2009年10月21日

メタ認知。

メタ認知は自尊感情を高める働きがあると思います。
さらに、三宮真智子さんが紹介する「メタ認知的自覚」スキルは対立や課題解決に有効と感じました。

◆  否定的な認知が浮かんだ場合にも、それが事実でないことを客観的に認識し、そこから距離をとれることをメタ認知的自覚(metacognitive awareness)という。

◆ 距離をおいた客観性(detached mindfulness)とは、自分の思考は事実ではないと考えて距離をおくこと、注意を柔軟に切り替えること。

◆ 理論的分析(理論的・積極的な問題解決スキル)
  そのことが自分にとって何を意味しているのか落ち着いて考えられる。
  そうなった理由をいくつか考えられる。
  どうしたらよいか、思考や行動の選択肢をいくつか考えられる。
  その状況のよい面と悪い面を考え、行動の可能性を探ることができると思う。
  自分の状況のとらえ方、ものの見方のくせについて考える。
  問題を解決するような想像をする。

◆ 破局的思考の緩和(否定的な思考から距離をおくスキル)
  よい気分はしないけど、破局的には考えない。
  そのような状態から引き起こされる悪い結果が頭に浮かんでも、それは自分の想像によるものだと思う。
  そのような状況でも明るい希望をもち、逆境を自分の利益に変えられると思う。
  その状況から悪い連想を発展させない。
  その状況を深刻に考えてしまうとき、いったん考えるのをやめられる。

出典:三宮真智子 編著(2008年)「メタ認知 学習力を支える高次認知機能」北大路書房 200ページ。

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