台湾の李登輝元総統は、桃園県の国立中央大学で 「新時代の台湾人―私の脱古改新」と題する講演を学生たちの前で行った。

「皆さんは台湾の未来の希望。若者はいかに自我を超え、新時代の使命を担えるか」
と語った。

最後に質疑応答の時間で、中国からの交換留学生が質問をし、尖閣諸島の話題に…。

李登輝と中国人留学生の質疑応答の翻訳をご覧下さい。
 
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中国人「両岸問題に関して若者は何ができるでしょうか?」

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李登輝「(良い関係を維持したいなら)台湾はオレの物だ、あれはオレの物だと言った話はしないことだ。台湾は中国の一部と言わないことだ。」

会場:拍手喝采

李登輝「台湾は中国の将来の民主化の基礎となる、(中国の)上の言うことは信用しないように。」

中国人「蒋介石や蒋経国の後継者であるあなたは、なぜ彼らの思想に背いたのか?」

李登輝氏はそれには正面から答えず、再び中国で改革の失敗が繰り返される歴史に触れ…

李登輝「中国は改革が必要だ。一番大切なのは民主主義を根を植えること。」

中国人「中国はずっと進歩し続けている。ずっと改革が続いている。」

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李登輝「あなたに教えてあげます。尖閣諸島は日本の領土。」

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李登輝「尖閣諸島が中国領とか台湾領と言うなら、証拠を持って来い。」

中国人「あなたは尖閣諸島は日本の物と言うが、私はあなたの意見を聞かせて欲しい。」

李登輝「清朝が台湾を日本へ割譲する際、尖閣諸島は台湾に属していなかった。」

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中国人「国民党も尖閣諸島は中国の一部と言っていますが?」

李登輝「中国人の思想は証拠がない場合が多い。もし日本領ではなく、台湾、中国の物と言うなら、その証拠を出してみなさい。歴史の真実を知って下さい。」

中国人「李登輝さんの講演を聞いていると台湾は各王朝から捨てられ、管理されなかったかの印象を受けます。しかし、三国時代の東呉の歴史には台湾の記載があり、元も澎湖に巡検使司を置いていました。清の劉銘伝時代から、開発が始まったわけではない。台湾は古来中国固有の領土です。」

李登輝「台湾人は元々どこからも管理されていなかったのだ(中国の領土ではなかった)。台湾の歴史を理解しなければだめだ。台湾人は可哀想なのだ。(外来支配を受け続けた)悲哀がある。なぜかわかるか。」

中国人「日本が長く統治しすぎたから。思想などに影響を与えたから。」  

李登輝「日本は台湾を近代化したのだ。これを否定してはいけない。」

中国人「台湾の近代化は米国の影響だ。」

会場:ブーイングの嵐。

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最後は、李登輝が「そんなに台湾史に興味があるか?」と中国人留学生に問い、台湾史に関する書籍を留学生に贈るとともに、自身の名刺を渡しました。  李登輝氏がこのとき若者に伝えたのは「真実を知れ」と言うことです。


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