小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、小沢氏が土地購入代に充てたとする資金を現金で保管していた理由について、「銀行の経営破綻(はたん)が相次いだため、引き出して自宅に置いていた」と周辺に説明していることが21日、関係者の話で分かった。口座は衆院議員だった父親から引き継いだと話しており、近く行われる東京地検特捜部の事情聴取にも、こうした説明をするとみられる。
 特捜部は、引き出した額が土地代金と一致せず、購入まで6年間も現金で持っていたのは不自然と判断しており、土地代金にはゼネコンからの資金などが充てられた疑いがあるとみて調べている。
 小沢氏は土地購入代に充てた4億円の原資について、「口座に積み立ててきた個人の資金」と民主党大会で説明した。特捜部がこの口座を調べたところ、土地購入の約6年前の1998年ごろ、約3億円が引き出されていた。
 周辺関係者によると、小沢氏は、口座から引き出した現金を自宅で保管していた理由について、「98年ごろに銀行が相次いで破綻したため、資金の一部を口座から引き出し、家に置いていた」と説明しているという。 

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