日常生活で感じた素朴な疑問を図書館で調べて答えを探す「図書館を使った『調べる』学習賞コンクール」(主催・NPO図書館の学校)で、府中市立第2小学校2年、柿木孝介君(8)の作品「ほね」が、優秀賞・日本児童図書出版協会賞を受賞した。入院中に感じた体の変化を毎日、図書館に通って調べあげ、30ページのスケッチブックにまとめた。柿木君は「調べると、『どうして?』と思ったことが分かって楽しかった」と振り返る。

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 柿木君は昨年7月、公園で木登り中に地面に落ちて左足を骨折し、入院した。初日は痛くて泣きっぱなしだったが、手術後は痛みが減っていったという。

 「どうして木から落ちると、こんなに足が痛いの?」「手術はなぜ、しないといけないの?」「どうして注射が必要なの?」

 わいてきた疑問を主治医に聞いたところ、主治医は骨の仕組みや治り方について丁寧に教えてくれた。そこで退院後、夏休みの自由研究にして発表しようと、入院中に聞いた難しい医学用語について、市内の図書館に通って調べ始めたという。

 図鑑を開くたび新たな発見があり、柿木君が出した結論は「なんと骨は生きている!」。

 全国の小学校低学年の2132作品の中から選ばれた柿木君の作品は、審査委員から「自分の疑問を試行錯誤しながら良く調べて考えた」と評価された。

 母親の美也子さん(43)は、「昨年は夏休みの自由研究で飼育中のメダカの成長を記録させようとしたが、あまり実にならなかった。今回は本人が興味を持ったことを調べていったので、気合と吸収度がまったく違って驚いた。親の興味ではなく、子供の主体性を尊重することが大切だと改めて感じた」と話していた。

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