練習日から更新が遅れてしまって申し訳ありません。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、12/26の午後二時から東京女子体育大学にて城西大陸上部監督の
土江寛裕先生主催の講習会に参加してきました。

東大の短距離からは僕と稲葉と千田の参加でした。コーチ陣には朝原宣治さんや為末大さんもいらっしいました。

さて、肝心の内容ですが、
座学(一時間弱) ピッチとストライドの出し方について
練習(二時間ほど) 座学の内容に準拠したドリル等

まず、座学ではピッチとストライドの出し方についての説明を受けました。詳しいことは練習が始まったら僕や他の二人に聞いていただければいいと思います。
大まかな内容だけ触れることにします。

まず、いかにストライドを出すかの話。
股関節の柔らかさだとか、足の長さだとか、骨盤云々だとか。もちろんこういった要因もありますが、これは
“歩行”におけるストライドの出し方と何も変わりません。では、歩行にはなくて走りに特有の瞬間は何なのか。
そうです。滞空時間です。
結局ストライドは「空中にいる間にどれだけの距離を稼ぐことができるか」ということに他なりません。その為には接地時に大きな力を地面から得ることが必要になります。では、いかにして大きな力を得るか。ハムの筋力を上げる、パワーのロスを少なくする、接地時間を短くしすぎない、といった所でしょうか。
このための練習がハードルジャンプだったりミニハードルだったりです。常に「骨盤で地面を押す」ということを意識で取り組めとのことでした。 

次にストライドとピッチの兼ね合いの話です。
ストライドを出そうとするとピッチが落ちる。誰もが直面したことのある問題だと思います。それはなぜか。
ストライドを出そうと思うと
(接地時間)+(滞空時間) が大きくなり一歩に割く時間が大きくなる分ピッチが落ちる。
逆にピッチを出そうとすると足を素早くサバこうとするあまり接地時間が短くなり地面に与える力積(F⊿t)が小さくなるあまり反力が十分に得られずストライドが伸びない。

この問題に対する土江先生のお考えを(僕なりに要約して)以下のような結論に至りました。
「接地時間はストライドを出すためのせっかくのチャンスなんだから、削るのはもったいない。だったら、滞空時間を短くする。その為には上にピョンピョン跳ねる走りはやめて、なるべく重心を上下動させないで走るようにする。」
あと、誤解を招きそうなので言っておくと、速い人の接地時間が短いのは「接地時間を短くしようとしているから」
ではなくて、ただ単に「速いから」
とのことでした。というわけで、ストライドを殺さずにピッチを上げたい場合はあくまでも滞空時間を短くすること意識らしいです。

長くなりましたがここまでが座学。

動きづくりは基本的にミニハードルなどを使って行いました。
実演するのは練習の時でいいとして、ここでは
何をするときに何を意識していたか、
という点に関して少々書こうと思います。

まずハードルジャンプ。これは自分で頑張って高く跳ぶのではなく、自分の足がバネである、というイメージを持って地面からの反力でバウンドするというイメージで行う。
この次にスキップ(ミニハーを用いて)
このスキップは上にはなるべく跳ばずに、ハードルジャンプで養った“地面から力をもらう感覚”及び
“自分の足がバネである”というイメージを持って行います。
イメージとしては、自分の体の少し前で足をつく。このとき足をばねに見立てるとバネは自然長です。ここから重心が前にくるとどんどんバネは縮みます。足を離す時はここで得たバネの力を使って前に進め、とのことでした。

他にも、ハードル跨ぎをする際に骨盤で地面を押す意識を持つ、など色々と学ぶことがありました。この辺は聞いていただければ別途説明しようと思います。

講習会全体の感想としては、ミニハーやハードルジャンプ等、練習内容は他大学と被っているところもある中で、やはり何を意識して取り組むかが一番のファクターなんだなあとか。あとは、指導者がいないというのをこういった機会(合同講習会など)で少しでもカバーしようとするのがやはり大事だなあと。

長くなりましたがこの辺で失礼します。有意義な年末年始をお過ごし下さい。

 
長くなりましたがこのような感じです。では、有意義な年末年始をお過ごしください。