小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は15日、東京都内のホテルで小沢氏から任意で事情聴取した。検察審査会が小沢氏を「起訴相当」と議決したことによる再捜査の一環で、小沢氏は改めて関与を否定したとみられる。

 特捜部は元秘書の衆院議員、石川知裕被告(36)と元秘書、池田光智被告(32)、元公設第1秘書、大久保隆規被告(48)からも事情を聴き、改めて小沢氏の処分を決める。

 特捜部が再び小沢氏を不起訴とした場合、起訴相当議決をした東京第5検察審査会が2回目の審査を行う。審査会が再び「起訴すべきだ」と判断して起訴議決をすると、小沢氏は裁判所が指定する弁護士により強制的に起訴される。

 小沢氏の聴取は今年1月23日と31日に続き3回目。特捜部は虚偽の内容が含まれる政治資金収支報告書の提出時に、小沢氏と石川氏らとの間でどのようなやり取りがあったかを改めて確認したとみられる。

 検察審査会は、収支報告書の提出時に「小沢氏に報告した」とする石川氏らの供述などを基に、小沢氏と石川氏らの共謀認定が可能と判断した。関与を否定した小沢氏の供述を「極めて不合理・不自然で信用できない」と指摘していた。

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