感想文を提出いたします。(別館

観たり聴いたり行ったりしたものの感想をだらだらと。。。

シカーダ(原作・山田玲司/作画・バナーイ)を激しく推す理由

  • January 16, 2018
  • book
20180114_03

マンガの感想はあまり書かないワタクシが
第一巻を読んだ時に珍しく感想を書きました。

その時の感想はコチラ

読み返してみると興奮しすぎて全く感想になっていない訳ですが
先日、第3巻が届きまして速攻読んでみました。

普段書かないマンガの感想なのに
もう一度同じマンガについて書きます。

なぜにワタクシが「シカーダ」を激推しするのかといいますと



できるだけ長く読みたいから!


その一言に尽きます。


1巻発売イベントの様子がニコ生で配信されてて
そこで山田玲司先生が15巻を一つの目標にしたいと
仰っていた記憶があるので最低でも15巻までは連載が続いて欲しい。

近未来の日本、そこは「マンガ」が禁じられた世界。
マンガを取り締まり、燃やす焚書官・レムのくすんだ日常は、
あのマンガを読んだことで一変する
第一巻・裏表紙に書いてあるコピー引用


もちろん内容をしらない状態で読む方がいいんですが
今読んでないって人はしばらく読まないじゃないですか。きっと。
ヘタすると知らないママになる可能性もあるじゃないですか。

連載が終了してしまってから発見されて後々評価されるなどという
ゴッホ的な展開になってしまうと一話でも長く読みたいと思っている
ワタクシが困るのですっ!

なので連載中の今、
一人でも多くの人にこのマンガの存在を知ってもらいたいし
気になったら入手して読んでいただいたいんです。


という事で少しでも知ってもらう為にネタバレします。


150年後のマンガが禁止された世界のお話なんですが
地下では隠れてマンガが読まれているんですね。

どんなマンガがやりとりされているかといいますと

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ワタクシ達がよく知っている あのマンガ や このマンガ が登場するんです。
150年後、ボクらの知っているマンガがどの様に読まれているのか。
主人公は「うる星やつら」を読んで泣いてしまったりするんです。


そしてこの物語で登場する「シカーダ」という存在。
彼らの能力は「マンガを現実化させる事」

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ボクらの知っているマンガを現実化させて戦う。

マンガで戦うマンガ。

とても面白そうでしょ。

そうです!
面白いんです!


興味を持った方には
是非に読んでいただきたいっ!


ワタクシ前回の感想で

これってミヒャエル・エンデの
「はてしない物語」じゃないか?


とか書いたんですが感想を書いた時、
ネタバレを避けようとしていたのか
興奮しすぎていたのかわかりませんが
読み返してみると何を言いたいのか全然わからない。(笑

「はてしない物語」って物語の中で主人公が読んでいる「本」が
「今自分が読んでいる本そのものだっ!」って気付かされる
鏡合わせの構造になっているんです。

「うる星やつら」が紙の本として登場する世界なら
その世界には紙の本として「シカーダ」だって存在しているハズなので
今自分が手にして読んでいる書籍「シカーダ」が150年の時を経て
マンガの中に登場し「あっ!自分とこの物語が繋がっているっ!」という
展開があるんじゃないかと妄信していたんですね。(笑

しかもシカーダの能力は「マンガを現実化させる事」ですから
物語内に登場する「シカーダ」は
「シカーダ が マンガ “シカーダ” から現実化させている」
「では最初のシカーダは…」とかとか…

当時は1巻で語られた情報しかなかったので
アレやコレやと妄想していたんですが
あの時のワタクシの妄想力は凄かった(笑


第3巻、巻末。

両先生のエッセイ的見開きマンガが掲載されているんですが
山田玲司先生の方はニコ生の現場から
ネームの世界に深く降りていくような作品。
ゴキゲンな番組から一人新しい物語と向き合う孤独な作業へ。
とても心に染みる作品でした。

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最近、ニコ生では「まどマギ」解説をしていたので
コマの中に まどか が描かれています。

繰り返し読んでいたらこのコマに
ヤンサンのこの場面が脳裏に浮かんでくるようになって

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激しいノイズになっています。(笑


次巻予告では第4巻は初夏発売との事。

第一部、完結。って書いてあるんだけど・・・

ちゃんと第二部あるよね。。。

キングスマン:ゴールデン・サークル

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017)
Kingsman: The Golden Circle

20180114_01

2018.01.14.
鑑賞状況:良好
15:40 @ ユナイテッドシネマとしまえん \1,800-
uzazo評価:★★★☆☆



キングスマン観てきましたよ。

前作同様にいかした音楽にのせた
ゴキゲン軽快バイオレンス表現満載の
スタイリッシュ・スパイアクション。

かなり楽しみました。

本作・ゴールデン・サークルを見た事で
「キングスマン」という作品の「キングスマンらしさ」が
明確になりしっかりと期待には応えてくれている作品。

劇場で観たら絶対楽しいです。

ただ前作を思い返してみると
「キングスマンらしさ」+「α」の部分があって
その「α」の部分がメッチャ大きくて魅力的だった気がします。

前作は主人公の少年から成年への成長物語という要素があり
ゴキゲン軽快バイオレンスなのに物語に凄い深みがあった。

また
両足が刃物になっている敵キャラの設定や
物語中盤で思わず「あっ!」と声が出てしまうような展開、
ラストの威風堂々の乗せた爽快でお馬鹿なクライマックスと

やっぱアレはミラクルだったと再確認。


なんかこういう書き方だとネガティブ感想みたいですが
決してそんな事はないです。メッチャ面白かった。

前作がとてつもなく恐ろしい出来であった。という事っす。


表に出ろいっ! one green bottle

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感想を書かないでいると書くのが億劫になったりするのですが
不思議な物で感想を書かないでいると
見た事自体を忘れてしまうんですよね。

昨年の11月19日に見た舞台のチョロッと感想を。

中村勘三郎さんを主演に迎えて上演された
野田秀樹作・演出の舞台「表に出ろいっ!」。
そのEnglish versionとして再演された「one green bottle」。

「表に出ろいっ!」の内容に関する感想は
観劇当時に書き残しています。
もし読んでいただける方がいたら コチラ から。

これまでのNODA・MAPで上演された
English version の舞台は舞台美術を含め
演出がガラリを変わる物もありましたが
本作「one green bottle」は日本語版と概ね同じ演出。

ただ大きく違ったのは「死」のイメージ。

日本語版の時点でも装置は能舞台のような形でしたが
観劇したのが随分と昔だったので
「はて?前から橋掛がりとかあったかな?」など
確認してみたくなる部分があったので感想を後回しに。

結果、時間が経ちすぎて確認したかった事を忘れるという。(笑

ただキャサリン・ハンター演じる父・能楽師の役所を活かし
随所に能を感じさせる演出があったり犬が死んだりと
観た後の印象は全く違う物になっていました。

いまさらながら「文庫X」を紹介したい。

  • December 18, 2017
  • book
20171218_01


読書苦手マンのワタクシがその存在を知っていたので
読書好きの方からすれば「何をいまさら…」だと思うのですが
ひょんな事から読み始め 読書苦手マン が
可能な限り用事を後回しにして一気読みしてしまった本を
さらに用事を後回しにして紹介したいと思います。

「文庫X」をご存じでしょうか。

地方のある書店員さんが「先入観無しで読んで欲しい」と
タイトル、著者名、出版元などの情報を隠すために

「〜それでも僕は、この本をあなたに読んで欲しいのです。〜」

と自身の熱い想いをギッシリと書き込んだカバーをかけ
販売したのをキッカケにその手法が
全国に展開され破格の売上を記録したのが「文庫X」。

オリジナリティのある販売方法が話題になり
朝の情報番組などでも取り上げられていた気がするので
知っている人も多いかもしれません。

現在は「文庫X」の正体(書籍名)も大々的に発表されているので
販売されているのは「文庫X」の再現版カバーがかけられていて
タイトルも著者名も印刷されている。(上の写真)

それでも是非事前情報を極力知らない状態で
読んで驚愕して欲しいと思ってしまいます。


で感想を書いて行きますが後半に行く程に
ネタバレ要素が強くなるので
もし興味を持った方がいたらその時点で
ボクの感想を読むのを止めてこの本を読んで欲しいです。

文庫X


この本の感想にこの言葉は不適切であるのを重々承知で書きます。

とにかく面白い

少し内容に触れていきますが

主人公の事件記者が事件の真相究明に奔走するサスペンスミステリー。

こういった物語が面白くなる要素っていくつもあると思います。

・真相を解き明かしていく過程
・主人公自身が驚いてしまう程の衝撃の展開
・真相を闇に葬ろうとする対抗組織
・孤立無援の戦いを続ける主人公
・読者の想像の遙か上をいく真実


まぁサスペンスミステリーを傑作に導く要素は
きっともっといろいろあるんだと思いますが
上記は「文庫X」でボクが面白いと感じた要素の一部を抽出したものです。

とにかく何度も起こる衝撃の展開に度肝を抜かれ
物語の行く末に手に汗を握り
終始ハラハラさせられつづけられる事になります。



さらに内容に触れます。


主人公である事件記者はTV局の企画として
未解決事件の調査報道を始める事になる。

主人公が題材として選んだ一つの事件。

調べていくうちに類似事件が
密集した地域で起こっている事に気がつく。

刑事ドラマなどでよく見られる
地図にピンを打っていくアレです。

主人公はピンを打った地図を見てある仮説にたどり着く。

「これはそれぞれ別の事件ではなく
 連続した一つの事件なのではないか?」

しかしその仮説が成り立たない要素が一つあった。
連続していると思えるこれらの事件の一つは
既に犯人が逮捕され刑が確定していた。



主人公が調査報道の題材に選んだのは幼女誘拐殺人事件。
半径10Kmほどの円の中で5人の少女が誘拐され
4人は殺害されてしまっている。

こんな偶然があるのだろうか。。。

しかも一件の事件で犯人が逮捕されている事で
他の事件が「解決済み」とされていたら・・・

この大きな疑問に立ち向かう主人公記者。

真実を闇に葬りさろうとするがごとく立ちはだかる者がいる中で
孤立無援で自身の仮説を信じ真実を解き明かそうとする。

どうしたって感情移入せざるおえない展開が
繰り広げられていくんです。




随分とあらすじに触れてしまいましたが
この程度のあらすじでこの作品の
面白さは目減りする事はありません。


さらに踏み込みます。


この「文庫X」として隠されていたタイトルは

「殺人犯はそこにいる」

つまり主人公である記者は真実を知ることになります。


おいっネタバレっ!


という声が聞こえてきそうですが書籍のタイトルですし
ボクのもっている本ではタイトル明かされてますので…

興味を持った方は是非読んでください。
絶対読んで損はしないハズです。




最後にもう一歩踏み込みます。





この物語は事実です。




主人公である事件記者は著者である清水潔さん。
この本のサブタイトルは

「隠蔽された北関東連続幼女殺人事件」

なんでこんな回りくどい感想を書いたのか。

過疎ブログに書いた所で影響なんて無いのはわかっていますが
「文庫X」の誕生のキッカケになった書店員さんと同じく
先入観なく多くの人にこの本を読んで欲しいと思ったからです。


ここまでこの感想を読んでくれた人からすれば
「全部ネタバレしてるじゃねぇか」と思われるかもしれませんが
ここで書いた事はこの本の冒頭で明かされている事ですので
本書「殺人犯はそこにいる」の価値は全く目減りする事はありません。

実在の事件を扱ったドキュメンタリーであれば
その真偽についても疑いの気持ちが芽生えるかもしれません。
ボク自身、著者である 清水潔さん の他の作品を読んでいません。

ただこの話の根幹には一つのとてつもなく大きな揺るがない事実があります。

もしかしたら上記のサブタイトルでピンとこない人もいるかもしれませんが
本作の中心に据えられている「とてつもなく大きな事実」は
無期懲役の判決が冤罪であった事が証明された「足利事件」。

無期懲役の判決が下っていた菅家さんの冤罪が確定した事は
沢山報道されていたのでご存じの方も多いと思います。
自白(後に否認)とDNA“型”鑑定が証拠となっていた事件が
長い時を経てDNAの再鑑定が実現し冤罪が証明された事件。

もちろんボクも知っていました。

と、同時にある番組で断片的に知っていた情報があります。
それは本書でも触れられている調査報道番組。
この番組は何度かにわたり放送されていたので
ボク自身は全てを見ていた訳ではありません。

ただ「とんでもない事が起きている」とは思っていました。

とても重要な事。

「菅家さんの冤罪確定」は
清水潔さんの調査報道の後。

菅家さんの無罪を勝ち取る為に
沢山の方が動かれていたと思いますが
清水潔さんの孤軍奮闘の調査の影響は決して小さくない。

この感想の冒頭で「不適切であるのは承知」として
「とにかく面白い。」と書きました。

10kmの円の中で5人の少女が誘拐され
4人が殺害され1人は行方不明。

とんでもない事です。
「面白い」なんて不謹慎きわまりない。

しかし本書で書かれている内容は
読者であるボクの想像を遙かに超える内容。

菅家さんの周りで何が起きていたのか、
冤罪が確定してもなおも残る大きな問題。
そこにある真実。

その闇に手に汗を握り、怒りに震え、胸が熱くなる。
この素晴らしい物語を、真実を
とにかく一人でも多くの人に知って欲しい。

そんな気持ちが芽生える1冊でした。


冤罪が確定したという事は真犯人がいる。という事。
真犯人は逮捕されていないし捜査が進んでいる気配もない。

こういう書き方をすると
ネタバレになってしまうかもしれないがあえて書いておきます。
是非本書のタイトルを思い出して欲しい。


殺人犯はそこにいる



最後にカバーに書かれた書店員さんの熱い想いを紹介します。

申し訳ありません。僕はこの本を、どう勧めたらいいか分かりませんでした。どうやったら「面白い」「魅力的だ」と思ってもらえるのか、思いつきませんでした。
だからこうして、タイトルを隠して売る事に決めました。
この本を読んで心が動かされない人はいない、と固く信じています。
500Pを超える本です。怯む気持ちは分かります。
小説ではありません。小説以外の本を買う習慣がない方にはそれだけでもハードルが高いかもしれません。
それでも僕は、この本をあなたに読んで欲しいのです。
これまで僕は3000冊以上の本を読んできました。その中でもこの本は、少しでも多くの人に読んで欲しいと心の底から思える一冊です。
この著者の生き様に、あなたは度肝を抜かれ、そして感動させられることでしょう。こんなことができる人間がいるのかと、心が熱くなる事でしょう。
僕らが生きるこの社会の不条理さに、あなたは憤るでしょう。知らないでは済まされない現実が、この作品では描かれます。あなたの常識は激しく揺さぶられることでしょう。
あなたもこの作品と出会って欲しい。そう切に願います。
ここまで読んでくれた方。それだけで感謝に値します。本当にありがとうございます。

さわや書店 フェザン店
文責:長江(文庫担当)


スター・ウォーズ/最後のジェダイ

star-wars-the-last-jedi


2017.12.17.
鑑賞状況:万全
18:30 @ユナイテッドシネマとしまえん IMAX ¥2,000-
uzazo評価:-----


観てきました。以上。


ボク自身、自分で観るまでネタバレどころか
他の人の おもしろいか、おもしろくないか の感想も
聞きたくなかったので本日は報告のみ。

やっと情報遮断から解放されました。

-----
今年はサゲサゲ期間が多く劇場を含め家でも
あまり映画を観ない1年になってしまいました。
見たかった映画が無かった訳ではない…というか
アレもコレも見たかったのにナゼか外に足が向かないという。

とはいえ2017年ももう少しあるので
撮りためている物を含め少し見てみたいと思います。
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