忍耐の試練
Test of Endurance / 忍耐の試練 (2)(白)(白)エンチャントあなたのアップキープの開始時に、あなたのライフが50点以上である場合、あなたはこのゲームに勝利する。何を学んでおらずとも、生き延びる術だけは学んでおる。――― 秘教の古老
忍耐の試練とは生きるとは戦いである。
ジャッジメントのレア。
特殊勝利エンチャントサイクルの白担当でライフ50点以上を確保しアップキープを迎えれば勝利となる。
MTGは相手がディミーア出ないかぎりライフを奪い合うゲームなので達成条件は非常に難しい。
後のゼンディカーには同様の勝利条件を持つ「フェリダーの君主」が登場。
生き残ることがゲームなら、勝者が誰だか知ってるよ。
こちらは40点になっているがクリーチャーなのでエンチャントよりも除去されやすい。
いずれも初期ライフ20の構築戦では厳しいが、初期ライフ40の統率者戦ならば条件が満たしやすく、プレイヤーが多いので回復呪文のライフ獲得量も跳ね上がる。
同様の条件が2種あるのもハイランダー構築では活きるだろう。
ただし、狙いがバレた瞬間ヘイトが跳ね上がるので実際はかなり厳しい。
白というサーチが乏しい色なのも欠点だろう。
その条件から無限ライフコンボのエンドカードには最適で、時間切れやデッキ切れまで待たなくとも勝利できる画期的な存在である。
「セラのアバター」もあるが「忍耐の試練」のほうがより直接的に勝利を約束してくれる。
実際に使用された例としてはかつて存在したフォーマット、エクステンデッドでのループジャンクションがある。
これはキーカード3枚によるコンボ。
1.ノーコストで対象を取るパーマネント
(0):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。このターン、コーの遊牧民に与えられる次のダメージ1点は、代わりにそれに与えられる。テンペストブロックのコーにはダメージを移し替える能力を持つものが存在した。
2.対象になる度にタフネスが上昇するクリーチャー
Daru Spiritualist / ダールの降霊者 (1)(白)クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)あなたがコントロールするクレリック(Cleric)・クリーチャーが呪文や能力の対象になるたび、それはターン終了時まで+0/+2の修整を受ける。1/1
特定した。
3.クリーチャーを生け贄に捧げタフネス分のライフを獲得する手段
3.クリーチャーを生け贄に捧げタフネス分のライフを獲得する手段
Starlit Sanctum / 星明りの聖域土地(T):あなたのマナ・プールに(◇)を加える。(白),(T),クレリック(Cleric)・クリーチャーを1体生け贄に捧げる:あなたは、生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを得る。(黒),(T),クレリック・クリーチャーを1体生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のライフを失う。
Worthy Cause / 価値ある理由 (白)インスタントバイバック(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を支払ってもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)価値ある理由を唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。あなたは、生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを得る。
この3種を用意することで「コーにより対象を取り続けタフネスを無限に上昇、それをコストに無限ライフ」というコンボが成立。
3枚コンボなのだがいずれも同様の機能を持つカードが複数存在することでコンボ妨害に強い。
ライフ獲得まで到達しなくともタフネス上昇コンボの時点でビートダウンは厳しい。
最終的に「忍耐の試練」なのだが、幸いなことに白はエンチャントサーチが行えるのでに1枚差しでもたどり着ける。
しかし自力で引き当てるリアル忍耐の試練も悪くはない。
相手は付き合ってくれないだろうが。
なお、無限無限言っているがMTGはルール上無限というものは存在せず、実際にはコンボを行う回数や獲得するライフの数値は宣言しなければならない。
おすすめは100万6千3百9だ。
当ブログのライフポイントに等しい。
これだけあれば充分だろう。
いつの間に。
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