愛知県刈谷市一里山町の三和油化工業で09年10月26日、廃油タンク4基が爆発・炎上した事故で刈谷労働基準監督署は2日、同社と事故当時の取締役工場長で現取締役品質保証部長(58)、廃油タンクの配管工事を請け負った名古屋市港区川間町の高橋工業と同社現場代理人(64)を労働安全衛生法違反容疑で名古屋地検岡崎支部へ書類送検した。

 容疑は三和油化工業と取締役は廃油タンクの配管工事を請け負った高橋工業に対して、化学物質の危険性や有害性、作業における安全衛生上の注意事項などの法定項目を記載した文書を作成し、交付していなかったとされる。高橋工業と現場代理人は有機溶剤などの危険物が含まれる廃油タンクに接続された配管の工事を行う際、作業員に火花が散るアーク溶接機を使用させたとされる。

 労基署は引火物を含んだ廃液タンクに接続する配管工事で、火花が散るアーク溶接をしたため引火、タンク内の廃液が爆発・炎上したものと断定した。【安間教雄】

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