第65期本因坊戦リーグ(毎日新聞社主催)のプレーオフ、山下敬吾天元(31)と井山裕太名人(20)の対局が5日、東京・日本棋院会館で行われ、252手で山下が白番中押し勝ちし、羽根直樹本因坊(33)への挑戦権を獲得した。山下の本因坊挑戦は初めて。3連覇を目指す羽根との七番勝負の第1局は5月11、12日、北海道小樽市のグランドパーク小樽で行われる。

 今期のリーグは山下と井山が6勝1敗で並んだ。山下はリーグで井山を降し、プレーオフでも新鋭の本因坊初挑戦を許さなかった。

 山下は北海道旭川市出身。アマチュア強豪の菊池康郎氏に師事し、93年にプロ入り(初段)。七段当時の00年、碁聖を獲得した。03年、棋聖獲得により九段へ昇段。06~09年、棋聖戦4連覇を果たした。他に、天元、王座各2期など、タイトル獲得・優勝回数は計16回。位を重視した力強い棋風で、平成囲碁界を代表する棋士の一人だ。

 羽根と山下はこれまで7大タイトル戦で4度対決し、結果は2勝2敗。【金沢盛栄】

 ◇七番勝負が楽しみ

 山下天元の話 リーグ戦の前半はまあまあでしたが、後半の内容は悪く、勝てたのは幸運でした。今日の碁も途中まではダメで、勝ちとわかったのは本当に最後の方。本因坊戦の七番勝負は初めてなので、楽しみです。

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