このたび、弊団体が「日本財団2021年度助成事業」として実施した、ひきこもり当事者・経験者、また支援者に向けた事業における報告書『ひきこもり支援のネクストステップを研究する当事者向け連続講座および支援者向け研修に関する報告書』が完成しました。この報告書をPDFで無料公開いたします。
続きを読む2023年03月
お知らせ:「『ひきこもり』に係る地域共生プラットフォーム整備構築事業報告書」全ページ無料公開!
この事業は、当事者団体である私たち一般社団法人ひきこもりUX会議と、自治体、家族会、社会福祉協議会、民間支援団体等が連携し、地域の中で支援のプラットフォームをつくり、協働で事業を実施したものです。
令和2年度に厚生労働省ではすべての市町村に対し、ひきこもり支援の市町村プラットフォームの設置・運営の取り組みを要請しています。しかしながら自治体や支援者の方からは、実際にどのように取り掛かり、進めていけば良いのか分からないという声も多く聞いてきました。
私たち当事者団体には、同じような経験を持つ人たちの背景や困りごとを理解し、ニーズを掴みやすいという強みがあります。だからこそ当事者にリーチし、安心して参加できるイベントやコンテンツをデザインすることが可能です。一方で自治体や民間支援団体は地域にさまざまな資源を持ち、次につながる制度や支援を提供することができます。当事者と支援者側が連携し互いに補完し合うことで、より良い支援の形がつくれると考えています。
支援を自治体や民間支援団体だけでなく、当事者や家族、地域の企業や商店、クリニック等と共につくっていく重要性については、理解が広がってきていると感じています。この報告書では、今回実施した5つの地域での取り組みについて詳録しました。
報告書では、2022年12月14日~2023年2月9日にかけて行った「【当事者・経験者対象】地域の支援に関するアンケート」の分析結果も掲載しています。49名の当事者・経験者の方にご協力いただきました、誠にありがとうございました。
今回の事業をひとつのモデルケースとして、官と民、当事者と支援者が連携するそれぞれの地域ならではの新しい支援の構築にご活用いただければ幸いです。
この事業は「令和3年度(補正予算)独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」の一環として実施しました。
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メディア掲載:NHK『#となりのこもりびと』「“主婦”から抜け出せない」“ひきこもりママ”の孤独
3月10日 NHKのサイト みんなでプラス『#となりのこもりびと』で、ひきこもりUX会議が開催している「ひきこもりUXママ会/女子会」や「ひきこもりUXフェスタ」について取り上げられました。
イベント告知:3/22 ひきこもり女子会~大切なあなたの「生きづらさ」(座間市主催)
【3/20追記:テレビ取材についてのお知らせ】
今回の女子会にはNHKの取材が入ります。
ここ1、2年の報道などで「ひきこもり女性」の存在が伝えられるようになり、女性のひきこもり当事者が可視化されつつはあります。しかし、こうした情報はまだまだ届いているとは言い難く、ひきこもりUX女子会では、できるだけ多くの人に「ひとりではない」と知って欲しいと考えています。
ここ1、2年の報道などで「ひきこもり女性」の存在が伝えられるようになり、女性のひきこもり当事者が可視化されつつはあります。しかし、こうした情報はまだまだ届いているとは言い難く、ひきこもりUX女子会では、できるだけ多くの人に「ひとりではない」と知って欲しいと考えています。
女子会にご参加いただく皆さんにはご不便をおかけすることもあると思いますが、当日集まる皆で一人でも多くの女性たちに「あなたはひとりではない」ということを伝えられたらと思っています。ご理解、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
▼以前の取材で放映された番組ホームページ
表参道で開催されたひきこもりUX女子会をNHKが取材し、「おはよう日本」にて放送した映像です。映り方の参考にしていただければと思います。
▼以前の取材で放映された番組ホームページ
表参道で開催されたひきこもりUX女子会をNHKが取材し、「おはよう日本」にて放送した映像です。映り方の参考にしていただければと思います。
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神奈川県・座間市が行う「ひきこもり女子会~大切なあなたの『生きづらさ』~」にひきこもりUX会議が運営スタッフとして参加します。直前のお知らせとなりますが、ぜひお気軽にご参加ください。お待ちしています。
>ひきこもり女子会~大切なあなたの『生きづらさ』~
主催|座間市
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お知らせ:「2022年度版 ひきこもりなどの生きづらさを抱えた方とそのご家族のための情報集 地域資源ブックマーク」を発行しました!
安心できる居場所がほしい、共鳴し合えるひとに会いたい、親身に話を聴いてもらいたい、自分らしく働きたい・・・。 抱えきれない思いを持ち寄れる場所、力になってくれる窓口や専門機関などの「地域資源」を集めました。 しおり(ブックマーク)を本に挟んでおくみたいに、ぜひお手もとに、また心に留めておいていただければと思います。
この事業は「令和3年度(補正予算)独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」の一環として実施しました。
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お知らせ:インタビュー&アンケート集『自分を取り戻すためにーひきこもり女子会に参加して』全ページ無料公開!
令和2年度から、東京都区市町村振興協会の区市町村振興共同事業(サマージャンボ宝くじの収益金による事業)の助成を受け「多摩島しょ広域連携事業」として、都内の複数の自治体や社会福祉協議会と連携して「ひきこもりや生きづらさを抱える女性向け」の事業を実施してきました。
主な事業はひきこもりや生きづらさを抱える女性向けの当事者会(居場所)「ひきこもりUX女子会」と家族や支援者のための交流会の運営ですが、女子会に参加した女性たちはどのような経緯で女子会に参加し、その後どのような心理的、行動的な変化があったのか、また無かったのかを知りたいと考え3年間に渡りインタビュー調査を実施調査結果を、インタビュー&アンケート集『自分を取り戻すためにーひきこもり女子会に参加して』として制作・発行いたしました。さらにこの度、パソコンやスマホ・タブレットのブラウザ機能でご覧いただけるebookとして無料公開します。
ひきこもりUX女子会に参加する多くの女性たちが口にする「ひとりじゃなかった」という言葉は、孤独な闘いを強いられてきた彼女たちが「生きづらさ」で繋がり、解放され、自分を取り戻していく始まりの瞬間の声にも聞こえます。
特に支援に携わる方々にひきこもりや生きづらさを抱える女性たちの思いを知っていただき、女性たちが安心してつながることができる窓口や居場所等の支援の構築に役立てていただければ幸いです。
▼詳細は続きをご覧ください▼