ウーゾの東京恋愛戦記

「さあ、ゲームの始まりだ」  30代半ばになってから恋愛市場に参入した男の軌跡。

2週間・・・いや、10日間のうちに5つのアポが入ったとき、俺は調子に乗っていた。


時系列でのアポの内訳はこうだ。


1、新規案件 20代半ば 専門職

2、新規案件 アラサー OL

3、新規案件 20代前半 医療系

4、既存案件 JD

5、既存案件 20代半ば 医療系

この日程を組んだとき、正直にいって俺は「とうとうここまで来たか・・・」と感慨深いものを感じた。


いままでの感覚でいえば、このうち取りこぼしがあっても1~2件だ。さらにいえば5連勝(既存に対していうのもおかしいが)の予感があった。


5連勝ができれば、PUAを名乗れるのではないか、という昂揚感に似たものを俺は感じていた。

 

・・・その後に待ちうける悲しい現実も知らずに。

 

最初のアポである「新規案件 20代半ば 専門職」。彼女のことは専門子と呼ぼう。専門子からはLINEでの食いつきも感じており、今回の新規案件では最もゴールに近いと思われた。

 

俺はいつもの店を予約し、いつものルーティーンで彼女をエスコートした。試合運びは上々。IoIもしっかりと感じる。店内でDK。ノーグダ。LHをオファー。ノーグダ。

 

LHに行くと最初の一軒は満員。やむなく別のLHをトライしたところ一室だけ空いていた。値段でどうこういえる状況ではないので、迷わずチェックイン。

 

部屋に入り、ひとしきりまったりしたところで服を脱がせた。そこで彼女からいわれたひとことに俺は困惑させられた。

 

「今日、脱毛したばかりなんだ。だから無理かも」

 

なにをいっているのか理解できなかった。脱毛したばかりであれば、むしろそれはいいことなのではないのか?そう考えながらことを進めようとすると。

 

「痛い!」

 

といわれた。

 

いよいよ当惑した俺は彼女に事情を聞いた。

 

専門子によると、彼女はレーザー脱毛(?)で局部を脱毛していて、その脱毛をした日はかなりヒリヒリするらしい。たしかに彼女の局部は、俺がこれまで見たなかでいちばんきれいにツルツルになっていた。

 

で、俺の情熱に押されてLHまできたものの、挿入となるとどうしても痛くて無理、ということなのであった。

 

お互い全裸で抱き合ってからの「お預け」・・・。これは生まれてはじめての状況である。ただ、「痛い」といわれたら無理をしないのが俺のポリシーだ。

 

再戦を約束して彼女とはそのまま解散した。しかし、その後何度かやり取りした後に既読スルーになってしまった。

 

初戦はこのような形となったが、真剣勝負にアクシデントはつきものである。そして俺は気持ちをあらためて次戦に臨んだ。「アラサー OL」だ。OL子と呼ぼう。

 

LINEでの食いつきはぼちぼち。いつもの店は予約できなかったので、以前に使ったことのある別の店で会うこととした。

 

店は違ってもやることは基本的に同じなので、いつもの要領でエスコート。そして試合開始。

 

ただ、彼女はなんといっても重かった。

 

見た目はなかなか良いのだが、とにかく「結婚したい!」というオーラが出ているというか、実際にそれを口でもいってきた。そして俺の仕事やらなんやらについてこと細かに聞いてくる。適当にごまかすも、あまりの重さに俺が逆にグダってしまった。

 

地雷化の予感しかしなかったため、早々に放流を決断。男にモテるコツをいくつか教えてあげてから解散となった。

 

消化不良な状態で解散となったため、この日は軽くストで声をかけて一人を連れ出してから帰宅。

 

OL子からはその後も連絡がきたが、俺は婚活の対象にはむかないということを説明してあげて終了。

 

そして迎えた第3戦。「20代前半 医療系」の案件だ。5連戦のなかで彼女との試合が一番の楽しみだった。彼女は医療子としておこう。

 

見た目も俺のタイプなのだが、なによりも心がきれいな子だった。俺はだいたい待ち合わせの5分前には待ち合わせ場所にいくが、その日は10分前に着いた・・・にもかかわらず、彼女はすでに待っていたのだ!!

 

いつも待たされることに慣れている俺は、これだけでキュンキュンしてしまった。

 

いつもの店にエスコート。そしていつもの流れでアポ。雰囲気は悪くない。なによりも、医療子と俺の趣味が同じであることが判明した。俺はツイッターにもブログにも書いたことのない普通の趣味があって、医療子もそれが好きだというのだ!

 

共通の趣味の話題で普通に盛り上がる。

 

俺は医療子と普通に友達になっていいのではないかという気持ちになってしまった。しかし、そこは初志貫徹できっちり勝負をかけることにした。

 

手を握る。ノーグダ。髪を触る。ノーグダ。肩を引き寄せる。ノーグダ。DK。ノーグダ。LHオファー・・・グダ!

 

NOといわれてからが勝負だ!

 

そこからあーだこーだとやりとりをしたが、俺は医療子を魅了することができなかった。

 

ゲームオーバーを察した俺は店員を呼んで支払いをすませた。半分を支払うという医療子。ただ、そこは俺のポリシーで俺がすべてを払った。最後まで心のきれいな子だった。

 

駅まで一緒に歩いて、改札でお別れをした。彼女はまた会いたいといってくれたが、俺はもうストップロスを決めていた。

 

新規案件3連敗。これが俺の実力だ。仕方が無い。

 

俺は荒んだ心を慰めてもらうべく、その後の既存案件とのアポを楽しむことにした。


まずは「既存案件 JD」とのアポだ。JD子としておこう。

・・・ところが!

JD子に会ってから、生理がはじまったという衝撃の事実を知らされた。ウーゾ・カレンダーによるとこの時期はまだ始まっていないはずだった!ところが、いつもより早めに、まさにその日に始まってしまったのだ!!


「会う前に言おうかどうか迷ったんだけど・・・」と彼女はいう。(いってくれよ~)と思いながらも、俺はぐっとその一言を我慢した。


1日目であればさすがにどうしようもない。ふつうにご飯を食べて酒を飲みながら、学校生活やらインスタグラムの話を聞いて健全に解散。それにしてもインスタグラムの面白さは俺にはわからない・・・。

 

そして最終戦を迎えた。20代半ば 医療系の既存女子とのアポだ。先の医療子とややこしいので、既存子と呼ぼう。ウーゾ・カレンダーに残された記録からは、既存子はこの日は確実に生理ではない。

 

彼女が以前から行きたいといっていた店があったので、そこで食事をしながら仕事の愚痴やらをふんふんと聞いてあげる。世の中にはいろんな仕事があって、いろんな苦労があるんだな、と話を聞きながら改めて思った。

 

店を出たら彼女から手をつないできた。タクシーに乗ってLHに向かう。タクシーの中ではキスをしたりしていい雰囲気だ。

 

目的地についてタクシーを降りる。そしてLHに向かおうとしたところ、俺はなにかがおかしいことを感じた。

 

隣にいるはずの既存子がいない。

 

振り返ると先ほどタクシーを降りた場所に立っている。「おいでよ」と俺がいっても動こうとしない。

 

俺が彼女のもとにいくと、彼女は俺の目をみながら「ウーゾくんと会ったら、いつもごはんを食べてホテルに行くだけだね」といってきた。

 

これは・・・!

 

俺の脳内に金融日記のバックナンバーが浮かんだ。この状況は、まさにショート・スクイーズだ!ショート・スクイーズを説明すると長くなるが、ようするにセックスの出し惜しみだ。

 

まさか、このタイミングでショート・スクイーズされるとは思っていなかった。しかし、冷静になって考えると、これぞまさにショート・スクイーズ理論が予期していた事態だ。俺はアポ4連敗中で、ゴール欠乏症状態だった。こういう気配を女子は的確に察知し、出し惜しみをしてくるのだ。女子のこの辺の観察力というか、勘は本当にすごいと思う。俺もその洞察力を見習いたい。

 

いや、感心している場合ではない!勝負を諦めてはいけない!

 

俺はあの手この手で彼女の気持ちをほぐそうとした。しかし、こうなっては形勢不利だ。かといって媚びてはいけない。媚びてしまってはプレイヤーとして大切なものを失ってしまう。

 

結局、話し合っても俺の情熱を彼女に伝えることはできなかった。ショート・スクイーズしてきた案件への基本的な対処方法はストップロスだ。そして、今回もその基本方針に則って対応することとした。

 

このようにして俺の5連戦は5連敗で終わった。
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まったくもって不本意な結果である。

 

かなりの金銭的な負担もあったし、時間も費やしてしまった。ただ、この経験から学ぶこともあったと思いたい。ゴールの手前までせまる技術はそれなりに向上してきた。問題は、最後の決定力だ。

 

決定力については様々な要因があると思う。ただひとつ間違いなくいえるのは、マインドセットがカギであるということだ。今回の連戦では結果は出なかったが、(婚活案件を除いて)攻めの姿勢でアプローチすることはできた。

 

まだまだPUAへの道のりは遠いらしい。しかし、少しずつでも前進していきたい。

 

そして、俺のフィールドワークは続く。

俺はいっとき真剣にポーカーをやっていた。俺がプレイしていたのはテキサスホールデムという形式のポーカーで、世界で最もプレイされているポーカーだ。

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このブログをお読みの諸氏はおわかりかと思うが、俺はやるとなればトコトンやるタイプだ。そして、理論を重視する。一見するとポーカーというゲームは運に左右されているようにみえるが、実は深い理論に基づいている。そして、理論を無視して勝ち続けることはできない。この点に俺は魅了されたのかもしれない。

ポーカーの理論はもちろんポーカーで勝つために考えだされたものだが、そこから派生した考えには人生全般に活用できるものがある。そのなかで俺がもっとも大事なことだと考えているのが、「ティルト」だ。

ティルトという言葉は一般的ではないが、英語ではtiltと書く。本来は傾くとか傾斜という意味である。また、攻撃するという意味もある。この言葉はポーカーやギャンブルではいわゆる「頭に血がのぼった状態」のことを指す言葉として使われる。「あいつはティルトだな」というような使い方をする。

もっともよくティルトになってしまうのは大負けした後だ。ポーカーで大負けすると、チップ(もしくはお金)を失ったというマイナスの感情に襲われる。また、テーブルには他のプレイヤーもいるので、他のプレイヤーの前で恥をかいたという気持ちも生まれる。こうしたマイナスの感情にコントロールされると、プレイヤーは普段しないようなミスをしてしまう。引くべきときに攻めたり、攻めるべきときにビビってしまうのだ。

ティルトは失敗したときにだけなるのではない。大勝ちした後にもティルトになることがよくある。調子に乗って普段しないようなことをしてしまうのだ。そしてトータルとして負けてしまう。

日本語の「頭に血がのぼる」だとガムシャラに攻めるようなニュアンスが強いが、ティルトは「正常な判断ができなくなる」という意味合いがある。このためにこれらは意味合いが違う。

ポーカーは確率に支配された論理的なゲームなので、常に冷静に理論に従ってプレイしないと負けてしまう。そんなことはある程度ポーカーをした人間なら誰でも知っている。ただ、それでもティルトになってしまうのだ。この恐ろしさ、人間臭さがポーカーの面白さでもある。

では、ティルトを避けるためにはどのようにすればいいのか?

その答えはない。

ストリートで地蔵をしない方法みたいなもので、様々なことがいわれているが、決定的な解決方法はないのだ。ただ、いくつかのやり方はある。

まずは自分のルールを決めて、大負けや大勝ちした後にはポーカーをいったんやめることだ。そしてひと休みするなり、その日は帰宅するなりして、冷静になってから再開するのだ。ただ、ポーカーを続けてプレイしなくてはならないときもある。その場合はなんとかして感情をコントロールするしかない。

まず、基本を見直すことが大事だ。そして、じっくりと目の前の事実だけにフォーカスしてプレイする。過去のことは成功も失敗も全て忘れて、目の前のカード、そしてその瞬間だけに神経を研ぎ澄ませる。第三者の目も関係ない。あるのは自分とカードだけだと思うのだ。事実。重くも軽くもない事実。単純な事実だけに意味があるのだ。そしてその瞬間にベストな選択をする。

ただ、それも自分がティルトであると気づいていなければどうしようもない。そして、この点がもっとも難しい。だいたいは大損して、すべてが終わってから「ああ、ティルトだったな」と気づく。他のプレイヤーは誰がティルトか気づいているものなのだが、教えるようなお人好しはいない。

ティルトであることには自分で気づいて、自分で解決するしかない。そのためには成功しているときも失敗したときも、常に自分を客観的にみることが求められる。

これは人生全般にいえることだと思う。

女性にふられる。美女をゲットする。こうしたときにはティルトになってしまう。そして普段できていることができなくなり、負のスパイラルに陥ってしまう。

仕事でも同じことがいえる。うまくいき続けることはない。失敗もある。いや、失敗こそが仕事の本質だといえるだろう。失敗していないのだとしたら、それは挑戦せずに安定を選び、劣化しているということだ。失敗は敗北とは違う。本当の失敗というものがあるとすれば、それは問題があったときや成功したときにティルトになってしまうことだろう。

重要なのは、自分を冷静に客観的な視線でみることだ。そして、おかしな点があれば調整していけばいい。ポーカーと違って、人生の場合は困ったときに相談できる仲間がいる。

さて、このエントリを書いている現在、俺はティルトの状態にある。自分でそれがわかっている。だから、いつも以上に冷静に、事実をみつめたいと思う。ただ、それが難しい。本当に難しい。時間が解決することではない。むしろ時間は事態を悪化させるだけだ。とても困難な状況だが、自分の人生から逃げることはできない。目の前の事実をみて、ベストな選択をしなくてはならない。邪魔な感情はいらない。論理的に考えるのだ。

不思議なもので、ティルトという言葉を知っているだけで、自分の感情を客観的にみられる気がする。また、それをこのようにブログという不特定多数に読まれるような形にすることで、より冷静になれるように感じる。

いまからする決断のことを、数年後の俺はどのように感じるのだろうか…。少なくとも「あのときの俺はティルトではなかった」と思えるような判断をしたい。


「サージに行くとき、どのくらいのテクノロジーを使う?」
「テクノロジー?」
「何割がテクニック、何割がただしゃべっているだけかと聞いているんだ」
「そうだな。半々くらいだろう」俺は言った。
「俺は九十パーセントだ」

これは「ザ・ゲーム」に出てくる"スタイル"ことニール・ストラウスとグリンブルのやりとりだ。「半々くらいだろう」といっているのはニール・ストラウスで、九十パーセントといっているのはグリンブルである。グリンブルは会話のほとんどをテクノロジーで構成させている。

俺はグリンブルのパターンだ。テクノロジーに偏重しているといっていいだろう。ストリートでもアポでも、だいたいが決まった内容の会話を決まった順番で繰り出していく。会話の全てには女性を魅了するための理由があり、俺はそれらの意味をひとつひとつ説明することができる。

もちろん魔法ではないので、うまくいくときもあれば、いかないときもある。

このやり方がいいか悪いかといえば、両方の面がある。いい面は、何度も繰り返しているので精度が高まっていて、変な失敗は少ないということだ。だいたいの相手の反応も予想できるので、余裕を持ってアポを進めることができる。

悪い面は、柔軟性が低いということだろう。相手が想定外の対応をしてきたときに困ってしまう。ただ、それはそれで新しい経験なので、それ以降に活かすことはできる。

問題は他にある。

テクノロジーに頼るということは、テクノロジーがなければ女性を口説けないということでもあるのだ。これは俺の課題として認識している。

前述の「ザ・ゲーム」にはダスティンというニール・ストラウスの友人がでてくる。ダスティンは「生まれつきの魅力と動物的勘」を持っていて、自然と女性を魅了することができるという。こうした男たちのことをニール・ストラウスは「ナチュラル」と呼ぶ。

俺は多くのプレイヤーと知り合うなかで、「ナチュラル」にも出会ってきた。何も考えなくても女性を魅了できる100%のナチュラルもいた。また、ある程度は理屈を考えながら自然な流れで女性を魅了するナチュラルもいた。

今回のエントリの主役であるウィード氏 @wd_pua  は後者だ。

俺がウィード氏にはじめて会ったのは2016年の夏の終わりごろだった。LINEのグループチャットでやり取りをしていて、その流れから会うことになったのだ。

ウィード氏がアポの前に少し時間があるというので、たまたまその近くにいた俺は合流することにした。待ち合わせ場所のカフェに早めに着いた俺は、コーヒーを飲みながらツイッターをみて時間をつぶしていた。

そのカフェにはけっこう人がいたのだが、ウィード氏が店内に入ってきた瞬間にお互いに目が合った。特に目印などはなかったのだが、お互いにお互いがプレイヤーであることはすぐにわかった。不思議なものだが、この活動をしているとプレイヤーと一般人は見分けがつくようになるのだ。

つかつかと笑顔で俺に歩み寄るウィード氏。そして握手。

俺が持ったウィード氏の第一印象は・・・「さわやか野郎じゃねーか!」だった。「イケメンすぎてムカつくわ!」というやつである

LINEのやり取りやツイートなどでお互いのことはだいたいわかっていた。俺たちは無駄話は一気に飛ばして、お互いのピックアップ哲学について話し合った。

だいたい同年代で、仕事もそれなりに忙しいなかで時間を捻出して活動している。活動の仕方や考え方には違いがもちろんあって、それが俺には刺激にもなった。俺があまり活動していなかった「ウィードストリート」の状況を聞いて、俺の活動範囲が広がるという副産物もあった。

ウィード氏もストリートを主な活動のエリアとしていた。しかし、彼は俺からみると独特の方法論を持っていた。

一般的なストリートの活動は、夜19時くらいから渋谷などの繁華街で終電くらいまでやる、というものだろう。ところが、ウィード氏のメインスタイルは「昼ストリート」だ。それを「ウィードストリート」で行うという。

これは俺にはなかった発想だ。ただ、たしかにそこのエリア/時間帯はブルーオーシャンなのは間違いない。興味深い考え方だな、と思った。

念のためいっておくと、ウィード氏は夜のストリートもやる。昼限定ではないが、昼ストに対しての独自の考えを持っているということだ。

さらに俺が面白いと思うのは、彼のアポに対するスタンスだ。

上記の通り、俺はアポのときはテクノロジーで対応している。ところが、ウィード氏の場合はほぼ「適当」だという。話す内容も世間話程度らしい。ルーティーンもなく、普通に飲んで、普通に話をして、店を出て、「行こうか」といって手をつないでホテルにいくだけだそうだ。

俺にはまったく理解ができない。

俺はウィード氏に聞いた。

「それって相手がホテルの前でいやがったりしませんか?」

「だいたい大丈夫です」とウィード氏。

「だいたいってことはダメなときもあるわけですよね?」

「ありますね」

「どうするんですか?」

「そしたら帰りますね」

「いわゆるグダ崩しみたいなのは?」

「しませんね」

・・・クールすぎる!

ウィード氏は週刊金融日記も購読しているそうだが、本人いわく「読んでるだけ」だそうだ。技術的な参考にはしていないらしい。ウィード氏はアポに至るまでは理屈があって、アポ以降は自然体で過ごすという「アポ以降はナチュラル」スタイルなのだ。

ウィード・メソッドに感化された俺は「そんなことがあるのか!」と真似をしようとしたことがある。アポのときに世間話だけをしてホテルに行こうとしたのだが、当然のように断られてしまった。そのときは俺も「まあそうだよな」と思ってすごすごと帰宅した。

見た目だけの問題ではないはずだ。これは男であれば誰もが認めると思うが、イケメンだからといって誰もがナチュラルにモテるわけではない。むしろ非イケメンでもナチュラルがたくさんいるのが事実だ。

ナチュラルなプレイヤーはだいたいが「適当でいい」とか「考えすぎはダメだ」という。ナチュラルなプレイヤーはおそらく何も考えずに、それこそ自然にテクノロジーを駆使しているのだろう。「考える」=「不自然」なので「考えるな」というのだと思う。

それは最終形態だし、素晴らしいと思うが、自然なことを自然にできないほとんどの男(俺もそうだ)は、頭で考えながら活動をするしかない。非ナチュラルだからといって悲しむことはない。他の方法で女性を魅了することはできるのだから。

さて、このようにナチュラルなウィード氏に対する憧れるのはあるのだが、彼はナチュラル過ぎて意味不明な行動をすることもいっておかねばなるまい。

・口説いている最中に寝てしまい、起きたら女の子がいなくなる。
・わざわざパーティに行っているのに、男とばかり遊んで女の子はからかうだけ。
・突発的に斬新すぎるオープナーで声をかけはじめる。
・コンビ連れ出しするも、俺と知り合った理由とかの設定が適当で女の子から引かれる。
・会うときはだいたい穴が空いたTシャツを着ている。
・そもそもまだ寒いのにTシャツで出歩いている。
・ツイッターアカウントの名前にしょっちゅう@●●をつける。
・ツイッターアカウントのアイコンを意味不明なものに変える。
 
この辺はまさにポンコツアカウントの真骨頂というべきところだろう。俺は決して影響を受けないようにしたい。
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結局のところナチュラルの方がモテるのか、非ナチュラルの方がモテるのか?いまのところ、ケースバイケースとしかいえない。

俺は俺のやり方で活動しようと思う。他のプレイヤーは参考になるし、刺激になるが、最後は自分次第なのだから。

そして、俺のフィールワークは続く。

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