2008年10月19日
ジュール・ヴェルヌATV1の壮絶に美しく最期への旅立ち

19世紀のSF作家ジュール・ベルヌは、地球から月までの宇宙旅行物語を含む特別な旅行について夢想的な作品を書きました。
欧州宇宙機関は、彼に敬意を表してふさわしく名付けられた新しく自動化宇宙輸送機(ATV=欧州補給機)を開発し、国際宇宙ステーション(ISS)への貨物配達を意図とするロボット宇宙船が首尾よく今年前半にISSとドッキングしました。
ジュール・ベルヌATVが、先月(9月)ドッキングを解いた軌道の時に、太平洋上でその安全にコントロールされた再突入で、宇宙船再突入と崩壊のコンピュータモデルと実際の事象の詳細な比較をするために、大気圏で天文学者が追跡しました。
バラバラになる13トン宇宙船のこの劇的な映像は、NASAのDC-8機上実験室から記録される高解像度ビデオ・フレームです。
観察は、ESAとNASA共同のジュール・ヴェルヌ多重計器航空キャンペーンの一部でした。
今日の宇宙画像は、久しぶりの更新になります。
8月からちょっと惑星火星を遊覧飛行していたので、遠くの宇宙画像がかすれていました。
気がついたら、年の瀬も近づいたので、私たちに身近な宇宙画像ということで、惑星地球を周回している国際宇宙ステーションの縁の先の力持ち宇宙補給船の話題です。
今日の地球画像にすべきかどうか迷いましたが、大気圏に突入して燃え尽きるお話なのと宇宙画像の更新を兼ねることにしました。
今、世界を震撼させている金融危機と深い関連がある多額の費用を掛けた宇宙船は、たった一度の片道飛行で燃え尽きる運命です。
その最期は、ほとんど人目に触れることはありませんでしたが、今回は、ESA最初の宇宙補給船ということで、コンピュータシミュレーションを補完する意図も含めて、NASAの実験飛行機で記録しました。
主題画像への抜擢は、このような一枚の静止画との遭遇でした。
そして、記録された最期の映像を見て哀愁と縒りを戻し、感傷的なビデオ作品と共に静止画も本日帰還しました。
今日の宇宙画像 「ジュール・ヴェルヌATV1の壮絶に美しく最期への旅立ち」
コスモス・ビジョン「壮絶に美しく最期への旅立ち」
惑星テラ見聞録
国際宇宙ステーション ISS ESA きぼう コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録
2008年10月13日
たった80万円で良心を売った民主党前田雄吉衆院議員
日ごろから民主党に肩入れしている身としては、見すごせない問題である。
マルチ商法業界から講演料 民主・前田衆院議員の団体 (共同通信)
民主党の前田雄吉衆院議員(比例東海)の資金管理団体が06年、マルチ商法業者らでつくる団体や業者から「講演料」として少なくとも計80万円を受け取っていたことが13日、分かった。マルチ商法はネットワークビジネスとも呼ばれ、勧誘や返品をめぐるトラブルが多い。前田議員は国会や自身のホームページなどで業界を擁護する発言をしている。前田議員の資金管理団体は「未来政策研究会」。
前田氏献金「違法性ない」=マルチ業者との関係報道で−民主・鳩山氏 (時事通信)
民主党の鳩山由紀夫幹事長は13日、仙台市内で記者会見し、同党の前田雄吉衆院議員の政治団体がマルチ商法業者から献金を受けていたとの一部報道に関して、「本人から事情を聴いているが、基本的に違法性はないと感じている」と述べ、現時点で問題はないとの認識を示した。
一体どの面下げて法的に問題ないと言えるのか。
マルチ商法が違法行為であるから法の規制がされているのであり、そのような団体から献金を受けること事態国会議員として許されるものではない。
記事によれば、ご丁寧にも民主党前田雄吉衆院議員は、マルチ商法を擁護する姿勢を示しているとか。
前田。おまえはそれでも選良の議員か。潔く腹を切れ。そうすれば、価値ある80万円になる。
このまま梨の礫にするならば、前田、おまえは、自民党や公明党の議員の爪の垢でも食らえ。
この記事でどれだけ民主党支持の票が飛び去ったか能なしのおまえには、たったの80万円で政治姿勢を売ったおまえにはわかりはしないだろうけれどな。
あきれてものはこれくらいしか言えん賄。
こんなやつのために貴重な保存領域を使えないので本日の画像はありません。
アカヒ新聞が1100万円となっているようですが、それでは多過ぎるので八十万円に格下げしています。
つまり、この民主党前田雄吉衆院議員の国民から判断した価値はそれしかないということです。リーマンと似たような存在です。
2008年10月09日
コスモス・ビジョン 3番組一挙公開

「火星の天然色画像合成講座-1-データの取得編」
このビデオは、火星ローバーの送信してきたデータから火星の天然色画像を合成する第1段階です。
インターネットで、http://www.jpl.nasa.gov/missions/mer/ のローバーサイトにアクセスする場面からパノラマの生データを取得するまでを納めました。
生データは、http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/p/1671/2P274707857EFFAY00P2286L4M1.JPGのように長いファイル名ですが、右から8文字のL4M1.JPG, L5M1.JPG, L6M1.JPGがRGB天然色合成データです。
L4M1.JPGが赤、Rデータになります。L5M1.JPGが緑、Gデータになります。L6M1.JPGが青、Bデータになります。
取得した生データのカラー合成の仕方は、火星の天然色画像合成講座-2-を参考にしてください。
「火星の天然色画像合成講座-2-カラー画像作成編」
このビデオは、火星の天然色画像合成講座-1-データの取得編で保存したデータを天然色画像に合成する方法について示しています。
火星ローバーの天然色画像の合成では、RGB各色の配合割合が、各色の純色になっているようです。
NASAのようにいろいろと色を偽装する必要はないので、非常に単純明快です。一枚の天然色画像を作ることができれば、後は条件反射みたいに次から次へと合成するだけです。
ですから、学習能力があるならば、類人猿もできることかもしれません。
ただ、錯覚しやすいことは、できあがった天然色画像が、そのまま火星の光景を表していると思い込みやすいことです。
私たち惑星地球人は、現在のところ、知られている範囲内では、誰も有史以来火星の地表を肉眼で見たりカラー画像で撮影してきていません。
誰も、これが火星の天然色の実際の光景だと断言できないのです。どんなに精密といわれる観測データがあるにしてもです。データは、途中で作為可能です。
したがって、再現される天然色画像の色合い濃さは、作り手の感性にゆだねられています。
強いていうならば、火星ローバーのデジタルの目で見た火星の天然色光景の一つの再現となります。
いわば、火星ローバーの生データによる天然色画像の合成は、作り手の芸術家としての腕の見せ所となるかもしれません。
最後に、天然色合成画像で、後からや途中で各色の割合を作為した場合、ヒストグラムが見事に指摘することを忘れないようにしましょう。
「NASAの火星画像偽装剥がし講座」
前回のNASA崩壊の序章では、3倍速としたために動画ソフトが美味しいところをカットしたようになっていました。
天然味付けで、自然にNASAの火星カラー画像の色彩偽装を剥がすビデオにしました。
隠し味は、BGMです。字幕をいちいち読まなくとも感覚でつかみ易くと構成したつもりです。
字幕の一部で、補正を補整と誤変換していますが、内容に変化はありませんので、訂正バージョンは作りません。
コスモス・ビジョン
惑星テラ見聞録
NASAの色彩偽装 NASAの疑惑 火星のカラー画像 コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録
2008年10月05日
火星の「海岸」が見られる2009年火星カレンダー後半編

2009年の火星カレンダー後半編です。
南極の氷の階層や赤道地帯の層状堆積物、その近辺で見られる海岸などの衛星データによるRGB合成カラー画像です。
例によって、天然色や惑星地球人が肉眼で見たようには再現していません。
現地でそのように見えたとしても、錯覚です。思い込みです。
現実は、赤茶のめがねで見ないと目と心が病魔に冒されます。
拡大画像 2500ピクセル
2009年火星カレンダー・衛星の見た火星風景 前編

火星周回衛星から見た表情豊かな火星風景を2009年カレンダーとして企画しました。
画像選定中につき、今日は、1月から6月です。
スケールは、1月から4月の画像が、1センチメートルでほぼ10メートルの解像度です。
5月と6月は、たしか1センチメートルで100メートルにしたような気がしないでもないですが、もう忘れました。
まっ、画像の物差しに違いはあっても、地球の天候には影響しませんので、縮尺まで配慮しませんでした。
12ヶ月そろってから、ホームページにてダウンロード設定しますが、このブログに設定の拡大画像は、画質を劣化させていませんから各月をそのままトリミングして活用できます。
なお、これらのカラー画像は、衛星データのRGB合成ですが、天然色や私たちが肉眼で見たようには再現していません。カレンダーという用途上、観賞に耐えうる画質と色彩にしたつもりです。
実際はどうなっているかは、今後、各自で現地に飛んで確認されるようお勧めいたします。その際は、赤茶のめがねを必ず持参の上、見るのがNASAに対する礼節になります。決して、このような光景だと叫んではいけません。地球に帰還できなくなります。
拡大画像 2500ピクセル
2008年10月04日
火星「人面岩の崩壊」その詳細カラー画像

関係者の皆様には、哀悼の意を添えたいと思いますが、これが最近の火星人面岩の現状のようです。
これ以上の崩壊では、再建の手も尽くせないかと思いますので、一日も早く火星にご帰還され古代遺跡を守られるよう希望いたしております。
拡大で見たところ、最近も隕石の襲撃があったようですから、今後は、迎撃施設も併設されるよう提案したいと思います。
拡大画像 2000ピクセル
*一部、架空の文言がありますことを付け加えておきます。
2008年10月03日
火星の「氷河、庭園、滝」模様

氷河模様
2007年4月30日
北緯46.2度 東経183.9度
50センチメートル/ピクセル
今日の拡大画像 1200ピクセル

庭園模様
2007年4月28日
北緯86.8度 東経327.3度
50センチメートル/ピクセル
今日の拡大画像 1200ピクセル

滝模様
2007年4月26日
北緯70.6度 東経1.6度
50センチメートル/ピクセル
今日の拡大画像 1200ピクセル
これらのカラー画像は、火星周回衛星データによるRGB合成ですが、各色を増強しており天然色や人間の目で見たようには再現していません。
ということで、2009年版のカレンダーは、第一弾を火星周回衛星から見た地球で見られるような模様のカラー画像で制作する予定です。
2008年09月29日
真の新火星天然色カタログ・本日創刊

NASAの公開している火星地表のカラー画像を、赤茶の幕を取り払い色彩偽装を告発し正すために、同じ生のポジデータを基にRGBの天然色合成しました。
これから随時、NASAの火星地表のカラー画像を「真の新火星天然色カタログ」として、当サイトにおいて制作し公表することにしました。
客観的に見られるように、撮影時点の各種データ、RGB合成での操作データを付記します。
参考のRGB各ポジデータを同方式で合成するならば、RGB合成画像のようになります。この際に、用いるソフトや主観によって色の濃さに違いがあるかもしれませんが、新カタログのような画像になります。
これが、バイキングや火星ローバーが火星の現地で見て送信してきたデータの天然色再現です。RGB天然色画像の合成の仕方やNASAの色彩偽装を暴露するビデオも既に公開していますので、そちらも参考にして火星の天然色画像の制作をお楽しみください。
なお、この新カタログのRGB天然色画像では、RGBポジデータの合成とNASA画像の補正結果とほぼ一致がある場合には、鮮明なNASA補正画像を採用します。
ポジデータに被せる天然色RGBレイヤーは、次の通りです。
赤(R)データR255,G0,B0 緑(G)データR0,G255,B0 青(B)データR0,G0,B255 色レイヤー透明度50%
RGB合成後、薄い画像になりますので明暗補正を適宜行います。その後、好みに応じて鮮やかさを調整します。新カタログでは、芸術鑑賞が目的でないので、機械的に明暗自動補正2回と鮮やかさ50%を暫定として採用しています。
したがって、同じ場面を撮った場合でも、撮る時間などの条件により色の濃さに相違が生じます。パノラマ画像の組み立てでは、各画像との釣り合いから濃さの調整が必要です。
注釈として、天然色画像は、バイキングや火星ローバーのデジタルの目で見た状態への補正であり、人間の目で見たように補正したものではありません。したがって、現地で実際に同時間にその光景を人間の目で見たならば、もう少し暗かったり色が薄かったり、見る人によってはもっと鮮やかに見えるかもしれません。
また、RGBデータは時間差で記録されているので、空中に散在する塵など動体は、RGB各色の丸いような点になって天然色画像に現れます。空中に舞う塵が一面にあったとしても、NASAのカラー画像のように均一の色にならず、RGB各色の丸いような点が所狭しと出現する画像になります。
ただ、私たちの使っているデジタルカメラやフィルムカメラのように、見た光景を一瞬で一枚のデータに撮る場合には、NASAカラー画像のように均一の色が占めているように見えますが、それでも、写る塵は、細かい粒子状のようなものであって、べた塗りにはなりません。
今日の拡大画像 1200ピクセル
2008年09月28日
火星の日の入り・天然色合成画像

この画像は、火星着陸機バイキング2号が、地球協定世界時1976年10月20日13時35分〜40分に撮影した火星の日の入りです。
火星現地時間では、18時57分頃です。検出器気温は、摂氏11.10度で、周辺に塵が舞っていましたが撮影時に塵を払うCO2ガスの放出はありませんでした。
したがって、画像の所々にレンズ前の塵が赤、緑、青の点のように写っています。
太陽に向かう日の入りの光景では、太陽を背にしたときのようにお馴染みの赤い夕焼け光景を見ることはないようです。
本音として、天然色合成を終えたときに、日の出の間違いではとさえ思えましたが、NASAの撮影条件データを見た限り、温度からしても日の入りの光景でした。
現在までに、バイキング1号と2号の天然色RGB画像を80点ほど合成し終えましたが、2号の方に塵の飛散している様子が多くありました。放出できるガスにも限りがあったようで、NASAのこれまでの空中塵飛散による赤茶の根拠が崩れました。
現実は、私たちの想定外の光景を見せることもあります。
今日の拡大画像 1200ピクセル
2008年09月27日
これが空中を舞う火星の塵のカラー映像だ

あなたは、赤、緑、青の丸いような点が散っているだけと思うかもしれない。
けれどもこの画像のデータは、最初に青、次に緑、最後に赤のフィルターを掛けてデータを撮ったために、当然に塵の動きが異なり、同じ一粒の塵がRGB3色で同一になることはないのです。
したがって、火星で空中に舞う塵のRGB3原色データが同一になるデータは存在しないことになります。ですから、空中を舞う塵の色は見ることができません。(ただし、私たちが使うようなデジタルカメラやカラーフィルムのカメラを用いた場合は、塵の色を見ることはできます。)
もし、RGB3原色が一致した空中を舞う塵を見ることができたとしたならば、それはレンズに付着した塵となります。
くどいですが、火星着陸機や火星ローバーのカラー画像は、RGBデータを別々の時間、つまり時差があるのです。火星に時間よ止まれはありません。
この画像は、火星着陸機バイキング2号が地球協定世界時で1976年09月05日23時34分53秒から1976年09月05日23時41分33秒、火星現地時間で午前9時20分頃に撮ったデータから天然色カラー合成しました。
映像データに塵が写ったのは、カメラに付着する塵を払うCO2ガスの噴射がなかったからです。
このように火星地表を撮った時に、空中に塵が舞っていてカメラレンズに付着するのを防ぐCO2ガスを噴射しないならば、RGBカラーデータを取得する時にこの画像のように塵の点在が記録され、カラー合成した時に赤、緑、青の点が散っていることになるのです。
NASAは、火星地表のカラー画像が、赤茶で染まるのは、火星大気と地表近くで赤茶の塵が舞っているからと説明していますが、カラー画像に合成したならば、単一色で幕を掛けるように火星の塵は舞うことはありません。NASAの公開している火星地表のカラー画像は、科学的根拠のない非科学的屁理屈のカラー画像です。
このようなバイキング2号の天然色データが存在するにもかかわらず、NASAはこの貴重な火星地表で舞う塵のカラーの合成画像を公開していません。もし、公開したならば、NASAの屁理屈が崩れるからです。NASAの科学的説明が崩落するからです。
というか、当サイトがこのような火星地表の天然色データを公表した時に音を出し始めましたけれどね。
2008年09月25日
NASA崩壊の序章・火星の真相ビデオ

今日の火星真相ビデオは、火星ローバー・スピリッツのカラー画像合成場面をノーカットで、動画容量制限から3倍速でご覧いただきます。
また、このカラー画像合成過程では、NASAの公開している火星地表カラー画像の色彩偽装を、題材が火星故に赤裸々に暴露します。
このビデオのような汎用の画像合成ソフトならば、このビデオで示すようにローバーの生データをカラー合成することができます。
できあがる画像は、ほぼ最初は同じでしょう。
その後に、このビデオの後半に見る火星のコロンビア丘の天然色画像のように色を濃く仕上げるか、NASAに負けずと赤みの強い画像に仕上げるか、それは、作り手の思惑一つです。
しかし、NASAの公開しているカラー画像は、このビデオで見るように簡単に色彩偽装を剥がせることもあれば、敵も強者揃いですから、生兵法怪我の元にもなりかねません。
それにもかかわらず、このビデオは、NASAの信頼が崩壊する序章になるでしょう。
火星の真相ビデオ 「NASA崩壊の序章・データは嘘をつかない」 コスモス・ビジョン
惑星テラ見聞録
NASAの疑惑 火星の真相 火星のビデオ コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録
NASAの色彩偽装の火星ローバーカラー画像の一枚。
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/press/spirit/20040110a/P2217_P2218_Horizon-A8R1.jpg
後記
データ量が多いので、再生に時間がかかるようです。
また、ネット回線がNASA系列経由だと前半で途切れる現象もあるかもしれません。そのような時には、中国の回線経由がよいかもしれませんね。
ただ、当サイトは、中国諜報部門も監視しているようですので、保証はできません。
たぶん退屈はさせないと思いますが、見られての話でして何とも・・・
2008年09月24日
火星の空は、こんなにも青い空だった

前回は、仰天の火星の緑の大地をお見せしましたが、ポジデータで色の配合割合を私好みにしていました。
深く反省した結果、今日は、このような青い火星の空の画像になりました。
緑の大地画像と異なり、この画像には、揺るぎない自信があります。
色の配合調整とか明暗調整などというこれまでの火星地表カラー画像の合成とは異なり、まさにローバーのフィルターを通した色で合成しました。
NASAがなんと言おうとも、NASAの公開しているローバーの生データでローバーの使っているフィルターの色そのもので合成していますので、NASAのように色彩偽装する必要はないからです。
もし、難癖を付けるとするならば、色の濃さ程度でしょう。
この画像は、カラー合成画像を作れるソフトならば、色の濃さを除いてほぼ同じ画像が誕生します。誰もがローバーの生データで、火星地表の天然色映像を見ることができます。
NASAが用いている偽装の色の一つが、この画像の台紙の色です。そこまで、当サイトは突き止めました。
火星大気がこのようなものならば、どうして地球から火星が赤みを帯びて見えるのかという当然の疑問があります。
それは、NASAの火星地表の色でなく、赤みを帯びた土壌の多さによるとなりそうです。火星大気の薄さが、太陽光の地表反射を高めているからとも言えるでしょう。
ローバーとバイキングの火星地表の生データのカラー合成でも、色の濃さの違いはあれども茶系統が多いもののようでした。
当サイトでは、今後、NASAの火星地表カラー画像のカタログを真の新カタログとしてご案内する予定です。
今日の拡大画像 1600ピクセル
2008年09月22日
この風景じゃぁNASAも頭を抱えるか?

見ての通りです。
この画像は、オポチュニティーが火星太陽日第901日目に撮った画像の一部です。
ビーグルクレーターの端を撮っていますが、空の青さはそのようなものもしれないけれども、遠景の大地が緑が濃いですねぇ。
火星にも植物が所狭しと生きていたりして・・・
んな、ことはないようです。
RGB合成データが、近赤外線フィルター、CCD緑集積フィルター、紫外線フィルターだったので、当日のカラーチャートの同じデータを参考に合成してみたのですが、このような結果になりました。
緑の大地は、地球の砂のような小さい粒子の風紋堆積物です。
この緑のように見えるところをオポチュニティーが接近撮影していますので、比較できるかもしれません。
ただ、上空250キロメートルから撮った衛星画像のRGB合成カラー画像では、この近辺がこれに近い色の風景になっていました。ちなみに、そのRGBカラー合成したのは、NASAの火星部門科学者チームです。
地上と空とでは、色の偽装について協定というか談合が行われていないようで、スピリッツの現場でも面白い光景に出会います。
色彩偽装にしても一貫性があるようでそうでもなくて、同じ場面なのに日によって偽装の色、特に空の色に大きな違いがあります。火星ってそんなに日毎に天候が変化していましたっけ?
NASAの火星地表のカラー画像の偽装は、基本的に2通りの方法で行われていました。一つは、簡単偽装剥がしで、濃いめながらもほぼデジタルカメラのRGBカラー合成画像になります。RGB分解でもほぼ生データに近いもののようでした。ヒストグラムでも容易に判明しました。
もう一つは、カラー合成する段階で生データへの色配合から故意に強化しているようでした。こちらの方法は、RGB3色に配合でかなり手を加えているようで、色彩偽装のベテランが担当しているようです。
なお、先日のバイキング1号の生データのカラー合成が、明るくなりすぎていました。いけいけどんどんで、ジャイアンツの連勝街道を見習ってしまいましたが、ネガ反転の副作用をもう少し治療した方がよいみたいなので、アメリカ地質調査所のバイキング2号の偽装されていないと思われる地表を参考に明暗と鮮明度の調整をし直すことにしました。
したがって、ポスターもそのうちに私の余り好きでない茶色の大地の火星地表カラー合成画像と差し替えます。
今日の拡大画像 1024ピクセル
2008年09月20日
カメラは嘘をつかない

NASAバイキング1号が撮った火星地表生データのRGBカラー合成写真集とNASAの公開しているバイキング1号のカラー合成偽装を剥がした画像です。
ご覧のように、PIA00569のカラー画像は、いつも簡単にNASAの偽装を剥がしてくれる最強の廉価ソフトでも、正攻法では立ち向かえませんでした。
ヒストグラムをいろいろと調整してみても、手強い偽装工作カラー画像でした。
視点を変えて、NASAのように偽装するにはどうしたらいいのかとPIA00569をRGB分析しました。いつものカラー合成画像よりも2段階ほど手間がかかりましたが、RGBデータを作ることによって、生データの合成に近いカラー画像を合成することができました。
おそらく、今回の方法でNASAの火星地表のあらゆるカラー偽装画像の赤茶偽装を剥がせることでしょう。
生データのカラー画像集でも分かるように、ほぼ火星地表の色彩は一貫しています。色の濃さは、生データの明暗の違いです。
今日の拡大画像 2000ピクセル
バイキング1号から始まった火星地表カラー画像の偽装を剥がす

先の「カプリコン・1にあらず」で年月日の錯誤をしたために、お詫びを兼ねて最初の火星地表からのカラー画像といわれるバイキング1号のカラー画像を分析してみました。
『火星のこのカラー画像は、バイキング1号が火星着地に成功した翌日の1976年7月21日に撮られました。
火星での現地時間は、ほぼ正午です。
眺めは、バイキングから見た南東です。
赤・オレンジの表層物質が、右下の場合のように、所々で露出するより暗い岩盤一面に、明らかに薄いうわべの飾りを作り上げて大部分の表層を覆っています。
赤みがかった表層物質は、褐鉄鉱(水和酸化第二鉄)かもしれません。
そのような風化産物は、水と酸化する大気がある状態の地球で生じます。
空は、たぶん下層大気に浮遊した赤味がかった浮遊物からの光の散乱と反射で、赤味がかった色合いを与えます。
場面は、異なるカラーフィルターでそれぞれの時間で宇宙船のカメラ・ナンバー 2で3回走査されました。
色の釣り合わせ補助で、2番目の写真が宇宙船の後ろに設置されたzテストチャートで撮られました。
グレーのデータが適合する色になるまで、これらの場面に色データが調節されました。
その後、同じ目盛りが、全場面に用いられました。』
以上が、1997年2月28日に再公開したバイキング1号による火星の最初のカラー画像についてのNASAの説明です。
例によって、NASAのカラー画像を色眼鏡で見る習慣がついた当サイトでは、ワンクリックしてみました。
あら〜まぁ〜・・・・思った通りに変身してくれましたねぇ。透明な「色眼鏡」で見る火星は、やはり、岩石形惑星地球と似ています。
この画像は、記念すべきNASAの火星地表から撮ったカラー画像の第1号になりました。
NASAの火星地表から撮ったカラー画像の偽装は、こうして始まりました。
複合画像の説明
左側の赤茶の幕の画像が、NASAが1997年2月28日に再公開したバイキング1号の最初の火星地表のカラー画像です。
右側が、同じ画像の赤茶の幕をワンクリックで取り去った画像です。
左下の小さい画像2枚が、色彩について判断できそうなバイキング1号の最初の頃の画像です。
左が、NASAの公開している火星地表とアメリカ国旗などが描かれた画像です。
右が、当サイトで生データのカタログからRGB画像を抽出しカラー合成した画像です。
中央下の画像が、最初の火星地表から撮ったカラー画像の生データを合成した画像です。
全く同じデータから作りましたが、オリジナルの大きさは、CD-ROM配布のために入手に時間がかかるので、カタログからRGBのカラー合成を行いました。
複合画像の感想
これらの画像の比較でも分かるように、最初の火星地表から撮ったバイキング1号のカラー画像に遡って、NASAは、火星地表から撮るカラー画像を赤茶の幕で偽装しています。
また、それらの偽装したカラー画像もワンクリックで幕を取り払えたとしても、偽装するカラー画像でさえも偽装していることが見て取れます。多重偽装と中央下の生データのRGB合成カラー画像から断定できます。
バイキング1号の最初のカラー画像の説明改訂版
『火星のこのカラー画像は、バイキング1号が火星着地に成功した翌日の1976年7月21日に撮られました。
火星での現地時間は、ほぼ正午です。
眺めは、バイキングから見た南東です。
表層に多く見られる赤みがかった物質は、褐鉄鉱(水和酸化第二鉄)かもしれません。
そのような風化産物は、水と酸化する大気がある状態の地球で生じます。
空は、火星特有の砂嵐時期以外は、澄み切っていて、地表から遠くなるに従い紺碧の色合いを見せます。
場面は、異なるカラーフィルターでそれぞれの時間で宇宙船のカメラ・ナンバー 2で3回走査されました。
色の釣り合わせ補助で、2番目の写真が宇宙船の後ろに設置されたzテストチャートで撮られました。
グレーのデータが適合する色になるまで、これらの場面に色データが調節されました。
その後、同じ目盛りが、全場面に用いられました。』
このような画像の組み合わせに至ったのも、先の「カプリコン・1」で年月日を錯誤した怪我の副作用と言えます。気が急いて忘れた頃に錯誤をするものですから、回復する副作用の捻出に苦しむことがあります。
今日の拡大画像 1200ピクセル
2008年09月19日
カプリコン・1にあらず

惑星地球初の長期火星地表徘徊探査宇宙船が、2003年6月に打ち上げられた。
しかし、その打ち上げから遡ること7年あまり前の1976年7月22日深夜、火星の権威故カール・セーガン博士は、彼にとって異常な火星光景のカラー画像に驚愕し、怒声を発した。
「火星は、こんなじゃない」
そして、歴史は作られ、今日、権威の失墜を避けるべく偽装が日夜行われている。
(画像の再公開日と火星画像の最初のカラー画像の作成日を錯誤していましたので、年月日を訂正しました。)
ただ、故人の名誉を鑑みて書き加えるならば、このような発言は、NASA系統の伝聞に限るようである。
NASAは、その怒声により、権威の希望する火星地表塗装に邁進した。当時は、インターネットはなく、データも偏ったものを公開するだけで済んでいたので、一般人のカラー合成画像の作成は不可能であった。
歳月の流れが、火星地表の色を定着させ、NASA以外にもESAも協力し、火星の地表色が世間で公然と認識され常識になった。
そこに、油断が生じたのかそれとも一部科学者の良心が成長したのか、双子の火星ローバーの撮った映像に関しては、一般が馴染みのCCDカラー画像を合成できるデータを公開してしまった。
広範囲に行き渡っているソフトでは、「追加」や「加算」の合成方式が大半であり、NASAの当事者もそのような中半端なソフトで検証していた為だろう、堂々とCCDフィルターデータを公開してしまった。
後悔先に立たず、ネットで流失データは消せない。
NASAの洗脳に心地よく酔っていたサイトは、暴飲が過ぎた上に泥酔して双子の火星ローバーのカラー画像をワンクリックしてしまった。
とたんに、画面が一変し、見慣れた赤茶けた火星地表と大気が、地球そのものになってしまった。
カプリコン・1・・・だ。
サイト管理者は、深い関係のNASAの本心を疑りだした。
生データをカラー合成しだした。
NASAの思う壺のカラー画像になった。
そんなはずはない。
二日酔いの頭を良薬の濁酒で治し、思考を覚醒してカラーチャートに行き着いた。
そこに意外なヒントが待っていた・・・
そして、今日、視線に柔らかな火星風景に遭遇している。
それもこれも、この火星着陸船がローバーを運んだからだ。
あなたが合成できる火星ローバーのカラー画像は、カプリコン・1ではない。
今日の拡大画像 2100ピクセル
画像比較

この3枚の画像は、全て同じ生データから合成されたものである。
NASAとCCD合成画像で下の方の広がりが異なるのは、パノラマ合成における傾斜角度による。
偽装を剥がした画像とCCD合成画像と比較しても分かるようにNASAでは、CCD合成画像にさらに手を加えている。
ヒストグラムは、合成画像が細工されていることを示す。
当サイトのCCD合成画像のヒストグラムが、NASAの偽装画像とほぼ正対することを示しているようだ。
CCD合成画像は、火星ローバー・スピリッツの火星太陽日
第819日のカラーチャートCCDフィルターデータを参考にした。
ローバー・スピリッツの合成画像生データ
火星太陽日 第814日、第819日、第823日
RデータCCD赤集積フィルター(L4M1)
GデータCCD緑集積フィルター(L5M1)
BデータCCD青集積フィルター(L6M1)
合成方式 ポジデータ着色後にネガ反転乗算合成
今日の拡大画像 2000ピクセル
2008年09月15日
ハッブル遺産ビデオ・惑星状星雲ギャラリー -1-

私たちの太陽のような星が、終焉を迎える時、そう、その主系列局面で核内の水素を全て燃焼しヘリウムに転じたならば、ヘリウムが外形で燃え続ける一方で、更に、ヘリウムは赤色巨星期のその核内で炭素、酸素に燃え続け、その核反応が終わります。
この過程は、広がる星を作って、さらに不安定になって、強い星の風の中で質量を失う長く周期的なミラ型の脈動変光星となり、その外の層が脈動する原因になります。
不安定は、広がる外層に、最終的に星の質量のかなりの部分の放出を引き起こします。
星の核は、激しい精力的な放射を発するとても熱い小さい中央の星に残ります。
広がるガスの外層は、中央の星から発される高エネルギーの放射によって光りを放ちます。
展開が時間と共により速くなるように、外層の物質がさらに加速されます。
光るガスの外層は、それで惑星状星雲に見えます。
深い露出で、ミラ型の脈動変光星局面で放出された物質は、多くの惑星状星雲を囲む広がる後光として検出することができます。
人間が見た最初の惑星状星雲は、小狐座内の亜鈴星雲M27で、それは、1764年7月12日にチャールズ・メシエによって発見されました。
ハッブル遺産 「惑星状星雲ギャラリー -1-」 コスモス・ビジョン
惑星テラ見聞録
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あなたにも作れる宇宙のカラー画像

ここで取り上げたのは、比較的に生データを合成しやすいと思われたハッブルのNGC1672渦状銀河の観測データです。
一番上の段が、ハッブルの広視野平床式カメラ2の赤、緑、青のフィルターのポジデータです。
次の段が、それらのポジデータに各フィルター色を配合した画像です。
3番目の段が、上の段の各色のポジデータをネガに反転した画像です。
4番目の段の左が、前記の3色のネガを乗算合成した画像です。
一番下の段の左が、4番目の段の左の画像を反転した光学で見る完成画像です。
普通は、この画像で一般に公開されますが、この銀河のどこで星が活発に誕生しているかを見るために、4段目の段のポジデータをピンク色のフィルターで得ます。そして、赤緑青のデータのようにポジデータにピンク色を配合し、ネガ反転します。これを、4段目の左のネガと乗算合成します。
結果が、5段目の右の画像になります。
この画像の生データは、下記の通りです。
赤データ
http://heritage.stsci.edu/2007/15/images/il.jpg
緑データ
http://heritage.stsci.edu/2007/15/images/gl.jpg
青データ
http://heritage.stsci.edu/2007/15/images/bl.jpg
星誕生域データ
http://heritage.stsci.edu/2007/15/images/hl.jpg
このようにハッブルなどの宇宙画像では、観測した生データが公開されていて、誰でも専用のソフトや汎用ソフトで宇宙のカラー画像を合成できます。
同じように、火星ローバーの生データも、パノラマ画像に関しては、カラー合成画像を作れるように公開されています。
今日のこの画像のように火星ローバーの生データを合成するならば、あなたの見たい火星がいつでも見られるのです。
決して、NASAの火星ローバーのカラー画像のように、赤茶で覆われたカラー画像にはなりません。
もし、赤茶の膜で覆われたとしたならば、それは、作った人のカラー合成の仕方が間違っているということです。あるいは、役に立たないソフトを用いたのかもしれません。
火星ローバーのカラー画像合成の全ての基本は、そのデータと共に公開されているカラーチャートのデータです。このカラーチャートのデータで、右から8文字目からL4M1,L5M1,L6M1の生データの合成で、赤、青、緑、黄の4色が再現されます。これが、私たちの普段見る光景の色彩です。そのカラーチャートの画像を把握して、L2M1,L5M1,L6M1やL2M1,L5M1,L7M1のカラー合成データの色配合を調整します。
現在のところ、私の使っているソフトでは、L2M1赤の配合を赤90と青10、もしくは、赤80と青20見当で、L7M1の場合には赤10と青90または赤10と青100の見当割合で、普通のRGB3原色合成のカラー画像に近づけられるようです。
たとえ、このような配合割合を勘案しなくとも、赤系統の強いデータのままカラー合成画像を作っても、NASAが公開している火星ローバーの赤茶の膜で覆われた画像にはなりません。
NASAの洗脳から目覚めるには、ちょっと苦悶があるかもしれませんが、自分の手で火星ローバーのカラー画像を合成するならば、それが特効薬になるでしょう。
素晴らしい火星風景が、あなたを待っています。
今日の拡大画像 1024ピクセル