ナメック星を訪問して、ケーゴさんとピックアップした。


一行にまとめればこれだけのことだ。

ただ、この内容をブログに書こうとして、 何度も挫折してしまった。
 
本来であれば数ヶ月前に書こうと思っていた。 なぜ書けなかったのだろうか?
 
その間に仕事でもプライベートでも色々とあったことも理由だ。しかし、ブログを更新する時間がないほどではなかった。究極的には、俺の中で何か「 はじけるもの」がなかったのだろう。

しかし、そろそろ書いておきたいと思う。記憶が失われる前に。

夏が終わり、東京に秋が訪れようとしていた頃、 俺は仕事でひとつのプロジェクトを終えた。困難なプロジェクトだった。 終わる頃には俺は燃え尽きてしまっていた。そんな俺を支えていたのは、 プロジェクト後に予定していたナメック星への旅行だった。

ナメック星への旅行…そしてケーゴさんとの合流だ。

プロジェクトを進めながら、 ケーゴさんとの合流の日程調整をした。俺の旅程の中で彼の都合と会う日があったので、 運よく合流できることとなった。いや、ケーゴさんが忙しい中で日程を空けてくれたのだ。感謝だ。

俺が関わったプロジェクトそのものは勝ち負けでいえば「勝ち」 だった。ただ、かなりの苦戦だった。ぎりぎりの勝ちというところか。

後始末もあるので、のんびりと旅行している場合ではない気もした。しかし、どこかで気分転換をしないとおかしくなってしまいそうだった。そして俺は予定通りナメック星に旅立った。
 
ナメック星には以前にも行ったことはあった。最初の数日間はバカンス的なことをして、 荒んだ気持ちを癒しつつ過ごした。ナメック星では時間がゆっくりと流れるのだ。東京であくせくと働いていたことが遠い昔のことのように感じられ た。

そして、約束の日になった。

俺は最初に訪問した土地を出発して、 ケーゴさんと合流する街へと移動した。 ナメック星でもLINEでやり取りしていると、地球にいるときとそれほど変わらない気がした。

まるで「新宿のアルタ前で会いましょう」と同じようなノリで、 ケーゴさんがある場所を指定してきた。

予定時間に俺が到着すると、 地球にいたときと同じ表情でケーゴさんは待っていてくれた。慣れない環境でやつれているのではないかと勝手に心配していたが 、杞憂だった。ナメック星のケーゴさんも、情熱に溢れた、 東京で会ったときのままのケーゴさんだった。

ナメック星流に握手。 そして俺は地球から持ってきたあるお土産を手渡した。

ケーゴさんは俺を自宅に招いてくれてた。俺たちはワインを飲みながら仕事や現地の恋愛事情について話し合った。

ナメック星でのビジネスは決して簡単ではないようだ。ただ、ケーゴさんも覚悟して現地に来ている。彼の情熱で言葉や文化の壁を越えられることを俺は信じている。

恋愛活動でも高いハードルがあり、 思うようにはいかないとケーゴさんは言っていた。それでもケーゴさんは結果を出している。立派だ。まだ時間はあるので、 帰国までには彼の求めるゴールが得られることだろう。

東京での俺の活動や活動を続ける上での悩みなどについても話をし た。ケーゴさんはいつも熱く俺を励ましてくれる。そして、 俺の情熱をかきたててくれるのだ。

ワインを飲みながら会話を楽しんでいると、 時間はすぐに過ぎてしまった。夜…プレイヤーの時間だ。そして、 俺たちはナメック星の街にでた。


ナメック星でのピックアップ…。


新しいステージだ。


プレイヤーの必読書「ザ・ゲーム」 にはストリートの場面はでてこない。ストリート的な活動をしているナメック星プレイヤーの情報もネッ ト上に出ているので、一般的ではないだけで、やっているナメック星の同志はいるのだと思われる。その情報は事前に仕入れていたが、 いかんせんナメック星人とは言語が違う。

究極的には言葉は大きな問題ではないと思う。ただ、この国のストリートで声をかけたりしたら大変なことになるのではないだろうか。そんな地蔵的なことを考えながら俺はケーゴさんと一緒に歩いていた。

すると、ケーゴさんが横でいきなり声をかけ始めた!

驚く間もなく俺もフォローに入るが、 相手のグループは完全に戸惑っている。「なんなんだ!?」という反応をされて、 少しのやり取り後に放流(というか逆放流)。

ウ「いつもこんな感じなんですか!?」
ケ「ソロ案件が少ないので、一人だとなかなかうまくいかないんですよね(冷静)」

ソロとかコンビとかいう問題ではないのでは・・・。それはとにかく俺はケーゴさんの鋼鉄のメンタルに驚嘆した。それと同時に日本のストリートという環境がいかに恵まれたものかを思い知らされた。

日本のストリートで地蔵しているプレイヤー諸氏(俺含む) に言いたい!言葉が十分に通じない、 しかもアジア人もほとんどいない環境で孤独に戦っている同志がいるのだ!

そして、俺の衝撃が冷めやらぬうちに、 ケーゴさん行きつけのバーに移動。残念ながらそこには女の子はいなかった。HUB的なシステムなので、バーの中を見てドリンクはオーダーせずに移動。

そして2軒目。かなり雰囲気のいいダイニングバーだ。ここにはちらほら女の子がいた。恥ずかしながら引き続き俺が地蔵していると、 ケーゴさんが二人組に突撃。そしてオープン(ナメック星人は基本的にオープンはする気がする)。

「二人で飲みたいんだけど」 と口では言っているが、まんざらでもない様子。 我々は女の子が何を言っているかではなく、 行動をみて判断するのだ。

ケーゴさんがその場でつくった適当な設定に合わせて、 会話をつなげる。気がつけば俺は日本…いや、 地球からきたやり手のビジネスマンになっていた。ポロシャツ姿なのに(苦笑)。

ここからの展開は地球とそれほど変わらない。

担当子を決めて、適切な質問を投げかけて、距離を詰めていく。ケーゴさんのオーラが急激に高まっていくのを感じる。ドリンクも進む。

ナメック星には終電という概念はない。しかし、飲酒運転という概念はある。彼女達が地元に住んでいないことは既に確認していた。

ここまで飲んだら、彼女たちはどうやって帰るつもりなのだ?そして、ケーゴさんの家は歩いてすぐの距離にある!


(…これは、ケーゴさんハウスでのダブルゴールか!)


俺はまさかの流れに興奮しつつも、 あくまでも冷静にゲームを進めた。

あせらずにゆっくりと段階を踏んでいく。じっくりと話を聞く(これは万国共通だ)。IoIを感じる。担当子が俺に触ってくる。

すると、 俺の担当子とケーゴさん担当子がちらっと目を合わせてからこういった。

「ちょっと二人でお手洗いにいく」

これはいわゆる「女の子の作戦会議」だ! この文化はナメック星にも存在したのか!

俺はかなり驚いた。今回のナメック星訪問で最大級のカルチャーショックだったといえ る。

この時間を使ってケーゴさんと俺も作戦会議だ。

ウ「行けますね!」
ケ「行けます!しかも、ナメック星に来てから会った中で一番かわいいです!

お世辞でもケーゴさんがそう言ってくれたのは嬉しかった。実際かなりかわいい女の子たちだった。

そしてケーゴさんと俺はその後の展開のシミュレーションを行った 。ああいって家に連れ出して、こういって別々の部屋に行こう… などだ。


こうして俺たちはつかの間の夢をみた。


…そう、それは夢だったのだ。


ほどなくして作戦会議から女の子たちが戻ってきた。

 
そして彼女たちは俺たちに向かってこう言ったのだ。






「これから彼氏が迎えに来る。バイバイ」






ケーゴ&ウーゾ「REALLY?!」






さっきまで盛り上がっていたのに一瞬で冷えてしまうのも万国共通 。いや、腕が足りなかっただけか。


流れで一応連絡先は交換して解散となった。ただ、すぐに俺は帰国してしまうのであまり意味はない。

もちろんケーゴさんも連絡先の交換はしていた。しかし、その後のゴールにはつながらなかったようだ。せめてケーゴさんへのアシストだけでもしたかったのだが… 無念だ。

その後、 ケーゴさんとはクラブなどに行って何組かの女の子達と和んだ。しかし、2軒目のバー以上のドラマはなく、その日は終了となった。

俺はいちおうホテルを取っていたが、 その日はケーゴさんのご自宅に泊めてもらった。俺たちは夜遅くまで語り合った。 まるで学生時代に戻ったような一夜だった。

翌日、ケーゴさんと昼すぎまでご一緒して、 俺は帰国の途についた。

旅行の前半でゆっくりと休んだ体力をひと晩で使い切ってしまった 。しかし、本当に楽しい時間だった。忙しい中で時間を取っていただき、ご自宅に泊めてくださったケーゴさんには改めて感謝したい


…あの旅行から数カ月が経った。
 
このエントリを書くために当時の写真やケーゴさんとのやり取りを読み返した。旅行についてはブログに書こうと思っていたので、書き残していたメモなども参照した。

そして、当時の俺と今の俺との違いに気付かされた。 それは情熱だ。

この数カ月間の間に仕事でもプライベートでも変化があり、正直にいって情熱を失っていた。いや、現在進行形だ。モチベーションがあがらない。

仕事でもピックアップでも最後の「詰め」 のところで力が入りきらない。集中力が高まらない。保守的になっている。

女の子と会っていても、頭のどこかで「どうでもいいや」 と思っている俺がいる。自分が楽しんでいないから、相手を楽しませることもできない。

ネガティブなことをブログで書いてもどうしようもないのだが、これが現時点の俺の姿だ。

しかし、そんな俺を心配してくれる仲間、いや友人がいる。ケーゴさんだ。

俺のツイート回数が減ったことを心配して、 わざわざメッセージを送ってくれた。彼は本当に心の熱い、そして優しいオトコだ。

そんな友人を持てた俺は幸運だ。

俺は環境に恵まれている。仕事も課題は多いがその分やれることも多い。ピックアップがいつでもどこでもできる東京という街に住んでいる

やるべきことはわかっている。
 
ふたたび情熱の炎を燃やして、さらなる高みを目指そうと思う。