桃田、日本男子初全英オープンV!「3・11」に届けた快挙/バドミントン


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バドミントン・全英オープン最終日(10日、英国・バーミンガム)109回目を迎えた伝統ある大会。男子シングルス決勝で世界ランキング1位の桃田賢斗(24)=NTT東日本=が、同6位のビクトル・アクセルセン(25)=デンマーク=に2-1(21-11、15-21、21-15)で競り勝ち、この種目の日本勢で初の優勝を果たした。試合が行われたのは、日本時間で8年前に東日本大震災が発生した3月11日。福島県の中学、高校に通った桃田にとって忘れられない日に快挙を達成した。

 日本の男子シングルスが伝統ある全英オープンに挑戦を始めて56年目。日本のエース、桃田が初めて銀色の優勝杯を手にした。

 「めちゃくちゃうれしかった。この大会で優勝するのが子供の頃からの夢だった」


ー中略ー

試合が行われた時間、日本は東日本大震災から8年目の3月11日になっていた。「コートに立つ前に、そのことを考えた。まだ心に傷を負っている方もいると思う。そういう方のためにも簡単に諦めるわけにはいかないと思っていた」。優勝を決めた後の言葉には自然と気持ちがこもった。

 中学、高校を福島で過ごした桃田。3月11日はインドネシアでの武者修行からの帰国前日で、テレビで見た津波の様子に衝撃を受けた。当時富岡高1年だった桃田は帰国後、富山や千葉を転々として練習。地元の配慮で福島に戻って練習再開できたのは、約2カ月後だった。

引用:サンケイスポーツ

3・11。
管理人は当時、ふつうに仕事をしておりました。
午前中で仕事を終えた
非常勤で働いているおばちゃんが、わざわざこのニュースを伝えに来てくれた。「大変なことになってるよ!」と。

実家のおかんに連絡がなんとかとれ、無事を確認しほっとしたのを覚えています。
そして家に帰って、テレビを付けた時の衝撃は忘れられないです。

ふつうに生活できる幸せ、家族友人が無事である幸せ。ふつうにバドミントンを楽しめる幸せ。ふつうのことがふつうではない。ふつうは幸せなんだなと、身に染みて感じた瞬間でもありました。

私たちは復興支援特別税という形で、働いていれば、少しは力になれているはず。
桃田選手の想いも。東北の皆さんの力になっているはずです。おめでとう桃田選手。
がんばろう東北。

~桃田選手のオフタイムの動画~
動画後半のチームメイトとハイタッチしていく姿がかっこよすぎる!