2006年10月

2006年10月31日

【号外】ついに100人突破!!

訪問者数
[10/30]の訪問数: 106

↑↑↑↑↑↑

ちょっとビックリしちゃいました。

ついに100人突破です。

年内目標達成です
有言実行ですね(笑)

皆さま、本当にありがとう(涙)

これからも頑張ります

valenza1 at 00:03|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

私の履歴書その5【最終回 お仕事編】

イタリアでのドルチェ・ヴィータを終え、住まいを引き払い、再び日本へ大荷物の引越し。

東京にもイタリア料理教室ジャルディーノを開いた。まず、日比谷線の神谷町に。

東京半月、名古屋半月の生活が始まる。

階段で5階、エレベーターなし、というスゴイ物件だったが、キッチンスペースが広かった。
本当は広尾で物件を探していたのだけれど、広尾から地下鉄で2つ目、駅の真上という利点が良かった。

すぐに3年後、今の広尾に教室を移すことになるのですが。

広尾には大使館が多く、外国食材の豊富なナショナルスーパーや明治屋、ちょっと車でいけばNISSINという食材調達に欠かせない店へのアクセスが良い。

この頃、この手のプライベートサロンの教室が、あちこちに出来始めている頃だった。今もそのブームは加速度を増しているようだ。
でもHPという媒体ができたことで、イタリア料理教室ジャルディーノの知名度も徐々にUPしてきた。

イタリア料理教室をやっている関係で、レストランの立ち上げや、食器のコーディネート、メニュー開発などの仕事が舞い込むようになる。

人のレストランの立ち上げを数軒手伝っていたら、だんだんと自分でもレストランをやってみたくなったし、自信もついた。

そこで、六本木に、30坪の『リストランテ・ヴァレンツァ』をオープンした。これもイタリア時代の友人たちの多大なる尽力のお蔭だった。

同時に、出版の話も持ち上がり、約100メニューを載せた、初著書のレシピ本
『岸摩弥子のイタリアン92』を出版した。
3日間で100メニューを撮影するという激ハードな撮影でしたが、持ち前の体力で乗り切った。

同じ頃、名古屋のイタリア料理教室も実家から、名古屋市栄という繁華街へ移した。
同じ年、東京のイタリア料理教室も神谷町から広尾へ引っ越した。

事を一気に進めた上に、TV番組の撮影も毎月のようにこなしていたから、本当に忙しく、寝る間も無い程、忙殺された日々。

何故これがこなせたのかと言えば、その頃私には勢いがあって、とにかく前に向かって走っていける気力と体力があったから。
一生走り続けるなんてことはないのだから、頑張れる時には頑張っておいた方がいいという気持ちだったと思う。
出会いやチャンスやタイミングもあると思う。
乗れるだけのウォーミングアップはしておいたほうがいいのかもしれない。

その頃出会った、名古屋のお料理教室を手伝ってくれた戸田和寿子ちゃんは、私が出会った中で最初の素晴らしいアシスタントだった。
アルバイト募集もしてない頃の話で、自ら売り込みに来たという意欲的な女の子。
その後、イタリアに魅せられて、イタリアへ渡り、今もイタリアで生活する彼女は、この時、実によくフォローしてくれて助けられた。とても感謝しているし、今も大好きな大切な友人だ。

これが、私の人を雇うという初めての経験。

その後レストランやイタリア料理教室を通して、実にたくさんの方々を面接し、雇用し、一緒に仕事をしてきたけれど、本当に人が財産だということを、骨身にしみて、感じるように。

経理やマネージメントなどの仕事も、すべて一人でこなしていたため、忙しく、全てが完璧にこなせなかったストレスはあったものの、多くのことを学ぶ良い機会になった。

どこかに弟子入りするか、店に勤めるのが、近道だろうが、私は、あっちに頭をぶつけ、こっちに頭をぶつけと、すべて独学という遠回りをした。
だからこそ、これからの人たちの質問にはなるべく応えたいし、もっと近道を教えてあげたい。遠回りも捨てたものじゃないけれど(笑)。

レストランを閉じることになり、再び私に時間ができた。
軽井沢で、ジュエリーを作り、東京と名古屋でイタリア料理教室をするという生活。

今も、3箇所の移動で、いつも何処にいるかわからない私に、
『忙しそうだね〜』と言う人もいるけれど、
今の私にしてみれば、どうってことない。

あの頃に比べれば、今はものすごくゆったりとした日々だ思う。

とは言っても、日々の事務作業に忙殺される時もたまにあり、バタバタした姿をお見せすることも(笑)。

物づくりというのはゆったりとした心の余裕があって、創造出来るものだから(理想だけど)、これからはこの時間をなるべくジュエリーに注ぎたいと思っている。

この時間も東京と名古屋でイタリア料理教室ジャルディーノを支えてくれる、気のいいスタッフがいるお蔭に他ならないと、日々感謝している。
時間が出来たお蔭で、料理教室の生徒さんの方々とのコミュニケーションがとれるようになって、さらなる人という財産が豊かになりつつある日々だ。

長いことオーダージュエリーでやってきたけれど、このところ、工場生産ベースのジュエリーデザインという選択肢もでてきて、これからのデザイナー人生の道の進め方をじっくりと模索中の毎日です。

イタリアから戻って仕事を始めたのが10月30日
会社の創立記念日が平成11年11月11日
神谷町に料理教室をオープンしたのが10月30日
なんだかいつもこの時期が私の事始なのかもしれないなって、
ちょっと思いました。

最後まで読んでくださってありがとう。

2006年10月30日 岸 摩弥子


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2006年10月30日

私の履歴書その4【ドルチェヴィータ編】

日本に帰国が決まってからは、日本での仕事の企画で胸が浮き立つ日々。

形から入る私は、アトリエのネーミングを考えたり、機械や道具を買い揃えたり。
だからイタリアからの引越し荷物は大変だった。

そしていざ日本へ。
すると急にはそんなにやることがない。暗中模索の日々。
今思えばその時こそ、いろんな下準備ができた貴重な時間をたくさん持った私だったのに。とその時の時間を返して欲しくなることがある(笑)

工房を整え、ジュエリー作りを始める。
名古屋の実家の家の前にちょこんとかわいい看板を置いて。

するとそれを地元新聞社発行のミニコミ誌の記者が見つけてくれた。
地元では読者率の高いそのミニコミ誌の評判で、お客様がついた。

それまで親戚、友人の紹介のお客様の依頼でなんとかやっていたところ、
初めての外部のお客様。

そうは言っても、かかりきりになるほどの忙しさではない。

ジュエリー工房と一緒に掲げていたのがイタリア文化教室の看板。

ご近所の人にイタリア語とイタリア料理を教える教室としてのスタート。
本来、ジュエリーのお客様を増やすための、広告宣伝の目的で始めたから、お教室での儲けは度外視。

それよりもイタリアのことでは伝えたいことがあまりにも多く、ある種の使命感のようなものでやっていたのかもしれない。
ミニコミ誌の記者の方にイタリア文化教室の方も取材させてくださいと言われて、記事になったら、少しずつ生徒さんが増え始めた。

そこでさらなる一撃
私って、なんてイタリアのことを知らないのだろう

教えるという立場になって初めて知った、自分の無知さ加減。
留学中はそれこそ勉強ばかりで、イタリア中を旅して周る余裕なんかない。
旅行はイタリア国外ばかりだった。

日本でイタリア料理を教えるということは、イタリア全部について知らないといけない。言うならば、私をイタリア博士かなんかだと思って、みんなは聞いてくるからだ。

その期待に応えなければならない。と日々思いは募る。
そして再びイタリアの地を踏むことに。
今度は大好きだったフィレンツェに飛んだ

その頃はもう仕事を始めていたから、フィレンツェに居を構え、夏2〜3ヶ月、冬1〜2ヶ月というペースで、日本とイタリアを行き来しはじめた。

イタリアの住まいはアルノ川沿いのフェラガモのビルの並び。
窓からはポンテベッキオが見えるし、それはもう酔ってしまうほどの景色。
創作意欲も湧くし、思いっきり気分転換にもなる環境。
ここへたどり着くまで実に何回もの引越しをしているのですが(笑)

昼は石留め職人のところへ通い、夜はイタリア在住の友人たちとフェスタ(パーティー)三昧。今思うと、留学中とはちがって、最高に楽しい毎日。
私の人生の中でまさにドルチェ・ヴィータ(甘い生活)の期間である。

そんな中で、イタリアに料理修行に来ているコック達と知り合うことになる。
そこで、イタリア料理のさらなる奥深さを知る。

最初はレシピを何個か仕入れては日本へ帰るということを繰り返していたが、だんだん、イタリア全土の料理に興味が湧いて、地方地方の料理の特色がこんなに違うのかということを、旅を通じて知った。

これは大変なことになったなと。

自分の足で、イタリア中を歩き、各地の名物料理を調べては食べて歩く。
気に入ったレストランでは作り方を教えてもらうなどの日々を、夏、冬と
イタリアへ行くたびに繰り返し、イタリア全土の料理の特徴について、調べ始めた。
これは現在も引続き研究中のテーマです。

イタリアと日本を行き来する日々の中で得たものはすごくたくさんあって、その中で一番大切なものは友人。

ジュエリーでは、銀座で十数年活躍する大先輩とイタリアで出会いすごくいい影響を受けた。
その頃からオーダージュエリーを専門としてやっていた私は、まだ個展を開いたことがなく、自分の作品の色というものを持ってなかった。
すると、何でも屋さんのように、お客様の言うままに何にでも対応しなくちゃならない。そうすると、デザイナーとしては、矛盾して、壁にぶち当たることも。
そんな悶々とする私に解決の糸口を与えてくれた。

後にその彼女も交えてフィレンツェでジュエリーと絵画のグループ展を開くことになる。

イタリア料理のコック仲間もとても大切な友人。
類は友を呼ぶで、周りはあっという間にコックだらけに。
パーティーを開けば、昼からまかない食まで作る力の入れよう。
各レストランに潜入してるから、情報も入る。
一緒に手伝うから作り方もおのずと覚える。
そんなこんなで、とっても勉強させてもらった。

そして、とうとうお料理教室を東京にも開くことになったのです・・・・・つづく



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2006年10月29日

私の履歴書その3【帰国決意編】

イタリアはピエモンテ州ヴァレンツァにそのジュエリー学校はある。
国立の美術学校でベンベヌート・チェッリーニという伝説級の彫金師の名前がついている。

入学試験は外国人向けのイタリア語テストで、何とか無事合格。
入学登録料を支払って、授業料の連絡を待つこと一年。
授業は始まれど、一向に催促が無い。
あとで聞いた話によると、国立の学校は外国人はタダとのこと。
あ〜芸術に寛大なイタリアに感謝

フィレンツェの3ヶ月で快楽にまかせてお金を使い切った私はここから試練の仕送りの身となるのです。

ピエモンテの寒さは厳しく、尋常じゃない。
北国で育った経験もない私には寒さだけでも試練。
おまけに学校はジュエリーの勉強だけではなく、
国語、算数、理科、社会、おまけに体育まであったのだ。

連日連夜、翌日の授業のところの教科書の該当ページを翻訳し、
宿題(幾何学図法やデザインなど)をこなし、
人生でこれほどまでにちゃんと勉強したことはなかったかも?
というくらい、机にしがみついていた。

でもテンションっていうのは途中でやっぱりプチッといっちゃう時もある。
一週間学校をズル休みし、パリに逃亡したことも。
でもやることといったら、パリ中の美術館を朝から晩まで見て歩くこと。

帰ってから先生に叱られるかと思いきや、

『それはいい勉強をしたね。』

と褒められ、イタリアの教育方針にこれまたビックリ。

100年に一度、レオナルドダビンチがでればいいのだそうだ。

課題があまりにも簡単だったので、勝手に別のモチーフにトライしていても、先生は怒らない。出来がよければ褒めてくれる。

そんなカルチャーショックを受けながらのヴァレンツァ生活も後半、やや焦りを感じる。消費し続ける身に焦りを感じたのだ。

日本を出発する前はジュエリーを仕事に、などという大それた考えはまるでなく、

『朝から晩までジュエリー作らせてくれる学校がある

それなら行きたい!!という軽い気持ちだった私に転機が訪れた。

日本に帰って、これを仕事にしようと。

イタリアに何となくいると、帰国のタイミングが見つからず、帰れなくなるという人をいっぱい知っている。
その頃、もっとイタリアにいて、別の学校に転校するという話や、帰国して、仕事をするという選択肢で揺れていて、かなり悩みましたが、私は思い切って、帰国を決意。

その前にやり残したことが一つだけあった。
留学中に行ったパリで感じたことになるけれど、フランス語はイタリア語と単語はもの凄く似ていて、メニューをみてると、意味はわかるけど、発音がわからないために通じない。
話したいのに!!というジレンマを何度も経験した私は、とてもフランス語が勉強したくなったのだ。

辞書をとりにだけ、ちょっとだけ日本に帰り、すぐにフランスへと旅立った。
パリに1ヶ月、ニースに1ヶ月住んでフランスの語学学校へ通った。

今でも、そんなフランス語経験が料理メニューを理解する上で、イタリア料理においても、とても役に立っている。
料理の技法をとてもシステマティックに確立しているフランスの言葉は、世界中の料理にたくさん出てくるから。

それで心置きなく日本に帰国。

そこからはまた暗中模索の日々がつづくのです。・・・・つづく



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2006年10月28日

私の履歴書その2【イタリア編】

6月のボーナスをもらってすぐ旅立ったので、夏真っ只中の7,8月をフィレンツェで過ごした。最近あまり思い出すことも無いけど、あの冷房もないイタリアの暑さといったら・・・

最初の3ヶ月はフィレンツェの語学学校(私立)へのつもりが、ジュエリーの学校が9月に始まるとの連絡を受けて結局、語学学校は2ヶ月で修了するのですが。

いきなり2ヶ月間のイタリア語学校だけで、大丈夫なのか?との質問はよくあります。
はっきり言って、3ヶ月あれば誰でも、日常生活は大丈夫です。
日本で半年イタリア語を習いましたが、週1で一回2hでは文法くらいしかわかりません。
長い間英語を教育されてきた日本人としては、日本のイタリア語の先生に、

『1年くらい、語学学校に通って、それからジュエリーの学校にいきたいと思います。』

と相談したところ、

『語学学校は3ヶ月で充分だから、すぐにジュエリーの学校にいきなさい

と言われました。

どうしても信じられなかった私。
でも今考えると、先生の神の一声がなければ、私は相当な時間を棒に振ったことでしょう。(感謝)

2ヶ月でどれだけの語学力がついたかというと、(身振り手振りも含め
ジュエリーの学校がある、街の不動産屋さんに電話で
アパートを用意しておいてくれるよう頼めるくらいです。

ちなみに私が行った語学学校の1ヶ月先輩は一緒にいった市場で冗談をいいながら、
買い物してました。

冷房もない、時刻表も複雑な不便なイタリアで、これだけのめんどくさい思いをして、自分の意思を貫けたのは、ひたすら、最初から持ち続けた

『熱い気持ち』

それだけです。

これからイタリア留学やその他の人生における重大なイベントを計画中の皆さまに申し上げたいのはこの『熱い気持ち』を持ち続けて欲しいということかしら。

鉄は熱いうちに打てです。

時を逸してしまえば再びその気になることはもう無いかもしれないのです。



とはいえ、ここはイタリア。

買い物天国、食天国。とにかく楽しいこともいっぱい

語学学校付属のお料理教室は
初めて私にイタリア料理を教えてくれた。
お料理を習う、という体験をしたのも、ここイタリアが最初。

だから今でも私の料理のスタイルはすべてイタリアが基本。

本来、ここは外国での一人暮らしが始めての学生にむけた、
言わば『生きていくためのイタリア料理教室』。

スーパーに行って、何を買ったらいいかわからないような、
学生までいっぱいいるから。

ここで2発目の一撃
そのお料理の教え方のすっごいラフなスタイルは目からウロコ。

素敵なイタリアの田舎風のキッチンで、
いかにも、イタリアのマンマ風といった先生が、
まな板も使わずにナイフ一本で
トマトをあっという間に、細かくきって、
ボールに放り込んでいく。

ワインを飲みながら、豪快に笑って。

それでいて、出来た料理は、
本当にまさにイタリア料理だー
っていう美味しい料理なんだから。

生徒はみんな、イタリア料理が最終目的なわけではないので、
参加態度のゆる〜い感じが、またいい。

今思えばイタリア料理に携わることになるきっかけはココなんだけど、何の気負いもなく、生きていくために作っていたイタリア料理であって、いかにも自然に私の中に侵食していったのでしょう。

でもまだその頃の私は、次に行く、ジュエリーの学校のことで、期待と不安で頭がいっぱいだったのです。
なんと入学試験があるという・・・・つづく


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2006年10月27日

私の履歴書その1【留学決意編】

日経新聞に、私の履歴書というコラムがあるのをご存知でしょうか?

あちらとはレベルが相当違いますが、私の経験をお話することでお役にたてるなら、と思い、こんな題名。

『教室を開きたいのですが・・・』
『今の教室を開くにあたって、どのような道を歩まれたのですか?』

という質問が最近やたらと多いのです。

なるべく一人一人にお返事を出していたのですが、もう対応しきれないくらい、その手のメールが来るように、生徒さん方から相談を受けるようにもなったので、ついにブログ上で私の経験をお話することに。

今までTV番組や雑誌取材、Webなどで、プロフィールをお話しなければならない機会は数えきれないくらいありましたが、

その度に『どうだったっけ?』と考えさせられる場面があって自分でもびっくり。

ただ単に、どこで勉強してどこに住んで、とかじゃなく、

『その時どういう思いでそこへ行きましたか?』

とか、

『その時一番大変だったことはなんですか?』

とか、質問はかなり突っ込んだところまで。

そうなると、もう『どうだったっけな〜』と思い出さなくてはならないわけです。

でも質問者の意図は、まさにそこにあり、たんにプロフィールみればわかることは、聞いてはいないのよね。

というわけで、なるべくそういうところを含め、お話していきたいと思います。

大学卒業してからOL生活をしてたというと大抵の人がとても驚く。
それもそのはず、辞めてからの方が長いから、お気楽人生っぷりが身に染み付いてしまったのでしょう。

大学は大阪教育大学というところで小学校の先生になるための勉強をしていたから、今の職業とはぜんぜん違いますね。
卒論は専門が保健だったので、コーヒーに関する研究。こちらはちょっと食にかかわるかも?

そして時代も時代、親のコネでさらりと商社勤務が決まり、勤め始めて1年目の12月頃、会社生活にも余裕ができて彫金スクールに通い始める。

そこでまず最初の一撃
2時間があっという間に経つ。
世の中にこんな楽しいことがあったのかと開眼。

ここからは省略して、いつもはイタリアの学校に話は飛ぶのですが、今回はじっくり書きます。

OL2年目。仕事は事務職で、ルーティンワーク。すると慣れる=つまらなくなる、というお決まりの図式に私もハマり、転職活動をすることに。

転職活動をするうちに、自分を見つめなおしたのでしょうね。
単に気分を変えるための別業種への転職か?キャリアアップか?結婚か?
当時の私は若かったのに年齢へのもの凄い焦りを感じていたような気がします。

OL3年目、私は転職ではなく、学校へ行くという道を選んだのでした。
当時、選択肢は2つあり、アメリカのGIAかイタリアの国立美術学校。

言葉の壁もありましたが、そんなことは大した問題ではありませんでした。
当時クラッシックなデザインが好きだった私は、歴史的建造物のたくさんある、イタリアを感覚的に選びました。

そこからが大変。その頃はE-mailの時代ではなく、ひたすら、手紙を出す。返事が来るのに2ヶ月待つ。そんなやりとりでした。
今でもそうですが、私立の学校だったら、ビザだけとってそのままお金持って旅立てばいいのですが、国立の場合はちょっとちがう。

まず、イタリア文化会館というところを通して、履歴書をイタリア語で作る。
高校、大学、彫金スクールの卒業証明書を法定翻訳し、はたまた予防接種の関係で母子手帳まで!!!
それを大使館を通じてイタリア本国に送り、返事をまつ。
日本にあってもそこはイタリア。夏には担当者が1ヶ月バカンツァに入り、連絡がつかなくなる。

そんなこんなをしていたら、入学手続きに1年もかかった

それはそれで、当時の商社の給料は高かったので、その1年間で貯蓄額は300万を越し、充分な体力がついた。

まあこのお金も最初の3ヶ月で使い果たすことになるのですが(笑)・・・・つづく



valenza1 at 11:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 私の履歴書 

2006年10月26日

また遊んじゃった

昨日はトークショーを聞きにいった後、深夜のパーティーに呼ばれていたので、青山へ。

その前に軽い食事をしがてらの待ち合わせということで集まったのは、グラフィックデザイナー、元ラルフローレンのデザイナーのフランス人、イタリア語ペラペラのブラジル人オペラ歌手など続々。

そして、とあるクラブへ。

フジTVの宮川もくるからと言われたけれど、

誰それ?とピンと来てなかったわたくし。

そしてあらわれた方を一目見るや、キャ〜失礼しましたぁ

フジTVのニュースキャスターや、バリバリバリューでおなじみの宮川俊二さんではありませんか

しかもお隣に座り・・・続きを読む

valenza1 at 12:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0) パーティー 

2006年10月24日

落ち葉舞い散る軽井沢

ぐっとくるこの季節。

写真の整理をしながら、ふと窓の外に目をやると、

ハラハラと落ち葉が散っている。

庭とデッキに大きな紅葉の葉がいっぱい。

落ち葉2落ち葉1








夏の庭でのティータイムが一番のお気に入りだったけれど、

この秋の風景もまけてない。

落ち葉が舞い散る様子をしばしボンヤリ眺めているのも

なかなかいいもんです。

イタリアの夏のひまわり畑の真ん中で、

この前軽井沢にも来たイタリア時代の仲間と

大はしゃぎしていた写真がでてきて、

思わずニンマリ

のどかな午後

訪問者数
[10/23]の訪問数: 73

月曜の訪問者、ほぼレギュラーになってきました。

valenza1 at 01:43|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 軽井沢のこと 

あなたは右?

常日頃、自らの嗅覚を自慢しているわたくし。

実は私も・・・という方々を何人か知っている。


話は変わるが、とあるTVでやっていたとか何とかで、

腕組みをした時、右下で、かつ、手を組んだ時に右手が下に来る人は、

行き当たりばったりで、周りを巻き込み、心配させまくるのだそうだ。


『あんた絶対、両方右でしょ』と言われたわたくし。


すみません

悲しいかなその通り


『やっぱりね。そういう人への対処法はね、“放って置く”、なんだってさ。』


と見放されたわたくし


たしかに、いつもドタバタですっちゃかめっちゃか

そうは見えない〜

なんて言ってくれる人もいるけれど(ありがとう

自分で一番よくわかってる。


すると『僕も同じです。』との声。

腕組みも右、手も右、いつもドタバタなんだそう。


でも決してそうは見えないこのお方、

外資系証券という忙しさに加え、毎月のようにヨーロッパ出張をこなす

“出来る男”なのである。

(余談ですが、出張は“ファーストクラス”というゴ〜ジャスさ〜ん


このお方も、なんと自らの嗅覚に自信を持ち、星座も血液型もわたくしと同じ。


へぇ〜、似てるかも


と勝手に優秀なこの方との共通点を見つけ、勘違いするわたくし

反省の色なし・・・・



valenza1 at 00:01|PermalinkComments(7)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

2006年10月23日

ブラック・アゲート

ひと足先に秋冬ファッションを楽しむために軽井沢に来ました〜な〜んちゃって。

でも早々と買った、秋冬物、早く着たいじゃな〜い

軽井沢は恐れていたほど、寒くなく、コートやちょっと厚手のニットが着られてちょうどいい

最近、大玉の石がゴロゴロしてるアクセサリーのネックレスがやたら流行っているので、ジュエリーの出番がない

でもジュエリーやってる私としては、プラスチックのネックレスするわけにいかないから、今年の秋冬流行のネックレスを本物の天然石で作りました
これ、ぜ〜んぶブラック・アゲート(黒瑪瑙クロメノウ)

アゲート












実はゴ〜ジャ〜ス

でも写真映りがいまいちだな・・・











valenza1 at 00:01|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ジュエリー 

2006年10月22日

2006年10月贅沢ワイン会5

何だか訳がわからなくなってきた

先月のワイン会の報告はしたんだったっけ?・・

子羊ちゃんブログがとても詳しいので紹介させていただきます。
⇒9月ワイン会
⇒8月ワイン会

というわけで、今月のワイン会は、先月のフリウリ・ベネチア・ジューリア州つながりで、トレンティーノ・アルトアディジェ州の最近注目の2本とトスカーナ州、スーパートスカーナを飲みました。
お宝ワイン3本立てですね。

9月ワイン会

左から
Granato 〜Foradori〜 2001
San Leonardo 〜San Leonardoi〜 1999
IL BLU  〜La Brancaia〜 2001 





Granato 〜Foradori〜 2001

地場品種テロルデゴ100%のワイン。
ワイナートの北イタリア特集にも載って注目をあつめている。
この女性オーナー、家業のワイナリーを継ぎ、根性で10年かけて大改革を果たした。結果はいかに。
その名はグラナート、ざくろって意味なんだけど、
色はとても濃く濃く、紫色がかったまだまだ若々しい印象。
とても甘く煮詰めたような香りで個性的なワイン。

San Leonardo 〜San Leonardoi〜 1999

カベルネソーヴィニョン60%カベルネフラン30%、メルロ10%
といった感じで、典型的なボルドーブレンド。
このオーナー、大貴族だから、3億円のレーザーのブドウの枝きり機なんか導入しちゃったりという大盤振る舞い。
あのサッシカイアで醸造家のアシスタントをしていたことも。
たどればインチーザ家とは、このゴンザーガ家、親戚関係であるらしい。
1999年だったこともあり、とても美味しかった。
香りは華やかに立ち上り、よく熟成されたふくよかな味わい。

IL BLU  〜La Brancaia〜 2001 

Sangiovese50%, Merlot45%,Cabernet Sauvignon 5%
スーパートスカーナのイル・ブルー。
かのNY高級イタリアン『イル・ムリーノ』で毎晩、イル・ブルーがバンバン開くというウワサは何年前のことだったか。
やはり、非常に濃い濃い、ややガーネット色がかった赤紫色。
香りは大好きなサンジョベーゼとまた何か違う感じの香りも。。。
鼻をすますと、(耳をすますとのような)奥から感じるとてもパワフルかつフレッシュでジューシーな刺激的な香り、、、、、、と記憶をたどると、
むきたての巨峰の皮の内側の紫部分のトロピカルな香りが。
おっとブドウは禁句だ。
とにかく、熟成しはじめているにもかかわらず、そんなフレッシュ感をも残す、スゴイワインだな〜と。舌触りはなめらかに、タンニンも良くとけこんでいてやわらかなビロードのような口当たり。香り味ともに良し。
ブランカイヤのラインナップはこのイル・ブルー、キャンティクラシコ、トレの3つだったのが、最近リリースとなった、イラトライアが話題を呼んでいる。
今度、飲んでみたいな
↓↓↓
IRLATRAIA 2002 / LA BRANCAIA
イラトライア 2002 / ラ・ブランカイア
カベルネソーヴィニヨン60%、サンジョヴェーゼ30%、プティ・ヴェルド10%。

その後のお食事の話題は・・・・・
わたくしの周りの寅男列伝。
寅男の共通点は・・なんて話し始めたら、何と出席者の2人が寅男だった(笑)
そのため、私の貴重な経験的統計学は見事に打ち砕かれたのでした。。。。
今年のX'mas会は石田○一をゲストに迎えて、恋の空騒ぎでもやったらどうだとか、言われちゃいました

今夜のお料理

ジャガイモとアジアーゴをパンチェッタでインボルティーニ

ラグー・ボロネーゼをマルタリアーティで

宮崎牛霜降りステーキの赤ワインソース、温野菜添え

モンテ・ビアンコ(仏語でモンブランね)


うふふ。サービスするのに手一杯で写真とるの忘れたのことよ。
ごめんなさい。

あ〜お腹いっぱい。

明日は朝からレッスン。






valenza1 at 01:25|PermalinkComments(4)TrackBack(0) イタリアワイン会 

2006年10月21日

ガルガネッリ

イタリアから小包がとどいた

ワクワクワクッ

ガルガネッリ1







ジャ〜ン


ガルガネッリが作りたくて、イタリアの友人に頼んで送ってもらったのです。

友人はフィレンツェに住んでいるので、わざわざボローニャ大学に通っている友人に頼んでくれたの。

ガルガネッリはエミリア・ロマーニャ州のパスタだから

クラッセ・マヤコのエミリア・ロマーニャ州特集の時に使おう

ガルガネッリってこんなパスタだよ
ガルガネッリ2









おまけにこんなものも送ってくれた

ALESSI1ALESSI2









何だと思う?

何と、ALESSIデザインのトイレの芳香剤(笑)

おちゃめでしょ

『最近気に入ってるもの』といってこれも送ってくれました

友人はフィレンツェに住む画家で、一緒にギャラリーでグループ展をしたこともあるの。

テンペラ画って知ってる?

イタリアの美術館にあるような、とても古い技法のひとつで、卵に絵の具を溶かしながら描くのですっ。
なんだかスゴイでしょ。

彼女の芸風は動物や、イタリアの洒落た家の窓などが写真のように描かれてる。

近くで見るとものすごぉ〜くこまかい筆で、点画ならぬ、線画?でかかれているの。

私も一枚、牛の絵を持っているけれど、カワイイ

あっネコの家のデザイナー先輩もカワイイワンコの絵をもってたっけ。

ギャラリーに飾られるのかな










valenza1 at 00:01|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 旅行&イタリア関連 | イタリア料理教室

2006年10月20日

ネコの形をした家?

訪問者数
[10/19]の訪問数: 72 ワ〜イ

ヤボ用続きで4日続けて銀座にいくことに。

そんな中、銀座でジュエリーフェア(石の仕入れ)があり、懐かしい方に遭遇。

レストラン始めてからすっかりご無沙汰だった、ジュエリーの大大先輩
会えるかな・・・?とおもいながら歩いてたらやはり、いたいた。

その方、思いっきり派手というか個性的なので、すぐわかる。

何をやってる人なんだろう???という雰囲気が体全体から。

そんなオーラな人だけれど、イタリア時代からのおつきあいなので、私はすっかり慣れいる。

歌舞伎座の裏あたりでお店をやっているんだけれど、そろそろやめるそう。

聞けば歌舞伎座大改造計画で周辺もかなり影響を受けるだろうとのこと。

ご実家に引越すことにしたと、今、ギャラリーのような家を建てているところらしい。

なんと、ネコの形をした家なんだって

ファッションも奇抜だけれど、お家もスゴイことになりそう

何しろ、屋根はネコの耳の形だそうで、両端がピンっと立っているんだって。

そのピンっとたってる、先の方が高さの基準だか建築基準法にひっかかるだとかで、今建築家とのやりとりに少々お疲れ気味。だんな様は疲労困憊で入院したとか。

なにしろ、某大手時計メーカー(聞けば誰でも知っている)元デザイナーからジュエリーデザイナーになったこのお方、

グットデザイン賞、Gマーク知っているでしょう?
あれを受賞したこともあるスゴイ方。

だからデザインにはこだわりが。

家ひとつ作るにもさぞかし大変なのだろうと(建築家の方が(笑))想像しました。

さらに、画家の母、彫刻家の伯父を持ち、そのただならぬ量の遺作を所蔵。

今回ギャラリーのような自宅を建てるのにはこのあたりが引き金になっているそう。

とくに彫刻なんてゴロゴロあって場所とって大変なんだって。

なるほどなるほど。

出来たら遊びに行こうっと





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2006年10月19日

お料理教室は大忙し

さすが秋のお稽古始めかな・・・

特に名古屋(栄)のお教室は続々と生徒さんが入会してくれてついに土が満席になり、体験レッスンの人も入れない状態。(でもなんとかしますが

東京(広尾)も新しい仲間が増え、クラスが満員でもう1クラス急遽増やすことに。

最近調子いいです

名古屋のえりこちゃんも大忙し

みんなで食欲の秋を楽しもうね

最近まじめにお料理教室やってます。

わたくしの登板回数も増え、今月はこんなに作っちゃった。

今月はこ〜んなメニュー

本場ボローニャのミートソース『ボロネーゼ』
北イタリアの『ポレンタ』で作る秋の味覚キノコのクロスティーニ
トスカーナの血も滴るようなミディアムレアな牛肉のグリル『タリアータ』
目からウロコのリッチな『ティラミス』
ミラノ料理の定番、子牛のスネ肉の輪切りの煮込み『オッソブーコ』
つけあわせにはお決まりのサフラン風味の『リゾット・アッラ・ミラネーゼ』
トスカーナの栗の粉のお菓子、素朴な『カスタニャッチョ』
トスカーナパンが恋しくなる『トマトのブルスケッタ』
ナポリの娼婦風『プッタネスカ』

私にとっては久々なメニューもあったりと懐かしのレッスンとなったのでした。
レストランではあっても頼まない超定番メニューも自分でちゃんと作ってみると、こんなに美味しいのかって、嬉しいこと言ってくれちゃう子羊ちゃんたち
頬張る姿のかわいいことといったら・・・・・
抱きしめたくなっちゃうくらいなのです



valenza1 at 02:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

2006年10月18日

子羊ちゃんのゴージャスライフ♪

お教室に通う子羊ちゃんたちに

『なんかいいことな〜い

と、毎回、単なる興味本位で聞くわたくし。

すると子羊ちゃんたち、次々とゴージャスライフを披露・・・・・


ポルシェのカイエンのオーナーズクラブがあるそうで、

ウチの子羊ちゃんから数名、クルーザー遊びのご接待を受けたとのこと。

いいないいな


そんなクルーザーという響きが覚めやらぬ頃また、

子羊ちゃんの一人は何と一級船舶の免許を持っているとのお話。

ふわぁ〜スゴイ

試験の前日、55人乗りのご友人のクルーザーで練習したそう(笑)

ゴ〜ジャスな練習だこと

ちなみにこのクルーザー2億○千万だそうです。はぁ〜


広尾スタジオも栄スタジオも近頃ゴルフはやってます

ジャルディーノでゴルフ部作れそう(笑)

軽井沢の浅間でゴルフして、かのエルミタージュタムラでお食事デートを満喫されたそう

うらやましい

行かれる前、いくつかレストラン候補をご紹介した中に、

『もしお金持ちの彼と一緒ならエルミタージュタムラをオススメ

と書いたら、ホントに。さてはお金持ちの彼ね。むふふ(笑)


こんな話、たくさん聞いて、あやかりましょう(笑)


ところで私はというと・・・・

ただ今ダイエット中。

また筋トレを始めたし、ゼロKcalのドリンクを買い溜める今日この頃。

なのに、昨日は9時半過ぎのイタリア料理フルコース。

今日の昼は天ぷら屋へ行ってしまった

やる気あんのか?

与える罰は3日間の断食です。

ウソです(笑)ごめんなさい。


valenza1 at 17:32|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

2006年10月16日

10月のクラッセ・マヤコ

今月はベネト州をテーマにして、ベネトのさまざまな特産物やお料理を紹介。

その中から、2品。

バッカラのミルク煮込みトレビーゾ風 ポレンタ添え
バッカラ








ラディッキオのリゾット、アジアーゴ風味
ラディッキオ








そしてワインは
ベネトで私の大好きなAmarone della Valpolicellaはもうすでにレッスンで飲んでしまったので、珍しいものを紹介。

Valpolicellaのripassoです。
リパッソ








AmaroneはValpolicellaのブドウを陰干ししてから醸造したもの。
このripassoはAmaroneのブドウを搾った後のものをValpolicellaのブドウを合わせて風味を移したもの。
ripassoとはri(再び) passo(通す)のです。
Amaroneの味がする(笑)
甘苦くってコクがあって美味しいの。


バッカラはタラの干したものを水で戻して、ミルクで煮込み、グラタン状にしたもの。想像つかないかもしれないけど、出来上がったら、その美味しい風味にみんなヤラれた(笑)

ラディッキオは残念ながら日本ではトレヴィーゾの縦長ラディッキオが手に入らないので、みんな、イタリア行ったら絶対チェックしてね
トレビスとして売っている、丸型ラディッキオを使いました。
赤ワインの色が美しい、ピンクのリゾット。
アジアーゴという地元のチーズを使って仕上げました。
アジアーゴは日本にも入っているのです。
パルミジャーノのような使い方をするけれど、もっと淡白なお味。
溶かすと糸を引くようになるので、
スカモルツァなんか使っても良いでしょう。

葉っぱのランチョンマットを名古屋の教室に持ってくのを忘れたので、名古屋は別の葉っぱを買いました。
テーブル








来月は東京に登場するかも?です。

valenza1 at 22:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イタリア料理教室 

2006年10月15日

遅く起きた朝は・・・

ビックリするほどよく寝た。

ちょっとまえの不眠(といっても寝すぎで夜寝れないだけの)がウソのよう。

昨日は朝から2クラスお料理教室をやって、それから3時からいつものお昼寝。

最近このお昼寝、アラームがなるだけで、お昼寝なんてできる状況じゃなかったんだけど、昨日は朝4時まで飲んで6時に起きたので

その後4時半にアラームがなるようにセットされてるので起きる。

それからは人に言えないくらい良く寝て、具体的には24時間くらい

よく軽井沢に行くと、最初の2,3日は一服盛られた(毒を?)くらいよく寝れるので不思議だな〜と思ってたんだけど。

アクの強い人(毒っ気のある)人と飲んだせいかも。

この間、催眠術の先生に図らずもかつがれてしまった話はしたと思うけれど、

灯台下暗し

なんと昨日の大物、石田○一氏と親友だそうきゃっ

というわけで、ペンディングになっていた飲み会、実現しそうです。

クリス・○プラーも呼んでやるよ〜なんて息巻いていた。

ほほっ

だから女を磨かなきゃ。

これから筋トレに行ってきますガッツ

valenza1 at 13:09|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

2006年10月13日

花金

今日は先日取材を受けたWEBのサイトの運営会社の白金台サロンのオープニングパーティーに呼ばれて行って来ました。

昼間のティーパーティーで、いろんな教室の先生方がいらしてました。

同じくイタリアンの先生ともお友達になって、今度一緒にラ・スコリエーラに行こうなんて盛り上がっちゃいました。

今夜は2人ともお教室の無い日で、

”貴重な夜遊びの日”とこれまた気があってしまった。

恵比寿でお寿司だそうです。。

すると今度は名古屋の生徒さんからメール。

恵比寿界隈にいらっしゃるとのこと。

「オススメイタリアンを教えてください。」

日赤のBingoと恵比寿のDal mattoをオススメしたけれど、予約取れたかな??

私はというとこれから表参道方面へ

最近、世間が狭くなってきたから、目撃されちゃうかも。

今日は大物と一緒にいますっなんちゃって。

valenza1 at 19:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) パーティー | 日記〜ひとりごと〜

2006年10月12日

たまには知的に・・・

生徒さんの中にもファンの多い、バリバリバリュー、昨日の放送を久々に見たら、スゴイことになってた。
芸能人(女子)と社長陣とのデートをセッティング
へぇ〜〜〜と思わず全部見たわたくし。

そんな今をときめくIT社長や活躍中の編集長に会える

パワフル女性社長のトークショーに行ってみようかと思ってます。

先日このブログのバカっぷりを反省するきっかけにもなった経沢香保子氏が率いるトレンダーズの主催です。

その昔、神田うのちゃんがゲストになったこともあるんだって

毎月、ゲストをお迎えして開かれているトレンダーズ主催のトークショー『トレンダーズサロン』

その昔、神田うのちゃんがゲストになったこともあるんだって

今回は大手雑誌の編集長の方々、

12月にはなんとIT社長、サイバーエージェントの藤田晋氏がゲストらしいです


行きたい方は下記詳細をご覧ください。
*但し女性限定イベントなので男性陣のみなさまゴメンネ。


◆◆第6回トレンダーズサロン◆◆

【日時】

  10月25日(水) 19:00〜21:00 

  ラディソン都ホテル 本館地下2階 醍醐
   
  無料(要申込) (一部、プラチナ有料席もあります)

【出演者】

  日経ビジネスアソシエ編集長 渋谷和宏さん
  とらばーゆ編集長 河野純子さん
  トレンダーズ 経沢香保子さん

【テーマ】
  
  『女性リーダーについて語る

  日経ビジネスアソシエ編集長 とらばーゆ編集長 VS 経沢香保子』


 *詳しくは↓
http://trenders.co.jp/salon061025/index.html







valenza1 at 15:24|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

2006年10月11日

イタリア料理にショウガ?

昨日は朝からWebのサイトの取材で、教室のみんなに協力してもらいました。

ありがとう

そして今朝は『あるある大辞典』からの問い合わせ。

しょうが(イタリア語でzenzeroゼンゼーロといいます)の各国料理を調べているのですって。

で、イタリア料理で調べ物をすることに。

以前は別の番組でボローニャのラグー・ボロネーゼの起源について調べてくれって言われて、これはとても苦労した。

友人のそのまた友人でボローニャ在住の方の力を借りたけれど、なかなかいい情報が出てこなかった。

そのまた前はドラマでのローマ料理についてアドヴァイスすることがあったけれど、TVの問い合わせっていつも急で、今すぐ調べてっなんていうのが多くて大変。

でもイタリア料理に関する調べ物は私にとっても興味あることなので、大歓迎なんだけどタイミングの悪いことも。

新幹線の中にいるときに電話かかってきちゃって、手元に資料もなく、おまけに2、3日名古屋に行くなんて時はお役にたてなかったり

ところで、ショウガzenzeroですが、

イタリアではzenzeroって、お醤油っぽい、新イタリア料理的な使われ方はするけれど、伝統料理なんて聞いたことが無い。
でも調べると、結構なお料理がでてくるんですね。これが。
基本的には、中国や東洋のものって感覚みたいです。

結局、エミリア・ロマーニャ地方では丸ごと鶏の詰め物の中にスパイスと同様にして詰め込み、ボッリート(ゆでる)にする料理とか、

トスカーナ州ではLumacheルマケ(かたつむり)の料理にハッカとセットで使われたり、子ヤギの内臓料理や干しタラの煮込みに、やはり臭み消しに使われたりしているよう。

干しタラと言えば今夜のレッスンはベネト州のバッカラを作るので、バッカラ(干しタラ)を探しました。

軽井沢のスーパーにはいつでも売ってるし、干物コーナーには常にあるという感覚でいたわたくし。

都内のスーパー数件に電話調査したところ、意外においてない。。。

そのうちわかった事。

干しタラと言ったのがいけなかったみたい。

一夜干しのタラの切り身と思われたみたい。

すきみタラとか、棒鱈をもちだしたら、やっとニュアンスが通じた

結局六本木のマルシェっていうスーパーにあったんだけど、

最初からすきみタラって言ってたら、もしや他店にもあったのかも?

これ美味しくってパンがいくらでも食べられるヨ。

今夜は本場通りポレンタを付け合せます

valenza1 at 17:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

2006年10月10日

十和子塾

土曜日はジャルディーノ(私のお料理教室の名前)一番の美人ちゃんが来るレッスンだった。

その方、超美人ちゃんなのに、十和子さま崇拝者。

それ以上、何を目指すのか?と思うほどの美人ちゃん

ときどき秘密を探っちゃう。

本当に美人だけど、肌もキレイ

使ってる化粧品は何?何?などとしつこく聞いたり(笑)


ところで、十和子さまこと君島十和子さんが美容の本、その名も『十和子塾』を出版なさっているのをご存知だろうか?何と素顔のDVD付き

またまた、と思って、私は気にも留めなかったが、

この美人ちゃん、迷わずご購入とのこと。

それを聞いて慌てて私も、じゃあ買う!!とか言ったら、発売即完売だったそうで

夏に軽井沢の本屋で、偶然この本を見つけた。

その前で、ずっと、買おうか?買うまいか?悩んだわたくし。

いざ本を目の前にすると、ひるんだ。

結局、買えなかった・・・。

この話を美人ちゃんにしたら、最近増刷されたそうなの。

みなさま、買うなら今ですわよ

次に出会ったら、ぜったい買います宣言


valenza1 at 15:04|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

2006年10月09日

秋の味覚〜キノコ〜

イタリアのキノコと言えばポルチーニ茸だけれど、

浮気者のわたくし、お隣フランスのジロール茸やモリーユ茸が大好き

特にモリーユなんか、ポルチーニ顔負けの風味がして、

お肉のソースになんかなってるとこの上なく幸せ

モリーユ茸って日本ではあみがさ茸って言うのだそう。

ビジュアルをばっちり表現しててこれまたビックリ。

日本のキノコ王マツタケは名古屋接待で今年はすでにいただいたわたくしふふっ。


軽井沢の庭にもあちらこちらにキノコが生息しているけれど、

こちらは限りなくシメジに似ている。

かなり確実に食べれそうな気がするけれど、

キノコだけはやめておいた方がよさそう。

キノコ博士でさえ、紛らわしくて毒キノコか否か間違えてしまうくらい、

キノコの世界は奥深いらしいのだ。


昨年、友人に、『キノコ鍋の季節になったら呼んでね(軽井沢に)。』

と言われた。

なんとなく雰囲気で、そうだねって相槌を打ったわたくし。

後で思う。

ところでキノコ鍋ってなんだろう?

キノコしか入ってなくて美味しいのだろうか?

それとも肉も入れるのだろうか。

その方のご出身は飛騨高山。

ごく普通にキノコ鍋と言うだけあってこの地方ではよくある料理なのだろうか。

キノコ鍋って・・・・

確かに、軽井沢には東京に売ってないキノコがたくさん売ってる。

ひら茸、くり茸etc.....

イタリア料理のリゾットはキノコだけでじゅうぶん美味しいから、

きっとキノコ鍋も・・・・(!?)




valenza1 at 16:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

2006年10月08日

ゴミ箱オトコ

ちっともブログの質が向上しなくてごめんなさい。

とうとうこれも言っちゃうとかなりわたくしの人間性が危機にさらされるような気もしますが・・・

でも言っちゃう(笑)



『時々ゴミ箱あさることない?』と中学校以来の親友にボヤくと、

瞬時に意味を理解した彼女は、『ある、ある』と。

もう捨てたハズの男友達を携帯のメモリーみながら検索し、

まだ使えるかどうか、ゴミ箱をむしかえすのだ。

どうしても飲みたい夜とかね。

六本木の女だった頃はよくやった。

先日、久々に突然のご機嫌伺いメールが、ある男友達から来た。

友人にも同じメールが来てた。

その友人ったら、こうだ。

『ゴミ箱あさられた?』

そう、私達もしかり、ゴミ箱オンナとなったのだ。

valenza1 at 19:17|PermalinkComments(7)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

2006年10月07日

チャージ!!

昨日は忙しかった。

朝から銀行、郵便局、お料理教室。

テキスト作り。

買出し。

料理試作、写真撮影。

その後、大雨

何故か名古屋行く日は雨が降る。

走って走って新幹線に乗る。

暑い。車内が湿気で蒸し暑い。

あわてて車内販売を呼び止めて

『つ、つめたいお茶を〜』

急いでPC広げて、写真を取り込み、テキスト仕上げ。

するとスゴイ睡魔が。。

でも名古屋は近い。すぐ着くの。。

タクシーに乗り、教室へ。

タクシーの運転手さんにも言われたけど、

『重いトランクだね〜』

いつも言われる。

そうなの。スゴク重いの。

重い荷物、走って走って汗だくで頑張ってるの(笑)

6階へ上るエレベーターの中で、

『旅行行って来たの。い〜ね〜

とおじさん。

ゴ〜ン

ふー到着、もつかの間すぐ教室が始まる。

えりこちゃんに疲れた顔を指摘され、

東京での夜の活動を激白。

激疲れで爆睡。

すごくたっぷり寝た。久々。

今日は読書、ネイルサロン、お買い物、ユンケル。

自分にチャージですのよ



valenza1 at 00:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

2006年10月06日

昨日は71人もの人が・・・

昨日のスコア わ〜い


訪問者数
[10/05]の訪問数: 71


おバカっぷり炸裂なブログ気にしてるって記事にさっそく皆さまから
温かい励ましのメッセージいただきました。

それでも面白い。好きですよ。って。(赤面)

名古屋のとある大手情報誌の担当者さんが、
後輩をウチの料理教室に送り込んでくださるそう。

その中に、『ブログも面白いっ』って言葉が・・・・

バカっぷりに気づいて以来、プレッシャー感じてます。

いつも、書きたいこと、

ものスゴ〜く言いたいこと、

ものスゴ〜くバラしちゃいたいこと、

面白いけど刺激の強すぎること(笑)

結構吟味して小出しにしているの。。。。。

でも言っちゃう。

面白かったんだもん

とある男性から、

秘密を聞いてしまった。

結婚相談所に3つも入っているという

ものすごくモテるらしいその彼の口から出た言葉、

『結婚できたらいいな〜って思って。』

わからないものね。






valenza1 at 12:29|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

今夜はちゃんと寝ます

今日、名古屋の教室につくなり、アシスタントのえりこちゃんに言われた。

『顔、疲れてますよ』

実は最近睡眠不足。。。

今朝はお化粧したハズなのに、みんなの前でふと鏡に目がいったら、

きゃ〜!!

なんかお化粧薄いかも??

慌ててさらに塗ってみたけど、変わらない。。。

こ、こ、これは、、、化粧のせいではなかったのことよ。

でもコラーゲン飲んだし、コラーゲンたっぷりの参鶏湯食べたしぃ〜っていう私に、

『コラーゲンじゃあ元気でません。』とえりこちゃん。

まあね




valenza1 at 00:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

2006年10月05日

今から名古屋

ひゃ〜

時間が無いっ。

今から名古屋行ってきます。

今夜は名古屋でお料理教室。

しかもしかも、、、、

肉も持っていかなきゃなんない。

さっき、50人前の肉を買ってきたんだけどスゴイ量だよ。

ひゃ〜

P.S.〜トリビア〜
新幹線にオーボンヴュータンのクッキー売ってるの知ってたぁ?
しかも、コーヒー頼んで、なんかクッキーかなんかありません?って
聞いたら、オーボンヴュータンを始め3種類くらいのお菓子やさんの
クッキーから、「どれにいたしましょう?」ときた!
新幹線もなかなかやるじゃん。

valenza1 at 14:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

2006年10月04日

ららぽーと豊洲

明日グランドオープンの『ららぽーと豊洲』のプレオープンに行ってきました。

プレオープンでも通常通り店は営業してるとのこと。

大喜びで駆けつけました。

その広いことといったら。

香港のパシフィックプレイスやマレーシアや上海のショッピングモールを思わせる広さ。

高級店は入っていないけど

でも私の大好きな東急ハンズもあったし、築地からちょっとの距離だし、意外に足を運ぶことになるかも

valenza1 at 21:35|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜 

ドイツ大使館でパーティー♪

昨晩は東西ドイツ統一記念日ということで、ドイツ大使館でパーティー

ドイツ大使館はよく映画やイベントの案内はもらっていたんだけれど、入るのは今回が初めて。

出かけようと思ったその瞬間に

『正装だよ。』って同伴の友人からメールが。
あわてて着替えたわたくし歩いて5分だからパーティー姿のまま何も羽織らず参上。
ドイツ大使館








午後6時から11時までというその盛大なパーティーにはパッと見た感じだけでも
1000人を超えるお客様がいらしたのではないかしら

広大なお庭全部を開放して、とても素敵なガーデンパーティーでした。
起伏のある日本庭園というか、公園って言っていいくらいの広い敷地なので、歩くのも大変。
ヒールが芝にグサグサ刺さる。
とにかく広いから、お庭中にお食事や飲み物のテーブルがセットされているの。

ドイツといえばビールだけどワインも各種。
甘口から辛口まで。
ドイツのワインは甘いから敬遠してたけど、ソムリエも待機していて、美味しい辛口を選んでくれたの

ソーセージを焼く屋台や、ドイツパンをパン屋さんのように各種とりそろえた可愛いパンカウンターや、チーズカウンター、コックさんがずらっと並んだドイツ料理を各種ならべたテントなど。
ドイツ料理はイタリアのドイツ語圏にもあるから、興味深いお料理も数々。

デザートもザッハトルテや各種美味しそうなケーキがいっぱい。

ケータリングは何とウェスティンホテルだったからそれはそれは立派なお料理。

来てる人たちはイタリア大使館のパーティーの時のような、芸能関係者、有名人といった姿はなく、本当に政府系や企業系の大人たちばかりだったわ。でも結構混雑していたので、それほど回りを見ていたわけではないのでわからないけど。

お土産はチョコレートやベートーベンのCD,アウディのパンフレット、ブレーメンの可愛い絵本、ワールドカップの時のお手玉などなどでした。

久々の大使館パーティーでのゴージャスnightだったわ。


valenza1 at 14:17|PermalinkComments(2)TrackBack(0) パーティー 

2006年10月01日

超おもしろい♪

遅ればせながらやっとスカイプデビューを果たしたわたくし。

これって超おもしろい〜

やめられない。

これが愛する二人だったら・・・・・

国際恋愛もなんのその。

これがタダなんだから、スゴクない?

valenza1 at 18:58|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 日記〜ひとりごと〜