2018年10月27日

本協会理事の大坪さんは、様々な地域活動に取り組んでいますが、その取り組みの一つに神奈川県立鎌倉高校の生徒たちによる「協働メニュー」の取り組みがあります。

この取り組みの概要については、昨年の日本ボランティア学習学会(大分大会)の第1分科会で、既に大坪さんから発表が行われています。(詳細は第1分科会のリンクファイルをクリックしてください。)

このほど大坪さんから、18年度の活動の模様を寄稿していただきましたので、ご紹介します。

   神奈川県立鎌倉高校「かまくら学」の
   「協働メニュー」の活動報告


2017年「日本ボランティア学習学会」で事例発表をしました、鎌倉高校の「協働メニュー」の活動は、今年度も1年生
360名を対象に40のプログラムが提供され、夏休み中の活動を中心に取り組まれています。

今年度の新規活動を紹介します。

「防災ハイキング」という活動です。
鎌倉で子育てをしている若いママたちが地域を知って仲間を作り市民活動や地域活動への参加をしていこう、という活動を推進している「かまくらっぷ」というボランティア団体が主催しているイベントです。

9月29日(土)開催。20人の生徒のほか、団体スタッフ・江ノ電のスタッフを合わせ、約30人が参加して行われました。

海に面した江ノ電に乗車している時に地震が発生した、という設定で避難路を歩く、というハイキング。
地域の人になじみの交通機関ですが、普段は観光客も多く、「いざ」の時には地域の住民と通学に使う高校生が避難についての知識があるかどうかが問われることになります。

鎌倉1


江ノ電の駅に「避難マップ」が設置されていることを知らない人も多く、ハイキング後のワークショップに参加した高校生からは「実際避難するときには狭くて道が分かりにくいと実感した」「この前の地震で小学生がブロック塀の下敷きになって亡くなったので、崩れそうなブロック塀が気になった」「自分たちが毎日の通学に使う江ノ電でもしものときに率先避難をすることができるか」とか、「災害を想定して知っておきたいことだった」などの発言がありました。

鎌倉2


鎌倉3
防災教育、という目的だけでなく、みんなで景色を眺めたり史跡に立ち寄ったりと、あいにくの雨の中ではありましたが、まち歩きをしながら地域を知るという楽しみもありました。

また、翌日のNHK首都圏ニュースでも紹介されました。

鎌倉4


「かまくら学」の協働メニューの活動は、総合的な学習の時間のカリキュラムの中で行われていますが、地域学習という面と市民教育という両方の側面があります。

活動を続けていく中で地域の方々の反応も高校生が活動に参加する、ということで自分たちの市民活動が活性化する、と積極的に受け入れてくださるようになってきています。

高校生達にとっての学びとともに地域の活性化につながる活動になるのではないか、と思います。
                          (大坪直子)







v_learningv_learning at 14:13│コメント(0)地域活動・青少年活動 | 会員の活動

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