アットホームな時間は休み時間を入れて9時間で終わった。やった。ようやくこのアットホームから解放される。
リーダーぽい人に「宇津井さんは休憩入って下さい」と言われたので、休憩に行った。15分後。戻ってみると、そこは一変していた。
みんなが必死こいて、清掃いや、それはもはや清掃と言われるレベルではなく、洗浄を行っている!各々が散らばって各々の作業をやっている。
何をすればいいか分からないので、とりあえずリーダーに「自分はなにをすればいいですか」と尋ねた。
「高圧洗浄機を使って洗浄して。詳しいことは分からないからYさんに聞いて」と。
Yさんに聞きに行く。「何を洗浄するんかい」分からないからリーダーに尋ねる。これと少し大きめのものを差し出される。Yさんに見せる。「これ1個かい」リーダーに聞きに行く。「とりあえずはこれ1個」Yさんに報告に行く。
おつかいゲーのようだ。
そして高圧洗浄機の使い方をYさんに見せてもらう。「こうやってやるんよ」と。起動するとなぜか水が放水口以外からもプシャーと漏れ始めた。それもちょっとやそっとじゃない。持つところから水が溢れている!「なんだよこれ!」
そして音がうるせーうるせー。その音のせいで、Yさんが説明をしているんだけど何言ってるかさっぱり分からない。
ただ、聞き返すのは失礼という俺の頭の悪い思考は、何言ってるかわからんけどとりあえず返事をしたり、分かったような首肯をする。それでやってみろと言われ、手渡される。
見様見真似で使ってみるが、案の定注意される。動かし方が悪いとそれじゃしっかり洗浄できないと。
そして、水が漏れまくりで、服やらなにやらビショビショになる始末。
言葉には出さないけど「うわぁぁあ、もうビショビショじゃねーか、、」っていう。。水が漏れまくりなのは俺の扱い方が悪いわけではなく、なんか穴のようなものが開いてるらしい。
だったら変えろよと、、、どうしてくれんだこのビショビショ、、
それでなんとかビショビショになりながらそれを綺麗にしたが。なんとまだ洗浄しなきゃいけないのが別の所から出て来た。
○○さんは「ほら1個じゃないないやんか!」と文句を言ってきた。「えっ?あ、あぁ、、」(いや知らねーよ。。俺は言われただけだもん。。)
それでさらにビショビショになった。その時点でもうメンタルがガクーンって。やる気が落ちていった。
高圧洗浄機での洗浄が終わると、少し手持ち無沙汰になった。とりあえずまたやることがないか聞きに行く。
「これとこれを○○に行って、~~を――に片付けておいて」
何を言ったかよく理解できなかった。とりあえずそれらを受け取って、片付けに行った。だが、どこに行けばいいかやっぱり分からない。向こうだっけか、あっちだっけか。
やむを得ずもう一度リーダーにすみませんどちらにでしたっけと聞きに行った。
リーダーに「おまえマジか」って感じの顔で見られて、もう一度場所を教えてもらった。
今度は迷われん。今度はなんとか正しい場所に収められた。
そしてまた手持ち無沙汰になる。
周りを見ると、皆、熱心に作業をしている。この中には自分同様に入ったばかりの人もいるはずだ。なのになんでこんな初めてじゃないように溶け込めるんだろう。まるでこの作業を何度もやってきたみたいに。。一緒に入ったTさんも普通に貢献していた。
その中で唯一ぼーっとしていたのは例の問題児だった。
ホウキ的なものをもってぼーっとしたり、たまに掃いてまたぼーっとする。そのサイクルを繰り返していた。
自分はさっきのような分からなくなるのが少し怖くなり、聞きに行くのが少しためらわれるようになった。が何もせずにぼーっとするのもそれはそれで悪いので、聞きにいった。
そして別の作業を任された。その作業に30分弱ぐらい時間を要した。
そしてまた暇になる。
今考えるとなんでかは分からないけど、なんか「次何かすることないですか」と聞きに行きたくなくなった。
それで、自分も愛され問題児と同様にホウキを持ち、掃除をする振りを始めた。何も持ってない状態でぼーっとするのはさすがにできない。
そこからがひたすら長かった。
正直今考えると明らかに人数が多くその場にいすぎた。だから手持ち無沙汰にはなるのは自分だけではなかった。だから度々他の人も「何かすることないですか」とリーダーに聞きに行くのを見た。
俺は「何かないですか?」と聞きに行くタイミングを逸し、ひたすら意味のない、ホウキで同じ場所を掃く振りをした。
最初はなんてことなかったんだけど、その全く無意味な作業を続けていくと、だんだん辛くなっていく。
なんで俺こんなことしてんだろう。
そのとき愛され異端者が「何してるの?」と注意を受け、何か作業を命じられていた。だが同じことをしている俺には注意はなかった。その前に、リーダーが「あのこホウキもって掃除している振りしていたんよ。結構かしこいね」と数人と笑いあってた。おそらく異端者くんに向けてのものだったろうけど、間接的に俺にも言っているように感じた。
辛い。なんでここで意味のないことしてんだろう。全く無駄な時間。。もう帰っていいだろうこれ。。
何もしない。何の役にも立たない。ただただ、何かをしている振りを2時間強続けた。
能動的に動けない自分はこうやって自ら動かなきゃいけないところでは役に立てないと改めて感じた。指示がないと何もできない。そして指示があっても、どういう風にしなきゃいけないか実際に見せてくれないとできない。
きっとリーダーや周りの人は「なんであいつ何もしないんだろう」と蔑みの目で見ていたことだろう。
何度か泣きそうになった。
もういいやと思った。
何がとりあえずやってみるだ。
応募するときの自分を恨んだ。
いくら時給が高くても、自分の割に合わないところにいったらダメだ。
ようやく何もしないという拷問が終わった。
更衣室で着替える前に、上の人のいる場に自分は向かった。そこで15分ほど話をした。
リーダーぽい人に「宇津井さんは休憩入って下さい」と言われたので、休憩に行った。15分後。戻ってみると、そこは一変していた。
みんなが必死こいて、清掃いや、それはもはや清掃と言われるレベルではなく、洗浄を行っている!各々が散らばって各々の作業をやっている。
何をすればいいか分からないので、とりあえずリーダーに「自分はなにをすればいいですか」と尋ねた。
「高圧洗浄機を使って洗浄して。詳しいことは分からないからYさんに聞いて」と。
Yさんに聞きに行く。「何を洗浄するんかい」分からないからリーダーに尋ねる。これと少し大きめのものを差し出される。Yさんに見せる。「これ1個かい」リーダーに聞きに行く。「とりあえずはこれ1個」Yさんに報告に行く。
おつかいゲーのようだ。
そして高圧洗浄機の使い方をYさんに見せてもらう。「こうやってやるんよ」と。起動するとなぜか水が放水口以外からもプシャーと漏れ始めた。それもちょっとやそっとじゃない。持つところから水が溢れている!「なんだよこれ!」
そして音がうるせーうるせー。その音のせいで、Yさんが説明をしているんだけど何言ってるかさっぱり分からない。
ただ、聞き返すのは失礼という俺の頭の悪い思考は、何言ってるかわからんけどとりあえず返事をしたり、分かったような首肯をする。それでやってみろと言われ、手渡される。
見様見真似で使ってみるが、案の定注意される。動かし方が悪いとそれじゃしっかり洗浄できないと。
そして、水が漏れまくりで、服やらなにやらビショビショになる始末。
言葉には出さないけど「うわぁぁあ、もうビショビショじゃねーか、、」っていう。。水が漏れまくりなのは俺の扱い方が悪いわけではなく、なんか穴のようなものが開いてるらしい。
だったら変えろよと、、、どうしてくれんだこのビショビショ、、
それでなんとかビショビショになりながらそれを綺麗にしたが。なんとまだ洗浄しなきゃいけないのが別の所から出て来た。
○○さんは「ほら1個じゃないないやんか!」と文句を言ってきた。「えっ?あ、あぁ、、」(いや知らねーよ。。俺は言われただけだもん。。)
それでさらにビショビショになった。その時点でもうメンタルがガクーンって。やる気が落ちていった。
高圧洗浄機での洗浄が終わると、少し手持ち無沙汰になった。とりあえずまたやることがないか聞きに行く。
「これとこれを○○に行って、~~を――に片付けておいて」
何を言ったかよく理解できなかった。とりあえずそれらを受け取って、片付けに行った。だが、どこに行けばいいかやっぱり分からない。向こうだっけか、あっちだっけか。
やむを得ずもう一度リーダーにすみませんどちらにでしたっけと聞きに行った。
リーダーに「おまえマジか」って感じの顔で見られて、もう一度場所を教えてもらった。
今度は迷われん。今度はなんとか正しい場所に収められた。
そしてまた手持ち無沙汰になる。
周りを見ると、皆、熱心に作業をしている。この中には自分同様に入ったばかりの人もいるはずだ。なのになんでこんな初めてじゃないように溶け込めるんだろう。まるでこの作業を何度もやってきたみたいに。。一緒に入ったTさんも普通に貢献していた。
その中で唯一ぼーっとしていたのは例の問題児だった。
ホウキ的なものをもってぼーっとしたり、たまに掃いてまたぼーっとする。そのサイクルを繰り返していた。
自分はさっきのような分からなくなるのが少し怖くなり、聞きに行くのが少しためらわれるようになった。が何もせずにぼーっとするのもそれはそれで悪いので、聞きにいった。
そして別の作業を任された。その作業に30分弱ぐらい時間を要した。
そしてまた暇になる。
今考えるとなんでかは分からないけど、なんか「次何かすることないですか」と聞きに行きたくなくなった。
それで、自分も愛され問題児と同様にホウキを持ち、掃除をする振りを始めた。何も持ってない状態でぼーっとするのはさすがにできない。
そこからがひたすら長かった。
正直今考えると明らかに人数が多くその場にいすぎた。だから手持ち無沙汰にはなるのは自分だけではなかった。だから度々他の人も「何かすることないですか」とリーダーに聞きに行くのを見た。
俺は「何かないですか?」と聞きに行くタイミングを逸し、ひたすら意味のない、ホウキで同じ場所を掃く振りをした。
最初はなんてことなかったんだけど、その全く無意味な作業を続けていくと、だんだん辛くなっていく。
なんで俺こんなことしてんだろう。
そのとき愛され異端者が「何してるの?」と注意を受け、何か作業を命じられていた。だが同じことをしている俺には注意はなかった。その前に、リーダーが「あのこホウキもって掃除している振りしていたんよ。結構かしこいね」と数人と笑いあってた。おそらく異端者くんに向けてのものだったろうけど、間接的に俺にも言っているように感じた。
辛い。なんでここで意味のないことしてんだろう。全く無駄な時間。。もう帰っていいだろうこれ。。
何もしない。何の役にも立たない。ただただ、何かをしている振りを2時間強続けた。
能動的に動けない自分はこうやって自ら動かなきゃいけないところでは役に立てないと改めて感じた。指示がないと何もできない。そして指示があっても、どういう風にしなきゃいけないか実際に見せてくれないとできない。
きっとリーダーや周りの人は「なんであいつ何もしないんだろう」と蔑みの目で見ていたことだろう。
何度か泣きそうになった。
もういいやと思った。
何がとりあえずやってみるだ。
応募するときの自分を恨んだ。
いくら時給が高くても、自分の割に合わないところにいったらダメだ。
ようやく何もしないという拷問が終わった。
更衣室で着替える前に、上の人のいる場に自分は向かった。そこで15分ほど話をした。