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観たり聴いたり行ったりしたものの感想をだらだらと。。。

シカーダ(原作・山田玲司/作画・バナーイ)を激しく推す理由

20180114_03

マンガの感想はあまり書かないワタクシが
第一巻を読んだ時に珍しく感想を書きました。

その時の感想はコチラ

読み返してみると興奮しすぎて全く感想になっていない訳ですが
先日、第3巻が届きまして速攻読んでみました。

普段書かないマンガの感想なのに
もう一度同じマンガについて書きます。

なぜにワタクシが「シカーダ」を激推しするのかといいますと



できるだけ長く読みたいから!


その一言に尽きます。


1巻発売イベントの様子がニコ生で配信されてて
そこで山田玲司先生が15巻を一つの目標にしたいと
仰っていた記憶があるので最低でも15巻までは連載が続いて欲しい。

近未来の日本、そこは「マンガ」が禁じられた世界。
マンガを取り締まり、燃やす焚書官・レムのくすんだ日常は、
あのマンガを読んだことで一変する
第一巻・裏表紙に書いてあるコピー引用


もちろん内容をしらない状態で読む方がいいんですが
今読んでないって人はしばらく読まないじゃないですか。きっと。
ヘタすると知らないママになる可能性もあるじゃないですか。

連載が終了してしまってから発見されて後々評価されるなどという
ゴッホ的な展開になってしまうと一話でも長く読みたいと思っている
ワタクシが困るのですっ!

なので連載中の今、
一人でも多くの人にこのマンガの存在を知ってもらいたいし
気になったら入手して読んでいただいたいんです。


という事で少しでも知ってもらう為にネタバレします。


150年後のマンガが禁止された世界のお話なんですが
地下では隠れてマンガが読まれているんですね。

どんなマンガがやりとりされているかといいますと

20180114_04
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ワタクシ達がよく知っている あのマンガ や このマンガ が登場するんです。
150年後、ボクらの知っているマンガがどの様に読まれているのか。
主人公は「うる星やつら」を読んで泣いてしまったりするんです。


そしてこの物語で登場する「シカーダ」という存在。
彼らの能力は「マンガを現実化させる事」

20180114_06


ボクらの知っているマンガを現実化させて戦う。

マンガで戦うマンガ。

とても面白そうでしょ。

そうです!
面白いんです!


興味を持った方には
是非に読んでいただきたいっ!


ワタクシ前回の感想で

これってミヒャエル・エンデの
「はてしない物語」じゃないか?


とか書いたんですが感想を書いた時、
ネタバレを避けようとしていたのか
興奮しすぎていたのかわかりませんが
読み返してみると何を言いたいのか全然わからない。(笑

「はてしない物語」って物語の中で主人公が読んでいる「本」が
「今自分が読んでいる本そのものだっ!」って気付かされる
鏡合わせの構造になっているんです。

「うる星やつら」が紙の本として登場する世界なら
その世界には紙の本として「シカーダ」だって存在しているハズなので
今自分が手にして読んでいる書籍「シカーダ」が150年の時を経て
マンガの中に登場し「あっ!自分とこの物語が繋がっているっ!」という
展開があるんじゃないかと妄信していたんですね。(笑

しかもシカーダの能力は「マンガを現実化させる事」ですから
物語内に登場する「シカーダ」は
「シカーダ が マンガ “シカーダ” から現実化させている」
「では最初のシカーダは…」とかとか…

当時は1巻で語られた情報しかなかったので
アレやコレやと妄想していたんですが
あの時のワタクシの妄想力は凄かった(笑


第3巻、巻末。

両先生のエッセイ的見開きマンガが掲載されているんですが
山田玲司先生の方はニコ生の現場から
ネームの世界に深く降りていくような作品。
ゴキゲンな番組から一人新しい物語と向き合う孤独な作業へ。
とても心に染みる作品でした。

20180114_07


最近、ニコ生では「まどマギ」解説をしていたので
コマの中に まどか が描かれています。

繰り返し読んでいたらこのコマに
ヤンサンのこの場面が脳裏に浮かんでくるようになって

20180114_08


激しいノイズになっています。(笑


次巻予告では第4巻は初夏発売との事。

第一部、完結。って書いてあるんだけど・・・

ちゃんと第二部あるよね。。。

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