(前置きが長いので、おいおい加筆修正します。)
これまでの経験もふまえ、今年一年の再受験生を観察していて、この文章が一番書きたかった核心になります。
単刀直入に言えば、「予め、受ける模試を”到達目標”と共に宣言すること」そして「自己採点と返却結果をセットで公開すること」の2点です。
成績の良し悪しを問わず、なかなか思うような結果を残せない優秀な再受験生は、これができていない。
センター試験なり志望校なり、過去問と向き合った時の自分の肌感覚を最も大切にすべきなのにもかかわらず、いつしか商業模試の成績判定に自らの思考を絡め取られてしまうからです。
「ブログに費やす時間やエネルギーがもったいない…」ええ、その通りだと思います。
「義務でもないのに、なぜ自ら恥を晒して、傷付かなければならないのか…」確かに、必要ありませんよね。
「受験する本人が分かっていれば、それでいいではないか…」まさに、仰る通りです。
人間、自分に甘く、他人に厳しいもの。
思っていることをいざ形にしようとして、初めて現実の困難さを実感するものです。
それは、あなたとて例外ではないはずです。
いかんせん、山あり谷あり長丁場の受験生活では、今の自分を一年間通して保てないんですね。
そうすると、平静なら無縁の「正しい向きなのに、よそから見たら誤ってみえる」「誤った向きなのに、よそから見たら正しくみえる」の罠ついついハマってしまいます。
ガチンコ!_勢か否かを問わず、私が何年かフォローしてきた再受験ブロガーの明暗を分けたポイントはそう。
「自己評価と客観評価のズレが小さいこと」につきます。
(「いや、そもそも、ブロガーのレベルが低ければ、いくら自分を客観的に見つめる能力が高くても、結局は受からなくね?」というツッコミは後ほど)
一見パフォーマンスにみえる、ネット受験界の「晒し」と呼ばれる行為は、なかなか道理にかなっています。
しかし、真理を見失ってフォーマットを崩せば、それは全く意味をなさないどころか有害です。
ある時期がくれば、きっと私(たち)の言葉の真意はあなたに届くと信じていますし、それを過去の先輩方は証明してくれています。
自分を、そして私たちを信じて、日々を綴って下さい。
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2.日々の記録のまとめ方
あなたの一番の見せ場、それは日々の記録プレゼンです。私たちはあなたに、何の変哲もない、一般のPDCAフォーマットを求めます。すなわち、
□ P(lan):何を目標に、どの模試を受けるか?
□ D(o):いつ受けたか?
□ C(heck):手応えはいかほどか?
□ A(ction):どのように修正して、次に繋げるか?
です。それぞれについて簡単に説明しましょう。
<続く>