茨城県笠間市の常磐自動車道で、追突してきたトラックが炎上したまま約20キロにわたり引きずって走り、宮城県柴田町、運転手、桜井康宏さん(当時29歳)を焼死させたとして、自動車運転過失致死と道交法(救護・申告義務)違反の罪に問われた山形県天童市、元トラック運転手、高橋重義被告(60)に対し、水戸地裁は29日、禁固2年、執行猶予3年(求刑・懲役3年6月)を言い渡した。河村潤治裁判長は「事故を認識したと認める証拠がない」として、道交法違反については無罪とした。

 起訴状などによると、高橋被告は08年12月3日早朝、笠間市の常磐道上り線の走行車線に停止させた大型トラックに桜井さんのトラックが追突。桜井さんの車が後部にめり込んだ状態のまま約20キロを走って炎上させ、桜井さんを焼死させたとされる。【原田啓之】

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