ウーゾの東京恋愛戦記

「さあ、ゲームの始まりだ」  30代半ばになってから恋愛市場に参入した男の軌跡。


ふとしたときにフィールドで出会った女性を思い出すときがある。

何百人に声をかけて、何十人とアポをして、 そのうちの何割かとゴールしてきた。 全員の名前を憶えているわけではない。ただ、 ゴールの結果にかかわらず、 彼女たちとの会話のなかで出てきた映画や音楽に触れたときに記憶がよみがえる。

そして俺は考える。

彼女たちはなぜ俺についてきてくれたのだろう。

逆の立場になって考えてみる。

俺が道を歩いていて(あるいは友人とバーで飲んでいて) いきなり知らないひとに声をかけられたら、ついていくだろうか?

答えはNOだ。絶対にNOだ。 相手が男女を問わず絶対についていかないし、 ましてや二人きりで飲んだりはしない。

ただでご飯が食べられるから?ただでお酒が飲めるから?

俺ならそんな理由ではいかない。また、 結果的に俺が支払うことが多いが、 俺はアポをとる段階では決して「ご馳走するから会おうよ」 などとはいわない(プレイヤーは媚びないのだ)。 このため彼女たちの目的がタダ飯やタダ酒とは考えにくい。

ある女性にいわれた。

「ナンパできるなんてかっこいい。 わたしがオトコなら絶対にナンパする」

この言葉を聞いたとき、俺はしびれた。口では「 ナンパじゃないよ、出会いに積極的なだけ」といったが、 彼女の言葉にひかれた。

その言葉を全て信じるわけではないが、 彼女にはワンナイトの経験はないとのことだった。 職場で知り合ったオトコとつきあっていたが、 一か月で別れたと教えてくれた。 その彼氏とはゴールしなかったらしい。

「なぜ?」と俺は聞いた。

「なんとなくそういう気持ちにならなかった」と彼女はいった。

結果的に俺は彼女とゴールした。

声をかけてから一緒に過ごした合計時間はアポを含めて3時間くら いだろうか。一か月つきあってもゴールできないこともあれば、 つきあってもいないオトコと数時間でゴールすることもある。 彼女に理由を聞けば「なんとなく」といったことだろう。

「なんとなく」

この言葉に翻弄されるオトコがどれだけいることだろう。 俺もその中の一人だ。

女性が「なんとなく」というとき、その言葉にウソはないと思う。 本当に「なんとなく」としか思っていないのだろう。 自分でも理解できていないのだ。なぜ自分が「なんとなく」 連絡先を交換したのか・・・なぜ自分が「なんとなく」 ホテルに行ったのか。 そこには言語化できない感情があるのだろう。 それをあえて言葉にしようとすると「なんとなく」になるのだ。

俺はフィールドワークを通じて「なんとなく」 にはグラデーションがあることを知っている。 完全にNOを意味する真っ黒な「なんとなくナンバー1」から、 ゴールした後にベッドのなかで聞く真っ白な「 なんとなくナンバー100」へのグラデーションだ。

「なんとなく」が黒しかなければ、 イケメンでもなければ若くもない俺のようなプレイヤーにはチャン スがない。しかし、グラデーションがあることで、 とっかかりからゴールへつなげることができる。女性の「なんとなく」 を俺のトークや仕草で濃いグレーから薄いグレーへと移すことができるのだ。

彼女たちはオトコの服装をみて「なんとなく」 の段階を8ポイント下げたり、 自信ある態度に接して11ポイント上げたりする。 そしてあるポイント(しきい値)を超えたときに女性は「女の顔」 を見せるのだ。

俺と過ごした時間を通じて、女性の気持ちはずっと「なんとなく」 なのだろう。ただ、それでも俺に心と体を開いてくれる。それは、 俺が積んできた経験や先人達が築いてきた技術のおかげで「なんとなく」のポイントを変えることができるからなのだと思う。

「なんとなく」の「しきい値」については、 考慮しなくてはならない重要な点がある。それは、 同じ女性でも日によって、 あるいは同じ日の中でも変動するということだ。

オトコには性欲がある。これは周知のことだ。そして、 オトコの性欲は基本的に物理的なものだ。いってしまえば「 発射したい」という一点に集約される。 さらにいえば常に発情しているような状況だ。 良くも悪くも一定している。固定相場制だ。

女性にもオトコと同じか、 場合によってはオトコ以上に性欲がある。ただ、種類が違う。 女性の性欲はより精神的なもので、 かつ波があるのではないかと思う。 低くなる時もあれば高くなるときもある。 月経で波があることはよく知られている。 さらには一日のなかでも波があるのではないかと俺は思っている。 変動相場制だ。 
 
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女性の性欲には波があって、それが「しきい値」 を大きく左右する。平日の昼間で仕事をしているときは「 しきい値」は高くなるだろう( その状況がいいという女性もいるとは思うが)。その一方で、 リラックスしてお酒を飲んでいるときは「しきい値」 は低くなるだろう。

変動相場制の女性の性欲にあわせてオトコはプレイしなくてはなら ない。あるいは、 プレイ環境を整えるところで勝負は決まっているのかもしれない。

最初の入口(恋愛工学でいうところのAフェーズ) がクリアできていれば、あとはこの「なんとなく」 との戦いなので、基本的にゴールできると俺は考えている。 ロマンチックな雰囲気、洗練された言葉、自信のある態度・・・ アポでこれらを表現できれば、そして、「波」 を適切にとらえることができれば、必ずゴールできるはずだ。

・・・ただ、実際にはそうはうまくいかないときもある。 何かがかみ合わないのだ。

我々は経験を積み、オトコを磨き続ければ、 100発100中になる日がくるのだろうか?

その答えは俺にはわからない。誰にもわからないだろう。 できることは、ただ挑戦し続けることだけだ。

そして、俺のフィールドワークは続く。


俺はモテるのだろうか?

狙った女の子を100発100中でゲットするという意味であればノーだ。

ただ、平均的な恋愛経験値よりも上位にあるという意味ではイエスだろう。

20代の頃、俺は「ふつう」にしていてぼちぼちモテた。彼女がいないときよりもいるときの期間の方が圧倒的に長かった。つきあって、女の子の方からふられたことはなかった。女の子からの好意を感じつつも、つきあっている女の子が別にいるときには気付かないふりをした。出会いの場所は趣味のサークルだったり、職場関係の合コンだったりした。まさに「ふつう」だ。

ふつうにつきあって、ふつうに別れて、ふつうに過ごしていた。

つきあっていた彼女から求められるままにウン十万円という高額のプレゼントを贈るというバカなこともやった。それもいまとなればいい経験だ。高かったが、いい授業料だったと思う。

俺が20代半ばだった頃、あるきっかけで30歳過ぎの女性と知り合った。俺は見た瞬間に彼女を好きになった。素敵な女性だった。透明感があった。そして彼女が俺に好意を持っていることもわかった。うまくはいえないが、不思議とわかるものなのだ。彼女は独身で、彼氏もいなかった。障害はなにひとつないように感じた。

俺は彼女を誘って何度もデートに行った。彼女は心もきれいな女性だった。彼女が年上だったこともあって、デートはいつも割り勘。高額なプレゼントは求めるそぶりすらなかった。彼女は東京の反対側に住んでいたので、片道1時間以上をかけて会いに行ったりした。

彼女も俺に会いに遊びに来た。俺の家で一緒に過ごした。このブログを読んでいる読者諸氏には信じられないと思うが、当時の俺はその状況でも手を出さなかった。ふつうにご飯を食べて、一緒にDVDを見て、健全に解散した。もちろん俺はオトコなので、彼女と裸で抱き合っている姿をいつも想像していた。しかし、あくまで「ふつう」だった俺は、つきあうまではキスもすべきではないと思っていた。

数えきれないくらいのデートを繰り返していた俺たちは、周囲からは既につきあっていると思われていた。

知りあって半年くらいしてからだろうか。俺は彼女に告白しようと思った。「ふつう」だったとはいえ、なぜそんなに時間をかけたのかは覚えていない。仕事が忙しかったのか?いや、ただのチキンだったのだ。万が一にも傷つきたくなかっただけだ。

その日、俺たちは新宿にある雰囲気のいいレストランで食事をした。帰り道を歩きながら、俺は彼女の手を握った。それまでも冗談で手をつないだりはしていたが、このときは想いをこめて手を握った。それは彼女にも充分に伝わっていた。

そして俺は告白した。





彼女の回答はノーだった。




俺の頭は真っ白になった。俺の方程式には無い状況だった。

そして、彼女は泣いた。俺の手を握りながら泣きじゃくっていた。俺はといえば無表情で、現実を受け入れられずにいた。はたから見れば、俺が彼女に対して別れ話をしているようにしか見えない状況だ。

彼女を落ち着かせるために自動販売機で飲み物を買って、公園沿いに二人で座って飲んだ。そして彼女の話を聞いた。

彼女は少しずつ話してくれた。彼女も俺を好きだということ。ただ、彼女は俺よりもかなり年上で、その差が変わることは永遠にないこと。そして俺とつきあえば、いつか捨てられるという恐怖を抱え続けることになること。

彼女は自信を失っていたのだ。それゆえに俺との関係を深めることを恐れていた。

いまならどうすればいいのかわかる。そんな状況の女性には言葉はいらない。彼女を受け入れるということをただ態度で示せばよいのだ。

ただ、お子さまだった当時の俺は、どのように彼女に接すればいいのかわからず、ただ黙って彼女の話を聞くだけだった。

そして俺たちの未来はなくなった

その後も彼女とは会う機会があり、友達としての関係を続けることになった。ただ、会う回数は減っていき、やがてほとんど連絡も取らなくなっていった。

そんなある日、俺は彼女からの電話を受けた。彼氏ができて、結婚することになったらしい。俺は素直に彼女のために喜んだ。そして彼女と会うことになった。久しぶりに会う彼女もキレイだった。彼女は彼氏さんとの馴れ初めを教えてくれた。そして写真を見せてくれた。そこには人がよさそうな小太りの非モテ風アラフォーのオトコがいた。

彼女は俺に感謝していると言った。俺と知り合ったとき、彼女は自信を失っていたのだとも言った。30歳を過ぎ、もう誰とも恋愛をすることはないのではないかと思っていた。それが俺と時間を過ごすことで、自信を取り戻すことができたのだと。

負け惜しみかもしれないが、俺は彼女にそういってもらえたことを光栄に思っている。誰かの人生にポジティブな影響を与えられたことが嬉しいのだ。いまになって振り返ると、深い関係になった女の子たちよりも、彼女とのやりとりの方が印象に残っている。逃がした魚はでかい、というだけではないと思う。

いま、俺は街に出て多くの女の子に声をかけている。たまにはその子たちと深い関係を持つことになる。そんなとき、俺は彼女たちに何かを与えたいと思っている。

彼女たちにとって俺は通り過ぎていくオトコでしかない。しかし、だからこそ俺はなにかポジティブなものを与えたいのだ。俺は基本的に一度きりということは考えていない。相手が受け入れてくれるならば、何度でも会おうと考えている(もっとも、そういう関係になることは少ないのだが・・・。これは俺の魅力不足だろう)。

男女関係も結局は人間関係だ。与え、与えられるものであって欲しい。俺はそうしたいと考えているし、できると信じている。奪い、奪われるようなものは人間関係とはいえない。人間は、お互いに高め合うべきなのだ。俺は基本的にこの原則に従って活動している。

こんなことはオトコの都合にすぎない?相手のことを考えていない?オトコはズルい?

さて、それはどうだろうか。

上記の女性については、後日談がある。

彼女が結婚したあと、彼女を含む友人たちと飲みに行くことがあった。なんとなくの流れで俺と彼女は二人だけで飲み直すこととなった。お互いの近況報告や昔話をしていると、数年前に戻ったような錯覚を感じた。

そして彼女は濡れた目で俺にこう囁いた。

「私の周りの友達はみんな不倫してるんだよ。いいダンナさんがいるのに、悪い人たちだよね。ウーゾくんはそういうのどう思う?」

お子さまだった俺でも、そのメッセージははっきりと理解できた。ケーゴさんいうところの「婚外恋愛」のオファーだ。



まったく…。



ズルいのはオトコだけではないということを俺は学んだ。




ナメック星を訪問して、ケーゴさんとピックアップした。


一行にまとめればこれだけのことだ。

ただ、この内容をブログに書こうとして、 何度も挫折してしまった。
 
本来であれば数ヶ月前に書こうと思っていた。 なぜ書けなかったのだろうか?
 
その間に仕事でもプライベートでも色々とあったことも理由だ。しかし、ブログを更新する時間がないほどではなかった。究極的には、俺の中で何か「 はじけるもの」がなかったのだろう。

しかし、そろそろ書いておきたいと思う。記憶が失われる前に。

夏が終わり、東京に秋が訪れようとしていた頃、 俺は仕事でひとつのプロジェクトを終えた。困難なプロジェクトだった。 終わる頃には俺は燃え尽きてしまっていた。そんな俺を支えていたのは、 プロジェクト後に予定していたナメック星への旅行だった。

ナメック星への旅行…そしてケーゴさんとの合流だ。

プロジェクトを進めながら、 ケーゴさんとの合流の日程調整をした。俺の旅程の中で彼の都合と会う日があったので、 運よく合流できることとなった。いや、ケーゴさんが忙しい中で日程を空けてくれたのだ。感謝だ。

俺が関わったプロジェクトそのものは勝ち負けでいえば「勝ち」 だった。ただ、かなりの苦戦だった。ぎりぎりの勝ちというところか。

後始末もあるので、のんびりと旅行している場合ではない気もした。しかし、どこかで気分転換をしないとおかしくなってしまいそうだった。そして俺は予定通りナメック星に旅立った。
 
ナメック星には以前にも行ったことはあった。最初の数日間はバカンス的なことをして、 荒んだ気持ちを癒しつつ過ごした。ナメック星では時間がゆっくりと流れるのだ。東京であくせくと働いていたことが遠い昔のことのように感じられ た。

そして、約束の日になった。

俺は最初に訪問した土地を出発して、 ケーゴさんと合流する街へと移動した。 ナメック星でもLINEでやり取りしていると、地球にいるときとそれほど変わらない気がした。

まるで「新宿のアルタ前で会いましょう」と同じようなノリで、 ケーゴさんがある場所を指定してきた。

予定時間に俺が到着すると、 地球にいたときと同じ表情でケーゴさんは待っていてくれた。慣れない環境でやつれているのではないかと勝手に心配していたが 、杞憂だった。ナメック星のケーゴさんも、情熱に溢れた、 東京で会ったときのままのケーゴさんだった。

ナメック星流に握手。 そして俺は地球から持ってきたあるお土産を手渡した。

ケーゴさんは俺を自宅に招いてくれてた。俺たちはワインを飲みながら仕事や現地の恋愛事情について話し合った。

ナメック星でのビジネスは決して簡単ではないようだ。ただ、ケーゴさんも覚悟して現地に来ている。彼の情熱で言葉や文化の壁を越えられることを俺は信じている。

恋愛活動でも高いハードルがあり、 思うようにはいかないとケーゴさんは言っていた。それでもケーゴさんは結果を出している。立派だ。まだ時間はあるので、 帰国までには彼の求めるゴールが得られることだろう。

東京での俺の活動や活動を続ける上での悩みなどについても話をし た。ケーゴさんはいつも熱く俺を励ましてくれる。そして、 俺の情熱をかきたててくれるのだ。

ワインを飲みながら会話を楽しんでいると、 時間はすぐに過ぎてしまった。夜…プレイヤーの時間だ。そして、 俺たちはナメック星の街にでた。


ナメック星でのピックアップ…。


新しいステージだ。


プレイヤーの必読書「ザ・ゲーム」 にはストリートの場面はでてこない。ストリート的な活動をしているナメック星プレイヤーの情報もネッ ト上に出ているので、一般的ではないだけで、やっているナメック星の同志はいるのだと思われる。その情報は事前に仕入れていたが、 いかんせんナメック星人とは言語が違う。

究極的には言葉は大きな問題ではないと思う。ただ、この国のストリートで声をかけたりしたら大変なことになるのではないだろうか。そんな地蔵的なことを考えながら俺はケーゴさんと一緒に歩いていた。

すると、ケーゴさんが横でいきなり声をかけ始めた!

驚く間もなく俺もフォローに入るが、 相手のグループは完全に戸惑っている。「なんなんだ!?」という反応をされて、 少しのやり取り後に放流(というか逆放流)。

ウ「いつもこんな感じなんですか!?」
ケ「ソロ案件が少ないので、一人だとなかなかうまくいかないんですよね(冷静)」

ソロとかコンビとかいう問題ではないのでは・・・。それはとにかく俺はケーゴさんの鋼鉄のメンタルに驚嘆した。それと同時に日本のストリートという環境がいかに恵まれたものかを思い知らされた。

日本のストリートで地蔵しているプレイヤー諸氏(俺含む) に言いたい!言葉が十分に通じない、 しかもアジア人もほとんどいない環境で孤独に戦っている同志がいるのだ!

そして、俺の衝撃が冷めやらぬうちに、 ケーゴさん行きつけのバーに移動。残念ながらそこには女の子はいなかった。HUB的なシステムなので、バーの中を見てドリンクはオーダーせずに移動。

そして2軒目。かなり雰囲気のいいダイニングバーだ。ここにはちらほら女の子がいた。恥ずかしながら引き続き俺が地蔵していると、 ケーゴさんが二人組に突撃。そしてオープン(ナメック星人は基本的にオープンはする気がする)。

「二人で飲みたいんだけど」 と口では言っているが、まんざらでもない様子。 我々は女の子が何を言っているかではなく、 行動をみて判断するのだ。

ケーゴさんがその場でつくった適当な設定に合わせて、 会話をつなげる。気がつけば俺は日本…いや、 地球からきたやり手のビジネスマンになっていた。ポロシャツ姿なのに(苦笑)。

ここからの展開は地球とそれほど変わらない。

担当子を決めて、適切な質問を投げかけて、距離を詰めていく。ケーゴさんのオーラが急激に高まっていくのを感じる。ドリンクも進む。

ナメック星には終電という概念はない。しかし、飲酒運転という概念はある。彼女達が地元に住んでいないことは既に確認していた。

ここまで飲んだら、彼女たちはどうやって帰るつもりなのだ?そして、ケーゴさんの家は歩いてすぐの距離にある!


(…これは、ケーゴさんハウスでのダブルゴールか!)


俺はまさかの流れに興奮しつつも、 あくまでも冷静にゲームを進めた。

あせらずにゆっくりと段階を踏んでいく。じっくりと話を聞く(これは万国共通だ)。IoIを感じる。担当子が俺に触ってくる。

すると、 俺の担当子とケーゴさん担当子がちらっと目を合わせてからこういった。

「ちょっと二人でお手洗いにいく」

これはいわゆる「女の子の作戦会議」だ! この文化はナメック星にも存在したのか!

俺はかなり驚いた。今回のナメック星訪問で最大級のカルチャーショックだったといえ る。

この時間を使ってケーゴさんと俺も作戦会議だ。

ウ「行けますね!」
ケ「行けます!しかも、ナメック星に来てから会った中で一番かわいいです!

お世辞でもケーゴさんがそう言ってくれたのは嬉しかった。実際かなりかわいい女の子たちだった。

そしてケーゴさんと俺はその後の展開のシミュレーションを行った 。ああいって家に連れ出して、こういって別々の部屋に行こう… などだ。


こうして俺たちはつかの間の夢をみた。


…そう、それは夢だったのだ。


ほどなくして作戦会議から女の子たちが戻ってきた。

 
そして彼女たちは俺たちに向かってこう言ったのだ。






「これから彼氏が迎えに来る。バイバイ」






ケーゴ&ウーゾ「REALLY?!」






さっきまで盛り上がっていたのに一瞬で冷えてしまうのも万国共通 。いや、腕が足りなかっただけか。


流れで一応連絡先は交換して解散となった。ただ、すぐに俺は帰国してしまうのであまり意味はない。

もちろんケーゴさんも連絡先の交換はしていた。しかし、その後のゴールにはつながらなかったようだ。せめてケーゴさんへのアシストだけでもしたかったのだが… 無念だ。

その後、 ケーゴさんとはクラブなどに行って何組かの女の子達と和んだ。しかし、2軒目のバー以上のドラマはなく、その日は終了となった。

俺はいちおうホテルを取っていたが、 その日はケーゴさんのご自宅に泊めてもらった。俺たちは夜遅くまで語り合った。 まるで学生時代に戻ったような一夜だった。

翌日、ケーゴさんと昼すぎまでご一緒して、 俺は帰国の途についた。

旅行の前半でゆっくりと休んだ体力をひと晩で使い切ってしまった 。しかし、本当に楽しい時間だった。忙しい中で時間を取っていただき、ご自宅に泊めてくださったケーゴさんには改めて感謝したい


…あの旅行から数カ月が経った。
 
このエントリを書くために当時の写真やケーゴさんとのやり取りを読み返した。旅行についてはブログに書こうと思っていたので、書き残していたメモなども参照した。

そして、当時の俺と今の俺との違いに気付かされた。 それは情熱だ。

この数カ月間の間に仕事でもプライベートでも変化があり、正直にいって情熱を失っていた。いや、現在進行形だ。モチベーションがあがらない。

仕事でもピックアップでも最後の「詰め」 のところで力が入りきらない。集中力が高まらない。保守的になっている。

女の子と会っていても、頭のどこかで「どうでもいいや」 と思っている俺がいる。自分が楽しんでいないから、相手を楽しませることもできない。

ネガティブなことをブログで書いてもどうしようもないのだが、これが現時点の俺の姿だ。

しかし、そんな俺を心配してくれる仲間、いや友人がいる。ケーゴさんだ。

俺のツイート回数が減ったことを心配して、 わざわざメッセージを送ってくれた。彼は本当に心の熱い、そして優しいオトコだ。

そんな友人を持てた俺は幸運だ。

俺は環境に恵まれている。仕事も課題は多いがその分やれることも多い。ピックアップがいつでもどこでもできる東京という街に住んでいる

やるべきことはわかっている。
 
ふたたび情熱の炎を燃やして、さらなる高みを目指そうと思う。

 

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