uttfスプリントブログ

東京大学陸上運動部の短距離ブログです。各自がより質の高い練習を出来るように練習日誌の共有という形で陸上の知識やノウハウを共有していきます。

2016年09月

9/29(木) 平岡@短3

お疲れ様です。3年の平岡です。

夜分にすみません。京都に向かう新幹線の中で書いてます。
まぁ日々の練習や考えてることに関しては練習日誌に書いてるので手短にいきますね。

(そういえば先日京大の短3と、「練習内容をどう共有してるか」みたいな話をしました。あちらは部室に書き込み用のノートを置いていたところ、廃れてしまって悩んでいるそうです。練習内容を記録している人はもとから記録しているんでしょうけれど、それをどうにか共有することで刺激にも勉強にもなりますしね。改めて考えさせられました。)

昨日は調整でした。
僕は
火曜にスタート→カーブ
木曜にカーブ→直線
をやって200mイメージを組み立てることにしていたので、昨日は

流し→150*2→120*1→(アップシューズで)流し
を行いました。火曜は今井と長久に、木曜は長久に付き合ってもらいました。ありがとう。

火曜の練習で改めて長久に指摘され確かになぁと思ったのが、上体が突っ込んでしまっていること。これは自分では前傾のつもりなんですね。でも、身体が折れたみたいになって、腰が引けて、力が逃げる。進まなくなる。

そこで、ハラマキのあたりを意識して固めて、走ってみました。折れそうな身体を、真ん中で締めるイメージ、コルセットを付けて走るイメージ。劇的に変わった感じはないですけど、前より力を身体の上の方で感じるかな、といったところです。京大戦でやれたらいいし、やれなくっても、シーズン末の間にはしっかりつかみたい。そういうきっかけにはなりました。


さて、明日は京大戦です。200mOPに出ます。東大生ばかりなので、みんなに勝つつもりで、そして、1年前の自分にささやかなリベンジをするつもりでいます。楽しみです!

ではでは

9/29(木) 今井@短3

成田空港行きのバスの中で書いています。

昨日やったこと
スナッチ50kg×3 55kg×1 50kg×3
200のスタートから150×1 直線60×1

目的は月〜水で緩めた体に刺激を入れてキレを戻すことでした。

京大戦に臨むにあたって、しっかり調整するのか、調整せずに練習の一環として出るのか悩みました。練習量が落ちるのを避けるために調整しないという手もありましたが、来シーズンの記録を出すべき試合でのシミュレーションをする数少ない機会であることを踏まえて京大戦に合わせるという選択をしました。

具体的には6日前に走り込みを終え、1日完休を挟んで技術(今回だとカーブ走)→本番を想定した走練を1-2本→スナッチ・短ダッシュで神経系の練習という流れをやってみました。
現状として、中臀筋の疲労がやや残りますが、全体的には疲労が取れ、最後の60はいい感じで走れたので、ある程度上手くいったのかなと思います。

技術的な話としては、ずっと前のめりかつ腰が引ける走りが課題になっています。そのため姿勢を作ることを意識してきましたが、どうやらこれでは骨盤の後傾が見られるようで、自分から脚を「よいしょ」と出してるような走りになっていました。骨盤の前傾で前のめりになっているのではなく、背中が曲がっていたということですね。そこで、やや骨盤を前傾させて胸を張る姿勢を作ってみると自然に脚が出た(気がした)のでこれを暫く試すことにします。(アドバイスありがとうございました)


先日10-11月のメニュー会議に参加したのですが、幹部代としてメニューを提示する側になると自分でも組み立て方とか意図とか色々考えられるようになって練習への意識も高まりました。冬練が楽しみですね(なおクッソ走り込む模様)。下級生も積極的にメニュー会議に参加すると良いと思います。


そろそろ空港に着くのでこの辺で。

せっかく調整したのでPB出したいですね〜。
京大戦がんばりましょう!

9/29(木) 勝又@短1

本日、自分は上半身を中心に補強を行いました。

先日、整形外科を受診したところ、合宿で肉離れした左ハムストリングスはほぼ完治、段階的に練習を開始しても問題無いと診断されました。
ただ、受傷部周辺の筋肉が強張る感じがあり、まだ無理は禁物とのことでした。走練復帰はもう少し先になりそうです。

ハムストリングスは肉離れ、及びその再発のしやすい箇所であると同時に短距離選手のパワーの源でもあるので、ハムストリングスを強化して怪我の予防に努めることは、とりもなおさずパワー強化に繋がります。怪我直後は、怪我=足踏みとしか考えられない時もありましたが、今は 走れなくても、いや走れないからこそできることが何なのか を常に考えながら復帰までの期間を過ごしていこうという考えに至りました。

9月から導入された練習日誌のお陰もあり、この1ヶ月はこれまでで一番良い練習を積めていると自覚しています。怪我前の自分が脚を庇って中途半端な形でしか練習に取り組めなかったというのもありますが、何より怪我をきっかけに高い練習意識や目的意識を持てるようになったし、少しずつ肉体が強化されていく実感や、強くなって復帰した自分のイメージが練習のモチベーションになっています。

ただ、伊藤にも指摘された通り肉体の強化を結果に繋げるには走らなければなりませんし、何よりまだまだ強くなったと言えるほどのトレーニングを積めていないのでこれからも高い意識を保って鍛錬を続けていきます。

9/24(土) 近藤@短1

今日のメニュー(自分がやったの)
・ハードルドリル:腸腰筋を鍛える系のを多めにやった。
・200m一本:両膝裏が痛み、途中で止めた。
・SD30m*3本:4秒2台で揃えられた。

 今回でスプリントブログを執筆するのは2回目です。前回は、今年度は100mで11秒台は出ないだろうが、恥を積むことで飛躍に繋げる所存である、という趣旨の文章でございました。あれから二ヶ月ほど月日は経ちましたが、一橋戦で11秒台に乗せられ、本日のSDでも確かな手応えを掴めております。想定していたよりは事態はうまく進んでいるかのように思われます。

 事がうまく回っている理由としては、自発的に練習に取り組んでいることが主たる要因であるのでしょう。そして、それを可能たらしめているのは、九月から導入された、Googleドライブによる練習日誌であると確信しております。ポジティブな理由としては、他の部員に自分の努力を認めてもらえること、逆に彼らから刺激を享受できることがあります。一方、ネガティブな理由ではありますが、ある種の監視下に置かれることで、自分に甘えることができなくなることも、案外重要な要素であるのでしょう。どちらの理由にしろ、日々の練習におけるぼんやりとした雑感をなるべく書き留める習慣が身につきました。

 自分の思考を文章化することは、練習に明確な目的意識を付随させます。私はというと、筋肉量は(あくまで同期に比べて)比較的高い水準にあるものの、それを活かしていないという意識から、パワーの出力を目的とした練習を積み重ねています。具体的には、坂ダッシュ、ホッピング、ハードルジャンプなどです。
 
 しかし、筋肉量もあくまで相対的な高さであり、10秒台で走るにはまだまだです。そのためウエイトトレーニングにも着手するようになりました。もともとは体重の増加を恐れ、3学年になるまで取り組むつもりはなかったのですが、食生活の改善により体重が減少したこと、全カレの試合で走る選手に「力強さ」を印象として抱いたことから、考えを改めました。なにより藤田さんや松本さんの姿を日々目の当たりにしていることが大きいです。(一橋戦のとき、松本さんにウエイトに関するアドバイスを頂けたのは本当にありがたかったです。)

 ここで、今日の練習の動画で、走りの分析をしたいと思います。(一番内側のレーン)



以前に比べ、軸がぶれなくなったこと、力強い印象を受ける走りになったことから、前述の目的に見合った走りになってきました。前傾を深くかけられているようにも思われます。ただ、身体が起き上がってからの走りには、120m、150m、200mの弱さが物語るよう、速度を殺してしまう問題があるに違いありません。膝が鈍角に開いてしまうのが理由だと推測しておりますので、マーク走で正しい(=速度を殺さない)走りを習得するつもりです。ただ、今は出力に重きを置いているので、SDがうまくいけば十分。二月以降の走り込みの時期に念入りにやる計画です。


最後に、私の目標を述べて拙文を締めさせていただきます。

来シーズン、私は本気で10秒台を出すつもりです。前回のブログで消極的な目標を掲げた人がいきなりどうしたのかと、このブログを念入りに読んでくださっている方ならお思いになるかもしれません。

私に大きな目標を掲げる勇気を下さったのは、つい先日、藤田さんが執筆なさった全体ブログでした。偉大な先輩が、途方もなく大きな夢を語る姿により、私は殻を破ることが出来ました。文章には直接該当する箇所はありませんが、「お前じゃ無理だ」とか、そういう言葉の声の主が、実は自分自身だったのだとも悟りました。

なにより、uttfが関カレ一部昇格を目指すのなら、強豪校と比較した部員の少なさを考慮すると、私のような平部員ですら10秒で走らなければならないでしょうし、そもそもそれを目指さなければ、例え部が悲願を成し遂げても、私は置き去りにされたような、あるいは文字通り「部外者」の感を覚えるに違いありません。

生意気なことを言って申し訳ありません。ですが、自分、そしてuttfのためにも、アグレッシヴな姿勢でいこうと思います。態度も、走りも。





9/24(土) 渡辺@短2

全体メニュー
200*2 SD 30*3


自分のメニュー
200*1 30*4 60*3


ここ一週間、雨続きで全体的にタイムが悪いということで、200の三本目をなしにしてSDにしました。


個人的に、この一週間は部活以外では全く運動しないどころか家に24時間引きこもりをしていて、今日の200一本で頭痛と手足の痺れがでてしまいました。純粋に練習不足ですが、学校が始まると勉強面が今より楽()なので、明日以降は大丈夫かと。
ただ、京大戦のop200でなんとか22秒台を出したいので、トップスピードをあげる方向でいきたいと思います。体力面は冬練で強化します。

最近意識してるのは、①適した部位の程々の脱力をすること②走るときはピッチをグイグイあげること③ウェイトを真面目にやること④ストレッチ・柔軟系を大真面目にやること、です。

①は今まで脱力しようとすると、「全身がへなへなで力が抜ける」となっていましたが、前腿を使わずに歩いたり腿あげをするなかで、どの部位をどのように力を意識すれば動くのかが何となく掴めました。なんとなく。


②ストライドそのもの意識してもどうしようもないから(足を伸ばすことで伸ばそうとするから)、意識としてはピッチをあげて速く走ることに至りました。しかしながら、ストライドをコントロールして走れることに越したことはないので、これからは自主的にマーク走などで技術練を毎日積みたいかなと。

③今までは甘ったれたウェイトしかしていなかったので、つい一週間前から少し真面目に取り組みました。一日でクリーン・スナッチして終わりではなく、ひとつひとつ回数は少なく最大筋力でぶっぱなし、具体的にクリーン・スナッチ・デッドorスクワット・ベントオーバーロー・ベンチプレス・鉄棒を全部やる感じですね。
泉さんに「走練もウェイトも毎回本気でベストを出すぐらいでやらなきゃだめ」と言われて、走練すら晴れた日ぐらいしかベストだす気持ちで走ってないなと反省しました。まずは姿勢からですね。

④今までは三日坊主でしたが、今一ヶ月は毎日柔軟してます。ほんの少し改善されて、力を脱きながらも力を出すのが今までよりも楽になったので、効果ありそうです。3ヶ月続けると改善されるらしいので、これからも続けます。というか、アキレス腱の痛みが最近弱まりましたねり。




今まで、割りと細かい部分(手とか足の接地とか)ばかり頭にあったのですが、全カレとか見て、「それ以前に根本的なハードが弱すぎる」と犇々と感じました。去年森本さんが初めに「全体的な運動能力をあげる」といって合宿で相撲しましたが(その時は?でしたが)、今になって重要なことだったんだなと。
まぁ走練に限らずウェイトとか補強とかで常に全力で人としての完全体を目指します。東大生やっぱ貧弱すぎるぅからね。

まぁ何よりも、去年の8-1月走れなくウェイトもしなかった反省を生かして、怪我しないことが重要ですね。
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