住宅トレーサビリティ(家の血統書)と不動産の資産価値を考えるブログ

住宅トレーサビリティ(家の血統書)は「低価格」「安全・安心」「資産価値を守りたい」という消費者の皆さんの思いを実現するツールです。住宅トレーサビリティに出来ること掘り下げて考え、情報発信していきます。

建物の「資産価値」を見据えるには、建築士法の「重説」に建材品質・価格を結び付けて記録する事が必要です!

こんにちは。

タイトルは長いですが、内容は簡潔です。

建物の「資産価値」を見据えた建物の評価を行うためには、
建築士法の「重要事項説明」に加え、工事・施工の各段階
における建材の質・価格を併せて記録
することが必要です。

既存の建築関係資料(建築確認申請や設計書、見積書等)では、
時系列での、法令に基づいた設計通りの「施工」が担保されない。
 資産価値が把握しずらい。

(⇒施工不良問題。手抜き工事。消費者等への説明不足・品等の
劣る安い資材を使って「中抜き」も生じてしまうおそれ。)

結果、設計と数回の検査、あとは「信用してくれ」という、工務店等
の言うがままになる可能性があります。金融機関の融資の審査資料と
しても弱いのではないか、と考えます・・・。
 
ですので、建築士法の重要事項説明に求められているように、
・設計と施工(工事)の照合、(報酬額も)
を記録し、書面で消費者や金融機関に説明できることが「資産価値」
の見える化に必要
となります。

血統書図
(クリックで拡大できます。)




加えて、上の図の住宅トレーサビリティで
・建築の各段階で、設計⇒施工(工事)を照合・確認し、
・この施工にかかる「建材の質・価格」を結び付け、
書面に記録する。
こうすることで、時系列で建物の「資産価値」が把握できます。


金融機関のみならず、消費者も、保険業者も、今後の売当事者も、
紛争処理の解決にも「同じ土俵(様式)で」みんなが資産価値を
把握して、次なるアクション・判断を行うことができます。


裏返しに言うと、「工事監理」の結果と、工事に使った
「建材の質・価格」が分かることにより、日本の建築・不動産の
諸課題は一気に解決できると考えます!

いよいよ国が「安心・安全の建物づくり」の核心に迫りました!

こんにちは。

今回の記事は「レオパレス21 建築士3人の免許取り消し」です。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20191220-00000328-nnn-soci

(yahoo!ニュース(日テレNEWS24)より)

この記事は、レオパレス21のアパートで施工不良が相次いで見つか
った問題で、国土交通省が建築士3人の免許を取り消した、というも
のです。

安心・安全な家づくりを行わない建築士には、免許取り消しもあり得
る、しっかり設計・施工を行いなさいというメッセージになっています。

そしてポイントは、今回の処分は記事にもあるように、設計士が「設計
図通りに工事が行われているか確認を十分に行わなかった
ため」
という部分です。

これまでお伝えしたとおり、安心・安全な家づくりの核心部分は、設計
に基づき(消費者に説明したとおり)、施工がなされたことを証明する
ために、施工の記録が残しましょう!
という事です。記録があれば、
設計図どおりに工事が行われたことを十分に確認できますし、第三者に
対する証明にもなり得ます!


施工の記録があれば、施工不良や不具合の原因を追及し、速やかに
安心・安全な建物に修繕することができます。


また、設計・施工業者も、設計図通りに施工を行っているはずですから、
それを記録に残しておけば、自分たちの責任ではない(例えば建材自体
に不具合があった!)などを証明することができます。記録は、業者さん
の揚げ足を取るモノではなく、反対に、真面目な・きちんと施工した業者
さんを守るモノなのです。
(そのために住宅トレーサビリティ「家の血統
書には、施工に関する保険が付いているのです!)


売り手はリスクを伝えない、それが今の不動産業界。だから記録で「もしも」に備える!

こんにちは。少し間が空いてしまいましたが、また消費者
の方が不安になる記事です・・・。

「2022年、タワマンの「大量廃墟化」が始まることを
ご存じですか 不動産業界では暗黙の常識」
https://news.livedoor.com/article/detail/16938979/

この記事のポイントは「売り手はリスクを伝えない」に集約
されます。

「管理組合向けコンサルティング会社・ソーシャルジャジメン
トシステムの廣田晃崇氏は次のような例を挙げる。
『長期修繕計画書では、何年目の工事にいくらかかるか概算
が記されていて、そこから積立金の月額を割り出します。
ところが中央区のあるタワマンでは、基礎的な数値に間違いが
散見されました。自動ドアの枚数が実際の半分だったり、消火
設備の数も少なかったりして、30年間でかかる修繕費が5億円
近くも過少に見積もられていたケースがあったのです


こうした明らかな見積もりの甘さには、デベロッパーの「売ら
んかな精神」があることは否定できない。住民側が問題に気づ
くためには、
やはり結束力の強い管理組合が必要になってくるが、
ことタワマンではそううまくいかない。

             (以上ライブドアニュースより)

基本的に長期修繕は、建ててから12年目くらいに、建物の老朽化
とともに、資産価値(生活環境)を維持するために、外壁などの
仕上げ、設備等の入れ替えを行うものです。
そしてそれは、建てたときと同じスペック(規格・品質・価格)
のものに取り替えます。


ということは、建てたときのスペック(規格・品質・価格)が
分かっていれば、極端な話、12年後に老朽化部分を新品に取り替
えればいいだけで、記事のような、消費者の目先を欺くような
「過少見積もり」「心地よい説明」にはならないはずです。


消費者が不安になるのは、いつも業者の「説明不足」、あるいは
記事の言葉を借りれば「売らんかな精神」です。
聞いていた話と違う、説明を求めればたらい回しにされる、人生
プランまでも狂ってくる・・・

業者さんを信じるのも一つのやり方ですが、そろそろ皆さん自身
で出来る自衛策を講じることも必要
だと思います。
それにはやはり「記録」「手抜きしない宣言」「保険」「ADR」
が揃った、皆が同じ情報、エビデンスをもとに価値を把握する、
そんな様式が必要です。
その様式こそがトレーサビリティなのです!!!

形だけその場しのぎの「信頼・信用」から、トレーサビリティの記録の裏付けがある「信頼・信用」へ

こんにちは。

今まで見てきた通り、住宅や建物建築では、トレーサビリティ
によって記録を残すことにより、誰が何時みても同じ情報
(建材・施工の結果・出来上がり・価格等)触れる
ことが
できます。

ですので、もし不具合が起きた時にも振り返ることができる!
    ↓
不具合は「人(工事)」か「モノ(建材)」のいずれかが
悪い場合に起こりますから、原因を特定
できる。
    ↓
「人(工事)」が悪い場合には、工事のやり直しをしてもらう
「モノ(建材)」が悪い場合には、保険を使って、取り換えて
もらう。
    ↓
消費者の皆さんは、不具合のない、資産価値に見合った家・
建物を手にする
ことが出来ます。

よくある質問として
Q.データの改ざんが可能ではないのか
A. トレーサビリティは、関係業者、消費者、金融機関が同じ
情報を持ち合う
事になりますので、例えば業者と金融が結託して
一つの情報を改ざんしたとしても、それはほかの業者にバレます。
というわけで基本的に改ざんは不可能です・・・。

Q.「記録に残る」ことを悪用して、悪いことする業者がいるの
ではないか。不具合が分かっても、業者間をたらいまわしにされ
るのでは?
A.そうですね、改ざんがダメなら、何も知らない消費者にあら
かじめ「ウソ」を教えておいて、その「ウソ」どおり工事等を
行えば、表面上はバレないかも知れません・・・。
 そこで、この住宅トレーサビリティでは、本来なら当たり前の
事ですが、工事等を行うにあたって各業者に「手抜きしない」
宣言を出してもらいます!
そのうえで、悪いことをしたなら、
もはや「知らなかった」では済みません。然るべきリカバリー
をその業者にやってもらいます。
 また、こうした「悪いこと」をした業者には、この住宅トレー
サビリティを、原則二度と「使わせ」ません!

悪いことして罰金や業務改善を喰らっても、前回のお話のように
悪いことする業者は「何度も」同じ悪いことをしようとします。

あくまで、この住宅トレーサビリティは「消費者視点」がスタート
なので、業者の利益<消費者の利益、これは最後の最後まで突き通
します!

このことを「キビシイ」と思われる業者さんには、使ってもらわな
くてよい
、という趣旨です。

 



記録がないと我々消費者は忘れます。業者は「忘れやすい消費者」を忘れません!

こんにちは。
今日もニュースを少し。

大和ハウス社長、不祥事を謝罪 
原因「対話不足やチェック不備」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-00000052-kyodonews-bus_all

(6/25 yahooニュースより)

というわけで、ここ数年施工ミスや建築基準法違反の
物件が表に出てくるようになったわけですが、今回は
大手です。
「大和ハウスだから安心」という消費者の方もいらっ
しゃるわけで・・・。そういう意味では裏切られた感
も強いですね。

しかしこの大和ハウスも、今回が初めての不祥事じゃ
ないようです。記事にも「国内住宅の問題では一部
の設計責任者が2007年ごろに違法性を認識していたこ
とも判明している。」とありますし・・・。

要するに消費者はカモにされているわけです。
不祥事があっても、我々消費者は忘れます。業者は
覚えています。消費者が都合良く忘れてくれること
を業者は覚えています。

だから「繰り返される」んです!

当然全部が、というわけではありませんが、これから
家を建てたりリフォームしたりする人は「もしかす
ると」また同じように不良施工されるかも知れません。

だから建築に当たっては、消費者は自衛のため、記録
を残すべき
です。消費者の皆さんが一から勉強して
自ら記録を残すのではありません。設計士や工務店が
工事監理として、適切な仕事とチェックを行い、その
ついでに写真を撮るだけ
なのです・・・。たったそれ
だけなんです!

しかし、いよいよ根本問題は「施工記録」がないこと
に絞られてきました!
消費者のための建築が日の目を
みるまで、あともう少しです!

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