Dawn×Dawn

自分こと宇都宮が描いた絵を載せるブログです。 絵のお話とかも

華_イラスト1
華_イラスト2
動画用にイラスト描きました~
いちごのせPさんの新曲です!是非ご視聴くださいまし



サクラノコエupyou
こちらも春の絵、でもこっちは個人制作です。
自分にしては早く描けました実質5日ぐらいかな?着手してから5日は自分にしては驚異の速さですね
途中やる気が起きなかったり体調がすぐれなくて作業が進まない日や、別作業やる日もあるのが普段なので
描き始めてストレートに途中だれずに終わらせたのはえらい

背景のスカスカ感を感じてましたが、最後にエフェクト散らしたからか構図の種瀬入道が上手く行ったのか最終的にはそこまでひどくはなかったな
でも上記の通り時間はかかってないので(背景の塗りは2日で済んだ)手をかけてないのは事実なんですよね
構図は物足りないけど、空間は感じられていいかな
あとパース定規を使ったので背景描くのは楽ちんでした
色をピンクと水色の身に絞って、さすがに減らし過ぎたかと思ったけど
中央に元気のよいGUMIちゃんが来てくれたおかげで、他の色も使って華やかさがぐっと増した

年度の初めである4月が目前なので、新たな一年に向かって爽やかに駆け出すような
青春ものアニメの第一話冒頭的な雰囲気を感じて貰えてたら嬉しい

ほんといつもは落書きにですら調子悪いと3日くらいはかかるのに、この速さでこの内容なら自分にしては上々出来だ。
ずっとこの調子で行きたい



やったゲームの感想
「VA-11 Hall-A」
数年前の人気作ですが今更プレイしました。超面白かった…

PC98時代のADVを意識したようなグラフィックの、インディーADVです
サイバーパンクな未来の街のバーを舞台に、バーテンダーの主人公がお酒を造りつつ日々の仕事の中での人々との交流を重ねるという
派手な設定と独特なビジュアルからは想像できない、小さな視点で書かれた生活感のある普遍的なドラマで、これまでプレイしてきたゲームの中で最も大人内容でした。成熟しているという意味で。
お酒を出すお店が舞台ということもあって登場人物のほとんどは大人だし、主人公の年齢的にも20台を振り返るというか大人のモラトリアムを描いていて、自分自身の状況とも照らし合わせながら当事者的にも楽しめました。
というかまさに今の自分の為のゲームだった気もする

ゲームを制作した二人はベネズエラの若者だそうで、自国の政情不安や日常も反映しながら作られた作品設定で
面白いのが設定はSFだけども登場人物が気にしていることはあくまでパーソナルな事で
話の端々に事件やSF設定は絡んでくるけど、中核はあくまで自身の価値観や日常の中でのモヤモヤや後悔や、小さな開放や救いであるところですね。
世界を変えるような大きな話は無いけど、お酒を作りつつお客さんや職場の仲間たちとやり取りすることで、一緒に話してる様な気持ちになって
素敵な思想やイライラに向き合ったりして頭と心の運動をしているようです

秀逸なのが物語の構成で
出勤してバーデのシークエンスが前半後半とわかれていて
仕事の前と後に同僚とボスとのやり取りがあり、家に帰って一人でスマホを見る時間があり、また出勤する…というゲームループなんですが
良い具合にイレギュラーが挟まる。いつもの一日のループかと思いきや、ボスが家に遊びに来たり、大きな事件が起こったりと
いつものループとは異なるイベントが、退屈になる前に挟まって、そこで話の矛先を変えるのが上手い
いつもと変わらない日かと思いきや、新たな出会いがあったり、自分の過去を振り返ったり
日々の中で何かが少しずつでも変化していく感覚を、シンプルで短いゲームの中に実にうまく落とし込んでると思う。
特に自分とジルの年齢が近いのもあって「そうそう、わかるわかる!」って手を握って伝えたいようなそんな気持ち

最終的には、どちらかというと暗くて内気で目的は無く成り行きでバーテンダーをやっていた主人公のジルが、バーテンダーの仕事の中での出会いになんだかんだで救われることになる
優しい話だったのではないかと思います。
20代以降の自分の日々に後悔や虚無感を感じていたけど、決して無駄ではなかったと
日々の中ではなかなか実感が湧かないけど、実は自分の持ってるものって色々あった
ジルの場合は良いものをたくさんもらってたんだな、知らず知らずのうち
そう言う日常の厚みみたいなものを短いゲームでよくぞここまで表現したなとただただ感嘆です
思い出してるだけでもちょっと泣けてくるものがあるな
不安な時代に大変しっくりくる名作でした。


観た映画の感想

「おかえり、ブルゴーニュへ」
1年半前?かな。広島では公開されて、予告編の感じが好みだったので見に行こうかなと思いつつ、時間やお金やめんどくささで結局見送った作品でした。
huluで視聴

フランスの美しい田舎のワイナリー(向こうではドメーヌと言うらしい)を舞台に
父を亡くした三きょうだいが、ワイナリーの相続問題に悩みながらワインづくりをする1年間を描いた家族ドラマです。
まあ地味、だけど見てて心地いい穏やかで純粋なドラマです。

予告編を見たときに20代前半から30過ぎまでの三きょうだい、長男、長女、次男たちが
キャッキャしながらフランスの美しい田園風景の中で過ごしてる映像を見て
こう…恋愛とかじゃなく男女が一緒の過ごす描写が好きな自分は
成人したきょうだいが親を亡くしたあと自分たちだけでワイナリーで働く姿を見て、なんか興奮して
その興奮を十分満たしてくれる内容でした。
長男は父親に反発して家を出て海外生活を送りながら、自分のワイナリーを妻とともに買ってワインづくりをするも夫婦関係が崩れ始め
長女は兄が去った後父と共にワイナリーを営むが、父が亡くなり自力で切り盛りすることに不安を覚える
次男は結婚し、実家の近所の妻の家で義父の大規模なワイナリーを手伝うが、義父の威圧的な態度に辟易している
そして父が亡くなりワイナリーと葡萄畑と家を相続するには、多額の相続税がかかりどうするべきか3人は共に考えることに…
この三人の設定と相続の問題と、1年通してのワイン造りの風景を
淡々と特にこれと言ったアクシデントが起こるでもなく、地味ーに描いて行くだけです
ただテンポはさほど悪くないし、何と言ってもフランスの田舎の四季は美しく
畑仕事や美味しいワインも季節の移り変わりを映すのにぴったりで
兄弟たちの会話のテンポは良く、大人になった彼らの家族に対するモヤモヤや、将来の不安も織り交ぜ
時に衝突しながらも心の隙間を埋め合うきょうだいの結束は美しいし、やり取りも丁寧で楽しい
ちらほら挟まれる過去の回想もセンチメンタルで、単調さを軽減させてる

ドラマ映画が好きだと、段々ストーリーを求めなくなってくるんですよね
ベースの設定だけあって、そこにある人間ドラマをしっかり立体感を出して描いてくれればそれで良いというか
変にアクシデント起こったり上げたり落としたりすると、ドラマでのディティールが消えて
大げさで予定調和なセリフや展開が増えるんですよね
そういう意味ではかなりドラマに寄せた作品で見てて心地よかったです。


「ミナリ」
アカデミー賞関連作。
南部ものらしい、文学ぽさも感じる、アメリカ映画らしいアメリカ映画
だけど主人公たちは韓国系の移民一家という、向こうの移民あるある的な家族の苦労話を綴った家族ドラマ。家族ドラマばっか見てるな自分

ここ最近のアメリカ映画って自国の5,60年を振り返るような傾向を感じて
BLM関連の映画もそうだし、タランティーノもスコセッシも振り返りをやってるよね
この間見た「フェアウェル」も今作と同じで、アジア系移民の子供が、自分たち一家がアメリカに移住したことについて回顧する面があった

今作は監督自身の幼少期を振り返る形式で、田舎町のただの原っぱとそこにある移動式住居とその周辺に
象徴的にモチーフを配置しシンボリックにアメリカの家族の在り方について綴っており
元は小説を原作にしたかったけど、都合がつかず自分の話にした作品ということもあって
かなり文学的です。
家族全体を俯瞰で見た構図が面白くて、主観で語るのはまだ幼い一家の第二子である男の子というのも良い視点ですね
はじまりはアメリカンドリームを信じる一家の父親が、乗り気でない妻を説得し一家でアーカンソーに移住するも、畑ともいえないただの草原と移動式住居に妻は拒否感を覚える
孵卵場でのひよこの選別と農業の掛け持ちで、子供の世話を見られない状況に
母方の祖母を韓国から呼び、面倒を見て貰うことになるが…

俯瞰で一家の微妙な状況を映し、不安な農業の先行きを見る中に
突如としてトリックスター的なポジションとしておばあちゃんが登場し
一家を掻きまわして空気を入れ替えるようなそんな作用をしたくだりは、とても鮮烈でした
主人公と心が近付いて行く一連のくだりは微笑ましいし、せりふも良かった
のちに枯れていく畑の土と打って変わって、畑の先にある美しい水場にミナリ(日本で言うとこの芹)の種をまき青々と茂らせる、その光景はある種の神秘性があって
キリスト教の神秘性にも通づる物がある

意外なのは宗教的な見えないものを信じることを割と肯定していて
無いはずのものや正体の分からないものや疑わしい第六感的な感覚を
救いであり存在するものとしているんだよなー
今作の思想とか描きたいものにそこまで共感はできないけど
見せ方やメッセージの面白みはあるし、どんどん追い詰められていく一家の居心地悪さや
やり取りの繊細さは見ごたえありました。

イマイチだった点を上げると話の落とし方ですかね
そこまでかなり熱い夫婦のやり取りがあったので、急に話を終わらせた感があって
結構乱暴だったような…
そこまで気持ちが盛り上がっていたのがしぼんだ気がしたな、画的には派手だけど
あとおばあちゃんが良いキャラしてたのに、終盤存在感が薄れたのももったいなかった
2時間の映画だけどもう15分くらい尺伸ばしてくれても良かったんだけどな

そんな感じかな、やはりドラマ映画は良い、面白い。
来週はノマドランドを見に行くのでそっちも楽しみです

Eternal_Sky_イラスト
ショコラさんの新曲にイラストを描かせて頂きました。
是非ご視聴ください!

Eternal Sky / 結月ゆかり

神秘的で空の様々な美しさをうたった曲で、心洗われるようなきれいなサウンドなので
イラストも色遣いやキラキラとした効果で雰囲気を出してみようと
分かり辛くなってしまったのですが、水に反射した空は昼の青空です

あと連作イラストも描きました
車輪の恋1
車輪の恋2
車輪の恋3
車輪の恋4

連作に関してのあれこれはFANBOXの方に記したのでそちら参照ください

 

やったゲームの感想
PHOGS!_20210130015814
「PHOGS!(犬犬)」
ずっと楽しみにしてたゲーム。
蛇状の体の頭としっぽがどちらも頭という変な犬が主人公の3Dプラットフォーマーパズルです
PHOGS!_20210130015752
コントローラーの左スティックで左の頭、右スティックで右の頭を動かし
ゴムのようにびよーんと体が伸び、咥える動作が行えます
水が出ているところを咥えると反対の頭から水が出てきて
片方の頭で電球を咥えると、反対の頭から懐中電灯のように光が出ます
この双頭で体が伸びて咥えてという少ない要素を生かして、パズルを解いてプラットフォーマーをこなしていきます
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シンプルかつ楽しい大人から子供まで遊べる、軽めの作品で
操作はシンプルでわかりやすいながらグネグネと伸びる犬の動作はちょっともどかしく
それがおかしみがあって、協力プレイにも対応しているのでわちゃわちゃとパーティー感覚でも遊べるし、一人でものんびりサクッと遊べて、ステージ制の作りもキリを付けて遊ぶのに向いてます
ステージはプロローグ・エピローグ、他に大ワールドが3つあり、各ワールドがコンセプトごと更にいくつか分かれてる感じです。

アートのパステルで奇妙でポップな可愛さに満ち溢れた魅力は特別素晴らしくて
カラフルで、とにかくネタやオブジェクトが豊富で
ユーモアも効いてて、ゲームセンターの筐体で遊んだり、巨大ピザを作ったり、ステルスミッションをやったり
マップ上には様々なゆるキャラがいて、主人公である犬が目の前に来たらなでたりして
暴力も緊張感もないゆる~い世界で、ひたすらのほほんと不思議なパズルを遊ぶ
オモチャ箱っぽいぐにゃぐにゃした音楽も雰囲気を盛り上げて
集中できるし、日常のガチャガチャしたことを忘れてリラックスして楽しめますね
難易度もほどほどで、物理演算がもどかしくてちょっとイラっとすることもありますが
そんな延々悩み続けるほどではない

疲れてる時にだらーっとリラックスしながらプレイするのにうってつけで
主人公の犬に癒される良ゲーでした
丁度良い具合に頭を使えて、かといって疲れもしない、目にも鮮やかでゆる気持ちいい
程よく良いゲームでした

見た作品の感想

「高慢と偏見」(95年)
BBCのドラマシリーズ全6話
この間「プライドと偏見」(映画)の方を見て、BBCのドラマ版は凄く評判がいいことを知り
見てみました。

話は映画版にさらに肉付けされてシーンが足されてセリフも増えたので
流れには説得力あるように見えるし、ドラマの面が強化されてるので雰囲気作品じゃない点は良かったですね。
映画版見て?となってた部分の理屈や流れがようやく理解できました。
CMなしで1話53分なので風俗小説が元のロマンスと言えども話のボリュームがあるし
ロケの多さや衣装や大道具小道具の多さも凄くて
特にロケは正味イギリスのお屋敷などでの撮影なので、時代物としてゴージャスですよね
難があるのはライティングで、近頃の蝋燭の灯りや自然光を意識したリアリティに沿った撮影に対し
今作はガンガン照明で光当てて、燭台があるのに明らかに違う位置から全然違う光が強く当たっていたりして不自然です
その辺は当時には機材の性能で難しかったところなんでしょう。
今は昔の暮らしの光をできるだけリアリスティックに描くのがトレンドだと思うし
BBCのドラマも最近のはだいぶ暗くなってる

今見るとお話には共感し辛いところが多くて、タイトルの高慢と偏見ですが、別に高慢と偏見のせいで恋愛がこじれているようには受け取れない
互いの行き違いというよりも、毒親と毒家族親戚のせいで、思うように恋愛できない理不尽さの話に思える
自分自身はどんなまともな人であっても、家族のせいで評価を下げられるのは仕方ない
なんてのは現代で新作としては放送できない内容ですよね
主人公とその姉は今の視点では虐待被害者に見えるし、そんなやつとは結婚できないなんて絶対に言ってはいけないことだ

同じジェーン・オースティン原作の「EMMA」が昨年再映画化されて
日本にはまだ来てないですけど、結構評判良いみたいなんで
高慢と偏見の方も現代的な視点で上手くアレンジすれば、再映像化行けるんじゃないかと
2005年の映画版がいまだに根強い人気で、ファンアートやスクショやgifをしょっちゅう見かけるんですよね
聡明な中流家庭の次女と、不器用で口下手な資産家の恋自体は今やっても受けると思う
今作の良さってロケーションや話の流れ上移動が多くて色んなシチュエーションがあるとこだと思うし
価値観をアップデートした上でやれば行けるんじゃないかなー
若草物語のグレタ・ガーウィグが映画化した版も凄く面白かったし
今作もリブートお願いします。


「ローマの休日」
今更見ました。こういう超有名なクラシック作品っていつみればいいか分からん
思ってたのと違ったのが、主人公?の新聞記者はそんな伊達男って訳じゃなく、お金の無いボンクラなんですね
アン王女は偏見の無い純粋な人だから彼の事を好きになるんだね
オードリー・ヘプバーン演ずる王女は、性格はまあ軽いというか空っぽな感はありますが
それでも上品な雰囲気は素晴らしくて、立ち居振る舞いを見てるだけで満足できる
オードリーを眺める映画として楽しく出来てると思います
まえ「ティファニーで朝食を」を最初の方だけ見て退屈に感じて途中でやめてしまったので
今作は圧倒的に見やすかったな。
今じゃ考えられないような場所で豪華なロケ撮影を敢行してて、この映画でさらに有名になって人がごった返してる観光地で、優雅で軽やかなデートの風景を撮影なんて贅沢極まりない
有名シーン以外のロケーションも全部綺麗ですし、色男とチャーミングな女優が楽しく観光してる画は決まりまくってる
撮影も見やすくかといってチープでもなく、現代では絶対撮れても撮れない映像というか
こういう王女が初めて街に出て…なんていう可愛らしくて夢のある軽やかさは二度と表現できないものだ
ディズニーのクラシック作品にも通づる物がありますね、劇的に優雅にロマンスを描く事ってもう我々には無理な事なんですよ
絶対チープだったり気持ちが乗り切らないと思う。
ロストテクノロジーを見られるので、今も見る価値は十二分にある


「地上の星」
ネトフリで配信終了が迫ってる評価の高い映画だったので見た。
けどうーん…特段面白くはなかったな。

インド映画です。ネトフリのあらすじでは、落ちこぼれ扱いされてる男の子は実は芸術的才能があって、素晴らしい教師と関係を気付くことによって才能を開花させる的な事が書いてあったのですが
実際見てみると男の子が周囲に失読症を患っているのに理解されず学校がつまらなくて
学校をさぼったことがバレて寄宿学校に入れられるも、そこに行っても根本的解決にならず苦しむ…と
この男の子視点で延々苦しむ描写が、長い映画の内の6.5割くらいでかなり多い
男の子の主観で彼はまだ8,9歳ってこともあって、苦しい状況から脱することができない描写の連続で見てて結構辛い、あらすじの内容とは結構な落差がある映画でした

見る前のあらすじの感じだと、冒頭の落ちこぼれ扱いのシークエンスは最初の2割程度で
そのあと教師と出会い、苦しみつつも寄宿学校内で努力する描写が全体の5割
後の3割がクライマックスと家族とのドラマパートだと思うじゃないですか普通
エンタメ映画でサクセスストーリーなのかと思ったんだけど
実際は失読症ってのがインドではまだ認識が広まっておらず、教育現場や家庭が理解を持ちましょうねって、教育に対するスピーチ的な作品だった訳ですよね
障害を抱える子供たちが正しい教育を受けられるようにと、それ自体はもっともなことだと思うけど
作品としてはあまり工夫も感じられずに、ただ苦しんでる描写や親や教師が怒る描写が続く一方で
失読症の描写は抽象化しすぎて分かり辛く、インド映画なので歌にしてたりしてどうにも実感として伝わらない

あらすじがサクセスストーリーに見えるフェイクになってて
見る側としては早く主人公が教師と出会って、壁を乗り越えるシークエンスを見たいけどいつまでたっても出てこないし
起承転結の起の部分が映画の尺の半分を越してもずっと続いてて、構成が破綻してるんですよね
しかも重要なキーワードである失読症が、映画の後半過ぎてようやく出てくるので
障害と向き合い乗り越える映画なのに、見ていて何十分も障害についての映画だと分からないんですよ
その辺の匂わせが下手で、これはただの落ちこぼれ少年なのか、学校が嫌いなのか、多分失読症だろうなとそこに行き着くまでかなり時間がかかる
この映画が伝えたいことって、障害があることをもっと広めて教育機関が早く気づいて適切に対処できるように広めることだと思うけど
結局それに気付くためのプロセスや、適切な教育機関につながる為の方法は明示されてないので
失読症他障害を抱えてる子がいたとして、どうすればいいのかが分からない
子供の苦しみにフォーカスするより、そこに気付けない親が気付けるチャンスを得るだとか、こんな風に学べば克服できるとかの方法にもっと尺を割いて見せるべきだったと思うけどな
うん、まあ、微妙でした。


聖なる鹿殺し」
ヨルゴス・ランティモスの作品はこれが初見です
難解でギリシャ人監督の映画ってこともあってギリシャ神話も解釈に絡んできたりするんですが
故にもう考察もされきっていて、自分も映画を見るよりずいぶん前に考察の方を先に見ちゃったので
あまり自分で書く事もないっすね
パラサイトとかと同じ系統の現代の貧富の格差について、寓話的手法で描いたミクロなドラマって感じですかね
ここ何年かは貧富の格差現代寓話が盛り上がっていてどれも結構面白いけど
感想として書くことは無くなるなー、今作も出来は良いし楽しめたけど
今作の特徴として思ったのは、家父長制だろうか。父親が家族の生成与奪権を握ってて
息子が父の立場を継ぐような立場も描かれていたし
男性が一家の長となって家族の命運を決める気持ち悪さや圧のようなものを感じる
最終的にその構図の終焉を描いていたのかもなと


「説きふせられて」
hulu解約前に見ているBBCのジェーン・オースティン原作ドラマの一つ
好きなサリー・ホーキンスが出てるので見ました。
正直地味だしこれと言って面白いほどじゃなかったな。
ただサリー・ホーキンスはやっぱ良いってのと、映像と当時のイギリスの上流階級の暮らしの雰囲気が見てて楽しいってそれだけですね。眺める作品
作業しつつ横で流すには丁度良いです。


ボウリング・フォー・コロンバイン
マイケル・ムーア監督の映画はこれが初見。
ど重いなあこれはまた…でもそんな映画が好きだし、今作も凄く面白かった
コロンバイン高校の生徒による銃乱射事件をもとに、アメリカと銃そして暴力の関係に迫った作品です
てっきり事件の事中心に当時の状況について追う作品かと思いきや
かなり多角的にアメリカの暴力の在り方に迫っていて、最終的に人種問題や格差を落としどころにした印象です。
驚くべきことに制作年が2002年で約20年前の作品ですが、完全に今のアメリカの分断そのままの構造で、なんだか社会は発展どころか後退してるような気さえしてきます。

ムーア監督の指摘で、過去の歴史がどうであるかは現状に対する言い訳にならないってのは、全くその通りだと思った
歴史が血塗られていようが、自治や自警の概念が国の成り立ちにあろうが、現代において過去の歴史を理由に暴力が起きる構造を野放しにする理由にはならんですね。
結局のとこは既得権益と危険ビジネスだよな
白人層に異人種に対する危険なイメージを植え付けることで、防衛のための消費を促すという
差別意識に付け入って商売するというおぞましさよ


「プライベート・ウォー」
今回の記事の中では今作が一番面白かった。
実在した隻眼の戦場ジャーナリストを描いた劇映画です。
彼女が戦場で片目を失ってからシリアで亡くなるまでの模様を、あくまで彼女の主観かつ印象で描いた作品

特徴的なのは編集と構成で、イギリスでのスター記者としての日常と戦場での地獄のような取材がぐちゃぐちゃに混ざって、さっきまでイギリスだと思ったらもう戦場にいる
一続きの物語としての筋をあえてなぞらず、過去のフラッシュバックなども用いて時系列をあいまいにするんですね
これって言うのは彼女の中の印象や感覚を表現していて
イギリスでスター記者として尊敬を集めながら、愛する人たちもいて、それなのになぜ彼女が戦地へと駆り立てられるのか、そのメンタリティを描いている
主人公は精神的に破綻した面があって、イギリスにいると強い不安や焦燥を感じて
戦地の事ばかり思いだしてしまい、何度も陰惨な光景がフラッシュバックする
イギリスの豊かな生活と戦地にいる力なき人々の境遇の理不尽なギャップに悩んで
耐えられなくなってお酒に逃げてしまうんですね。

人はある程度自分事を優先して、どんな人でもある程度は保身をするところがあるけれど
彼女の場合は、自分事とそれ以外の境界線を見失ってしまっていて
自分が豊かなだけでは心が安らがない、どこかで苦しんでる人がいる事も彼女の苦しみなんです
だからこそ危険な戦地に駆り立てられて、それがすばらしいジャーナリズムに繋がっている
でも精神的な破綻に頼ったジャーナリズムってどうなんだ?

「ゾディアック」という映画を見たときにも思ったのですが
主人公が正体不明の殺人鬼に異様なまでに執着し、必死で情報をかき集めていく中で、仕事も生活もどんどん破綻していくわけですが
そこまでしないと素晴らしい成果につながらないジャーナリズムの恐ろしさを感じるのです。
ある種の破綻があるからこそ危険な地のことを我々は知ることができるけれど
でもそれを前提にしないと成り立たないってどうなんだろうな…。

非商業イラスト依頼について

◆注文時に指定、提示が必要な事項

・締め切り日

・枚数

・使用媒体

・画像サイズ
(印刷物の場合は、トンボや見切れる範囲などもご提示ください)

・イラストの内容、イメージ
(稿料は作業前に決定するので
背景の有無や差分など料金決定に絡むものは必ずご指定下さい)

・レイヤー分けの詳細



事前の指定を覆す内容の修正を求められた場合
追加料金を頂く場合があります
出来るだけ作業開始後に指示を後出ししないようにして頂きたいです


◆イラスト料金形態について

基本料金
イラスト(人物+背景) 5000円
例1:https://utsuutu.tumblr.com/image/613120342529114112
例2:https://livedoor.blogimg.jp/utsuutu/imgs/c/4/c4fe9069.png

こちらの料金を基本として
注文内容により料金が増減します。

料金が増える例
・イラスト内で描かれる人物が3名以上
(2名までは基本料金内)
・差分 人物の表情やポーズ差分、背景の時間帯の表現が変わる等
・特別細かい描き込みがある場合
(モブが何人もいる、近未来的な街とガンダム的なメカ等
 明らかに労力を要するもの)

料金が減る例
・背景無し人物のみ ※人物は2名まで
(簡単なエフェクトや小物一つであれば背景無しとします)
・単色塗り、モノクロなど塗りの工程がシンプルなもの
・アイコンや簡単なデフォルメイラスト
(例1https://livedoor.blogimg.jp/utsuutu/imgs/5/3/53cbde2a.png
 例2https://livedoor.blogimg.jp/utsuutu/imgs/d/3/d317fe74.png

※リテイクについて
描き直しが必要なリテイクは原則一回までとさせていただきます
複数回修正を必要とする場合は、注文時にその旨お伝えください。
(こちらが指定と異なる物を描いてしまい修正する場合は、リテイク回数に含まれません)


料金や例はあくまで目安ですので
注文内容や要望や予算に応じ相談しながら柔軟に対応できればと思います。
注文枚数が多い場合やアニメーション、Live2D用のレイヤー分けなど
特殊な注文の場合も希望予算などお聞きして
相談しながら決めていければと思います。

ジラフとアンニカ
前々回の記事で感想を書いた「ジラフとアンニカ」のファンアートです
作中で印象深かったもの中心に描きました
ストーリーが短いながらも心にじんわり響く素敵なお話だったので
色々思い返しながら描くのは楽しかったですね

良いと思った作品の二次創作をするのって、やりたくてもなかなか実現しないので
今回はちゃんと描けて良かった


見た作品の感想

「アイカツ!」(3,4年目)
前々回の記事でぼろくそ書いたアイカツ!(最初の1,2年いちごちゃん世代)の感想でしたが
結局いちごちゃん世代は90話でギブアップして、そのまま101話の主人公交代して新世代に移ったあかりちゃん主人公の回からまた見始めました。
このあかりちゃん世代は、率直に申し上げると面白かった!

いちごちゃん世代の不満点は、美月さん一人がひたすら話を引っ張っていくせいで流れに無理があり話が歪。
そして主人公無双というかいちごちゃんがどんどんアイドルとして大成しすぎて、100話分の尺分やることが無くなって、後半はもうやったことあるような話を繰り返す退屈さですね
これらの不満があかりちゃん世代では上手く解消されて楽しい作品になってました。

まずあかりちゃん世代は、厳しい特訓の果てにスターダムを駆け上る要素はかなり薄まって
個性的なアイドルたちが自分らしく輝いて、かつそんなアイドルや周囲の人たちと関係を深めるドラマが中心の爽やか青春ものになっていて
トーンが全体的に落ち着き平和路線になって、地味ですがその分細かいところまでキャラの扱いなど気配りされていて
キャラ同士の関係性の発展や、サブキャラの掘り下げや、視聴者が見たいだろうと思われる場面を良いタイミングでしっかり入れるなど
丁寧に筋の通った展開がされていて、見ててもやもやが無くて良かったですね
それでいてところどころ捻るとこは捻ってくれて退屈しなかった。
終盤20話程度、尺余りでやることなくて持て余す感じはありましたが。

いちごちゃん世代は、とにかく美月さんが場を荒らすというか
大会とか最強のユニットを作るとか、強さを求める方向に振れまくっていて
これが凄いアイドルだという画一的な価値観を押し付けてきて、周りも同調してしまうし、いちごちゃんが強キャラだから、美月さんの要求に応えてしまえて、そのせいでどんどん話がインフレしてずっとこれが凄いライブみたいなのばっかりで疲れてくる

あかりちゃん世代は真逆で、まず美月さんポジションに当たる憧れのアイドル枠が
前シリーズのアイドルたちが担当してくれるおかげで、先輩キャラの数が多くてその分色んなアイドルの個性を肯定する形になっている。
主人公のあかりちゃんは、コツコツ一歩一歩進むタイプで話がインフレしないし、控えめなとこもあるので他のキャラの見せ場を作ってくれる
主人公の親友ポジションの二人も、大人しいスミレちゃんと仕事でつい守りに入ってしまうひなきちゃん二人とも良い意味で人間らしくて、心の機微が感じ取れて話に深みが増した
後輩キャラの面倒の見方もいちごちゃんのぶっ飛んだやり方じゃなくてちゃんと関係性作って
現実的に仲良くなっていくのが良いですね
芸能活動もリアル方面に寄って、凄いアイドルを推すだけじゃなく、トークとかお笑いも売れるっていう現実に即した価値観も多様性が増して良いし
ローカルアイドルも出てきて、地域密着型の良さも提示してるのもまた多様性ですな

自分的に一番面白かった点は、後半に登場するののっちとりさっぺのお話ですかね
あかりちゃんたちがツアーで訪れた北海道の小さな町で、田舎の歌うことが好きなただの中学生の二人がアイドルを目指し上京するという
地方格差について触れてる点は素晴らしいし、アイドルになりたいと簡単に告げられるわけでもない二人が決意を固めて東京へ旅立つ列車のシーンは昭和の人情物のようで沁みますね
アイドルになってからの、お上りさん的な田舎っぽいのどかで擦れてないゆるい雰囲気のまま
成長してくのも良くて、この自分らしいメンタリティのままアイドルになれると提示してる点が、あかりちゃん世代最大の良さだなと

他にも細かい点で気に入った部分本当に多くて、見ていて楽しい素敵な作品でしたね。
これで一応アイカツシリーズは全部触れることはしたことになる。(途中で脱落したシリーズもあるけど)
結局最初に見たスターズが一番好きなのは変わらずでした。
見て良かったのはスターズとあかりちゃん世代だけか…それでも180話分楽しめたから十分だね
ちなみに最新シリーズのプラネットも真面目に見てます。まだ4話だから判断し辛いけど今のところ楽しめてる
自分の中で一旦アイカツシリーズの決着がついたので何かすっきりしました
これからも一応続く限りは追いかけてみます


「パディントン」「パディントン2」
上記のアイカツを見終えて、そもそも自分がhuluに登録したのはアイカツ見放題だからだということを思い出し、でもひと段落付いたしもうhuluは解約しようかなと思い
解約前に見たい作品を消費する体制に入ってます。

今作は結構評判良いのと大好きなサリー・ホーキンスが出てるってことで、気になっていたので
これを機に2本とも見ました。
ドタバタコメディ中心の楽しいファミリー映画として、ちゃんと笑えて面白いものに出来てる
だけでなくてその裏にある(裏って程じゃないが)メッセージ性もそれなりに深くて良い作品でした

脚本のテンポ感やコメディセンスや役者陣の演技など、ファミリー向け作品だと真面目に取り組まない作品もありますが、今作は結構真面目に作っていて
小熊のパディントンはフルCGですが、CGのみに頼ったガチャガチャした画面じゃなくて
きちんと美術や撮影に凝っていて、ロンドン観光的な意味合いもあるのは良かったですし
故にブレックジットについてのメッセージの意味合いも強まった。
ロケーションごとのデザインや美術の凝り方は良い方向にお金かけていて、原作が絵本である点も尊重していて配色も水彩絵の具やパステルの質感を意識してる様で綺麗だった
期待してたサリー・ホーキンスも実に彼女らしい役どころで、中年で母性に溢れてるけど、楽しくて少女のような性格という今作のノリにもピッタリで満足でした
悪役のニコール・キッドマンも良かったですねwこれくらいはっちゃけてくれていい

テーマとメッセージングは、移民排除の動きとそっから連なるブレックジットについてのものになってます。
ペルーから単身やってきた子熊のパディントンは、移民や難民を表していて
慣れない新天地での暮らしに戸惑いトラブルを起こしたりもしながらも、何とか現地の人と心通わせて受け入れられていくまでを描いていて
悪役誕生のきっかけが、イギリスのインテリ層の差別意識がきっかけだったり
途中パディントンが家を出てホームレス生活を送るくだりがあったり
終盤のセリフやエンディングでもろに人種に言及してたりします
上記した美術のイギリスらしい美しさも相まって、ロンドンの街の魅力と無情さが可愛い子熊を通して描かれるのが、胸に突き刺さりますな
1作目は白人中心のキャストで、2作目は有色人種も入ってくるのもメッセージングの内かな

ツイッターの方でドイツのコメディ映画「はじめてのおもてなし」では
直接的に難民を家族で受け入れる話を描いてたのに対して、今作はあくまでソフトな伝え方だったのが、ちょっと物足りないと書いたのですが
やはりもう少し切り込んでほしかった気持ちはあります。現実ではもうイギリスはEU離脱したわけだし
2作目ではただのファミリー映画になってたので、ちょっと消化不良かなー
ファミリー映画としては普通に面白いですし、イギリス感と撮影やデザインは子供だましじゃなく上質な物なのでそういう意味でも良作です。


アーニャはきっと来る
ナチスドイツもの。イギリス・ベルギー合作映画だったような
ドイツ軍の侵攻が迫るフランス、南仏ののどかな片田舎の村にもそれは迫っており
羊飼いの少年ジョーは、ある時森の中で出会った不思議な男性を追っていくと、彼がユダヤ人で村はずれの農場に住む老婆が複数のユダヤ人をかくまっていることを知る
心優しいジョーはユダヤ人たちをスペインまで逃がす計画に協力することにしたが村ではドイツ軍の駐留が始まり…
ありがちなやつですね、あーなんかこれ似たような映画で見た似たようなシーンだなと思うものが多いのですが
それでもやっぱナチスドイツものは面白い、見てて楽しめる作品でした

南仏の田舎を舞台としてますが、映像ののどかさがとにかく綺麗です
山を抱いた地形もあってアルプスの少女ハイジを思い出すような山の麓の風景が爽やかで
雄大な自然とドイツ軍の抑圧のギャップを上手いこと映像の緩急で表現していて
その映画らしい体験を劇場で味わうだけで、映画好きとしてはもう楽しい。
主人公は本当にあどけない少年で、ストレンジャー・シングスで知られるノア・シュナップ君が主演です。
彼は美少年ですが顔の綺麗さ以上に、表情での演技が過剰ではなくそれでいて複雑な心情を映していてすごい演技力でしたね
そんな主人公の少年が、小さな村の中にいかついドイツ軍がいる中で
ユダヤ人救出のステルスミッションを行っていくのがスリリングで、彼の置かれた複雑な立場が緊張感と切なさを感じさせて退屈させない
少年が一少年として村で過ごしたり、一方ではユダヤ人救出のために秘密のミッションをこなしたり、一方ではナチスの伍長と親交を持つことになったり…
小さな村が舞台ではあるけど、多面的に切り取って映してそれらを主人公が介する形なので
ただ逃げる話でもないし、ただ堪える話でもなく、常に複数のストーリーラインが走ってて面白い

特筆すべきはナチスの伍長との交流で、憎い相手と表面上は和やかに付き合わないければいけない状況で
交流を続けるうち伍長の人間的な面も見えてきて、途中彼の娘が殺された一報が入り
自身の立場について逡巡するくだりがあるのも良いですね、でも単純に良い人というわけにはいかず…
彼の存在が複雑さを増していて、感情移入はさせても決して甘い展開に向かわせないとこが良い

スケールの小さいお話ではあるのですが戦争を多面的に捉えたという意味では
いろいろ工夫されていて、興味深い内容でした。
ただタイトルの「アーニャはきっと来る」のアーニャなんですが、確かに彼女が話の一つのフックにはなってるけど、正直そこまで重要じゃないのでもっと良いタイトルの付けようあったと思う

ナチスドイツものって既に何作も映画があって、それでいて毎年新作が公開されるけど
新作は色々捻ってあって面白いですね
またか…と思いつつなんやかんや見ると楽しめるので、まだまだ見ていきたい

春の花のような大人になれたのかな_イラスト_反転
ご依頼を受けて動画用にイラストを描かせて頂きました。
動画はこちら!
【初音ミク】春の花のような大人になれたのかな【おんださとし】
まだまだ寒いですが、温かい春が早く来て欲しい気持ちを込めて描きました
服のデザインに結構苦労しましたが、最終的に結構気に入る形になって良かった

Distant Stories
去年ショコラさんの曲にMVを付けさせてもらった「Distant Stories」の
イラストを描いてみました。
MVはかなり気に入ってますが、MV内ではデフォルメされたビジュアルで統一していたので
高い頭身で描き込んだ一枚絵も描いてみたいなってことで、描いてみました。
バイオショックインフィニットみたいな空中都市を舞台にしてみました
ディストピアンな雰囲気では無く、夢のある感じでね
ベタにイラストらしいイラストになって不思議な感じです、まあでもあまり捻ってないものが好きだから
変わったことせず普通に描いて普通に塗ったこの感じ、オシャレさは無いけど納得できる
なんかこの絵平成ノスタルジーを感じませんか?自分は感じる…

スノードーム
ピアプロのイラコンに出してた絵が結果発表を終えて、見事箸にも棒にもかからなかったので
こっちにも載せます。ちぇっ、つまんねーの。
まあ、そんなもんすな自分なんぞは


やったゲームの感想
ジラフとアンニカ_20210103021020
「ジラフとアンニカ」
良い話だった…。
猫耳少女がおとぎ話のような島を冒険するハートフルアドベンチャーゲームです。
IGNジャパンさんで紹介されてて前々から存在は知ってたのですが、やっとこさ積みゲーを崩してやれました、本当に優しくて可愛らしい。
中核スタッフがたったお一人で、同人ゲーム的な手作りで素朴な印象で
細部まで一生懸命丹精こめて作られているのが伝わってきます
ジラフとアンニカ_20210103021051
ジラフとアンニカ_20210103041754
グラフィックは3Dでメインのゲームプレイを進めつつ、カットシーンで漫画風の2Dイラストでストーリーを描く形式
3Dモデルのキャラもすごく可愛らしいし、イラストも優しいタッチで可愛らしい
マップなどはPS3初期程度のクオリティではありますが、優しい雰囲気も手伝って懐かしい日本製ゲームを遊ぶようで、遊んでてそんな違和感は覚えませんでした
むしろ昨今のAAAゲームを遊んでると、いちいち殺伐とした展開やビジュアルを見せられることが多くて、別に平和路線で良いんだけどな…と思うことが多かったので
今作の徹頭徹尾可愛らしい雰囲気には癒されました。そこはインディーゲームの強みですよね
ジラフとアンニカ_20210116185940
ゲームプレイは、ジャンプやダッシュなどイマイチ狙った方向に決まらず、ついつい行き過ぎて死ぬことがよく起こり操作性はもどかしさもある
泳ぎも移動が遅い中けっこう長めに泳がされるので、若干だるいですね
収集要素などもあるゲームですが、そこにはあまりこだわらずストーリーやキャラの愛らしさを楽しみつつ、雰囲気を味わって次へ次へとプレイしてくのが良いと思います。
まあ作品規模から言って、そこまでゲームプレイを求めてはいけない
ちょっと荒いとこには目をつぶりつつ、良いとこを見るようにしてプレイすれば最後まで楽しい

音楽も良くて柔らかで牧歌的な雰囲気が素敵です。
あとはダンスシーンはモーションキャプチャーをされたそうで、滑らかできれい
ストーリーも中々味わい深いところに落ち着いて、終わった後にどういう思いがあってあの展開があったのか…とか思いを巡らせるのが楽しい。
自分は7時間程度でクリアしましたが、さっくり遊べて雰囲気も良くて愛に溢れてる内容なので
雰囲気ゲー好きならおすすめですね、心洗われる


見た作品の感想

「アイカツ」
見た。とりあえず1~100話まで(いちごちゃん主人公のシリーズ)
自分はアイカツシリーズはまともに好きなのはスターズだけで
もともと曲を聴いて興味を持ち始めて
スターズの50話から見始めてはまって、その後スターズ全話観て凄く自分にとって大事な作品になりました
その後のシリーズもフレンズを途中まで見て面白くなくなってやめて、オンパレードは全部見ましたけどまあ面白いって訳じゃなかった。
初代のアイカツはファンの中ではすごい人気で、やたらと絶賛されていて
スターズはシリーズの雰囲気を変えた作品ってことで、批判的な文脈で語られることも多かったのですが、そんな背景も知りながら今回、アイカツ初代シリーズを見ました。

どうしてもスターズから入ったってのがあるので、素直に見られないし、評判の良さもあって色んな目線で見てしまった結果ですが
別にそんなすごい作品って訳でもないような…やっぱスターズはめちゃくちゃ面白かったなというのが一番に思うこと。
まあスターズ見ずにアイカツから入れば、子供向け作品だしこんなもんかってとこですが
でも多分初代から観たら全話観る気にならなかったな
今はシリーズ知るために義務的に見てるから全話一応見たけど、そうじゃなかったらわざわざ全部見るほどじゃなかった

良いのは、キャラと会話のテンポの良さとポジティブなストーリーですかね
まあストーリーは難を感じる部分も多々ある、序盤は面白かった
あとは3DCGによる演出と、勿論音楽も良かった
序盤は美月さんのステージを見て憧れを持った主人公が親友と共にアイドル学校の中で切磋琢磨しながら、ポジティブにスポ根的にスターダムを目指す話で楽しかった
利他的になることとか友人を思いやる気持ちを描いていて、教育的にもエンタメ的にも爽やかで明るいお話で。

なんか怪しいぞーと思い始めたのはトライスター結成後辺りのグダグダで
怪しさを覚えつつも新ユニットが3つも結成されたわけだし、これから賑やかになっていくのかと思いながら2年目初め辺りまで見ていたのですが
2年目見ながらどんどんもやもやが募っていく
まず美月さんのごたごたで話を引っ張りすぎたし、美月さんの人間的なだめさを誰も攻めずに宙に浮いたまま企画放り投げっぱなしなまま、気にしない姿勢で話進めすぎ
トライスターのメンバー決めます、決めたけどやっぱ他の人で、その後一旦安定するも半年後には美月さん学校辞めて活動休止で、あんなに周囲を振り回したトライスターも解散。
1年半にわたって美月さんは表舞台に現れない…と。
そしてぽっと出の新キャラと組んでユニット発表して活動再開。元トライスターの二人(とくにユリカ)は苦い思いも抱えててと
トライスター結成時にこのユニットは3年先までスケジュール埋まってると言ってたのに結局半年程度しか活動してないし
序盤はファンを大事にするアイドル活動を描いてたのに、美月さんで話を引っ張ることにしたために、ファンをがっかりさせるアイドルの美月さんを肯定してしまう形に…これは明確に失敗だと

ストーリーの問題点でもう一個気になるのは、似たようなくだりの繰り返しが多いとこかな
アイドル一年生的なキャラが、知らないこといっぱいだけど頑張りますよ!って話ばかりで飽きてくる
そもそも主人公を1年目で人気アイドルとして成長させ過ぎで、簡単に人気者になったせいで逆に後やることなくなってきた感あります
主人公が人気者で安定してしまったし、基本ポジティブなノリでみんなと仲良しだから特に波乱もないので、初心者キャラを出してそいつが頑張る、周囲がちょっとアドバイスして仲良しこよし。その繰り返し。
で、波乱があるとすれば上記の美月さん関連と。うーんなんか歪ですね
オーディション話とか、キャンペーンガールになるとか、デザイナーに会うとか、もう見たよそれってのをずっとやってる

ストーリー以外でも大人の事情的なとこでイマイチだなと思うのは、キャラの扱いの差ですね
色々あって仕方ないのかもしれないけど、ポワプリ3人のステージがずーーっと見られないのはなんかもう辛い…。じゃあ出すなよ!と思うのです
かえでのソロステージが無いのとかもね…、ユリカ様のステージシーンがぱったり見られなくなったりとか、さくらもソロステージ登場時くらいだったしなぁ

良いとこもあるけど、なんか見てて辛い部分が多くて、当時見た人はよくこれに耐えたなと思ったり
一応最後まで見るつもりではありますが、今はスターズの4週目が楽しみだな


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