感想文を提出いたします。(別館

観たり聴いたり行ったりしたものの感想をだらだらと。。。

浅瀬から見る「憲法」と「地政学」 @モーリー・ロバートソン チャンネル【終】

  • June 07, 2017
  • TV
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公開されているアノ映画やコノ映画を観に行かねば、
撮りためているアノ映画やコノ映画を観ねば、
と思っているのですが現在サゲサゲマインドで
中々外に足が向かずブログ更新停滞中。

なので本日はオススメの番組。

と、言ってもニコ生の番組で
しかももう最終回を迎えてしまった
「モーリー・ロバートソン チャンネル」

TVへの露出も多くなっているのでご存じの方も多いと思いますが
彼がニコニコ動画で持っていた番組で先日最終回を迎えました。
独自の切り口・ゲストで様々なテーマを扱っていた番組で
モリーの聴き手としての知識量とゴキゲンオジサンな感じが
非常に楽しく毎回楽しく見ていました。

8月(だったかな?)過去アーカイブも消えてしまうという事で
個人的に面白かった回を2つほどご紹介。


このエントリーのタイトル「浅瀬から見る〜」からして
腰が引けていますがワタクシ学が無いもので
難しい話題は苦手です。
あくまでも番組を紹介しているだけですので…

過疎ブログだから大丈夫だと思いますが
コメント欄とか炎上しても総スルーの構えです。(笑


番組では時事ネタを扱う事も多いのですが
内容的にはタイムリーな憲法の話。

井上達夫×モーリー
「護憲派と憲法の涙」…リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください



この番組は安保法制が話題になった時に放送されたのですが
憲法について語られているので改憲論議が盛り上がっている
今見ても非常に楽しいと思います。

ゲストは右にも左にも怒りまくる「怒りの法哲学者」井上達夫さん。
とにかく面白いんですが井上先生の言っている内容が
ボクが高校生の頃から思っていた事とピッタリ重なってビックリ。

もちろん学の無いボクが同じレベルで考えているという訳がありせんし
おこがましいですが理屈とスタンスが同じである事がウレシくスッキリ。

もちろん難しい問題でイロイロなスタンスの人がいると思いますが
番組を見ると右・左、改憲派・護憲派、などザックリとした塊ではなく
細分化されているそれぞれの立場とそれぞれの欺瞞が見えてきます。

憲法については今後もズット話題になり続けると思うので
考えの手引き的な内容だと思いますので是非に。




もう一つはタイムリーとは言い難いですがとにかく面白い

高橋洋一×モーリー
「地政学で振り返る2015年の世界NEWS」



この番組のゲストは財務省の幹部に
「高橋は三回殺しても殺し足りない」と言われた
経済学者・数量分析者である高橋洋一さん。

地政学とは地理的な環境が国家に与える
政治的、軍事的、経済的な影響の事ですが
そんな事より何より初対面の2人(高橋さん・モリーさん)が
ぐんぐんドライブしていく対話が面白いです。

典型的な天才、高橋さんに負けない知識量の
聴き手としてのモリーさんの良さが最大減に発揮されていると思います。

前半に出てくる中国に民主主義を広める方法や
中盤の中国の覇権主義を表す「い・た・だ・き」というワード、
終盤のギリシャ危機に対する見解。

とにかく爆笑の連続です。



「新たな場を求めて」という前向きな終了だそうですが
面白い番組だったのに個人的にはザンネン。
過去動画が見られるウチに他の動画も見直してみようと思っています。

マジカル・ガール

マジカル・ガール(2014)
Magical Girl

20170512_02


2017.05.12.
鑑賞状況:やや寝不足
wowow 録画視聴
uzazo評価:★★★★☆


劇場公開当時、大変良い評判を聞いていて
観に行けなかった「マジカル・ガール」。

wowowで放送されていたので録画視聴してみました。


なるほどっこれは面白い。


どんな内容なのか知らずに観ていると
アレよアレよと全く知らない場所へと連れて行かれてしまう。
ストレートなフィルム・ノワールの傑作でした。

ニヒリズム的なユーモアを交えながらも
物語で巧妙に省略されている部分を想像させられ
ショック描写がほとんど無いにもかかわらず
見終わった後にはとても陰惨な物語を見た気分になる。

先が見えない暗闇の中を進んで行くような
この物語は詳細を知らないで観た方が楽しめるので
まだご覧になっていない方はココでお別れです。

wowowメンバーズオンデマンドでも配信されていますので
wowowに加入されている方は是非に。



余命わずかな娘の希を叶えたい父親が
金策に奔走する事でホンの少しのズレから歯車が狂いはじめる。

別に難しい話でもなくホントにストレートに面白い物語です。

フィルム・ノワールってファム・ファタールに
翻弄されてとんでもない世界に足を踏み入れてしまう物語ですが
見終わってみると2人のファム・ファタールの物語。

冒頭の

完全な真実というのは
常に答えが同じであり
つまり 2+2 は 4 なのだ


ジグソーパズルの最後のピースのありか

余命わずかな娘・アリシア と その父親・ルイス。
バルバラ と ダミアン

4人の運命のピースは常に答えは変わらない。と
冒頭で暗示させている事を思うとぞゾクッとしてしまう。


そしてどうしても「まどマギ」が重なって見えてしまう。

「まどマギ」のネタバレ入るのでご注意を。

「まどマギ」は魔法少女が成長すると魔女になる訳ですが
物語冒頭、少女として登場するバルバラは成長して魔女になります。
一方余命わずかな少女アリシアは魔法少女になった。

円環の理に導かれていく4人の物語。

そんな風に見えました。


そして物語冒頭、魔法少女であったバルバラ。

教師であったダミアンに授業中に持っていた
メモを読み上げさせられ「そのメモを渡しなさい」と
命じられるも渡す事は出来ないという。

「なぜなら持っていないから」

と、手を開くとメモが消えている。

ラスト・ダミアンは対になるように

「携帯電話を渡せない。なぜなら持っていないから。」

と手の平から消す。


ここで2人は対等の立場になれたのか?

決して対等にはなれていない。
なぜなら冒頭で少女バルバラが見せた魔法は
メモを手の平から消すことではない。

あの時に読み上げた言葉なのです。

読み上げるよう命じられたメモには
実は何も書いていない。

彼女の使った魔法は言葉そのものなんです。


この冒頭シーンを観た時に引っかかって
視聴後再度一時停止しながら確認しちゃいました。


これはボクが引っかかった印象的な部分なんですが
スミからスミまで丁寧に演出されていて
グイグイと物語に引き込まれてしまう。

名作だと思います。

マーベル展 @ 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー

20170504_01


世の中GWらしいではありませんか。

「混んでいる時に出掛けるのは愚策」という持論を展開したのですが
ヨメ氏に「混んでない時も出掛けないではないかっ!」と軽く論破され
イソイソと出掛ける事にいたしました。

とはいえ何も考えていなかったので美術館巡りっ

のハズが GW の混雑を見くびっておりました。。。

最初に訪れた「マーベル展」で疲労困憊。
予定していた他の美術展はまたの機会に。

六本木ヒルズ展望台にて開催されていた「マーベル展」。
なんと入場まで1時間弱かかる大盛況。

入場するとあり得ない程の大きさのアイアンマンお出迎え。(写真:左)
シンボルとしてはいいのですが 1/1 を超えてしまうスケールに違和感。
と、思っていましたらちゃんと 1/1 スケールの展示もありました。(写真:右)

この2箇所は撮影OKエリア。

20170504_02


で、展示の内容なんですが

各アメコミの原画・掲載誌。ヒストリー。
映画撮影に使用された衣装・コスチューム。
映画各作品のコンセプトアート。

といった感じ。

情報展示の側面が大きいので激混みの状況では
正直「展示を楽しみきる」というのは難しい。

できれば空いている時に行くのが良いですね。

混んでいる時は体力勝負になってくるので
ワタクシ達体力無し夫婦はザザッとめぼしい所を見て終了。

まぁでも楽しかったです。


で、開場を後エスカレーターを下りますと
期間限定の MARVEL ホットトイズストア。

ストア内には 1/1 マーベルヒーローがお出迎え。(写真)

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写真には納めていませんが販売している商品も
キレイにディスプレイされていて
イグジット・スルー・ザ・ギフトショップならぬ
美術展本編の延長戦といった感じ。

ワタクシ模型趣味でありながら模型イベントに行った事もないので
ホットトイズの商品をこんなまとめて見る機会は初めてでした。

ストアの方も美術展と同じぐらい楽しめました。


他に行こうと思っていた美術展は機会があれば…といった感じなんですが
一つ絶対に見ておきたい展示があるのでそれだけはなんとしても会期中に…

ちゃんと見に行けたら感想書きます。

GHOST IN THE SHELL

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017)
GHOST IN THE SHELL

20170329_01


2017.03.29.
鑑賞状況:やや寝不足
18:30〜 @よみうりホール 試写会
uzazo評価:★★★☆☆



「ゴースト・イン・ザ・シェル」攻殻機動隊の実写化。
試写会が当たったので観に行ってきました。

公開前なので以下ネタバレ無しのザックリ感想。


何とも言い難い。。。


といった感じでした。


ちなみに全く攻殻機動隊を知らない
ヨメ氏に感想を聞いてみた所
「普通に面白かったよ」と。

ちょっと判断に戸惑う作品だと思います。



ボクが何とも言い難かった理由。

日本のアニメファンは深度の違いはあれど
攻殻機動隊リテラシーがあると思うんですね。

ボクはそんなに深く語れる程ではありませんが
原作コミック・押井版・神山版・ARISEと
まぁ一通り見ています。

そうすると正直「微妙」と言いたくなるのですが
その「微妙」と感じる部分は攻殻を知っているから
感じてしまう部分なのだろうか?と自分に疑念を抱いてしまう。

そしてあしざまに批判するような事も出来ない。

なぜなら今回の実写版の作り手達が攻殻機動隊が
大好きなのはよくよく伝わって来ちゃうし
頑張っているのもよく分かる。

そして観客の中にいる攻殻機動隊ファン達に


「オレ攻殻好きなんだぜ!
 みんなも好きだろ!」



と目配せしてくるんでコチラとしても


「おっおう…」


と微妙な表情になってしまう。みたいな。


絵ヅラとしてもの凄くチャチいという事もありません。
いくつかのシーンを抜き出すと「おっ」と思える部分もある。

ただ厳しい言い方をすると
好きなシーンの切り貼りで作られている印象。

あくまでも切り貼りであってコラージュとして
新しい何かが産まれている訳でもないんです。

なので本作を見ると従来の攻殻機動隊と重ねて浮かぶ連想が
ノイズになってしまい結果的に物語に集中できなかった。

つまり別物としてまっさらな目で観る事を許さないぐらい
従来の攻殻をなぞりつつもやっぱり別物であるという…。


以下、ネタバレではありませんが
一つだけ内容に触れます。


もしかしたらボクなんかが思いつかないような
深度の深い分析で高評価される方が出てくる可能性も
なきにしもあらずなのですが
ボクが観た感想としては
本作でもっとも従来の攻殻と違う部分は

ゴーストのあり方についてです。

核心ともいえる部分が違うので
ボクとしてはどうしても厳しめの評価になってしまいます。

ただ「ゴーストのあり方が違う」って
従来の攻殻を知っているから感じる事であって
全くの初見・別の物語として見た人には関係ないんですよね。。。

ヨメ氏の感想も踏まえてもう一度観たら
全く別の作品として楽しめるかも。とは思います。

吹き替え版のキャストがオリジナルの声優さんという事なので
期待していたのですがボク的には1年後ぐらいに
WOWOWとかで観られればそれでいいかなぁ。と思っています。

BLUE GIANT/石塚真一

  • March 28, 2017
  • book
20170328_01

BLUE GIANT/石塚真一

内容にも触れた感想になるので未読の方はご注意を。



大好きだった「BLUE GIANT」というマンガが単行本10巻を持って完結した。
その衝撃的な展開に脊髄反射してしまいつい別所で暴言を吐いてしまった。

いやはや反省。

万万が一運悪くワタクシの暴言を見てしまった方がいたら
好きなマンガ故の脊髄反射暴言であったのでお許しいただきたい。

衝撃的展開に「みんな怒っているだろう」と
他の方の感想を検索してみたら誰も怒ってない。
というか感動のコメントに溢れていて
脊髄反射で暴言を吐いた事を激しく後悔した。
(暴言は削除済みでございます。)


個人的な考えなのですが批判的な感想の時ほど
他の人の感動に水を差さない様に場所を選ぶべきで
書くならば半強制的にソートされるSNSではなくBlogだろうし
しっかり理由を書いておくのが礼儀のような気がします。

そして暴言を吐いてしまったボクなりの理由がある。

という事で感想を書き残しておきます。


ザックリとしたあらすじ。
中学生の卒業記念に友人に連れて行かれたライブで
JAZZに魅せられサックスを吹き始めた主人公のサクセスストーリー。


このマンガの存在は割りと前から知っていたのですが
読み始めたのは著者の石塚真一氏が上原ひろみさんと対談した
NHKの番組を見たのを期に後追いでコミックスを読み始めました。

JAZZという音楽をテーマに
臨場感のある作画で主人公の成長を描いていく
大変楽しいマンガとして読んでいました。

こういう書き方をすると反論もありそうですが
作画や扱っているテーマ、雰囲気はシリアスでありながら
展開はベタな少年マンガ的。「努力・根性・気合い」で
諸問題を乗り越え成長を繰り返して行きます。
(ちなみに「努力・根性・気合い」は上原ひろみさんの座右の銘でもあります。)

上記の書き方はちょっと揶揄した書き方にもとられそうですが
決してそんな事はなく用意された障壁を乗り越えていく展開には
爽快感がありますしボクは大好きで毎回新刊を心待ちにしていました。


ただちょっとしたヤダ味も感じていたんです。


前述の通り「リアルな葛藤」という雰囲気で描かれているのですが
ベタな少年マンガ展開ですから当然結構なご都合主義なんですね。

そのバランスが人気を得ている部分なのかもしれませんが
ボクの感想としては作者の意図が透けて見えるというか、
ちょっとイヤだな。と思う部分が結構あったんです。

この物語の主人公は「選ばれし者」です。

あり得ない程の練習をしますが
主人公に克服しがたい弱点はありません。
克服しがたい弱点を個性に変換するような仕掛けがない所か
「努力・根性・気合い」だけで多くの人に
あり得ない程の感動を与える演奏をする才能を持っています。

そして絶妙なタイミングで必要な人と
「ひょんな事をキッカケ」に出会い協力を得ます。
主人公と明確に対立する存在はあまり現れません。
表現はアレですが「敵」という意味では全く現れません。

さらには単行本で読んでいると
巻末にその巻に登場した人物の回想インタビューが
「Bonus Track」というオマケで描かれている。
この「Bonus Track」がなければ何らかの理由で
主人公の夢が叶わない結末もありえると思うのですが
回想インタビューがある事で余程の叙述トリックがない限り
主人公は世界的なサックスプレーヤーになるという
とてつもない大きな夢の成功が約束されています。無敵状態。


もちろん創作された物語である以上
全てが用意された出来事です。
ご都合主義の展開でもいいと思います。

でも描かれている世界で許容出来る事って
限界があると思うんです。
納得感というか説得力というか…

この作品は「リアルな葛藤」という雰囲気にコーティングされている事で
感動の為に用意された展開のヤダ味が強調されてしまう。

例えばボクがこのマンガで最初にイヤだなと明確に思ったエピソード。

主人公が初めて作曲するキッカケは
懇意にしていた犬がひき逃げされて死ぬという出来事です。
受け止め方は人それぞれだと思います。

これはもちろんボク個人の受け止め方なんですが
ベタな少年マンガ的ご都合主義が繰り返される中で
こういった展開が出てくると
「主人公の成長の為に犬が殺された」と感じてしまう。

実は「BLUE GIANT」ってほぼ全ての出来事が
そういう構造で作られているんです。


主人公に降りかかる数々の困難の解決は
他者に起こる不運によってキッカケがもたらされ
他者の不幸を踏み台にして主人公は成長します。


別にそれでもいいんですね。

主人公の成長・成功にライドしている訳ですから
読んでいて「気持ちいい展開」ならいいんです。
ただ描いている内容に対して悲劇の許容量というのはあって
「犬がひき逃げされる」というエピソードは
ボク的にはイヤだなと感じてしまい許容量を超えていた。

物語が持つ悲劇の許容量ってうまく説明できないんですが
例えば「けいおん!」の中で誰かの死がキッカケになって
放課後ティータイム の成長が描かれたらみんな怒るでしょ。
用意されたぬるま湯に気持ち良く浸かっている所に
氷水ぶっかけられるみたいなものですから。

逆に「BECK」で誰かが死んでも別に怒らない。
「BECK」は全部読んでいませんが
銃弾が撃ち込まれたギターがウンヌンで
怖い人に追いかけられる世界観ですから。

では「坂道のアポロン」で誰かが死んだら。

ボクは怒りません。

もちろんどんな風に描かれるのかにもよりますが
そこにはリアルな人間が描かれているので
現実の残酷性を感じて感動すると思います。


じゃ「BLUE GIANT」はというと。

めっちゃ怒られそうですがどれかに例えるなら
「けいおん!」が一番近いんじゃないかと思うんです。

ちょっと熱めの湯に「おぉアチチチッ」と浸かっているみたいな。
そこにさらに熱い湯が注がれて「おっアチッ」と気持ちよく浸かっている。
この風呂に「犬がひき逃げされて死ぬ」は熱すぎて気持ち良くない。


さて、最終巻である10巻で描かれたエピソード。

ゴボゴボっと沸騰した湯を頭からぶっかけられ

てめぇわざとだろっ!!

と、ボクは怒ってしまった訳です。

主人公の成長の為だけに描かれてきた物語が
物語中盤からの展開で主人公「達」になったのですが
結局その「達」の部分すら
「主人公の成長の為だけに用意されてきた他者」であり
「他者の不幸」を踏み台にして主人公が成長する。

主人公の成長の為だけに描く不幸としては
描いている物語の許容量を遙かに超えてしまっていている。
「感動するでしょ」という作者の意図が見えてしまって
ボクは「こんなんで感動するわけねぇだろっ!」と。

またその展開をさらに感じ悪くしている要因に
衝撃的な展開になる直前のシーンで言い訳的に
逃げ場を用意したセリフを言わせているんですね。

別の巻の「Bonus Track」では別の人を通して
その後の顛末を言わせているのも逃げ腰というか…


作者が不誠実とは思いません。

もしろ誠実が故に登場人物を突き放せない事で
主人公自身は決定的なダメージを受けなかったり、
衝撃的な展開の直前に逃げ場を用意するような
セリフを言わせたりしてしまう。
結果、背後にいる作者が透けて見えてしまい
ご都合主義に拍車が掛かって見えるのでは。と。


10巻の顛末に対して主人公が

「オレは汚い奴だ。」

というくだりがありますが
あれって主人公の為だけに展開された物語に対して
負い目を感じている作者さん自身の吐露のように見えます。


ネタバレですが
「BLUE GIANT が10巻で完結」と書きましたが
「BLUE GIANT SUPREME」という続編が
既に発売され物語は続いております。

そしてボクは2冊を続けて読みました。

「BLUE GIANT SUPREME」の展開が
これまでにも輪を掛けて御都合主義の連続。

遡って10巻の展開に怒りが増し増しになってしまいました。


念の為に書いておきますがボクは「BLUE GIANT」好きなんですよ。
この感想を書く前にもう一度最初から読み返してみましたが楽しく読みました。
ただ前から引っかかっていたヤダ味の部分は引っかかってしまったし
読み返しても10巻の展開は物語の許容量を超えて不快に感じる。


冒頭にも書きましたがボクとは真逆の感想を持つ人もいると思います。
そちらの方が多いかもしれませんからウッカリこの感想を読んでしまって
不快になった人がいたらお詫びします。スミマセン。

ただ批判的な感想であっても脊髄反射の暴言よりは
ちゃんと「そう感じた理由」を書いておけば

「そういう見方もあるのね」とか
「こいつ全然わかってねぇな」とか
「コイツ完全に勘違いしてるわ」など

思えると思いますので素直な感想として書き残しておきます。

「BLUE GIANT SUPREME」に物語は続いていますので
最後まで読んだ時に考えが変わったり、より怒り狂った時には
改めて感想を書きたいと思います。


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