感想文を提出いたします。(別館

観たり聴いたり行ったりしたものの感想をだらだらと。。。

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018)
MAMMA MIA! HERE WE GO AGAIN

20180805_01

2018.07.26.
19:00 @ユナイテッドシネマとしまえん 試写会
uzazo評価:★☆☆☆☆



そういえば、ちょっと前になりますが
ヨメ氏が試写会応募して当たったというので行ってきました。

ワタクシ前作を観ておりませんで事前知識としては
ABBAの曲を使用したミュージカルである事以外は何も知らずに視聴。

その前提での感想ですのでご了承ください。

本作は完全に前作ファンのため「だけ」の作品。
一見さんお断り作品でした。

「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」は
前作の振り返りなどは全く描かれず物語がスタート。
内容・設定を知っている事を前提でどんどん話が進んでいきます。

その事は構わないんです。
ただ初見の状態では本作に描かれている事しか知りようが無い。
物語の大前提の情報提示となる台詞が全く無いので
意味不明な場面や誤解が生じた状態で見進める事になります。

本作で示される情報のみで物語の大前提が理解出来るのは中盤になってから。

本作を見るのはほとんどが前作のファンだと思いますが
大前提の設定を知らずに見ると前半に描かれている
コメディ的展開が非常に不愉快に感じてしまうんです。

中盤になって「あぁなるほど。そういう事か」とわかっても
前半部分に感じていた不快感は払拭できないので
作品としての評価は当然下がってしまいます。

「前作を知らずに見たお前が悪い」と言われてしまえばそれまでですが
前作の振り返りとして入れなくても台詞の組み立てとかで
物語の前半で設定が理解できる工夫はできるハズ。

作り手側の姿勢が「一見さんお断り」として作っている以上
一見さん(ワタクシ)が楽しめないのは仕方ないですね。


という事で、突然興味がわいて観てみよう。と思い立った人がいたなら
絶対に前作を観てから劇場に行くことにしましょう。


ここまで書いて来た通りボクは楽しめなかったのでその前提ではありますが
ミュージカル映画としてどうであるか考えても正直微妙だと思います。

ABBAのファンはいいと思うんですよ。
物語の展開に合わせて好きな楽曲が聴けるんですから。

ボク自身はABBAを嫌いではありませんがファンではありませんので
どうしたって「ABBAの楽曲しばりミュージカル」に見えてしまう。

しばりの中でよく当てはめたなぁというだけで
縛りの無い状態で作られる他のミュージカル映画と比べたら
物語と楽曲のマッチングもダンスシーンの絵作りも
決して良い作品とは言えないと思います。

ABBAの楽曲が好きで、前作を観ている。という
二つの条件をクリアした人だけが楽しめる映画という感じでした。
  • Posted by uzazo
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  • 06:19 | Edit

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

SOLO: A STAR WARS STORY

20180716_01

2018.07.16.
10:00 @ユナイテッドシネマとしまえん IMAX 3D
uzazo評価:★★★☆☆


チョコチョコとイロイロ見ているんですが感想を書く気になれず…。
先週観た作品の感想を覚え書き程度に。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 観てきました。

本国では今後のスピンオフスケジュールが見直される程に
大ゴケしたと聞いていたのでそれなりに覚悟して劇場に。
EP8も普通に面白かったと思っているボクの感想なんでアレですが
普通に面白かったです。

SW直撃世代であるとか、後追いでも熱烈なファンの人は
神格化している部分があると思うのでいろんな想いもあるんでしょうが
及第点というか怒るような内容では無いと思うんですよね。

ただ一つ思っているのは EP8 にしても今回のハン・ソロにしても、
もっと言えばプリクエルも作れば作るほどSWの世界は閉じていく宿命にあるんですよね。
本作でいえばハン・ソロとチューイ、ランドetc…の出会いの物語が
「正史」として確定してしまった訳で想像の余地が無くなってしまった。

プリクエルがそうであったように気に入らなければ
なき物としてしまえばいいわけだけれど
ディズニー傘下で量産され続ける事が決まったSWシリーズは
新作が発表される度に「正史」に埋め尽くされていく事になるわけです。

まぁボクぐらいの者は新作が出れば楽しみにしているし
仮に不出来な作品に出くわしても「つまらなかった」で済むんですが

熱烈なファンにとってSW作品増え続ける事は幸せな事なのかな?

そんな事を思いました。

ボクは EP9 楽しみにしています。

  • Posted by uzazo
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  • 03:49 | Edit

焼肉ドラゴン

焼肉ドラゴン(2018)

20180607


2018.06.07.
19:00 @ユナイテッドシネマとしまえん 試写会
uzazo評価:★★☆☆☆


大泉洋ファンのヨメ氏が試写会当たったという事で
「焼肉ドラゴン」一足先に観てきました。

高度経済成長期の大阪で焼肉屋を営む
在日韓国人家族のヒューマンドラマ。

「笑いあり、涙あり」という事で宣伝していますが
試写会会場の雰囲気から想像するに好評なのだと思います。

ボク自身も出演されている俳優さんの熱量ある演技を
存分に楽しみましたので★2評価は低すぎかなぁ。とも思います。


公開前ですしネタバレはしませんが
劇場で鑑賞した後で時間が経ってから思った事を含めて感想を。

ご覧になる予定の方はここでお別れです。



さて、劇場で観た直後と時間が経ってから感想が変わった部分。

この物語に出てくる父親と母親のシーン。
コメディパートでもシリアスパートでも
重要な役がらで好演されていたのですが
物語の端々で感情移入出来ないシーンがいくつもあるんですね。
これは物語の設定から疑問符が付いてしまう部分なんです。

ただ時間が経って考えてみると
この物語の父親・母親って寺内貫太郎一家の小林亜星なんですよね。

これはもしかしたらボクだけが気がついていなかったのかもしれない事で
「情に厚いが癇癪持ちで理不尽」という事をわかって観ていれば
疑問符の「いくつか」は解消されてもっと感情移入して観られた気がします。


あとは些細な揚げ足取りみたいな事なんですがどうしてもノイズになった事。

この作品は元が舞台という事だそうですが
舞台での演出で良かった部分をそのまま映画に持ち込んでいるのでは?
と、思われる部分がいくつかあるんですね。

その一つは笑いの入る所です。
シリアスなシーンの直後にハズシの笑いが入ってくるんです。
これはこの作品の最も良いところではあるのですが
舞台演劇的な演出で映画としてはちょっと演出過多の様に思いました。

ちょっとクドイというか、長いというか…

シリアスなシーンの裏に笑いが起こるのは素晴らしいんですが
全体の流れを切ってしまう感じなので映画としては
もっと抑えめにしてもらった方が良かった気がします。

でも、爆笑できた人は高評価部分だと思うので
これは評価の分かれる部分かな?


あとはサクラの花びらです。
舞台演出としては「降らせ物」ってとっても効果的なんですよね。
無条件に感情が動かされてしまう演出の一つなので。

本作では重要なシーンで韻を踏むようにサクラの花びらが舞います。
想像ですが舞台でも同じ演出があって効果的なシーンだったんだ思います。

この映画では屋根の上に昇っているシーンで
サクラの花びらが降って来るんですが
映画って舞台とは違って画角の外側にもリアルな想像が働いてしまうので

「え?これどこから降ってきているの???」

と不自然さが先に立ってしまう。
画面の中に遠景としてサクラの木が映る所もあるのですが
明らかに目線より下にありますし他のシーンでも
家の周りの風景を観ちゃっていますから…

なんなら家の真ん前にサクラの木が立っている描写を入れて
物語と絡めるなど自然に見せる方法はあったと思うんです。

しかもあろう事かサクラの花びらにピンがきていて
人工物の花びら感がハンパ無いんです。

これはちょっと残念でした。


ラスト。

建物がバタンと倒れるシーンがあります。
コレを舞台でやっていたらさぞ驚く演出だと思いますが
(あったか、なかったか知りませんが…)
バタリと倒れるだけなのでドリフっぽい見え方なんですよね。

そういう意図の演出だったのかもしれませんが
ボクとしては映画なので重機でガガガッと壊された方が良かったです。
本作のラストを観た方ならわかると思いますが構図的にも
その方が驚きが産まれますし無慈悲に見えて切なさを感じると思うんです。


とはいえ、

ボクが「元が舞台劇であった」と知っていた事で
余計な先入観が入りジャマをした部分もあるとは思います。


この感想の冒頭でも書きましたが試写会会場では
笑い声やすすり泣く声も聞こえて来ましたので
決して悪い作品では無いと思います。

とにかく俳優陣の演技は申し分ないので
興味のある方は是非にご自身の目で観てみてください。
  • Posted by uzazo
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  • 21:56 | Edit

哭声/コクソン

哭声/コクソン(2016)
곡성(哭聲)

20180301_01

2018.03.01.
wowow録画
uzazo評価:★★★★☆


感想を書こうとしたら今日って1日じゃないんですかっ!
家で録画したてある映画観てる時間があったら
映画館に行けば良かったZE。

『チェイサー』『哀しき獣』のナ・ホンジン監督作。
両作とも大好きなのですが特に『チェイサー』の破壊力は圧巻。オススメ。

という事で『哭声/コクソン』期待マンマンで視聴。


この作品を観た人全員が語るであろう事は
とにかく國村隼さん。

混乱に陥る小さな村に住む「よそ者」。
野性味溢れる(ど直球)演技は圧巻でした。


圧倒的な迫力で描かれる サスペンスもの なんですが
見終わって「あぁなるほどっ!」とスッキリとはしないんですね。

そもそもどんな映画か分からずに見始めたのですが
小さな村で起こる連続猟奇殺人から始まり
パンデミックもののようであり
ゾンビもののようになり
エクソシストのようになり…

最後まで観てみるとなんとっ


なるほど。わからん。


頭のいい人、この映画の概要を
簡単に教えてくれぇいっ。



ちょっと内容(ネタバレ)に触れます。
と、いってもあまりに複雑なので説明するには
話のあらすじごと書かないといけなくなる。
それはあまりに時間がかかるので割愛。
故に観ていない人には全く伝わらないと思います。

これって連続猟奇殺人から物語がスタートするので
どうしたって一つの答えみたいな物を求めて見進めてしまうんですが
実はいくつかの事が同時多発的に起こっているような気がします。

大きく分けると
健康食品に混入されていたキノコと
霊や進行にまつわる出来事。


それでも混乱するのがラストのラストですよね。

祈祷師 vs よそ者 に見える祈祷バトルは実際には
祈祷師 vs 主人公の娘 ・ よそ者 vs 白い女 の
2試合同時中継といった感じのようです。

次の試合の 白い女 vs 祈祷師 は滝ゲロで祈祷師の負け。


ラスト國村隼さん。
どう見たってアレなわけですけど。
映画冒頭に語られる聖書の一節を言います。
キリストの復活時のくだりですが掌に聖痕もありますし
「オレ神っす」という事なんでしょうね。

神父見習いの彼は「主よ」という台詞と言います。
この言葉は目の前にいる國村さんに向けた言葉なのか、
はたまたおぞましい光景に自身の信仰している脳内の神に祈った言葉なのか。


白い女 と 主人公
「鶏が3回鳴くまで決して自宅に戻ってはいけない」
と主人公と止めたのですがコレは何を意味していたのか。
ちょっと整理できていないのですが「最悪」の回避という事なのかな?

自宅には娘・母・祖母がいた訳ですから「3回鳴く」という事は
3回事態が起きるという事ですよね。最後に祈祷師が来ますんで
主人公が彼女の言葉を信じていたら…。

生き残った祈祷師は写真を撮りまくっていますから
國村さんと仲間という事でよいのかと思います。

つまりこの物語では 白い女 の言葉が正しかった。
が、しかし 白い女 は通常の社会に対して
何かの力を発動する事は出来ない。

という事はですよ。
ラストに起こった事、彼女が狙った事は
娘による祈祷師の成敗と主人公が自分の娘を
自ら殺す事を回避させるという事だったのでは。。。

神と名乗る男は明らかにアレで
正しき助言をする者は無力である。

主人公が よそ者 に対して抱く感情は
第三者からの情報と憶測によるもので随分な事をします。
自身の信念に基づいた行動をしますが正しい訳ではない。
しかし彼は物語終盤に自覚的に間違いを犯します。

信じるという事の危うさと難しさを描いているのかな?

支離滅裂ですが初見でボクが思った事はこんな感じです。
もう一度観てみたい所ですが160分もあるんですよ。。。

また時間があったら観てみたいと思いますが


頭のいい人、教えてくれぇいっ。





  • Posted by uzazo
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  • 19:14 | Edit

チャップリンからの贈りもの

チャップリンからの贈りもの(2017)
LA RANCON DE LA GLOIRE

20180223_03

2018.02.23.
ザ・シネマ録画
uzazo評価:☆☆☆☆☆



ボクには全くあいませんでした。

この映画を楽しめた方はここでお別れです。


----------


オマージュが沢山盛り込まれているのはわかるんだけどそれだけ。

あっこのシーンはアレだ。この台詞はアレだ。
このシーンでこの音楽が流れるのは…と
自身のスノビズムを満足させて楽しむのは結構。

しかし肝心な映画としては全く面白く無い。
というかオマージュとおぼしき表現が出てくるシーンは
不快にすら感じました。

とにかくぬるたーい作りに辟易。

2人の間抜けな犯罪劇をコメディとして描くのであれば
もっと滑稽に描けたハズだし
ヒューマンドラマとしは説得力を感じない演出。
もちろん感情移入が起こるハズもない。

その事で浮かび上がるのは
2人の犯罪者の身勝手な理屈に寄り添った
なんの工夫も感じられないちんけな犯罪劇。


「チャップリン遺体誘拐事件」があった事は
映画化される前から知っていましたが
その詳細については知りません。

この映画は「実際にあった事件を元に」という事ことさら
強調して宣伝していましたし映画冒頭にテロップで表示されます。
そこで気になるのは実際の事件と脚色された度合いについてです。
「なんの工夫も感じられないちんけな犯罪劇」と前述しましたが
実際の事件をほぼ忠実に再現しているのだとすれば
文句をつけるのもどうかと思います。(演出がヘタなのは変わりませんが)

しかし随所に「こんな展開がホントにあったのかな?」と思う部分がある。
例えば終盤に法廷で語られた内容だとか道化師の下りとか。

ちょっと調べてみた感じでは事件の詳細は見つけられなかったのだけれど
一つの記事を見つける事ができてそこに書かれてた盗み出した「棺の扱い」は
この映画で語られている事とは全く違う。
つまり描かれる犯人像も当然変わってくる。

憶測ですが「棺の扱い」についてから想像するに
事実に即している部分は大枠の設定だけで
かなりの部分が脚色が加えられているのではないかと思う。

犯人の身勝手で起こった胸クソ悪い墓荒らし事件を
ハートウォーミングな話に書き換えたのではないか?とも思えてくる。
(ハートウォーミングな良作にもなってないのが大問題なわけだけれど…)

実際の事件から着想を得て作られる物語自体は嫌いではない。
けれど「実際にあった事件から産まれた物語」などという打ち出しをして
勝手なすり替えをするのはいただけないし気持ちがわるい。
気持ちがわるいモノにオマージュとか入れられると腹が立つ。

「棺の扱い」から感じる犯人(主人公2人)像は
本作とは全く違うと感じたんですが

・犯人の動機
・法廷で交わされた言葉
・サーカスと道化師の存在

この3つが事実に即しているというのであれば
ストーリーに関しての文句は取り下げます。


ただ話は最初に戻るがこの映画は全く面白くない。

大幅に脚色をしているという前提で書かせてもらえば
作り直してツマラナイんだから目も当てられない。


途中からは自分に合わない作品である事を
確認するために最後まで観たといった感じ。

でもなんかレビューサイトなどでは
そこそこ評価高いんですよね。。。

ボクが感じ取る能力が低かったという事かな。


ボクは チャップリンからの贈りもの は
彼自身の作品から受け取ります。

この映画からは何も受け取りませんでした。




  • Posted by uzazo
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