長距離4年の近藤です。遅くなりましたが関カレの結果報告です。

5/24 10000m 29’41”74 11位
5/27 ハーフマラソン 68’22 39位

残念な結果でした。

体調がパッとしない時期はあったものの、総じてトレーニングは順調にできていました。しかし明らかに調子は落ちていました。怪我明けの3月末が1番良かったです。んー。

初日の10000mは入賞狙いでした。資格記録はショボいですが(24番目)、毎年何やかんや順位はいいので実力のつき方を考えると妥当な目標だったと思います。かなり暑く風も強かったので最後尾からスタートし徐々に順位を上げていく作戦にしました。2000過ぎから前がどんどん崩れたので簡単に順位をあげられました。最後尾の僕でも5’40通過なのでそれはそうです。キロ3で押し続けて牽制してる日本人第2集団に追いつきました。そこで中途半端に引っ張ってしまい心のタメがなくなったのでラストはちぎられて終了。不完全燃焼でした。どうせやるならもっとペースを上げて振り落としにかかるか、スパートに備えるかすべきでした。レース後半の立ち回りに反省点はあるものの、悲観するほど状態が悪くないことはわかりました。

しかし、ハーフマラソンの前には身体のバランスがぐちゃぐちゃになっていました。左の腕振りがすっぽ抜けるような感じです。とは言っても10000mの出来からすると十分に入賞は狙えると思って臨みました。先頭がものすごいペースでぶっ飛ばしていたので後ろから追い上げることにしました。しかし余裕はないし先頭が落ちて来る気配もありません。5km通過が15’00ちょうどくらいでいっぱいいっぱいでした。そのあとダラダラと落ちて終了。動きはぐちゃぐちゃで、なんてことはないはずのペースでも走れない自分に苛立ちしかありませんでした。周りよりも遅いペースで入っておきながら更に落ちたので単純に実力不足です。10000mの疲労を差し引いても入賞は無理でした。

今シーズンはどれだけ素晴らしい結果が出るのだろうかと思っていましたがなんてことはありませんでした。何も残せていません。不調の原因は腕振りの感覚が悪くなったことです。好調時は前鋸筋と広背筋(脇の下)で振れているのですが、不調時は肩や腕で振ってしまいリズムが取れなくなります。どこかのバランスが崩れると、そこばかり気にすることで全体のバランスがますます悪くなります。調子が落ちる時期はあるので許容範囲内なのですが、良かった時の感覚に囚われてしまった1番まずかったところです。ゼロから構築し直す勇気があれば結果は違ったものになっていたと思います。口でいつも周りに言っていることができませんでした。

今は身体の機能を高めることに専念しています。肩甲骨、胸椎、腰椎の可動性を高めています。肩甲骨は従来比で相当柔らかくなりました。周囲の連動性を高めて走りの中で生かしていきたいです。腰椎の動きが良くなれば、キレイな背中のアーチができてお尻が後ろになった状態で骨盤前傾が得られるはずです。そうすれば、体重がお尻に乗りやすくなり、前腿や大腿筋膜張筋にかかる負担が減るはずです。怪我したり脚が抜けたりするリスクが減るので練習が積みやすくなると考えています。

練習メニューについても修正を行います。どうやら自分はボリューム系メニューで土台を固めた後に短期間で高強度トレーニングをバンバン入れると状態が上がる傾向にあるようです。3月もそうですし夏合宿明けで全カレに向けた期間もそうです。振り返ってみれば高校の時からそんな感じでした。ってことで、ボリューム重視の週:強度重視の週=2:1くらいでメニューを組んで交互に負荷を漸増させていくのが良さそうです。4月5月は1000*4(スタート間8分)では2’40で2回こなせていました。ステップアップのために十分な水準にはなっているので当面はボリュームを重視します。6月は週間160〜170kmを目安に走る予定です。7月はもう少し増やします。月に1週間くらいは強度重視の期間を設けたいです。そして状態が悪くなる前にボリュームに切り替えます。うん、強くなりそう。

次に狙う試合は出ようと思っていた世田谷がなくなってしまったので考え中です。6月は国公立戦の1500mに出ます。とりわけ1500mは柔軟性、協調性、時には主導権を握る力が相当問われます。5000mはついていくか引っ張り切るかだし、800mは流石に短いことを考えると顕著です。上記の能力は今を生き抜くために必要不可欠な”人間力”とリンクしています。専門練習は不足していると言わざるを得ないので、人間力でカバーする以外ありません。頑張ります。

ここ最近、自己ベストや快心のレースの経験から遠ざかっていて非常にモヤモヤしています。合わせるべき場所まで時間があるので、シンプルに愚直に積み上げて鬱憤を晴らします。

以上です。