2018年05月01日

エンゼルウイング・シングルウイングズ

Sky Theater PROJECT/VOL.16のタイトルです。

はい、私この度5年振りで舞台に出演させていただく事になりました。

SkyTheaterさんからは過去にも出演を打診されたりしていたのですが、中々状況が許さずお受けできずにおりました。
今回、各方面に迷惑をかけながらも何とか目処をつけられ、出演させていただく事になりました。

下北沢駅前劇場で5/31(木)〜6/3(日)です。

幼い頃に父を亡くし、母親と二人暮らしの夏子は、ある日の地震をきっかけに母が亡くなり父が存命の世界へ迷い混むことに。
二つの世界、二人の夏子。それぞれの夏子が抱える人生の悩み、わだかまりを互いの目線からなら解きほぐしていく事ができるのだろうか。

というパラレルワールド的家庭劇です。

今まで自分が出演してきた演劇とは明らかに毛色の異なる舞台となる事は間違いなく、それでもやる以上はご満足頂ける作品になるよう稽古に励んでおります。

スケジュール
5/31(木)14:00、19:30
6/1 (金)19:30
6/2 (土)13:00、17:00
6/3 (日)13:00、17:00

前売り\3,800、当日\4,200、5/31(初日割引)当日\4,000

https://skytheater-official.jimdo.com/

ライブにはライブでなければ味わえないモノがあります。
劇場の空気というか、出演者の息吹きというか。

ご来場いただければ幸いです。
  
Posted by uzonnkeiketeru at 23:41Comments(0)

2018年04月16日

暁天の志

作:辻堂 魁

人気シリーズ「風の市兵衛」最新作。
だが「風の市兵衛」の後ろに△ついている。

◆どういうことだ?
と若干訝しい思いも有りながらページを開く。

プロローグで吉野の深山に分け入る若い修験者の姿が描かれている。
舞台が江戸の町に戻ったところで諸行無常を感じさせる新展開の幕開けだ。

ただ周りの状況がどうあろうと、市兵衛が市兵衛として生きる様に変わりはない。
風の様に訪れる先々でなすべき事をなす。

今作では市兵衛のルーツに触れるエピソードが盛り込まれているが、そこからの広がりに関しては次回以降のお楽しみということらしい。
またラストシーンでも新たな展開を予感させる因子が追加されている。
  
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2018年04月07日

猟師になりたい!

著:北尾 トロ

長野県松本市に移住した筆者が、現地でらしい趣味をと何故か猟師になる事に挑戦する様子を描いた体験記。

狩猟免許や銃砲所持免許の取得の様子や、銃の購入、所持に関わるあれこれ。射撃練習からフィールドでの実地。先輩猟師との出会いや交流。更に日本の里山が抱える現状や行政の活動を含めた今後への提言まで、全て実体験に基づいて生き生きとした文体で描かれている。

筆者はこの本を読んだ読者が「自分もやってみようかな。」と思ってくれたら嬉しいな。
とか考えていそうだが、その効果はきっとあると思います。
銃を持って山に分け入る。静寂の中で銃を構え、その先に一頭の鹿。静かに引き金を絞る。
もちろん最後は美味しくいただくところまで含めて想像してみると、結構魅力的ではないでしょうか。

ようは面白かったという事です。

*筆者が選んだのは空気銃で鳥撃ちがもっぱらです。
  
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2018年03月31日

さくら

2d2a6bfc.jpg今年も咲いてます。
  
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2018年03月26日

奇跡の人

作:原田マハ

ヘレン・ケラーの「奇跡の人」を明治の青森を舞台に作り替えたフィクション。

目が見えず、耳も聞こえない為にコミュニケーションが取れず「けだものの子」として扱われてきた少女と、その少女の教師として雇われた弱視の女性の物語り。

基本的には原作の流れを周到しながら、エピソードやキャラクターを追加してストーリーに奥行きと広がりを付加している。

単純に舞台を青森に変更しただけではなく、その場所や時代に意味を持たせて違和感無く読ませる技術は流石です。
  
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2018年03月12日

アルテミス

作:アンディ・ウィアー

近未来の月面都市を舞台にしたSF。

同作家の作品で映画「オデッセイ」の原作にもなった「火星の人」は、もう7〜8回くらい読み返している。
前作は火星に一人取り残された宇宙飛行士のサバイバルだったが、今作では月面都市内で表裏の荷運びをするポーターの女性が主人公のサスペンス。

月面都市「アルテミス」での人々の生活がどのように営まれているか、どのようなシステムによって維持されているかが細かい考察によって描き出されている。

月面都市の成り立ちや設計、経済活動やマシンのディテールはそれだけでもSF好きには十分なご馳走だが、織り成される人間関係もドラマ好きに文句を言わせない読みごたえがある。
  
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2018年02月27日

シンマイ!

作:浜口 倫太郎

農業もの人間ドラマ。

中卒で土建業に従事し、会社の方針転換に伴い交代した親方との反りが合わずに退職した若者が主人公。
新車のローンを肩代わりすることを条件に、祖父の米作りを学ぶ事になるところから話しが始まる。

祖父の作った米の味に衝撃を受けた彼は、初めて経験する農村での暮らしに戸惑いながら、人々との交流を通して大地に根をはる生活に充実したものを感じていく。

内容が内容だけに、日本の農水行政についても触れられてはいるのだが、本筋はあくまでも人間関係におかれているので難しい話しで眠くなるような事はない。
ひねくれた目で見れば首を傾げたくなるような部分もあろうと思いますが、物語りにはある程度の理想や妄想が付きまとうものでしょう。
逸脱しない「あり」な範囲に納まっていると思います。
  
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2018年02月21日

ニンジン

7722b3e9.jpg本のタイトルではなく、ベランダで育てた野菜です。
今年は10cmくらいになりました。
  
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2018年01月30日

星を継ぐもの

作:ジェイムス・P・ホーガン

月面の横穴で発見された死体。
年代を調べると、おおよそ5万年前のものだとわかった。
詳細に調べれば調べるほど、その身体的特長は地球人と同じであり、様々な分野の科学者達がその謎を解き明かすべく調査を続けていく。

ルナリアンはどこからやって来たのか、また彼らのルーツは、月の表と裏で表面の組成が異なるのは何故なのか。
その他、作品を読み進める中で現れるサイエンスな謎がてんこ盛り。

いくつかの主要な謎については大体見当のつくものだったが、ラストに用意されたどんでん返しに度肝を抜かれた。

総じて非常に読み応えのあるSFに仕上がっており、この作品が40年も前に書かれたものだという事実には驚くばかりだ。
  
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2018年01月15日

その犬の歩むところ

作:ボストン・テラン

1頭の犬と、彼に関わる人々の交流を描いた作品。

主人公のギブ(多分雑種)は人の勝手な思惑で育った家から引き離され、その先で出会った愛を注いでくれる人とも別れを余儀なくされ、詳細は省かれているが酷い虐待を受け、そして傷付いた男と出会う。
男はギブのルーツをたどり、元の飼い主に届けようと共に行動する。

作中に「その時ギブはこう思った」的な箇所は無く、ただ黙って見つめ、舐めて、寄り添う姿が描かれるばかりだ。
犬の気持ちを人間の言葉で表現するのは野暮ということか。

ギブは関わる人によって救われ、人に寄り添う事で彼らの魂を救済していく。

犬と人との交流を描いた作品は日本人作家のものでも読んだ事はあったが、こうストレートに魂の救済にたどり着くのはやはり聖書が身近なお国柄に依るものなんでしょう。

かつて世界を創造した神が、人とその他の動物を隔てようとした際、犬だけがその溝を飛び越えて人と寄り添う事にしたんだと作中にありますが、これも旧約聖書の引用ですかね。

ともかく、犬という生き物はかわいい服を着せてちやほやする愛玩動物ではなく、人のパートナーとして共に生きる相方なんだと訴えてきます。


戌年最初に紹介する作品が、たまたま犬が主人公のものでした。
  
Posted by uzonnkeiketeru at 21:19Comments(0)TrackBack(0)