『ひきこもりUX女子会全国キャラバン2018』を
全国13都市で
開催します
一般社団法人ひきこもりUX会議が2016年6月から開催しているひきこもり等の生きづらさを抱える女性(性自認女性を含む)たちを対象とした「ひきこもりUX女子会」は、2018年5月までに全国各地で計47回開催し、のべ1,800名の方々が参加しました。
ひきこもりUX会議では、2017年「女性のひきこもり・生きづらさについての実態調査2017」を実施しました。調査に回答いただいた方は、ひきこもりの当事者支援の対象から外されがちな40代以上が40%を上回り、男性に苦手意識があると回答した人は、全体の約64%にのぼりました。
精神科医の斎藤環さんは「ひきこもりというのは鬱病と違い、ほとんど自然には回復しません。放置して勝手に再び社会参加するということは、まず起こらない。つまり、高年齢化は長期化の結果でもあるわけです。」と仰っています。就労などの既存の支援はハードルが高く、その前の段階で自信を取り戻し、自己肯定感を高め、前を向くためには、同じような経験をした者同士の共感と支え合いが何よりも必要だと感じています。
生きづらさを抱える女性達にとって、男性の目を気にすることなく集い、交流できる場は今までほとんどなかったことから、年齢を区切らずに、女性だけで安心して集まれる場所が必要とされています。「こんな状態にあるのは自分だけではないか」「なんとかきっかけをつかみたい」と思っている女性たちに情報を届け、一人でも多くの方にご参加いただきたいと思い、日本財団の助成を受けて「ひきこもりUX女子会 全国キャラバン2018」を開催します。
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