動きをしたくなるんですよね。それをずーっと続けてると落ち着くというか。みなさんもお試しあれ。)

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△温泉の様子

そういえば、北海道から来たお客さんと少しお話をしました。その方はこれからまた他の温泉に行くそうで、加温浴槽の使い方から鳴子についても盛り上がりました笑 秘湯だからこその人のおおらかさを感じた気がします。

まだまだ東北でも行ったことのない県が多いので、今後も色々、入ってみたいなと思う旅でした。

談、滝川
 

ぬる湯温泉旅館二階堂
〒960-2151 福島県福島市桜本字温湯11

以下公式サイトより引用

(http://www.naf.co.jp/azumatakayu/nikaidou/)

■宿泊

1泊2食付/10,950円(諸税込)

素泊り(自炊)/4,503円(諸税込)

■日帰り

入浴料/500円(税込)(10:00~15:00)

※詳しくはお問合せください。

■冬季休業期間

11月下旬~4月下旬まで

●バス

JR福島駅西口バス乗場土船行

乗車にて水保駅下車(約20分)・

水保より当館送迎バス(約30分)

マイカーご利用の場合

東北自動車道福島西ICより

県道ぬる湯線経由約40分





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 こんにちは、前回に引き続き、橋本です。清児の湯を出て水間鉄道という短いローカル線の乗りつぶしをした僕は、岸和田に向かいました。
 ちなみに水間観音駅は、大正時代に建てられた、水間寺をイメージした駅舎が有名で、なんと国の文化財にも指定されています。時間の都合で水間観音を拝むことはできませんでしたが、趣ある駅舎が見られただけで大満足でした。
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▲水間観音駅。近畿の駅百選に選ばれた。
 そして、貝塚駅前も少しお散歩。歴史ある寺社や日本家屋が雰囲気たっぷりで、雨とよく合っていました。
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▲狭い路地の両側に古い家が立ち並ぶ様子が、雨に似合っていた。
 そして、いよいよ岸和田を目指して南海電車に乗りました。

♨ ♨ ♨

 春木駅はこじんまりとした駅だった。通勤ラッシュで人が絶えない。駅前のだんぢり湯は早朝から営業しているのだが、意外にも地元の人が何人か来ている。まだ目の前のショッピングモールも開いていない時間なのに。
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 番台でお金を払って中に入る。開業してから10年ちょっとという新しい建物で、清潔である。ここでも入浴料は大阪府の銭湯統一価格440円だ。
 内湯は温泉の湯船が一つと、沸かし湯のジェットバスなどがついた湯船が一つ。露天風呂とサウナに入るのは別料金となる。多くの人が銭湯料金で来ている。安く温泉に入れるありがたいシステムだ。内湯にいても、広い窓から朝の光が入ってきて開放的なのだ。朝から温泉に入るというのは本当に気持ちがいい。地元のおじいさんもリラックスした顔をしている。湯は琥珀色で塩味が強い。海に近い岸和田らしい。 
 塩の力か、思ったよりもすぐに体がぽかぽかと温まり、よく汗をかいてくる。その度に出たり入ったりを繰り返しながら1時間ほど過ごした。かけ湯のほかにかけ水もあるので、火照った体にぬるいかけ水をかける。そしてまた塩の湯で温める。そうしていくうちに、ほどよい朝の眠気と相俟って帰りたくなくなってしまう。
 番台のおばちゃんに話を聞いてみると、温泉成分が珍しいもので、ある大学院の研究者が調査に訪れているのだとか。確かに、塩化物泉であり炭酸水素塩泉でもあるのは美肌にはもってこいかもしれない。塩化物泉はコーティングによって保湿するが、炭酸水素塩泉はクレンジングで老廃物を流すので、互いに補い合う関係にあるからだ。
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 休憩スペース兼食堂も広々としていて、夕方には多くの地元の人でにぎわう様子が想像できた。すっかり温まったところで、僕は再び南海電車に乗った。


談、橋本

<だんぢり湯>
南海本線 春木駅徒歩3分
入浴料:銭湯440円、プレミアム750円(サウナ・露天・深夜時間帯などの特典つき)
営業時間:7時~翌3時
※ホームページがないため、詳しくは電話で問い合わせてください。

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 お久しぶりです、橋本です。今日は、大阪にある終夜営業の温泉銭湯を紹介します。

♨ ♨ ♨

 夜遅くに関西空港に着いた。大阪の旅の一日目は短い夜だけだ。宿に泊まる金を惜しんだ僕は、安くて快適な銭湯で過ごすことに決めていた。
 たまに車が通る大通りを歩いていくと、大きな「」のネオンが見えてきた。あれだ、やっと着いた。既に日付が変わろうとしている。道の脇には水路がめぐらされていて、かつてこのあたりは一面の水田だったのではないか、などと考えてしまう。
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▲暗い中に現れた「」の文字。
 入浴料は大阪府の銭湯統一価格の440円。これで再入浴こそできないが閉店まで過ごせるのだ。何しろ、閉店は朝の9時。朝早くから活動するつもりの僕には十分すぎる。まずは番台で入浴券を渡し、男湯ののれんをくぐった。
 中は広くなっていて、割り当てられたロッカーには旅の荷物がすっぽりと収まる。意外と人がいると見える。
 浴場は2階に上がったところにあるのだが、階段にはお湯が流れていてヒヤッとしない。湯船は内湯が2つ、露天が1つだ。とりあえず、普通の内風呂へ。お湯は単純泉でわかりにくいが、若干の塩味がする。椅子に座る姿勢で入れるので、ずっといられそうだ。やや熱めで、飛行機で冷えた体に染み渡る。
 露天は森の香りの入浴剤が入れられ、テレビがついていた。関西のテレビは見たことがなかったので新鮮だったが、お湯が流れる音が大きく聞こえない。むしろその方が、贅沢な感じがして嬉しい。お湯の流れる音と、聞き取れないテレビの音と、時々走る大型トラックの音。空を見上げると薄雲がかかっているだけ。静かな夜だ。
 体を洗ってから「ホットベンチ」に座った。石のベンチの上をお湯が流れているので、寝るのにちょうどいい。ふと目を覚ますと、もう4時半だった。ヤンキー三人組の泉州ことばで目が覚めた。そうだ、ここは大阪なんだ。昼寝の後のような充足感を噛みしめながら、ヤンキーと同じ浴槽に入って全身を温める。静かに彼らの会話に耳を傾けた。
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▲休憩スペースは広々として漫画なども充実している。
 食堂は5時からだというので、少し休んでから食堂へ。卵かけごはんセットは300円とお手頃な値段だ。白味噌の味噌汁が美味しかった。
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▲卵かけご飯セット(300円)
 外は弱い雨が降っている。梅雨入りした朝の街を、僕は東に歩いて行った。
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▲朝になって建物の色がわかった。家庭的なベージュの壁であった。

談、橋本

天然温泉 清児の湯
水間鉄道 清児駅 徒歩5分、JR阪和線 和泉橋本駅 徒歩13分
営業時間:12時~翌朝9時(土日祝日は24時間営業)
料金:大人440円、小学生150円、幼児60円
年中無休(年数回メンテナンス休館日あり)



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初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりですこんにちは、伊藤です。
OKR最年長に加え縦も横も一番でかい人です(多分・・・悲しいことに)


今日は先日とうとう蒲田会が開催されましたのでその記録を残しておきたいと思います。
私事ですが就活が終わりましてようやく温泉に食に精力的に活動できるようになりました。
蒲田は温泉も食も充実した街なんですよね~、行く前から年甲斐もなくワクワク!


ただちなみに私の今年の目標はダイエットです。以前の自分より食べてないダイエットを今まで掲げていたのですが周囲にボコボコに言われたのでより効果的なダイエット法募集中です。楽しみつつ食べ過ぎないようにはしなければ・・・
あとぽっちゃり形の人に「太ってる」って言葉はよくないそうです。更に太る確率がかなりあがるんだとか・・・皆さんも気をつけてくださいね


ーー閑話休題ーー

さて、そんなこんな蒲田会記念すべき第一回で訪れたのはココ、久松温泉!
最寄り駅は蒲田・・・ではなく二つお隣の池上駅、蒲田駅からですと30分弱でした。

久松温泉外観(公式)

温泉について

▼以下引用
昭和30年に採掘に1年をかけて深さ200メートルから湧き出る「久松温泉」の
黒湯温泉は、温泉許可書を取ったのは大田区内の黒湯の中でも濃い色をした
無味無臭の上質な温泉(植物性泉)です。

ミネラルが豊富な鉱泉のため多くの効能を得られます。
お湯の温度は昔ながらの熱めのお湯ではございますが、黒湯の蛇口からは
冷えた源泉の源泉が出ますのでゆっくりと浸かることが可能です。

泉質名は“ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉”となり、保湿、保温に効果を発揮
しますので、黒湯は湯冷めしにくく、アルカリ性で肌がすべすべになることから、
黒湯は「美人の湯」とも呼ばれております。

また、冷え性の方はぜひ「プチ湯治」として1週間~2週間くらいを目処に通っていただけると
効果を実感頂けると思います。西洋医学のように即効性はございませんが、薬に負けない
効果を実感ください。
公式サイトより引用)

久松温泉浴槽(公式)

所感

入ってみた感想としては、何より熱い!その熱さ例えるならば「鹿の湯」に入って思わず変顔になってしまう程。
実際温度計を見ると44度、黒湯にいたっては47度とかなり高温でした、もはや痛かった(笑)
しかししばらく我慢していると人間慣れてくるものでその分体に効いているという感じがしました。こういうの好きな人も多いんだろうな・・・
またメンバーが地元の方に聞いた所、久松温泉は都内でも有名な熱い温泉なんだとか。好んで通われている方が多いそうです。ただ常連さんたちも入って数分であがられておりました(笑)

最後にはご厚意で飲み物のサービスも頂きまして、蒲田会もますます頑張っていかねばならないですね。
久松温泉、第四土曜日には落語のイベントも同時開催しているそうです。

暑い夏に意外と熱い食べ物ってあいますよね、暑い夏に熱い温泉・・・あうかどうか是非おためしあれ



東急池上線 池上駅より 徒歩約3分
大人460円、中人180円、小人80円
火曜定休


談、伊藤


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こんにちは、橋本です。今回は、ニュータウンの中にある名湯をご紹介します。
 ♨ ♨ ♨
 橋本駅の南口は、まさに住宅地の中の駅といった風情がある。居酒屋、金券ショップ、不動産屋。そんな駅前のロータリを渡ったところから、送迎バスが出ている。1時間に一本という程良いペースで、八王子駅からも同様に送迎バスがある。
 この日はゴールデンウィークの中日であったが、乗っていたのは僕の他に4組ほど。バスは満席になることなく発車した。休日の温泉施設は、しばしば「芋を洗うよう」な混雑をすることがある。そうではなさそうだと思い、胸をなで下ろす。バスは住宅地の中を10分程走って、目的地に着いた。
 中々立派な建物だ。後で見たら、温泉のある本館と、食堂やリラクゼーションのある別館に分かれているらしい。丘の上に湧く温泉と、崖線に貼り付くような別館。まさに、源泉の真上に建っているからこそだ。地下1000m以上の深くから掘り出された湯は、琥珀色をしている。塩化物炭酸水素塩泉という泉質で、しょっぱさはあまり感じない。かわりに、素晴らしいぬめりがある。源泉温度はぬるめで、多少の加温をしてはいるが、熱くはしていないおかげで長く入っていられる。
 内風呂が既に全体への期待を高めてくれた。広々とした内湯は、全てこの琥珀色の湯で満たされ、日が落ち始めたいくぶん弱まった太陽が外から照らしている。しかし、ここの名前に「ロテン」とある以上、露天に行かねば、と思いそそくさと外へ出る。
 日中は暑かったが、夕方にもなればかなり涼しい。丘の上にあるからかいっそう涼しく感じる。春の夜は温泉……などと思いながら、一階の寝湯を横目に二階の展望露天へ。柵はしっかりとしているが、空が広くて気持ちが良い。二つある湯船の片方が源泉かけ流しで、轟々と音を立てて湯が流れている。もう片方はぬる湯で、ずっと入っていられる。
 ぼんやりと入っていると、親子連れが次から次と入ってくる。地域に愛されているのだ。親子の会話は「気持ちいいね」「そうだね」とか、「この前行った~~温泉はね、」といった他愛もないものだが、親子で温泉好きな家族が多いことがよくわかる。

▲展望露天風呂(画像は公式サイトより)
 少し長風呂で疲れて、横にある簀子の上で涼んでいると寝てしまい、起きたら日が落ちていた。館内着が借りられたので着替えて休むことにする。脱衣所で野球部の一団とすれ違った。彼らもまた、幼い頃から温泉に通っていたのだろう。
 別館の休憩室はリクライニングチェアと畳があり、Wi-fiがつながっている上に漫画も読み放題で、いくらでも時間が潰せそうだ。食堂も高くないので、今度来た時は丸一日過ごしてみたい。しばし休み、また温泉に入り直して出ることにした。
 駅に向かう送迎バスの最終便が21時で、温泉を出たのが22時だったので歩くことにした。暑い日中に合わせた服装だったが、温泉の保温効果のためか気にならなかった。冷え性の人にオススメだと言う。駅に向かう道はまさにできたばかりの住宅地。ここにも温泉好きの家族が新しく住むのだろうか。

談、橋本

ロテンガーデン
営業時間:10:00~24:00(土休日は9:00~)
休館日:偶数月の第一木曜日
入館料:大人1030円、小人530円(全日統一価格、館内着レンタルつき)
橋本駅・八王子駅から無料送迎バスが毎時1本程度あり


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こんにちは、橋本です。今日は、バイト先の打ち上げ合宿で訪れた温泉を紹介します。

♨ ♨ ♨
 
 打ち上げ合宿は河口湖畔のコテージで行われた。中高の5年間、部活の夏合宿で河口湖に行っていたが、実は湖を見るのは初めてであった。朝眠い目をこすりながら見る湖面はとても穏やかで、富士山が湖の向こうに見える。山梨から見る富士は裾野が他の山で見えないというが、ここまで近づくと大部分が見えるものだ。少しひんやりした風を受け、爽やかな気分で富士を拝んだ。
 コテージを出て温泉に行くことになった。僕は全く知らなかったのだが、この近くには日帰り入浴施設が充実しているという。 先輩が調べてくれて、この近くの西湖温泉に行くことになった。
 湖畔の道を走って15分ほどで到着した。新しめの施設で、かなりきれいだ。西湖に面しており、景色にも期待できる。券売機で近隣宿泊施設の利用者用の800円の優待入浴券を購入し、番台のおじさんに渡す。中は畳敷きの食堂兼休憩所やテレビと自販機の充実したロビーなどがあり、現代的な入浴施設といった感じである。
 ロッカーに荷物を入れて、いざ温泉へ。ロッカーは大きめで、泊まりの荷物もすっぽりと収まった。ウォーターサーバーもあって風呂上りが楽しみである。
 温泉は硫酸塩泉。化石海水をほのめかす表現であったが、塩化物泉ではないという。入って目についたのは変わり湯で、僕たちが訪れた時は真っ赤な入浴剤が入れられていた。横の大きな内湯は開放的な窓に面していて、換気も十分で気持ちが良い。温度もちょうどよく、お湯はなめらかでずっと入っていられそうだ。何しろpH9.3という中々のアルカリなのだ。顔を洗うと本当にさっぱりとした。内湯は黒潮の湯といって、塩分が足されている。ミネラル分豊富で肌にもよさそうだ。
 内湯でも気持ちが良いが、せっかくなので露天に行ってみる。露天は庭園風の岩風呂で、垣根で湖は見えなかったが、快晴の空の下に入る風呂は気持ちよい。ぬるめの湯で湯船も広い。そしてまだ11時、僕たちのほかに客はいなかったのだ。
 じっくりと浸かって元気を取り戻した僕たちは、再び東京へと戻ることにした。
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談、橋本 

西湖温泉 いずみの湯
料金:大人900円、小人500円、幼児400円
クーポンあり
営業時間:
平日・日曜 10:00-21:00
土曜・祝前日10:00-22:00
夏季9:00-23:00、冬季は全日21時まで
レストランは19:30まで
休館日:奇数月第二水曜
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 お久しぶりです、橋本です。今日は、アクセス最高、泉質も最高の都心の温泉をご紹介します

♨ ♨ ♨

 麻布十番、言わずと知れた高級住宅地である。すぐ近くを首都高の高架がかすめるが、一歩奥に入れば、路地が入り組む昔ながらの住宅地なのだ。もちろん、ビルや大使館、マンションなんかも多い。そして、外国人も多く住む街である。港区は、外国人が人口に占める割合が6%だそうだ。
 そんな街にぽつんとたたずむ温泉がある。竹の湯、という銭湯によくありそうな名前なのだが、実はとても良い温泉が湧いているのだ。仙台坂から少し横道に入ると見えてくる。早速入浴料460円を払い、中へ。まず、番台でおじさんに直接お金を渡すというのが良い。懐かしい雰囲気を残している。入りがけに気持ちよさそうな顔で出てくる二人組を見た。期待が高まるばかりだ。
 脱衣所は狭さを感じさせない造りで、一人分のロッカーの大きさも十分に取られている。仕事帰りにふらっと立ち寄るのも良さそうだ。夜に行ったのだが、親子連れもいた。こうして地元の銭湯に行く習慣が受け継がれていくのだろう。
 湯船は3つ。東京らしい黒湯は源泉温度が低いので、沸かし湯の湯船と源泉温度そのままの水風呂があるのだ。どちらも温泉水を使っている。ここのお湯は本当に真っ黒だった。5cm入れるともう手が見えなくなる、というのは大袈裟な話ではない。少し口に含んでみると、若干塩味がするもののそこまで味がするわけではない。肌にもまとわりつく感じがあまりしない。しかしとにかく黒かった。
 沸かし湯の浴槽は片方がちょうどいい温度でもう片方がやや熱め。ジェットバスのようになっているところに一人ずつ足を伸ばせるようになっている。入れ代わり立ち代わり、色々な人が出たり入ったりしている。ジェットの出ないところに入って足を伸ばした。後ろに見えるタイル画は、太平洋を進む日本丸。太平洋の青の下に続く湯船の湯は真っ黒なのだが。
 やはり他の客を見ると、港区らしくお金持ちに見える人が多い。彼らも庶民的な銭湯に入って疲れを癒しているのだろう。
 そして、外国人の姿も多く見られる。程よく体が温まったところで水風呂に移ると、ロシア系らしき人もやってきた。あっという間に頭まで潜ってしまい、スキンヘッドのてっぺんだけが冷たい黒湯からのぞいている。しばらくして出てきた彼の気持ちよさそうな表情と言ったら……!温泉は日本人だけのもの、というのは嘘だ。
 水風呂と黒湯を何往復かして上がることにした。着替えて、番台のおじさんにお話を伺うことに。
 港区で残っている銭湯は数軒しかなく、温泉を使っているのはここだけなのだという。やはり廃業したところが多いそうだ。同じ黒湯でも場所によって少しずつ違っていて、麻布十番温泉の黒湯はアトピーの人が多く来るらしい。温泉の別名は「黒美水」。さっぱりした湯だが肌をよく包み込む。ついでに言えば、保温効果もあるように感じる。番台のおじさんは気さくな人で、色々なお話をしてくださった。中野区の銭湯にお湯を運んでもいるそうだ。
 すっかり大満足で銭湯を後にした僕は、夜中の人通りが少ない仙台坂を再び上がることにした。
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談、橋本

麻布黒美水温泉 竹の湯
麻布十番駅から徒歩5分
入浴料:大人460円、小人180円、幼児80円
営業時間:15:30~23:30
休館日:月曜・金曜


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こんにちは、今回は指宿で以前から行きたかった共同湯の報告です。

冬合宿のあとは、妙見温泉田島本館を再訪してメンバー3人で宿泊。翌朝、各々分かれ、僕は1人指宿に向かいます。

▼川を挟んで温泉街が形成されている妙見温泉

九州旅行でお金を使い果たしかけていたのに加えバスが2.3時間おきにしか来ないため、妙見温泉からヒッチハイクを敢行。すると、なんと2台目で載せていただきました。

載せてくださったのは、妙見温泉で現役で働いている方。車の中では色々と温泉トークをすることができました。鹿児島の方はみなさん温泉に詳しくてすごいですね。

その後ローカル線に乗り継いで着いた指宿は今回が初訪問。共同浴場を入りつぶそうと思ったのですが、帰りの飛行機まで時間がないということで、
・名物「砂蒸し」
・ずっと入りたかった村之湯
に絞って行くことにしました。

▼指宿駅に到着

駅からはレンタサイクルを利用。2hまでなら400円で大きな荷物も預かってくれるので、500円でコインロッカーを借りるよりも断然お得です。

電動自転車で気持ちよく海の風を浴び、名物の砂蒸しで汗を流したあとは、いよいよ念願の村之湯共同場です。

『まっとうな温泉』という無料入浴券付きの本を見せて入湯します。

浴室は木造りで鄙びた雰囲気。島津斉彬や西郷さんの肖像画が飾られているのが薩摩らしいです。脱衣場と浴室がつながっているタイプで、脱衣場の方が一段高くなっています。



浴槽は2つ。どちらも共同浴場としてはかなり温めで深いのが特徴。サラサラな浴感で長く入っていたくなるお湯です。抜群の雰囲気に足元湧出というだけあって、お湯に入っていて純粋に気持ちが良いなと感じました。

▼村之湯温泉 Facebookページより

来訪時のお客さんは地元の人、観光客、湯治中の方が同じくらいの割合でいた印象。ほとんどはご高齢の方でした。

前々日に新湯温泉、前日に仙寿ラムネ温泉で出会っていた方にこの日もこの村之湯温泉で出会えたのは何とも縁を感じる出来事でした。

鄙びた浴室で地元の方や観光客の会話を聞きながら気持ちのいい温泉に入る、大変良い時間が過ごせました。

▼浴室の隅には中々に熱い飲み湯も
▼レトロな雰囲気
▼過去を偲ぶのもまた一興 (村之湯温泉 Facebookページより)

  *      *     *     *     *

村之湯温泉
鹿児島県指宿市大牟田3-16-2
営業時間  8:00〜22:00
FBページ
https://m.facebook.com/muranoyu.onsen/

談、比護
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みなさんこんにちは!こんばんは!ブログのことをすっかり忘れていました
たまです。最近は暖かくなってきたので昼寝にいそしんでいます。

2月某日に行われたOKR冬合宿1泊目のお宿について記事を書きたいと思います。
(本気で忘れてましたごめんなさい、鬼怒川の体験記も忘れないうちに更新予定です…)


今回お世話になったのは霧島湯之谷山荘さんです。お宿についての説明は以下の通り
▼以下引用
[霧島湯之谷山荘 ご案内]
湯之谷山荘は1940年(昭和15年)開業の湯治場です。
源泉井(天然湧出泉)5本を自家所有し、総湧出量は480L/分でpH5.7の弱酸性泉です。24時間同一の状態で入浴できます。天然湧出泉は日々刻々、気温・降水量・気圧などの変化により温泉の色彩・温度などが微妙に変化します。
[湯船]
当山荘の湯船は、天然湧出の絶対的な湯量に合わせて造作致しました。
少々狭いとの想いもあるかと存じておりますが、寒季(1~3月)にそこそこの充足感を得て頂くために、これが最大限の浴槽となりました。
加水・加熱をしないための事として御理解頂けますれば幸いかと思っております。 湯守
公式サイトより引用)




というわけでまずは露天風呂(時間別の貸切なので要注意)
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▲天狗湯とかかれた入口を抜けて外へ向かいます。

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▲露天風呂はこんな感じ、大きさ的には大の大人4人くらいでいっぱい…というところでしょうか。
お湯は暑すぎずぬるすぎず、満天の星空を見上げながらのんびり入浴することができました。


















▲満天星空と温泉を独り占め…とっても贅沢です

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 ▲今回我々が宿泊したのは自炊棟でした。
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▲お部屋は大体6畳、フローリングが2畳といったところでしょうか。3人でもかなり広々使うことができます。




















▲温泉の効能表はこちら
内風呂は浴槽が3つあり、硫黄と混合湯、炭酸泉と3つありました。
陰線もできるそうですよ
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▲デザートのロールケーキです。浴衣のデザインも渋くて素敵。


さてさて今回はここら辺で…短くて申し訳ないです。。。
談:たま 

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こんにちは、橋本です。今日は、先日一人で行ってきた温泉をご紹介したいと思います。
  祖師谷。自宅から何キロも歩いた先にある街だが、歩いていくのは不可能ではない。世田谷らしい入り組んだ道の両脇に大きな一軒家が立ち並ぶような道を、夜の暗い中歩く。1時間ほどしてようやく到着。まさかあれか、と思うような普通のマンションに併設されているのだが、そういえばそうだった。「そういえば」というのも、一度この温泉はテレビで見たことがあったのだ。テレビ東京系でやっていた「セント酒」。冴えないサラリーマンが外回りをサボって昼間から銭湯に行ってビールを飲む、そんなドラマだった。そうそう、マンションの地下にあったんだっけ。源泉はかなり深いに違いない。
 階段を下りて、券を買って番台のおばちゃんに見せると、スタンプカードをくれた。10回行くと1回無料になるという。東京都内の銭湯は公定価格だが、温泉施設はスーパー銭湯扱いでかなり高い料金のところも少なくない。ここは銭湯の値段で温泉に入れるどころか、通えば銭湯よりお得になるのだ。素晴らしい温泉ではないか。
 脱衣所も、いきなりテレビで見たまんま。細長いタイル張りの内湯の奥にはテレビが付いている。仕事終わりのサラリーマン達がテレビに釘付け。僕は早速黒湯に入ってみることにした。東京らしい真っ黒なお湯で、肌を包み込むようにつるりと覆ってくれる。これで肌もツルツルになる。意外と力強いようで、しばらく入っていると疲れてきた。沸かし湯の方にも行ってみると、ジェットバスや電気風呂などが充実しており、小さい湯船でも飽きないようになっている。無料のミストサウナと冷凍サウナは、どちらも珍しいもので、体の内側から余計なものが出て行く感覚がする。
pho

 すっかり冷えたところで再び黒湯に戻って、あがることにした。大学生も多く、休憩所でライブ配信をしている人までいる。僕は本棚に目がついてそっちへ行ってみることに。古い本だがきっと常連さんの寄贈だろう。2週間以内であれば貸出もしているらしい。近所ならば2週間と言わず通いたくなるところだ。テレビで見た通りの、ちょっとレトロだが飽きさせない銭湯の雰囲気 にすっかり満足して、再び長い道を歩いて家に帰った。

そしがや温泉21
祖師谷大蔵駅徒歩5分
大人460円、中人180円、小人80円
サウナ利用の場合、300円で専用鍵を借りる
年中無休 14時~26時


談、橋本
 
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こんにちは、滝川です。
今回は箱根湯本にある、養生館はるのひかりに宿泊しました。
いつもOKRがお世話になっている石井宏子さんがおすすめされているここの旅館はまさに湯治をする場であり、落ち着いた空間の中で自分を見つめることができます。また、1人用や書斎つきのお部屋など、連泊をしやすい環境作りがなされています。旅館の方によれば、お部屋に篭り、書物に勤しむ方がいるとか。きっと、静寂に包まれた空間は集中力を高めてくれるのでしょう。
 私は急遽決めた宿泊だったので、一泊二日という短い滞在でしたが、一言言わせてください。
最高でした・・・!
全力で最高さを伝えたいと思うので、よければお付き合いをお願いします。
箱根湯本駅から、バスで旅館前に降ろしてもらうと、旅館の方が、すぐに駆けつけて、私の名前を確認し、案内をしてくれました。色々わけあって、朝から活発に動き回っていた、私たちにとって、ありがたい対応でした。
中に入ると、ロビーにはかまどがあり、庭が見えました。そこで、館内の説明を受けながら、生姜湯にほっこり。疲れた体に染み渡りました。
△ロビーの様子
そして、いざ、部屋へ。私達が泊まったのは早雲。(ちなみに、旅館の近くには早雲寺があります。)和洋室の部屋は4人まで泊まることが可能です。ベッド2台がある寝室の他に、畳部屋に床間、書斎と贅沢な造り。
△部屋の様子
18時の夕飯までに一回は温泉に行こうとした私達でしたが、ふわふわな毛布を手にしたとたん、ぐっすり。気がついたら、ご飯の時間に。
△体に優しい夕飯
麦米をよく噛み、味わいながら食べていると、自然とご飯を食べるのに集中し始め、いつも話している私達も無言に。素材本来の味は優しく、いつも以上に美味しく感じられました。
夕飯後、いざ、温泉へ。
△公式ホームページより
三段階の温度で自分に合った温度の温泉に浸かりました。優しいお湯は柔らかく、長い間つかることができました。ちなみに私のお気に入りはぬるめの湯!ゆっくり足を伸ばせる台のようなところがあります。
アメニティーですが、ヘヤーキャップ、綿棒、ブラシ、シャンプー、リンス、ボディーソープ、歯ブラシ、ドライヤーが大浴場の方にあります。
静かな雰囲気で、ゆっくり過ごせます。女性客が多いので、時間によっては浴室が混雑しますが、時間をずらすように心がければ大丈夫です。
温泉は時間によって(夜中あたりに)男湯、女湯が代わるので注意!また、掃除の時間もあります。旅館の方が最初に説明をしてくださるので、大丈夫かとは思いますが。
体も心も癒された私達はベッドへごろん。Wi-Fiが各部屋に完備されていることをいいことに動画に夢中に。養生してないですね...。
次の日は違う階の温泉へ。
 △公式ホームページより
冬だったため、窓は閉まっていましたが、朝からいい温泉に入り、極楽気分の私達。少し混み合っていましたが、十分ゆっくりできました。目も覚めてきたところで、朝食へ。
△朝食
暖かな光に包まれた朝ご飯。いや、この旅の一つの後悔といえば、ご飯とお味噌汁のおかわりをしなかったこと。しましょう皆さん。食べ過ぎにはなりません。カロリーも書いてありますから、安心してください。湯豆腐に温められた醤油をかけ、味わう。宿泊前から楽しみだった納豆を味わう。ゆっくりとしたひと時。いや、幸せだわ。
ありがとうございます。
養生館 はるのひかり さん。という気持ちになれた一泊二日でした。
今度は連泊したいですね。
帰り道の話ですが、
箱根湯本駅から徒歩15分くらいで歩けます。晴れていれば、早雲寺にもお立ち寄りを。途中にはファミマ、郵便局、セブンイレブンもありますので、よければご利用くださいませ。
談、滝川
 


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まず、総合振興局名の読みが難関かもしれない。これで「いぶり」と読む。胆振は札幌から近く、洞爺湖温泉、壮瞥温泉にも行ったことがあるが、ここではベタとはいえ、何といっても登別だろう。登別の由来は「ヌプ・ペッ」濁った川というアイヌ語である。硫黄泉のために川は濁って臭い。そんな典型的な温泉郷だが、僕は北海道を離れる最後の旅でようやく訪れたのだった。

♨ ♨ ♨

 小学校の卒業式を終えた僕は、親が迎えに来る車に乗って、謝恩会に残った友人を横目に230号線を南下した。真駒内を通り定山渓を通る見慣れた景色ももうこれが最後。なんとも名残惜しいものだ。たった3年間の北海道生活の間で、実に様々な所に連れて行ってもらった。当然230号線は数え切れないほど通った。
 途中立ち寄った白老では、白老牛の焼肉ランチを食べ、こちらも実は初めてという白老牛体験だった。やっぱり有名なだけあっておいしかったのを覚えている。胆振は道内でも温暖な地域で、この頃にはもう雪も融けかけていた。この年が暖冬だったかは、覚えていない。
 登別に着くと、かなり混んでいて久しぶりに大規模旅館街を見た僕は、箱根を思い出した。わナンバーが多く、新千歳から来た観光客であろうことは容易に想像がついた。上流の源泉に行くと、煮えたぎるような湯が地面からボコボコと湧いていて、硫黄の匂いが嫌いじゃない僕は、内心楽しく思っていたが、この時期の雨と生ぬるい天気には閉口した。
 宿は意外にもビジネスホテル的だった。滝本インは、超有名な第一滝本館の別館のような宿で、リーズナブルに滝本館の巨大な大浴場が楽しめることが子供心にも嬉しかった。少し古い感じがまたよかった。
 第一滝本館の大浴場は、とにかく広かった。しかも湯気で曇っていて、いっそう未知の世界のような印象を覚えた。お湯は7,8種類あり、とにかく熱かった記憶がある。それでも外の露天は雨でぬるくなっていて、なんとか入れた気がする。日本酒の売店があったが、高かったのを覚えている。

▲万病の湯(公式HPより)

▲歩行浴(こちらも公式HPより)
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▲お酒を飲みながら入れる露天(〃)
 そういえば、太鼓のショーもフロント前でやっていたっけ。公式ホームページを見ていると色々と思い出す。もう何年も前、小学6年生の時の、たった1泊の旅なのに。キッズケータイしか持っていなかったから、写真は全く残っていない。それでも僕の温泉旅の記憶は、これからも、おぼろげながらも残っていくだろう。そしてその記憶が、僕をこのサークルに導いてくれたのだ。

談、橋本


  
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 海沿いを走る国道220号線の、うっかり見逃してしまいそうな細い脇道を抜けた先にその温泉はある。車を降りると、本当に目の前に海が広がっている。夕方5時。朝からの激しい雨は小やみになったが、依然天気が悪い。(後で知ったが、天気が良ければこの向こうに桜島が見えたらしい。)

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 ▲景色ザンネン…。(景色のいい時を知りたい方はgoogleマップのストリートビューなどを見て下さい…)

 

 いや、景色はどうでもいい、早く温泉に入ろう。悪天候のためか、元々立ち寄る予定だった温泉場はなんと二湯とも休みになっていた。予定より時間も押しているが、泣きのもう一湯ということでここに来たのだ。しかも、入湯を断念して夕飯(自炊)の買い出しに出かけたメンバーもいる。やっと温泉に入れるという高揚感と、買い出しに行ったメンバーへの罪悪感が入り交じる中、急いで風呂へ。

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 ▲いざ看板の向こうの温泉へ !

 

はい、まずは掛け湯をば…、ってあっつい !これ、45℃位はあるか?足を突っ込むと湯の熱が容赦なく流れこんできて、ジンジンする。こういう熱いお湯は、そろそろと腰を下ろすと逆に辛いから、足が湯の熱さに慣れ始めたところで、躊躇せずさっと肩まで浸かる。あついぃぃ…。でもなるべく動かない。じっとして、熱い湯と体の間に少し温度の下がった湯の層をつくると、やっと心地よくなる。湯には少しヌメリがあり、硫黄の匂いがする。そういえば表にアルカリ性単純硫黄泉と書いてあった。硫黄泉というので、湯の華が舞う白い湯を想像していたが、この湯は透明。温度が高いために成分が溶けきっているのかな?

  

それにしても、なんと雰囲気のある浴場だろう。いわゆる昔ながらの共同浴場という感じである。飾り気はなく、質素だが、どこか趣深い。今浸かっているこの浴槽は、石の床に掘り込まれている。源泉からそのまま引いてきたと思しきパイプの先端から湯が惜しげもなく、文字通りドバドバと注ぎ込まれてくる。温泉といって思い浮かべるような、洒落た岩の湯口なんてない。そして、溢れ出る湯は床一面を濡らしながら流れていく。長年湯に濡れた床は温泉成分で褐色になって、やや滑る。

 

 近所のおじさんと思われる方々とも少しお話しできた。どこから来たのかとか、これからどこへ行くかとか、我々の話をしたり、ここは海に近いから、潮の具合で海水が混じって湯の温度や塩分濃度が変わるんだ、なんてこの温泉のことを教えていただいたり。急いでいるし、もう上がろうと思うのだが、石鹸を貸すから体洗って行きなさい、なんて親切に言って下さったり…。

 

 湯の余韻に浸りながら、湯小屋の外観を眺める。少し古びているが、どこか趣ある佇まい。アットホームな雰囲気が味わえる、昔ながらの共同浴場だった。また来たいなぁ…。もう少しここにいたい気もするが、我々は今日の宿のチェックインの時間もあるので、もう行かないと!皆さんも鹿児島県・垂水市に訪れた際にぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。


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 ▲湯小屋の外観

 最近思い立って、旅行したら最も印象に残った風景を絵に残すことにしている。今回は湯小屋の絵を描いてみた。そのうち彩色しようかな…。まだ始めたばかりなので、絵の腕を上げていきたい。

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  ▲似てますか???

文・絵:山内
写真:湯小屋の外観の写真はOKR部員の滝川さんから。残りは山内。
 


 

 この記事は、東大温泉サークルOKR2017 2月の鹿児島冬合宿で訪れた温泉を、参加メンバーが一湯ずつ紹介する連載記事(全11 )の一部です。この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ他の記事もご覧ください。

 

*** information ***

源泉かけ流し 共同浴場 江之島温泉

891-2101 鹿児島県垂水市海潟541-1  江之島温泉 

TEL0994-32-0765

営業時間、定休日、料金等は下記のHPをご確認下さい↓。温泉内の写真も掲載されているようです。 http://www.geocities.jp/enoshima_onsen/sub1.html

 
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 こんにちは、橋本です。今日は、鹿児島県の秘湯巡りをした冬合宿の後、一人でさらに温泉巡りをしていた時に出会った素敵な温泉の一つを紹介します。

♨ ♨ ♨

 冬合宿では硫黄泉にたくさん入った。強酸性の湯で角質を落としてくれるので最初のうちは肌がどんどんツルツルになるのだが、しだいに削るべき角質も減り、かえってカサカサになってしまう。そんな中で、今回のアルカリ性の温泉はありがたかった。
 「いさぶろう・しんぺい」という、峠越えの車窓を楽しむ無料の観光列車を降りると、温泉がたくさんある吉松駅に着く。ここから吉都線(きっとせん)に乗り換えて一駅行った先が鶴丸駅なのだが、次の汽車まで1時間以上ある。待っていられなくて、僕は一駅分なら、と歩いて向かった。
 吉松駅周辺には、吉松温泉をはじめ、安い共同浴場がたくさんある。この日のうちに帰らなければいけなかったので、後ろ髪を引かれる思いでこれらの温泉を通過し、畑だらけの道を歩く。当然歩行者などいない。車社会の進んだ農村である。2月末であったが、さすが鹿児島、もう桜が咲いている。そして、歩いていると牛の鳴き声がしてきた。振り向くと、牛舎の中に牛が何頭かいた。
 30分ほど歩くと、鶴丸温泉の看板が見えてくる。他の温泉を素通りして沈んでいた気持ちが持ち直してきたら、温泉はもうすぐそこ。いかにも共同浴場といった感じの 懐かしい造りである。番台で200円を払って早速温泉へ。
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▲レトロな建物。車が多いのは人気の証。
 温泉は湯の華たっぷりのモール泉。腐植質による黒湯だが、東京の黒湯とは違って結構熱い。内湯は二つの浴槽に分かれていて、源泉が真ん中の二つに仕切られた石鉢に注がれ、それぞれ違う量の真水と混ぜられて湯船に注いでいる。ぬる湯に入ろうとしたら、本当に足を滑らせそうになるほどのぬめりであった。本当に肌が包み込まれるような感覚である。水を足していながら、これほどに 濃いのだ。ここでも飲泉ができるので飲んでみると、出汁のような旨みがする。
 壁の向こうから聞こえてくるのは鹿児島弁で話す地元のおばあちゃんたちの声。反響して何をしゃべっているのか全く聞き取れないが、かえって心地よい。たくさんのお年寄りが来ていて、彼らの体を洗う水音が絶えず聞こえる。タイル張りの浴室は昭和の雰囲気があって心地よい。
 じっくり入っていると、壁の一部がベニヤで塞がれているのを見つけた。すると、そこを開けて人が出てきた。なんと、扉だったのだ!すりガラスの窓が大きいので、 ベニヤの扉はかがまないと通れない。突然のおじさんの登場にびっくりして、「何があるんですか?」と聞いてみた。すると、「露天があるんですよ」と教えてくれた。
 露天!まさか!にわかには信じ難いが、行くしかない。
 露天風呂は、木造りの小さな湯船で、源泉と真水がタオルでろ過?されて直接注ぎ込まれている。 内風呂に比べてぬるいので、いくらでも入っていられる。周りには木が植えられ、さながら日本庭園の中で入浴しているかのようである。そしてんなんと、BGMにジャズが流れているのだ!
 Beautiful... beautiful day...
 その通り、素晴らしい温泉日和だ。こんな素晴らしい温泉に出会えて、非常に嬉しかった。 汽車の時間が迫ってきたので、名残惜しいが温泉を後にする。番台を見ると、「ふくらし菓子」が並んでいた。黒砂糖を使った地元の名物で、250円で売られている。バナナが入ったものをお土産に買って、駅に向かった。
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▲外壁に貼られた分析表
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▲お土産に購入したふくらし菓子
 と言っても、駅は目の前。素晴らしい駅チカ温泉である。汽車を待っていると、遠くから牛の声が聞こえた。
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▲雰囲気たっぷりの鶴丸駅。
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▲単行のディーゼルカーに乗って帰る。乗客は僕とおじいさんの二人だけだった。


談、橋本 
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こんにちは!滝川です!
人生2度目の鳴子温泉。先月、そういえば、私用で新庄市に向かう途中に鳴子温泉駅と聞いた。何か懐かしさというか降り立ちたいと感じたような感じなかったような。また戻りたくなる温かみのある温泉街鳴子に、春が始まろうとしている3月。東京からバスに乗り込み、仙台経由で向かった。
子牛田駅ので陸羽東線に乗りこみ、数分のことだった。ちらちらっと雪が舞い始めた。ワンマンカーの窓に打ち付け始め、雪だと認識した。東京では見られない勢いのある雪。雪好きにはたまらない。露天風呂で降れば最高じゃないか。(無事にこれでもかと降りました〜)

 
△車内から
前回来た12月より温かくなるだろうという私の予想を覆し、鳴子温泉に近づいてくればくるほど、雪の勢いは増していた。お客さんがボタンを押し、ドアを開けて乗り込んでくるたびに、車内には冷気が入り込んだ。ん・・・これは寒い。冗談でも少しも寒くないわ♫とは言えない。(空気を凍らせ、すみません )2月より寒い気さえした。鳴子御殿湯駅あたりにくると、吹雪始めた。初めて見た光景にただ驚いた。車内は突然の雪に騒然となった。客の驚きをよそに、ワンマンカーは奥へ奥へと進んでいく。
「鳴子温泉駅〜鳴子温泉駅〜」
やっとのことで着いた鳴子温泉駅。寒かったが、先ほどよりは弱まった雪に安堵した。鳴子温泉駅は少し硫黄の匂いがして、駅のドーム型の待合室も前と変わっていなかった。15時頃に着き、日帰り入浴ができる施設が限られていたので、営業時間の長い、滝之湯と早稲田桟敷湯の2つに絞られた。結局、いったことのない早稲田桟敷湯に向かった。
駅から5分ほど歩けば着くので、雪が降り、長旅で疲れていたので、有難かった。モダンな外装で、小さなドアから入る。この温泉は前回、若者湯治企画の話し合いで使わせていただいた。話し合いはしたものの、実際に入浴したことはなかった。番頭さんは親切な方で、ロッカーに貴重品は入れられないので、靴箱に貴重品を入れることや、券売機の説明をしてくださった。そして、写真が上手く撮れる角度まで教えてくださった。
お客さんも入口まで案内してくれる優しい方に出会った。
鳴子の温かさを身をもって感じた。受付には、以前、紹介していただいた温泉ジンジャーも販売されていた。紅茶に入れると体もポカポカになるので、おすすめだ。
△お勧めの写真スポットから撮影
長い道のりを経て、いざ、温泉に向かった。ここの温泉は早稲田大学の学生が掘り当て、この名がついている。
温泉は硫黄が強く、少し熱めのお湯だった。濁って、黄色味がかったお湯は強さがあった。中は天井が高く、開放感もあった。時折、天井から、水滴が落ちてきて、ひんやりとするのが、私のお気に入りだった。短時間で芯まで温まり、長旅で疲れきった体は幾分か回復した。
温泉を出ると、街には少し、雪が積もっていた。
△早稲田桟敷湯横の郵便局近く
合宿中に大沼さんが話してくださった、偶然の出会い。言葉をかわすことで、その場所にも親しみやすさが生まれるのは確かにあるかもしれない。人と人のつながりの大切さを鳴子は感じさせる。若者が忘れてしまった人の温かみを思い起こさせようとしているのかもしれない。
大崎市公式ホームページより抜粋

談、滝川

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こんにちは!
九州合宿で私が最後に入った温泉が、ここ、ラムネ温泉✨
300円というリーズナブルなお値段で、温泉を満喫できるのは最高です!!
ラムネと聞くと真っ先にあの夏の風物詩ともいえるビー玉が入った温泉が思い起こされますが、温泉でいうラムネはあの鮮やかな青ではないのでご注意を!
▲中の様子
小雨が降りしきる中、料金を支払い、いざ出発!!
赤茶のような色をした温泉で入口には飲泉もありました〜柔らかいおだしのような味で口当たりも滑らかでしたー!硫黄の味はしないのでご心配なく
途中でお客さんが入ってきたしたが、ほぼほぼ貸切状態で温泉を満喫!
 ぽかぽかになったところでゆったり、くつろいでいたところ、部員1名飛行機出発が早いことが発覚!
しかしながら、ここの温泉、空港から車で30分くらいで行けるため、九死に一生を得ました!!笑
無事に飛行機に搭乗できました〜✈️

談 滝川

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 霧島連山は美しいカルデラの連なりである。地図の上に同心円状に広がる等高線の織り成す美しさといったら、オタクにはたまらないものである。どの山の頂も、ぽっかりと真ん丸のカルデラに穿たれ、水をたたえる山もある。僕たちはそれを地図でしか味わうことはできない。地面に這いつくばって生活している僕たちにとって、霧島の山はあまりに高い。
 これらの山を創ったのは、言うまでもなく火山である。僕たちは、地面に這いつくばって生活しているおかげで、火山の恵みを温泉という形で受けることができる。新燃岳の麓にある新湯温泉は、火山の力を強く感じさせる素晴らしい温泉であった。
 前置きがとんでもなく長くなってしまったのだが、これからこの力強い温泉を紹介したい。

♨ ♨ ♨

 霧島神宮の鳥居を横目に、車は山道を登っていく。一車線で、杉林と岩がむき出しの土地が続く道を15分ほど走ると、硫黄の匂いがしてきた。これにはついワクワクしてしまう。小川には湯気が立ち上がりっている。
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▲ 風呂の建物と温泉の流れる小川
  受付のおじいちゃんに貴重品を預け、身軽になって温泉へ。 上の写真の手前に写る建物が温泉で、杉造りで太陽の光がよく入る、清潔感ある建物なのだ。温泉の成分が強すぎて、長湯すると危険なため、長くても30分で帰らなければいけない。わずかな時間を最大限に楽しまなければ...大慌てで着替えてまずは内湯へ。
 内湯は大きな岩の壁から源泉が注がれる熱めの風呂であった。前日までの雨天から一転して、この日の霧島は快晴。眩しいほどに光が差し込む中、高原の冷え込む朝の風に冷やされた僕たちは体を温める。なんと気持ちの良いことか!確かに、強烈な硫黄の匂いがする。ピリピリとした刺激があり、肌の角質が落ちてツルツルになっていくのを感じられる。湯口の岩を見ると、成分がびっしりと付いて、灰色の火山岩がそこだけ真っ白になっている。とは言えお湯が熱いので、早々に露天風呂に向かった。
 露天風呂にある石の階段は、二段目までしか見えない。それだけ濃い濁り湯なのだ。慎重に降りていくと、こちらの湯はぬるめであった。湯気が立ち、ガスが顔に当たる。横ではおじさんが目をしばしばさせている。入浴は15~20分以内、その意味がよくわかる。注意書きはこう続いている:「夜間に一人で入浴しないこと」。つまり、知らないうちにガス中毒になるおそれすらある、というのだ。しかし、時間を守れば本当に気持ちのいい温泉であることには変わりがない。ここまで濃い硫黄泉はなかなかないだろう。
 さらにもう一つ浴室がある。内湯で、皮膚病患者の療養専用の療養泉があるのだ。こちらは小さな湯船があるだけの簡素な作り。入ってみようとしたが、下の方がとても熱く、諦めて露天に引き返した。露天は少し深いので、肩まで浸かったり、岩に腰掛けて半身浴をしたりしながら、時間いっぱい20分間入浴した。横ではおじいさん二人組がとても気持ちよさそうに頭だけ湯から出している。すっかりぽかぽかと温まった僕たちは、大満足で着替えて受付に戻った。
 受付の おじいちゃんは温泉博士だった。この周辺の色々な温泉の話を聞き、僕たちは次の温泉へと向かった。

国民宿舎 新燃荘
霧島市牧園町高千穂3968
日帰り入浴:8:00~20:00 500円

談、橋本 


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こんばんは、高橋です。
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薩摩半島の南端指宿市にある共同浴場『弥次ヶ湯温泉』に行ってきました。
明治創業ととても歴史がある温泉です。

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料金の300円をこの箱に入れます。

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脱衣所には地元の方のお風呂セットが並んでおり、地元に愛されている温泉だとわかります。私たちが入った際も地元の方がいらっしゃり、温度調節の仕方を教えてくれました。
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蛇口から水を出すと温度が下げられ、手前の栓を外すと温度を上げられます。
源泉掛け流しでそのままでは熱いので少し温度を下げさせてもらうといいかもしれません(地元の方はそのまま入っていましたが...)

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お湯はやや白みがかっています。この渋い浴室の雰囲気がたまりません。
泉質は塩化物泉で、温度が高いためすぐに体が温まり湯冷めもしにくいです。
お湯が絶えずあふれ出すので浴槽の横に寝っころがるのがオススメだそうです。
一日の締めに入る温泉にぴったりでした(合宿の最後に入った温泉でした)

裏手には鹿児島大学農学部附属の農場があるため、実習の期間中は学生で混みあうそうです。 

湯治もやっているそうなので今度は泊まりに訪れたいですね。

ホームページ
〒891-0402 鹿児島県指宿市十町1068
定休日:木曜日
料金:300円 
時間:7:00-21:00 

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 こんにちは、橋本です。今日は、青森県の知る人ぞ知る名湯をご紹介します。

♨ ♨ ♨

 青森県は雪国である。温泉で有名な酸ヶ湯の積雪量は、毎年日本トップクラスである。白神山地の中にある西部の山岳地帯は、国の指定する特別豪雪地域である。
 しかし、県東部の三八上北(旧南部藩の一部)は、そこまで雪が降らない。夏も涼しく、比較的過ごしやすい地域なのだ。 今回は僕と父の二人で車に乗って旅行したが、雪道もひどくなかった。青い森鉄道に並走する県道を走っていくと、雪に覆われた畑の中に、それらしいものが見えてきた。いかんせんたいへん小規模な温泉なので(名前では「温泉郷」だが)、カーナビの目的地には登録できないのだ。
 建物はプレハブ造りの温泉施設が1つ。砂利の駐車場には入口に横付けした車が1台、地元の人がいるに違いない。周りには、宿泊棟と家族風呂と休憩所があり、合計で4つのプレハブ小屋が建つことになる。早速日帰り温泉へ。
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▲素っ気ない造りの温泉。この秘湯感がたまらない!
 この温泉は無人である。番台には椅子はあるが人はいない。監視カメラが目を光らせている。小さなかごには、既に100円玉が何枚か入っていた。1人200円なので、正直に400円を入れて早速風呂へ。浴室は正方形のバスタブが2つあり、それぞれ3人くらいは入れそうだ。温度が若干違い、本当はぬるいほうがよかったが、地元の人がいたので熱めの方へ。熱めといっても41度くらいで、これならずっと入っていられそうだ。
 お湯はアルカリ性単純泉。舐めてみると少し甘味がする。モール質のお湯は澄んだ琥珀色で、湯船の淵からはドバドバと新鮮な湯がかけ流されていく。こんなに激しく流れ落ちる湯を見るのは初めてである。つい興奮してしまった。
 ずっと入っていられる、そう思ったものの、お湯は思ったよりもパワフルだった。体が内側から温まってきて、しばらく湯船の淵に腰掛けることにした。ここまでお湯がたくさん流れていれば、誰も見ていなければ寝湯ができるかもしれない。
 洗い場にはシャンプーと石鹸はない。地元の人はかごに入れて持ってきている。この手の公衆浴場は備えていないところが多い。そして、不満といえばこのことくらいで、後は泉質、雰囲気ともに完璧なのである。お湯だけを楽しんで、脱衣所へ戻る。混んでいないため脱衣所も清潔に保たれていて、水道水を飲むこともできる。
 番台の前のスペースには、ベンチと自販機などがある。うれしいことに、地元で採れた野菜の無人販売所も設けてある。温泉の熱で育てたハウス栽培のトマトとアスパラガス。そして、この温泉を運営する会社の本業はすっぽんの養殖らしい。 
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 ▲温泉の熱で栽培しているアスパラガス。量を増やした上で金額を上げているのに謝っている姿勢に胸を打たれる。
 アスパラをお土産に購入し、僕と父は大満足で温泉を後にした。

すもも沢温泉郷
住所: 七戸町李沢道ノ下22-1
営業時間:4:00~21:00、無休
入浴料:大人200円、回数券6枚綴1000円
家族風呂1000円、休憩室1000円、宿泊2000円(要問合せ)
   


談、橋本
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こんばんは、比護です。

九州縦断旅行、鈍行に揺られてやってきたのは鹿児島県の妙見温泉。途中、八代からの肥薩線では、観光列車のいさぶろう・しんぺいに乗り、日本三大車窓や名刺を貼ると出世できる駅、九州最古の木造駅舎など中々面白い時間を過ごしました。

▼嘉例川駅

その古い木造駅舎のある嘉例川駅から、バスで10分強揺られて着いたのが、妙見温泉。予約しておいた田島本館という湯治宿に、余裕を持って17時前には到着しました。

▼川沿いに旅館が並ぶ妙見温泉
▼中央に見えるのが田島本館

湯治宿では温泉に入っては出てを繰り返すのが楽しみですよね。
以前は宿を取ったら温泉地内の他の温泉を回ることが多かったですが、最近は一つの宿から出ずに温泉に何度も入っていると、1回目に入ったときには感じなかったことにも気づけたりして中々面白いなと感じることもあります。
今回は田島本館に篭って何度も温泉に入るという選択をしました。

▼湯治場らしいレトロな雰囲気の館内

田島本館の源泉は3種類。
・きずの湯
・胃腸湯
・神経痛湯
別名「神の湯」とも呼ばれ常連さんに愛される神経痛湯と、きずの湯&胃腸湯の2つの湯小屋に分かれています。

▼手前がきず湯、奥が胃腸湯

1番気に入ったのはきず湯。新鮮なお湯がかけ流しで供給され、泡付きが凄まじいです。口に含むと金属味のあとすぐに胃酸のような酸っぱさ。あたりが暗くなると表面には薄っすらと油の膜があるのに気付きました。
女将さん曰わく、近年源泉温度が2度ほど上昇したとか。それと同時に以前特徴的だった茶色の大きな湯の花も出なくなったのだそうです。

▼泡付きのいい新鮮なお湯
▼析出物とオーバーフローするお湯。浴槽の大きさに対してお湯の供給量が多いので、常に新鮮なお湯が味わえます

田島本館の温泉以外の魅力は、人が温かいこと。食堂でご飯を食べているときも女将さんと温泉の話で盛り上がり、後日日帰り入浴で訪れたときも覚えていてくれました。日帰りの時間も長く、常連さんがいつも入りに来る共同湯のような雰囲気があるのもいいです。

▼食堂メニュー
▼朝食に食べた卵かけご飯(450円)

田島本館は、美味しい朝食や天降川とそれに沿って立ち並ぶ温泉街の景色を付けても5000円以下と、学生には嬉しい価格。温かい雰囲気と良質な温泉を求めに、また行きたいお宿です。

▼囲炉裏のやさしい匂いが館内を包んでいました

談、比護


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こんにちは、高橋です。

 先日OKRメンバー4人でかねてから行きたいと思っていた
群馬県みなかみ町にある秘湯『法師温泉 長寿館』に行ってきました。

東京から3時間弱
雪道をハラハラしながら運転すると長寿館が見えてきました。 DSC_0089_821
歴史が感じられる建物です。

国の有形文化財に指定されているそうで
温泉に至っては1000年以上前から湧いているそうです。 DSC_0105_836
玄関に入ると別世界です。

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温泉の中は撮影NGなので公式サイトからお借りしました 。

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昔ながらの湯治場の雰囲気を感じられます。
この温泉は珍しい足元湧出で底からポコポコと温泉が湧いているのがわかります。

無色透明で肌触りも柔らかく、ぬるめのお湯だったのでついつい長湯をしてしまいました。

今度は泊まりで来たいですね。

最後に集合写真です
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公式サイト
外来入浴の時間は10:30-14:00(受付は13:30まで)
時間の変更もよくあるそうなので電話で確認してください。 
料金は1000円です。 

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こんばんは、昨年108湯に入った比護です。今回は遅まきながらその107湯目に入った長野県の白骨温泉の泡の湯を訪れた際の報告です。


▼ 泡の湯の名物・野天風呂

泡の湯があるのは長野県の白骨温泉。盲目の剣士が旅する小説『大菩薩峠』で一躍有名になった温泉です。当時は白船温泉と呼ばれていたこの地ですが、作者の中里介山が白骨温泉と描いてからこの名が定着したのだとか。

開湯は江戸時代中期。白骨温泉は湯元齋藤、齋藤商店など、あちこちに齋藤という文字を目にしますが、これは齋藤孫左衛門という人物が温泉を開いたからなんだそうです。

▼ 泡の湯の飲泉場

▼12月にもなると雪が深いです

泡の湯の名物は大きな露天風呂。混浴ですが、白骨特有の乳白色の濁り湯であり、バスタオル着用OKなので、女性でも非常に入りやすいです。

来訪時も男女比はアバウト1:1でしたし、OKRの女子メンバーも昔行ったことがあるそうです。

白骨温泉は源泉が40°Cほどなので、実際に加温なしで湯船に注がれると少し寒く感じました。

お湯自体はサラッとした硫黄泉で、飲んだ感想は忘れてしまいました……
濃い温泉の割に飲みやすかったことは覚えているのですが、、、やはり記録はすぐに取らねばなりませんね。

▼泡の湯 源泉の分析書

談、比護

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こんにちは、橋本です。今日は岩手県の新安比温泉を紹介します。まず、読めるでしょうか、温泉の名前。「あっぴ」です。アイヌ語でしょうか、旅情をかきたてる名前ですよね。この温泉は安比スキー場からは離れているのですが、交通アクセスがよく泉質も素晴らしいです。

♨ ♨ ♨

 離れて暮らす両親のもとに、久しぶりの帰省をした。父親の運転する車に乗って目指した先は新安比温泉だった。「あっぴ」という地名にひそかに憧れていた僕は嬉しかった。ちなみに、安比高原がある「八幡平市」も、岩手らしい「たい」という読みが魅力的な地名である。平成の大合併でできた新しい市だが、観光にうってつけの響きがする。
 青森県側からガラ空きの高速道路を南下し、安代ICで下りる。下りて本当にすぐのところにあるのがこの温泉の魅力で、子育てがひと段落した家族が多く集まっている。ICから見える旅館の建物は大きく、平屋の湯治宿に増築してビル状の大規模ホテルがくっついているように見えた(この見立ては正しかった。大型ホテルの構造はやはり代えがたい魅力がある)。
 宿に着くと甘酒のお振舞いをいただいた。フロントには、薪ストーブと本棚という冬らしいアイテムが並ぶ。早速部屋で読む本を選び、客室へ。家族で泊まるので、少し広めの部屋を予約してくれていた。部屋は和洋室で、ベッドと布団に分かれて寝る。部屋は2016年に改装されたばかりの新しい部屋で、モダンで快適な造りをしている。窓からは高速道路が見えるが、雪の降る道路を走る車は少なく、東京から遠く離れた場所に来たことを実感する。
 早速浴衣に着替えて温泉へ。温泉は「金の湯」と「銀の湯」の二種類があり、どちらも捨てがたい魅力を持つ。最初に入った「銀の湯」は、地元のお寺でかつて住職を務めていたという瀬戸内寂聴さんの揮毫で「らくらく湯」と書いてある。お湯は強食塩泉で、なめてみるとかなり強く塩味がする。皮膚病に効くということで知られる温泉で、湯治で何度も訪れる人がいる。貸し切りも受け付けている小さな浴槽で、木造りのいい香りがする。日が暮れた頃で、スキー客も帰ってきた。
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▲ 銀の湯(画像は全て静流閣の公式ページより)
 夕食はたいへん豪華なものだった。地元の食材を使った懐石料理で、どれも丁寧に作られていておいしかった。デザートはバイキング形式で、好きなだけ取ることができる(が、料理がおいしく既にお腹いっぱいであった)。
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▲ 夕食は趣向を凝らした料理が並ぶ。
 夕食後は日帰り客はいない。空いているだろうと踏んで「金の湯」へ。お湯はまさに金色で、食塩のほかに鉄分なども含まれているだろう。どちらも化石海水が由来だが、源泉は異なっている。個人的には金の湯のほうが色々な成分が入っているような気がして気に入った。床は湯の花でびっしりで、木の樋から流れるお湯は勢いよく、どんどん古いお湯が流れていく。お湯はとろみがあり、大変力強いものであった。
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▲ 金の湯は赤みを帯びた濁り湯。
 露天にも出てみる。露天風呂は人工温泉のラジウム泉で、深い浴槽はさっぱりとした透明なぬる湯で満たされている。雪が降っていて星は見えなかった。
 まだまだ時間はあり、温泉宿の時間はのんびりと流れる。人のいないフロントの薪ストーブの横で本を開き、読み始める。保温効果のある食塩泉のおかげで、浴衣の下はぽかぽかとしている。
 翌朝はバイキング形式で、これもまた豪華なものであった。パンは目の前で焼き立てが作られている。朝風呂も空いていて、冷えた体に温泉が染み渡った。親子水入らずの時間を久しぶりにすごすことができた。
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▲ 朝食バイキングは、郷土料理や焼きたてのパンなどが並ぶ。

新安比温泉 静流閣> 
八幡平市叺田43-1
0195-72-2110
東北自動車道 安代ICから車で3分
JR花輪線 荒屋新町駅から徒歩20分
日帰り入浴:大人700円、小人400円 受付11:00~19:00
談、橋本 
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前回につづいてカナコです!

 
金具屋に戻ったら3湯目
現時点で10時すぎ、残り5つの湯を巡れるのか…

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▲豊富な源泉で常に100%。これはコンプリートしなくては!!



 
大浴場の浪漫風呂へ!いざ!

 
先ほどの岩窟の湯の近くにあります。
 
湯質は中性低張性高温泉
レトロ感満載、ステンドグラスがあり、真ん中の噴水から源泉が流れているという面白い空間でした。
とにかく広い空間の真ん中にヨーロッパのスパを醸し出す湯船というのは、この老舗旅館設計当時でも奇抜なアイディアだったんでしょうね。今でこそこういうタイプの湯船はありますが、ここのは昭和25年に完成ですよ。



あったまってもう寝るという母を置いて私は4湯目
 
和予の湯
木枠が船の形をしていて、貸切風呂の中では1番大きい浴槽でした。
船の先端から源泉が流れていて、真ん中に渡されている木の棒は枕代わりに使うそうでした。かなり広い所を1人で贅沢に使うなんて…大人しく石段に座っていましたが、寂しくなったので予定よりも早く上がってしまいました。それでも滞在時間は20分ほど。

 

気を取り直して恵和の湯

いざ!

露天風呂と同じ浅間石を使って露天風呂を室内で再現した様な内装でした。少し温いな、と思いましたがそれは他の宿泊客の方が調整していたのかな?それとも夜で冷えていたのかな?


 

なんやかんやしていたら時刻は12時を過ぎていました。
大浴場が男女で入れ替わっている時間です。


 
狙い通りだ…!!

 
鎌倉風呂へ!!


 
ひょうたんの形をした木枠の浴槽でした。湯質は弱酸性の低張性高温泉
朝は大きな窓から全開の太陽を浴びれて気持ちいんだろうなぁと思いながら浸かりました。
ここを1番長く浸かっていたぐらい、気に入りました。なんでも鎌倉時代の建築様式による浴室だそうで。
 

ちなみに水分は多めに持っていくのをお勧めします。お湯はポットでいただけますが、湯上りに白湯は少し辛い所があるので…。駅の自動販売機にてたっぷり買っておいたほうが湯めぐりに最適です!

 

入浴は体力が要るので流石に就寝。
 
残りは露天風呂と貸切風呂1つのみ。
計算通りだ…。




朝は6時過ぎに起床、寝起きの身体が温まった状態で神明の館の4階へ!

とうとう露天風呂に入る時間です!
 
朝早くでしたが女湯には誰もいませんでした。
ここは脱衣所のカゴも棚ではなくオシャレな感じになってました。現代のモダン家具設計者が昔にタイムトリップして作ったのかな?とにかく金具屋さんは少しのところにもオシャレ感が湧き出ていました

 
ゆっくり石段に腰掛けて堪能します。太陽が出てきて徐々に明るくなっていく様を見たかったので、のぼせては大変。肩まで浸かったら寒すぎてその後が大変だと思ったので半身浴を。
 弱アルカリ性低張性高温泉、外は凍てつく寒さでしたが5分もしない内に温まってきます。
 
朝ぼらけ、薄暗い外がだんだん明るくなってきて水面がキラキラ輝き出すのはとてもファンタスティク!(この綺麗さをあらわす語彙は見つかりませんでした。ぜひ体感してみてください)




貸切露天風呂状態にさよならをし、7時に朝ごはんを食べます。
麦とろ御膳でした。するりと食べられたので若干昨日の怒涛の温泉攻めで疲れている体にはありがたかった…!
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▲やはり温泉宿に泊まったらご飯も期待していまいますよね。
 
 

金具屋さんは送迎サービスがあり、親切にも湯田中から長野駅までの到着時刻を全て記載しているボードが置かれていました。早めに出たい方も、ゆっくり最後まで浸かっていたい方も、自ら調べなくても情報が提供される細かい気配り。接客の鏡。女の人だったら金具屋さんは絶対いい奥さんですよね。

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▲食事の時に女将さんが机を回って何時発のバスに乗りたいか聞いて回ってました。



さぁ食べたら最後の締めに美妙の湯へ。
 
木曽の銘木のみ使用しているというだけあり、なんだから木のまろやかさを感じることができました。和予の湯と違って3人でゆっくり入れるぐらいの大きさだったので1人でも落ち着いて入ることがきました。

ただし金具屋の貸切風呂は先着順。

3回ほど使用されてるのかお客さんが扉を確認しに来たので、早めに退散。
もしかしたら私の様に渋温泉の湯を全て巡りたい猛者なのかもしれないので。
温泉好きに悪い人はいませんのでね

 


これで金具屋8湯巡りは達成!!
 
4時に到着して9時に出るまでに2桁温泉に浸かるという初めてのことを完遂し、大手を振って金具屋さんを後にしました。





 
語れなかった湯、内装の細かい所、滞在中にあったこと、言い出したら語りきれませんが、私が突発的に行った温泉宿で素晴らしい体験をしたというのは伝わったでしょうか?

 
大家族で宿泊している方、小さい子供連れ、老夫婦、若いカップル、仲の良さそうな女性客のグループ、温泉サークルの大学生v( ̄∇ ̄)vなど、本当に様々なお客さんに賑わっている宿でした。
接客も丁寧で、温泉以外も堪能することができました。


 


いやぁ、本当に素晴らしかったんですよ。

 
渋温泉。ちょっと足を伸ばして地獄谷に行ってお猿さん達にもあいさつをしたかったのですが、そもそも止まらない鼻水の為に行ったのでそこで齟齬してしまうのは本末転倒かなと遠慮してしましました。


ぜひともゆっくり渋温泉まで行かれる方は私のプランを踏襲しつつ堪能してください。


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▲皆さんものふとまってね!!





遠くていけないという方も、もしかしたらなんかの縁が巡ってきてこの素晴らしい体験を出来るかもしれませんので…ね?









談カナコ

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どうもみなさんカナコです!
今回は少し前に母親と突発的に行ってきた長野県は渋温泉、金具屋さんに宿泊した際の事をレポートしたいと思います。 

鼻水と咳が少し止まらない状態が3日間続いた私は、とりあえず温泉に行って身体を休めようと思い立ちました。行き先は長野県。サークル代表と以前話していた時に雰囲気がある宿だと聞いて興味深々だったというのが主な理由でした。他にも様々な理由がありますが、金具屋さんに決めた一番の理由はココ!
 
八つの湯があるということ!!
 
宿泊すれば利用できる外の共同湯は9つ!

そして私が好きな足湯もある!!
 
行かない理由はwhy notでしょう!!

 
思い立ってすぐに母にメッセージを送ります。
お母さん!!渋温泉金具屋さんに行きませんか??
3時間後、母からの返信は金曜の夜1室空いていたので予約しました。
……私のフットワークの軽さはきっとこの人遺伝だ

授業が終わってから東京駅で待ち合わせして、北陸新幹線で長野までビューン!
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宿に着いてから怒涛の湯めぐりが待っているのは分かりきっていたのですき焼き弁当で腹ごしらえをしました。少し温度の高めの湯はエネルギーをかなり消費しますからね。

着いてからは長野電線で湯田中まで!
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▲端から端への移動。


特急でも指定席はありません。
先頭の1番前に座りたかったのでホームで早めの時間から並んで乗り込みました!少し仮眠でも、と思っていましたが、この先頭座席から一望できる外の眺めのいい事!!


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▲最初は地下からスタート。遊園地のアトラクションのようでした。 
 
ずっと写真や動画を撮ってキャッキャしていました。ちなみに2人座席が2列で、隣の先頭座席には電車大好き男性が2人組みで乗っていました。常に電車の話をしていて私も少し詳しくなりました。

特急が出発する時間がわかっていれば、金具屋さんに電話して湯田中まで迎えに来てもらう事ができます。駅から歩いていけない事はありませんが、ここはミニバスで迎えに来てもらうのをお勧めします。なぜなら、写真はありませんが!猿軍団とすれ違う事ができるからです!!
小猿を背中に乗っけた親猿もいました。
温泉に入っている猿で有名な地獄谷が近いだけありますね。一緒にミニバスに乗った他の宿泊客の皆さんと可愛いの大合唱でした。
 

金具屋さんに着いて、部屋に案内されます(ここで4時半すぎでした)。
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▲すこし迷路のような造り。
今回の部屋は207号室(養老の里)、階段あがってすぐのところ、しかし特に周りの騒音が気になるということはありませんでした。むしろ全てのお風呂に近いのでお湯制覇に相応しい最高の部屋でした!!


金具屋さんには龍瑞露天風呂という浅間石で作られた露天風呂2つの大浴場・浪漫風呂と鎌倉風呂(夜中12時で男女入れ替わるのでどちらも入る事できます)の他に5つの貸切風呂があります。貸切風呂は事前予約は不要 です。鍵が開いていれば自由に入って内側から鍵をしめて利用できます。つまり、金具屋さんで8つ湯を制覇したければこの5つの貸切風呂に如何にして巡るかが鍵となってきます。


全て異なる雰囲気抜群の内装を堪能しないと!



温泉サークルなんて名乗れないでしょう!!


 
という事で現在時刻、貸切風呂の位置を考慮した上で念密なプランを立てました。

目指せ8つの湯制覇!

そして可能な限り外にある9つの共同湯(宿泊客は無料で入れる鍵が渡されるので夜は10時まで、朝は6時から)にも入りたい!

そして外に出るなら!!
足湯にも足を入れないと!!(足湯を見たら足湯を入れないと気が済まないタイプの女子です)


では話を戻して
かなり寒い時に行きましたが部屋には既に暖まっている炬燵があり、女将さんが温かいお茶を入れてくださりました。5時半から希望者対象で歴史のある金具屋さんの歴史文化財巡りツアーがあるので、その前に第1湯目!堪能しましょう!
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▲炬燵に入ってお茶と温泉まんじゅうを頂きます。皮は分厚めフカフカで餡は甘さたっぷりの大ぶりな饅頭でした!
 
浴衣の他に派手な柄の分厚い浴衣?半纏?のを着るのをお勧めされたので一切合切もってまずは部屋から5歩のところにある子安の湯へ。
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金具屋さんにはボディーソープ、リンスインシャンプーが完備されています。
ドライヤー、綿棒セットは部屋にあるのでそれはご注意を。その他、自分で愛用しているアメニティは持参していくのをお勧めします!
 
いざ、籠に脱いだ洋服を入れて入ると、子安の湯は石畳に木の枠といいった内装でした。
基本的に源泉掛け流しで、熱すぎれば水を蛇口から入れて良し、というシステムでした。


初渋温泉の湯を堪能してからはツアーに参加します。趣のある内装を歴史とご主人と職人の拘りを交えながらも素晴らしいお話を聞きます。至る所にお洒落な拘りが隠されているので気になる方はぜひこのツアーにご参加を!
大広間から階段を使って案内されるので足腰に不安がある方には難しいと思いますが、エレベーターもあるのでぜひとも!
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▲とにかく内装の説明が面白い!正に源泉と建築の歴史宿。


ツアーのあとは食事です。地元の食材、郷土料理をこれでもか!というほど出てきます。
食べても無くならない、でも全て美味しい、食べる、苦しい、でも食べたい、最後に蕎麦が出てきた時は(((( ;゚д゚)))となりましたが、満腹大満足です!
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▲お料理にも意味は込められてます。ぜひともホームページをご覧になってください。 


さぁ食べたら2湯目!(もちろん小休憩は挟んでます。)
自室から1番遠いところから攻めていけば後半は楽になるな…と計算高く母を連れて岩窟の湯へ。一階へ降りて廊下を渡り潜龍荘という隣の棟の二階という少し遠く暗いところなので母と手を繋ぎながら到着!
鍵は開いて…....いる!!
入るとまず圧倒されます。壁から天井まで自然石、本当に洞窟の中に温泉が湧いているみたい…
8つの中でここが1番雰囲気があり私は気に入りました。外は暗く、小窓から差し込む灯りが印象的でした。

部屋に戻ったら一旦休憩です。
 
ん?外が騒がしい
 
もっというと、私達の部屋が明るくなった??
外へ出てみると、金具屋さん名物の斉月楼をライトアップが始まっているではないですか!
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▲雰囲気抜群。有名なアニメの参考にもされているというだけあって他の宿からのお客さんも写真を撮りにきていました。

さぁ外に出ているならついでだし、渋温泉名物でもある 「厄除巡浴九湯めぐり」でもしましょうか!
外湯それぞれ源泉や効能は異なります。
◼︎一番湯「初湯」     胃腸病
◼︎二番湯「笹の湯」    湿疹・疱瘡
◼︎三番湯「綿の湯」    切り傷、皮膚病
◼︎四番湯「竹の湯」    慢性痛風
◼︎五番湯「松の湯」    神経痛
◼︎六番湯「目洗いの場」  眼病
◼︎七番湯「七操の湯」   外傷性障害
◼︎八番湯「神明滝の湯」  婦人病
◼︎九番湯「大湯」     万病

目洗いの湯という所へまず行きました。目が良くなるそうなので母をまず入れたかったというのが主な理由でして。大きい木枠の湯船に白い湯花が浮かんでいるのが印象的でした。少し暑すぎたのでここは半身浴で。

途中で地元の方も入ってきてわっしゃわっしゃシャンプーし始めたのも印象的でした。
こんなに泡立つの?てぐらいでした。
年の功かな…。

そしてあったまったら足湯へ!
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▲信長の湯という4つの温度の違う足湯へ。

しかしここは長野。雪が連日降っているというだけあって1番暖かい所でないと耐え切れませんでした。ちなみに出るときに外枠には健康足つぼ床があるので勢い良く踏むと色々パニックになるので気をつけてください。夜さえ避ければ太陽で温まって落ち着いて足湯に浸かれるのかもしれません。

他にも足湯が2つあったのでそれにも入り、寒さで鼻水が止まらなくなったのであとは割愛。とりあえず外で温泉無双をしてきました。
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▲足が暖かくとも上半身はかなり寒い!12月の長野をなめてました。

 

さぁ、現時点で私はまだ2湯しか金具屋さんを堪能していません。
時刻は10時、もう外の共同湯は入れない。
となると必然的に貸切風呂は混み始めるのか.........?

でも全ての湯に入りたい!!!

とにかく 時間が足りない!!!!

そして若干体が休息を求めている!!!!!

私はおけるとしてこの戦いに打ち勝てるのか!!!!!!




ぜひ次の記事も読んでください!
 談、カナコ
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こんにちは、比護です。

埼玉の温泉といえば白寿の湯という温泉ファンも多いのではないでしょうか。オレンジ色の通称"千枚田"は温泉好きの間では有名です。実はこの温泉、ずっと行きたかったのに、行こうとする度にご破談になってた念願の温泉なんです。今回はそんな「埼玉の名湯・白寿の湯」をご紹介します。

後半では明日からのおトク情報も掲載していますのでぜひチェックしてみてくださいね!

【新しくおふろcafeになった白寿の湯】

最近話題のおふろcafe。おふろcafeうたたねやらくスパ浜松など最近流行りの形態に初潜入です。


◉ 通称「千枚田」析出物がすごい浴槽

白寿の湯といえば、析出物が重なった千枚田と言われる浴槽が有名。

お湯は空気に触れるまでは透明ですが、空気に触れると含有成分の鉄分が酸化して赤茶色になります。

画像はHPより

深緑+オレンジ色のお湯は匂いこそ感じませんがしょっぱくて何より析出物がすごい!千枚田は雰囲気もさることながら、強塩泉の泉質を物語っていました。塩化物泉だけあって、風呂あがりの汗も中々止まりません。 はるばる鈍行で3時間かけて来た甲斐がありました。

◉地産地消にこだわった料理

おふろcafe白寿の湯は料理もよし。

数種類の定食では地元産のブランド玄米や地域の郷土料理が楽しめます。


この日はしらす玄米ととろろの定食を注文。醤油も地元・埼玉県産のものを使っていたりと、こだわりが伝わる料理がリーズナブルに楽しめます。

◉長湯温泉ラムネ館に似た雰囲気

おふろcafe白寿の湯は新しくcafe業態を併設しただけあって雰囲気もよいです。個人的には大分県の長湯温泉ラムネ温泉館に似ているなと感じました。


漫画や雑誌、本が置かれた書斎ではハンモックや横になれるスペースがあり、ゆっくりできました。仮眠室なんかもあるので、時間があってゆっくりしたい人に嬉しいです。

▼落ち着いた雰囲気の館内

◉おトク情報
実はこの日、1/10は新成人割という企画が開催されていて、新成人は入浴料が破格の20円でした!ちょうど成人式の次の日に訪れた僕はラッキーでしたが、他にもおトクな企画がたくさん開催されているのも、ここ白寿の湯の特徴。


ちょうど今日、年賀状のお年玉の当選番号が発表されましたね。そこで当たらなかったハガキもまだチャンスはあります!

白寿の湯では
明日1/16〜2/28
まで、
年賀状のはがき番号で入浴料が無料・割引になるキャンペーンを開催!

はがきの下4桁が
2017.1126
なら入浴料が無料に!
下2桁が
26.29
なら入浴料が200円引きになります!


年賀状のお年玉の当選結果確認の際にはぜひ、白寿の湯の無料キャンペーンの確認もご一緒にどうぞ!

談、比護

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こんにちは、橋本です。今日は温泉からちょっと離れて、道の駅を紹介しようと思います。
 なぜ道の駅?それは、わがOKRの活動と関係があるのです。現在、若者が鳴子温泉で新しい湯治をしたくなるようなプランを考えているところなのですが、その時に声をかけて頂いたのが、今日ご紹介する「あ・ら・伊達な道の駅」です。聞いてびっくり、こんな有名な道の駅なら、放っておいてもお客さんがくるはず。なぜ温泉サークルに?そう思いましたが、お話を聞いて納得。
  【第1回】『鳴子温泉郷』おもひで♨️_1169
 あ・ら・伊達な道の駅から鳴子温泉は、かなり近いのです。
 
 まさに冒頭に書いたように、「ちょっとしか離れていない」 のです。地理には自信のある僕でしたが、そのことは完全に見落としていました。陸羽東線でもたったの3駅です。現在では岩出山町と鳴子町も合併して同じ大崎市ですし、鳴子温泉と一体となった需要を掘り起こしたい、とのこと。皆さんの熱意に感動しました。
  訪れてみると、期待通りの素敵な道の駅でした。地元野菜の直売所では、「つぼみ菜」や「ちぢみ菜」といった、珍しい野菜が安く売られています。しかもどれも新鮮!おいしそうでついつい買ってしまいました。
 そして、この道の駅の名物は、なんといってもロイズのチョコレート。ロイズといえば北海道の定番土産ですが、ここ「あ・ら・伊達な道の駅」でも買えてしまうのです!しかも宮城限定の商品も多数あるとのこと、恥ずかしながら知りませんでした。これには伊達家が開拓のために現在ロイズの工場がある北海道当別町に移住したという歴史的なつながりがあるのです。まさに「伊達な」物語。
【第1回】『鳴子温泉郷』おもひで♨️_9132
 こんなに地元の魅力を生かした道の駅が近くにあると、温泉旅のお土産にも困りませんね。鳴子温泉をご訪問の際は、ぜひ併せて「あ・ら・伊達な道の駅」へも!どうやってこの2つの素晴らしい場所を結びつけるかは、まだ考えているところです。

談、橋本 
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みなさんこんにちは、こんばんはたまです。
今回はタイトルにあるように
・住み込み温泉旅館バイトに行くまでの経緯、
・住み込みバイトの実態
・思いついたかのような美容コラム~入浴中の乾燥対策編~を少し書きます。
温泉要素がかなり薄れていますがご容赦ください。

というわけで遡ること一カ月…

もうすぐ年末年始か、実家に帰って何をしようかな、とベッドでごろごろしながら考えていた時
ふっとあるアイデアがひらめいた。


 そうだ、鬼怒川にいこう

(例のあのBGM) 

なぜ鬼怒川なのか、それはとあるアニメのとあるキャラクターの影響なのです。(リンクを開いて少しでも興味を持ったら1話だけでも見てほしい)
まあ簡単に言うと推しキャラの名字と一致しているということ。
このアニメは各キャラクターの名字がすべて温泉地の名前からとられているユニークなアニメで、特にお勧めの回は・・・と続けたいところではありますが、全く関係のないジャンルの話になってしまうので泣く泣く割愛します。ちなみに私は3年生コンビの由布院くんと鬼怒川くんが好きです。

ところで、鬼怒川に限らず年末年始を有名観光地で過ごすとなると、財布の中から諭吉さんが何人も羽ばたいていくことになりますよね。でもお金がない!どうしよう!と、なんだかんだまあ、そういうことで温泉地に住み込みでバイトをしようと思い立ったわけです。
そして温泉地に限らず、観光地に住み込みでバイトをすることをリゾートバイト、略してリゾバといいます。 
今回年末年始のリゾバで私は通算2回目のリゾバでした。
1回目は2016年の夏、友人と軽井沢でリゾバをしました。灼熱のコンクリートジャングルTOKYOを離れて朝早起きして涼しい空気の中友人とともに働くのは大変でもありましたが今振り返るといい思い出です。友人もいい思い出にしてくれてるかどうかは謎ですが。
そんな感じで今回のリゾバも結構期待して行ったわけです。
そして、結論から言いましょう。

【栃木県】住み込み温泉旅館バイトは温泉三昧の天国だとおもってた!〜怒涛の年末年始5連勤『鬼怒川温泉』一週間滞在日記Vol.2〜

見事にタイトルを裏切るというね。ごめんなさい。
でもまあつらかったです。ただ、個人差があるとは思いますが私はつらかったです。好奇心で行ってみて2度とやりたくない!とならないためにも是非読んでほしい失敗談です。今現在はリゾバは2度とやりたくありませんが条件によってはちょっと揺らぐくらいリゾバは楽しくもなるのでそこは念頭に置いておいてください。

まずはじめに
ここがダメだった今回の仕事選びの基準
これが滞在先でのすべてを左右します。今回はここで失敗しました。
・休みはどれくらいもらえるか聞いておくべきだった
・そもそも年末年始の旅館の忙しさをなめていた 
・個室かどうかをもっとしっかり確認すべきだった
・どんな部屋かをしっかり聞いておくべきだった




・休みはどれくらいもらえるか聞いておくべきだった

私のリゾバの目的は冒頭にある通りお金稼ぎではなく、観光目的だった。まずこれがいけなかったんですね。
・個室かどうか
・場所は鬼怒川限定
・温泉があるかどうか
・時給は問わない
こんな条件でお仕事を派遣会社さんに見つけてもらいました。
そして、前回2週間は軽井沢に観光目的で滞在し4日間お休みを貰い友人といろんなところへ出かけました。 
今回は年末年始を含む1週間滞在しましたが、愚かなことに休みがもらえると思い込んでいたんですね。ところがどっこい、年末年始は1番の書き入れ時。現地の方ですら5連勤を超えている中、派遣ごときが休みをもらえるはずがないんですね・・・。ここは本当に事前にお休みを貰えるかどうか聞いておくべきでした。
今回直接上の方と掛け合って、午後休みを1回だけいただきましたが多分黙っていたら観光どころではなかったでしょう・・・。

・そもそも年末年始の旅館の忙しさをなめていた 
もうこれはこの一言に尽きます。まあ忙しい。お盆の軽井沢の忙しさなんて比ではない。普段、受付のようなアルバイトをしている私にとっては地獄でした。文字通り鬼のような忙しさ。
忙しいと14:30~21:30すぎまで求刑らしい休憩もないときも。ここより忙しい居酒屋さんなんかは山ほどあるかとは思いますが、中高と美術部、茶華道部運動経験ほぼゼロの私が初めて挑むには過酷過ぎました。

・個室かどうかをもっとしっかり確認すべきだった
・どんな部屋かをしっかり聞いておくべきだった
これは派遣会社を通してよかったと思いましたね。最初は旅館の客室を1部屋個室として借りられる(画像は実際の物)と聞いていたのに


現地について通された部屋が!
バン!


ババン!

なんでも客室が空いてないらしく(来る前に行ってくれよそういうのは)こちらの別棟に通されたらしいです。暖房をつけていてもなんか寒い、冷蔵庫にはかびたお漬物?があり・・・あまりにびっくりして悲しくなり派遣会社に連絡をしたところ、相部屋でいいなら、ということで客室に相部屋で滞在することができましたが何とも言えない気分でした。リゾバで怖いのは現地に行くまで実態が分からない、これに尽きると思います。
まずいぞ、ほとんど愚痴しか書いてない、趣旨から外れている。

というわけで逆にここさえ気をつければ、またこういう人ならいいリゾバになるんじゃないかなということも書いておきます。
・稼ぎたい人向け
・車がある人向け
・年末年始GWを外す
・2週間は滞在する
・しつこいほど派遣先の様子を確認する


・稼ぎたい人向け
・車がある人向け
まず、周りに何もないので散財せずに済みます。これは大きい。また場所にもよりますが寮費、光熱費、食費無料なので一人暮らし勢にはありがたい。
そして周りに何もないので移動手段も限られます。バスが1日一本のところとかざらにあります。そういうところで過ごすには車は必須。

 ・年末年始GWを外す
 上記にある通り、まあつらいのが嫌なら避けるべきです。時給は高いけどね。休みなんてありません。

・2週間は滞在する
これも上記にある通りですが2週間以上いれば結構お休みももらえるので観光できます。事前に休みの希望は伝えるべきですね。

・しつこいほど派遣先の様子を確認する
これも(以下略)少なくても1週間~滞在するんですから入念に調べておかないとその期間泣きを見ます。 

リゾバのいい点は何と言ってもお金が浮くことなので終わった日はルンルン気分でかりんとう饅頭を15個買い一人ですべて平らげましたとさ。あれ、メリットほとんど書いてないよ。リゾバ楽しいですよ。説得力がないけど。

かりんとう饅頭美味しいよ。



さてさて、かなり行を消費したので美容コラム?については簡単に 
美容コラム(?)

~入浴中の乾燥対策編~
好評だったら続きます、でも多分これで今回で終わり。
話がかなり変わって私は乾燥肌です。温泉に入っているとどうも肌が突っ張ったり乾燥してお風呂上がりの化粧水乳液をつけてもなんだかイマイチ。
そこで偶然にも新見千昌さんにお話を聞ける機会があったためそのことを相談したところ
乾燥肌の人は入浴前に化粧水をつけるとよい
とのことでした。入浴後にはつけていましたが入浴前につけるのは
目からうろこ(ここまで読んでいただいたのに知ってるわ!ってひとがいたらごめんなさい) でした。
私も最近実践していますがお風呂上がりの肌の突っ張り具合が全然違います。
ぱさぱさすることが減って心なしかお肌ももっちりしたような気がします。
お手持ちの化粧水一本で始められるので入浴中の乾燥にお悩みの方は試してみてくださいね。

談、たま

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 こんにちは、橋本です。今回は思い切って冬の佐渡に旅してきました。その時泊まった旅館を紹介します。

♨ ♨ ♨

 冬の日本海、旅情を誘う言葉だ。これといってクリスマスに予定のない僕は、思い切って一人で冬の日本海へ行くことにした。佐渡ヶ島、いつかは行ってみたかった土地。この機会に温泉旅行を計画したのだ。
 クリスマスの時期は実は温泉旅館が安い、そうとは知らずに安いな、と感じながら予約した宿がホテルニュー桂。両津港から送迎バス5分の好アクセス。着いてみると10畳の大きな部屋に通された。
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▲客室からの眺め。加茂湖に、わずかに夕日が顔をのぞかせながら沈んでいった。 
 お刺身や鱈の寄せ鍋などのほかに、蟹が丸ごと一杯ついた贅沢な食事を楽しんだ後は、いざ温泉へ。
 
▲日本庭園の奥に加茂湖を望む露天風呂(写真は旅館ホームページより)
 温泉は塩化物泉。ぬめり気があり、肌を包むような優しい湯だ。露天風呂は加茂湖を望む借景の日本庭園風で、何とも言えない良い雰囲気がある。屋根には柿がつるしてあって、佐渡らしさを演出している。夜は湖は見えないが、石灯籠の庭の上に満天の星空が広がり、東京から遠く離れたことを感じさせる。朝は湖の向こうの山までくっきりと見え、開放感にあふれる。
 内湯は少し熱めだったが、露天風呂は冬の寒さのためか、ぬるくなっていていつまでも入っていられるようだ。つい手脚を伸ばしてこの広い湯船を独り占めした気持ちを味わってしまった。
 
 一泊しかしなかったのだが、最高のクリスマスプレゼントとなった。

談、橋本

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 こんにちは、橋本です。今日は新潟市内にある源泉かけ流しの本格温泉を紹介します。
 新潟県は意外と温泉に恵まれている。意外と、と言ったのは、鬼怒川や草津のような誰もが知ってる大規模な温泉街がないからだ。どこも比較的こじんまりとしている。今回訪れた新津温泉もその一つだ。市街地にぽつんとたたずむ一軒の日帰り入浴施設。施設、というのもなんかしっくりこない。一軒宿、といったほうがいいような、そんなひなびた雰囲気の温泉なのだ。
♨ ♨ ♨ 
 新潟駅前に泊まった。温泉はあるにはあるが、せっかくだから本格的な湯に浸かりたい。調べてみたら、新潟駅から30分ほどのところに人気の温泉があるらしい、ということで行くことにした。着くのが夜遅かったため、温泉に向かうのは朝。8時から開いているのだ。休日の電車は2両でガラガラ。新津駅まで15分ほどの乗車。
 新津は鉄道の町だ。上越本線と磐越西線が分岐するほか、JR東日本の車両製作所もある。駅前商店街のシャッターには、往年の特急車両などが描かれている。
IMG_0308
▲小雨が降る中到着。これだけで名湯の予感がする。
 駅から徒歩15分ほどで到着した。ショッピングセンターの隣なのだが、そこだけ切り取ると山の中の秘湯にすら見える。旅館のような建物で、入ると増築を繰り返したような木造の長い廊下が見える。女将に話を聞くと、やはり昔は宿泊もやっていたそうだ。一階の奥が浴室になっている。早速温泉のにおいがする。
IMG_0303
▲外観。かつて宿泊もやっていた跡がわかる。
 この温泉の特徴は、石油臭がするということだ。新潟は石油のとれる県だから、そんな温泉があったって不思議ではない。実際、油井の掘削中に掘り当てたのだという。中はタイル張りのレトロな湯船が一つ。地元の人らしいおじさんが3人、思い思いにうなりながら湯に浸かっている。

 ジョボジョボジョボ……
   ウーッ…
  アーッ…

 とても文字にはできないような、静寂な空間。丁度いい湯加減の湯が湯船に注がれる音のみ。おじさんの一人が体を洗い始めてその水音は大きくなる。湯も周期的に勢いづくので、これに加勢し始める。しかし話し声はない。遠くからフランス語のように流れるおばさんの会話が聞こえる。
 なんだかこんな空間が心地よくなって、ずっと入っていたくなる。そこに来たのは若い父子。父親がこんにちは、と挨拶して入る。おじさんの一人がお先、と言って上がる。なんといいところなんだ!残念ながら電車の時間があるため僕も引き上げてしまったが、ずっと入っていたくなるところだった。
 食塩泉に石油分が含まれるので、湯はしょっぱい。油と塩が肌をコーティングするので、ローションを塗った後のように肌がツルツルになる。源泉かけ流しで成分が余すところなく体にしみる、最高の温泉であった。

<新津温泉>
新津駅から徒歩15分
入浴料:大人300円、小人150円
営業時間:8:00~19:00


談、橋本

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あけましておめでとうございます!!
どうも!広報部新副リーダーになりました、たまと申します!
年の暮れから今日までおよそ1週間、住み込みで働きながら鬼怒川に滞在していました!今日は最終日です、疲れていますが、こういうのは鮮度が大事!ということで、取り敢えず第一弾の記事を書きたいと思います。旅の詳細は後日更新予定です、長くなってしまうかもしれませんがお付き合いいただけると幸いです。1週間ほぼ働きつつ温泉巡りをしていたので逆にハイテンションな感じでお届けします。
2017年初温泉は滞在先の温泉宿の温泉でしたが、初訪問した温泉について書きたいと思います。

今回は1週間で頑張って7湯巡りました。
1/2に半休をいただいて4湯巡りましたが今日は取り敢えず1つだけ。

【花の宿 松や】さんです。
1/2、本来は日帰り温泉は受け付けていないのですが、今回はご好意で入らせていただけました。日帰りでの訪問の際はお電話での確認をお忘れなく。

鬼怒川公園駅から5分ほど歩くと現れる風情のある素敵なお宿です。

▲内装があまりに豪華で入った途端、おお…と歓声を漏らしてしまいました。エレベーターで受付の5階から1階へ。
この辺りのお宿は鬼怒川沿いの斜面に建っているので、松やさんも受付が5階になっている少し珍しい造りです。

▲女性湯は奥の方です。

▲公式サイトより 内湯

▲公式サイトより 露天風呂(女性)

ここの温泉の魅力は何と言っても眺めです!対岸に建物がないため鬼怒川エリアでも珍しい温泉から鬼怒川が見渡せる露天風呂なのです!
お湯も湯冷めしにくいとても良いお湯ですがやはりなにより眺めが最高です。
ここまで眺めがいい温泉もなかなかないのではないでしょうか?
鬼怒川にいらした際は絶対に行って欲しいおすすめの温泉です。

「花の宿 松や」
日帰り温泉受付時間 13:00〜15:00
大人1人 1000円
※日帰りでの訪問の際は要確認
〒321-2521 栃木県日光市鬼怒川温泉藤原19
TEL: 0288-77-1221(代) FAX: 0288-76-1770


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あけましておめでとうございます!
秋新から入ってるカナコです!

突然ですが、みなさんは一人暮らしをしていたことがありますか?親元から離れて暮らすとなると、やはり少し勝手が違いますよね(浴室の大きさとか)。
 
私は現在1Kのところで親元を離れて生活しています。
 お風呂はユニットバス、もっぱらシャワーを浴びるだけの毎日です。
 
そして2017年

新しい
年を明けて、いつものように一人でまたシャワーを浴び………たくない!!!!

そうだ!!

今年の初温泉は自宅で迎えよう!!!


ということで今回のテーマは「おける亭in一人暮らしのユニットバス」でお送りしたいと思います。

 
実は私の部屋が大学の近くにあるということもあり、11月にあった駒場祭の備品が一旦部屋に置いてある状態なのです。これらを無料で私の部屋に置いているということは、これを一回ぐらい借りても怒られないでしょ〜と勝手に使います。ちなみに許可は取ってないし、こんなことをしてるっていう事は誰も知らない( ´_ゝ`)この記事が上がっているのを見て初めて編集長は慌てればいいんだ( ´_ゝ`)

 まずは備品のなかにあった暖簾と、看板をセッティングしましょう。
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▲ユニットバスのカーテンを外して暖簾をつけました
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▲五月祭、駒場祭で活躍したこの値段表も雰囲気の為に飾りましょう!
 
こんな感じになりました。もうおける亭が出来上がりましたね。
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▲もうここはおける亭初の温泉施設に早変わりしたと言っても過言ではないでしょう! 
 
でもこれはただののおける亭ではなく、私の温泉初めがかかっている大事な日です。
なので、完璧に温泉宿を再現したい!

そして用意したのがこの温泉入った後のドリンク。
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 ▲コーヒー牛乳を用意しました。本当はいちご牛乳が良かったけど売ってなかったんです(´・ω・`)
 
雰囲気が出るかなと思って牛乳ビンに入ってるアロマもセッティングして。 
あとはお湯を溜めましょう!!
 
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▲実家とは違って湯加減も自分で調整できるので少し熱めに入れてみたり(・∀・)

勝手に使用しているので紹介は控えさせていただきますが、東北地方で有名な、とある乳白色の温泉入浴剤を使います!!

え?
 
入浴剤??


温泉持ってくるんじゃないの??
いえいえ、入浴剤も立派に温泉を再現しているのでクオリティの高い温泉始めを私に提供してくれるでしょう。
初めてユニットバスでお湯を溜めるので少し予定より時間がかかりましたが、無事にお湯が溜まりました。では入れてみましょう!!

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▲おける亭、真っ白温泉ver. featuring私のユニットバスの完成です!

まずは足湯でかかり湯代わりに浸かってみます。
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 ▲思っていたよりも、かなり、良いです。

熱ければ自分で水を入れるなど調整できるのも利点ですね。熱めのお湯にいきなり入るのは危険なのできちんと身体を慣らしてからにしてください。
普段とは違って良い香りが部屋に立ち込めています。

ではハッピを脱いで、いざ!温泉始め!!image
▲浴槽からの眺めはこんな感じ。意外と良い雰囲気でてますよね(*'-'*)
 

お風呂上がりに用意したドリンクを飲んで(分別もきちんとしましょうね!)温泉始めは大満足な結果で終わりました!!

ユニットバスだからといって家のお風呂でリラックス出来ないという事はないというのがわかっていただけたでしょうか。むしろ一人暮らしだからこそこういう贅沢な使い方ができたのでは?!
雰囲気を作るだけで自宅でも特別な気分を味わえるのは良いですよね。
温泉街へ行かなくとも、せめて足湯だけでも、という思いで温泉始めを自宅でむかえましたが、私は大大大満足出来ました!

 
あとはこの記事を読んで代表に怒られないのを祈るだけです!!

みなさんは今年の温泉始めはどこでどの様に迎えますか?
これからもいいアイディアが浮かんだらどんどん記事にして行きたいと思っているので応援よろしくお願いします!
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談、カナコ







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 あけましておめでとうございます、橋本です。今回は、佐渡旅行の続きとして、別の温泉を紹介します。

♨ ♨ ♨

 佐渡ヶ島は稲妻のような形をしている。北東‐南西方向に平行に走る大佐渡山地と小佐渡丘陵の間に国中平野があり、両津港や椎崎温泉がある。佐渡旅行の二日目は、小佐渡丘陵を越えて南西の小木に出かけた。
 バスを乗り継いで2時間、ようやく小木の町に着いた。直江津への定期航路が出ていて、港町を形成している。木造の家屋がぴったりと集まっているのはいかにも港町らしい。昼食は蕎麦屋で食べた。小さな丼に手切りの短い冷やし蕎麦と刻み葱が入っていて、麺つゆをかけて頂く。珍しい形式だが、これがおいしかった。
 さらにバスで古い町並みが残る宿根木集落とたらい船で有名な矢島・経島を見て、ふたたび小木へ戻る。港から少し離れたところにある小木温泉に向かった。かもめ荘が日帰りもやっているので、420円払って大浴場へ。
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▲杉の香りがする開放感ある内湯(画像はホームページより)
 お湯は硫化物‐塩化物泉、椎崎温泉よりもpHが高い強アルカリ性だ。杉板を貼り合わせた大浴場は、杉のさわやかな香りがする。天井が高く清潔感にあふれる。お湯はぬるめで、ずっと浸かっていられそうだ。入れ代わり立ち代わり地元の人らしき人が入りに来る、人気の温泉である。こちらもまろやかな湯で、肌がツルツルになった。入浴後には、塩のパリッとした感じも肌に残る。すっかり気持ちよくなって、冬の晴れ間の空の下に、また踏み出した。

小木温泉 かもめ荘
アクセス:新潟交通佐渡 南線小木温泉前下車徒歩1分
入場料:大人420円

談、橋本
 
 
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みなさん、こんばんは。東大温泉サークルOKR代表の比護です。今年1年も今日で終わろうとしているので、2016年のOKRの活動を振り返ってみたいと思います。

                ♨️          ♨️          ♨️

【1月〜3月】
2015年8月6日発足、10月17日に初活動を行ったOKRは年明け2016年の冬、
・冬合宿「草津旅行」
・初めてのメディア露出 Yutty!さんでの温泉討論会
を行いました。

草津合宿は初めての合宿というだけあって準備・当日ともアタフタして大変でしたが、西の河原露天風呂や御前湯など草津の浴場を回りました。

▼草津温泉の湯畑

初めてのメディア取材となったyutty!さんでは温泉討論会を行い、メンバー4人が各々のオススメする温泉を紹介しました。この記事がOKRの活動の幅を広げていくひとつのきっかけとなりました。
(その記事はこちら

【4月〜6月】
新歓・五月祭と大忙しだったこの期間は、
・初めての新歓で23人入部
・五月祭で「温泉割り」と「足湯カフェ」を出店
・日本テレビ「ヒルナンデス」とフジテレビ「トクだね!」の取材
・伊豆新聞さん取材
・@nifty温泉さんのインタビュー取材
・レッツエンジョイ東京さんで、東京の温泉を紹介する記事を連載
・東京FMさんの全国ラジオ「クロノス」に生出演
・温泉研究家の石井宏子さんのご指導を受ける
・おけるユニフォームの法被作成

など、様々な活動があり、OKRの活動の幅が一気に広まった時期です。

▼五月祭「温泉割り」の屋台
▼ヒルナンデスで取り上げられました

▼@nifty温泉さんで取材を受けた際の写真。副代表2人とともに。
▼ラジオの生放送に出演!

新歓や五月祭でかなり忙しくなり、部員に負担を掛けてしまったのは反省ですが、この頃からサークルが軌道に乗り始めた実感が生まれてきました。

特に、五月祭での出店の成功 と レッツエンジョイ東京さんでの記事執筆は大きな実績となりました。
▼レッツエンジョイ東京

【7月〜9月】
この時期は
・東大新聞さんの取材
・ブログ「部室」開設
・夏合宿3本
・星野リゾート訪問
・秋新歓
など、比較的落ち着いて温泉と向き合うことのできた時期でした。

ブログは当初は編集長ばかり書いていましたが、続けていく内に部員みんながいい記事を書いてくれるようになり、温泉に関してそんな目線もあるのか!と日々驚きと感心の連続でした。

▼東大新聞さんの取材記事

夏合宿は

の3本を行い、計20名ほどの部員が参加しました。主に東北地方の本格的な温泉に入ったことで、みんながより温泉に関心を持ってくれたように思います。
 
▼米沢秘湯巡りで温泉から温泉までハイキングで移動する部員

▼東北秘湯巡りで訪れた後生掛温泉

【9月〜12月】
そして最後の3ヶ月は、
秋合宿
・テレビ東京「車あるんですけど…?」
駒場祭「おける亭」
・雑誌での記事執筆
・@nifty温泉 termeでの記事執筆(1本目2本目
・yutty!さんでの記事執筆
・みかん愛好会さんとの「おふろdeみかん」企画
・鳴子温泉郷フィールドワーク
・2大、学内メディアの取材
・代替わり(運営交代)

などこれまた盛り沢山な時期でした。

テレビ出演では、30分番組に丸々OKRが出ることとなり、かなり大きな反響がありました。特に番組で訪れた栃木県の方からの反応がとても多く、ありがたかったです。

▼テレビ出演で栃木県を湯めぐり

駒場祭は1年生を中心に、部員で力を合わせて準備・運営しました。温泉まんじゅうの販売にあたっては、伊豆長岡温泉や伊豆の国市の方のご協力も頂き、11月上旬にはメンバーで現地を訪れる秋合宿も行いました。当日は1630個の温泉まんじゅうを売り上げ、Yutty!さんの取材も頂けるなど、出店は大成功でした。(報告

▼駒場祭出店。伊豆の国市観光協会の方と記念撮影。

また、みかん愛好会さんとの「おふろdeみかん」企画では都内の2軒の銭湯さんのご協力をいただき、みかんの薬湯やお風呂上がりのみかん販売を行いました。他のサークルや銭湯との連携企画は初めてでしたが、企画は無事盛況に終わることが出来ました。

▼みかん愛好会さんとの合同企画!

そして、この12月、OKRは組織体制・運営体制を刷新し、新たな道を踏み出します。年始にはいきなり有名雑誌での記事のお披露目やYutty!さんでの連載記事公開、鳴子温泉郷での企画の成果発表があるなど、来年度も様々な活動を予定しています。

               ♨️          ♨️          ♨️

今年1年は苦しい時期もありましたが、1年を通して見れば大躍進の1年でした。OKRにお力添え頂いた方々に深く感謝申し上げます。来年度は創設代の集大成の1年となります。「温泉と真剣に向き合う」を理念に掲げ、温泉の魅力を貪欲に探求していこうと考えておりますので、今後ともOKRをどうぞよろしくお願い致します。

談、比護


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こんにちは、橋本です。今日は、先日行ってきた鳴子温泉のある日帰り湯の紹介をしたいと思います。
 鳴子温泉は、開湯1000年以上の歴史があるといわれています。その泉質も豊富で、硫黄泉があり重曹泉があり、と迷ってしまいますね。そこで地元の人にオススメを聞いた結果が滝島旅館の薬湯でした。 とにかく熱いけど、ポカポカすると聞き、寒かったので気になりました。
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 場所は鳴子温泉の温泉街からは少し離れた東側。少し古い建物が旅館です。入ってすぐの受付で湯めぐりチケットを提示します。 定価500円が、1300円で6ポイントあるチケットの2ポイントになるので、数十円お得になります。廊下を曲がった先にはベンチがあり、おじさんが二人で話していました。一人は二泊三日で湯治に来ている人、なんと山形県から通っているそうです。おじさんの話には驚きました。
「もう十何年かゆくてかゆくて、血が出てシャツなんか着られたものじゃなかったけど、タクシーの運転手さんにたまたま教えてもらってここに来たら、もう1日でかゆいのがなくなった」
実際、今回が3回目というおじさんの背中はすっかりきれいになっていました。恐るべし、薬湯。期待が高まります。
 薬湯は小さい湯船がひとつあるだけなので、貸切風呂の形式をとっています。僕が行った時は3人先に並んでいましたが、もっと混む日も多いのだそう。そしていざ自分の番に。混んでいるので奇跡的な回復を果たしたおじさんと一緒に行きます。
 お風呂は地下にあり、階段を降りているうちから既にサウナのような熱気を感じました。 扉を開けるとむんむんします。本当に入れるのでしょうか?おそるおそる湯船に手を入れると、痛いくらいの熱湯です。45度くらいでしょうか。おじさんが水の蛇口を全開にしてくれたのでなんとか入りましたが、そうすると何とも気持ちのよいこと!
 少し甘味のあるお湯はまろやかで、熱さはしみるものの体が包まれているような感じがします。慣れてきたので湯口の近くへ。1分浸かれば30分汗が止まらない、2時間ポカポカという話は本当でした。それから出たり入ったりを繰り返し、10分ほどであがります。熱くてしょうがないのでパンツとシャツだけ着て階段を登り、次の人にバトンタッチ。そんなことができるおおらかさも魅力です。

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▲薬湯。源泉を掘った穴がそのままになっています。(@nifty温泉より
 それから、家族風呂と男女別浴場にも入りました。こちらは普通の温度で、若干の鉄分を感じます。体が火照ってきました。
 よく涼んでからご主人にお話を伺うことに。薬湯のパワーは、医学的にも認められて雑誌でも紹介されているのだそうです。ある医師の行った研究でも、その有意性が証明されています。湯治客同士の会話に宿のご主人も混ざって盛り上がる、そんな雰囲気もあたたかい温泉でした。


 

談、橋本
 
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こんにちは、橋本です。今日は北海道の温泉宿の中で、僕の中で一二を争う最高の宿を紹介します。
その場所は養老牛温泉。北海道は地名が難読ですが、ここは大丈夫。そのまんま、「ようろううし」です。場所は空港のある中標津町。周りは牧草地で、温泉宿が二軒だけあるような、そんな温泉の思い出です。

♨ ♨ ♨

 養老牛、その名前に惹かれて、地図帳を見ては行ってみたいと思っていた。両親に「今度の旅行、どこに行こう」と聞かれたとき、僕は迷わず「養老牛が気になる」と言った。年老いた牛を養う場所ではないことはわかる。ウはアイヌ語で「~のある所」という意味で、「養老」の意味はわからないが、いずれにせよアイヌ語由来の地名である。そういえば養老牛のある中標津だって、「シペッ」という、なんだっけ、覚えていない。「ペッ」は沢という意味なのは覚えているのだが。
 札幌からは遠かった。初めて行ったのは夏だったか、水芭蕉の咲く霧多布湿原を通り、小山に大きく「牛」と書かれた牧草地を走り、ようやく到着。離れのコテージに宿泊した。コテージの前に温泉がついていたが、本館の大浴場へ。丸太をくり抜いた湯船もあり、目の前は川。野趣あふれる温泉に癒された。
 温泉はぬるくて無色透明。ややぬめりがあり、木の湯船は滑りやすかった。そして北海道の短い夏は、あらゆる生き物の活発な季節で、露天風呂は虻が飛び回り、誰かがお尻を刺されていた。
 これは初めての時ではない記憶だ。何度か訪れていて、間違いなく回を重ねた方が覚えているものだ。コテージには「虻取り線香」が置かれていて、金色の渦巻きは強力だった。カブトムシも弱っていた。
 晩ご飯も朝ご飯もとにかく美味しかったのだが、朝食バイキングは印象的だ。小さい宿ながらも頑張って多品種を用意し、地元の果物を使ったジェリーのようなジャムが美味しかった。ルバーブの甘酸っぱい顎の引き締まるような味は、僕の中の甘美な記憶の一つとして心に残っている。
 それから、本当に宿の敷地は素晴らしかった。森があって晩ご飯を食べ終わったあたりに、シマフクロウが飛来するのだ。食堂の窓から見るシマフクロウは大きくて、翼を開くと人間くらいの大きさがあるように思われた。こんなにワクワクする温泉旅行もそうないだろう。食事、温泉、部屋、どれをとっても素晴らしいものだった。

 さて答え合わせ。まず地名の由来であるが、「イオ」 (それを水につける所)らしい(諸説あります)。キトウの根を温泉水につけてなめしたとか。知里真志保氏と山田秀三氏の説が食い違っている。(僕はアイヌ語の地名に興味があるので少しオタク方面に話が反れてしまった。)
 それから、泉質は塩化物硫酸塩泉。硫酸の刺激があったとは、記憶もおぼろげなものだ。言われてみればしょっぱかったような気もする。画像は内風呂だが、他にも丸木だけではなく丸太をくり抜いた湯船も確かにあった。 
img_02

 そして食堂に置かれた囲炉裏はシンボルだ。 
 しかしこの宿の記憶はかなりしっかりしている方だ。答え合わせはこの辺で止めてもいい気がする。


談、橋本
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