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気ままに書いてみよう!!

「応仁の乱」: 呉座勇一

「応仁の乱」について、知っている概略は、

複数の守護大名家の家督争いや将軍家の後継問題、
有力大名の細川勝元と山名宗全の幕政をめぐる主導権争い
などが要因となり、
全国の諸大名が東西両軍に分かれる形で応仁元年(1467)に勃発。

戦乱は11年にわたって続き、
主戦場となった京都の荒廃や室町幕府の衰退を招いた。

この程度しか知らない。

本書は、
奈良・興福寺僧の尋尊と経覚という2人の日記と
多くの学者の見解を活用され展開する。

細川と山名二者間の利害の対立だけならば当事者間の交渉で
妥協が可能だった。

戦いで払った犠牲に見合う成果を求めたため、
さらに戦争が長期化する悪循環が生まれた。

複雑な人間関係、東西両軍色分けも便宜的に変わる。

不条理な不可解な長い戦乱。

やはり一通りの読み方では十分に理解できなかった。

本題から逸れるが、
巻末の主要参考文献の多さには圧倒された。

蛇足ながら、

学術書でない読み物としての「応仁の乱」が
ベストセラーになったのは、

惹句や人目を引く作戦が功を奏したのだろうか。

現今、ベストセラーは作られるものらしい。


「墨龍賦」 : 葉室 麟

「海北友松」は桃山時代の絵師、建仁寺の障壁画はとくに有名。


武門の生まれながら、血筋を残すために幼くして仏門入る。


迷いながらも
還俗してお家を復興させようという気概を終生持ち続ける。


安国寺恵瓊、尼子勝久、明智光秀など、
歴史上人物と出来事を淡々と描いている。


葉室凛氏の作品は
羽根藩シリーズ三作「蜩ノ記」「潮鳴り」「春雷」以来
読んでいない。


本書は、著者にとって50作目の記念作品らしい。

重厚な作品を期待していたが、残念な結果だった。





「水壁・アテルイを継ぐ男」:高橋克彦

著者のふるさと東北が舞台。

東北の民・蝦夷(えみし)を
搾取と差別で痛めつけてきた。

その時代の中央政府(京の朝廷)
との戦いをテーマーにした物語。

高橋克彦氏の作品を読むのは何年ぶり。

なかでも
東北の民・蝦夷(えみし)を主人公に据えた作品は
強く感銘を受け印象に残る。

『火怨(かえん)』

蝦夷の英雄阿弖流為(アテルイ)と征夷大将軍坂上田村麻呂の戦い

『炎立つ(ほむらたつ)』

京の朝廷に対して、反乱を起こした安倍貞任と、
東北の地に黄金の楽土を築こうとした奥州藤原氏の興亡が
描かれる。

『天を衝く(てんをつく)』
九戸政実(くのへまさざね)の戦い。

『風の陣』
奈良時代の蝦夷の動向を追った作品。


本書は
阿弖流為の死から75年後、
平安時代(元慶二年・878年)に起きた蝦夷の反乱、
元慶の乱(がんぎょうのらん)
阿弖流為の4代後の子孫天日子が決起する。

著者ライフワークの壮大な物語の全編を
再度読み直したくなった。



「戦争の日本中世史(下剋上)は本当にあったのか」:呉座勇一

本書は、
元寇から南北朝をへて応仁の乱までの中世史を
「戦争」の実態・変化から論じた一冊。
膨大な史料を提示して実証している。

通説を外れて史料を改めて検証することで、
「別に戦争なんてしたくない人たち」の姿を描いている。

一貫して貫かれているのは、戦後歴史学を引っ張ってきた
「階級闘争史観」「唯物史観」の見直し・批判ではないのか・・・・

あとがきに
足枷を外せば視野は広げられるという試みに過ぎない。
「階級闘争史観」を全否定をするつもりはない・・・と
あった。

「今でしょ」「倍返しだ」のようなネットスラングや流行語が
見られ、読みやすくするためとはいい、
著者の言い回しに違和感をもつ。

けれども、
歴史研究者が、
資料からどのように推論するのかが良くわかり
得るところはあった。


「十二人の死にたい子どもたち」: 冲方 丁

ショッキングなタイトルだが、
「12人の怒れる男」や「12人の優しい日本人」を彷彿する。

廃業した病院に集まる12人の子どもたち、
彼らの目的は集団自殺。

しかし
集合場所にはすでに一人の少年がベッドに横たわっていた。

彼は一体何者なのか、誰かが彼を殺したのではないか。
このまま計画を実行してもいいのか。

子供たちは自殺を実行するべきか、否か、
各々事情を抱えた者同士が感情をぶつけながら、

全員の意志が一致するまで議論を重ねていく。

議論(謎解き)を重ねるうちに、

ある子の切実な死にたい理由が、
他の子にとっては「な、なんで」「え、そんな理由で?」となる。

そのような状況から
別の価値観があるんだということを認識し、
絶対的な価値観が相対化されていく。

この集いの本当の目的は・・・

子どもたちの議論の行く先は・・・

おおよその予想どうりとなり終わるが、


子どもたちはなぜ死を求めるのか、
キャラクターの内面や背景が、
もう少し詳しく知りたい。





「光秀の定理(レンマ)」: 垣根涼介

明智光秀はなぜ「本能寺の変」を起こしたか。
歴史ミステリーとして解明はされていない。


歴史は勝者によりつくられる。

命題をどう描くのか興味深く読み進める。

戦乱が頻発した時代でありながら、
合戦の場面がほとんどない。「本能寺の変」も描かれない。

理(ことわり)世の中の理 、人としての理
理という視点から、歴史を見つめている。

数学のパラドックス確率論(モンティ・ホール問題)
このくだりで思考が一時ストップする。

最終章
光秀の友人として描かれる架空の人物、愚息、新九郎は
少し出来過ぎた感はあるが、

二人が述懐する場面で分析している
信長と光秀の合理的な考え方の一致点。

しかし、
両者の人間関係の捉え方に決定的な違いがあるという

人に序列を求める信長と対等を求める光秀。

この違いが
「本能寺の変」を起こす要因の一つとなったという考察は
新鮮だった。

『確率論から読み解く歴史』って書かれてる通り、
新しい視点から描かれたユニークな戦国時代は面白い。





「土の記」上下: 眤次〃

「空海」以来の新作、
奈良県の山間部が舞台。

関西の大手メーカーを退職し
農業に従事する老主人公と
日本の原風景のような日々の暮らしぶりを
緻密な描写で綴る。


ドラマチックな展開はない、
人間の日常を淡々と描いている。


農業・稲作について、詳密に描写したところで
『晴子情歌』におけるニシン漁の描写に思いを巡らす。


青森の素封家での暮らし、
鮮やかに生々しく綴られていた。

特に鰊漁での浜の賑わいと働く人の喧噪や
息づかいの描写には圧倒された。


本書でも

主人公の大学で地質学を専攻した知識を活かした
実験的な農業を稲作マニュアルではなく、
人間の営みと、自然の営みを密着させて描き出している。


「農は科学的知的な営み、日本人はもっと理解を」
どこかの寄稿文を読んだ記憶がある。


下巻に移り

平成23年、衝撃的な3.11東日本大震災、
世界中が注目した。


その影響は、

800厠イ譴心村の人々や土中の虫けらや水中の魚
鯰にいたるまで少なからぬ衝撃と影響を及ぼす。


著者は、

言論人として東日本大震災、原子力発電所事故を
メディアに於いて強く発言してきた。


彼女なりの震災に対する思いが伝わってくる。


老主人公の脳にも少しずつ異変が忍び寄る。
記憶力の極端な喪失が見られ、

精密検査で一過性脳虚血発作の疑いの診断
MRIで脳梗塞が見つかる。


娘との不協和音、家族のあり方の変容、
出穂の喜びもつかの間、


最後の12行で非情な結末を迎える。



「蜜蜂と遠雷」:恩田 陸 

第156回直木賞受賞作品、

新人の登竜門と称される国際ピアノコンクールを舞台に。
第1次予選から本選まで2週間の戦いを描く。

著者のインタビューによると

≪完成までに12年を費やした。
3年ごとに開催される浜松国際ピアノコンクールに4回通い、
すべての演奏を聴いたという。

何度も通ううちに演奏の聴き方も変わり、
ピアニストの気持ちが理解できるようにもなった。
実際にコンクールに参加したことのある人たちから、
共感したと言ってもらえました≫

とあった。

音楽小説において
どこまで一定のクオリティを維持し
音楽を語れるのか気になるところだった。

コンクールの課題曲をはじめ目次、
第一次予選から二次、三次、本選まで

曲名が記載されていた。

音楽のモチーフから、
主登場人物4名に本選で何を弾かせるのか
キャラクターと曲の組み合わせに興味をもった。

風間塵(16歳、養蜂家の父と各地を転々とする)
バルトーク「ピアノ協奏曲第三」
なるほど、バルトークの民族音楽というか、土着性。

マサル・C・レヴィ・アナトール(19歳ジュリアードの王子)
プロコフィエフ「ピアノ協奏曲第三番」
オープニングが華やかな、聴衆を引き付ける曲

高島明石(28歳、楽器店勤務の妻帯者)
ショパン「ピアノ協奏曲第1番」
もっともポピュラーな選曲。

栄伝亜夜(13歳時に天才少女と謳われる)
プロコフィエフ「ピアノ協奏曲第二番」
7年前、この曲の演奏直前に逃げ出した。

キャラクターの設定に合わせて
演奏するプログラムを決める。

一次予選から本選まで進むにつれ、
演奏する曲の難度は上がり、
彼らの演奏をどう描写するかも難しくなっていく。

相当の曲の理解度が要求される。
大変な作業だったろう。

風間塵の演奏描写が、ブーニンを想起させた。

1985年スタニスラフ・ブーニンがショパン国際コンクールで
独自の解釈で演奏をしたが優勝した。

登場人物に漫画的なパターンがあり、
天才的奏者の勝負、型破りな天才、王子様キャラ・・・


気になるところだが、

アニメ、マンガで育った世代にはわかり易く
共感を呼ぶことだろう。

所詮小説は虚構の世界だから、
それなりに面白く読ませてもらった。




「沈黙」: 遠藤周作

江戸時代初期のキリシタン弾圧の渦中に置かれた
ポルトガル司祭を通じて、
神と信仰の意義を独自の観点から扱った作品。

初版は昭和41年(1966)
その頃、純文学書下ろし作品の数々を読んでいた。

「砂の女」:安部公房 
「個人的な体験」:大江健三郎 など

その中の一冊でもあった「沈黙」、

2017年、
マーティン・スコセッシ監督により映画化されることを知り

再読することにした。

著者にとっての長年のテーマは、

「日本人が信仰しているキリスト教は、本物のキリスト教か」

「日本人でありながらキリスト教徒である矛盾」

神の存在をめぐる素朴で本質的な疑問。

著者自身がキリシタンでありながら、宗教の意義を問いかけることが
彼のワークライフだったのだろう。

遠藤作品は、
文章表現が繊細で生々しく暗い、

読み進めていくにつれて、
もう続きを読みたくないような気分になる。

真逆な作風
「ぐうたら人間学、狐狸庵閑話」の様な、茶目っ気な作品もあった。

小説が映画化されるたびに思う、小説家と脚本家とは違う、

往々にして、
小説の核心を描くことは、不可能に近い。



「六月の夜と昼のあわいに」:恩田 陸   序詞:杉本秀太郎

現代絵画、フランス文学者の杉本秀太郎さんの序詞(詩・俳句・短歌)
と画家の作品からイメージされた十編の作品集。

一編づつ冒頭に絵画1枚と詩歌が掲載されている。
それぞれ小説としての形式が違い不思議な世界が展開する。

・恋はみずいろ:合田ノブヨ「冬の結晶」

・唐草模様: 町田久美「ごっこ」

・Y字路の事件:小林志保子「Square Garden―夏の終わり」


・約束の地:本田誠「とても小さな声」

・酒肆ローレライ:冨谷悦子「棗菊」

・窯変・田久保順子:福島淑子「夢のつづき」

・夜を遡る:樋口佳絵「呼吸法」

・翳りゆく部屋:伴美里「Room」

・コンパートメントにて:高木紗恵子「Cherry ripe」

・Interchange:伴戸玲伊子「記憶の雫」


散文詩のようなスタイルもあり、
不思議な淡いはかない時の流れを感じさせる。

少々のモヤモヤ感が残っても、

時には
このような作品を読むことも良いのでは。




「猫と針」: 恩田 陸

2007年に上演された
「演劇集団キャラメルボックス」のために書かれた戯曲。

閉鎖的な空間での会話劇。

ところが
関係者の元へ脚本が届いたのが開演の1週間前とか

演者も演出者も役を練る時間があったのだろうか。
内容とは関係ないが疑問を持つ。

本書は演劇経験者なら
どんな風に演じるかなぁ?と、楽しみながら読まれるかもしれない。


恩田陸作品を数冊読んだところで
まだ良さがわからないが、

最後の投げやり、結論のあいまいさやあなた任せ、

良く言えば余韻はどうやら作風らしい。


「危険なビーナス」: 東野圭吾

文章は読みやすく
読み手を引き込むストーリーの展開はいいとして、

人物設定(品性に欠ける主人公とヒロイン)に共感が持てない、
魅力がない。

作風が変わったか?

序盤から、不信感を持ちながら読み進める。

後天性サヴァン症候群やウラムの螺旋など、
脳科学の要素は、
ストーリーの鍵であるにもかかわらず、

必然性を感じなかった。

終盤、
意外な犯人が登場するが、
犯人の行動や動機、追いかける人たち、警察の行動も不自然。

何の感慨もないままに読み終えた・・・・

次回は、
ライトノベルではなく、読み応えのある、
脳科学をテーマーにしたSFミステリーを
期待したい。



「消滅」: 恩田 陸

台風が接近しつつある日本の国際空港。


日本へ帰国したばかりの11人の男女が

テロリスト容疑をかけられ、別室に連行される。

閉鎖空間において、
コードネームは「消滅」テロリスト探しが始まる。

モチーフは、
大規模通信障害、ヒューマノイドロボット登場、超大型台風の接近、
高潮、孤独な肺炎、

興味津々読み始めたが、

活かしきれてない。ただ並べただけ。

また、
極限状態の心理描写も今一つ伝わらなかった。

500ページの小説
長く引っ張り、収束はどうなるか気になったが

結末も肩透かし、

綿密なプロットがあったのだろうか。

余分なことだが、

12年前のアメリカ映画「ターミナル」が脳裏に浮かぶ。
スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス出演。

母国を出発後クーデターにより政府が消滅する。
パスポートが無効になり、入国ビザは取り消されて
ターミナルに閉じ込められる。

ターミナルで暮らすようになり従業員との交流を描いた作品だった。

結末が、小気味良かっただけに無意味でも比べてしまう。

おりしも
「蜜蜂と遠雷」が
2016年下半期の直木賞候補にノミネートされた。

次は、
期待を裏切らない作品であってほしい。



「小さな異邦人」:連城三紀彦

2000年から2009年までに出版された8短編集

表題作品は
収録されている他の作品と一味違う

結末には唖然とさせられたが、
完成度は高かったと思う。

しかし、

倫理の問題をはらんでいるのではないかと
引っかかるもの感じた。

他の7編はそれなりの連城作品だった。

作品の執筆年代により、違和感が芽生えるのは、

読み手が加齢による感受性の変化、

感性の衰えなどにより
受け止め方が変わってくるからだろうか。

読後感は、

ありのままでいいのではないかと思う。



「処刑までの十章」: 連城三紀彦

病床で書き上げた遺作。

相変わらずの描写力・緻密な構成力や美しい文章は
健在だった。

けれども、

幻想的な雰囲気、言葉で言い表せないような雰囲気は薄れ、
最終章の意外な展開は、伏線はあったものの、
少し無理があったように思う。

病気によって気力の充実が続かなかったため
急ぎ足で幕を閉じた・・・

と言うのもあったもしれない。

トリッキーなミステリ作品に
のめり込んだ30年前が懐かしい。

そのうち
初期の作品を再読してみよう。



びわ湖テラス

「びわ湖テラス」がロープウェイ山頂駅に隣接する「レストラン レイクビュー」横に、
7月22日にオープンした。

 標高1,100mの山頂まで 始発(9:30)の120名乗りロープウエイで頂上へ、

テラスで景色を愛でながらお茶でも・・・・・ところがカフェの開店は11時。
 
景色を愛でる時間は十分にあり、周辺を探索する。

心残りは対岸が靄っているので絵にならなかった。

冬、夏いずれかの日に琵琶湖や対岸が鮮明に見える時期に来訪したい。

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びわ湖テラスへのアプローチ
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展望台・・・恋人たちの聖地
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対岸の沖島、近江八幡はあのあたりだろう。靄っている
上空は晴れているのに残念。ホワイトバランスを変えて撮ってみたら
幻想的な絵になった。

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県立琵琶湖博物館 水族展示室

2016年
 平成28年7月14日第1期リニューアルオープンした県立琵琶湖博物館へ、
琵琶湖博物館のテーマは「湖と人間」です。

第1期 リニューアルスケジュールは、「C展示室」「水族展示室」 完成
第2期 「交流空間」  平成30年
第3期 「A展示室」「B展示室」  平成32年

時間の都合で、水族展示室のみの見学となる。
琵琶湖の生き物とその環境

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                               部屋に入ると魚型の灯りがつく。                       
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この状態で動かない、本物だった。      水面の上下の落差があり楽しい。
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ナマズも人間観察をしている。
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「インフェルノ」 上下 :ダン・ブラウン 訳 越前 敏弥

「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」「ロスト・シンボル」、

ロバート・ラングドン教授シリーズの4作目。

2014年4月18日に本書の感想をブログに記している。
今回、映画化されたのがきっかけで再読する。

モチーフは、ダンテの「神曲」
来世界の人口が爆発的に増加し、

人類滅亡に至る危険性と神曲地獄篇(インフェルノ)に隠された謎を追う。

人口増加に歯止めをかけるべく、
生殖不能ウイルスの拡散を目論む生化学者。

舞台は、
フィレンツェからヴェネツィア、インスタンブールへと物語は展開する。

やはり、
映画化前提の名所観光地巡りの感は拭えない。

2年を経ても読後感は変わらない。

ただ、
歴史的建造物を巡る読書の旅である・・・と
捉えれば違和感がない。


※蛇足ながら

この作品もトム・ハンクス主演で映画化された。
10月28日公開される。

ハリウッドの最新CG技術を見るだけでも楽しいかも・・・。

トム・ハンクスといえば、

『ユー・ガット・メール』『ターミナル』

いまだに脳裏に残る印象的な映画だった。


スポティファイ日本上陸

2015年8月ごろ、在外の息子の情報により
「Spotify」&「Apple Music」タイトルで書いた。

あの頃、秒読みと思っていたが、

1年を経て、やっと日本でのサービスが始まった。

大手の音楽配信サービスは、
アップルミュージック、グーグルプレーミュージック、AWA、
LINEミュージックと乱立している。

日本でのシェアはいかがなものか。
イヤホーンレイ目細い座り猫

契約すれば音楽が効き放題の「ストリーミング」方式

4千万曲を超え、毎日2万曲は増えているらしい。

無料のフリープランは、
広告が流れて音質が劣るなどの制約があり、

月980円のプレミアムプランだといいだろう。



「消えるコトバ消えないコトバ」: 外山滋比古

『思考の整理学』に続き読んでみる。

客観的思考(アウトサイダー思考)と
主観的思考(インサイダー思考)の違いを比べながら
客観的思考の有用性を力説したエッセイ。

短歌と俳句の関係、韻文と散文について、
シェイクスピアの戯曲の年代分析についてなど、

アウトサイダー表現とインサイダー表現の定義は変興味深かった。

あくまでも主観的記述ですが、

アウトサイダーもインサイダーもそれぞれに良さ悪さがある、
いかに共存させていくかは各人が思考すべきことではないだろうか。

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ひと・まちPCサロン,シニア情報生活アドバイザー養成講座の認定講師。 Web管理をしている。 http://t.co/qHAKvUHx  頼まれて、公私団体のWeb製作をしている。 近江八幡市でネチズン・八幡(シニアネット)を主宰。 http://t.co/B5zdu2LH
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